パキラにきのこが生えることあるの?対処方法やおすすめ商品を紹介

パキラにきのこが生えることあるの?対処方法やおすすめ商品を紹介
記事内に商品プロモーションを含む場合があります  #PR

目次

インテリアグリーンとしても人気の高いパキラ。パキラの鉢植えを育てていたら、土の表面にある日突然きのこらしきものが生えてる!と驚いてしまったことはありませんか。驚きとともになんだかショックですよね。 実は、パキラをはじめとする観葉植物を育てていれば、きのこが生えることは珍しいことではないのですが、初心者の方や、初めてきのこが生えているのを発見した場合、どのように対処したらいいか分からない方が多いのではないでしょうか。 そもそも、パキラにきのこが生えてしまった原因も知りたいですよね。また、きのこが生えないための予防策はあるのでしょうか。 そこでこの記事では
  • パキラにきのこが生えるって本当なの?
  • パキラに生えるきのこの種類は?
  • きのこが生えてしまった時の対処法は?
  • きのこが生える原因と対策方法は?
  • きのこ対策におすすめ商品
  • ハイドロカルチャーで育てるときのこが生えない?
について解説していきます。 この記事を読んでいただければ、もし育てているパキラにきのこが生えてしまっても適切な対処方法を学ぶことができます。最後には、きのこ対策におすすめの商品をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

パキラの根元にキノコが生えるって本当なの?

パキラの根元にきのこが生えた経験がなく、「本当にパキラの根元にきのこが生えることはあるの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

結論:パキラにキノコは生えます

実は、パキラをはじめとした観葉植物には、土の表面にきのこが生えることがあります。初めてきのこが生えているのを発見してしまったら、パキラが枯れてしまうのではないかと不安になってしまいますよね。 ここからは、パキラに生えるきのこの種類や対処法を解説していきたいと思います。

パキラの根元にキノコが生えるのはスピリチュアルなのか

余談ですが、実は、パキラの根元に生えるきのこの中で、幸運のきのこと呼ばれる黄色いきのこが存在します。この後に説明するコガネキヌカラカサタケというきのこですが、その姿が、仏様の像に似ているともいわれ、なんとも縁起の良さそうな見た目です。 そのきのこは、どこでも生えるわけではなく、また、生えても1~3日ほどで枯れてしまうので、見つけるのが難しいきのこでもあります。そのことから、見つけると幸運幸せを呼ぶきのこと言われています。 さらに、パキラ自体も幸福の木という花言葉を持ちます。また、別名「発財樹」という金運効果を期待できそうな観葉植物でもあります。 きのこの珍しさとパキラの縁起のいい花言葉が合わさってスピリチュアルな話がされているのかもしれませんね。

パキラに生えるキノコの種類

それでは、きのこに話を戻します。パキラに生えるきのこの種類はどんなものがあるのでしょうか。生えてくるきのこの色は白、茶色、黄色が多数の用です。代表的な3種類のきのこをご紹介します。

黄色や茶色いきのこは【コガネキヌカラカサタケ】

コガネキヌカラカサタケは先ほどお伝えしたように、幸せを呼ぶきのことしても知られています。 熱帯地域に生えるきのこで湿気がある場所を好みます。色は、個体差があり、黄色や白いものもあります。とても成長が早いきのこですが、成長が早い分寿命も短くすぐしおれてきます。しかしながら、多くの胞子をまき散らすので、最初のコガネキヌカラカサタケがしおれてしまっても、新たな個体が次々と生えてくるでしょう。 観葉植物の鉢に生えることがありますが、植物自体に害は与えないので安心してください。また、毒性についてはいまだ不明なので安易に食べないようにペットやお子様がいる方は注意してください。

白色のキノコ

白いきのこを発見した場合は、スギヒラタケまたは、オオシロカラカサタケの可能性があります。枯れ木や肥沃な土壌に発生するきのこですから、有機物を含む土でパキラを育てている場合は、パキラの生育環境によっては、これらのきのこが生えてくる可能性があります。

