観葉植物を吊るすとさらにおしゃれに!吊るすメリットや飾り方を紹介

観葉植物を吊るすとさらにおしゃれに!吊るすメリットや飾り方を紹介
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観葉植物があると気持ちが落ち着いたり、癒されたりしますよね。一方で、観葉植物をおうちに置きたいけれど、置き場所がない、水やりや鉢の手入れなどが大変そう。と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな方におすすめなのがハンギングという飾り方です。ハンギングという言葉自体、初めて聞く方も多いと思います。ハンギングとは、いったいどんな飾り方なのでしょうか。観葉植物初心者でもできるのでしょうか。 そこでこの記事では
  • ハンギングとはどんなものなの?
  • ハンギングはどう飾ったらいいの?
  • どんな植物を飾ったらいいの?
について解説していきます。 この記事を読んでいただければ、ハンギングの魅力に気づき、挑戦してみたくなるかもしれません。ハンギングを利用することで、自分の生活に観葉植物をおしゃれに取り入れることができますので、ぜひ最後までお読みください。

観葉植物を吊るすハンギングとはどんなものなの?

さて、ハンギングとはいったいどんなものなのでしょうか。初心者にもできるのでしょうか。

ハンギングとは

ハンギングとは、植物を壁や天井に吊るして飾る方法です。イギリスが発祥の園芸技法で、バスケットやコンテナ、鉢などを吊るしてまたは壁に掛けて空間を飾っていきます。 吊るす場合は、バスケットや鉢に植物を入れ、天井などに吊るします。掛ける場合は、壁にフックをつけ、バスケットをひっかけます。

ハンギンググッズを販売している場所

ハンギングには植物のほかに主にプランター(鉢)、用土、プラントハンガー、S字フックなどが必要となりますが、必要なグッズはどこで揃えたらよいのでしょうか。 意外と簡単に手に入りますので以下を参考に自分好みのグッズをそろえてみてくださいね。

セリアなどの100均

セリアなど100均のガーデニングコーナーが充実していることをご存じでしょうか。普通のプランターや土はもちろん、様々なアイテムが揃います。用土に関しては「○○の土」として小袋で販売されていますので、余らせることもないのではないでしょうか。気軽に始めるには100均はコスパが良く大変おすすめです。 また、ハンギングの容器は自由度が高く、雑貨コーナーにあるような缶容器や食器コーナーにありそうなおしゃれなガラス容器などもプランターとして使用することができますので、ハンギングを始める際は、一度100均をのぞいてみてはいかがでしょうか。

Amazonなどのネット通販サイト

Amazonなどネット通販サイトはとにかくハンギンググッズの種類が豊富で、「観葉植物 ハンギング」と検索するだけでも、10,000件以上ヒットします。近くにハンギンググッズを取り扱うお店が無い方は、Amazonなどのネット通販がおすすめです。自分好みのハンギンググッズがきっと見つかるでしょう。

ホームセンター

ホームセンターのガーデニング用品コーナーにも多くのハンギンググッズが置いてあります。わからないことがあれば、店員さんに直接聞けるのもハンギング初心者にはありがたいですよね。

麻縄などをマクラメ編みで自作する人もいるほど人気の手法

マクラメ編みという編み方を聞いたことはあるでしょうか。 麻縄、紐などを手で編み、結び目で模様を表現していく技法です。いろんな編み方がありますが、初心者でもできるキットも販売されています。また、マクラメ編みで自分好みのプラントハンガーを自作する方もいらっしゃいます。

観葉植物を吊るすハンギングのメリット

では、なぜハンギングがおすすめなのでしょうか。ハンギングで観葉植物を飾るメリットはあるのでしょうか。

観葉植物を吊るすのはインテリアとして見た目がおしゃれ

観葉植物が空中に飾られていると、それだけで目を引き、存在感があっておしゃれですよね。ハンギングでおうちを飾るだけで、センスあふれるインテリアとしてお部屋の雰囲気を格上げしてくれることでしょう。

