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観葉植物からコバエを撃退!!未然に防ぐ方法や対処法を徹底解説

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お部屋の中に緑があると癒されますよね。最近では風水を意識して観葉植物を部屋に飾る方も多いのではないでしょうか。

しかし、観葉植物を飾っていると時々キノコバエを代表するコバエが発生してしまうことがありますよね。

今回は、

  • 観葉植物にコバエが発生する原因。
  • コバエの駆除・対策方法。
  • コバエ対策の便利グッズ。
  • コバエが湧きにくい育て方。

について解説します。

現在コバエに悩まされている方はもちろんのこと、これから観葉植物を育てようと考えている方はぜひ最後までご覧くださいね。

目次
  1. 観葉植物にコバエがわく理由とは?
    1. 湿気でいる場所で、風通しの悪いところに置いている
    2. 有機用土や有機肥料を使用している
    3. 台所のような水回りから発生した
    4. 購入した時点で、土の中にコバエの卵がいた
  2. 観葉植物にわくコバエを退治する方法
    1. 殺虫剤を使用する
    2. 使用している土を完全に水没させる
    3. 掃除機でコバエを吸い取る
    4. しばらく外に出しておく
  3. 観葉植物にコバエがわくのを防ぐ対策
    1. 予防効果のある薬剤を使う
    2. ハッカ油スプレーを使う
    3. アルコールスプレーを使う
    4. お酢を使用する・木酢液を散布する
    5. 表面の部分を無機質の土に替え、化学肥料を使う
    6. 土の表面を適度に乾燥させておく
    7. こまめに受け皿の水を交換する
    8. 風通しが良い場所に置いておく
    9. 防虫ネットを使う
    10. 土からハイドロカルチャーにかえる
    11. 部屋を清潔にしておく
  4. 【全滅に違いなし!】コバエ駆除におすすめ商品
    1. 蚊取り線香
    2. オルトラン
    3. パストリーゼ
    4. ムシクリン コバエ用スプレー
    5. BotaNice 土からわいたコバエ退治 粘着剤タイプ
    6. ダントツ水溶剤
  5. 観葉植物にコバエが寄らないハイドロカルチャーについて紹介!
    1. ハイドロカルチャーってなに?
    2. ハイドロカルチャーのメリット
    3. ハイドロカルチャーの観葉植物なら【東京寿園】
  6. Q&A
    1. Q,観葉植物の周りにコバエがよく来ます。キンチョールを使って駆除しようと思っているのですが、キンチョールを使ってもいいですか?
    2. Q,アルコールスプレーでコバエ対策をしようと思っているのですが、どのように作るのですか?
  7. 観葉植物からコバエを撃退!!未然に防ぐ方法や対処法を徹底解説のまとめ

観葉植物にコバエがわく理由とは?

コバエが発生する場所と言えばキッチンなどの水回りを多くイメージする方が多いでしょう。しかし、コバエは観葉植物の土にも住み着くことがあります。今回はなぜ観葉植物にコバエが湧いてしまうのかを解説していきます。原因を理解することで対策することができますよ。

湿気でいる場所で、風通しの悪いところに置いている

コバエは乾燥したところよりもじめじめとした、湿気の多い環境を好みます。そのため土がなかなか乾かない風通しの悪い環境はコバエの住処になってしまいます。また、このような環境ではコバエのほかにカビやキノコも発生することが多いです。最悪の場合、観葉植物の根が窒息してしまうことで起こる「根腐れ」という症状が現れ枯れてしまうこともあります

観葉植物は、柔らかな光の当たる風通しの良い場所に置くことが基本です

有機用土や有機肥料を使用している

最近では安全性を重視した有機用土や有機肥料を使って植物を育てることが増えています。しかし、体に優しい有機用土や有機肥料は私たちだけでなくコバエにとっても良い餌になってしまいます。コバエは一度発生してしまうと次々と卵を産みとても増殖してしまいます。適切に管理を行う自信がない場合は化学肥料や薬剤を使用することを検討しても良いでしょう。

台所のような水回りから発生した

台所はコバエにとってパラダイスといえる環境です。高い湿度が保たれている上に生ごみという豊富な有機物が存在しており、コバエの生育に適した環境と言えるでしょう。コバエは小さな昆虫であるため侵入を防ぐことが難しいです。しかし、生ごみを長時間放置しない蓋つきゴミ箱や袋の口を縛るなどといった対策を行いコバエが発生しても外に出ないような工夫を行いましょう。

購入した時点で、土の中にコバエの卵がいた

観葉植物を育てるうえで必要となる土は腐葉土を含むため意外にも大量の細菌や虫の卵、幼虫が存在している可能性があります。ほかの植物を植えた後の土や質の悪い土にはコバエの卵が混入していることがあるため使用しないようにしたり、適切に処理を行ってから使うようにしましょう。

