アイビーはどんな風水効果があるの?置き場所から最適な方角まで徹底解説

アイビーはどんな風水効果があるの?置き場所から最適な方角まで徹底解説
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皆さんはアイビーという植物を知っていますか?アイビーはつる性の植物で、様々な場所でよく見かけるとても馴染み深い植物です。観葉植物としてもとても人気で、葉の模様・色の濃淡により様々なタイプが存在するのも魅力の一つです。とはいえ、アイビーについてあまりよく知らないと思っている方もおられると思います。 そこでこの記事では、
  • そもそもアイビーとはどんな観葉植物なの?
  • アイビーがもつ風水効果とは?
  • アイビーの風水効果を高める方法
などについてご紹介していきたいと思います。この記事を読み進めながら、アイビーという観葉植物と風水の関係について理解を深めていってくださいね。

そもそもアイビーってどんな観葉植物なの?

皆さんはアイビーと聞いて、あの観葉植物とパッと思い浮かびますか?思い浮かぶ方もおれば、思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。そこで、まずはそもそもアイビーとはどのような特徴をもつ観葉植物なのかというところから見ていきたいと思います。

北アフリカ・ヨーロッパ・アジアを原産地とするつる性の観葉植物

アイビーはウコギ科キヅタ属の常緑でつる性の観葉植物です。北アフリカ・ヨーロッパ・アジアなど広範囲の場所が原産地として挙げられます。適温は20℃前後で、対応できる気温は3~35℃とわりと幅が広く、観葉植物の中でも強いタイプです。屋外屋内とも冬越しは3℃以下にならない環境を保つことが大切です。

アイビーの特徴

それでは、アイビーの特徴を順にご紹介していきたいと思います。以下の項目を読み進め、アイビーについて理解を深めてくださいね。

手のひらのような形をした葉を持つ

アイビーの葉は、まるで手のひらのような、いっけん楓の葉とも思える形をしています。星のような形と表現する人もいるほど、とてもおしゃれで可愛らしい形の葉をしている点がまず特徴として挙げられます。

繁殖力が極めて旺盛で水栽培で簡単に増やすことができる

アイビーはとても繁殖力が強い観葉植物として知られています。そのため地植えする場合は特に植える場所に注意を払う必要があります。数年もしたら地面のみならず近くの建物・木々などをつたって成長していくため、数年後のことを予想した上で植える場所を決めることをおすすめします。 アイビーは「つる」を新しい苗として増加していく観葉植物で、葉の下から根がどんどん育ちます。そのため水栽培でアイビーを育てる場合は、簡単に無料でどんどん増やす楽しさがあるのも魅力の一つです。水に挿しておく水栽培をするだけで発根し、そのまま成長するため、室内のちょっとした場所に緑が欲しい時に無料でゲットできるのでおすすめです。

品種によって葉の大きさや形が異なる

アイビーは品種により葉の大きさ・形が違う点も魅力の一つです。例えば「サーク」の葉の形はハート型をしていますし、「ゴールデンファイヤー」はほぼ三角形の形をしています。また「ダックフット」はその名の通り、アヒルの足を連想させる個性的な形の葉をしています。 一方「ホワイトワンダー」は一般的なアイビーより葉がとても小さいため、アイビーの子供のような大きさの葉とよくたとえられます。「タイニーブッシュ」もまた一般的なアイビーより葉が小さく、とてもシャープな形をしていますし、「タイニーフェザー」はまるで「羽根」のような形の葉をもつ観葉植物です。

葉に白い斑が入ったものやマーブル模様のものなど様々な特徴がある

アイビーの種類が豊富なのは葉の形や大きさばかりではありません。「ゴールデンチャイルド」は葉の縁にバターイエローのとても目立つ班をもっていますし、白い班が入ったものやマーブル模様の葉をもつタイプまで様々です。なぜこのように「班入りの葉」ができるかといえば、一般的に緑色になる部分はクロロフィルなどの葉緑素により緑色に見えていますが、葉の白い部分は遺伝子異常などにより葉緑素が形成されないか葉緑素を消失してしまった部分です。

アイビーの花言葉は「永遠の愛」「友情」

アイビーの花言葉には、恒久的な愛や友情を表す素敵な言葉「永遠の愛」「友情」「誠実」「不滅」などつけられています。これはアイビーが常緑で枯れることのない様子、また可憐でささやかなお花を咲かせるところ、常に葉がのびのび元気に育つところなどから固く結ばれた絆を連想させるためです。では、アイビーの風水効果はどのようなものがあるのでしょう?

