観葉植物

贈り物として人気なオーガスタの花言葉とは?美しい花の秘密まで紹介

濃い緑色の葉と美しい白い花が魅力的なオーガスタ。放射状にのびのびと生長していく姿はリゾートのようなリラックス感をただよわせ、いま大変人気の観葉植物の1つです。そんなオーガスタの花言葉にはどんなものがあるのか、あなたはご存知でしょうか?

本記事では

  • オーガスタの原産地などの基礎知識
  • オーガスタの花言葉3つ
  • 魅力あふれるオーガスタの純白の花のヒミツ
  • オーガスタの驚きの風水効果とおすすめの置き場所
  • オーガスタを元気に育てる基本のケア方法

についてご紹介します。

オーガスタをはじめとする観葉植物は、引っ越し祝いや結婚祝いなどで大切な人に贈られることも多いもの。もしオーガスタに悪い意味の花言葉があるのを知らず、プレゼントしてしまっていたら大変です。本記事ではオーガスタの正しい花言葉の知識や、贈るにふさわしいシーンなどを解説します。さらにオーガスタに似た品種である「ストレリチア・レギネ」との見分け方などもご紹介しますよ。この記事を読めば、オーガスタの花言葉や風水効果はもちろん、正しいケア方法を身につけることができます。

目次
  1. オーガスタってどんな観葉植物なの?
    1. マダガスカルを原産地とするバショウ科の観葉植物
    2. すらりと伸びた茎の先に、うちわのような葉を生やす
    3. 葉の長さ60cm以上、幅30cm以上の大きさにまで成長する
    4. 樹形が似ているストレリチアとの違いは葉の大きさでわかる
  2. オーガスタの花言葉はどんな言葉があるの?
    1. そもそも花言葉とは?
    2. オーガスタの花言葉はとても素敵な種類が多い
    3. 【輝かしい未来】
    4. 【あたたかい心】
    5. 【気取った恋】
    6. オーガスタの美しい花に由来している
  3. 花言葉が素敵なオーガスタはどんな花を咲かせるの?
    1. 【天国の白い鳥】と呼ばれるほどの美しい白い花を咲かせる
    2. 花を咲かせるには長い年月育てなければいけない
    3. 暖かく日当たりの良い場所でなければ咲かないことが多々
    4. 開花時期は4〜10月と長めではある
  4. オーガスタの花言葉からイメージされる贈りたいタイミング
    1. 新築・引っ越し祝い=新しい生活に輝きの思いを込めて
    2. 結婚祝い=新しい門出に応援の意味を込めて
    3. 開業・開店祝い=ビジネスの輝かしい未来を願って
    4. 感謝の木と呼ばれることから、感謝するシーンでの贈りものにも
  5. オーガスタの風水効果とおすすめな置き場所
    1. 金運アップが期待できる
    2. 人間関係が円満になる
    3. 厄除けの風水効果も
    4. 運気向上におすすめなオーガスタの置き場所
  6. オーガスタの基本的な育て方
    1. 10〜30度のオーガスタに適した気温で育てる
    2. 生育期にはたっぷりと水やりをする
    3. 冬場は、肥料を控え、水やりの頻度をおとす
    4. 1年中毎日1回葉水をする
    5. 株が大きくなりすぎたときは植え替えをする
  7. 【まとめ】贈り物として人気なオーガスタの花言葉とは?美しい花の秘密まで紹介

オーガスタってどんな観葉植物なの?

スッと伸びた葉が美しくトロピカルな雰囲気をもつオーガスタはどんな植物なのでしょうか。原産地や葉の形、成長スピードなどをあわせてご紹介します。オーガスタに似た「ストレチア・レギネ」との違い、見分け方も一緒に解説しますよ。

マダガスカルを原産地とするバショウ科の観葉植物

オーガスタはマダガスカルや南アフリカなど、温かな地域を原産地とするバショウ科の観葉植物です。オーガスタというのは園芸店などで注文・流通するときの名前で、学名は「ストレリチア・ニコライ」です。これはロシアの皇帝であるニコライ1世の名前から付けられているとも言われていますよ。また白く美しい鳥が飛び立っていくような花を咲かせることから、別名「天国の白い鳥」とも呼ばれています。オーガスタ自体は丈夫で育てやすい観葉植物ですが、皇帝に天国の鳥と、実は優雅でセレブなイメージを持った植物なのですね。