灰色のキノコ

灰色のきのこが生えた場合は、ヒトヨタケである可能性が考えられます。ヒトヨタケのカサは灰色から灰褐色をしており、直径は5~8cm程度です。柄は白く、10~15cm程度にもなります。最終的には黒っぽくなり、カサとひだが液状化して溶けてしまいます。 アルコールとの相性が悪く、現在は毒キノコと指定されています。食用のササクレヒトヨタケと形や名前が似ていますが、誤って食べないようにしてください。

パキラの鉢にきのこが生えた時の対処法

パキラの鉢にきのこが生えてしまったら、どのように対処していったらよいのでしょうか。3つの対処法をご紹介します。

ゴム手袋を装着して手で抜く

直接きのこを手で触るのに抵抗がある方や、きのこの胞子が気になる方は、ゴム手袋をしてきのこを優しくつまんで引き抜きましょう。

ピンセットを使って取り除く

きのこの胞子が飛散する可能性があるため、できれば屋外に移動し、ピンセットを使って鉢からきのこを取り除きます。しかし、土の中に多数の菌が存在しているため、一時的にピンセットで取り除いてもまた生えてくる可能性は高いでしょう。 使用後のピンセットは念のため消毒してください。

土を入れ替える

根本的に解決できる方法は新しい用土や、無機質の土に入れ変えることです。きのこは菌が存在しているために生えてきます。古い土にきのこの菌が残っているとまた生えてきます。また、無機質の土のように、なるべく菌が少ない土で育てることで、きのこが発生する可能性を下げることができます。 土を入れ替える作業はパキラにストレスがかかります。作業する際は、パキラの根を傷つけないように優しく作業するようにしてください。

パキラにきのこが生える原因

そもそも、パキラの鉢になぜきのこが生えてしまったのでしょうか。以下の3つの原因のいずれかに当てはまると思いますので、確認してみましょう。

原因①:腐葉土やバーク堆肥に菌が入り込んでいた

まず、1つ目は、腐葉土はバーク堆肥の中にきのこの菌が入り込んでいた可能性があります。 一般的な観葉植物用の土は、樹木の皮が原料となったバーク堆肥や、落ち葉が原料となっている腐葉土が入っています。これらの土の中には、きのこの菌はもちろん、多数の菌や胞子が存在しています。 全ての腐葉土やバーク堆肥にきのこの菌が存在しているとは言い切れませんが、購入したパキラの鉢内の土や新たに購入した土に、きのこの菌がたまたま含まれていたため、きのこが生えてしまった可能性があります。

原因②:風にのって菌が飛んでくる

2つ目は、きのこの胞子が風にのってパキラの土などに付着し、きのこの生育環境が整ったために生えてきたことが考えられます。また、外出した際に衣服に付着した胞子がパキラの鉢に付着することもあります。 知らず知らずのうちにきのこの胞子が付着してしまうことは避けられないかもしれませんが、きのこが生えやすい環境にしなければ、きのこの発生を防ぐことができますので後述する対策を行ってみましょう。

原因③:鉢が高温多湿な状態になっている

3つ目は、パキラの鉢内が高温多湿な状態になってしまっていることが考えられます。 きのこは菌類なので、一般的には多湿の環境を好み、そういった場所に生えます。一方で、パキラにきのこが生えた時は注意が必要です。 パキラは乾燥を好む植物のため、多湿環境が続くと根腐れのリスクが高まります。与える水の量や、パキラを湿度が高い場所に飾っていないかお世話方法を見直してみましょう。

パキラにきのこが生えないための対策

それでは、パキラにきのこをはやさないための対策を見ていきましょう。以下3つの対策をご説明します。

風通しの良い場所に置く

まずは風通しの良い場所に置くことを心掛けましょう。風通しの悪い場所に置いていると水やりをした後は、鉢内が多湿状態になっていきます。さらに、室内に置いている場合は暖かい空気によって高温多湿状態になり、きのこが生えやすい環境が整ってしまいます。 どうしても風通しの良い場所に置くことが難しい場合は、サーキュレーターや扇風機を活用しても良いでしょう。