アイビーの風水効果は良いの?良くないの?置き場所や方角まで徹底解説!

アイビーがもつ風水効果について詳しく解説していきたいと思います。とても人気のある観葉植物のアイビーですが、風水的には効果が高いのでしょうか?それともあまり良くないのでしょうか?また置き場所はどこに置くのが適切なのでしょう?順に詳しく見ていきましょう。

アイビーがもつ風水効果とは?

アイビーがもつ風水効果としては運気上昇のための強いパワーが期待できます。風水的にはアイビーは強い生命力をもち、飾った場所に活気を与える効果があるとされています。置き場所により風水効果は多少変わりますが、それでも強いパワーをもつ観葉植物であることには変わりません。

邪気払い効果

アイビーの葉には邪気払いの効果があるといわれています。この邪気払い効果は、悪い気を家の中に入れずに良い運気を呼び込む効果があり、併せて仕事運や金運もアップするとされています。一体アイビーのどのような部分から邪気払い・金運などが上昇するのでしょう?

風水において尖った葉は邪気払い効果があるといわれている

風水ではアイビーの葉のように尖って鋭い葉の形をしている場合、邪気を払う効果が高いとされています。悪い気が入りやすい玄関・鬼門の北東・裏鬼門の南西に飾ることで効果があるとされ、家の中に悪い気が侵入するのを防ぐ効果があります。

「尖った葉の数」が多ければ多いほど効果が高いとされている

邪気払いには「尖った葉の数」が多ければ多いほど効果がアップするとされており、その点でもアイビーはぴったりな観葉植物です。アイビーはつるで延びる茎にたくさん葉をつけますし、それぞれの葉に尖った部分が何カ所もあるため、より一層邪気払いを効果的に行えます。

金運アップ効果

アイビーは金運アップにも効果があるといわれています。では、アイビーのどんな部分で金運アップの効果が期待できるのかを順に見ていきたいと思います。

光沢のある葉が密集している植物は金運を向上させるとされている

アイビーの葉はとても艶やかで光沢があり、さらに葉が密集して繁る特徴をもっています。そのため、ヨーロッパ地方では古くからレンガの壁面にアイビーを茂らせることは「裕福の象徴」とされ、アイビーが良く茂る家は繁栄・魔除けの力を授かりお金に困らないとされてきました。

アイビーは「富が集まり増えていく」という効果も持っている

アイビーはつるを使ってあらゆる方向に成長し、どんどん新芽をつけたくさんの葉を成長させるさまがお金が貯まる様子に似ていることから「富が集まり増えていく」という効果を併せ持つといわれています。

恋愛運アップ効果

アイビーは邪気払い・金運と共に恋愛運にも効果があるといわれています。では、アイビーのどのような様子から恋愛運アップの効果があるとされているのでしょう。

下に長く垂れさがる植物は恋愛運を高めるといわれている

アイビーの葉は下向きに長く垂れ下がる特徴があり、下向きの葉には「陰の気」によりリラックス効果をもたらす働きがあるとされています。また尖った葉は刺激的で強い気を生むといわれているため、リラックス効果と強い気を併せ持つアイビーの葉は、恋愛感情そのものを表現した葉といわれています。まさにアイビーは恋愛運アップにおすすめですね。

「永遠の愛」という花言葉からウェディングの飾りつけにも使われるほど

アイビーのもつ花言葉の「永遠の愛」という言葉から、ウェディングの飾りつけにもよく使われます。アイビーがとても丈夫な観葉植物であること、そして一度壁などに絡みつくと葉の下にある根からしっかり張り付くため、簡単に取り除けない特徴をもつことから、一途な愛の象徴とされウェディングと相性の良い観葉植物とされています。

アイビーの風水効果を最大限発揮する置き場所とは?

