実は結婚式で胡蝶蘭は定番?結婚式に胡蝶蘭が選ばれる理由を解説

実は結婚式で胡蝶蘭は定番?結婚式に胡蝶蘭が選ばれる理由を解説
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ご結婚おめでとうございます。 一生に一度の結婚式、その準備の中で花嫁が最も気になるのは、ご自身の装いとウェディングブーケではないでしょうか。また、披露宴会場の雰囲気を演出するのに、欠かせないのは会場装花で、花はおもてなしの気持ちを現す大切な要素になります。実は数ある花の中でも、胡蝶蘭は結婚式で使うのに特に優れている花です。 そこでこの記事では、
  • 結婚式の花に胡蝶蘭が選ばれる理由
  • ブーケや会場装花に胡蝶蘭がおすすめである理由
  • 胡蝶蘭のウェディングブーケと手配の仕方
  • 胡蝶蘭を使った会場装花
について解説します。 「ウェディングブーケに胡蝶蘭を使ってみたい」 「胡蝶蘭を取り入れるとどんな雰囲気になるのか気になる」 「和装に胡蝶蘭のブーケを持ってみたい」 「胡蝶蘭を使いたいけど高価になりそうで心配」 この記事を読むと、このような疑問を解決するヒントになります。ぜひ最後までご覧ください。

結婚式の花として胡蝶蘭が選ばれるのはなぜ?

結婚式の花に胡蝶蘭が選ばれる理由は主に3つあります。

胡蝶蘭ってどんな花?

胡蝶蘭は元は熱帯地方に育つ花です。丈夫で花持ちがよく、咲くと1ヶ月から2ヶ月は花を楽しめます。また、花の中でも格が高く縁起がいい花とされる胡蝶蘭は、結婚式のようなお祝いの場にふさわしいと言えるでしょう。

胡蝶蘭はカラーバリエーションとサイズが豊富

胡蝶蘭と言えば、よく見かける白のイメージが強いかもしれませんが、実は色のバリエーションは豊富です。白以外にピンク、赤、黄色、オレンジ、青、紫などがあります。ただし、白とピンク以外は流通が少なく、希少種で高価になることがあります。 胡蝶蘭のサイズは大きく分けて3種類です。
大輪 一輪の大きさが13cmから15cm
中輪 一輪の大きさが8cmから12cm
ミディ 一輪の大きさが3cmから8cm
結婚式で胡蝶蘭を取り入れるなら、このサイズの違いを上手く利用するといいですね。例えば、披露宴の高砂席やその周辺は、大輪の胡蝶蘭で豪華さや華やかさを出すと素敵です。中輪からミディサイズの胡蝶蘭は、ブーケやヘッドドレスに使いやすい大きさで、ブーケの形を選ばず取り入れやすいでしょう。

胡蝶蘭は時期を選ばなくてもいい

熱帯地方で育つ胡蝶蘭は、季節に関係なく温室で栽培されるため、流通量と価格が安定し手に入りやすいのが特徴です。四季がある日本では、年間を通して安定的に栽培出来る花は貴重です。そのため胡蝶蘭は結婚式にも使いやすいのです。

結婚式でブーケや会場装花に胡蝶蘭がおすすめな理由

ウェディングブーケや会場装花の花として、胡蝶蘭がおすすめな理由が主に4つあります。

結婚式にぴったりな花言葉

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」、「純粋な愛」です。また、色別の花言葉もあり、白は「純粋」、ピンクは「あなたを愛します」など、新しいスタートを切る結婚式のお祝いにふさわしいものです。縁起がいい花言葉を持つ胡蝶蘭は、まさに幸せな結婚式にぴったりな花と言えるでしょう。

和装にも洋装にも合うのが胡蝶蘭

胡蝶蘭の花は茎についた状態では、数が多くとても豪華に見えますが、一輪ずつ見ると花びらの枚数は少なく、全体的に楕円に近いとてもシンプルな形です。しかし、このシンプルな形と少ない花びらだからこそ、和装と洋装どちらの装いも非常に引き立てます

胡蝶蘭は少し入れただけでもカッコよく決まる

胡蝶蘭のように、花としての格が高く、一輪でも優美な美しさがある花は他にありません。ウェディングブーケや会場装花にほんの少し取り入れるだけで、格好良く完成度が上がるのはそのためです。シンプルな形と肉厚な花びらで存在感を放ちます。

