モンステラ・デュビアってなに?基本情報や特徴から入手方法まで解説

モンステラ・デュビアってなに?基本情報や特徴から入手方法まで解説
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目次

お部屋のインテリア観葉植物としてトップクラスの人気を誇るモンステラ。そんなモンステラには、実はいろいろな種類があることをご存じでしょうか?今回は、世界で20~40種類もあるモンステラの中でもレアな品種モンステラ・デュビアについてご紹介します! でもモンステラ・デュビアってお店で見かけない!」「そもそもどこで販売しているの?」珍しい品種は育て方も難しそう。」モンステラ・デュビアは希少種ですから、わからないことがたくさん出てきますよね。 そこでこの記事では、
  • モンステラ・デュビアの特徴や育て方は?
  • モンステラ・デュビアはどこで買えるの?
  • モンステラ・デュビアは簡単に増やせるの?
  • 珍しいモンステラってほかにもあるの?
こんな疑問にお応えします。 この記事を読めば、モンステラ・デュビアの特徴や魅力だけでなく、意外と育てやすいことが分かりますよ。風水学的にも運気がアップすると言われるモンステラ・デュビアぜひ個性的でおしゃれなモンステラ・デュビアをあなたのお部屋にお迎えくださいね。

モンステラ・デュビアってどんな観葉植物なの?

モンステラの中でもレアな品種のモンステラ・デュビア日本の市場にはあまり出回らない珍しい品種です。小さなうちは葉に切れ込みがありませんが、成長するにつれて切れ込みの入った魅力的な大きな葉へと変化します。 個性的でエキゾチックなモンステラ・デュビアは、見るだけで気分が上がる観葉植物。その独特なフォルムはインテリアとして映えるだけでなく、生命力に溢れたエネルギーを与えてくれます。そんなモンステラ・デュビアはどんな植物なのでしょうか。まずは基本知識から見ていきましょう。

熱帯の中南米が生息地の観葉植物

モンステラ・デュビアは、おもに熱帯アメリカに生息するサトイモ科のつる性植物です。分類は「サトイモ科」ですが、属名は「モンステラ属」ではなく「ラフィドフォラ属」です。原産地はジャングルの薄暗いエリアですから、耐陰性が強く、基本的に強い日差しは必要ありません。また乾燥にも強く、水やりもそれほど神経質になる必要がないため、園芸初心者の方にも比較的育てやすい観葉植物です。

モンステラ・デュビアの花言葉は「嬉しい便り」「壮大な計画」

ハワイではモンステラが「希望の光を導く」と言い伝えられ神聖視されています。薄暗いジャングルの中で、モンステラの大きな葉の切れ目から光が差し込んでくる様子を想像してみてください。希望の光そのものですよね。モンステラの花言葉である「嬉しい便り」「壮大な計画」は、このハワイの言い伝えが由来だと言われています。

モンステラ・デュビアは風水的に出会いや金運をアップしてくれる効果がある

モンステラは「希望の光を導く」ことから、風水学的に新しい出会いや幸運を引き寄せると言われています。また、モンステラはハワイ語で「湧き出る水」という意味を持つため、金運アップのアイテムとして部屋の南側に置くと良いとされています。 モンステラ・デュビアは、インテリアとしておしゃれなだけでなく、リラックス効果やストレスの緩和まで効果が期待できます。丸く美しい葉や、みずみずしいグリーンは室内を陽の気で満たしてくれますし、見ているだけで穏やかな気持ちになりますよ。運気まで上げてくれるモンステラは観葉植物に最適ですね。

モンステラ・デュビアの特徴や育て方を徹底解説!

ここまでモンステラ・デュビアがどんな植物なのか、大まかに見てきました。
  • 耐陰性があり、乾燥にも強く、育てやすい
  • 花言葉や風水から見ても、縁起の良い植物
  • インテリアとしておしゃれだけでなく、運気まで上げてくれる
モンステラ・デュビア、ますます育てたくなってきますよね。ここからは、モンステラ・デュビアの魅力や育て方、さらには増やし方まで深掘りしていきますね。

