胡蝶蘭

【徹底解説】胡蝶蘭の立札は必要?立て札のマナーや書き方

胡蝶蘭アイキャッチ

ビジネスシーンやオフィシャルな場で定番のフラワーギフトである胡蝶蘭。その胡蝶蘭を贈るときに欠かせないのが立札ですが、正しい書き方をご存知でしょうか。改まった場で胡蝶蘭を贈る機会はそれほど多くないので、知らない方も多いかもしれません。

今回は、フラワーギフトとして胡蝶蘭を贈る際の立札のマナーについてご紹介します。相手方に悪い印象を与えないためにも、ぜひ間違いのない立札の書き方を覚えておきましょう。そこで今回は、

  • なぜ胡蝶蘭を贈るときに立札が必要なのか
  • 立札のマナーと常識について
  • 立札の詳しい書き方とは?
  • シーン別の立札の書き方をご紹介
  • どうやって立札を飾ればいいのか
  • 立札の疑問と回答

以上のポイントについて詳しくご紹介していきます。

この記事を読んでいただければ、胡蝶蘭を贈り物にする際の立札の常識について知ることができます。正式な贈り物にはしっかりとしたマナーが必要ですよね。大切な相手に胡蝶蘭を贈る前に、この記事をぜひご一読ください。

胡蝶蘭を送る時に立札が必要な理由

胡蝶蘭を購入するときにお店からよく聞かれるのが立札をどうするか、ということです。そもそも胡蝶蘭を送るときになぜ立札が必要なのでしょうか。胡蝶蘭に立札をつけることには、送る側にも大きなメリットがあるのです。この項目では、フラワーギフトの胡蝶蘭に立札が必要な理由についてご紹介します。

来客に対して、贈り先の交友関係の広さをアピールするため

まず、胡蝶蘭を贈られた側のメリットとして自社がどれほどの数の企業や相手と取引をしているのかが目に見えてわかるという点があります。ビジネスシーンやオフィシャルな式典などで飾られる胡蝶蘭は、たくさんの来客の目に留まります。交友関係の広さをアピールすることは贈り先にとっても大きなメリットになるのです。

同時に、贈り先の来客に対して送り主の存在をアピールすることもできます。立派な胡蝶蘭をプレゼントすることは、送る側にとっても知名度を上げるチャンスとなるのです。

周辺と来客に対し、お祝いごとがあったことを知らせるため

お祝い事の種類によっては、エントランスや社外、玄関の外などの目立つ場所に胡蝶蘭を飾ることもあります。高さのある胡蝶蘭は大きな存在感を放ちますし、立札によってどのような内容ごとのお祝いがあったかも明らかになるのです。

良いお祝い事であれば周りに知らせることで、自社の存在をアピールでき景気の良さからさらなる商機をつかむきっかけにもなるのではないでしょうか。お店の開店祝いや開業祝い、移転祝いに胡蝶蘭を飾るのであれば、名前を広めることができるので今後の営業拡大のチャンスにもつながります。

また、選挙の御当選のお祝いなどにも胡蝶蘭を贈ることがあるので、当選者の存在を地域にアピールできるはずです。

贈り先が、ひと目で送り主を把握するため

最後に、贈られた側がどこから胡蝶蘭をもらったのかをひと目で把握できることも立札の必要な理由です。ビジネスシーンなどでは特に、今後の取引関係にも大きな影響があります。間違いのない立札をつけることで、良好な関係を築いていけるようになるでしょう。

立札がついていないフラワーギフトは、贈られた側としても扱いづらく送り主が判別できません。お祝いなどの機会にせっかく胡蝶蘭を贈るわけですから、正しいマナーで立札をつけておきたいですね。

立て札を用意する前に知っておきたい知識やマナー

立て札の必要性がわかったところで、次は実際に立て札を用意する前に知っておきたい知識マナーについて説明します。立て札の種類や何を記入するかを知ることで、どんな相手に贈る場合であっても柔軟に対応できるはずです。

