テーブルヤシは花が咲くの?咲かすための方法や注意点を徹底解説

テーブルヤシは花が咲くの?咲かすための方法や注意点を徹底解説
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目次

南国のトロピカルな雰囲気を持つテーブルヤシですが、実は花を咲かせる可能性を秘めていることをご存知でしょうか。その花はとても珍しいとされていて難易度も高いとされています。珍しいとされている花、ぜひ見てみたくはないですか? そこでこの記事では、
  • テーブルヤシの花とは
  • テーブルヤシの花言葉
  • テーブルヤシの風水効果
  • 開花の条件
  • 開花させるために重要な点
  • 育て方
  • 枯れてしまう原因
以上の内容についてご紹介します。 この記事を読んでぜひご自身のテーブルヤシを開花させてみて下さい。

テーブルヤシに花が咲くんですか?

育てやすさと南国風の雰囲気から人気の高いテーブルヤシですが、緑の葉っぱだけではなく、花を咲かせることはあるのでしょうか。室内の観葉植物で花を咲かせるってあまりイメージ沸かないですよね。南国風の葉っぱに花が咲いたらキレイだと思いませんか?

結論:花が咲く観葉植物です!

テーブルヤシには花が咲きます。テーブルヤシはヤシの種類で意外かもしれませんが花を咲かす種類です。丈夫な種類ですので育てているうちに花が咲く事を見かけるかもしれませんが、実はちょっとした条件が必要なんです。普通に育ててしまうとなかなか咲かないので育て方のポイントと条件をおさえて管理していきましょう。

珍しい黄色い花が咲きます

テーブルヤシはどんな形の花を咲かすかというと、2mm程の黄色いとても小さな花が連なった姿で咲きます。まるで稲穂やスズランのような姿でとてもキレイに咲きます。花が咲きますがテーブルヤシには「雄株」と「雌株」があるのでそれぞれの株を近くに置かないと種ができることはありません。

開花時期は2月~5月

テーブルヤシの開花の時期は暖かくなってくる2月〜5月の春頃になります。花が咲く順番として、花芽が株に付き始めます。花芽は秋口に株に付き始めだんだんと大きくなり、やがて花となります。観察のポイントとしては、秋に花芽がついているかどうか確認するようにしましょう。花芽がついていると開花する可能性がかなり高くなるので、寒い冬にきちんと管理してあげて冬越ができるようにしてあげる必要があります。

テーブルヤシの花は1週間ほどで落ちてしまう

テーブルヤシの花の開花期間はとても短いです。開花してもわずか1週間程で花が落ちてしまいます。とても期間が短いこともテーブルヤシの花が珍しいといわれる所以です。もし咲いているタイミングに出会えたら、なかなか貴重な体験ですので、ぜひじっくり観察してみて下さい。

テーブルヤシの花言葉は【あなたを見守る】

そんな非常に珍しいとされているテーブルヤシにも花言葉があります。テーブルヤシの花言葉は「あなたを見守る」です。テーブルヤシはどこでも育つ力をもっており、色々な場所に置くことが出来ます。そんな寄り添ってくれる姿からつけられた花言葉です。大切な方へのプレゼントにもピッタリな観葉植物ですね。

テーブルヤシの風水効果は【仕事運】【健康運】

テーブルヤシは運気を良くする観葉植物として、風水でもオススメとされている植物になります。テーブルヤシの風水は「仕事運」と「健康運」をアップすると言われています。 テーブルヤシの葉は鋭く尖っており、その姿から活力を高める効果を持つとされています。背丈が高くなるテーブルヤシは向上心と競争力を高めてくれる力を持ちます。その力から仕事運が良くなるとされています。 また風水では「五行」と呼ばれる相性があり、五行は木・火・土・金・水の5つの相性を表しています。観葉植物は「土」と「木」で構成されており、この2つは相性がよく、お互いを高め合うとされています。観葉植物のテーブルヤシを取り入れることで、五行の運気が高まり健康運を取り入れる事ができるようになります。