それではここからはアイビーの様々な風水効果を最大限に発揮できるよう、置き場所など注意すべき点についてご紹介していきたいと思います。順に読み進めていってくださいね。

玄関:様々な運に関係する

風水で玄関は、良い気・悪い気ともに侵入してくるとても大切な場所と位置付けられています。では玄関は具体的にどのような観念をもった場所なのかについて見て行きましょう。

玄関は様々な気が混在する場所

玄関は幸運が入ってくる場所と風水で考えられており、一方で厄落としの場所であり悪い気が溜まる場所ともされています。つまり、玄関は良い気も悪い気も入り混じる場所のため、玄関が奇麗に整っていないと金運などの良い気が素通りしてしまいます。

アイビーが悪い気が入るのを妨げてくれる

上記でもご紹介したように、玄関は「気を招き入れる場所」であると共に「悪い気を締め出す場所」でもあるため、良い気を呼び込み悪運を退ける玄関に邪気払いの効果が高いアイビーを置くことで、悪い気の侵入を妨げられるためおすすめです。

トイレ・浴室:人間関係を良好にする

トイレや浴室は風水的に良くない気が発生しやすい場所とされますが、一方で水が流れる場所でもあるため、マイナスの気を流して人間関係を良好にするともいわれています。

水場は「水の気」がたまりやすくバランスを崩しやすい

水場いわゆる浴室・トイレ・キッチンなどの水回りは「穢れ」を流す場所のため、マイナスの気が多く溜まる場所とされています。そのため、この悪い気を奇麗さっぱり流してしまえる環境づくりがとても重要です。間取りによっては湿気をため込んでしまう場合もあり、これが陰の気を溜めこんでしまうと、身体のバランスを崩しやすく健康や運気にもあまり良い影響を与えない要因の一つになります。

アイビーが悪い気を外に追い出してくれる

そんな陰の気が溜まっている空間にアイビーを置くことで、マイナスの気を外に追い出せ、良い気で部屋を満たせます。またアイビーの持つ金運上昇の運気は「水の気」と深いかかわりをもっているため相性が良く、水場にかざることで金運アップにつなげられます。

キッチン:健康になる

キッチンにアイビーを置くことで健康になるといわれていますが、一体その理由はどんなところにあるのでしょう?順に見て行きましょう。

風水では火と水がある場所は気が乱れやすいとされている

キッチンは火・水を多く使う場所のため、風水では気が乱れやすい場所とされています。風水では「食べる」ことは「豊かさ」の象徴です。ところがキッチンはコンロなど「」の気がある場所・シンクなど「」の気がある場所が一か所に存在しているため、どうしても気のバランスが崩れ乱れやすいとされています。このバランスが崩れてしまうと金運のみならず健康にも影響を与える可能性が高いため、キッチンを清潔にし、食材を粗末にしないようにすることが良い気をアップさせるための重要なポイントです。

アイビーが危険な気を中和してくれる

火・水に対抗できる気は「」であり、観葉植物をキッチンに置くことで良くない気を中和させる働きがあります。アイビーをキッチンに置くことで、リラックス効果はもちろん調和で健康な空間づくりが叶うため、家族みんなが和やかな気持ちで日々過ごせます。

リビング:家族が落ち着く

リビングは一家団欒の憩いの場で、風水では家庭運に影響を与える場所とされています。特に飾っているインテリアによっても気が左右されやすい空間でもあるため、注意が必要です。では、リビングが風水的に大切な場所と位置付けられている理由について見て行きましょう。

リビングは家族運に大きく影響する

リビングは家族みんなが集まる場所で、家のどの間取りになっても凶にならない特別な場所です。その分リビングに配置されている物によって運気が大幅に左右されるため注意が必要です。