すらりと伸びた茎の先に、うちわのような葉を生やす

オーガスタはすらりと伸びた茎の先に、うちわのような大きな葉を生やすのが大きな特徴です。大きな葉を横に広げながら大きくなっていく姿は、南国の自由なイメージを感じさせますね。店舗でも自宅でも、目立たせたい場所にシンボルツリーとして飾るのにぴったりですよ。バナナの葉にも似た大きな葉は、他の植物の葉より蒸散作用が高いと言われています。蒸散作用とは、水が植物から空気中に蒸発する現象のこと。自宅やオフィスなどで空気を適度に潤してくれ、まさに「天然の加湿器」とも言えますね。

葉の長さ60cm以上、幅30cm以上の大きさにまで成長する

オーガスタは成長スピードが速い観葉植物です。野生では10m以上のサイズになることもあり、よい環境や条件がそろえば葉の長さは60㎝以上、幅30㎝以上の大きさまで成長することも。大きな葉が横に広がりながら、縦にも大きくなっていくオーガスタは、南国のリゾートを想像させますね。たとえばリゾート風のインテリアが好きな方などにおすすめの観葉植物と言えるでしょう。

樹形が似ているストレリチアとの違いは葉の大きさでわかる

樹形が似ている「ストレリチア・レギネ」とオーガスタは品種違いではありますが同じ仲間。2つの違いは、葉の大きさで判別できます。葉がより大きいのがオーガスタで、葉が細長いのがストレリチアです。このような意識をして葉を観察すると、その違いに気付くことができるかもしれませんね。またストレリチアは縦方向に成長し、オーガスタは横方向に広がるように成長していく傾向もありますよ。葉のボリューム感が欲しい方はオーガスタがおすすめです。

オーガスタの花言葉はどんな言葉があるの?

オーガスタは別名「感謝の木」とも呼ばれています。いつも忘れたくない気持ちなだけに、生活の中で何度も目にする観葉植物でその言葉を再認識できたらいいですね。オーガスタは花言葉の意味もあわせると贈り物にぴったりな観葉植物なのです。詳しく見ていきましょう。

そもそも花言葉とは?

花言葉とはその植物の生育過程や、花のイメージから付けられた言葉です。元々は17世紀ごろのトルコで「言葉や文字に頼らずに気持ちを伝えたい」という想いから始まった習慣のこと。贈る花に自分の気持ちを託したのですね。言葉に出して伝えるには照れくさいときや、本当の気持ちを伝えるには少し勇気が必要なときでも、花言葉を添えたフラワーギフトならスマートに気持ちを伝えることができますね。

オーガスタの花言葉はとても素敵な種類が多い

オーガスタの花言葉はとても素敵な意味合いをもつ種類が多くあります。

  • 【輝かしい未来】
  • 【あたたかい心】
  • 【気取った恋】

どれも明るくポジティブな印象の花言葉ばかりですね。これらの前向きな花言葉から別名「感謝の木」がイメージされたと言われていますよ。花言葉を1つずつ詳しく見ていきましょう。

【輝かしい未来】

オーガスタの花言葉の1つ目は「輝かしい未来」です。縦方向にも横方向にも大きく広がって成長していく姿に、未来の繁栄をイメージしたからでしょうか。葉が左右交互に成長していく育ち方も、毎日をコツコツと積み重ね輝かしい未来を手に入れていくような姿に重なります。本当に素敵な花言葉ですね。

【あたたかい心】

オーガスタの花言葉の2つ目は「あたたかい心」です。これはスッと伸びた茎の先に、大きくも丸みのある葉を持つことから由来しているとも言われていますよ。濃い緑の葉を見ていると心が落ち着いてリラックス効果も得られますので、あたたかな人間関係を保てるイメージも持てますね。「心穏やかで円満な雰囲気を贈りたい」そんなときにもぴったりの観葉植物です。

