観葉植物

観葉植物を室内の棚に飾っておしゃれに!コツやアレンジ例を徹底解説

インテリアとしても人気の観葉植物。観葉植物を室内で育てていると「たくさん育てたい」「もっとおしゃれに飾りたい」という気持ちになる方も多いのではないでしょうか。実は、たくさんの観葉植物を室内で育てるには「棚」を使うと便利です。観葉植物に合った棚を選んでちょっとしたコツをおさえてレイアウトするだけで、観葉植物は管理しやすくなり、部屋はおしゃれな空間へと変わります。この記事では、

  • 「棚」を使って観葉植物を育てることのメリット
  • 観葉植物に合った棚を選ぶためのポイント
  • 室内棚を活用しておしゃれに部屋を飾るコツ
  • インターネットで購入できる、おすすめの室内棚
  • 実際に棚を見たいときには

について詳しく丁寧に解説します。この記事を参考に、お気に入りの観葉植物に合った棚を選んで、おしゃれに部屋を飾ってみてください。室内棚を選ぶポイントや飾り方のコツだけではなく、インターネットで手に入れることができるおすすめの室内棚も具体的にご紹介してますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次
  1. 室内で観葉植物の棚を使うメリット
    1. 観葉植物専用の空間を設けられる
    2. 高さができるので、観葉植物を多く飾れる
    3. 観葉植物関連の道具を一緒に収納できる
  2. 失敗しない観葉植物の室内棚の選び方
    1. はじめに置き場所をどこにするかを決める
    2. 観葉植物のサイズに合わせたサイズを選ぶ
    3. 空間を圧迫しないようにイメージし吟味する
    4. 室内であれば、材質を気にしなくて良い
    5. ただし、屋外に出す場合の木製やスチール製は腐食する可能性が
  3. 観葉植物の棚を活用して室内をおしゃれな空間に
    1. 窓際に飾り棚を置く
    2. 窓辺の空間に縦長の棚を置く
    3. 棚を置く広さがないときはラックの棚も
  4. インターネットで購入できる観葉植物のおすすめな室内棚
    1. 1. 螺旋状のおしゃれな棚「GIBLEA フラワースタンド」
    2. 2. 突っ張り棒のスペースがあれば大丈夫「BAOYOUNI 突っ張り式 プランタースタンド」
    3. 3. ハンギングの飾り方もできる「3段 ガーデニングラック」
    4. 4. キャスター付きで移動がしやすい「LUVODI フラワースタンド」
  5. 実際に棚を見たいときは、実店舗を訪れる
    1. ニトリでは3,000円未満でスタンドや置き台を入手できる
    2. 多くの種類を見たい場合はIKEAで見られる
    3. 観葉植物店に行けば、さらに種類が豊富である
    4. 気に入るものがなければ、オリジナルな棚をDIYする
    5. 一緒に棚に合った植木鉢にすることで、インテリアのおしゃれ度がアップ
  6. 【まとめ】室内に置ける観葉植物用の棚の生かす方法

室内で観葉植物の棚を使うメリット

はじめに、室内で観葉植物を育てるために棚を使うメリットについて解説します。もちろん棚がなくても室内で観葉植物を栽培することはできますが、棚を使って観葉植物を育てることによりどんなメリットがあるのでしょうか。

観葉植物専用の空間を設けられる

部屋のなかでガーデニングを楽しむためには室内棚が最適です。室内棚を設置するだけで、ガーデニングのための専用空間ができあがります。棚を使ってまとめて管理することによって、観葉植物の管理がしやすくなり、部屋もすっきりとします。

高さができるので、観葉植物を多く飾れる

日当たりのいい窓の近くなど、部屋のなかで観葉植物の栽培に適した場所は限られているもの。棚を使えばスペースを立体的に使うことができるため、より多くの観葉植物を良好な環境で栽培することができます。

観葉植物関連の道具を一緒に収納できる

観葉植物を育てていると関連する道具の収納場所に困ることがありますが、棚を使えば観葉植物と一緒に道具を収納することができます。よく使用する道具をサッと取り出すことができて便利なだけではなく、あまり使用しない道具が見つからなくて困ることもなくなります。