アイビーが穏やかな気を生み出してくれる

運気が左右されがちなリビングにアイビーを置くことでアイビーのリラックス効果が発揮され、穏やかな空間を生み出せます。リビングにアイビーをインテリアとして配置することで家族の心を健康に保て、家庭運を上昇されるためにも大切にしたいポイントです。

寝室:癒し効果を与えてくれる

寝室は風水で癒し効果を与えてくれる場所とされています。寝室は一日の始まりと終わりを迎える大切な場所のため、風水の影響も強く現れます。

人は寝ている間に気を吸収し、新たなエネルギーを充電する

寝室は寝ている間に悪い気を排出し、良い気を取り込み新しいエネルギーを充電するための空間です。寝室のインテリアを工夫し、快適な環境を整えることはとても大切なポイントの一つです。特に仕事やプライベートでストレスが溜まりやすい人は、寝室の気を良好に保つことで改善されます。その時に効果を発揮してくれるのがアイビーです。

アイビーには気持ちを落ち着かせる効果がある

既に何度もご紹介しているように、アイビーにはリラックス効果があるため、寝室に置くことでストレスなどの悪い気を吸い込んでくれ、ストレスフリーな清々しい朝を迎えられます。できる限り窓際に配置するように心がけてください。

アイビーの風水効果をより高める方角とは?

ここからはアイビーの風水効果をより高めるための方位について順に見て行きましょう。一体どの方位にどんな意味が隠されているのでしょう。

北東:健康になる

北東の方角は風水上「鬼門」と呼ばれ、悪い気が侵入しやすい場所です。つまり、あらゆる不調はこの鬼門からやってくると考えられています。この場所にアイビーを置くことで、良い気を溜め健康運をアップさせるのにとても効果的です。

東南:良縁がやってくる

木の気」を持つとされている東南は、良縁を運んでくる方角とされています。観葉植物をこの方角に置くことで、より恋愛運をアップさせる効果につながります。東南の方角にアイビーを置くことで、良縁に恵まれることはもちろん、恵まれたご縁を大切に育んでいけると風水ではいわれています。

西:金運がアップする

風水では西の方角は「金運」がアップする方角とされています。この方角にアイビーを置くことで、より金運がアップし、さらに金運は水の流れと深く関りがあるため、水やりを欠かさず奇麗な状態を保つように心がけることが大切です。

アイビーを飾るときに風水的に気を付けたい3つのこと

ここからはアイビーを飾る上で気を付けたい風水的なポイントについて順にご紹介していきたいと思います。各項目別に分かりやすく解説していくので、順に読み進めていってくださいね。

①植木鉢に注意

植木鉢も風水的には重要なチェックポイントの一つです。では、どのような点に注意を払えばよいのでしょう?

プラスチック容器ではなく、なるべく自然素材の陶器鉢をつかう

人工的なプラスチック容器ではなく、なるべく自然の土から作られた陶器製の鉢を使うことで運気がアップします。プラスチック容器と違い陶器製の鉢は自然素材のため気の流通ができます。そのため、常に鉢の中に良い気を溜め、悪い気を外に出す効果があります。

プラスチック容器を使っている場合は鉢カバーに入れる

もしプラスチック容器を鉢として使っている場合は、おしゃれな鉢カバーに入れることで室内の風水効果をアップできます。鉢カバーはプラスチック入りの観葉植物を、手軽にインテリア性に富んだアイテムに変えてくれるため、陶器の鉢とは少し違った風情を楽しめます。

②清潔に保つ

風水において空間を清潔に保つことは、良い気を満たすうえでとても大切なことです。では、どのような場所に注意しながら清潔を保てばよいのか順に見て行きましょう。

植物そのもの、またその周辺をきれいに保つ

アイビーなど観葉植物をインテリアとして飾っている場合、観葉植物そのものを清潔に保つことが大切ですし、飾っている場所周辺もきれいに掃除することがとても重要です。風水では良い気を満たすためには掃除をし、常に清潔に保つことが何より重要なポイントです。

