観葉植物

テーブルヤシの植え替えは必須?植え替え方法やケア方法まで大公開!

小さな姿がかわいらしいテーブルヤシ。100均などでも入手でき、人気の高い観葉植物です。生長も穏やかで、長い間かわいらしい姿を楽しめるのは、嬉しいですよね。観葉植物の育成に必要な植え替え作業も「生長が穏やかなら、植え替えしなくてもいいかな?」と思ったことはありませんか?
そこで本記事では、テーブルヤシの植え替えについて解説してきます。
本記事を読めば

  • 植え替えの必要性
  • 植え替え方法
  • 時期ごとの管理方法
  • テーブルヤシでハイドロカルチャーを作る方法
  • テーブルヤシに関するよくある質問への回答

が分かりますよ。テーブルヤシは、初心者向けの観葉植物でありますが、枯れてしまうことも珍しくありません。当記事を読んで、テーブルヤシへの知識を深めて、健康的にテーブルヤシを育ててみてください。

目次
  1. テーブルヤシの植え替えって必要なのか
    1. テーブルヤシは植え替えが必要な観葉植物です
    2. 根が伸びる速度がすごく早い
    3. テーブルヤシの植え替えやケア方法を徹底紹介
  2. テーブルヤシに植え替えが必要な理由
    1. 根詰まりを起こして枯れる恐れがあるから
    2. 土の中が過湿状態になり、根腐れを起こすから
    3. 土の栄養が少なくなり、テーブルヤシが上手く育たなくなるから
  3. テーブルヤシの植え替えのタイミングや時期
    1. テーブルヤシを植え替えるタイミング
    2. テーブルヤシの植え替えは4月~9月に行う
  4. テーブルヤシの植え替え方法
    1. テーブルヤシの植え替えで準備するもの
    2. テーブルヤシの植え替え手順
  5. テーブルヤシを植え替えた後のケア方法
    1. 置き場所は室内と屋外で違う
    2. 水やりは時期によって違う
    3. テーブルヤシの肥料の与え方
  6. テーブルヤシによくある枯れる原因と対処法
    1. 根が詰まった状態での多量の水やりで根腐れする
    2. テーブルヤシの株が蒸れた状態になっていて病害虫が発生する
  7. 【かわいらしい】テーブルヤシをハイドロカルチャーに植え替えて可愛らしく育てる
    1. そもそもハイドロカルチャーって知ってますか
    2. ハイドロカルチャーでテーブルヤシを育てるメリット
    3. ハイドロカルチャーへの植え替えに必要なモノ
    4. ハイドロカルチャーへの植え替え手順
    5. ハイドロカルチャー植え替え後のケア方法での注意点
  8. テーブルヤシの植え替えによくある質問
    1. Q. よく100均で買ってきたテーブルヤシを植え替えたほうがいいと聞きますが、それは何でですか?
    2. Q. テーブルヤシの葉先が枯れました。枯れた部分を切るのは大丈夫ですか?
    3. Q. ヤシ科のテーブルヤシですが、巨大化するんですか?成長するとどのくらいまでおおきくなるんでしょうか?
  9. テーブルヤシの植え替えっているの?失敗しない植え替え方法や上手なケア方法まで大公開!のまとめ

テーブルヤシの植え替えって必要なのか

テーブルヤシの植え替えは、必要なのでしょうか?ここでは、テーブルヤシの植え替えの必要性について、解説します。植え替え作業は、難しい作業ではありません。しかし、時間もかかりできるなら、やりたくない人も多いと思います。テーブルヤシに植え替えが必要かどうかぜひ、確認してみてください。

テーブルヤシは植え替えが必要な観葉植物です

結論から言うと、テーブルヤシは植え替えが必要な観葉植物です。詳しくは後述しますが、テーブルヤシは生長が遅いですが、2年程度で植え替えが必要になります。「生長が遅いなら植え替えは必要ないかな?」と思いがちですが、長期間の放置はテーブルヤシが枯れる原因になります。テーブルヤシを枯らさないためにも、植え替えは必要です。

根が伸びる速度がすごく早い

テーブルヤシは、根が伸びる速度がとても速いです。そのため、植え替えをしないと、根詰まりの原因になります。根詰まりを起こしたまま放置すると、最悪枯れてしまうので、植え替えが必要になります。