土を乾燥させる

きのこが好む多湿を作らないように、土を乾燥させることも有効です。具体的には、水やりを控え、鉢内の土を乾燥気味に保ちます。パキラは乾燥に強いため、水やりが控えめでも問題ありません。むしろパキラにとって好ましい生育環境と言えるでしょう。

無機質な土を使用する

対処法のところでもご説明しましたが、菌類が土内に存在していると、きのこが生える可能性があります。腐葉土やバーク堆肥は有機質の土であるのに対して、赤玉土バーミキュライトは無機質の土としてよく利用されています。こういった無機質の土は養分が少なく、菌類も少ないため、きのこの発生を抑えることができます。

【一撃必殺】きのこ対策に有効なおすすめ商品

きのこが生えてくる前に使用するおすすめ商品を3つご紹介します。ご自身が使いやすそうな商品がありましたら、一つでも準備してみることをおすすめします。

住友化学園芸 殺虫殺菌剤 ベニカXネクストスプレー

花、庭木、野菜など幅広い植物に使える殺虫殺菌スプレーです。殺虫効果はもちろん、殺菌有効成分が、胞子や菌糸を覆い、胞子の飛散や発芽を阻害する効果があります。散布作業をする際は、マスク、手袋、長袖長ズボンの作業着等を着用してください。作業後は、顔や手足、うがい等を行ってください。
商品名 ベニカXネクストスプレー
価格 1,473円
容量 1000ml
ブランド 住友化学園芸
特徴 化学防除成分と物理防除成分の組み合わせによる5種類の成分が配合された殺虫殺菌スプレー。

消毒用エタノールIPA スプレー式

こちらは、手指の消毒や掃除にも使える消毒用エタノールです。きのこが生えてしまった土を消毒、殺菌することができます。きのこが生えた土をビニールシートなどに広げてスプレーし、日光に当ててよく乾燥させてから鉢に土を戻してください。スプレーする時は、パキラにかからないように注意が必要です。火気を避けて室温で保存してください。
商品名 消毒用エタノールIPA
価格 ここに説明文を入力してください。
容量 500ml
ブランド 健栄製薬
特徴 エタノール(C2H6O)76.9~81.4vol%含有、添加物としてイソプロパノール(IPA)を含有。

自然応用科学 観葉植物を楽しむ培養土

室内で育てるのに適した、観葉植物専用に作られた培養土です。赤玉土、鹿沼土、ココヤシ繊維、軽石など、有機物と無機物がバランスよく配合されています。水はけがよく、化学肥料が配合されているので、この土を使用すればすぐに育てることができます。きのこが生えてしまった時、土を入れ替える際はこちらの培養土がおすすめです。
商品名 観葉植物を楽しむ培養土
価格 990円
容量 5L(重量3.1kg)
ブランド 自然応用科学(Applied Natural)
特徴 化学肥料が配合されている赤玉土です。

パキラをハイドロカルチャーで育てるときのこが生える確率が低い

きのこ対策について、ご説明してきましたが、そもそもきのこが生えない育て方はないの?と疑問を持った方もいらっしゃるかもしれませんね。 実は、ハイドロカルチャーはきのこが生えにくい栽培方法として注目されています。

ハイドロカルチャーとは?