花の高さがない胡蝶蘭はヘッドドレス(髪飾り)に最適

胡蝶蘭は横から見ると高さがなく、ほとんど平らに近い花です。この特徴は、花嫁のヘッドドレス(髪飾り)の花に最適と言えます。 ヘッドドレスを美しくつけるのに最も大切なことは、花が頭の形に添っていることです。高さがある花をヘッドドレスにするには、髪型が制限されたり、あるいは高さの差を埋めるための花を多くつける必要があります。 しかし、胡蝶蘭であれば高さがないため、どのような髪型でも相性が良くヘッドドレスの花として人気があります。

胡蝶蘭を使ったウェディングブーケ

ウェディングブーケの役割は、ドレスや着物を着用した花嫁を引き立てることです。そのブーケのデザインを考える上で、必要な要素は主に2点あります。1点はドレスや着物の色と柄、もう1点は着用した時のシルエットです。 サイズが豊富な胡蝶蘭は、どのようなスタイルのウェディングブーケにも合わせられる優秀な花。あとはドレスや着物を考え、一番引き立てるブーケのスタイルにしましょう。

キャスケードブーケかアームブーケは大輪胡蝶蘭で豪華に

キャスケードブーケとは、上が丸く先端に向かって細くなる逆三角形の形のブーケです。Aラインやプリンセスラインのドレスと相性が良く、クラシカルなデザイン。キャスケードブーケはボリュームがあるため、大輪の胡蝶蘭を使い豪華で華やかに見せると素敵です。 アームブーケは花を細く長く、流れるような形に束ねたスタイリッシュなブーケです。マーメイドラインやスレンダーなドレスと相性が良く、腕の上に乗せるように持ちます。大輪胡蝶蘭の茎をそのまま生かして綺麗に束ねると、縦のラインが引き立ち、モダンで大人っぽい印象になるでしょう。

ラウンドやティアドロップブーケはミディ胡蝶蘭で可愛らしく上品に

丸いラウンドや雫の形をしたティアドロップは、ラインを選ばずどんなドレスにも合わせやすいブーケです。色や使用する花の種類で、可愛らしくも大人っぽくも見せられますが、胡蝶蘭を使うなら大輪よりもミディサイズの方が上品に仕上がります。丸い形のブーケの中に、ミディ胡蝶蘭を少し浮かせるように入れると、まるで花に蝶が止まっているかのようです。

和装ウェディングにも好相性な胡蝶蘭

和装の結婚式では手に扇子を持つことが多いですが、生花を持つのも人気です。中でも胡蝶蘭は和装とも相性が良く、白無垢でも色打掛でも美しく引き立てることが出来ます。

格式高い和装に負けない存在感

結婚式で着る白無垢や色打掛は、和装の中でも最も格式が高い第一礼装です。この高い格式に合う花の種類は少なく、中でも胡蝶蘭は和装にふさわしい花だと言えるでしょう。胡蝶蘭は一輪でも凛とした気品と美しさがあり、色打掛のように金糸や銀糸を使った華やかな礼装に合わせても、存在感を放ち着物と花嫁を引き立てます。 和装に生花を持つ時は、大きすぎる花は避けた方が無難です。特に色打掛には縁起がいいおめでたい柄の刺繍が施されているため、花が大きいとせっかくの柄が隠れてしまいます。生花を持つとしたら、例えば扇子に胡蝶蘭を少し添えるくらいな、小ぶりのものをさりげなく持つ方が上品でしょう。

美しいフォルムは優雅で少量でも品よく見せられる

胡蝶蘭は、丸みを帯びた美しいフォルムと肉厚な花びらを持つ気品ある花です。一輪でも存在感があるため、胡蝶蘭が少しあるだけで上品で優雅な雰囲気を作ることが出来ます。また、胡蝶蘭には花の高さがないため、和装で多いタイトにまとめたヘアスタイルに、髪飾りとして大変使いやすい花です。

胡蝶蘭のブーケを手配するには?

ブーケの一番大切な役割は、ドレスや着物を着た花嫁を引き立てることです。そのため、花の打ち合わせに入る前に、ご自身の衣装を決定しておかなければなりません。可能なら髪型も決まっていれば、ヘッドドレスの手配もしやすくなります。

会場専属のプロにオーダーする

挙式や披露宴会場に専属のフローリストがいるなら、そこでオーダーするのが一番安心です。会場に専属している場合は、挙式当日にブーケの気になるところを修正を依頼出来ますし、何かトラブルが起こった時にはすぐに対応してもらえます。

個人的にプロを探して会場に持ち込む

挙式会場によっては、外部の花屋にブーケをオーダーして持ち込むことが可能な場合もあります。お気に入りの花屋やフローリストに作ってもらうのは、とてもいい思い出になるでしょう。ただし、専属の花屋以外から持ち込むのは、デメリットもあります。
  • 持ちこみ代金が別途かかる場合がある
  • 修正してほしい箇所があっても対応出来ないことがある
  • 何かトラブルが起こった場合にはすぐに対応が難しい
ブーケを持ち込むのであれば、このようなデメリットが考えられると知った上で、オーダーしましょう。急なトラブルへの対応は可能なのか、確認しておくと安心です。