テーブルヤシに花が咲く条件

テーブルヤシの花はとても小さく可愛らしい姿をしています。ではその姿を見るためには、どんな事が必要なのでしょうか。開花させるためにはかなり準備が必要です。テーブルヤシの開花は他の植物よりかなり難しいとされていますので、根気よく育てていきましょう。

5年以上の長期間育てること

まず最初のポイントとして、5年以上の長期間にわたり育て続けるようにする、です。テーブルヤシの花が開花する傾向として、5年以上育てているテーブルヤシに花が咲きやすいとされています。逆に5年未満のテーブルヤシでは咲くことは滅多にないとされているので気長に待ちましょう。5年も待てない…なんて方は、小さいテーブルヤシではなく、ある程度成長して年月が経過しているテーブルヤシを購入してみましょう。もし気になるようであれば販売店で店員さんに聞いてみるのも手です。

複数の苗を同時に栽培すること

次のポイントとして、いくつかの苗を育てるようにする、です。テーブルヤシには雄株と雌株があり、両方を揃えて受粉させないと花が咲かないと言われています。見た目だけでは雄雌どちらかわからないので、なるべく多くの苗を育てるようにして、花が咲く確率をあげておきましょう。

適切な生育環境を整えて育てること

最後のポイントとして、適切な生育環境を整える、です。テーブルヤシに限らずどの観葉植物にも言えることですが、不安定な生育環境では開花も難しくなります。
  • 日光が不足している
  • 水が足りない(もしくは多い)
  • 寒い(もしくは暑い)
こんな環境では植物にとっても過酷な環境となってしまいます。そのため環境作りも大事なポイントとなりますので、日頃から注意するようにしていきましょう。

花を咲かせるためには【風】【水】【光】が重要

では花が咲くために必要な環境にするためには、どういったポイントをおさえることが必要なのでしょうか。ここではテーブルヤシの開花のための環境作りについてご紹介していきます。「テーブルヤシの花を見てみたい!」という方はぜひポイントを1つ1つおさえて、開花のための土台作りをしていきましょう。

テーブルヤシに日光を当てて、温度管理を行う

テーブルヤシは比較的屋内のどの場所でも管理できますが、日光にあてて植物の温度管理をしましょう。寒い場所を嫌うので最低でも5度以上をキープして育ててください。寒い時期は日中は日光にあてて、夜間冷えてきたら暖かい場所へ移動させてあげましょう。

定期的に剪定や植え替えをして風通しを良くする

風通しを良くするのもポイントの1つになります。テーブルヤシの生育はそこまで早くはありませんが、あまり葉が重なり合ってしまうと風通しの悪化を招きます。そうならないためにも、定期的な剪定や植え替えをしましょう。株の内側から新芽が出てくるので、古くなった外側の葉を剪定してあげてください。また植え替えは1年に一度4〜9月の暖かい時期に行うようにしてください。

テーブルヤシの花を咲かせる育て方

大切なテーブルヤシに花が咲くために育て方を気をつけていきましょう。花が咲くまで長い時間がかかりますので環境作りが大事になってきます。季節や状況によってポイントが異なってきますので、それぞれのポイントをおさえてテーブルヤシにとって最適な環境作りをしていきます。

置く場所は【日当たり】【風通し】の良さがポイント

屋内の色々な場所に置くことができるテーブルヤシですが、開花のためにはテーブルヤシが好む場所で育てる事が必要になってきます。またテーブルヤシは屋外でも育ちますので、それぞれの場所にあった管理をしていきましょう。

室内での置き場所

室内でテーブルヤシを育てる場合季節によって置く場所を変えてあげるとよいでしょう。5月〜10月は窓辺に置き、レースのカーテン越しに日光が入ってくるようにしてあげます。テーブルヤシは直射日光をあててしまうと葉焼けを起こしますので、なるべく日陰に置くようにしましょう。屋内での注意点は乾燥に気をつけることです。テーブルヤシは乾燥に弱いので、エアコンの風等が当たってしまうと乾燥を引き起こしてしまいますので注意しましょう。また冬場は加湿を心がけましょう。