ハンギングすることで上部の空いている空間を使用できる

観葉植物を置くための棚を置く場所がなかったり、ペットや小さなお子様がいて床に置くことができない方もいらっしゃるでしょう。しかしながら、棚は置けないけどその上の空間はスペースがある事も多いのではないでしょうか。 そこで、その空間をハンギングで飾ってみてはいかがでしょうか。植物を吊るすと、360度いろんな角度から楽しむことができ、空間を有効に使うことができます。さらに、床に置かないので、植物をどかす必要がなく、お部屋の掃除が楽なこともメリットの一つです。 また、引っ越しやお部屋の雰囲気を変えたいと思ったときも、移動させるのが楽なので、気軽に模様替えができます。

観葉植物を壁から吊るすことで何もない壁に彩りが出る

大体のおうちの壁や床は、単色でシンプルなことが多いですよね。そこに、ハンギングで観葉植物の緑が加わると立体感と彩りが生まれます。狭い空間でもハンギングによって植物の生き生きした表情が、私たちの癒しとして目と心を楽しませてくれることでしょう。

吊るすと目線の高さなどに下げる調整が可能なので水やりがしやすい

ハンギングは、頭上~立った時の目線程度の高さで飾ることが多いかと思います。高さを調整することで、立ったまま水やりすることが可能で、観葉植物のメンテナンスが比較的楽にできます。

ハイドロカルチャーなどの視覚的に水位を判断する栽培方法の際に見やすい

ハイドロカルチャー(水耕栽培)であれば、ガラス容器なども使用できるので、容器内の人口培土(じんこうばいど)湿り具合や、水やりした水位が見えます。それを確認することで水やりのタイミングを判断することができます。

観葉植物を吊るすハンギングのやり方やレイアウトアイデア

では、ハンギングの方法やレイアウトアイデアについてご紹介していきます。

スカイプランターで観葉植物を吊るす

ニュージーランドで生まれたスカイプランターをご存じでしょうか。なんと、プランターを逆さに吊るすインテリアです。なんとも斬新なアイデアですよね。 スカイプランターの中は上部に貯水ポットが入っていて、下部に土が入った2層構造をしています。貯水ポットの水が、下の土に徐々に浸透していく仕組みです。この仕組みを利用すると、水やりは月に2、3回程度で済みます。 土はメッシュカバーが入っているので落ちるてくることはありません。また、逆さに吊るしていることで、植物が自然に下向きに伸びるため、添え木をする必要もありません。

ハンギングバスケットで観葉植物を吊るす

ハンギングプランターとも呼ばれ、観葉植物を壁に掛ける、天井やポールから吊るすハンギングには欠かせないアイテムです。 また、マクラメ編み、木製、金属、プラスチックなどハンギングプランターは素材が豊富でデザイン性も高いものが多いので、お部屋にあったお気に入りのハンギングプランターが見つかるはずです。掛ける、吊るす場所がない場合は、10cm程度の幅があれば置くこともできます。

プラントハンガーで中型の観葉植物を吊るす

プラントハンガーとは、観葉植物を入れたプランターを、マクラメ編みで吊るす方法です。マクラメ編みは紐の素材や色などを変えれば自分好みにアレンジすることもできるので、大変人気の飾り方です。 マクラメ編みでできたプラントハンガーを購入することもできますが、材料も100均などで仕入れられるので簡単に始めることができます。 さらに、プランターは鉢植えに限らず、ガラス容器、セリアなど100均で気に入った容器があれば、プラントハンガーで吊るすことができます。

土を使わない観葉植物の場合は逆さまに吊るす手法もある

先ほど、スカイプランターを紹介しましたが、エアプランツという植物であれば、空気中の水分を吸収して育つので、水やりも週に2、3回霧吹きで上げる程度で十分です。エアプランツであればスカイプランターのような専用のプランターでなくても逆さに吊るすことが可能です。

