目次
初心者でも育てやすいサボテンは、縁起のいい花言葉や風水的な効果もあることから、大切な方へのギフトとしても大変人気があります。そこでこの記事では、
- サボテンの花言葉
- サボテンの風水的な効果
- サボテンをプレゼントするときの注意点や意識すること
- おすすめのサボテンの品種
- サボテンの基本的な育て方
花言葉が素敵な観葉植物サボテンって？
サボテン（仙人掌）の特徴を知ろう
サボテン（仙人掌）はサボテン科の多肉植物の一種です。他の多肉植物との違いは刺座（しざ）があるかないか。刺座とは、トゲの付け根にある白い綿毛の座布団みたいな部分のことで、全てのサボテンにはこの刺座があります。原産地はアメリカ大陸〜中南米にかけての地域ですが、その過酷な環境に耐えうるためにサボテンのトゲは進化したと言われています。ちなみに日本には16世紀後半にポルトガル人によってサボテンがもたらされました。当時、このサボテンを伝えたポルトガル人は、サボテンの樹液を石鹸がわりに使っていました。ポルトガル語で石鹸は＝「Sabao」という単語です。この「シャボン」という読みが訛り、日本では「サボテン」と呼ばれるようになったのです。サボテンを育てるときれいな花が咲くことがある
基本的に全てのサボテンは、子孫を残すために開花期になると花を咲かせますが、自生地とは違う日本の環境の影響や、開花に年月がかかるものが多く、なかなか花を見られない場合が多いです。しかしながら、花サボテンという毎年決まって開花する属のサボテンもあります。こちらは春頃になればピンク色や白色のデイジーのような大変美しい花を咲かせるので、花が見たいという人はこういった種類のものを選ぶといいです。サボテンの花言葉や綺麗に保つケア方法を徹底解説
サボテンの花言葉や風水的効果、そして基本的な育て方やケアの方法を徹底解説していきます。花言葉や風水的なイメージが掴めれば、サボテンに対する思い入れも強くなり、それだけ大切に育てる気持ちが芽生えてくるはずです。総合的にサボテンの魅力を学んでいきましょう！【必見】サボテンの花言葉とは？
サボテンの花言葉①【枯れない愛】
サボテンは恋愛にまつわる花言葉が特に豊富です。この「枯れない愛」という花言葉も、サボテンが砂漠などの過酷な環境で枯れずに生きることに由来しています。枯れない愛とは「永遠に続く愛」のことを意味します。サボテンの花言葉②【燃える心】
「燃える心」。これはサボテンが燃えるように熱い環境でも大きく成長し、色鮮やかなカラフルな花をつけることに由来しています。サボテンの花言葉③【暖かい心】
「暖かい心」は「枯れない愛」からの派生で、やはり愛の気持ちを込めた言葉です。人が恋愛模様の中で、惹かれ合う気持ちを表現したり、パートナーを思いやったりする優しい気持ちを表現しています。サボテンの花言葉④【偉大】
「偉大」という花言葉は、母親の優しさ、母親の愛の偉大さを表現しています。そこから転じて、サボテンは母の日の贈り物としても最適です。ちなみに和名ではサボテンを「仙人掌」と呼んでいますが、この言葉にも大きな存在に対する畏敬の意や感謝の気持ちが込められていますね。サボテンの花言葉には怖い意味もあるのか？
たしかにサボテンには、ロマンチックな花言葉ばかりでなく、怖い言葉も存在します。有名なのはサボテンのトゲから由来した「風刺」という花言葉ですが、これは社会を批判したりするような意味の言葉です。当人としては感謝の気持ちを込めて人にサボテンを贈ったつもりでも、「風刺」という花言葉の連想から、皮肉として受け取られてしまう恐れもあります。また、前述した「枯れない愛」という情熱的な花言葉も、現代においては少し重すぎる気もしますし、人によってはストーカー的な執着を感じさせるものかもしれません。ものは言いようで、そこまで気にする必要もない気もしますが。【もっと知りたい】サボテンの風水効果
風水効果①【厄除け】
部屋の中にはトイレやお風呂といった、体に溜まった汚れや厄を洗い流す場所が存在します。そういった場所にサボテンを置くことで、溜まった不浄なものを祓い落とす厄除けの効果が期待できます。風水効果②【魔除け】