不潔な環境ではかえって逆効果になるので注意

掃除や整理整頓をせず、不潔な環境を続けていると悪い気ばかりが家の中に充満し、全ての運気が下がり続けるといわれています。そんな環境でアイビーを育てても、邪気払いすらできない状況になるばかりではなく、良い気が悪い気に負けてしまい、かえって逆効果になってしまうため充分注意が必要です。

③日頃のお手入れ

常日頃からアイビーのお手入れを欠かさず行うことがとても大切です。元気なアイビーを育てることで、良い風水効果をもたらしてくれます。

アイビーが元気でないと風水効果は期待できない

アイビーの元気がないと、本来持っている風水効果を存分に発揮できません。万が一枯れてしまっては意味も効果もなくなってしまうため、大切に管理し育てることが大切です。アイビーを元気に育てて、良い気をどんどん放出してもらいましょう。

枯れた葉をそのままにしていると運気がダウンすることも

もし枯れたアイビーをそのままにしておくと、運気がどんどんダウンしていくことに繋がりかねません。アイビーはとても強く育てやすい観葉植物ですが、水のあげすぎ・水不足・害虫・根腐れなど様々な要因から枯れてしまう可能性もあります。その場合は枯れた部分をそのままにせず、必ず適切な処置を行うようにしてください。

アイビーを上手に育てて風水効果を最大限発揮させよう!気を付けたい4つのポイント

風水効果を最大限に発揮できるよう、アイビーを上手に育てていくには注意すべきポイントが4つあります。では項目別に順に紹介しましょう。

①日当たりの良い環境に置く

アイビーは観葉植物のため、日当たりや風通しの良い環境に置くことが大切です。それでは具体的なポイントについて挙げてみましょう。

夏以外は日当たりの良い環境で育てる

暑い夏の時期は直射日光を避け、半日陰の状況で育てるように心がけてください。夏以外の時期は日当たりの良い環境で育てることが大切です。観葉植物は太陽の光を好むため、日光の当たる場所で育てることで元気いっぱいのアイビーに育ってくれます。

斑入りアイビーは葉焼けしやすいので注意する

班入りアイビーは普通のアイビーより葉焼けしやすいため、日に当てるのはほどほどにしておく方が無難です。また風通しが悪いと「立ち枯れ病」などの病気にかかりやすくなるため注意が必要です。

②最低0℃以上をキープする

アイビーは耐寒性が少し弱い観葉植物のため、必ず最低でも0℃以上をキープし、冬越しさせることが大切です。寒い時期のアイビーを育てる上での心得を少し見て行きましょう。

アイビーは環境適応力が高いため冬の寒さにも耐えることができる

アイビーは他の観葉植物に比べ、環境適応能力が非常に高いため、冬の寒さに耐えることも可能です。とはいえ、0℃を下回る環境に置いてしまうと、休眠期のまま目覚めることがなく枯れてしまうなんていうことにもなりかねないため、最低気温を守ることは大変重要な事項です。

急激な温度差で枯れる場合があるので注意する

もし温かい室温で育てていたアイビーを一気に冬の屋外に出してしまうと、急激な温度変化についていけずに枯れてしまう恐れもあります。冬に屋外で育てる場合には、秋になる前から屋外の環境に慣れさせる必要があります。また屋内でも冬の窓際は屋外と同じくらい冷え込むため、急激な温度変化に気づかないうちにさらしてしまっている可能性もあるため注意が必要です。アイビーは耐寒性があるため大丈夫だと安易に考えないことが大切です。

③季節によって水やりの頻度を変える

季節により水やりの頻度を変えることも手入れをする上でとても大切なポイントです。ではそれぞれの時期にすべき点について順に見て行きましょう。

春夏:土の表面が乾燥したらたっぷりの水を与える

アイビーの生育期である春夏には、土の表面が乾燥したら鉢底から水が流れ出るほどたっぷり水を与えることが重要です。ただし、受け皿の水を溜めたままにしておくと根腐れの原因になるため、必ず捨てるようにしてください。この作業を行うことで根腐れからアイビーを枯れさせる可能性が大幅に減少します。