カーテンレールなどからフックを使用して観葉植物を吊るす

ここからは、レイアウトのアイデアをご紹介します。 天井や壁に穴を空けたくない方は、カーテンレールにS字フックを使用して吊るしてみましょう。風通しの良い場所を好む植物も多いので、観葉植物の生育も良く、おすすめの場所の一つです。 ここに吊るす場合は、カーテンレールやS字フックの強度を考慮して、あまり重くなりすぎないプランターにしましょう。

ダクトレールを使用して観葉植物を吊るす

天井に照明のダクトレールがある方は、ダクトレールに専用フックを利用して吊るしてみましょう。専用フックは、レールの溝にはめるだけで簡単に設置できます。また、耐荷重は5kg程度ですので、あまり重たい植物を吊るすのは避けましょう。

壁掛けタイプのものを使用して観葉植物を吊るす

鉢植えはスペースをとる、部屋があまり広くないという方は、観葉植物を壁掛けにする方法もあります。壁掛けする飾り方には、3パターンあります。
  • 流木やフレームに植物を埋め込む
  • 壁掛け用の鉢を使用する
  • ハンギングバスケットを使用する
壁掛けで飾る場合は、飾りたい壁の日光の当たり具合、観葉植物がどの程度日光を好むのかを事前に調べてから購入することをお勧めします。

【DIY】壁に棚を作り観葉植物を吊るす

飾りたい場所に吊るせる場所が無いという方は、棚を作ってみませんか。ハンギングシェルフといって、天井や今あるポールを活用しぶら下げることができる棚です。 棚を置くスペースがない場合でも、ハンギングシェルフなら、棚を設置した時の圧迫感も少なく、好きな場所、高さ、サイズにすることができるので、おしゃれに飾ることができます。材料も少なく、棚板とロープ、フックがあれば作ることができます。 ホームセンターのDIYコーナーに行けば材料は全て揃いますので、興味のある方は挑戦してみてもいいですね。

【DIY】空き缶などを再利用して吊るす方法も

もっと気軽にDIYに挑戦してみたいという方は、オリジナルの鉢を作成してみてはいかがでしょうか。 不要な空き缶をリメイクすることで、自分好みの鉢や鉢カバーを作ることもできます。気に入った色柄のものをそのまま使うのもいいですが、ペイントして使うと、よりオリジナルの鉢ができますね。そして、空き缶の縁に穴をあけ紐やチェーンを通せば、観葉植物を吊るすことができます。

どうしても吊り下げれそうにない場合は突っ張り棒を使用する

ダクトレールが無い、カーテンレールは強度が心配。という方は、植物を飾る専用の突っ張り棒(DRAW A LINE)もあります。こちらは、天井と床に突っ張るタイプのものですが、少々値が張るので、ホームセンター、100均などでもよく見かける突っ張り棒に、S字フックやマクラメ編みなどを使用して吊り下げてみましょう。

場所別の観葉植物を吊るす飾り方法やおすすめの飾る場所

観葉植物を飾る位置や、飾り方を場所別にまとめましたのでご紹介します。これらを参考に、どこにどのように飾るかイメージしてみてください。

トイレの窓際

トイレは殺風景で狭い空間ですが、観葉植物を飾ることによって空気の浄化作用も狙えます。 トイレに窓がある場合は、少しでも日が当たる方が植物の生育に良いため、窓際に飾るのがおすすめです。窓がない場合はタオルハンガーやストック棚などから、つる性の植物を垂らすとおしゃれに飾ることができます。その際、水栽培ハイドロカルチャーで飾ると良いでしょう。 水栽培は、選定した枝やサボテンなどを透明な容器に入れて飾ります。緑の癒し効果とともに根の成長も見れて楽しめると思います。 ハイドロカルチャー(水耕栽培)は土でトイレを汚してしまう心配がなく、無菌で清潔です。また、透明な容器にプランツボールという透明なジェルボールを入れて植物を飾ってもカラフルでかわいいらしくなります。ハイドロカルチャーについての詳細は後述します。