【気取った恋】

オーガスタの花言葉の3つ目は「気取った恋」です。ロシアの皇帝ニコライ1世に由来した名前をもつなど、高貴なイメージも持つオーガスタ。ですから「気取った恋」という花言葉にもなんだか納得できますね。オーガスタの花の姿が美しい鳥や羽に似ていることから、鳥たちの優雅で気ままな恋の様子にも想像がつながっていきます。

オーガスタの美しい花に由来している

今までご紹介した明るいイメージの花言葉たちは、オーガスタの美しい花の姿に由来していると言われています。温かな地域が原産のオーガスタは日本の環境で花を咲かせるのがなかなか難しく、一般家庭に出回っている小型の種類では花が咲かずに、葉だけを楽しむものもあります。しかし大きく育ったオーガスタは、4月~10月にかけて白く高貴な印象を与える花を咲かせますよ。濃い緑の葉の間に咲いた花は、優雅な鳥や美しい羽を連想させます。輝かしい未来に向かって飛び立っていくようなイメージがあるため、すばらしい花言葉がついたのですね。そんな素敵な花言葉の由来にもなっているオーガスタの花。どのような花なのか気になってきましたね。

花言葉が素敵なオーガスタはどんな花を咲かせるの?

花言葉が素敵なオーガスタはどのような花を咲かせるのでしょうか。明るくポジティブな花言葉の由来にもなるほどですから、きっとすばらしい花なのでしょう。花が咲く条件や開花時期など、オーガスタの花についてご紹介します。

【天国の白い鳥】と呼ばれるほどの美しい白い花を咲かせる

オーガスタは先ほども申し上げた通り、とても美しい白い花を咲かせます。その花は別名「天国の白い鳥」とも呼ばれるほどで、光沢感のある濃い緑色の葉にとてもよく映える純白の花です。天国からの使いのような神聖さを感じさせるその美しさは、これまで多くの人を魅了してきました。

花を咲かせるには長い年月育てなければいけない

オーガスタの株で花を咲かせるには、長い年月育てなくてはなりません。花が咲くのは大型サイズのオーガスタがほとんどで、小型サイズのオーガスタではほとんど花が咲かないからです。オーガスタを大きく成長させるためには、十分な日光量と温暖な環境が必要となります。ですから日本の一般家庭ではなかなかそこまで大きく育てることが難しいと言えるでしょう。沖縄などでなら大きく成長し、花が咲く可能性もあるかもしれませんね。

暖かく日当たりの良い場所でなければ咲かないことが多々

オーガスタの原産地はマダガスカルなどの温かな地域。日本の厳しい冬には慣れていないため、花が咲くためには暖かく日当たりのいい場所で管理しなくては花は咲きません。また株自体の大きさが大型であり、気温などの環境や条件が揃っていなければなかなか見ることができないとも言われています。自宅で管理するオーガスタが花が咲きにくいわけではありませんが、手軽に見ようと思うならば温度管理が厳密にされている植物園などへ行くのが確実かもしれませんね。

開花時期は4〜10月と長めではある

オーガスタの花の開花時期は、4月~10月と比較的長い期間であるとされています。花が咲くチャンスは長いと考えられますね。一般家庭に流通しているオーガスタの品種では、大きさが1~2m程度まで成長するとされています。小型のオーガスタは花が咲く可能性が低いですが、長い時間をかけて大きく育て、家庭でも温暖な環境を整えたのならば、花を楽しめる可能性もありますよ。基本的な育て方の知識を得て、気長に管理すればあなたのオーガスタも花が咲くかもしれませんね。

オーガスタの花言葉からイメージされる贈りたいタイミング

オーガスタの花は高貴な鳥の羽のような見た目をもち、その美しい魅力からいいイメージの花言葉が生まれたことが分かりました。そのためオーガスタはさまざまな人生の門出を祝う贈り物としてよく利用されていますよ。たとえば新築・引っ越し祝いや結婚祝いなどです。どのようなタイミングで贈られているのか、もっと詳しく見てみましょう。