テーブルヤシの植え替えやケア方法を徹底紹介

時間がかかる植え替え作業ですが、テーブルヤシを健康に育てるには、植え替えは欠かせません。先ほど解説した通り、テーブルヤシは植え替えをしないと、最悪枯れてしまうからです。しかし、難しいことではありません。本記事では、初心者でも分かりやすくテーブルヤシの植え替え方法や、植え替え後の管理方法を解説します。ぜひ、最後まで見てみてください。

テーブルヤシに植え替えが必要な理由

ここでは、テーブルヤシに植え替えが必要な理由について解説します。実はテーブルヤシに植え替えが必要な理由は、先ほど説明した根詰まり以外にもあります。
テーブルヤシに植え替えが必要な理由は、以下の通りです。

  • 根詰まりで枯れてしまう
  • 土の中が過湿状態になり枯れてしまう
  • 土の栄養がなくなり元気がなくなる

などの原因があります。「土の中が過湿状態?」と思う方も多いと思いますが、分かりやすく解説するのでぜひ、最後まで見てください。
順番に解説します。

根詰まりを起こして枯れる恐れがあるから

テーブルヤシが根詰まりを起こして、枯れてる場合があるので、植え替えが必要です。テーブルヤシは、根の成長が早く根詰まりが起こりやすい観葉植物です。数年も同じ鉢で育成すると、根詰まりを起こして枯れる可能性があります。特に5号以下のテーブルヤシは、どんどん根を伸ばしていきます。小さなテーブルヤシは1年に1回のペースで、植え替えが必要です。

土の中が過湿状態になり、根腐れを起こすから

適度な植え替えをおこなわないと、土の中が過湿状態になり、根腐れの原因になります。土の中が過湿状態になると、常に水を与えすぎている状態と似た状態です。
そのため、根の呼吸を妨げてしまいます。その結果根腐れを起こし、テーブルヤシが枯れてしまいます。土の中の過湿状態は、根詰まりが原因の1つです。適度な植え替え作業をすることで、根詰まりと土の中の過湿を防ぐことが可能です。

土の栄養が少なくなり、テーブルヤシが上手く育たなくなるから

土の栄養が少なり、テーブルヤシが上手に育たなくなるので、植え替えが必要です。植物は水だけでなく、栄養がなくては生長できません。そのため、土の栄養が少なくなればテーブルヤシの生長も止まり、最悪枯れてしまいます。「肥料を与えればいいのでは?」と思う方もいると思いますが、植え替えをおこなわなければ、根詰まりを起こします。栄養面だけでなく、テーブルヤシのことを考えると、植え替え作業は必要になります。

テーブルヤシの植え替えのタイミングや時期

ここでは、テーブルヤシの植え替えのタイミングや、時期について解説します。先述したとおり、テーブルヤシの育成には植え替え作業は必須です。しかし、植え替えはテーブルヤシにも、ダメージを与えてしまいます。間違ったタイミングや、時期で植え替えをおこなうと最悪枯れてしまう場合もあります。間違った時期やタイミングで植え替えしないようにぜひ、最後まで読んでください。

テーブルヤシを植え替えるタイミング

テーブルヤシを植え替えるタイミングは、大きく分けて以下の2通りです。

  • 鉢に対して、葉が大きい場合
  • 根が窮屈そうな場合

上記のタイミングで、植え替えをするのがおすすめです。テーブルヤシが鉢に対して余裕があるなと感じた場合は、植え替えをしなくても大丈夫です。やや感覚的で難しく感じるかもしれませんが、分かりやすく解説するので安心してください。
順番に見ていきましょう。

鉢に対して葉が大きいなと思ったとき

鉢に対して葉が大きい時は、植え替えのタイミングです。鉢に対して葉が大きいのは、鉢が小さい証拠です。やや感覚的で難しく感じると思います。遠くからテーブルヤシを見るなどして、バランスを確認してみるのも有効な方法です。鉢と葉のバランスが悪いなと思った場合は、植え替えのタイミングです。また、葉の大きさで見極めが難しいと感じた場合は、次に紹介する「根が窮屈と感じた場合」を参考してみてください。

根が窮屈そうになっていると感じたとき

根が窮屈と感じた場合も、植え替えのタイミングです。根が窮屈な場合は、根詰まりを起こしている可能性があるからです。「根が窮屈ってどんな時?」と思う方も多いと思います。例をいくつか紹介するのでぜひ、参考にしてください。

  • 鉢の底から根が出ている時
  • 水やりの時水をなかなか吸収しない時
  • 葉が変色している時

上記の症状ががないか、確認してみてください。葉の変色や鉢底から根が出ている場合は、すぐに見分けがつくのでおすすめの方法です。ただし、葉の変色は根詰まり以外にも原因がある場合も多いので、注意が必要です。

