観葉植物

パキラを植え替え後に元気ない!植え替えの注意点とケア方法を徹底解説

観葉植物でも手を広げたような姿が人気のパキラ。育てやすいパキラですが、植え替え後に元気ない状態になって困ったことがある方は多いのではないでしょうか。

植え替え後に元気ないパキラになるのは原因があります。パキラを長く育てるためにも、植え替えについて知りたいと思いませんか。

植え替え後のパキラが元気がなくなる原因についてわかると、一生のパートナーとして育てられるかもしれません。

そこでこちらの記事では

  • パキラが植え替えで元気がなくなる原因
  • 植え替え後に元気ない時の対処法
  • 正しい植え替え時期
  • 植え替え後のケア方法

について解説します。

この記事を読んでいただければ、植え替え後に元気ないパキラについて知識が身につきます。せっかくのパキラを植え替えで失敗せずに育てられるでしょう。

最後にはパキラの植え替えについてよくある質問にもお答えしていますので、ぜひご覧ください。

目次
  1. 植え替えが原因でパキラの元気がなくなるの?
    1. 結論:元気がないのは植え替えが原因になることがあります
    2. 植え替えはパキラにとって負担がかかる作業だから
    3. 植え替え後もすくすく育つケア方法やコツを紹介
  2. パキラの植え替え後に元気がない原因
    1. 原因①:パキラの根を傷つけてしまったから
    2. 原因②:パキラの植え替え時期を間違えたから
  3. 植え替え後のパキラが元気ない時の対処法
    1. 対処法:根が新しい土に馴染むまで様子を見る
    2. 対処法:暖かい室内に移動して様子を見る
  4. パキラの植え替えに適した時期やタイミング
    1. パキラの植え替えは成長期にあわせて行う
    2. パキラの植え替えのタイミング
  5. パキラの正しい植え替え方法を伝授!
    1. パキラの植え替えに必要なもの
    2. パキラの植え替え手順
  6. パキラの植え替え後のケア方法
    1. 【暖かく】【風通し良好】な場所に置くこと!
    2. 水やりは表面が乾いてから鉢底から水が漏れだすくらいまで!
    3. 肥料は植え替え後、1か月は与えない!
  7. パキラ植え替え後は葉水をすると効果的
    1. 葉水ってご存じですか?
    2. 葉水を行うメリット
  8. 植え替えたパキラが元気ない時によくある質問
    1. Q. パキラの植え替え後に葉が斑点模様になってきて、新芽も元気がありません。これは失敗ですか?
    2. Q. パキラ植え替え後に肥料を与えてしまってから、葉がしおれることがあり水やりがうまくいきません。何が原因ですか?
    3. Q. パキラ植え替え時に、バッサリと根を切りました。これって大丈夫ですか?
  9. パキラを植え替えた後に元気ない!植え替えの注意点とケア方法を徹底解説のまとめ

植え替えが原因でパキラの元気がなくなるの?

パキラを育てたことがある方は「植え替え後、パキラが元気ない」なんてことを、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。なぜ元気ないのか、わからない方も多いと思います。

結論:元気がないのは植え替えが原因になることがあります

パキラの元気がないのは、植え替えそのものが原因になっている場合があります。「元気にするために植え替えたのに?」と疑問に思う方もいることでしょう。植え替えと言っても、時期や方法を間違えると植物は枯れてしまうことがあります。元気だったパキラがしおれるなど失敗がないように、正しい植え替えをしてください。

植え替えはパキラにとって負担がかかる作業だから

パキラをはじめとした観葉植物にとって、植え替えは成長に影響する作業です。鉢から引き抜かれたり根を切られたり、新しい土に植えられたりすることは、植物に大きな負担を与えます。そのため、植え替えを適切な時期に丁寧に行わないと、元気がなくなる可能性が高いです。植え替えで葉がしおれるなど失敗がないように気を付けましょう。

植え替え後もすくすく育つケア方法やコツを紹介

植え替え後もパキラがすくすく育つコツは、植え替えて水やり後に明るい日陰に1週間ほど置くことです。植え替え後の植物は、根を切られたり新しい土に馴染んでいなかったりします。そんな状態で、急に直射日光に当てたり強い肥料を与えたりすると葉がしおれて元気がなくなるので気を付けましょう。植え替え後は、明るい日陰で体調を整えることがすくすく育つために重要です。

パキラの植え替え後に元気がない原因

パキラが植え替え後に元気ないのは、植え替えそのものが原因であることがわかりました。では、なぜ植え替えが原因になっているのでしょうか。それは植え替えで、根を傷つけていたり時期を間違えていたりするからです。それらの原因を詳しく解説します。