モンステラ・デュビアの特徴

モンステラ・デュビアには、一般的に普及しているモンステラとはひと味違った魅力があります。デュビアならではの魅力を4つに分けて解説していきます。

一般的に普及しているモンステラより着生力に優れている

モンステラ・デュビアは、お店で見かけるポピュラーなモンステラより着生力に優れています。着生力とは、他のものに付着して生育することを言います。

板に張り付き平面上に上っていくため”クライムリーフ”とも呼ばれる

モンステラ・デュビアの別名は「クライムリーフ」。気根で茎を這わせるだけの一般的な「クライムプランツ」と違い、葉裏でも着生するのがモンステラ・デュビアのユニークな特徴です。板や壁面に葉裏をピッタリ張り付かせ、上へ上へと向かって生長する様子は、モンステラの語源である「モンスター」そのものです。

幼植物は小さなハート形の葉が特徴的

モンステラ・デュビアが小さな頃の葉は、コロンと丸みを帯びたハート形です。しかし、モンステラ・デュビアが生長していくと、上部の葉は大きくなり切れ込みが入ります。上部の葉に切れ込みが入る理由は諸説あり、
  • 部の新芽に光を確保するため
  • 風通しを良くするため
  • スコールなど大雨による衝撃を分散させるため
などがあげられます。植物の進化の中で、モンステラは自ら葉に切り込みを入れることを選択したんですね。そんな姿をインテリアとして眺められるなんて素敵ですよね。

葉に光が当たるとラメのようにキラキラと輝く

モンステラ・デュビアの葉は、シルバーの斑入り(ふいり)です。斑の部分は結晶構造になっており、光が当たると反射してラメのようにキラキラと輝きます

モンステラ・デュビアはどこで販売しているの?

モンステラ・デュビアの特徴や魅力を知ると、ますます欲しくなりますよね。 「でも、モンステラ・デュビアは店頭ではほとんど見かけない」 「どこで販売しているの?どうしたら手に入るの?」 そんな疑問の声が聞こえてきます。ここからはそんなあなたのために、入手方法を探っていきます!

そもそもほとんど市場に出回らない希少種なので手に入れるのは難しい

モンステラ・デュビアは希少種です。マニアにとっても貴重な存在ですから、ほとんど市場に出回らないのは仕方ありません。でも、だからこそより欲しくなる!というのが人情ですよね。 モンステラ・デュビアは、マニアックな園芸店ならおいてあるかもしれませんが、そんなお店が近くにあるとは限りません。となれば、ネットオークションか、園芸店の通販サイトが現実的ですね。

ヤフオクやメルカリなどの通販サイトで売られていることも

ヤフオクメルカリでモンステラ・デュビアが出品されているのを見かけます。小さな苗から大きく育ったものまでありますから、好みの状態を探せますよね。 ただし園芸店でなく、個人の出品の場合は注意が必要です。購入後のトラブルにならないよう、気になることは購入前に確認しておきましょう。

モンステラ・デュビアの育て方

比較的育てやすいモンステラ・デュビア。元気にいきいきと育てるためにはいくつかポイントがあります。ここからは、置く場所や水やりについて解説していきます。

モンステラ・デュビアを置く場所

モンステラ・デュビアの自生地は、直射日光が当たらないジャングルの中です。室内では、どんな場所に置けばいいのでしょうか。

耐陰性が強く丈夫なので室内で育てるのに向いている

モンステラ・デュビアは耐陰性が強く、室内で育てるのに向いています。とはいえ、元気に育てるには定期的に日光に当てることが必要です。ジャングルの中の木漏れ日を想像するとわかりやすいですね。

直射日光を避け明るい日陰に置く

理想的な置き場所は、直射日光が照りつけない明るい窓辺です。適度に日の当たる窓辺が確保できない場合は、4日に1度くらい日光に当ててあげましょう強い日差しには弱いため、明るい日陰など陽の光を和らげた環境に置いてください。

レースのカーテン越しの光が当たる場所がおすすめ

強い日差しには弱いため、明るい日陰が理想的です。明るい窓辺でレースのカーテン越しの光なら、ちょうど良い環境になりますよ。

エアコンの乾燥した空気に当たらないように注意

エアコンの乾燥した空気も要注意です。エアコンの風が当たることで、葉の表面が乾くだけでなく、水分を保つことができなくなり枯れる原因になります。また、エアコンによる急激な温度変化はストレスを与え、植物本来の働きを狂わせてしまいます。

モンステラ・デュビアの水やりの方法

モンステラ・デュビアには、毎日水をあげる必要はありません。水やりで大事なことは、土の状態を確認し必要かどうか判断することです。

土の表面が乾いてきたらたっぷりの水を与える

春から秋はモンステラの成長期です。土の表面が乾燥してきたらたっぷり水をあげましょう。土が湿っているようなら水やりの必要はありません。 冬の場合は水を吸い上げる力も弱くなるため、水やりは控えめで大丈夫。土の表面が乾いてから3日後くらいにあげましょう。