失敗しない観葉植物の室内棚の選び方

ここでは、失敗しない観葉植物の室内棚の選び方について解説します。棚を買ってから後悔しないためには、どんなポイントに気をつけて室内棚を選べばよいのでしょうか。

はじめに置き場所をどこにするかを決める

日当たりや風通しを意識しながら、観葉植物の室内棚の置き場所を決めます。その際、人の移動を妨げないように動線を考えて置き場所を決めるとよいでしょう。また、部屋をおしゃれにするためには、部屋全体のレイアウトも考えて観葉植物を配置することが大切です。日当たりを考えると、日当たりのよい窓の近くをまず候補として検討しましょう。

観葉植物のサイズに合わせたサイズを選ぶ

室内棚のサイズは、栽培する観葉植物のサイズに合わせて選ぶことが大切です。棚が小さすぎると観葉植物が収納できなくなりますが、棚が小さすぎてもバランスが悪いため見た目がよくありません。なお、観葉植物は成長するため、成長に必要なスペースが空いている棚を選ぶとよいでしょう。

空間を圧迫しないようにイメージし吟味する

部屋の四方を家具やもので囲まれると圧迫感を感じるものです。特に、背の高い室内棚は、置き方によって圧迫感を感じることがあります。リラックスできる空間を求めて観葉植物を育てているつもりが、圧迫感を感じるのでは本末転倒です。部屋全体が風通しよく開放的な空間となるようイメージしながら、室内棚を選びましょう。

室内であれば、材質を気にしなくて良い

棚をインテリアとして考えた場合、素材により質感が異なるため素材選びも重要な要素です。ただし、室内で観葉植物を栽培するのであれば、雨や風の影響を受けないため材質を気にせずに木製やスチール製も含めて棚を選ぶことができます。

ただし、屋外に出す場合の木製やスチール製は腐食する可能性が

ベランダやバルコニーなど屋外に出すことがある場合には、木製の棚は木が腐ってボロボロした状態に、スチール性の棚はさびてしまう可能性があります。棚を屋外に出す場合には、腐食しにくい材質の棚を選ぶようにしましょう。

観葉植物の棚を活用して室内をおしゃれな空間に

ここでは、観葉植物の棚を活用して室内をおしゃれな空間に演出する方法を解説します。室内棚を使っておしゃれに観葉植物を飾るためには、どんな方法が効果的なのでしょうか。

窓際に飾り棚を置く

「おしゃれに飾る」と「元気に育てる」を両立させることができる組み合わせとして、デザイン性の高い飾り棚を窓際に置くという方法があります。飾り棚にはさまざまなデザインのものがありますから、おしゃれな飾り棚を選ぶだけで一気におしゃれな空間を演出することができます。飾り棚を窓際に置く場合には、背のあまり高くないものを選ぶようにしましょう。背の高い飾り棚を選ぶと、窓の開け閉めが難しくなってしまうだけではなく、部屋の中への日差しを遮って室内が暗くなってしまう心配があります。

多くの観葉植物は日当たりを好む

ほとんどの観葉植物は日当たりの良い環境を好みますから、窓から明るい光が注ぎ込む窓際は観葉植物を元気に育てるために最適な場所のひとつです。

逆光に照らし出された観葉植物はより美しい

窓からは1日を通してさまざまな角度から日光が当たりますから、窓際に置かれた観葉植物にもさまざまな角度から日光が当たります。逆光に照らし出されたグリーンの観葉植物は美しく、特に水やり後は葉っぱが水でキラキラと輝いて強い生命力を感じます。

壁や床に映される観葉植物影のシルエットがおしゃれ

窓から差し込んだ日光は、壁や床に観葉植物のシルエットをかたちづくります。シルエットは時間の経過や季節によっても変わっていくため、その変化を楽しむことができます。影が長くなる冬の季節や夕方の時間帯には、部屋の奥にまでシルエットが届いておしゃれな雰囲気になります。

窓辺の空間に縦長の棚を置く

窓辺の空間に縦長の棚を置くという方法でも、「おしゃれに飾る」と「元気に育てる」を両立させることができます。観葉植物をおしゃれに飾るためのコツとして、縦のラインを意識して飾るという方法があります。縦長の棚はそれ自体が縦のラインをかたちづくりますから、窓辺に置くだけでスッキリとおしゃれな空間を演出することができます。