原因①:パキラの根を傷つけてしまったから

植え替え後に元気ないパキラになる原因は、根を傷つけてしまったためです。植物にとって根は、水分や肥料分を吸収する大事な体の一部になります。重要な役割のある根を傷めると、根から水分や肥料分が吸収できません。結果的に、成長が悪くなってしまいます。植え替えは鉢底から根が出てきたり、土の吸水が悪くなったり根腐れしたりするときに行う作業です。これらの兆候を見て、植え替えする時は根を傷めないように気を付けてください。

原因②:パキラの植え替え時期を間違えたから

植え替え後に元気ないパキラになる原因に、植え替え時期を間違えた場合もあります。パキラは中南米の熱帯地域原産の植物です。寒さを苦手としており、日本の冬の時期は成長が緩やかになります。成長が緩やかな状態で植え替えしても、新しい根は伸びません。新しい根が伸びなければ葉っぱも出てこず、植え替え後の傷みが残り続けて元気がなくなります。そのため、パキラの植え替えは生育期の5~9月に行いましょう。

植え替え後のパキラが元気ない時の対処法

植え替え後に元気ないパキラになる原因が、植え替えで根を傷めたり植え替え時期を間違っていたりしたことがわかりました。それでは、元気ないパキラを元気にする対処方法が気になりませんか。植え替え後に元気ないパキラになったときの対処方法を見ていきましょう。

対処法:根が新しい土に馴染むまで様子を見る

植え替え後の元気ないパキラになったときの対処方法は、根が新しい土に馴染むまで様子を見ることです。「え、それだけ?」と思われるかもしれませんが、とても重要なポイントになります。葉っぱがしおれたり色つやがなくなってきたりすると、多くの方が肥料を与えたり直射日光に当てたりするでしょう。これは観葉植物を育てるうえで、とても注意しなければいけないことです。植え替え後は、パキラの根にとって新しい環境であるため根が活着していません。さらに植え替えで傷んで調子を崩しているときに、栄養価の高い肥料や強い直射日光に当てると枯れてしまうこともあるほどです。

そのため、植え替え後に元気ないパキラになった場合は、肥料を与えたり直射日光に当てたりしないでください。1週間は明るい日陰で、根が新しい土に馴染むまで様子を見ることが重要です。

対処法:暖かい室内に移動して様子を見る

植え替え後に元気ないパキラになったときの対処方法には、暖かい室内に移動して様子を見ることも効果があります。この方法は秋~冬の寒い時期に植え替えをした場合に必要です。生育が緩慢な時期に植え替えた場合、新しい根が出にくいので傷みが残ります。少しでも暖かい室内に移動することで、成長を促しましょう

パキラは15℃以上あると成長が活発になります。気温の下がる秋~冬に植え替え後に元気ない場合は、暖房が効いた15℃以上の部屋に置いて様子を見てください。パキラは最低5℃以上の温度をキープしないと枯れる恐れがある植物です。元気であっても、なるべく暖かい場所で管理することが重要です。

パキラの植え替えに適した時期やタイミング

パキラを健康的に育てるには、植え替えが大切な作業であることが分かったと思います。その植え替えに適した時期やタイミングを知ることは、植え替え後に元気ないパキラにしないためにも重要です。それでは、パキラの植え替えに適した時期やタイミングについて見ていきましょう。

パキラの植え替えは成長期にあわせて行う

パキラの植え替えは成長時期にあわせて行うことがポイントです。5~10月の成長期はどんどん根が伸びて、土からたくさん吸水して葉が茂ります。この時期であれば、植え替えで多少の根が傷んだとしても心配がいりません。すぐに新しい根が伸びて葉が茂るためです。ただし、8月以降の植え替え後に夏の強光に当てると葉焼けする危険があります。植え替えは、気温が徐々に上昇する5~7月がおすすめです。

パキラの植え替えのタイミング

観葉植物の植え替え時期はおよそ1~2年に1度とされています。しかし、育てる環境や鉢の大きさなどによって成長が変わるので、タイミングがわからない方も多いのではないでしょうか。

パキラの植え替えタイミングは以下の2点。

  1. 鉢底から根が出てきてしまったとき
  2. 水やりしても、水の吸い込みがうまくできていないとき

それぞれ詳しく解説しますね。

鉢底から根が出てきてしまったとき

パキラの植え替えタイミングは、鉢底から根が出てきたときです。鉢底から根が出ている場合は、根詰まりが発生している可能性があります。根詰まりとは、鉢の中で根が伸びるスペースがなくなり絡まりあっている状態です。この状態では、十分に土から水や肥料分を吸収できずに成長ができません。鉢底から根が伸びている場合は、根が伸びる場所を求めている証拠です。そのため、植え替えのタイミングと言えます。

