秋の花リンドウ(竜胆)の花言葉|由来や怖い意味を紹介!

秋の花リンドウ(竜胆)の花言葉|由来や怖い意味を紹介!
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目次

凛とした大人の雰囲気が素敵なリンドウ。敬老の日の贈り物や、落ち着いた都会的な印象をもつ贈り物として大人気ですね。秋口からお花屋さんや園芸店で見かけることができる身近なお花と言えるでしょう。そんなリンドウについて、花言葉などの知識をあなたはご存知でしょうか? 今回は
  • リンドウの基礎知識
  • リンドウ全般の花言葉
  • 花の色ごとに違うリンドウの花言葉
  • 怖い意味はある?リンドウの花言葉の由来
  • リンドウの花言葉にあった贈り物のシーン
  • 花言葉の意味を込めて、リンドウの贈り物の体験談
をご紹介します。 きれいなお花を大切な人のお祝いに贈る方は多くいらっしゃると思います。しかし良くない意味の花言葉を持つお花を贈るのはちょっとストップですよ。花言葉に詳しい方だと大変失礼な振る舞いになってしまうかもしれません。 本記事ではリンドウの正しい花言葉や、花の色別に異なる花言葉についても詳しくご紹介。花言葉の由来まで知ることができるので、リンドウの知識が増えるだけでなく、安心してお相手にプレゼントできますよ。リンドウを贈ろうか考えている方は、ぜひ参考にしてくださね。

リンドウ(竜胆)ってどんな植物なの?

鮮やかな色合いで凛と咲くリンドウは、どのような植物なのでしょうか。花言葉を知る前に、リンドウの基本的な知識についてご紹介します。漢方に由来している漢名やよく似た植物キキョウとの違いについても解説しますよ。

日本や中国が原産地であるリンドウ科の植物

リンドウは日本や中国が原産地であるリンドウ科の植物です。日本ではほぼ全域に自生しており、秋の野山などの湿った場所で見かけることができますよ。高さは15~45㎝程度で、笹に似た葉を付けています。昔は季節になると水田やため池の周辺にたくさん自生していましたが、環境の変化などで近年は見かける機会が少なくなってしまっていますよ。

開花時期は9月〜11月の秋の季節

リンドウ(竜胆)の開花時期は9月~11月ごろの秋の時期です。特に多く咲かせるのは9月ごろの時期です。秋のこの時期に咲かすことから、秋の季節とも言われる理由でしょう。多くの品種は今紹介した秋の時期ですが、一部の品種は3月〜5月の春の時期や7月〜8月の夏の時期に咲く品種もあります。 花びらの数は5~6枚程度。花は晴れた日にだけ開き、天気の悪い日はつぼみを閉じてしまう性質がありますよ。

青紫色のベル型の花を咲かせる

に紫色をした筒状でベル型の花を咲かせます。きれいな青紫色は高貴な雰囲気を感じさせ、最近は敬老の日の贈り物としても大変人気が高くなっていますね。もともとの花の色は青紫色ですが、改良された結果、ピンクや白色などのリンドウも見かけるようになりました。花色が変わるとまた雰囲気もガラッと変わります。さまざまな使用目的に合わせて使うことができますね。

古くから漢方として利用されてきた

リンドウの根は薬効があるとされ、古代エジプト時代から薬草として利用されてきた歴史があります。漢方薬局等で取り扱いのある生薬「竜胆(りゅうたん)」の原料の1つとして使われていますよ。漢方効果としては消炎・解毒の作用があると考えられています。

漢方の苦さが漢名「竜胆」の由来

リンドウは中国にも自生しています。そのため中国読みの漢名「竜胆」という名前も存在していますよ。昔の中国でもリンドウの根は薬の原料として利用されており、これを飲んだ人が大変苦くて驚いたところからその名前が付いたと言われています。 苦い漢方薬として、クマの胆汁から作られる熊胆(ゆうたん)という有名な薬がありますが、それよりもさらに苦味が強いということで、クマよりさらに強い竜にちなみ「竜胆」と生薬名が付けられたところに由来しています。別名「笑止草(えやみぐさ)」とも呼ばれ、どんな人でも笑顔がなくなってしまうほど苦いという意味が込められています。

キキョウ(桔梗)と似ているが違う

リンドウとキキョウ(桔梗)、どちらも青紫色がきれいな花で、なんとなく似ているような気もします。違いは何なのか、見分け方などはあるのでしょうか。リンドウとキキョウ(桔梗)を見極めるポイントは2つ
  • 開花時期
  • 花の形
キキョウの開花時期が6月~10月と長いのに対し、リンドウは9~11月頃と短めです。 そのため初夏に見る青紫色の花はキキョウの可能性が高いですよ。また花の開き方にも違いがあります。キキョウは5角形の星形にしっかりと開いて咲くのに対し、リンドウはつぼみも花も袋状に咲き、大きく開いて咲くことはあまりありません。時期と花の形を観察すると、その違いに気づくことができるかもしれませんね。

リンドウにはどんな種類の花言葉があるの?