キッチン

風水的にもキッチンに観葉植物を置くことはよいとされています。 キッチンに窓がある方は窓台、天井にスペースがあるという方は上からハンギングで飾ると、キッチンの使い勝手を邪魔することなくおしゃれに飾ることができます。 お料理好きな方であれば、ハーブを飾るのもおすすめです。ハンギングで育てながら、必要な時にお料理に使うこともできますね。また、キッチンで土を置くことに抵抗がある方は、ハイドロカルチャー(水耕栽培)も衛生的でおすすめです。

リビング

リビングは家の中でも、一番長く過ごす場所かと思います。そのため、できるだけリラックスできるような空間づくりをしたいですよね。リビングではハンギングの王道の飾り方全て楽しめます。
  1. カーテンレール、ダクトレール、突っ張り棒に引っかける
  2. 壁掛けする
  3. 天井から吊るす
②の壁掛けは後述しますが、天井から吊るす場合は、穴が目立ちにくいフックも販売されているので、ハンギングを移動させた後、天井の穴を気にする必要がありません。また、リビングは日当たりと、風通しもある程度確保されるので、メジャーな観葉植物であれば問題なくハンギングを楽しみながら育てることができるでしょう。

浴室・洗面所

浴室や洗面所には、観葉植物を飾っている方は少ないのではないでしょうか。しかし以外なことに、浴室や洗面所でもグリーンを楽しむことができるのです。 浴室、洗面所は高温多湿で日当たりの確保や、風通しが比較的難しそうですよね。もちろん、窓があり日当たりもある程度確保できる浴室、洗面所の場合は、観葉植物の生育環境として申し分ありません。しかし窓が無くても亜熱帯原産の観葉植物を選べば育てることが可能です。亜熱帯とは簡単に言うと沖縄など南国の気候をイメージしていただければわかりやすいかと思います。 亜熱帯の植物は高温多湿でも生育しますので、シャワーや水が直接かかりすぎない高めの場所に飾ることで、浴室や洗面所でも植物を楽しむことができます。 そうはいっても長いこと日の当たらない高温多湿に置き続けると株が弱り枯れてしまうこともありますので、時々日当たりと風通しの良い場所においてあげるなどの管理は必要となります。 そして、亜熱帯原産の観葉植物は寒さにはあまり耐性が無いものが多く、冬場の浴室や洗面所が10℃以下になるようなら冬場のみ他の場所に移動させることも場合によっては必要です。

壁に絵やポスターを飾るように、観葉植物も壁に飾ることができます。壁で観葉植物を楽しむ飾り方は主に2つあります。
  1. 壁掛け用のハンギングプランターを使用する
  2. フレームや流木に観葉植物を埋め込んで壁掛けとして飾る
①はポピュラーな方法ですが、②はちょっと特別感のある飾り方ですね。フレームなどに埋め込んで壁掛けすると、立派なアートとしてお部屋に飾ることができます。また、壁掛けで植物を楽しむ際は、霧吹き程度で水やりが完了する植物を選ぶと、水やりのたびにおろしたりする手間が省け比較的お世話が簡単になります。

ハンギングで使用される鉢・苗の種類

ここからは、ハンギングに欠かせないプランター(鉢)や苗をご紹介します。

植木鉢

最もポピュラーなのが植木鉢です。植物が主役ですから、どちらかというと色や柄がシンプルな鉢を選ぶと、お部屋のインテリアにも合わせやすいでしょう。また、バスケットタイプやアンティーク風の植木鉢もナチュラルな雰囲気があって人気です。

ガラスコップ

ガラスコップは中が見えるので、見た目にも涼やかです。中の土や根が見えるので、ハイドロカルチャーなどで観葉植物をおしゃれに飾る事ができます。根が成長していく姿も見えるので一味違った楽しみ方ができることでしょう。