先方の宛名に間違いがないか確認しておく

第一に最も重要なのが、先方の宛名に間違いがないかをよく確認することです。玄関や店先に胡蝶蘭を置くことが多いので、立て札は来客だけでなく多くの人の目にとまることになります。相手方に失礼にもなりますし、漢字やアルファベットの間違いがあることは絶対に避けたいですよね。

胡蝶蘭を手配した人だけでなく、上司や別の人にチェックしてもらうことも必要です。特に、漢字の間違いやアルファベットの大文字小文字、相手方の役職名などの間違いに注意しましょう。

立札には2種類ある

立札には木札紙札の2種類が存在します。胡蝶蘭を贈るシーンによって使い分ける必要があるのでそれぞれの違いについて、詳しくご紹介していきます。

木札

木の立札は主に、ビジネスシーンで用いられます。また、結婚式などに代表されるようなフォーマルなお祝いでも木の立札が好まれています。木札は、紙の札に比べると重厚感と高級感があり、かしこまった印象を与えてくれます。取引先などへ贈る胡蝶蘭には、木札を用いるようにしましょう。

紙札

紙札は木札に比べてカジュアルな印象を与えてくれるので、親しい相手に向けたお祝いやお祝いをいただいた御礼などにはこちらを用いましょう。友人や親族などの親しい仲に胡蝶蘭を贈る場合は、堅苦しい印象にならないように木札ではなく紙札を選ぶのが一般的です。

立札に記入すべき情報3つ

次に、立札にはどのような言葉を記載するのかを説明します。立札に記入するべき項目は、主に以下の三点です。

表書き

まず、表書きとして何のお祝いなのかを上部、もしくは右側に記入します。お祝いであれば赤字で「祝」、法事やお悔やみのシーンであれば黒字で「供」「御供」と記入するのが一般的です。お祝いの場合は、さらに詳しく「御祝」、「御見舞い御礼」、「開店御祝」、「退職御祝」、「昇進御祝」、「結婚御祝」、「祝 御当選」などお祝いのシーンに応じた言葉が選ばれます。

贈り先名

次に、贈り先の企業や個人名を黒文字で記入します。中央、もしくは右側に贈り先様の企業名や役職も含む個人名などを間違いのないように記入しましょう。胡蝶蘭は贈られた側に飾られるわけですから、贈り先様名を記載しなくても問題のない場合もあります。立札や胡蝶蘭の大きさによって、記入しきれないときは省略しても構いません。一般的には以下のどれかを記入します。

  • 会社名のみ
  • 会社名と個人名
  • 会社名と役職と個人名
  • 会社名と「部署名」一同様

横書きの場合は、表書きと送り主名の間の中央部に記入します。また、会社名のあとは「御中」ではなく、「様」とつけるのが一般的です。

贈り主名

最後に、送り主の名前を黒文字で記入します。法人や企業から胡蝶蘭を贈る場合は、企業名だけでなく代表取締役の氏名もともに記載します。もちろん、企業全体でお祝いしている意味を込めて、企業名だけの記載でも問題ありません。一般的には、以下のどれかを記入します。

  • 会社名のみ
  • 会社名と個人名
  • 会社名と役職と個人名
  • 会社名と「部署名」一同

また、より親しい間柄でしたら「友人一同」「子供一同」などと記入しても構いません。横書きの場合は、一番下側に記入します。

縦書きと横書きの使い分け

立札の縦書きと横書きはどのように使い分けすれば良いのでしょうか。ビジネスシーンの多くでは、フォーマルな意味を込めて縦書きにするのが一般的です。親しい間柄であれば、かしこまり過ぎない横書きが好まれています。ただし、縦書きと横書きのどちらを選ぶべきなのか厳密な決まりはないので、胡蝶蘭のサイズなどにあわせて柔軟に対応しましょう。

縦書き

結婚祝いや法事などのフォーマルな場、ビジネスシーンでは縦書きを選びましょう。自社や相手先の企業名にアルファベットが含まれている場合は、違和感のないように横書きで記入する場合もあります。

横書き

横書きは、親しい間柄に胡蝶蘭を贈る場合に選ばれます。縦書きよりはカジュアルな印象になり、親密感を与えてくれるからです。ただしビジネスシーンでも企業名などにアルファベットが含まれる場合は、横書きが良いでしょう。