観葉植物にわくコバエを退治する方法

一度コバエが発生してしまったら処分するしかないのでしょうか?ご安心ください。コバエが発生してから行うことができる対処方法を紹介します。現在コバエに悩まされている方はぜひご覧ください。

殺虫剤を使用する

コバエを退治するために一番最初に想像するのは殺虫剤を使うことではないでしょうか。植物に使うことができる殺虫剤が販売されているためそれらを使用することでコバエを退治することができます。しかし、ペットを飼っている方や小さなお子様がいる家庭では殺虫剤による体調の悪化が考えられるため気を付けてご使用ください。

使用している土を完全に水没させる

殺虫剤などは使いたくないという場合におすすめするのは大きなバケツに水を張り鉢ごと1時間程度水に沈めるという方法です。こちらの方法では土の中に残るコバエの幼虫や卵、成虫を一網打尽にすることができます。しかし、水没させるという方法の性質上植物の根にもダメージがあります。特に生育期でない場合は水没させたことによって根腐れがおこることがあるため慎重に判断しましょう。

掃除機でコバエを吸い取る

土の表面から顔を出すコバエは掃除機で吸い取ってしまいましょう。土の中のコバエや卵を取り除くことはできませんが、成虫の数が少なくなることで必然的に生む卵の数も減ります。掃除機のほかに市販の粘着タイプの駆除グッズなどを用いて物理的にコバエを除去しても問題ありません。

しばらく外に出しておく

コバエの大敵は乾燥です。外に出して風通しの良い環境にしばらく晒しておくことでコバエを駆除することができます。しかし、冬などは外に出してしまえば観葉植物にダメージを与えてしまいますし、夏であっても直射日光に照らされてしまえば葉焼けしてしまいやすいです。季節や状況、植物の種類によって行うことができない場合があります。

観葉植物にコバエがわくのを防ぐ対策

コバエの発生を未然に防ぐ方法はあるのでしょうか。今回はコバエが発生しにくい環境を作り出す方法を紹介します。できるだけ大量のコバエを見たくない方は以下の対策を試してみましょう。

予防効果のある薬剤を使う

殺虫剤とは異なるコバエの発生を防ぐ薬剤や、コバエが近づかない薬剤が販売されています。こちらの商品を事前に散布しておくことでコバエが観葉植物で発生することを防ぐことができます。しかし、殺虫剤と同様ペットや小さなお子様には悪影響を及ぼす可能性があるため注意して使用してくださいね。

ハッカ油スプレーを使う

ハッカ油はハッカと呼ばれるミントの一種の葉から抽出される精油です。ハッカ油にはコバエが苦手とする成分が含まれているため散布することでコバエ予防になります。ハッカ油10滴に対し精製水90ml、無水エタノール10mlを混ぜてスプレーします。良い香りを楽しみながらコバエ対策ができますよ。

アルコールスプレーを使う

ハッカ油がない場合でも無水エタノールを精製水で薄めたり市販の消毒用アルコールスプレーを噴射することでコバエを予防することができます。床にかかってもすぐに揮発する上、ただのアルコールであればペットや小さなお子様にも大きな影響はありません。

お酢を使用する・木酢液を散布する

お酢は以外にもコバエ対策に使うことができます。お酢と麺つゆを1:1で混ぜ、界面活性剤を含む洗剤を表面積の広い器に入れておきます。観葉植物の近くに設置することで物質に誘引されたコバエを界面活性剤によって溺死させることができますよ。

また、木酢液を希釈したものを散布しても良いでしょう。体に悪影響も無く安心して散布できますが、特有のにおいがあるため室内で使う際には注意が必要です。

表面の部分を無機質の土に替え、化学肥料を使う

先ほど紹介したコバエの発生する理由でも示した通りコバエは有機物を餌として生育します。そのため観葉植物の表面部分だけを無機質の土に変え、化学肥料を使うことでコバエが寄りにくくなりますよ。コバエは鉢の奥底よりも表面から3cm~5cmの層に生育するため表面に赤玉土などといった無機質の土を5cm程度敷き詰めましょう。

土の表面を適度に乾燥させておく

できるだけじめじめとした環境が長続きしないような管理を行うことでコバエの発生を抑えることができます。薬剤や面倒な対策も不必要な最も簡単な対策と言えるでしょう。しかし、乾燥に弱い植物である場合水切れによって枯らしてしまうことがあるため植物の種類によって乾燥気味の管理を行うかどうかを変えましょう。

