観葉植物の肥料に関して悩んでる方必見!肥料の与え方とおすすめ商品

観葉植物の肥料に関して悩んでる方必見!肥料の与え方とおすすめ商品
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目次

観葉植物を育て始めて1年くらい、ずっと元気だった植物が最近ちょっと変かもって思われた方、大丈夫です。今がターングポイント、ここできっちり生育の環境を整えてあげれば、すぐに元気になりますよ。そのために大事なのが肥料。

では、どんな肥料が必要になってくるのでしょうか?ホームセンターに行くといろんな種類の肥料が棚に並んでいますよね。何を基準にどれを選べばいいのか分からない、裏の説明を読むと化学の授業で習ったような、元素記号がずらっと並んでてて頭が痛くなった、なんて経験をお持ちの方もおられるかもしれません。そこでこの記事では、

  • なぜ観葉植物には肥料が必要なのか?
  • 肥料を構成する3要素+α
  • どんな種類の肥料を選べばいいのか?
  • 正しい肥料の与え方、与える際の注意点
  • おすすめ肥料のレビュー
  • 肥料にまつわる疑問にお答えするQA
をご紹介します。 この記事をご覧いただければ、お家の観葉植物がもっと元気になるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

観葉植物には肥料が必要?肥料の役割と三大栄養素

水やりもキッチリやってるし、ちゃんと日光にも当ててるから光合成は問題ないはず、だから肥料なんて必要ないよね、とはならないのが観葉植物です。ここでは肥料が観葉植物の生育に果たす役割と、肥料に含まれる三大栄養素を見ていきます。

肥料の役割

観葉植物にとっての「光合成」が人間にとってのご飯だとすれば、「肥料」は足りない栄養素を補ってくれるサプリメントみたいなものです。とはいえ買ったばかりの観葉植物に、必ずしも早急な肥料の投与が必要な訳ではありません。というのも市販の土にはあらかじめ肥料が含まれているため、すぐに植物が弱ることはないのです。けれども、月日の経過とともに植物は成長し、更なる栄養を欲しますので、水や光といった自然物に頼る育て方では、絶対的な栄養素が足りなくなってしまいます。そういう時は積極的に肥料の力をかりて、植物の生成を促す必要があります。

肥料に含まれる3要素の働き

植物の健康な成長に欠かせない成分に三大要素と呼ばれる「窒素」「リン酸」「カリウム」があります。この3つのうち、一つでも欠けてしまうと植物は栄養不足に陥ってしまいます。この3つの成分の働きが植物の状態に直接反映されていくわけですから、それぞれの名前や役割の違いは覚えておくことに越した事ないでしょう(肥料のパッケージの裏側にはこの3つの成分比が記載されています)。

窒素

窒素は「葉肥」というくらいですから、葉っぱに関する栄養成分と覚えておくといいかもしれません。タンパク質を生成し、葉緑体の元となったり、葉や茎の成長を助けてくれる栄養素です。窒素が不足すると、葉が黄色く変色したり、落葉したりと、生育不良に陥る可能性があります。

カリウム

「根肥」と呼ばれるカリウムですが、根以外の花や実といった植物全体の生育にも影響を与える栄養素となります。カリウムが不足すると、抵抗力が弱まるため、根腐れをひき起こしたり、害虫の被害を受けるリスクが高まります。

リン酸

「花肥」とも呼ばれている「リン酸」は植物の細胞を構成する栄養素です。花や実の生育に大きな役割を果たします。リン酸が不足すると植物の見た目が弱々しい印象になるといわれています。