胡蝶蘭を贈る時の立札の書き方

  1. 表書き
  2. 贈り先名
  3. 贈り主名

【書く位置】【書く内容】【文字の色】を番号別に書いていく

実際の立札の書き方の記入例です。前述したように、立札のサイズによっては贈り先名を記入しない場合もあります。一般的な立札の書き方は図解の通りですが、どのように記入するべきか迷ったときは、販売店に相談してみるのが一番良いでしょう。表書きでもいろいろなバリエーションがあるので、シーンに一番合ったものを選びたいですね。

【お祝いシーン別】胡蝶蘭を贈る際の立札の書き方の記入例

この項目では、お祝いのシーン別の立札の書き方について説明します。具体的な記入例も記載していきますので、目的のシーンに合わせた立札の書き方をチェックしましょう。

各種お祝い立て札の見本

ビジネスシーンだけでなく、プライベートなお祝いの場合でも使える最も汎用性の高い立札です。どの立札を使うべきか迷ったときは、こちらのお祝い立札を使うのがよいでしょう。

開業・開店・開院お祝い立て札の見本

開業・開店・開院のお祝いに胡蝶蘭を贈る場合は、こちらの立札を用います。新しく店や事業所を出すときのお祝いですので、相手先の企業名を記入することをおすすめします。立札に記載があることで、来客や周囲の方々に新しく開業した企業名をアピールできるので送り先から喜ばれるはずです。

「祝」や「祝 開店祝い」などの表書きが一般的ですが、親密な送り先であれば「開店おめでとう」などのフレンドリーな表書きでも構いません。

周年・設立・創立記念お祝い立札の見本

こちらは周年・設立・創立記念のお祝いの立札です。周年のパターンでは、「御祝」の表書きとともに何周年なのかを赤文字で忘れずに記入しましょう。数字は漢数字で記入するのが一般的です。何周年と記入しない「周年御祝」という表書きが選ばれることもあります。

設立お祝いには「祝御設立」、創立記念お祝いには「祝御創立」という表書きを用いましょう。

社長就任・昇進祝い立札の見本

社長就任や昇進祝いなどのビジネスシーンの立札です。表書きは、「祝 御就任」や「祝 御昇進」といった言葉が選ばれるのが一般的です。おめでたいシーンでの立札なので、相手先の企業名や就任・昇進した方のお名前をはっきりと入れるほうが喜ばれます。昇進した役職や相手方のお名前を間違えないように注意しましょう。また、転居とともに昇進する場合は「祝 御栄転」と表書きを入れます。

移転・新社屋・社名変更祝い立て札の見本

移転祝いでは、「祝 御移転」や「移転御祝」などの表書きが選ばれます。新社屋祝いでは、「祝 新社屋御落成」といった表書きが使われますがコンパクトな立札の場合は「祝」だけでも問題ありません。

社名変更のお祝いでは、「御祝」「祝御設立」といった表書きとともに、相手方の新しい会社名も記入しましょう。社名変更のお祝いなので、くれぐれも新社名を間違えないように注意が必要です。

上場お祝い立札の見本

上場のお祝いの立札では、「祝上場」「御祝」といった表書きが選ばれます。上場のお祝いでは贈り先の企業で式典などが開かれる場合が多く、会場に胡蝶蘭が飾られることがあります。立札では、相手先の企業名を入れずに自社名だけを入れて目立たせることで存在をアピールする記入方法も人気です。

お供えの立て札の見本

お供えの立札では、お祝いの場合と異なり表書きも必ず黒字で記入するように注意しましょう。「供」「御供」といった表書きとともに、送り主の企業名や個人名を記入します。お悔やみやお供えのシーンでは連名で贈る場合も多いので、「子供一同」「孫一同」「社員一同」と記入するのが一般的です。

立札の立て方

立札の立て方には、一般的に二種類の方法があります。長めの立札を花の上に飾るタイプは、とても見栄えが良く大きな企業などで好まれています。短めの立札で株元に飾るタイプは、コンパクトなので場所を取らないことがメリットとして選ばれることが多いです。それぞれのタイプについて詳しく説明していきます。