鉢皿に水をためたままにしない

鉢皿に水をためたままにしておくと、根腐れの原因になります。水やり後は、穴から水が出なくなったことを確認してから鉢皿に戻しましょう。

葉にも霧吹きで水やりをする

モンステラ・デュビアには、適度な湿度が必要です。水やりだけでなく、葉にも水をかけてあげましょう。特に冬の室内は暖房などで乾燥しやすいため、葉に霧吹きで水をかけ湿度を高めに保つことが大事です。

葉に積もったほこりはティッシュなどで拭きとる

観葉植物は室内で育てるため、どうしても葉にほこりが付きます。油分を含んだほこりが葉に蓄積すると、呼吸しづらい状態になってしまいます。葉のほこりは、定期的にティッシュなどで取り除いてあげましょう。水で湿らせて拭けば、葉に水分も与えられて一石二鳥ですね。

肥料はモンステラ・デュビアの成長期である春~秋に薄めた液肥を与えるとよい

肥料を与えるタイミングは、モンステラ・デュビアが元気いっぱいな成長期が良いでしょう。暖かい時期である春~秋までに肥料を与えましょう。体を休ませている冬の寒い時期は、肥料は与えないでくださいね。 肥料の種類は、固形、液体のどちらでもOKですが、即効性を求めるのなら液肥を与えるほうが効果的です。

モンステラ・デュビアを増やすには

モンステラ・デュビアは簡単に増やすことができます。増やすのに適した時期は5~9月。元気な成長期なら、発根率も良いため成功する確率が上がります。ここでは、挿し木ミズゴケを使った簡単に増やせる方法をご紹介します!

①切るはさみを必ず消毒する

剪定するはさみに雑菌がついていると、雑菌が繁殖して病気になる可能性がありますので、はさみは必ず消毒しましょう。手軽に出来るのはアルコール消毒。薬局にある殺菌用アルコール消毒液ではさみをきれいに拭くだけです。とっても簡単ですよね。より高い殺菌効果を望むなら、煮沸消毒が1番効果的です。 また、切れ味が悪いはさみでは、切断面の繊維がつぶれてしまいます。できるだけ切れ味の良いはさみを準備しましょう

②節の上で切る

節(せつ)の部分から新芽がでてくるため、節の上でカットすることがポイントです。茎の途中にあるちょっとくびれた白い線の部分が節です。 また、モンステラを剪定すると、切り口から毒性のある樹液が出てきます。樹液が手に付着すると、かぶれや炎症を起こす原因になりますので、手袋をして作業することをおすすめします。

③切った先を挿し木またはミズゴケの上に置く

挿し木やミズゴケの茎伏せで簡単に増やす方法をご紹介します。 挿し木
  1. 何節か含んだ長さで節の上をカットする。
  2. 葉が多い場合は余分な葉を付け根からカットする。
  3. 土を入れた鉢に挿し、水やり。
  4. 根が出るまで水やりをして管理する。
ミズゴケの茎伏せ
  1. 茎を節ごとにカットする。
  2. ミズゴケを容器に盛る。
  3. 茎の切り口が半分くらい隠れるようにしてミズゴケに寝かせる。
  4. ミズゴケが乾かないよう、こまめに水やりをして管理する。
どちらのやり方も簡単です。増やす時期は、成長期である5~9月が向いています。モンステラが元気なため、発根率が高く成功しやすいからです。

④葉の付け根から新芽が出てくる

早くて数週間、遅くとも2か月程度で新芽が出てきます。新芽が出たら、水はけのよい観葉植物用の土に植え替えましょう。

モンステラの種類はほかにもたくさんある!それぞれの特徴を知ろう

ここまでモンステラ・デュビアを紹介してきましたが、モンステラの種類はほかにもたくさんあります。つるが長く伸びるものや斑入りなど、品種によって見た目もかなり変わります。ぜひそれぞれの魅力を知って、お気に入りのモンステラを見つけてくださいね。