水やりをしても、水の吸い込みがうまくできていない

パキラの植え替えタイミングは、水やりしても水の吸い込みがうまくできていないときです。観葉植物は同じ鉢で、長年植え続けていると土が古くなっていきます。土は団粒構造(微細な粒が集まっている状態)で、形成されていることをご存じでしょうか。新しい土は団粒構造がしっかりしていますが、古くなるにつれて粒が潰れてします。団粒構造が崩れた土は、粒と粒の隙間がなくなり空気や水の通り道がなくなった状態です。水やりしても、土に水が吸い込まれにくくなってしまいます。結果的に、根が呼吸できずに根腐れしたり傷んだりするので、このタイミングで植え替えることがポイントです。

パキラの正しい植え替え方法を伝授!

パキラの植え替えタイミングがわかると、正しい植え替え方法が気になりませんか。植え替えに必要なものであったり、植え替えの手順について解説します。植え替え後に元気ないパキラにならないように、正しく植え替えしましょう。

パキラの植え替えに必要なもの

パキラの植え替えに必要なものは以下のです。

  1. 一回り大きな鉢
  2. 新しい土
  3. 鉢底石
  4. ハサミ
  5. 割りばしのような細い棒

割りばしのような細い棒は必ず必要ではありませんが、あると便利なので準備しておくと良いでしょう。

パキラの植え替え手順

パキラの植え替え手順は以下8つです。

  1. 古い鉢から、パキラを優しく取り出す
  2. 根鉢が固まっている場合は、丁寧にほぐして土を落とす
  3. 状態の悪い根はハサミで切り取る
  4. 一回り大きな鉢に鉢底石を鉢底穴が隠れるように敷く
  5. 新しい土とパキラを入れて植えこむ位置を調節する
  6. 位置が決まったら、新しい土を周囲に入れる
  7. 細い棒で根の隙間に土が入り込むようにつつく
  8. 土を入れたらしっかり水やりする

パキラの根が黒ずんでいたりスカスカになっていたりする場合は、ハサミで切り取ることが重要です。特に、根腐れしてる根には注意してください。土を入れたら水をやる前に揺すったり、細い棒でつついたりすると土が根の隙間に綺麗に入ります。土を綺麗に入れないと、根の周囲に空洞ができて根が乾燥して傷むので注意してください。

パキラの植え替え後のケア方法

パキラを正しく植え替えたら、その後のケア方法にも注意してください。植え替え後の管理を間違うと上手に植え替えても元気ないパキラになるので注意します。それでは詳しく見ていきましょう。

【暖かく】【風通し良好】な場所に置くこと!

パキラの植え替え後は、暖かく風通しの良い場所に置くことがポイントです。植え替え時期が適切な時期であれば、暖かさはそれほど問題になりません。しかし、風通しが悪い場所に置くと元気ないパキラになるので注意が必要です。風通しのない場所では、土の乾きが遅かったり虫や細菌が発生しやすかったりするためです。結果的に、根腐れや病害虫の被害にあう可能性があるので、風通しの良い場所に置いてください。もし秋~冬に植え替えした場合は、寒さの感じる場所に置かないように気を付けます。

水やりは表面が乾いてから鉢底から水が漏れだすくらいまで!

パキラの植え替え後の水やりは、土の表面が乾いてから鉢底から水が漏れだすくらいまでやることが大切です。植え替え後は新しい土に根が馴染んでいないため、植え替え前のように土が乾燥しないかもしれません。土の表面が乾いていない状態で水やりすると根腐れの危険があるので注意しましょう。受け皿をする場合は、受け皿に水を溜めないことも重要です。

肥料は植え替え後、1か月は与えない!

パキラを植え替え後は、1か月は肥料を与えないようにしましょう。植え替え後すぐは根が土に馴染んでいないこともあって、強い肥料を与えると根が傷みます。特に根腐れが原因で植え替えた場合は、植え替え後に肥料を与えると危険です。余計にパキラは元気ない状態となるので注意してください。植え替え後1か月もすると、根が新しい土にしっかり伸びて葉っぱが茂りだします。そのタイミングで肥料を与えるとよいでしょう。

パキラ植え替え後は葉水をすると効果的

パキラの植え替え後は、普段よりも気を付けて葉水(はみず)を行うと効果的です。多くの方が観葉植物を育てる場合に、葉水を怠っているのではないでしょうか。実は葉水は元気ない植物にとって、効果的なものです。葉水について詳しく解説しますね。

葉水ってご存じですか?