サボテンの持つ鋭いトゲは、悪い気を跳ね返す魔除け効果があるといわれています。 窓際やベランダなどに置くと、外部の魔物や外敵から家や人を守ってくれます。 また、気のめぐりが悪い場所に置くと邪気を吸い取ってくれます。 その影響によりサボテンが枯れることもありますが、それはサボテンが悪い気を吸ってくれたサインです。風水効果③【邪気除け】
邪気と聞くと恐ろしい悪霊等を連想してしまう人も多いかもしれませんが、風水でいう邪気とは悪い気の流れのことです。サボテンの鋭いトゲは、部屋の中に忍び込む邪気の侵入を食い止める効果が期待できます。良い運気まで跳ねのけることがあるので注意
サボテンは悪い気だけではなく、良い運気まで跳ねのけてしまうことがあります。そのため、良い運気が行き交う玄関などには置かなないほうがいいとされています。【場所別】サボテンの風水効果を高めるならここ！
トイレに置くと家族の健康運を高める
風水では「トイレ」は家族の健康を司る大切な場とされています。しかしながら排出物を流す場所であるため、悪い気が溜まりやすく、不浄の場ともいわれます。そこで厄を祓落とす効果のあるサボテンを置き、大切な家族の健康運をUPさせることに期待しましょう。換気をしっかりしたり、トイレを清潔に保つことで風水効果も更にUPします。ベランダに置くと外からの邪気を払ってくれる
「ベランダ」は、良い気と悪い気の行き交う場所で、もともと邪気が部屋に流れ込みやすい場とされています。こういった場所は綺麗に保つに越したことはありませんが、居住スペースの少ない一人暮らしの方などは、ベランダをゴミ置き場にされてる方も多くおられると思います。こういった場合に、サボテンを置くことで、部屋の中に邪気が流れ込むのを防いでくれる効果が期待できます。また、サボテンのトゲが邪気から家を守ってくれることで、ご近所トラブルを回避できるともされています。テレビの近くに置くと気を整えてくれる
磁場を発生させる「テレビ」は風水において運気を下げるアイテムのひとつです。人間関係を悪くしたり、恋愛運、健康運までも下げやすく、悪い気を部屋に充満させる源となることもあります。サボテンをテレビの近くに置くことで、悪い気を払い除け、なおかつテレビを見ている人の気の乱れを整えてくれる効果が期待できます。職場・書斎に置くと人間関係の改善が期待できる
職場での人間関係が上手くいかないときや、仕事の能率が上がらないとき、サボテンをデスク周りや書斎に置くことで、淀んだ気を払い、仕事運のUPや人間関係のトラブル解消を期待できます！また気が滅入ったときは、可愛いサボテンを眺めたり、水やりなどの手入れをして、のんびりとリラックスするのも良いですね寝室・玄関・キッチンには置かないで！
まず「寝室」は、風水的に人間関係にかかわる場所のひとつですが、サボテンを飾ることで人を寄せ付けなくさせるといわれており、人間関係を悪化させる恐れがあります。次に家の入り口である「玄関」は、風水的にも各部屋への運気の入り口となる場所です。こうした入り口にトゲのあるサボテンを置くことで、良い運気を阻害してしまう恐れがあります。最後に「キッチン」。もともと風水では五行という概念があります。これは場の五行にとって相性のいいものを置いたりすることで運気を高めるという考え方なのですが、火や水を使うことの多いキッチンにおいては、通常、観葉植物を置くことは良いこととされています。ただし、トゲを持つサボテンは例外とされており、五行の相のバランスを乱し、良い運気をはね除けてしまうと言われています。【方角別】サボテンの風水効果を意識した方角を紹介
北東
風水的に「北東」は鬼門とされています。この鬼門の方位に玄関や窓、トイレなどの水まわりを作ると、家の中に悪いことが起きるといわれています。そういった鬼門の方角にトゲのあるサボテンを置くことで、悪い気を払い除け、室内に流れ込まないようにする効果が期待できます！南西
「北東」と並び「南西」は風水的には裏鬼門とされ、邪気の溜まりやすい場所です。こちらもサボテンを置くことで、悪い気が部屋に流れ込まないように阻止する効果が期待できます！【基本】サボテンを綺麗に保つケア方法
置き場所は季節ごとに変える
サボテンは年間を通して、雨の当たらない、日当たりと風通しのいい場所で育てるといいです。ただし、季節によって置き場所を変えてあげたほうがより良く育ちます。春と秋の置き場所