苔玉

苔玉とは、植物の根を粘土質の土で包み、球状にして表面を苔で覆ったもののことを言います。苔玉も吊るすことが可能で、ハンギングやプランターに入れて育てることができます。球体からグリーンが伸びてくる様子もインテリアとして素敵ですよね。 お手入れも比較的簡単で、苔玉は、以下2点に注意して水やりをします。
  1. 苔の表面が乾いたらたっぷりと水をあげる
  2. 夏は涼しい時間帯に水をあげる
苔玉は湿度と日陰を好みます。持ってみて軽いと感じたら、乾いているので水やりの合図です。また、夏場に注意したいのが水やりの時間帯です。涼しい時間に水やりをしないと、与えた水がお湯になってしまい植物をダメにしてしまいます。

ガラステラリウム

ガラス容器の中で植物を育てる方法で、小さなお庭のように育てることができます。中でも空気中の水分を吸収して生育するエアプランツや多肉植物などは手入れが簡単でおすすめです。 テラリウムの形もデザイン性が高く、一つあるだけでもセンスの良いインテリアとして空間を飾ることができるでしょう。

王道で人気のあるおすすめの吊るせる観葉植物

それでは、ハンギングにおすすめの観葉植物をご紹介いたします。初心者にも育てやすいものもたくさんありますので、参考になさってください。

ポトス

つる性の植物なので、高さのあるところから垂らすと動きがあって面白い植物です。また、多湿でも生育可能なので、通常の水やりのほかに、乾燥が気になる場合は、朝夕霧吹きで葉水(葉を湿らせること)をすることで湿度を保つことができます。キッチンはもちろん、浴室などに飾ることもできます。
植物名 ポトス
価格 2,780円
おすすめの置き場所 半日陰の(できれば午前中に日光が当たる)場所
特徴 熱帯雨林(ソロモン諸島)原産の植物で、多湿を好むので、頻繁な葉水が必要。初心者でも育てやすい。

アイビー

建物の壁面に這わせているアイビーを目にしたことがある人も多いでしょう。つる性の植物で、日当たりを気にすることなく、暑さ寒さにも強いので、大変丈夫で育てやすい植物です。こちらも、高さのある所から垂らしたり、壁面に這わせたりすると動きが出ておしゃれに飾ることができます。
植物名 アイビー
価格 1,980円
おすすめの置き場所 高さのある場所。
特徴 丈夫で初心者でも育てやすい。葉の形や模様が豊富でインテリアに合わせやすい。

オリヅルラン

オリヅルランは水栽培やハンギングでも育てやすく、風水でもおすすめされています。風水では対人運、恋愛運、健康運に良いといわれています。ランナーという白い茎が伸びてくると小さな花が咲きます。明るい日陰を好みますので、直射日光が当たらない、トイレ、玄関、寝室などで楽しむのがおすすめです。
植物名 オリヅルラン
価格 2,750円
おすすめの置き場所 直射日光を避けた明るい窓際など。
特徴 アフリカやインドに生息している。緑色の葉に白い筋のような斑がある観葉植物で、明るい日陰を好む。

グリーンネックレス

実のように見える丸い粒の葉っぱで、乾燥した場所でたくましく育つ植物です。直射日光と暑さ寒さに弱く、半日陰が好ましいです。また、春と秋に成長する植物で、春秋はしっかりと水やりする必要があります。反対に夏と冬はあまり水やりを必要としません。水やりに少々コツがいるため中級者向けといえるかもしれません。
植物名 グリーンネックレス
価格 1,690円
おすすめの置き場所 風通しの良い場所
特徴 アフリカ原産の多肉植物で、ころころとした葉が特徴です。高温多湿に弱い。

モンステラ

モンステラは切れ込みの入ったような特徴的な葉形をしています。そのためインテリア性が高く、どこに飾っても絵になるので大変好まれます。リビングや玄関、浴室でも楽しむことができ、緑が映えるのでお部屋の雰囲気をがらりと変えてくれるでしょう。直射日光が当たりやすいリビングに置きたい場合は、カーテン越しにするなどして葉焼けを防ぎましょう。
植物名 モンステラ
価格 2,680円
おすすめの置き場所 直射日光を避けた風通しの良い場所。15℃~30℃が好ましい。
特徴 熱帯アメリカ原産。切れ込みが入ったような特徴的な葉の形で、初心者でも育てやすい。