垂れ下がるつる植物を、のびのびと育てられる

縦長の棚には、高さを生かしてグリーンネックレスポトスなど垂れ下がるタイプのつる植物と相性が良いです。日当たりと風通しがいい環境で、つる性の観葉植物をのびのびと育てることができます。

写真と一緒に飾ることができる

棚に飾るのは、観葉植物だけとは限りません。インテリアアイテムと一緒に飾ることでよりおしゃれに飾りつけることができます。特に、お気に入りの写真を写真立てに入れて飾ることがおすすめです。写真と一緒に飾るだけで雰囲気が大きく変わります。

転倒防止のために、滑り止めマットや天井との突っ張り棒を取り付ける

縦長の棚は、ぶつかったときや地震のときに転倒してしまう可能性があります。滑り止めマットや天井との突っ張り棒を取り付けるなど、いざという時のために転倒防止の対策をしっかりとおこなうことが必要です。なお、安全のためには、棚本体だけではなく植木鉢にも転落防止の対策が施されているか確認することが大切です。

棚を置く広さがないときはラックの棚も

棚を置くために十分な広さがないときには、比較的コンパクトなサイズのラックも選択肢のひとつになります。

狭い空間で多くの観葉植物を置ける

狭いからと棚を置くことを諦めてしまうこともあるかもしれませんが、狭いからこそ棚を使えば空間を有効活用するすることができます。植木鉢を床置きするよりは、背の低い棚であっても棚に収納した方がより多くの観葉植物を栽培することができます。また、床置きするよりも高さが出るため、目の高さに近くなって自然と目に入りやすくなるというメリットもあります。

移動しやすいため邪魔になりにくい

基本的に、観葉植物を収納している棚を手軽に移動することは難しいものです。しかし、コンパクトなサイズのラックであれば、比較的かんたんに移動することができます。コンパクトで背の低いラックは、圧迫感を与えず開放的な印象を与えることができるメリットもあります。

インターネットで購入できる観葉植物のおすすめな室内棚

インターネットであれば豊富な種類・バリエーション、さまざまな価格帯から自分の好みに合ったものを選ぶことができますが、多くのアイテムがあるため選ぶのに苦労することも。ここでは、インターネットで購入することができる室内棚のなかから、特におすすめの観葉植物に適した棚をご紹介します。観葉植物をおしゃれに飾ることができる棚には、どんなものがあるでしょうか。

1. 螺旋状のおしゃれな棚「GIBLEA フラワースタンド」

木の板が螺旋状に規則正しく配置されたGIBLEA フラワースタンド。螺旋型のシンプルなフォルムはデザイン性が高いだけではなく、あらかじめ植物の成長空間を空けているため観葉植物の成長を妨げません。こだわりの無垢材を使用しているほか、底板も広くしっかりしているため安定感があります。

商品名GIBLEA フラワースタンド
値段4,890円
特徴螺旋状に配置された木の板が特徴のフラワースタンド

 

2. 突っ張り棒のスペースがあれば大丈夫「BAOYOUNI 突っ張り式 プランタースタンド」

狭いスペースでも高さを活かして上部の空間まで活用できるBAOYOUNI 突っ張り式 プランタースタンド。この商品を部屋に設置するだけで、縦のラインを意識したおしゃれなレイアウトで観葉植物を配置することができます。商品そのものが突っ張り式となっているため、転倒防止の対策にもなっています。観葉植物を元気に育てるためには、窓辺の空間に配置することがおすすめです。

商品名BAOYOUNI 突っ張り式 プランタースタンド
値段5,999円
特徴突っ張り式のインテリアポール

 

3. ハンギングの飾り方もできる「3段 ガーデニングラック」

たくさんの観葉植物をまとめて栽培できるガーデンラック 3段。日当たりの良い窓の近くに置いて、観葉植物専用のスペースをつくることがおすすめです。温もりある天然の竹を使用しているため自然の風合いがあり観葉植物とよくなじみます。また、上部にハンガーポールが付いており観葉植物を吊り下げて飾ることができるのも嬉しいポイントです。