秋冬:土の表面が乾いて2~3日後に水を与える

寒い時期になるとアイビーも休眠期に入ります。この時期の水やりは土の渇き具合を見ながら行うことが大切です。土の表面が乾いたと思っても実は土の中は湿っていることが多いため、表面が乾いてから2~3日後に水を与えるようにしてください。この時期は空気が乾燥しているため、葉水を行うことで生き生きした元気な葉を維持できます。

水のやりすぎは根腐れを起こすこともあるので注意する

いずれの時期にも言えることですが、水のやりすぎは根腐れの原因になることが多いため、ほどほどに行うようにしてください。特に観葉植物は乾燥気味に育てることが上手く育てる上でのポイントです。そのため、水を与えすぎないことで根腐れをほぼ確実に防止できます。

④5~10月に剪定をする

5月~10月の生育期に剪定を行うことでアイビーを元気に育てられます。ではどのように剪定を行えば良いのでしょう?

傷んだり伸びすぎたりしたツルや葉を剪定する

葉が出ているつるならどこから切ってもすぐ節から新しいつるが伸びて来て再生されます。そのため理想の姿を想像しながら傷んだり伸びすぎたりしたつるや葉を剪定していくことをオススメします。剪定後時間が経過すると木質化して硬くなったつるも伸びてきますが、あまり好ましくないためこまめに剪定するように心がけてください。

剪定することで風通しが良くなり害虫が発生するのを防ぐこともできる

アイビーは葉の数がとても多い観葉植物です。そのためすぐに葉が繁り、風通しがわるくなり害虫が発生しやすい環境になります。そのためこまめに剪定を行うことで害虫の発生を未然に防げます。一度害虫が付いてしまうと駆除するのに大変な労力を必要とするため、できることなら発生しない環境づくりを心掛けるようにしてください。

アイビーの種類と特徴を知ってお気に入りを見つけよう

ここからはアイビーの種類や特徴について順にご紹介していきます。是非お気に入りのアイビーを見つけてくださいね。

アイビーの正式な学名は「ヘデラ」

アイビーの正式な植物名は「ヘデラ」といいます。鉢植えでも地植えでもどちらでもすくすく育つ、とても強い観葉植物です。またつる性のため、ハンギングなどにして部屋に吊るして楽しむこともできます。では、そんなアイビー(ヘデラ)の仲間を順にご紹介していきましょう。

ヘデラへリックス

まずはヘデラの中でも一般的によく知られているタイプの「ヘデラヘリックス」についてご紹介します。

アイビー(ヘデラ)の代表格

アイビー(ヘデラ)の代表格であるヘデラヘリックスの葉はやや光沢がある濃い緑色をしており、角がある葉の形をしています。ヨーロッパ・西アジア・北アフリカが原生地で、とても強健で路地植えもできますが、種類によって耐寒性・耐陰性が弱いタイプも存在します。

5~10センチほどでモミジのような深い切れ込みが入った葉が特徴的

葉の特徴としては5~10センチほどの大きさをしており、まるでモミジのような、手のような形をしていまます。一度は目にしたことがあるアイビーがこのタイプで、一般的に良く流通している種類です。冬になると葉がやや紅葉するのが魅力的な種類のヘデラです。

ヘデラへリックス・ピッツバーグ

「ヘデラヘリックス・ピッツバーグ」はアメリカ原産のアイビーの代表格として良く知られており、葉と葉の間隔が狭く、枝分かれが多く成長が早い特徴をもっています。

新しい葉は黄緑色で成長するにつれ深い緑色に変わる

葉はとても小さく、星のような形をしており葉の色が成長するにつれて黄緑色から深い緑色へ変化していくことが最大の特徴として挙げられます。成長に応じてコントラストを楽しめるのが最大の魅力と言っても過言ではありません。

流通量も多く手に入りやすい

一般的によく知られているアイビーで、流通量も大変多くすぐに手に入れやすいタイプです。またインテリアコーディネーターからもよく指名されるほどの人気の高い観葉植物です。耐暑性・耐寒性ともに強いため、初心者向けの素敵な観葉植物と言われるほどです。