こまめに受け皿の水を交換する

水やりの後に鉢底から流れる水は必ず捨てるようにしましょう。受け皿に水が溜まっているということはコバエが好むじめじめとした環境を作り出してしまうことになりますし、根が酸欠を起こして腐ってしまうことがあります。コバエの発生を予防するだけでなく、観葉植物を上手に育てるためにも受け皿の水は捨てましょう。

風通しが良い場所に置いておく

風通しの良い場所であれば土がすぐに乾くためコバエが発生しにくくなります。乾燥に弱い植物であっても風通しが良い環境であればなかなかコバエも発生しません。また、時々窓を開けて換気を行うなど日ごろから風通しの良い環境を作ることを意識するとより効果的です。

防虫ネットを使う

上記の対策を行うことが難しい場合、いっそのこと防虫ネットを用いることも一つの手です。鉢全体を1mm以下の防虫ネットで包むことでコバエの侵入を防ぐことができます。しかしネットによって植物の鑑賞に大きな影響があります。インテリアとして飾っている場合には本末転倒な対策と言えるでしょう。

土からハイドロカルチャーにかえる

ハイドロカルチャーと呼ばれる栽培方法では、有機物の土を使う必要がありません。つまり、コバエの餌となるものが存在しないためコバエの発生を防ぐことができます。また、ハイドロカルチャーは涼しげなインテリアとして最近人気が高い栽培方法です。コバエと出会いたくない方はぜひ検討してみましょう。

部屋を清潔にしておく

そもそも部屋が汚い状態ではコバエを含む様々な害虫が発生してしまいます。人間の抜け毛などはゴキブリの餌にもなりますし、物が散らかっている場合は害虫の隠れ家になってしまうため掃除を行いましょう。一度観葉植物から目を離し、部屋全体を清潔にすると良いでしょう。

【全滅に違いなし!】コバエ駆除におすすめ商品

コバエが発生してしまったときはどのようなグッズを使用すればよいのでしょうか?下記ではコバエ対策に大変役に立つ商品を紹介しています。現在コバエに悩まされている方はぜひ確認してみましょう。

蚊取り線香

蚊取り線香という名前から蚊以外には効果がないと思われてしまいがちですが、実はコバエに効果がある物質を含む蚊取り線香も販売しています。そのような商品を購入することで蚊とコバエの両方を一度に対峙することができます。しかし煙が発生してしまう商品があったり、香りが苦手な方は蚊取り線香の使用を避けた方が良いかもしれません。近年ではいわゆる「蚊取り線香の香り」ではない商品も存在します。

商品名アース渦巻香 蚊取り線香 [12時間長持ち ジャンボ60巻函入]
価格659円
ロール数60ロール
特徴別途線香を置く缶などを購入する必要あり。

 

 

オルトラン

コバエだけではなく様々な植物の害虫に効果があることでとても有名な農薬です。植物を育てることを趣味にしている方や農家の方はこのオルトランを一袋持っておくと害虫が発生した際迅速に対策することができますよ。土の中の害虫だけではなく、植物に吸収されるため葉を食べる害虫にも効果があります。広い害虫を防ぐことができるためぜひ手に入れておきましょう。

商品名住友化学園芸 殺虫剤 オルトランDX粒剤
価格1kg:1,236円 200g:953円
サイズ1kgまたは200g
特徴植物用殺虫剤売れ筋ランキング1位

 

 

パストリーゼ

パストリーゼはコバエの対策として使うことができるアルコール除菌スプレーです。厚生労働省認可の食品添加物であるため食材に直接噴射することができる商品です。ペットや小さなお子様がいる家庭でも安心して使用することができるアルコール除菌スプレーと言えるでしょう。しかし引火性があるため火のそばで使用することはやめましょう。必ず周囲を確認してから使用してください。

商品名【セット品】ドーバーパストリーゼ77スプレーヘッド付500ML 2本セット
価格2,150円
サイズ500ml 2本セット
特徴セット商品のため二本つき

 

ムシクリン コバエ用スプレー

コバエを確実に全滅したい方はこちらの商品をおすすめします。観葉植物に発生するコバエだけではなく、三角コーナーに発生したコバエにも使用することができるためこのスプレー一本でコバエに困ることはないでしょう。また、成分は除虫菊から抽出した成分であるものの、小さなお子様やペットには直接噴射しないように気を付ける必要があるほか、アレルギー体質の方は使用に注意が必要です。

商品名【美浜通商】ムシクリン コバエ用スプレー 400mL
価格2,125円
サイズ400ml
特徴コバエだけでなくタカラダニ等一部のダニにも効果あり。

 

 