ウェディングブーケをオーダーする時の上手な伝え方

頭の中に思い描いたイメージを上手く言語化するのは、意外と難しいものです。イメージ通りのブーケを作ってもらうために、打ち合わせ前には事前に準備をしておくとスムーズに伝わります。 必ず持参したいのは、ドレスや着物を試着したときの全身写真です。フローリストはこの写真を元に、最適なブーケのデザインを考えます。もし、打ち合わせまでに時間があれば、Pinterest(ピンタレスト)などのアプリを使い、イメージするブーケの画像を集めておくのもお勧めです。何枚か用意しておくだけで、フローリストにイメージが伝わり、ご希望に添ったブーケになります。

胡蝶蘭は会場造花にもおすすめ

「幸福が飛んでくる」という縁起がいい花言葉を持つ胡蝶蘭は、会場装花にも使いたい花です。新しく幸せに満ちたスタートを切る新郎新婦に、胡蝶蘭はまさにぴったりな花と言えます。

高砂席まわりは大輪胡蝶蘭の茎の長さとカーブを生かす

大輪の胡蝶蘭は、長くカーブした茎にいくつも花がついているのが特徴です。長さがあると花を目立たせやすく、豪華で華やかな装飾が作れます。そのため大輪の胡蝶蘭は、主役である新郎新婦が座る高砂席の装飾に上手く生かすのがいいでしょう。予算が限られる場合には、少ない本数をアクセントとして使うだけでも十分に素敵に見えるのが胡蝶蘭です。

ミディサイズの胡蝶蘭はゲストテーブルへ

ミディサイズの胡蝶蘭は小ぶりながらも、凛とした花姿が魅力です。茎を切ってゲストテーブルのアレンジメント入れることも出来ますが、あえて根を生かした装飾にするのも個性的な見せ方です。 例えば、鉢から取り出した胡蝶蘭の根を苔で綺麗に丸く包み、苔玉にしてそのままゲストテーブルに置きます。披露宴の最後に、苔玉ごと胡蝶蘭をゲストにプレゼントすると喜ばれそうですね。

Q&A

皆さんの疑問に対する回答です。

ウェディングブーケに胡蝶蘭を使うと高くなる?

一般的には高くなると考えておきましょう。胡蝶蘭は、温室で手間と時間をかけて育てられるため、他の花よりも高価です。特に大輪の胡蝶蘭を多く使うと高くなりますが、ミディサイズの胡蝶蘭であれば大輪よりも価格は抑えられます。担当のフローリストに予算を伝え、その中で胡蝶蘭が使えるか検討してもらいましょう。

ヘッドドレスのオーダーの仕方は?

まずは花嫁の髪型を決めてから、オーダーするのがいいでしょう。美容師と髪型を決める際に、胡蝶蘭をつけたいことを伝えれば、付け方や付ける場所を考えて必要なパーツ数を教えてくれます。

両親への花束贈呈に胡蝶蘭を入れたら変ですか?

変ではないですが、根がついていないとそれほど長持ちはしません。普通の花束と同じように、1、2週間でしおれ始めます。胡蝶蘭が入った花束は豪華に見えますし、プレゼントされた方も喜ばれると思いますが、鉢に入っている胡蝶蘭のように1ヶ月咲くことはありませんので、この点は注意しましょう。

実は結婚式で胡蝶蘭は定番?結婚式に胡蝶蘭が選ばれる理由を解説のまとめ

ここまで結婚式で胡蝶蘭が選ばれる理由と、ブーケや会場装花への生かし方などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。この記事でお伝えしたことをまとめます。
  • 結婚式の花として胡蝶蘭が選ばれる理由3つ
  • ブーケや会場装花に胡蝶蘭がおすすめである4つの理由
  • 胡蝶蘭のサイズとドレスのラインで似合うブーケスタイルが決まる
  • 胡蝶蘭は和装の結婚式にも好相性
  • ウェディングブーケのオーダーの仕方と必要な準備
  • 会場装花に胡蝶蘭を生かすアイデア
花の打ち合わせに入る前に、決めておきたい大事なことがあります。それは何の花を使うかではなく、ご自身をどのように見せたいか、会場をどのような雰囲気に作りたいかというイメージを固めておくことです。それさえ出来ていれば、スムーズに花も決められます。 結婚式は決めることが多くて準備が大変ですが、忙しい準備期間もやがては思い出になります。この記事が少しでも皆さんの参考になると嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。