肥料と活力剤の違いとは

上述のように肥料に含まれる主な3つの成分である窒素、リン酸、カリウムは、健康な植物の生育にとって必須栄養素です。しかし、それだけを与えていれば完璧といった訳では勿論ありません。 3つの栄養素に加え、+αの栄養を補うアイテムに「活力剤」があります。活力剤は肥料で補う事のできない「マグネシウム」や「カルシウム」「亜鉛」「鉄分」を成分に含みます。特に、マグネシウムは葉の葉緑体をつくる働きをし、光合成の働きにも影響を与ますので、三大栄養素とのバランスにも注意しながら、活力剤を使って上手く補ってあげましょう。勿論、活力剤だけでは植物は育ちませんので、肥料と併用する形で与えてくださいね。

観葉植物に使用できる肥料の種類

観葉植物に与える肥料は、その成り立ちや形状、用途などといった、いくつかの観点によりジャンル分けをすることができます。ここでは具体的な肥料の種類を見ていくことで、それぞれの肥料が果たす役割の違いをご説明します。

原量が違う肥料

肥料はその原料の違いから「有機肥料」「化学肥料」の2つに大別できます。それぞれの特徴をおさえ、シーンごとに使い分けられるようにしましょう。

有機肥料

動植物由来の油かすや粉骨、牛ふん、鶏ふんなどを原料とした肥料です。つまりは農業における有機栽培と同じようなことを観葉植物の生育でも行おうというのが有機肥料を使った方法です。有機肥料の特徴はゆっくりしたペース(緩行性)で植物の健康状態に影響を与えることです。そのメカニズムは、土中に住む微生物が肥料に含まれる有機物を分解し、その過程で徐々に発酵したものが栄養素になるという仕組みです。ただし、有機肥料はコバエが発生しやすく、においもあるため、室内で育てる観葉植物には不向きな肥料と考えられています。

化学肥料

動植物などの生物由来ではない、様々な鉱物などを分解して作った肥料が「化学肥料」です。三大栄養素+αの幅広い栄養素が成分に含まれており、即効性に優れているのが特徴です。また有機肥料とは対照的に、汚れにくく、においも少ないことから、コバエなども発生しにくく、室内で育てる観葉植物に向いている肥料と考えられています。ただし、一度にたくさんの量を与えると肥料焼け(葉に変色が起こり枯れる)を起こす危険性があります。与える量や頻度は植物の状態や季節によって異なってきますが、基本的には控えめな量を複数回に分けて与える事をベースとしましょう。

肥料のタイプごとの気になる項目比較表

即効性 匂い 土壌へのやさしさ 扱いやすさ
有機肥料
化学肥料

形状が違う肥料

肥料は形状の違いから、固形肥料と液体肥料の2種類に分けられますが、その違いは形だけではありません。それぞれの肥料に用途、特徴がありますので詳しく見ていきましょう。

固形肥料

固形肥料の特徴は長期間にわたり効果が持続するところにあります。土に撒かれた肥料が水やりをする度にゆっくりと溶けていくことで効果が持続します。植物を植え付ける際にあらかじめ撒く(元肥)としての使用してください。固形肥料にはタブレットタイプや粒状のものがあります。

液肥(液体肥料)

液肥は根からすぐに吸収できるため、即効性に優れた特徴があります。弱った植物にテキメンに効果を発揮します。植物を植えて育てていく過程で追加で撒く追肥として使用してください。商品は水で薄めて使うタイプとストレートタイプがあります。即効性に優れている反面、乾きやすく持続性は期待できないので、複数回に分けて与えてくださいね。

形状別の気になる項目比較表

即効性 効果の持続期間 コスパ 扱いやすさ
固形肥料
液体肥料

与える時期で異なる肥料

前述した肥料の形状についてのカテゴリーでも触れましたが、観葉植物の生育の段階や時期によって与える肥料の種類が異なってきますのでご紹介させていただきます。

元肥(もとごえ)

「元肥」とは新たに購入した植物を植え付けたり、元気がなくなった植物を植え替えたり際に土に与える肥料のことです。土の持っている養分を補う役割があるため、元肥には緩行性の固形タイプが向いています。

追肥(ついひ)