ハイドロカルチャーとは、水耕栽培の一種で、ハイドロボールと呼ばれる人口の土を使って植物を育てる栽培方法です。水を表す「ハイドロ」+栽培を表す「カルチャー」の造語です。

ハイドロカルチャーのメリット

ハイドロカルチャーのメリットは主に2つあります。

手入れが簡単

ハイドロボールの表面にある無数の孔が保水してくれるため、与える水の量が少量で、水やりの頻度も高くありません。そのため、長期の旅行や出張で留守にする場合でも、水不足の心配はほとんどありません。

清潔で無臭

土を使わないため、無菌清潔、土のにおいも気にならないので、寝室やキッチンに置くこともでき、室内栽培に適しています。

ハイドロカルチャーの観葉植物を購入するなら【東京寿園】

東京寿園では、ハイドロカルチャー仕様のパキラを購入することができます。透明なガラス容器で水やりのタイミングが分かりやすく、週に1度程度の水やりで十分です。植え込み材はゼオライトを使用しており、インテリア性も高い1鉢です。卓上サイズのため、一人暮らしの方やオフィスの机用にもおすすめです。
商品名 パキラ
価格 2,680円
仕様 ハイドロカルチャー
原産地 中南米
特徴 寒さや乾燥、病害虫に強い

土はないが植え込み材にカビが生えることがあるので注意が必要

ハイドロカルチャーは与える水の量や頻度が少ないことはお伝えしましたが、慣れるまでは、水やりが難しく水を与えすぎている場合があるかもしれません。 水のやりすぎによって、植え込み材にカビは生えてしまうことがありますので、注意してください。カビが生えた場合は、植え込み材を洗って乾燥させると再度使用することができます。

パキラのきのこに関するよくある質問

ここからは、パキラに生えるきのこについてのQ&Aについてご紹介します。

Q. 生えてきたキノコはそのままにしておいても大丈夫ですか?

A,パキラにきのこが生えた場合は、できるだけ早めに対処してあげましょう。 基本的には、きのこが生えたとしても植物がすぐ枯れてしまうといった心配はないので、そのままにしておいても問題はありません。しかしながら、先ほどもご説明したように、パキラは乾燥に強く、多湿は苦手な傾向にあります。きのこが生えたということは、パキラの鉢内が多湿になっている状態が疑われます。パキラが根腐れを起こすまたは既に根腐れしている可能性がありますから、土を入れ替えたり、風通しの良い場所に移し、あげる水の量を控えてください。根腐れを起こしている場合は、パキラの葉先が茶色く変色してきます。

Q. パキラに生えたキノコはぶっちゃけ食べられますか?

A,食べるのはおすすめしません。 ガネキヌカラカサタケに限って言えば、正直なところ、いまだ毒性は不明のままです。また、他のきのこに関しても図鑑などで毒があるか食べられるかを素人が判断するのは危険です。おいしかったというレビューも中にはありますが、食べるのはおすすめできません。

Q. パキラにキノコが生えたので土を交換しましたが、まだ生えてきます。どうしたらいいですか?

A, 置き場所を変えてみましょう。 きのこの菌糸が奥まで根を張ると、何度でもきのこは生えてしまいます。土を交換したので奥まで根が張っているということはないと思いますが、きのこの胞子は風に乗って付着することが良くあります。きのこが好む湿度や温度が揃わなければ胞子が付着していても生えないので、今置いている場所よりも、より日当たりや風通しの良いところにパキラを移動させてあげましょう。

パキラにキノコが生えてきた!対処法やキノコを生やさない育て方!のまとめ

いかがでしたか。パキラにきのこが生えてしまった時の対処法と対策について解説してきました。 この記事のポイントは
  • パキラに生えるきのこは3種類ある
  • きのこが生えてしまったら土を入れ替える
  • きのこが生えるのは、鉢の中が高温多湿になってしまった。または、土にたまたまいたきのこの菌が原因である
  • きのこ対策は、風通しの良い場所、土を乾燥させる、無機質の土を使うことが有効
ということでしたね。 これらを押さえれば、きのこが生えてしまった経験をお持ちの方も、今まさにきのこが生えてしまって慌てていた方も、日頃のきのこ対策今後の対処法がイメージできたのではないでしょうか。ぜひこの記事を参考にしていただき、もしパキラにきのこが生えてしまったとしても生育環境を改善してあげるなどしてあげてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。