テーブルヤシの植え替えは4月~9月に行う

テーブルヤシの植え替えは、4月~9月がベストです。テーブルヤシの生長期は4月~9月で、この時期におこなうのが最もテーブルヤシへの負担が少ないからです。生長期に植え替えをすれば、すくすく成長してくれますよ。逆に休眠期である冬場に植え替えをおこなうと、致命的なダメージを与える可能性があるので、絶対にやめてください。

テーブルヤシの植え替え方法

ここでは、テーブルヤシの植え替え方法を解説します。
ここで紹介するのは

  • 植え替えに必要な物
  • 具体的な植え替え手順

です。テーブルヤシの植え替えは、難しい作業はなく非常に簡単なのでぜひ、チャレンジしてみてください。また、同じ手順で株分けも可能なので、テーブルヤシを増やしたい人も参考にしてください。
順番に見ていきましょう。

テーブルヤシの植え替えで準備するもの

まずは、テーブルヤシの植え替えに、必要なものを準備しましょう。
準備する物は、以下の通りです。

  • 一回り大きい鉢
  • 観葉植物用の土
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • スコップ

上記の物を用意してください。入手が難しい物はありませんが、1つポイントがあります。それは、「一回り大きい鉢」です。大きすぎる鉢はNGになります。なぜなら、大きすぎる鉢では、水を吸収しきれず根腐れの原因になるからです。鉢を選ぶ際は、大きすぎない鉢を選ぶようにしましょう。

テーブルヤシの植え替え手順

必要な物を準備できたら、具体的なテーブルヤシの植え替え手順を見ていきましょう。以下が、具体的な植え替え手順になります。

  1. 新しい鉢に鉢底ネット敷く
  2. 鉢底ネットを敷いたら鉢底石を入れる
  3. 鉢に少し土を入れる
  4. 古い鉢からテーブルヤシを取り出す(傷つけないように注意、株分けも可能)
  5. テーブルヤシを新しい鉢に植え付け、固定するように土を入れる
  6. 植え付け後、水を与え適切な管理をする

上記がテーブルヤシの植え替え手順になります。特に難しい作業はないと思います。ただし、観葉植物初心者の方は「鉢底ネットと鉢底石って必要なの?」と思うかもしれません。結論か言うと、必ず入れた方がいいです。鉢底ネットと鉢底石は、通気性の確保や害虫防止のために使用します。特に屋外でテーブルヤシを育てている場合は、必須と言ってもいいでしょう。
難しい作業はないのでぜひ、テーブルヤシの植え替えにチャレンジしてください。

テーブルヤシを植え替えた後のケア方法

ここでは、テーブルヤシを植え替え後のケア方法を解説します。ここで紹介するケア方法は、以下の3つです。

  • 置き場所ごとの管理方法
  • 水やりの方法
  • 肥料の与え方

植え替え後は、どうしてもテーブルヤシにダメージが残ってしまいます。そこで、適切なケア方法をすることで、テーブルヤシへの負担を減らしてあげましょう。
順番に解説します。

置き場所は室内と屋外で違う

テーブルヤシは、室内と野外で置き場所が違います。室内と屋外で適切な場所に置かなければ、葉焼けを起こしてしまう原因になります。葉焼けは外見を損なうだけでなく、テーブルヤシにダメージを与えてしまい、枯れる原因にもなります。
置き場所非常に重要なのでぜひ、この記事を参考してください。

室内での置き場所

テーブルヤシを室内に置く場合は、窓辺がベストです。テーブルヤシは耐陰性があり、日陰でも育てることは可能です。しかし、より元気にテーブルヤシを育てるなら、窓辺で日当たりのいい場所に置くのがおすすめです。夏場はレースカーテン越しに日光を当て、冬場は日当たりのいい場所で管理します。
また、エアコンの風がテーブルヤシに当たると、葉が乾燥するのでエアコンの風が当たらなようにしましょう。

屋外での置き場所

テーブルヤシを屋外に置く場合は、直射日光をさけ、明るい日陰に置くのがおすすめです。日光は植物にとっても重要なポイントですが、直射日光は葉焼けを起こす原因になります。数時間程度日光が当たり、残りは日陰のような場所がおすすめです。しかし、なかなかそのような場所は見つかりません。そのような場合は、100均などで、簾や遮光ネットを購入しテーブルヤシを置く場所に設置すると良いでしょう。