それではリンドウにはどのような種類の花言葉があるのか実際にご紹介していきます。花言葉には少し怖い意味が含まれているものもありますね。例えば梅雨どきを代表する花のアジサイには「触れないで・冷酷」などの花言葉がついています。自宅で飾るぶんにはいいかもしれませんが、人に贈るときは花言葉の意味にも注意した方がいいですね。

そもそも花言葉とは

花言葉とはその植物の生育過程や、花のイメージから付けられた言葉です。元々は17世紀ごろのトルコで「言葉や文字に頼らずに気持ちを伝えたい」という想いから始まった習慣のこと。贈る花に自分の気持ちを託したのですね。 言葉に出して伝えるには照れくさいときや、本当の気持ちを伝えるには少し勇気が必要なときでも、花言葉を添えたフラワーギフトならスマートに気持ちを伝えることができますね。

リンドウにはポジティブなイメージの花言葉がある

リンドウ(竜胆)の花言葉は「勝利」「正義感」「あなたの悲しみに寄り添う」「悲しんでいるあなたを愛する」「寂しい愛情」です。ポジティブなイメージのある花言葉が多くあります。
  • 勝利
  • 正義感
  • あなたの悲しみに寄り添う
  • 悲しんでいるあなたを愛する
  • 寂しい愛情
凛としたリンドウの花のイメージと重なるような、力強く真っ直ぐな印象のある花言葉ですね。1つずつ詳しく見てみましょう。

【勝利】

リンドウの花言葉の1つ目は「勝利」です。これは古くからリンドウが薬草として利用されてきたことに由来しています。「病気に勝つことができる草」という意味ですね。またまっすぐ上を向いて咲く育ち方が「健康を勝ち取ることができる=勝利」のイメージとつながったからではないかとも言われていますよ。

【正義感】

リンドウの花言葉の2つ目は「正義感」です。こちらも薬草として使われていたリンドウならではのキリリとした花言葉ですね。病に打ち勝つほどの効き目があり、病と立ち向かう凛とした花の姿が正義感と結びついているのかもしれません。

【あなたの悲しみに寄り添う】

リンドウの花言葉の3つ目は「あなたの悲しみに寄り添う」です。リンドウは病気と戦う人に「病に打ち勝ってほしい」という気持ちを込めて、入院見舞いにブーケとして持参することもあります。病気になってしまったら、気落ちしてしまうこともありますね。花言葉はそんな病人の悲しみに寄り添うメッセージが込められているのかもしれません。

【悲しんでいるあなたを愛する】

リンドウの花言葉の4つ目は「悲しんでいるあなたを愛する」です。花言葉「あなたの悲しみに寄り添う」と近しい意味を持っています。リンドウが群生しない植物であり、ぽつんぽつんとそれぞれが独立して咲くことに由来しています。

【寂しい愛情】

リンドウの花言葉の5つ目は「寂しい愛情」です。この言葉は、リンドウが群生せずに1本ずつ単独で咲くことに由来していると言われています。昔の人は、リンドウが野山にポツンと咲く姿を見て「寂しげに咲くリンドウもまた美しく風情があるものだ」と考えたのかもしれませんね。

英語での花言葉もつけられている

リンドウの英語での花言葉は「loveliness」「intrinsic worth」「I love you best when you are sad」の3種類です。日本語訳の意味は以下の通りです。
  • 愛らしい
  • 固有の価値
  • 悲しむあなたを愛する
リンドウの花の美しさや、群れずに咲く凛とした様子からつけられているようですね。しかし悲しむあなたを愛するというのは、どういった意味なのでしょうか。こちらも詳しく見ていきましょう。

【loveliness(愛らしい)】

loveliness(愛らしい)という花言葉は、まさにリンドウの美しさをそのまま表したストレートな花言葉ですね。リンドウは青紫色が主流の印象がありますが、近年の改良のおかげで赤色やピンク色のものも見受けられるようになりました。それらの色の花言葉は「愛らしい」とされています。色別の花言葉については後ほど詳しくご紹介しますよ。

