白寿祝いに最適な花とは何?おすすめのフラワーギフトを紹介

白寿祝いに最適な花とは何?おすすめのフラワーギフトを紹介
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目次

敬老の日に合わせて、長寿祝いを行う家庭も多いのではないでしょうか。 特に100歳を目前に控えた白寿祝いは、大変喜ばしい特別なものです。 白寿祝いに記念すべきプレゼントとして、よく候補に挙がるのがフラワーギフトです。 これまでの感謝の気持ちといつまでも元気でいてほしいという願いをこめて、お花をプレゼントするご家族もいらっしゃることでしょう。 しかし、いざ白寿祝いでフラワーギフトを贈ろうにも、どんな花が良いのでしょうか。 せっかく贈った花が縁起の悪い意味をもっていたら、贈られた相手は残念に思ってしまうかもしれません。 この記事では、
  • そもそも、【白寿】とは?
  • 白寿祝いのフラワーギフトの種類
  • 白寿祝いで大人気の花と花言葉をご紹介
  • 白寿祝いのフラワーギフトの相場
  • 白寿祝いを贈る時のマナーと注意点
  • メッセージカードの書き方
  • 白寿祝いに関するQ&A
についてご紹介します。 白寿祝いにふさわしいお花の選び方とマナーを知れば、もっと素敵なお祝いにすることができますよ。 ぜひ最後までご覧ください。

そもそも、【白寿】とは?

日本には昔から長寿を祝う「賀寿」と呼ばれる風習があります。 賀寿とは、数え年でそれぞれの年齢になった時、無事に年を重ねられたこと、今までの苦労を労い、また年を重ねていけるようにという願いをこめて特別なお祝いすることをいいます。 60歳の還暦からはじまり、66歳で緑寿、70歳で古希など漢字や言葉遊びをもじった様々な呼び名があります。 白寿はそのうちの一つです。

白寿とは何歳でのお祝い?

白寿のお祝いは、99歳を迎えたら行います。 昔は数え年を基準にしてお祝いをしていましたが、数え年が一般的でなくなってきたことから、最近では誕生日を基準とする満年齢でお祝いします。 白寿の由来は「百」から「一」を除けば「白」になるという、漢字遊びがもととなっています。 このことから100から1を引いた数、つまり99歳を迎えたことをお祝いするのです。

白寿のテーマカラーは【白色】

白寿のテーマカラーは白色です。 長寿祝いには、それぞれテーマカラーが決まっています。 「緑寿」には緑色というように、大体はもじった漢字や読み方がテーマカラーとなっていたり、「古希」や「喜寿」には高貴な色とされていたその歴史から、紫色がテーマカラーになります。 ですので、その名のとおり、白寿では白色がテーマカラーとなっています。

白寿祝いのフラワーギフトの種類

節目となる年の長寿祝いはどれも特別ではありますが、100歳という年齢の大台を前にする白寿祝いは自身にとって、また家族などの周囲の人間にとっても特別なものでしょう。 プレゼントも様々なギフトが選ばれていますが、その中でもっとも人気なのが、やはりお花です。 特に胡蝶蘭は、昔から記念となる日のプレゼントとしてよく選ばれており、大変人気です。 ここでは、贈り物の胡蝶蘭の種類と、フラワーギフトの種類についてをご紹介します。

胡蝶蘭

胡蝶蘭は「幸せが飛んでくる」という縁起の良い花言葉から、昔から特別な贈り物として重宝されてきました。また他のお花のようにお花のお手入れがあまり必要でないことと多種多様な色があることから、個人はもとより開店祝いなどにおけるビジネスシーンでのギフトなどあらゆる場面で喜ばれるお花です。