追肥」とは植物が育っていく過程で追加で与える肥料のことです。植え替え直後は根が痛んでいたり、固形の肥料が効いている途中でもありますので、そのタイミングでの使用は避けてください。何より過剰な使用は肥料焼けを起こしてします。 「パキラ」や「テーブルヤシ」などといった、有名銘柄の多くは春から秋にかけて成長期を迎えます。その時期は特に豊富な栄養が必要となってきますので、即効性に優れた液肥タイプの肥料で追肥を行ってください。

観葉植物におすすめの肥料は【液体肥料】

観葉植物をお部屋で手軽に育てたいというユーザーにとって、液体肥料はおすすめできる肥料です。ここではその理由や与えるのに最適な時期、使用時の注意点についてご紹介します。

観葉植物に液体肥料をおすすめする理由

頻繁にお手入れをする時間や手間を取れない方や、出張などで家をあけがちな方にとって、短期間で効果を発揮する即効性の液肥は観葉植物の生育にぴったりな肥料です。水やりの時に一緒に与えてやるだけで良いので、手間を嫌う方にも最適です。特にアンプル状の液肥は挿しておくだけで適当な栄養を与える事ができます。

観葉植物に液体肥料を与える時期:【夏】

4月〜10月の暑い時期は植物の成長期にも当たります。この時期は特に栄養が必要となってきますので、即効性のある液肥をおよそ2週に1回位のペースで与えるようにして下さい。また、植物の夏バテが気になるようであれば、追加で活力剤を与えて元気を注入してあげて下さい。

観葉植物へ正しい肥料の与え方

元肥と追肥、活力剤を適宜織り交ぜながら生育を行うと良いでしょう。例えば春先に元肥を与えたのであれば、二カ月は追肥の必要はないと思われます。植物の成長期である初夏〜秋にかけて液肥で追肥を行い生育を助けます。そのペースは2週に一度で構いません(過度な液肥の散布は逆効果)。 それでも植物に元気が足りないと感じたら、活力剤を追加して状況の改善を図ります。夏の暑さがひき、気温が15度を下回るようになったら、月に一度くらいのペースに落とします。その後の休眠期の冬は肥料が不要となります。また、2年に1度は鉢の植え替えをして、土中の栄養バランスをリセットするのもオススメです。その際、元肥と追肥を追加することをお忘れなく。

観葉植物におすすめの液体肥料7選!

市販の肥料には様々な種類があります。植物の生育状況から、肥料の目的や用途を見極めて、あなたの注文にぴったりな商品を選びましょう。その際、三大栄養素の知識や肥料を与える際の注意点など、これまでの考察が役に立ってくるはずです。

ニッコン 粒状有機肥料 大地の実りUTエース 【小粒】

トウモロコシの皮を利用した固形の有機肥料です。土壌に混ぜて使用します。有機肥料のわりに、においは気になりません。小粒なため、土壌の外にエアコンの風などで飛び散りづらく、栄養素の浸透も適度なペースで進みます。
商品名 ニッコン 粒状有機肥料 大地の実りUTエース【小粒】 1kg
価格 1350円〜
成分比 不明
形状・用途 固形・元肥
特徴 有機肥料。においが気にならない。小粒なので、比較的早く土壌に浸透する

他の商品とここが違う!ニッコン 粒状有機肥料 大地の実りUTエース 【小粒】の特徴と実際に使ってみた感想

このトウモロコシの皮を使った固形の有機肥料、使ってみたんですけど、本当に良かったですよ。土に混ぜるだけで、すごく簡単に使えるんです。有機肥料って言うとにおいが気になることが多いじゃないですか。でも、これは全然においが気にならなくて、快適に使えました。粒が小さいから、風で飛ばされる心配も少ないし、土に栄養がゆっくりと浸透していく感じがして、植物にも優しいんじゃないかなって思います。