新築・引っ越し祝い=新しい生活に輝きの思いを込めて

オーガスタは「新しく始まる生活が輝かしくあるように。」という思いを込めて、新築や引っ越し祝いで贈られることがあります。花言葉をそのままストレートに表現したタイミングと言えますね。縁起のいい花言葉に、人生の節目をお祝いしたいという気持ちを込めることができます。一般的にお祝いごとと言えばブーケなど切り花を贈ることもよくありますね。しかし切り花は寿命が短く、季節によっては数日しか花の美しさをキープできないことも。観葉植物であれば長く楽しめるので、お祝いの気持ちも長く伝えることができますよ。

結婚祝い=新しい門出に応援の意味を込めて

オーガスタは 「新しい門出である結婚をお祝いしたい。」「2人の未来が輝かしいものになるように。」という応援の意味を込め、結婚祝いとして贈られることもあります。観葉植物は1つあるだけでお部屋をおしゃれにできる、インテリア性の高いプレゼント。鉢などで相手の好みに演出することもできますので、相手に合わせて幅広く対応できますね。さらにオーガスタはいいイメージの花言葉だけでなく、すばらしい風水効果も持っています。風水効果については、後ほど詳しくご紹介しますね。花言葉や風水効果をあわせて考えても、結婚祝いにふさわしい観葉植物だと言えるでしょう。

開業・開店祝い=ビジネスの輝かしい未来を願って

オーガスタは「ビジネスの成功や輝かしい未来を願う。」という思いを込めて、開業・開店祝いのギフトとして贈られるケースもあります。相手のビジネスが今後も繫栄していくようにとそっと気持ちを添えて贈れるのは、オーガスタならではですね。小型のものでもいいですが、ある程度大きさのあるオーガスタを贈れば、お店のシンボルツリーにもなり、お客様の記憶に残る演出となるでしょう。観葉植物の贈り物であれば空間の空気をきれいにしてくれるうれしい効果も。リゾート感あふれるオーガスタは、モダンでおしゃれなお店にぴったりです。

感謝の木と呼ばれることから、感謝するシーンでの贈りものにも

オーガスタは前向きで明るいイメージを持つ花言葉が多いため、別名「感謝の木」とも呼ばれています。放射状に成長していく株の姿も、縁起のいい「末広がり」としてイメージできますね。ですから結婚祝い・引っ越し祝い・開店祝いといったシーンだけに限らず、相手に感謝を伝えたいときのプレゼントとして利用されていますよ。またオーガスタは常緑樹のため、季節を問わず1年中美しい緑色の葉を楽しんでもらえます。購入は一般の園芸店やインターネット販売でも気軽に注文・お届けできますね。感謝を伝えたい大切なシーンで、気持ちがこもった素敵な贈り物ができますよ。

オーガスタの風水効果とおすすめな置き場所

オーガスタはよいイメージの花言葉をもち、別名「感謝の木」とも呼ばれているほどハッピーな意味があることが分かりました。感謝を伝えたい相手に贈るギフトとして、マナーなどを気にすることなく堂々と贈ることができますね。またそのような意味合いがあると分かると、自宅で飾るのもなんだか特別幸せな気持ちになります。そんなオーガスタは風水学的に見てもいい効果が3つ期待できる、と言われていますよ。

  • 金運アップ
  • 円満な人間関係
  • 厄除け

どれもアップできたらうれしい運気ですね。つづいて詳しい風水効果やおすすめの置き場所をご紹介します。

金運アップが期待できる

オーガスタの風水効果1つ目は「金運アップが期待できる」です。オーガスタの丸みをおびた大きな葉は「円を結ぶ」とされ、金運アップが期待できると言われています。また風水的に見るとツヤツヤと光沢のある丸い葉はお金に似ているため、金運を上昇させるとされていますよ。金運を上げたい方は、こまめに葉のホコリをふき取り丁寧にケアしてあげるといいですね。

人間関係が円満になる

オーガスタの風水効果2つ目は「人間関係が円満になる」です。オーガスタの丸い葉は、人の気持ちをリラックスさせ、空間に落ち着きを与えるとされています。落ち着いた空間にいると人は満ち足りた気分になるもの。お互いに気遣いができるようになるため、人間関係が穏やかで円満になると言われています。オーガスタがゆったりと葉を広げる姿や、まるでリゾート地のような空気感を感じさせる雰囲気も、人間関係を円満にするのに一役買ってくれているかもしれませんね。