シュガーバイン

濃い緑と垂れ下がって成長するつる性の植物でハンギングにぴったりの植物です。一方で、ハンギングで飾ると風通しがよく乾燥しやすくなりますので、水やりと葉水が必要となります。キッチンやトイレなどの水回りに置くと濃い緑がさわやかで清潔感のある印象を与えてくれるでしょう。
植物名 シュガーバイン
価格 1,790円
おすすめの置き場所 明るく風通しの良い場所
特徴 オランダ原産。つる性植物で、葉っぱの裏に甘い樹液がつく。

ハートカズラ

ハートカズラは暑さと乾燥に強く、初心者にも育てやすい植物です。耐陰性があるといわれ室内でも十分育ちますが、日当たりのいい場所の方がよく育ちますので、窓際にハンギングするのがおすすめです。ハートカズラはぐんぐん伸びていきますので、伸びすぎたと感じたら、剪定しましょう。
植物名 ハートカズラ
価格 1,376円
おすすめの置き場所 適湿で明るい場所
特徴 ハート型のかわいらしい葉形で、秋には黄色く色づき落葉する。

ワイヤープランツ

針金のような細い茎にまるい葉っぱがたくさんついたワイヤープランツは、育てやすく飾る場所を選ばないといわれますが、葉の表面から乾燥しやすく、乾燥から黄変することもあります。エアコンの風は乾燥の原因になりやすいので、直接当たらないように飾りましょう。また成長も早いので、適宜剪定をして形を整えてあげましょう。
植物名 ワイヤープランツ
価格 1,269円
おすすめの置き場所 日なた、半日陰でも育つので、場所を選びません。
特徴 ニュージーランド原産。名前の通り細い茎が針金のような姿で、横に這って生育する。初心者でも育てやすい。

チランジア・ウスネオイデス

別名スパニッシュモスともいわれ、葉っぱの表面から空気中の水分を取り込む、なんとも不思議な植物です。乾燥に強く、吊るしておくだけでどんどん成長していくので、管理がとても楽ちんです。日常的な水やりは、1週間に1回程度霧吹きで水を与えることで十分ですが、月に一度はバケツに張った水につけるようにしましょう。
植物名 チランジア・ウスネオイデス(別名:スパニッシュモス)
価格 3,980円
おすすめの置き場所 リビングや玄関など温度変化が少なく、風通しの良い場所
特徴 北アメリカ、南アメリカ原産。銀色がかった葉で下に長く垂れさがるように生育する。土が無くても育ち、葉から養分や水分を取り込むことができる。

コウモリラン

樹木に着生するコウモリランは、吊るして飾ると自生の状態により近づくのでハンギングに適しています。こちらもエアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。コウモリランは、好きな板に括り付けて壁に飾ったり、着生する性質を利用してヘゴ付け、コルク付け、苔玉など様々なスタイルでハンギングを楽しむことができるので人気の高い植物です。
植物名 コウモリラン(別名:ビカクシダ)
価格 2,990円
おすすめの置き場所 日当たりのいい場所。(夏のみ直射日光を避けた明るい場所)10℃以上を保てる場所
特徴 熱帯地域原産。寒さに弱く、水はけのいい土を好む。

リプサリス

森のサボテンともいわれるリプサリスですが、高温多湿が苦手です。土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。そして夏は涼しい時間帯に水やりをし、多湿を防ぎます。また、室内の空気を浄化する効果があるといわれていますので、玄関や窓辺、トイレなどに飾るのもおすすめです。
植物名 リプサリス
価格 1,880円
おすすめの置き場所 直射日光を避けた明るい場所。
特徴 熱帯アメリカ原産。サボテンの一種で、多方向に伸びる茎が特徴的なフォルム。