屋外での置き場所

屋外で管理する場合は葉焼けを起こす可能性があるので直射日光が当たらないように注意しましょう。特に夏場は日光も強いため明るい日陰を探して管理します。気温が下がる冬場は温度管理に注意します。テーブルヤシは耐寒性が比較的ありますが、3℃〜10℃を下回ると生育に影響が出始めますので、気温次第では屋内へ移動させるようにしましょう。

水やりは季節ごとで違う

テーブルヤシの管理で特に大切なのが水やりです。水やりの方法は季節ごとに異なりますので、時期にあった水やりを心がけましょう。間違った水やりはテーブルヤシが枯れてしまう原因となってしまいますので気をつけるようにします。

春・夏の水やり方法

春と夏の成長期の水やりは、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出る位たくさんの水をあげるようにします。特に夏場のテーブルヤシは水をよく吸いますのでこまめに水やりをしてあげましょう。また水やりだけではなく、霧吹き等で葉っぱに水を与える葉水をしてあげると、乾燥や害虫被害をおさえることができますので積極的に行いましょう

秋・冬の水やり方法

秋と冬の成長が緩慢になる時期の水やりは成長期ほど水を必要としません。少し乾燥気味に管理するのがおすすめです。具体的には表面が乾いてから4〜5日後に水やりをするようにします。また冬場の冷たい水はテーブルヤシへ負担をかけてしまうので、常温の水を使うようにしましょう。

土は水はけがいいものを選ぼう

テーブルヤシに使用する土はなるべく新しいものを使うようにしましょう。古くなり粒が小さくなってしまった土を使うと、目詰まりを引き起こして水の通りが悪くなってしまう可能性があります。水はけが悪くなってしまうと根腐れが起きる可能性が高くなり枯れてしまう恐れもでてきますので注意するようにしましょう。

肥料は生育期にのみ与えるだけで大丈夫

肥料をテーブルヤシに与える場合は生育期である春から秋にしましょう頻度としては2ヶ月に1度のペースになります。固形肥料の場合は緩行性の肥料を置くようにしましょう。液体肥料を与える場合は10日に1度のペースで使用するようにします。あまり多く与えすぎてしまうと肥料焼けを起こしますので注意してください。

テーブルヤシが枯れるよくある原因

元気な状態のテーブルヤシが突然枯れてしまったら誰でも驚くと思います。そんな事になってしまったら原因を探りましょう。原因を把握することで他の観葉植物の環境のチェックにも繋がります。ここではよくある枯れてしまう原因をご紹介します。

気温が低いところに置いている

テーブルヤシの原産国は暖かい中南米になります。そのため比較的暖かい場所を好むので、日本の冬場などは苦手としています。普段置かれている場所は暖かい場所でしょうか。もし冷える場所に置いてあるようであれば早めに移動させるようにしてあげましょう。

テーブルヤシに直射日光が当たっている

テーブルヤシはヤシの仲間ですが日陰を好みます耐陰性があるので直射日光に当てなくても十分成長します。もし直射日光が当たる場所に置いてしまっていると、強い日差しで葉焼けを起こしてしまう可能性があるので、なるべくレースのカーテン等で直射日光を遮るように工夫してあげてください。

害虫によって枯れてしまう

害虫被害も枯れてしまう原因の1つです。テーブルヤシにつきやすい害虫はハダニです。ハダニは乾燥している場所を好むので乾燥していないか注意しましょう。ハダニは光合成の妨げとなってしまい生育に悪影響を起こすので早めの対処をしましょう。

枯れそうなテーブルヤシの対処法

テーブルヤシの葉が茶色く変化してしまっているのを確認したら早急に対処するようにしましょう。そのままほったらかしにしてしまうと、株自体が枯れてしまう可能性もあるので、手遅れにならないうちに手を打ちましょう。対処の方法をまとめましたので参考にしてください。

暖かい場所に移動してあげる

まずは暖かい場所へ移動させてあげましょう。暖かい場所を好む植物ですので、寒い場所より体力の回復が早くなります。冬場であればビニール袋でくるんで断熱させることも有効です。冬場の暖め方の注意点としては、暖房の風に直接当てないようにすることに気をつけてください。風が直接あたってしまうと乾燥してしまうので風向きに注意してください。