厄除けの風水効果も

オーガスタの風水効果3つ目は「厄除け」です。これはいいイメージの花言葉「輝かしい未来」とリンクしているのかもしれませんね。悪い気の流れを断ち切り、いい気を流してくれるオーガスタは、風水グリーンとして頼もしい観葉植物なのです。厄除けの効果をより高めるためにも、置き場所にはこだわりたいところ。どこに置けば強い厄除けパワーを発揮できるのか、つづいておすすめの置き場所をご紹介していきます。

運気向上におすすめなオーガスタの置き場所

それぞれの運気をより効果的に向上させるために、おすすめのオーガスタの置き場所をご紹介します。オーガスタは温暖な地域が原産なだけあって日光が大好きな植物。しかし置き場所によっては日が十分に当たらないことも考えられますね。そんなときは定期的に屋外に出してたっぷり日光浴をさせてあげましょう。元気でイキイキとしたオーガストなら、気の流れをよくしてくれることが期待できますね

人が集まりやすいリビングやオフィス

リビングやオフィスは人が多く集まる場所。またパソコンやテレビなどマイナスの気を発する電化製品が多く、気が乱れやすい場所と言えます。このようなリビングやオフィスにオーガスタを置くことで、気の流れを調和させ、よいエネルギーを引き込むことができるでしょう。オーガスタの丸い葉がもつ風水効果で、リラックス空間に変えることができますよ。

運気の通り道とされている玄関

風水では玄関は運気の通り道と考えられています。外からは新鮮な空気と共によい気が流れてきます。しかし同様に悪い気も入ってくるとされていますよ。悪い気を断ち切るために厄除け効果があると言われるオーガスタを置くのがおすすめなのです。玄関によい気がめぐれば、外から帰宅した家族のもつマイナスの気も打ち消すことができるかもしれません。家の中に悪い気を持ち込まないよう、玄関にはオーガスタを置いておきたいですね。

疲れを癒したいなら寝室

1日の疲れを癒したいときは寝室にオーガスタを置くのがおすすめです。オーガスタの丸い葉はリラックス効果をもつとされているので、寝ている間に疲れを取ってくれるのかもしれませんね。よい睡眠でしっかりと疲れが取れれば、翌日からははつらつとした1日を過ごすことができます。オーガスタを寝室に置くことで、仕事もプライベートも順調に進むかもしれませんよ。

西や北西の方角に置くのもおすすめ

つづいておすすめの方角についても確認してみましょう。

  • 西…仕事運、金運アップ
  • 北西…後援運アップ

オーガスタを西に置くと、仕事運や金運がアップすると言われています。風水の世界では、西の方角は子ども運や家庭運をつかさどり、北西の方角は周りの人のサポートを受けられる後援運が高められると言われています。それぞれの場所にオーガスタを置くことで、風水の効果を得やすいと考えられていますよ。効率的に運気アップしたい方はぜひ試してみてくださいね。

オーガスタの基本的な育て方

健康的でイキイキとしたオーガスタを育てるために、こちらで基本的な育て方をご紹介していきます。風水効果は元気に育っているオーガスタから得られるものです。枯れかけの観葉植物は風水的に見てあまりよくない気を発しているとされています。またオーガスタの花言葉がもついいイメージも健やかな成長があってこそ。いつもイキイキとした状態をキープできるよう、オーガスタの育て方を詳しく見ていきましょう。

10〜30度のオーガスタに適した気温で育てる

オーガスタはマダガスカルや南アフリカなどが原産地です。暖かい気候を好みますので、日本でも気温10~30度の間で管理するようにしましょう。気温が5度以下や40度以上など極端な気温になってしまうと、オーガスタがダメージを受ける可能性もあります。真冬や真夏は屋内にうつすのがいいですね。日当たりと風通しがいい場所を選べば、一緒に害虫予防もできますよ。

生育期にはたっぷりと水やりをする

オーガスタの生育期は5月~9月です。この間は土の表面が乾いたのを確認したら、たっぷりと水をあげましょう。このとき土の表面だけでなく、葉にも水分を与える「葉水」を行うと、カイガラムシやハダニなどの害虫を防ぐこともできますよ。受け皿に溜まった水はこまめに捨て、清潔を保つようにしてください。また真夏などで室内で管理する際は、エアコンの風が当たらない場所に置いてくださいね。乾燥した風でオーガスタの株が弱ってしまうことも考えられるので注意が必要ですよ。