ハイポネックスジャパン 液体肥料 ハイポネックス 観葉植物の肥料アンプル 35ml×10本入り

窒素、リン酸、カリウム、鉄分と、植物の健康に必要な三大栄養素と鉄分がバランスよく配合されています。アンプルを土に差すと自動的に液状の養分が注入される仕組みとなっており、旅行などで家をあける時にも最適です。たびたび肥料を与える必要もなく便利なので、Amazonや楽天などの通販でも注文殺到の大人気園芸用品です。
商品名 ハイポネックスジャパン 液体肥料 ハイポネックス 観葉植物の肥料アンプル 35ml×10本入り
価格 396円〜
成分比

窒素(N-リン酸(P-カリウム(K)+鉄分(Fe=0.2-0.1-0.1+鉄分

形状・用途 アンプル状の液肥・追肥
特徴 土にさして使うアンプル肥料。長期間の留守時に最適

他の商品とここが違う!ハイポネックスジャパン 液体肥料 ハイポネックス 観葉植物の肥料アンプル 35ml×10本入りの特徴と実際に使ってみた感想

この液体肥料、使ってみたら本当に便利でしたよ。窒素、リン酸、カリウム、それに鉄分まで、植物に必要な栄養素が全部バランス良く入っているんです。特にいいなと思ったのが、アンプルを土に差すだけで自動的に養分が注入される仕組みです。これのおかげで、旅行で家を空ける時も植物の世話を気にせずに済むんですよ。定期的に肥料をあげる手間も省けるし、本当に手軽で助かっています。

ハイポネックスジャパン 液体肥料 ハイポネックス ストレート液肥 観葉植物用

薄めずに使えるストレートタイプの液肥です。緑をより美しく、鮮やかに育てあげます。根から素早く吸収される即効性の肥料で追肥用に最適です。メーカー推奨植物は「ポトス」、「ベンジャミン」、「ドラセナ」など。
商品名 ハイポネックスジャパン 液体肥料 ハイポネックス ストレート液肥 観葉植物用
価格 499円〜
成分比 窒素(N-リン酸(P-カリウム(K=0.2-0.1-0.1
形状・用途 液肥・追肥
特徴 薄めずに使えるので便利です。メモリが付いているので計量も楽チンです。

他の商品とここが違う!ハイポネックスジャパン 液体肥料 ハイポネックス ストレート液肥 観葉植物用の特徴と実際に使ってみた感想

このストレートタイプの液肥、使ってみたらすごく良かったです。薄める必要がないから、そのまま使えて手間がかからないんですよね。私が使ってみたら、植物の緑が本当に鮮やかになって、見た目も美しくなりました。即効性があるから、根からすぐに吸収されるみたいで、追肥に使うのにぴったりです。ポトスやベンジャミン、ドラセナなど、メーカーが推奨している植物に使ってみたんですけど、本当に元気になって、育てがいがありますよ。

万田アミノアルファ プラス 500ml 植物用 万田酵素 配合 肥料 液体肥料

この肥料は基本的な施肥(肥料)管理に加えて、本商品を積極的に使ってみてください。万田酵素は、53種類以上の植物性原材料を3年以上にわたり長期発酵・熟成させています。国産の野菜や海藻など様々な素材を組み合わせ、複合発酵させています。果物や野菜に含まれる成分だけで作られており、常温発酵のみを行っているため自然に極めて近い肥料と言えるでしょう。
商品名 万田アミノアルファプラス500ml
価格 3,300円(税込み)
ブランド 万田酵素
寸法 22.8 x 6.5 x 6.5 cm
内容量 500ml

他の商品とここが違う!万田アミノアルファ プラス 500ml 植物用 万田酵素 配合 肥料 液体肥料の特徴と実際に使ってみた感想

この万田酵素を使ってみたんですけど、すごく良かったですよ。基本の肥料管理にプラスして使うことで、植物がより元気になるんです。53種類以上の植物性原材料を長期間発酵・熟成させているっていうのが、いいですよね。果実や穀物、海藻、野菜など、いろいろな素材が複合的に発酵されているから、植物にとっても栄養豊富なんだと思います。自然な成分だけで作られているし、瀬戸内の自然な環境で常温発酵されているのが、安心できるポイントです。