大輪サイズ

胡蝶蘭は花の大きさと花をつける茎の数によって、値段が変わってきます。 大輪は花の大きさが10㎝〜15㎝のもので、株や茎の高さもそれなりにあることから見栄えが良く、存在感があります。開店祝いなど法人的な場でよく目にする胡蝶蘭がこのサイズのものです。広い玄関や空いているスペースに飾れば、空間がぱっと華やぐでしょう。

ミディサイズ

ミディサイズは中輪とも呼ばれ、花の大きさが5㎝〜10㎝未満のものをいいます。 大輪よりもひとまわり小さいサイズですので、場所をそれほど選ばずに飾れます。狭いサロンや商店での開店祝い、また個人間のプレゼントとして人気です。お部屋や商店のワンポイントとして、空間にメリハリを生んでくれます。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントとは、かごや箱の中に吸水性スポンジを入れて、そのスポンジにお花を活けたもののことを言います。 容器から溢れるように活けられたお花は、見た目も華やかでギフトとして大変人気です。容器にもよりますが、基本的に花瓶など他のものに移す必要がなく、そのまま飾れます。水やりも、スポンジの水持ちが良いのでそれほど必要ではなく、乾いてもまたスポンジに含ませたら良いのでお手軽です。 価格は花屋のデザイン料も含みますので、少々高めです。複雑なアレンジメントになると注文から時間をもらうこともあります。

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは、生花の状態の時に花の色素を抜き取って、特殊な染料を染み込ませて着色したもののことをいいます。 自然にはできないであろう七色の花など、様々な色やバリエーションを施すことができるため、アレンジの幅にとても富んでいます。また枯れる心配がないので、水やりをする必要がありません。高温多湿な場所を避けるなどといった花の状態に気を付けてさえいれば、5年以上は生花のようなみずみずしさのまま、人の目を楽しませてくれます。

花束

特別な日の記念として、花束は鉄板ですよね。 フラワーアレンジメントよりも価格が安いため、花の種類を増やせたり、ボリュームを出しやすいです。大きくて豪華な花束を手渡しされたら、感動もひとしおですよね。 フラワーアレンジメントと違い、花瓶などの容器を用意しなければなりませんが、逆に花の量を調節して自分好みの容器に入れて楽しめるといった応用性の高い飾り方ができます。 フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーに比べると、枯れてしまう時間が早かったり、毎日水を交換しなければいけなかったりするので、施設や病院では生花の花束の持ち込みを禁止しています。

白寿祝いで大人気のお花と花言葉を紹介

胡蝶蘭以外にも、白寿祝いで人気のお花をご紹介いたします。 花束やフラワーアレンジメントでどんな花が良いか選ぶ際、ぜひ参考になさってください。

白いバラ

白いバラといえば、結婚式のブーケといったイメージが強いかと思われます。 しかし仏花として使用されることがないため、白寿祝いとしても人気のあるお花です。 花言葉は「心からの尊敬」「無邪気」「純潔」などがあります。 白一色でも問題はないお花ではありますが、赤いバラと組み合わせて紅白でさらにおめでたい雰囲気を作るのも良いでしょう。 逆に入れてはならないのは、「黒色」「黄色」のバラです。 「黒色」のバラは、白寿祝いにふさわしくない色なばかりか、その花言葉が「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」といったものです。黒に見えやすい濃い赤のバラも避けた方が良いでしょう。 「黄色」のバラの花言葉は、「嫉妬」「薄らぐ愛」です。このほかにも「献身」といった良い意味を持っているのですが、どうしてもネガティブなイメージがつきやすいので白寿祝いから外しておいた方が良いでしょう。

ガーベラ

ガーベラは丸い形が愛らしく、明るく元気な印象を与えてくれるお花です。 様々な色があり、花束やアレンジメントの主役にも差し色としても使えます。 ガーベラの花言葉は、「希望」「前進」です。 ガーベラも色ごとに花言葉が少しずつ異なり、白寿祝いの候補になるであろう白のガーベラの花言葉は、「希望」「律儀」「純潔」となっています。 他の色にも意味はありますが、どれも前向きなものです。 怖い意味のものは特にありませんので、贈る相手の好きな色を入れてあげてください。