水やりは時期によって違う

テーブルヤシは時期によって、水の与え方が異なります。
大きく分けると2つの時期に分けられます。

  • 生長期(4月~8月)
  • 休眠期(9月~3月)

上記のように分けられます。特に休眠期の水やりは注意が必要で、この時期に水を与えすぎると、根腐れを起こしてしまうので注意してください。
順番に解説します。

春・夏(4月~8月)にかけての水やり

4月~8月は生長期にあたります。この時期のテーブルヤシは、水をよく吸収するので、表面が乾燥したら鉢底から水が出るくらい、たっぷり水を与えてください。
また、1日~2日に1度は、霧吹きで葉水をおこないましょう。葉水をすることで、葉の乾燥を防ぎ病気や害虫の予防にもなります。この時期は、水を切らさないように注意してください。
水は、土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。

秋・冬(9月~3月)にかけての水やり

9月~3月になったら気温を確認し、水の与え方を変えていきます。9月はまだ暑い日が多いですが、徐々に気温が下がっていくからです。気温が下がるとテーブルヤシは休眠期に入り、水分をあまり必要としません。気温を確認し徐々に水を与える量を減らしていきましょう。この時、水を常温にすることで、テーブルヤシにかかる負担を減らすことができます。
また、気温が10℃未満になったら土が完全に乾燥してから、5日後程度を目安に水を与えてください。休眠期中は、乾燥気味に管理しましょう。

テーブルヤシの肥料の与え方

肥料は、「与えれば与えるだけいい」というものではありません。適切な量、タイミングで与えなければ、テーブルヤシを枯らしてしまう原因にもなります。肥料を与えるタイミングは、基本的に生長期だけです。休眠期に肥料を与えると悪影響しかないので注意が必要です。肥料を与えるタイミングを、1度確認してみましょう。

春から夏は分量とタイミングを守って肥料を与える

春から夏の生長期は、タイミングと量を守って肥料を与えましょう。量を守らないと、逆にテーブルヤシが枯れる原因になります。与える肥料は、緩効性の固形肥料がお手軽でおすすめです。固形肥料の場合は、2ヶ月に1度のペースで大丈夫です。液体肥料の場合は、10日1度のペースで与えてください。液体肥料の場合は、正しい倍率で希釈して与えてください。濃すぎる肥料は、テーブルヤシが枯れる原因になります。
固形肥料と液体肥料は分量を守り、与えてください。

冬の肥料はテーブルヤシにとって悪影響

冬場の肥料はテーブルヤシにとって悪影響があります。なぜなら、冬場のテーブルヤシは休眠期に入っており、栄養を必要としない状態です。この状態で、肥料を与えると肥料焼けを起こし、テーブルヤシが枯れてしまいます。
冬場のテーブルヤシには肥料は、必要ありません。

テーブルヤシによくある枯れる原因と対処法

ここでは、テーブルヤシによくある枯れる原因と対処方法について解説します。
ここで解説する枯れる原因は、以下の通りです。

  • 根腐れで枯れた
  • 株が蒸れ病気や害虫が発生し枯れた

どちらも、よくある原因の1つです。もしテーブルヤシが枯れてしまった場合は、1度原因を調べてみてください。同じ原因でテーブルヤシを枯らさないためにも、原因を知るのは重要なことです。
順番に解説します。

根が詰まった状態での多量の水やりで根腐れする

1つ目は、根が詰まった状態で大量の水やりをした結果、根腐れが起こしテーブルヤシが枯れてしまう場合です。この場合は、根詰まりが原因です。最後に植え替えをしたのはいつなのか、思い出してみてください。根腐れを起こしてしまった場合は、テーブルヤシを取り出し、腐った根を切り取って、新しい土で植え替えをおこなってください。この時、葉の数を減らしてください。その後、日陰で体力回復させましょう。

テーブルヤシの株が蒸れた状態になっていて病害虫が発生する

2つ目はテーブルヤシの株が蒸れ、病害虫が発生し枯れてしまう場合です。この場合は、複数の原因が考えられます。
例を挙げると

  • 風通しが悪い場所に置いている
  • 剪定不足
  • 株分けを不足

などの原因が考えられます。1番簡単に確認できるのは、置き場所です。じめっとした風通しの悪い場所に、テーブルヤシを置いていませんか?一度確認してみてください。
テーブルヤシに病害虫が発生した場合は、病害虫を駆除するために殺虫殺菌剤を使うのが、おすすめです。手作業で、害虫を駆除しきるのはなかなか難しいです。しかし、殺虫殺菌剤なら広範囲に簡単に使用できます。
病害虫が収まってきたら、剪定や株分けをおこない通気性を改善しましょう。