長めの立札で花上タイプ

こちらのタイプは、お花の頭上に立札が飾られるのでとても目立ち文字が良く読み取れます。花で隠されてしまうこともないので、式典などでも立札が目立つことが大きなメリットです。ただし、高さがあり上部にいくらかのスペースを取るので管理場所についての確認をしておきましょう。ビジネスシーンやフォーマルな場ではこちらのタイプが選ばれます。

短めの立札で株元タイプ

こちらは、お花の株元に立札を飾るタイプです。花によって立札の文字が隠れてしまうデメリットはありますが、上に場所を取ることがなく棚の植えやカウンターなどでも管理できるのが好まれています。親密な相手や管理場所があまり取れないであろう送り先であれば、こちらのタイプを選びましょう。

胡蝶蘭を贈る時の立札についてのQ&A

ここからは、胡蝶蘭を贈る際の立札についての疑問点についてお答えしていきます。立札を注文する前にチェックしておきましょう。

Q,個人向けに贈る時に立札に個人名を表記しても問題ないですか?

A.個人向けに胡蝶蘭を贈る場合に、立札に個人名を表記するか疑問に思うこともあるのではないでしょうか。立て札は会社や法人のものという印象が大きいですが、個人向けに贈るときはもちろん、個人名を表記しても大丈夫です。相手先の個人名は省略しても構いませんが、送り主の個人名は忘れずに表記しましょう。個人名は、フルネームで記入します。

Q,立札に連名を記入することは可能ですか?また、書き方を教えていただきたいです。

A.立札に連名を記入する場合もあります。あまり人数が多くなってしまうと、スペースがとられ読みにくくなってしまうので「部署名 一同」などと記入するのがおすすめです。通常でしたら2~3名が連名の可能人数です。立札が大きければ人数を増やすこともできますので、ご指定の人数によって必要なサイズをご注文ください。

連名の書き方ですが、肩書が上の方を最初に記入します。一般的には、代表取締役社長の名前を筆頭に記入します。縦書きでしたら右側に、横書きでしたら上部に記入しましょう。

Q,立札はいつまでに準備すればいいのですか?

A.立札はいつまでに準備するものなのでしょうか。弊社の販売している胡蝶蘭では、無料で立札をお付けしている商品もあります。お祝い日の当日もしくは前日に胡蝶蘭が相手方に届くのが望ましいので、お客様の配送日に合わせて立札をご用意しています。

また、最近では立札を自作して準備する方もいらっしゃいます。その場合は、注文日の数日前までに立札を準備しましょう。配送された胡蝶蘭に直接、立札をつけることも可能です。

いつまで立札を飾っておくのか、ということもよく聞かれる質問です。いただいてから、1週間~10日ほどが飾る目安となっています。

【徹底解説】胡蝶蘭の立札は必要?立て札のマナーや書き方のまとめ

いかがでしたでしょうか。

胡蝶蘭などのフラワーギフトを贈る場合の立札について紹介しました。立札の書き方や選び方にはマナーがあり、難しく感じられるかもしれませんが表書きなどのパターンは決まっていますので記事を参考に適切なものを選びましょう。

この記事のポイントは、

  • 立札は周りへのアピールができるので贈り先・送り主の双方にとってメリットがある
  • 立札にはビジネスシーンに適した木札と親密な相手に贈る紙札がある
  • 立札に書くべきポイントは、表書きと送り主名と贈り先名
  • 横書きでも縦書きでも問題はないがビジネスシーンでは縦書きが選ばれる
  • 立札の立て方は、上部に飾るタイプと株元に飾るタイプがある

以上の5点です。

立札はフォーマルな印象があり堅苦しくとらえがちですが、大きなパターンは決まっていますので難しく考える必要はありません。大切なのは、贈るシーンによって最適な表書きを選ぶことと宛名を間違えないように注意することです。立札とともにメッセージカードで気持ちのこもった言葉を贈ることもおすすめしています。その都度、この記事を読んで確認してみてくださいね。

また、弊社では無料の立札やメッセージカードもご用意しています。ご指定のサイズや向きで立札をつけることも可能ですので、ぜひご検討ください。最後までお読みいただいてありがとうございました。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。