トルコキキョウ

花びらがドレスの裾のように見えるトルコキキョウは、とても優美で気品があるお花です。 どこか日本の和を感じさせる存在感から、男性にも人気があります。 トルコキキョウの花言葉は、「優美」「すがすがしい美しさ」で、白色のトルコキキョウは「思いやり」ともなっています。 ただトルコキキョウには、「花嫁の感傷」といった花言葉もあります。 気になるようでしたら、避けましょう。

胡蝶蘭

胡蝶蘭は花びらが可憐な蝶々に見えることから、上記で述べたように花言葉が「幸福が飛んでくる」というものです。上品な佇まいから、特にご年配の方に人気があります。 こちらも色ごとに花言葉が存在し、 白色は「清純」「純粋」、ピンクは「あなたを愛します」、青色は「尊敬」「誠実」、 といった意味があります。 黄色や紫色などの胡蝶蘭もありますが、まだ決まっていません。 しかし、縁起の良い花言葉しかありませんので白寿祝いにぴったりのお花といえます。

白寿祝いのフラワーギフトの相場

一般的な白寿祝いの相場は、10,000~50,000円とされています。 特にフラワーアレンジメントは、白寿祝いにふさわしい上品なデザインとして選ぶなら30,000円ほどかかります。 プリザーブドフラワーも、特殊な技術を要しますので複雑なアレンジメントを注文するのなら、時間に余裕を持ちましょう。 しかし、プレゼントはやはり気持ちの部分も多いですから、金額は必ずこれでなければならない、ということはありません。 無理のない範囲で選んであげてくださいね。

白寿祝いを贈る時のマナーや注意点

せっかく素敵なフラワーギフトを用意していても、白寿祝いにふさわしくないアレンジをしてしまうと相手をがっかりさせてしまうことになるかもしれません。 そうならないために、白寿祝いを贈る時のマナーや注意点をご紹介します。

白一色にしないこと

せっかくテーマカラーが白ですので、上品な白で色を統一したいと思われるかもしれません。しかし、白一色にしてしまうと仏花を連想させてしまいます。 そうならないために、白のほかに差し色として他の色を混ぜるようにしましょう。 一番良いのは赤色を混ぜて紅白にすることです。おめでたい雰囲気となりますので、お祝いの席に適切です。 他の色でしたら、ピンクやオレンジなど明るい色を混ぜると良いでしょう。 一方で、混ぜない方が良い色は青や紫です。 おじいちゃんおばあちゃんが好きな色であったり、白とよく合うので好まれる配色ではあるのですが、青と紫は仏花にもよく使われる配色です。 葬儀を思わせる色はなるべく避けましょう。 白に統一し過ぎず、適度に色を混ぜ込むことでさらに華やかさも演出できます。

適していないプレゼントを確認しておく

お花だけだと物足りない、他にもプレゼントを用意しておきたい、という方もいらっしゃるでしょう。しかし、実用性だったり個人の趣味だからという理由で、白寿祝いに適さないプレゼントを選んでしまうと相手が困ってしまう原因になりかねません。 気持ちの良い関係性が築けるよう、以下のプレゼントは避けた方が良いでしょう。

印鑑

印鑑は使用する役割と責任が大きいことから、「責任を持ちなさい」という意味のアイテムです。就職祝いや卒業祝いなどで若い方に贈るならともかく、ご年配の方に贈るには、不適切なものですので避けましょう。

時計・かばん

時計とかばんは、仕事や勉強の場で使用されることが多いため「勤勉に生きなさい」「真面目に働きなさい」というメッセージになってしまいます。 おじいちゃんおばあちゃんの趣味だから、と選んでしまうと非常識と取られてしまうかもしれませんので、注意してください。