【かわいらしい】テーブルヤシをハイドロカルチャーに植え替えて可愛らしく育てる

ここでは、かわいらしい外見で人気のある、テーブルヤシのハイドロカルチャーについて紹介します。
ここで紹介するのは

  • ハイドロカルチャーとは
  • ハイドロカルチャーのメリット
  • ハイドロカルチャーで必要な物
  • ハイドロカルチャーへの植え替え手順
  • 植え替え後のケア方法

を紹介します。観葉植物初心者の方は「ハイドロカルチャーってなに?」と思う方も多いと思います。初心者でも分かりやすく解説するのでぜひ、ハイドロカルチャーについて学んでみてください。
順番に見ていきましょう。

そもそもハイドロカルチャーって知ってますか

ハイドロカルチャーという栽培方法を、ご存じでしょうか?観葉植物歴が長い方はご存じだと思います。しかし、観葉植物初心者の方は、知らない人が多いと思います。
ハイドロカルチャーとは、人工の土と水で植物を栽培する方法です。容器は底に穴が開いていなければ、なんでも使えるので、インテリア性が高いのも特徴です。
ぜひ、ハイドロカルチャーにチャレンジしてみてください。

ハイドロカルチャーでテーブルヤシを育てるメリット

ハイドロカルチャーでテーブルヤシを育てるメリットは、何があるでしょうか?ここでは、ハイドロカルチャーで育てるメリットを紹介します。
ハイドロカルチャーで育てるメリットは、大きく分けて以下の2つです。

  • 土よりも軽量で育てるのが簡単
  • 土のにおいがなく清潔

上記のメリットが存在します。特に室内でテーブルヤシを育てる場合は、大きなメリットばかりなので、ハイドロカルチャーは非常におすすめ栽培方法です。
順番に解説します。

土よりも軽量で育てるのが簡単

ハイドロカルチャーは普通の土よりも軽量で、育てるのが簡単です。ハイドロカルチャーで使う土は、ハイドロボールなどと呼ばれている、粘土を焼成した土を使います。そのため、普通の土と比べても軽量で、容器の移動も簡単です。また、栽培方法も簡単で基本的に置き場所と水の与える量に注意すれば、簡単に育てられます。
土よりも軽く簡単に育てられるのは、ハイドロカルチャーの特徴の1つです。

清潔で土特有のにおいもしない

清潔で、土のにおいがしないのも特徴です。室内で観葉植物を育成していると、土のにおいが気になる方も、多いと思います。生活環境に、土のにおいが混じるのは、好ましくないですよね?しかし、ハイドロカルチャーでは、粘土を焼成したものを土として使用するため、においがありません。
生活環境にも注意したいなら、ハイドロカルチャーは良い選択だと言えます。

ハイドロカルチャーへの植え替えに必要なモノ

ハイドロカルチャーについて学べたので、実際にハイドロカルチャーにチャレンジしてみませんか?ここでは、ハイドロカルチャーに必要な物を紹介します。
ハイドロカルチャーに必要な物は以下の通りです。

  • 底に穴が開いていない容器(初心者は透明な容器がおすすめ
  • 人工の土(ハイドロボールなど)
  • 根腐れ防止剤
  • ハイドロカルチャー用の肥料
  • 水分計(透明じゃない容器を使う場合)

上記の物が必要になります。ここでのポイントは「透明な容器」です。基本的に穴がいていなければ、どのような容器でも大丈夫です。しかし、初心者の場合は水の管理がしやすい、透明な容器がおすすめです。また、人工の土はハイドロカルチャー用の土を購入すれば大丈夫です。

ハイドロカルチャーへの植え替え手順

必要な物が揃えたら、ハイドロカルチャーへ、植え替えをおこないましょう。
植え替え手順は下記の通りです。

  1. 人工の土を水で洗う
  2. 容器底が隠れる程度に根腐れ防止剤を敷く
  3. 人工の土を1/4~1/5程度入れる
  4. テーブルヤシを傷つけないように取り出す
  5. テーブルヤシについている土を落とす
  6. テーブルヤシについた土を水で奇麗に落とす
  7. テーブルヤシを容器に植え付ける
  8. テーブルヤシを人口の土で固定する
  9. 水を容器の1/5程度入れる