半日陰になるような場所に移動させる

直射日光が当たってしまい葉焼けを起こしているようであれば、半日陰の場所へ移動させましょう。もしくは日光を遮ることができるカーテン等を取り付けましょう。テーブルヤシは耐陰性がありますので、強い日差しは必要ありません。窓辺でも時間によって陽の入り方がかわるので気をつけてください。

見つけた害虫は駆除する

害虫によって枯れてしまっているようであれば、即取り除くようにしましょう。葉や茎をよく観察して、害虫がついている部分に霧吹きで水をかけてあげてください。ハダニは水を嫌うので葉水は有効な手段です。もし葉水で間に合わないようであれば、傷んでしまっている葉をカットしてしてください。多少のカットは生育に影響をあまり与えないので、バッサリ切り落としてしまいましょう。

テーブルヤシの花は3~4日で切るのがいい

テーブルヤシは開花してから1週間程で落ちはじめてしまいます。とても短いですが、咲いたら早めにカットしてしまうのがオススメです。キレイに咲いている状態でカットしておくと鑑賞するのにもベストなタイミングで飾ることができます。

テーブルヤシの花は咲き終わりのサインがはっきりしてない

テーブルヤシの花は開花期間がとても短いので、咲き終わりのタイミングがわかりにくいです。気づいたら落ちてしまっていることも多くあるので、ある程度キレイに咲いているピークの時点で切り取って花瓶に活けてしまうことをオススメします。

落ちると花がバラバラになって、花の撤去が大変

切り取らずにあまり長い間放置してしまうと、小さな花がポロポロと落ちはじめてしまい、あちこちに散らばってしまいます。そうなると掃除も撤去も面倒になってしまう恐れがあるので、名残惜しさはありますが、切り取って処分してしまいましょう。もったいないようであれば、きれいなタイミングで写真に残しておきましょう。

テーブルヤシの花によくある質問

テーブルヤシを開花させるためにはかなり色々準備が必要です。ここではそんな難しいテーブルヤシの開花の疑問をまとめました。ぜひキレイな開花のためにも参考にしてみて下さい。

Q. パキラの花は実生株でしか咲きませんが、テーブルヤシの花も種で育てたら咲くんですか?

A,テーブルヤシの開花は雌雄別である必要があるので実生株は無関係 テーブルヤシは挿し木で増やすことが出来ないので、基本的に実生株が売られています。そのため質問にあるパキラとは異なります。販売されているテーブルヤシは実生株ですので、問題なく開花の可能性を秘めています。

Q. テーブルヤシの風水効果を高める方角はどの方角ですか?

A,東・北西・北東に置くと風水アップ! テーブルヤシの置き場として、東と北西は仕事運がアップし、北東の方角に置いてあげると健康運がアップするといわれています。それぞれ高めたい運気を意識して配置してあげるようにしましょう。

Q. テーブルヤシの花は1度咲いたら、次はいつ咲くんですか?

A,1度咲いたら毎年咲くようになります テーブルヤシは1度開花したら、翌年以降は毎年春に咲くようになります。1本の葉に1つ花茎がつくので、葉が伸び続ける限り咲き続けます。始めの1回目の開花が大変ですので、諦めず見守りましょう。

テーブルヤシは花が咲くの?咲かすための方法や注意点を徹底解説のまとめ

テーブルヤシを開花させるためには、
  • 開花するのは2月〜5月の春頃
  • 長い年月育てる(5年以上)
  • 日光にあてて暖かい環境をつくる
  • 定期的な剪定で風通しを確保してあげる
  • 季節ごとに水やりの方法をかえてあげる
  • 枯れてしまわないようによく観察してあげる
以上のポイントをおさえてあげることが開花することに繋がります。 テーブルヤシの花は年月も手間もとてもかかるので珍しいとされています。この記事を読んでポイントをおさえることで開花の可能性をあげることができれば嬉しいです。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。