オリーブ

オリーブは花や実も楽しむことができる植物で、日当たりと風通しの良さが必須となります。日当たりが悪いと花がつかなくなったりすることもあります。日当たりの確保が難しい場合は、日当たりのいい場所でこまめに日光を当ててあげましょう。その際、ベランダなど、外に出す場合はしっかりと害虫対策を行いましょう。
植物名 オリーブ
価格 2,880円
おすすめの置き場所 日当たりが良く風通しの良い場所
特徴 地中海地域、北アフリカ原産。

観葉植物を吊るすハンギングに適している栽培方法

ここまで、ハンギングにおすすめのプランターや苗をご紹介してきました。そしてここからは、初心者にもおすすめな栽培方法がありますのでご紹介します。

ハイドロカルチャーが一番おすすめ

観葉植物を育てるには、栽培方法も種類があります。その中でもハイドロカルチャーがおすすめなのです。

ハイドロカルチャーとは

ハイドロカルチャーとは、水耕栽培のことで、土を使わず人口培土で観葉植物を育てる方法です。

ハイドロカルチャーのメリット

ハイドロカルチャーにはメリットもたくさんあります。
  • 土を使わないので、害虫がわく心配がない。
  • 専用の用土のため、土より軽く扱いやすい。
  • 与える水の量が少なくて管理が楽。
  • 使える容器の幅が広い(ガラス容器、底穴の無い容器もOK)
いかがでしょうか。ハンギングには、土を使わず衛生的で、管理が楽ちんなハイドロカルチャーであれば初心者でもおしゃれに観葉植物を楽しめそうですよね。

Q&A

ここからは、ハンギングをするにあたってよくあるご質問を紹介します。

Q,賃貸だけどハンギングで観葉植物を吊るして飾りたい場合はどうすればいいですか?

A,カーテンレールやポールにS字フックを使用しましょう。 賃貸物件は原状回復が必須となりますから、できれば穴を空けたくないですよね。賃貸でもハンギングを気軽に楽しむためには、S字フックに、マクラメ編みした麻ひもなどで植木鉢を固定してからひっかけると良いでしょう。エアプランツのように土が不要の植物であれば、カーテンレールなどに、直接ワイヤーで吊るしてもいいでしょう。

Q,観葉植物を吊るすと落ちてきたりしないか心配なんですけどおすすめの補強方法はありますか?

A,石膏ボードにアンカーを取り付けると補強できます。 天井や壁は石膏ボードという建築材料で作られています。石膏ボードにアンカーを付けることによって吊るしたりフックを付けることができますが、必ず石膏ボードとアンカーの耐荷重を十分確認してから行いましょう

Q,観葉植物を吊るすと揺れてるプランターで猫が遊んで困ってるんですけどどうすればいいですか?

A,木酢液をかけておきましょう。 猫は柑橘系や酢のにおいが苦手です。木酢液は、植物の害虫や病気も防ぐことができますし、猫にも害はありません。適切な濃度に希釈して使用してみましょう。 また、猫がいる家庭では避けた方がいい植物があります。ポトス、モンステラなど人気の植物ですが、サトイモ科の観葉植物は炎症を引き起こしたり、嘔吐することがありますので避けた方がいいでしょう。

観葉植物を吊るすとさらにおしゃれに!吊るすメリットや飾り方を紹介のまとめ

いかがでしたか。ハンギングの方法とおすすめの植物について解説してきました。 この記事のポイントは
  • ハンギングとは空間を利用した観葉植物を楽しむ方法である
  • ハンギンググッズは100均でも用意できる
  • 飾り方や飾る場所も多く、初心者でも挑戦しやすい
ということでした。 これらを押さえれば植物にとっても心地いい育て方で、おうちの中をおしゃれに飾ることができます。ぜひお気に入りのグッズや観葉植物を見つけて、ハンギングを楽しんでみてください。