冬場は、肥料を控え、水やりの頻度をおとす

冬場は気温が下がり、オーガスタの成長スピードも緩やかになります。水分を吸収する力も落ちるため、水やりの頻度をおとしましょう。目安としては土の表面が乾いたのを確認し、数日経ってから水やりをします。水を与えすぎると土が常に濡れた状態になり、根腐れや病害虫の原因になってしまいますので注意してくださいね。水分と同じように、冬の間は肥料を与えるのも控えましょう。この時期に肥料を与えてしまうと、土中の成分バランスが崩れ、根の水分不足が進行する「肥料焼け」を起こしてしまうことも考えられます。冬場の休眠期には水も肥料も控えめにするよう注意してくださいね。

1年中毎日1回葉水をする

冬場は土にあげる水を控えめにするのがコツですが、葉水は季節関係なく毎日行うことをおすすめします。植物は葉の表面や茎からも水分を補給できるため、適度なうるおいを与えることができるからです。また葉の裏までまんべんなく濡らすことで、乾燥を好むハダニなどの発生を予防できるため、葉水は1年中、1日1回こまめに行うようにしましょう。

株が大きくなりすぎたときは植え替えをする

家庭に流通しているオーガスタは1~2mほどまでに成長するものがほとんど。しかし環境がオーガスタに適していれば、自分が思っていたよりも大きくなることも考えられますね。株が大きくなりすぎて困ってしまったときは、植え替えをするのがおすすめです。植え替えに適した時期は、生育期の前半である5月~7月頃。オーガスタは2年もすると、鉢底から根がはみ出してくることが多いので、1年~2年に1回は1回り大きな鉢に植え替えをしてあげるのがおすすめです。

これ以上オーガスタを大きくしたくないときは、根を1/3程度カットし、同じ鉢に再び植え替えましょう。新しい土と交換することで、根に新鮮な栄養を届けやすくなります。オーガスタをこれ以上大きくしたくないときも、定期的な植え替えをして健やかな状態をキープするようにしてください。

植え替えの際、親株のそばに元気な子株ができていたら「株分け」のチャンスです。無料で鉢数を増やしていけるのでとってもお得ですよ。丈夫で育てやすいオーガスタは、基本のケアを守って健やかに育てていけば株分けにも挑戦できるのです。お部屋のグリーンが無料で増やせたら嬉しいですね。

【まとめ】贈り物として人気なオーガスタの花言葉とは?美しい花の秘密まで紹介

今回はオーガスタの花言葉と、贈り物に最適なタイミングについてご紹介してきました。驚くべき風水効果や、基本的な育て方も解説させていただきましたが、お役に立てたでしょうか。

今回の記事のポイントは

  • オーガスタの花言葉には「輝かしい未来・あたたかい心・気取った恋」などがある。
  • マダガスカル原産の大きな葉は高い蒸散作用があり、天然の加湿器とも言われている。
  • いいイメージの花言葉から、引っ越し祝い・結婚祝い・開業祝などのタイミングで贈り物に利用されている。
  • 別名「感謝の木」とも呼ばれているため、人生の節目や相手に感謝を伝えたいときにも利用されている。
  • オーガスタの風水効果は「金運アップ・円満な人間関係・厄除け」の効果があるとされている。
  • 日当たりと風通しのいい場所で管理し、季節ごとにあわせた水やりを行う。気温10~30度の範囲内で育てると元気に育ちやすい。

ということでした。

トロピカルでリゾート感たっぷりのオーガスタは、美しい緑色の葉や高貴な印象の白い花をもち魅力にあふれていることが分かりました。またいいイメージの花言葉やすばらしい風水効果から、たくさんの方に愛され大切な方へのギフトとして大人気の観葉植物だということも理解できましたね。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの役立つ記事をご用意しています。ぜひご覧くださいね。

記事執筆者長岡 孝樹」

この記事の執筆者長岡 孝樹
NFDフラワーデザイナー

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。