【intrinsic worth(固有の価値)】

「固有の価値」という花言葉は、詳しい由来は調べられませんでした。しかしもしかしたら海外にある個人主義の価値観から由来しているのかもしれないと私は感じました。群生せずポツンと孤独に咲くリンドウに、存在感の強さや流されない意志の強さを感じてつけた花言葉かもしれませんね。

【I love you best when you are sad(悲しむあなたを愛する)】

「悲しむあなたを愛する」という花言葉はもしかしたら、リンドウの青紫色が由来しているのかもしれません。青紫色は美しい色ですが、黄色やピンク色などの明るい色に比べると、悲しみに沈むイメージがあるとも言い切れませんね。キリスト教で献花に使われる花は主に白色の花がメインのため、色から連想された花言葉なのではないかと考えられます。

リンドウは色別にも花言葉がある

先ほども申し上げた通り、リンドウには花の色別にも花言葉があります。また8月・9月・10月の花言葉でもあることから、その日が誕生日の方へ贈るのもぴったりですね。色別に詳しくご紹介します。

白いリンドウ=【貞操】【誠実な人柄】

白いリンドウの花言葉は「貞操」「誠実な人柄」です。「貞操」とは、人としての正しい道を守ること。純白の花と上に向かって咲くひたむきな姿から由来しているのかもしれません。確かに白色のイメージからは、誠実さやピュアさも感じられますね。白いリンドウもとてもさわやかなお花です。

紫のリンドウ=【満ちた自信】

紫のリンドウの花言葉は「満ちた自信」です。昔紫色は高貴な身分の人しか身に着けられなかった色。例えば貴族や限られた僧侶のみの色でした。教養のある方からのみ醸し出される「満ちた自信」というところから由来している花言葉なのかもしれませんね。

青いリンドウ=【誠実】【正義】【寂しい愛情】

青いリンドウの花言葉は「誠実」「正義」「寂しい愛情」です。誠実や正義は人柄を表すような花言葉ですね。リンドウの凛とした物静かな佇まいからそのような花言葉が生まれたのかもしれません。寂しい愛情とは、正義感の強い人や誠実な人が、時として孤独を感じてしまうこともあるからでしょうか。リンドウの花言葉を人柄を通して考えると、より奥深いものを感じますね。

赤やピンクのリンドウ=【愛らしい】

赤やピンクのリンドウの花言葉は「愛らしい」です。ボリューム満点に咲いたリンドウは、他の色とは違う華やかな雰囲気を持っています。鮮やかな花の色は女性らしさを感じさせますし、明るい女性の笑顔を連想させますね。

怖い由来はあるの?リンドウの花言葉の由来を知ろう

ここまでリンドウ全体の花言葉や、花色別の花言葉を見てきました。一方で裏花言葉と呼ばれる、怖い由来などはあるのでしょうか。もし悪い意味があれば、誰かに贈るのは迷ってしまいますよね。リンドウに怖い由来や花言葉がないか、きちんと確認してみましょう。

リンドウの花言葉に怖い意味合いはない

リンドウの花言葉に怖い意味合いはありません。すべてまっすぐな思いを伝えられるいい花言葉ばかりです。とくにお祝いなどはマナーやルールを守るべきシーンですが、リンドウにはいい意味の花言葉ばかりですので、安心して贈れますよ。

リンドウの根が薬や漢方として使われていたことが由来

リンドウの花言葉「勝利」「正義感」は、リンドウの根が薬や漢方の原料として使われていたことが由来です。「病と戦い勝利する」「病に正々堂々と真正面から挑む正義感」などのイメージから生まれたことが理由でしょう。今より医療が発達していなかった昔は、病気がより身近な存在でした。「リンドウの持つ花言葉も言霊として、病と戦う力に変えたい。」そんな必死な想いが伝わってきますね。

群生せずに育つ様子にも由来

リンドウのもう1つの花言葉「寂しい愛情」は、リンドウが群生せずに育つ様子にも由来しています。リンドウはポツポツと単独で咲く性質があります。集団に属さずポツンポツンと咲くその姿は、何事にも臆することなく堂々とした強い美しさを感じられますね。花の色に寒色系が多いのも「寂しい」という言葉のイメージからきているのかもしれません。