商品名ガーデンラック 3段
値段5,990円
特徴たっぷり飾れるワイドな幅100cmの3段棚

4. キャスター付きで移動がしやすい「LUVODI フラワースタンド」

丸型のデザインがおしゃれなLUVODI フラワースタンド。コンパクトなサイズなので玄関などの限られたスペースでも多くの観葉植物を飾ることができます。スチール製でつくりはしっかりしていますが、キャスター式ですからひとりでも簡単に観葉植物を移動することができます。

商品名LUVODI フラワースタンド
値段6,000円
特徴曲線が美しい丸型のデザイン

実際に棚を見たいときは、実店舗を訪れる

ここでは、実際に見てから室内棚を選びたい方に向けて解説します。実際に室内棚を見るためには、どこへ行けばよいのでしょうか。

ニトリでは3,000円未満でスタンドや置き台を入手できる

家具やインテリア用品の品揃えが豊富なニトリでも、室内棚を入手することができます。ただし、3,000円未満の価格で購入できる、比較的コンパクトなサイズのスタンドや置き台が中心です。

多くの種類を見たい場合はIKEAで見られる

北欧スウェーデン発祥のIKEAでは、多くの種類の室内棚を取り揃えています。サッツマス(SATSUMAS)というホワイトのスチールと竹の素材を組み合わせたアイテムがおしゃれで人気があります。

観葉植物店に行けば、さらに種類が豊富である

より豊富な種類の中から選びたい方には、専門店がおすすめです。店舗にもよりますが、観葉植物店であれば観葉植物に適した棚を各種取り揃えています。観葉植物に詳しい店員に相談しながら棚を選ぶことができるのもメリットです。

気に入るものがなければ、オリジナルな棚をDIYする

観葉植物の棚をDIYで自作することもできます。DIYといっても、木材を購入して自分で加工して作る本格的なものから、レンガや板を組み合わて置き台にするだけの簡単なものまでいろいろあります。使い勝手やデザイン性にこだわってオリジナルな棚を作ることができるのも魅力です。価格も抑えられます。

一緒に棚に合った植木鉢にすることで、インテリアのおしゃれ度がアップ

ここまで植木鉢については触れてきませんでしたが、植木鉢にも素焼き鉢、モスポット、プラスチック鉢、陶器鉢などいろいろな種類があります。デザイン性の高い植木鉢も増えてきたため、おしゃれな植木鉢を選ぶのも楽しいですね。植木鉢を選ぶときに気をつけるポイントは、植木鉢だけで考えるのではなく収納する棚に合ったデザインの植木鉢を選ぶことです。植木鉢そのものがおしゃれでも収納する棚との相性が悪いとちぐはぐな印象を与えてしまします。

【まとめ】室内に置ける観葉植物用の棚の生かす方法

ここまで、観葉植物に合った棚の選び方や、室内棚を使って部屋をおしゃれに飾る方法について詳しく解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

この記事のポイントは、

  • 室内で「棚」を使って観葉植物を育てることにはメリットが多い
  • 部屋全体のレイアウトを意識しながら、育てたい観葉植物に合ったサイズ・材質の室内棚を選ぶことが大切
  • おしゃれに部屋を飾るためには、窓際に飾り棚、窓辺の空間に縦長の棚など日当たりのいい窓の近くの空間を活用することがコツ
  • 広さが足りない場所には、コンパクトなラックを置くとよい
  • インターネットで購入できるものなかから、おすすめの室内棚をご紹介
  • 実際に棚を見たいときには、ニトリやIKEA、観葉植物店でも室内棚を取り扱っている

でした。部屋のなかに棚を置くだけで、観葉植物専用のスペースが簡単にできあがります。ちょっとしたコツを押さえて室内棚を選べは、棚を使って見違えるようにおしゃれに観葉植物を飾ることができます。今回の記事を参考に、たくさんの観葉植物を、もっとおしゃれに飾ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。

記事執筆者長岡 孝樹」

この記事の執筆者長岡 孝樹
NFDフラワーデザイナー

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。