BotaNice 土からわいたコバエ退治 粘着剤タイプ

こちらは殺虫剤のように化学物質を含まないコバエ退治用品です。使い方は簡単で、粘着部分を地上に出して土に出すだけと簡単に使用することができます。また、水がかかっても効果が失われることがないため植物を育てている方にはうれしい商品です。においもないためにおいに敏感な方や、密閉空間、室内でも気軽に使用することができるタイプの用品です。設置のほか処分も簡単に行うことができます。

商品名アースガーデン 園芸用コバエ捕獲器 BotaNice 土からわいたコバエ退治粘着タイ 4個入
価格699円
サイズ4個入り
特徴殺虫成分を含まないため体に優しい。

 

 

ダントツ水溶剤

ダントツ水溶材は、キノコバエ等観葉植物に発生しやすいコバエだけでなくカメムシ目、ハエ目、コウチュウ目、チョウ目、バッタ目、アザミウマ目等幅広い害虫に対応した商品です。また、観葉植物だけではなく稲、野菜等幅広い作物に使用できます。オルトランのように吸収された物質が植物全体に広まることで植物全体に防虫効果を発揮します。植物や成長具合によって希釈濃度を変える必要があります。

商品名住友化学 殺虫剤 ダントツ水溶剤
価格125g:2,000円 250g:3,559円
サイズ125gまたは250g
特徴ハエ目、カメムシ目などさまざまな害虫に対応。

 

観葉植物にコバエが寄らないハイドロカルチャーについて紹介!

先ほどコバエの発生を防ぐ方法として紹介したハイドロカルチャーについて紹介します。土を使わない栽培を行いたい方はぜひご覧ください。

ハイドロカルチャーってなに?

ハイドロカルチャーを日本語に訳すと「水耕栽培」と訳され、一般に土を使わずに植物を栽培する方法とされています。近年ではハイドロボールと呼ばれる粘土を焼いたもので植物を固定するハイドロカルチャーが広く親しまれています。

ハイドロカルチャーのメリット

以下ではハイドロカルチャーが持つメリットを紹介します。ハイドロカルチャーによる栽培を検討している方はぜひ確認してみましょう。

清潔で無臭

ハイドロカルチャーは水だけを使用したり、ハイドロボールを使用する栽培方法であるため匂いがありません。土は腐葉土などが含まれる関係上独特な匂いがあるため室内での使用にはあまり向きません。

繰り返し使うことができる

ハイドロボールは有機物ではないため腐敗することがありません。また、赤玉土のようにもろい性質もないため洗うことで清潔に何度も繰り返して使うことができます

水の管理が便利

ガラスの器を用いることで水面を横から確認することができます。そのため水の管理を目視で行うことができるため管理を行いやすいです。

使用後も可燃ゴミとして処理できる

実は、土を可燃ごみとして処理することはできません。しかし、ハイドロボールは使用後に可燃ごみとしてそのまま処理することができるため強みと言えるでしょう。

ハイドロカルチャーの観葉植物なら【東京寿園】

ハイドロカルチャーの観葉植物を育てたいと考えている方は、ぜひ東京寿園をご利用ください。様々な高品質の観葉植物を取り揃えております。お部屋に一つグリーンを飾ることできっと日々の生活がより豊かなものになりますよ。

Q&A

下記ではよくある質問に回答していきます。疑問点がある方はぜひ確認してみましょう。

Q,観葉植物の周りにコバエがよく来ます。キンチョールを使って駆除しようと思っているのですが、キンチョールを使ってもいいですか?

キンチョールは、植物への使用を想定されていない商品です。コバエへの効果は期待できますが、植物への悪影響が十分に考えられるため観葉植物に発生したコバエにはキンチョールを使用しない方が良いでしょう。

Q,アルコールスプレーでコバエ対策をしようと思っているのですが、どのように作るのですか?

無水エタノール5mlに対し精製水を20mlを加えてかき混ぜることでアルコールスプレーを作ることができます。また、このアルコールスプレーにハッカ油などを加えることで香りを楽しむことができる他、さらに効果を高めることができます。

観葉植物からコバエを撃退!!未然に防ぐ方法や対処法を徹底解説のまとめ

今回は観葉植物に発生するコバエの対策について解説しました。

この記事のポイントは、

  • コバエはじめじめした環境を好む。
  • 対策グッズや薬剤を使う。
  • ハイドロカルチャーはコバエ対策に効果的。

です。

コバエに現在悩まされている方、コバエの発生を防ぎたい方のお役に立てたら幸いです。ぜひこの記事を参考にコバエを全滅させてみてくださいね。

最後になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。東京寿園では観葉植物のトラブルに関係する記事がほかにもたくさんあるため、是非読んでみてくださいね。

 

 

執筆者Profile

長岡孝樹

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。