8月31日・9月16日・10月1日・10月20日の誕生花

そんなリンドウは8月31日・9月16日・10月1日・10月20日の誕生花でもあります。 誕生花とは365日それぞれに特定の花を割り当てたもの。どんなお花を贈るか迷ったときに、参考にされる方も多いですよ。 リンドウの開花時期とちょうど重なるこの季節。秋の雰囲気を感じさせるリンドウは、贈り物としてもおすすめですよ。手軽な贈り物として、切り花のブーケやアレンジメントの形でもプレゼントすることができますね。リンドウはもちがいい植物なので、相手にも長く楽しんでもらえるでしょう。

リンドウの花言葉にあった贈り物のシーン

リンドウの花言葉に怖い意味がないということが確認できたところで、花言葉にあった贈り物のシーンをご提案します。お花の贈り物はいつもとてもうれしいものですが、花言葉を添えることでプレゼントにさらに深い意味を加えることができますね。相手もあなたの心遣いにきっと喜んでくれるでしょう。

敬老の日に贈る

リンドウを贈るのにふさわしいシーンとして、敬老の日があります。これは昔から青紫色が高貴な身分の人しか使えない色であり、尊敬に値する人に使ってもらう色だったからです。もちろんピンク色や赤色のリンドウを贈っても華やかな雰囲気になりおすすめですよ。 多年草であるリンドウは、適切なお世話をすることで長く楽しむことができます。感謝の気持ちを長期間にわたって伝えることができるのでいいですよね。グリーンをお手入れすることは日々の潤いにもなるため、お年寄りへのプレゼントにぴったりだと言えるでしょう。

白寿という品種があることから99歳のお祝いに

「白寿」とは99歳のお祝いのこと。「百」という漢字から線を1本取ると「白」という漢字になります。「100‐1=99」という言葉遊びで、99歳のお祝いを「白寿」と呼ぶのですね。リンドウには「白寿」という品種があります。 青紫色と白色のストライプ模様になった花は、かわいらしくさわやかな清潔感も感じさせます。100歳まで元気でいてほしいという気持ちを込め、「白寿」という品種のリンドウを贈るのもおすすめですよ。

フランスでは皮肉の意味で贈られることがある

フランスではリンドウの花を皮肉の意味で贈ることがあるそうです。理由は定かではありませんが、国が変われば花の印象も変わるといったところでしょうか。なんだかおもしろいエピソードですね。 またフランス語でリンドウは「Gentiane(ジャンシャンヌ)」といいます。この名前は紀元前180〜67年にフランスでペストが流行し、病に苦しむ民衆をリンドウの薬効で救ったイリュリア王ジェンテウスの名前に由来しているそうですよ。リンドウの薬としての効果は、国境は関係なく昔から利用されてきたのですね。

花言葉の意味を込めたリンドウの贈り物の体験談

さいごに花言葉の意味を込めたリンドウの贈り物の体験談をご紹介します。実際にリンドウを贈った方のエピソードですので、贈り物を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。

敬老の日に祖母に贈った

最初に敬老の日におばあさんへ贈った方のエピソードです。
敬老の日に祖母にリンドウを贈りました。リンドウには年上の人を敬うという意味合いがあるとお花屋さんい聞いたし、青紫色は祖母の好きな色だったのでぴったりでした。鉢植えのリンドウを贈った際に「リンドウは挿し芽で増やしていけるから、ずっと大切にするね。」と祖母が言ってくれました。贈ってよかったと思います。
リンドウは増や挿し芽で増やすことができます。5月~6月に茎の先端から5~8cmの部分を切り、葉を取り除いてから土の入った容器に挿しておきます。約1ヶ月で発根するので、ある程度のサイズになったら鉢に植え替えます。長く楽しんでもらえることも、リンドウを贈るうれしいポイントですね。
甘いものが好きな祖母。敬老の日のプレゼントは毎年和風か洋風のスイーツを贈っていました。しかし病院での健康診断で、甘いものを控えた方がいいと言われてしまい…。祖母の健康を考えて今年はリンドウを贈ってみました。甘いものが食べられなくなって辛そうにしていた祖母もリンドウの美しさに元気が出たようですし、お世話することで毎日にハリが出たそうです。定番ではありますがリンドウを贈ってよかったなと感じた瞬間でした。
敬老の日の贈り物には、食べ物や趣味のものなどたくさんのプレゼントがありますね。しかし健康上の問題があれば、贈り物の内容もよく考えて贈らなくてはなりません。生花には人を元気づける作用がありますから、リンドウでしたらどなたにでも喜んでもらえるでしょう。