葉水とは、霧吹きなどで観葉植物の葉に細かく水を吹きかけることです。葉水はきめ細かい霧であるほど、植物の成長に効果があります。植物を育てるうえで、忘れがちな葉水ですが重要なメリットがあることをご存じでしょうか。

葉水を行うメリット

葉水を行うメリットは以下の3点です。

  1. 病害虫対策
  2. ホコリを取り除く
  3. 葉の乾燥対策

それぞれ詳しく解説します。

病害虫対策に効果がある

植え替え後に元気ない観葉植物などには、病害虫が付きやすい傾向があります。元気ないので、葉にある病害虫への抵抗性が弱くなっているからです。人間で言うと、身体が弱っている時に風邪やインフルエンザになりやすい状態。そんなときは、植物に葉水を行うと効果的です。空気が乾燥していると、ハダニと呼ばれる吸汁性害虫が発生したり菌が葉に付着して病気になったりします。葉に水分を与えてあげることで、これらの病害虫の発生を予防できます。

ホコリを取り除くことができる

室内で観葉植物を育てている場合、ホコリが葉に積もります。ホコリが積もったままでは、光合成がうまくできないので成長に悪影響です。葉水を行うことで、葉からホコリを洗い流すことができます。日頃から葉水を行うことを心がけていれば、植え替え後の元気ないパキラの葉にホコリが溜まることはないでしょう。ホコリが葉水で流せないほど積もっている場合は、無理に霧吹きで洗い流さずティッシュで拭きましょう。

葉の乾燥対策を行うことができる

葉水は葉の乾燥対策に効果的です。特に、植え替え後の元気ない観葉植物の葉の乾燥対策は重要。元気ない観葉植物でも、葉から水分を蒸散しています。しかし根からの水分供給が少ないため、葉が乾燥しやすい状態です。葉が乾燥するとキャリチャリに茶色くなりやすいので注意してください。そのため、葉水は葉の乾燥対策に重要な作業です。空調による空気の乾燥にも、葉水は効果的なので日頃からクセづけて行いましょう。

植え替えたパキラが元気ない時によくある質問

ここからは植え替えたパキラに元気がない時によくある質問にお答えします。

Q. パキラの植え替え後に葉が斑点模様になってきて、新芽も元気がありません。これは失敗ですか?

A,植え替え後1か月ほど様子を見てください

植え替えで根を傷めたのかもしれません。植え替え後は明るい日陰で一か月ほど様子を見ることが重要です。適切な場所で適切に管理すれば、新しい新芽が出てきます。もし1か月経っても状態が悪ければ、再度植え替えをして根の様子を確認してみましょう。

Q. パキラ植え替え後に肥料を与えてしまってから、葉がしおれることがあり水やりがうまくいきません。何が原因ですか?

A,植え替え後に肥料を与えすぎた可能性があります

植え替え後は、新しい土に根が馴染んでいません。その状態で、肥料を多く与えると根が傷みます。この現象を根焼けと言います。多すぎる肥料成分と根の浸透圧の差で、根から水分が出てしまう状態です。キュウリに塩を振りかけると水分が出てくるイメージです。肥料やりはやめて、様子を見ながら育ててください。肥料分が土から抜けると元に戻りますが、状態が悪いままの場合は植え替えをしましょう。

Q. パキラ植え替え時に、バッサリと根を切りました。これって大丈夫ですか?

A,太い根でなければ問題ありません

パキラの根の付け根からバッサリ切っている場合は、同様に枝葉もバッサリ切ってください。根と枝葉のバランスを整えてあげることが重要です。太い根を切ったわけでなければ、さほど心配いらないでしょう。ただし、植え替え適期でない冬にバッサリ切った場合は、枝葉を切って調節しても枯れる恐れがあるので、気を付けましょう。

パキラを植え替えた後に元気ない!植え替えの注意点とケア方法を徹底解説のまとめ

ここまで植え替え後に元気ないパキラについて解説してきましたがいかがでしたか。

この記事のポイントは

  • パキラは植え替えで、根を傷めたり植え替え時期を間違ったりすると元気がなくなる
  • 植え替え後に元気ない時は、暖かい場所で1か月ほど様子を見る
  • パキラの正しい植え替え時期は生育期の5~7月
  • 植え替え後のケアは暖かく風通しの良い場所に置き、表土が乾いたら水やりして肥料は一か月後に行うこと

です。

植え替え後の元気ないパキラについて詳しく知ることができたのではないでしょうか。この記事を参考にパキラの植え替え後の管理を上手にしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENにはほかにもたくさんの記事を用意しておりますので、ぜひご覧ください。

記事執筆者長岡 孝樹」

この記事の執筆者長岡 孝樹
NFDフラワーデザイナー

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。