ヘデラへリックス・ゴールドチャイルド

黄斑入りのアイビーの代表的な品種で、丈夫でとても成長が速いため、色々な楽しみ方ができるアイビーです。例えば鉢植え・ハンギング・寄せ植え・トピアリー・グランドカバーなどにも使用できます。

葉のふちに黄金色の斑が入るのが特徴的

ゴールドチャイルドは、葉の縁の部分に美しいイエローの班が入るのが特徴として挙げられます。この特徴的な葉は一年を通して美しい葉色を保ち、とても丈夫なため初心者でも育てやすいところが魅力の一つです。

ヘデラへリックス特有の葉の形も相まって、星のように見える

ヘデラヘリックスの葉は尖った部分が5個あり、まるで「星の形」をしているように見えます。とても装飾的な葉の形をしているため、インテリアとしても十分存在感があります。またゴールドチャイルドはその名の通り黄色の班をもっているため、他のアイビーに比べよりインテリア性に富んだ種類です。

実はアイビーの仲間ではない!名前に「アイビー」が入る間違えやすい観葉植物

ここからは、アイビーの仲間のようで実は仲間ではない観葉植物についてご紹介していきます。名前に「アイビー」が付いているからといって、胡麻化されないようにしてくださいね。

マーガレットアイビー

南アフリカ原産のキク科サワギク属の常緑つる性観葉植物で、アイビーの仲間ではありません。ではどうしてこのような名前が付いたのでしょう?

南アフリカ原産の観葉植物

マーガレットアイビーは南アフリカ原産の観葉植物で、晩秋に淡い黄色のお花をつけ、肉厚で光沢のある葉をしています。また常緑性なので一年を通して葉があり、お花の無い時期も楽しめる観葉植物です。

葉がアイビーに、花がマーガレットに似ていることから名付けられた

マーガレットアイビーは、葉がアイビー・花がマーガレットに似ていることから名づけられたといわれています。耐寒性に弱く最低5℃を保つ必要があります。またアブラムシがつきやすいため、注意する必要があります。

デビルズ・アイビー

デビルズ・アイビーも「アイビー」という名前が付いているためアイビーの種類かと思いますが、そうではありません。南太平洋のソロモン諸島原産の観葉植物です。

日本ではポトスと呼ばれる

日本ではポトスと呼ばれ、オーストラリアではデビルズ・アイビーと呼ばれる観葉植物です。熱帯地方で大きな木に這い上がるように育ち、原産地では長さ数十メートルまで伸びる観葉植物です。ポトスは「永遠の富」という花言葉をもち、金運を上げてくれるとされ、銀行や企業のロビーに飾ってあるところが多く見受けられます。

ハートの形をした葉っぱや葉に黄や白が混ざる

デビルズ・アイビーの葉は、ハートのような形をした葉が特徴的で、緑に黄・白の模様が混ざっています。育て方としては長く育て、棚やサイドテーブルから下に垂らすようにする方法・上へ伸ばすように仕立てる方法など、自由自在にアレンジできるところが魅力の一つです。

アイビーはどんな風水効果があるの?置き場所から最適な方角まで徹底解説のまとめ

この記事では、アイビーという観葉植物と風水の関係について主に解説してきましたがいかがでしたか?
  • アイビーは北アフリカ・アジア・ヨーロッパを原産とするつる性の観葉植物である
  • アイビーの葉は手のひらのような形をしている
  • アイビーは品種により葉の形や大きさ・模様が違う
  • アイビーの持つ風水効果は「邪気払い」「金運上昇」「恋愛運向上」である
  • アイビーを様々な場所に置くことで、風水効果を最大限に発揮させることができる
  • アイビーの風水効果をアップさせるには常に清潔な環境づくりを心掛けることが大切である
ということが、この記事を読んで理解いただけたと思います。これらのポイントを押さえ、アイビーを元気に育てることで最大限の風水効果を発揮してくれることでしょう。是非アイビーを大事にそして健やかに育ててくださいね。 最後まで読んでいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENでは、他にもたくさんの記事を用意しておりますので、併せてご覧ください。