誕生日とリンドウの誕生花が被っている人へのプレゼントに

つづいてリンドウが誕生花と割り当てられている日に生まれた方へ贈ったエピソードです。
妻の誕生日が8月31日でした。花を贈ろうとは考えていましたが、よりドラマチックに演出できるのではと思いつき、誕生花を調べてピンク色のリンドウを贈りました。妻は自分の誕生花を知らなかったようですが、より愛着が湧いたようで、一生懸命お世話してくれています。リンドウは長持ちするようでそれも嬉しいですね。ピンク色のリンドウの花言葉「愛らしい」も照れくさいけど気持ちが伝わったと思います。
リンドウは茎が硬く、切り花でも長持ちしやすいです。毎日きちんと茎の切り口を切り、水道水でヌルヌルを洗い流してあげましょう。花瓶は食器用洗剤で洗い、清潔をキープするとより長く楽しめますよ。
去年大病をした夫が退院しました。家で静養する日々を過ごしていましたが、なんとなく元気がない毎日を送っていたのです。そんな夫を元気づけたくて、誕生日にリンドウを贈ることを思いつきました。花とは縁のない人でしたが、落ち着いた青紫色のリンドウでしたので、恥ずかしがったりせずに喜んでくれましたよ。リンドウの花言葉「勝利・正義感」のことを話すと、気持ちが前向きになったようです。以前より明るい顔つきでリンドウの世話を焼く夫を見て、私も嬉しい気持ちでいます。
リンドウは薬として活用されている植物ですから、「病に打ち勝ってほしい。」という応援の気持ちを添えて贈ることができますね。奥様の温かな心遣いに、ご主人もゆっくりと元気になっていってくれるでしょう。

敬老の日ではないが日頃の感謝を伝えるため叔父夫婦に

敬老の日ではありませんが、日頃の感謝を伝えるためにリンドウを贈った方もいます。
いつも何かとお世話になっていた叔父夫婦に、何かお礼をしたいと思っていました。叔父夫婦はまだ敬老の日にお祝いされるような年齢ではありませんが、お店でBOXアレンジメントされたリンドウを見つけ素敵だなと感じて贈りました。リンドウは派手な花ではありませんが、落ち着いた大人の雰囲気がある素敵な花です。叔父たちもおしゃれだねととても喜んでくれましたよ。
凛とした雰囲気のあるリンドウは、アレンジメントや鉢を変えることで雰囲気がずいぶん変わることも。リンドウの花の色も含めれば、より幅広い選択肢から相手の好みに合う贈り物ができますね。
私は大学進学で上京。叔父夫婦の家に4年間下宿させてもらっていました。就職と共に1人暮らしを始めるため、今までの感謝の気持ちを込めて紫色とピンク色のリンドウの寄せ植えをプレゼント。紫色のリンドウの花言葉は「満ちた自信」です。いつも応援してくれた叔父夫婦のおかげで、就職活動も自信を持って頑張れたよと伝えたくて贈りました。リンドウを贈ったときの2人の笑顔が嬉しかったです。
リンドウは花の色ごとに花言葉が異なります。白は「貞操・誠実な人柄」、青は「誠実・正義・寂しい愛情」、ピンク色は「愛らしい」などです。シーンに合わせて選べば、あなたの伝えたい気持ちに沿った贈り物ができますね。

【まとめ】秋の花リンドウ(竜胆)の花言葉|由来や怖い意味を紹介!

リンドウの花言葉や基本的な情報のご紹介、ふさわしい贈るシーンのご提案などをさせていただきました。 本記事のポイントは
  • リンドウは日本や中国が原産地のリンドウ科の植物である。
  • リンドウの花言葉は「勝利・正義感・あなたの悲しみに寄り添う・悲しんでいるあなたを愛する・寂しい愛情」などがある。
  • リンドウは昔から薬の材料として使われ、多くの病気を治してきたことから、人を応援したり励ましたりするシーンの贈り物にも向いている。
  • 色別にも花言葉があり、白は「貞操・誠実な人柄」、紫は「満ちた自信」、青は「誠実・正義」、赤やピンクは「愛らしい」となっている。
  • リンドウには怖い意味の花言葉や由来はないため、贈り物にしても心配ない。
  • 敬老の日・99歳のお祝い・日頃の感謝を伝えるために贈るのもふさわしい。
ということでした。 リンドウの花言葉は、凛とした強さを感じさせるポジティブなイメージがあることがわかりました。青紫色のリンドウは落ち着いた大人の雰囲気。ピンク色は華やかではじけるような明るさ。白色は純潔と清らかさを感じさせます。花の色ごとに全く違う雰囲気と花言葉をもつため、贈り物の目的によって選べることも魅力ですね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。