春（4月〜6月）と秋（9月〜11月）はサボテンにとって成長期となります。この時期は直射日光の当たる屋外で、しっかりと日光を当てましょう。そうすることで徒長（間延びすること）を防ぎ、丈夫なサボテンに育ちます。夏の置き場所
夏（7月〜8月）は明るい日陰（半日陰）でサボテンを管理しましょう。直射日光に注意し、遮光ネットを使ったり室内に取り込んだりして、サボテンが葉焼けしないよう注意します。冬の置き場所
11月中旬ごろまでは直射日光の当たる屋外で育てた方がいいですが、サボテンの耐寒温度を切るようになったら、温かい室内に取り込んで、日当たりのいい窓辺ででs管理します。水やりは季節ごとに変えることが重要
基本的な水やりの考え方は、乾燥地帯に住むサボテンの特徴に合わせた乾き気味の環境を作ってやることです。それに加え、サボテンの成長や季節のサイクルにあわせて、水やりの頻度や量を変えてやる必要があります。春の水やり方法
春（4月〜6月）はサボテンの成長期にあたります。健やかな成長のためにもお水が必要なので、土が乾き切ってからたっぷりのお水あげをしてあげます。夏の水やり方法
夏（7月〜8月）はサボテンの動きが緩慢な時期となります。水やりの量・頻度は控え目にしてあげるようにしましょう。また、熱い時間帯にお水をあげると水が煮えたくってしまいますから、涼しい朝夕の時間帯を狙って与えるようにします。秋の水やり方法
秋（9月〜10月）も春同様にサボテンの成長期ですから、土が乾き切ってからたっぷりとお水を与えてあげます。冬の水やり方法
冬（11月〜2月）はサボテンの休眠期です。完全に断水するか表面を湿らす程度のお水を月に一回程度与えればいいと思います。水を渋り気味にすることで、暑さ・寒さに強いサボテンに育ちます。肥料は成長期に適量を与える
春と秋の成長期に、しっかりと適量を与えてあげることで生育を促してあげることができます。肥料の種類としては、希釈タイプの液体肥料をお水やりの代わりとして、月に1〜2回ほど与えてあげればいいです。土は排水性と通気性がポイント
サボテンが蒸れづらい、排水性と通気性にこだわった土を選べばいいです。軽石や鹿沼石をベースとした排水性と通気性に優れた「サボテン用の土」が売っていますので、初心者の方は是非そちらを使ってみてください。サボテンはプレゼントとしても人気が高い
サボテンのプレゼントが人気な理由
一番の人気な理由は、サボテンが育てるのに手間が掛からず、枯らす心配の少ない植物だからです。こまめな水やりの手間が省けるため、家を留守にしがちな方に贈る場合でも安心です。もうひとつの理由に、グリーンをお部屋に取り入れることでアクセントとなり、お洒落な空間作りができる点もあげられます。特に花や観葉植物と比較した場合、サボテンはより男性の部屋や感性に溶け込みやすいので、父の日のギフトや彼氏へのプレゼントとしても最適です。「花言葉」と関連づけて考えても、サボテンは種類によって複数の花言葉があるため、相手のタイプによって贈るサボテンを選べる利点があります。サボテンをプレゼントするときに気を付けること
サボテンをプレゼントする際に気をつけることは、贈られた相手側の気持ちに立って考えることです。自分がサボテンをもらう立場だったとして、自分の感性やライフスタイルに合わないものを贈られても困るだけですよね。ですから、できるだけ相手の立場に立って選んであげることが肝要です。贈る相手の趣味嗜好に合わせたものを選ぶ
贈る相手の方の趣味嗜好に合わせたものを選べば、喜んでいただける可能性も高くなります。お部屋のインテリアのテイストに合ったサボテン・鉢をイメージし、どんなものを選べばいいのか、じっくり吟味することが大切です。そういった過程を経て選ばれた贈り物は、もし仮に好みとズレたものを選んでしまったとしても、付け焼き刃ではないので、相手の方の気持ちにしっかりと届くものです。サボテンのサイズ感を気にする
サボテンのサイズ感を考えて贈ることも大事です。たとえば一人暮らしの方にはミニサボテン。反対に、広いおうちにお住まいの方には、彩雲角や金晃丸などといった、インパクトのある大きさのものを選択するのもアリです。お部屋の感じがよく分からなければ、ミニサボテンを選ぶのが無難かも知れません。子どもがいる場合はトゲなしサボテンが安全