履物・マット類

スリッパや靴下といった履物やマットは、「足で踏みつける」という連想から、目上の人に贈るものとして失礼に当たるとされています。 実用性でプレゼントに選んでしまわないようにしましょう。

置く場所のことも考えてサイズを選ぶ

豪華で派手なフラワーギフトを用意していても、お部屋が狭かったり、飾る場所がなければ無駄になりかねません。 特に99歳という大変ご高齢の方は、施設や病院で過ごしている方も少なくないでしょう。 お祝いしたい気持ちが大きすぎて、他の方に迷惑をかけしてしまうのはお互いに本意ではないはずです。贈る相手の飾れる場所などを考慮しつつ、花の大きさを選びましょう。

直接渡すタイミングを考える

特にこの日に渡さなければならない、という厳密なルールはありません。 一般的に、99歳のお誕生日や敬老の日に合わせてお祝いをすることが多いため、そのタイミングでプレゼントを渡すのがベストです。 予定がつかなくて郵送する場合は、メッセージを必ず添えて贈ってあげましょう。

メッセージカードを添えて贈る

昨今は家族みんな集まってお祝いする、ということが難しいものです。特に施設や病院での面会は厳しいでしょう。 そのため、郵送したり施設などの関係者にギフトをお願いする時は、誰が贈ったものなのかがわかるようメッセージカードを添えてあげてください。 今までの感謝やこれからの健康を祈るような、言葉を書いてあげると良いでしょう。 テンプレートをご用意しましたので、ぜひご参考ください。

メッセージカードの書き方

日々の感謝や思っていることを書きましょう。
  • 「白寿おめでとうございます。なかなか会えないのが寂しいですが、また顔を見に行きますのでそれまで元気にお過ごしください。」
  • 「99歳のお誕生日おめでとうございます。これからも長生きしてください。」
  • 「白寿のお祝い謹んでお慶び申し上げます。今後もなお一層ご長寿保たれますようお祈り申し上げます。」

Q&A

なかなか人に聞けない白寿のお祝いについて、よくある質問と回答をご用意しました。 お悩みを解決する手助けとなれば、幸いです。

Q,施設に入所している祖母の白寿祝いを贈ろうと思います。施設にギフトを送っていいのでしょうか?

A,基本的に送っても問題ありません。 ただ昨今ではプレゼントに関して、施設のほうからお願いが出されていることも多いです。 必ず施設に確認をとりましょう。 またフラワーギフトを贈る場合は介護を妨げない大きさのものに限定し、花を活ける手間がないプリザーブドフラワーが良いでしょう。

Q,白寿と卒寿を一緒に祝うのはありですか?

A,厳密に、お祝いしてはいけないということはありません。 卒寿とは、90歳の長寿祝いです。卒寿のテーマカラーは紫となっており、白寿とはまた別の長寿のお祝いとなっていますので、基本的にそれぞれでお祝いを行うのが一般的です。 しかし、昨今では頻繁に集まってお祝いをすることができないということもあり、まとめて長寿祝いを行う家庭も増えてきています。

白寿祝いに最適な花とは何?おすすめのフラワーギフトを紹介のまとめ

ここまで白寿祝いにふさわしいフラワーギフトについて、ご紹介しましたがいかがだったでしょうか。 この記事のポイントは、
  • 白寿祝いは99歳をお迎えすることを祝う長寿祝いのひとつ。
  • 白寿祝いで特に喜ばれるのは胡蝶蘭。
  • 白寿祝いでは、花によってはふさわしくない花言葉もあるため、色別の花言葉に注意する。
  • 白寿祝いに贈るフラワーギフトで、白一色にはしない。
  • 施設などに送る場合は、飾る場所などを考慮してフラワーギフトの大きさと種類に注意する。
です。 白寿という特別な日を迎えた、おじいちゃんおばあちゃんの癒しとなるフラワーギフトをぜひ贈ってあげてください。 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。