上記がハイドロカルチャーへの、植え替え手順になります。ポイントは「土を奇麗に落とす」です。ハイドロカルチャーで使用する土は、無菌でとても清潔です。しかし、植え替える際に土がついていると、雑菌が繁殖する場合があります。雑菌が繁殖すると根にダメージを与えたり、異臭の原因になります。なるべく奇麗に土を落として植え替えをおこないましょう。

ハイドロカルチャー植え替え後のケア方法での注意点

ここでは、ハイドロカルチャーへ植え替え後の、注意点を解説します。
ここで紹介する注意点は、以下の2つです。

  1. 水の与える量
  2. 肥料について

ハイドロカルチャーは、土での育成に比べると、根腐れが起きやすい育成方法です。土と同じように水を与えてしまうと、あっという間に根腐れを起こしてしまうことも。
ハイドロカルチャー初心者の方は、重要なポイントになるので、チェックしてみてください。
順番に解説します。

水やりは少ないくらいがちょうどいい

与える水の量は、少ないぐらいがちょうどいいです。なぜなら、ハイドロカルチャーでは根が水に浸り過ぎると、根腐れを起こすからです。土の育成と違い、ハイドロカルチャーの容器には、そこに穴が開いていません。水を与えすぎると、根が常に水に浸っている状態なるので、根腐れが起きてしまいます。
水を与える場合は、土が乾燥し水がなくなったら、再び容器の1/5程度で大丈夫です。

肥料の与えるタイミングや分量は要注意

ハイドロカルチャーでは、与えるタイミングや分量にも注意が必要です。多すぎる肥料は、肥料焼けを起こす原因です。ハイドロカルチャーで肥料を与えるタイミングは、水を与えるときに一緒に与えてください。頻度は2週間に1度程度で大丈夫です。与える量は、肥料の説明通りで大丈夫です。この時ハイドロカルチャー用の肥料がベスト。普通の肥料を薄めて使用することもできますが、希釈率など難しい要素も多いため、専用の肥料を与えた方が容易でしょう。
肥料の与えすぎやタイミングに注意してください。

テーブルヤシの植え替えによくある質問

ここでは、テーブルヤシにの植え替えに関する、よくある質問への回答を用意しました。
ここで紹介する質問は

  • 100均で購入したテーブルヤシを植え替えする理由
  • 葉先が枯れてきたけど切っても大丈夫?
  • テーブルヤシはどこまで大きなる?

上記の3つへの回答を、用意しました。特にテーブルヤシのサイズは、今後の管理にも影響するので、知りたい人も多いと思います。この項目を読んで、あなたのテーブルヤシの植え替えについての疑問を、解決してください。
順番に解説します。

Q. よく100均で買ってきたテーブルヤシを植え替えたほうがいいと聞きますが、それは何でですか?

A, 排水性が悪いからです。

100均で使用されている土は取り出してみるとわかるのですが、かなり湿っていて良い状態とは言えません。このまま放置すると、根腐れの原因にもなるので、植え替えてあげましょう。

Q. テーブルヤシの葉先が枯れました。枯れた部分を切るのは大丈夫ですか?

A,枯れた部分を切っても大丈夫です。

切る時は、斜めに切ると外観を損なわずに済みますよ。また、外観を気にしない場合は、枯れた葉先を放置しても問題ありません。

Q. ヤシ科のテーブルヤシですが、巨大化するんですか?成長するとどのくらいまでおおきくなるんでしょうか?

A,テーブルヤシは最大で3m程になります。

ただし、テーブルヤシは生長が遅いため、急激なサイズアップしないので安心してください。より大きく成長させたいときは、活力剤を成長期に使うと、大きくできます。

 

テーブルヤシの植え替えっているの?失敗しない植え替え方法や上手なケア方法まで大公開!のまとめ

今回は、テーブルヤシの植え替えについて解説しました。
本記事のポイントは

  • テーブルヤシは植え替えが必要
  • 植え替えは4月~9月の生長期におこなう
  • 置き場所は、直射日光の当たらない通気性が良い場所
  • テーブルヤシはハイドロカルチャーでも育てられる

です。テーブルヤシは、育てやすい観葉植物ですが、株がやや蒸れやすい特徴もあります。株が蒸れてしまうと、病害虫の発生し最悪枯れてしまうことも。しかし、当記事を読んだ読者様なら、植え替えをおこない健康的にテーブルヤシを育てられるはずです。ぜひ、テーブルヤシを長く育てて、大きくなるのも見守ってあげてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。