家庭に小さなお子さんが居られる場合は、トゲのあるサボテンは危ないと感じる方が多いです。そういった場合は、柱サボテンなどのトゲがないものを贈れば安心ですよ。プレゼントに最適なサボテン3選を紹介！
ウチワサボテン【偉大・熱愛】
ウチワサボテンの花言葉は、「偉大」、「熱愛」です。平たく丸い茎がうちわに似ていることからこの名前で呼ばれるようになりました。うさぎのような愛らしい姿は女性人気が高いので、彼女に送ったり、日頃お世話になっている母親に贈ったりするのに最適です。キンシャチ【はかない夢】
キンシャチの花言葉は「はかない夢」です。これはキンシャチが花をつけるまでに30年以上かかるということに由来しています。しかし儚さよりかは、丸っこい愛らしさや、どこか懐かしさを感じさせるレトロな姿から、万人に愛されるサボテンとして人気です。ヒボタン【燃える心・情熱】
ヒボタンの花言葉は「燃える心」、「情熱」です。燃えるような花というよりかは、コンペイトウのようなどこか作り物めいた風情に愛嬌があって可愛いサボテンです。万人に好まれるルックではないかも知れませんが、個性的な相手への贈り物としては最高だと思います。何よりヒボタンの花は、一年以上枯れないという強者です。サボテンの花言葉に関する質問
サボテンの花言葉にまつわる質問にQ＆A形式でお答えします！Q. サボテンを北東に置くといけないといった記事も見かけるのですが、どちらが正しいのでしょうか？
A,北東に置くといけないというのは間違いです。 この記事でも紹介した通り、北東は鬼門であり、その鬼門の位置にサボテンを置くことで邪気を払う効果があります。おそらく質問者さんのおっしゃってるのは、「玄関が鬼門の方角にある場合は、サボテンを玄関においても問題ない」と言われていることいについてだと思います。本来風水上では、玄関にサボテンを置くのは、良い運気までサボテンのトゲが払ってしまうからNGとされています。ただし、鬼門に玄関がある場合は、もともと鬼門に良い運気は流れていませんから、悪い気を払うサボテンを置くのがOKになるんです。ややこしい説明で申し訳ないですが、そういうことです。Q. サボテンの花言葉は品種によって違うのですか？
A,おっしゃる通り品種によってサボテンの花言葉は違います。 サボテン全般の花言葉は、「枯れない愛」「燃える心」「温かい心」「偉大」の4つだとされていますが、細かい品種には、さらに別の花言葉が存在し、かつ国や地域によっても変わります。たとえば、シャコバサボテンというサボテンの花言葉は「美しい眺め」。月下美人というサボテンの花言葉は「はかない美」さらには「はかない恋」と言葉が複数に枝分かれしています。一体全体サボテンの花言葉が幾つかあるのか、全く把握しきれません。これはサボテンに限らずですが、花言葉は伝来の度に派生が生まれ、そこから新しい花言葉がどんどん増殖していくものです。そういった言葉の派生や複数の解釈（怖い解釈も含む）を含めて楽しむものだと捉えてください。Q. サボテンって多肉植物のように見えるのですが、多肉植物の仲間ですか？
A,サボテンは多肉植物の仲間です。 他の多肉植物との違いは刺座（しざ）があるかないかです。刺座とは、トゲの付け根にある白い綿毛の座布団みたいな部分のことで、全てのサボテンにはこの刺座があります。サボテンはこの刺座をもったトゲの部分で、動物に食べられるのを防いだり、空気中の水分が露となる表面積を増やしたり、植物全体を覆って砂嵐や冷気から身を守ったりしているみたいです。どうも過酷な環境を生き抜くために進化した器官みたいですね。サボテンの花言葉はめちゃくちゃいい！特徴やお世話方法まで徹底解説のまとめ
いかがでしたか？サボテンの花言葉はロマンチックで情熱的なものが多く、たいへん素敵だということがよくわかりましたよね。この記事をまとめると- サボテンの花言葉は「愛」を表現したものが多い
- サボテンの風水的効果は厄や魔、邪気を払うこと
- 育て方のコツは季節によって水やりの方法や置き場所を変えること
- サボテンの花言葉やサイズ感、醸す雰囲気はプレゼントとして最適