モンステラ・デリシオーサ

国内の市場に出回っているモンステラのほとんどがモンステラ・デリシオーサです。

モンステラの中でも代表的な種類

モンステラといえばデリシオーサの姿を浮かべる人がほとんどではないでしょうか。国内で最もポピュラーで代表的な種類です。

葉の大きさは1m、ツタは10mまで伸びることもある

デリシオーサはモンステラ属の中で最も大きくなる品種です。葉も大きくインパクトのあるビジュアルから、商業施設などでシンボルツリーとして飾られていることも多いです。

モンステラ・ジェイドシャトルコック

モンステラ・ジェイドシャトルコックは希少種で市場ではあまり見かけません。レアなモンステラを育ててみたいかたにおすすめです。

葉の表面がゴツゴツしており、厚みと光沢がある

モンステラ・ジェイドシャトルコックの葉は表面がゴツゴツとして、厚みと光沢があります。葉脈がくっきり見えることも特徴のひとつです。

モンステラの中では珍しく葉に切れ込みがない

一般的なモンステラと違い、葉に切れ込みがない珍しい種類です。小ぶりで丈夫なので園芸初心者のかたにも育てやすいですよ。見た目もシックな雰囲気ですから、インテリアとしてもおすすめです。

マドカズラ(モンステラ・フリードリヒスターリー)

マドカズラの自生地はメキシコやブラジルなど中央アメリカです。基本的にコンパクトな品種ですが、植え替えなどで大きく育てることもできます。

葉の内側に窓のような穴が開く

日本名は「マドカズラ(窓葛)」。名前からわかるように、葉の内側に窓のような穴が開きます

日陰の環境に強い傾向がある

モンステラの中では小さめで、日陰の環境に強いため、インテリアとしていろんな楽しみかたができます。

ハネカズラ(モンステラ・スタンデリアナ)

モンステラの中では成長がゆっくりめのハネカズラ。成長するにつれて葉が多くなり、見た目の印象はかなり変わってきます。

他のモンステラと違い葉に切れ込みが入らない

ハネカズラの葉は、ほかのモンステラと違い切れ込みも穴も開きません。切り込みがなく葉の形もモンステラらしくないのですが、それがまた新鮮で魅力的です。

卵のような楕円形の葉が特徴的

ハネカズラの葉の形は卵のような楕円形で、白い模様があります。くっきりした斑入りのものや、半分だけ真っ白のものはマニアのかたに高額で取引されているようです。

全体的に小ぶりでスタイリッシュ

小ぶりでスタイリッシュなハネカズラは、インテリアとして使いやすく人気があります。アジアンテイストのインテリアにもマッチしますよ。

モンステラ・デュビアに関してよくある質問

最後はモンステラに関する質問にお答えします。似たような悩みを持つかたも多いのではないでしょうか。ぜひ参考にしてくださいね。

Q,植え替えは必ずしなければいけないのですか?

A,ずっと同じ鉢で育てていると根詰まりや根腐れをおこすので、購入してから2~3年たったら植え替えをしましょう。 長年植え替えしないと、土の水はけも悪く状態が良くありません。2~3年ごとに環境をリセットしてあげましょう。植え替えは植物にとって負担がかかりますから、モンステラが元気な成長期に行うのがベスト。あたたかい5~7月が適しています。遅くとも9月までには終えてくださいね。

Q,モンステラの葉が黄色く変色しています。原因は何でしょうか?

A,直射日光に当たりすぎによる葉焼けや根腐れが考えられます。 直射日光によって葉が焼けて黄色く変色してしまった場合は、置き場所を変えてみましょう。移動が難しい場合は、レースのカーテンで直射日光を防ぐことができます。根腐れを起こしている場合は植え替えをしましょう。 その場合、もし黒くなった根があったら、切ってから植え替えてくださいね。

モンステラ デュビアってなに?基本情報や特徴から入手方法まで解説のまとめ

モンステラ・デュビアの魅力や、そのほかのモンステラについて解説してきました。特徴や育て方など、ご参考になったでしょうか。 今回の記事でのポイントは以下の通りです。
  • モンステラ・デュビアの特徴や育て方。
  • モンステラ・デュビアは風水的にも縁起が良い。
  • モンステラ・デュビアは簡単に増やすことができる。
  • 魅力的なモンステラはほかにもいろいろある。
モンステラ・デュビアの個性的でおしゃれなビジュアルは、目にするだけで気分が上がります。また、風水的にも運気アップのアイテムですから、インテリアとして申し分ない植物ですよね。そのうえ育て方も増やし方も比較的簡単となれば、気軽にチャレンジできます。ぜひ幸運を引き寄せるモンステラ・デュビアを育ててみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。