アミノ酸入りAG液肥 スタートMet

この肥料は、土壌に散布する際には300倍以上に薄めて使用します。収穫前や夏の期間には、'スタート'という方法で使用することが推奨されます。これにより、作物の成長を促進し、根の活性化を図ることができ、豊かな収穫や健康な作物が期待できます。特に果菜類の植え付けから収穫が始まるまでの期間や、夏の時期の追肥に適しています。結球する葉菜類を植える際に使用すると特に効果的です。
商品名 アミノ酸入りAG液肥スタートMet
価格 5,480円(税込み)
ブランド アイアグリ
寸法 不明
内容量 20kg

他の商品とここが違う!アミノ酸入りAG液肥 スタートMet の特徴と実際に使ってみた感想

この液体肥料を使ってみたんですが、本当に効果がありましたよ。300倍に希釈して使うので、とてもコスパもいいですし、散布も簡単でした。特に収穫期前や夏場に使うと、作物の成長をしっかりサポートしてくれるんです。根の活性化にも役立つので、収穫が充実し、作物も元気に育ちます。果菜の定植時から収穫開始まで、夏場の追肥にも使えるのが便利でした。

コスモ・スパーク105 液体肥料

この液体肥料には、植物の成長に必要なマグネシウム、マンガン、ホウ素、鉄、亜鉛、銅、モリブデンなどの多様な微量元素が豊富に含まれています。これらの栄養素は作物の健康を保ち、風味を高める効果があります。農林水産省によって登録された(生第85842号)この液状肥料は、国の基準に沿った品質と安全性を備えています。植物に必要な栄養素を適切なバランスで提供し、成長と生殖の両方をサポートするよう設計されています。
商品名 コスモ・スパーク105液体肥料
価格 2,080円(税込み)
ブランド コスモ・スパーク
寸法 ‎16.4 x 8.2 x 8 cm
内容量 ‎500ml

他の商品とここが違う! コスモ・スパーク105 液体肥料の特徴と実際に使ってみた感想

この液肥を使ってみたんですけど、すごく良かったですよ。マグネシウムやマンガン、ホウ素、鉄、亜鉛、銅、モリブデンといった微量要素がたくさん含まれていて、植物の健康をしっかりサポートしてくれます。これらの栄養素が作物の体調を整え、味の向上にも役立つんですよね。農林水産省の登録商品で、品質と安全性が国の規定に準拠しているので、安心して使えました。

協和ハイポニカ 協和 ハイポニカ液体肥料

ハイポニカ液体肥料は、長年の研究と栽培ノウハウを結集して完成された肥料です。A剤とB剤が各500mlずつセットになっており、水耕栽培はもちろん土耕栽培にも対応しています。これ一つであらゆる植物に利用可能で、抜群の生長効果が期待できます。この液体肥料の使用方法は非常に簡単です。水耕栽培の場合、ハイポニカ液体肥料を水で500倍に薄めて使用します。植物の生長段階を問わず、同じ配合量で利用できるので、配合調整の手間が省けます。手軽に使えるハイポニカ液体肥料で、植物たちに豊かな栄養を提供しましょう。
商品名 ハイポイニカ液体肥料
価格 1,382円(税込み)
ブランド 協和ハイポニカ
寸法 18.5 x 15 x 7.6 cm
内容量 各500ml

他の商品とここが違う!協和ハイポニカ 協和 ハイポニカ液体肥料の特徴と実際に使ってみた感想

ハイポニカ液体肥料を使ってみたんですが、本当に使いやすくて効果的でしたよ。A剤とB剤がセットになっていて、水耕栽培にも土耕栽培にも使えるのが便利です。どんな植物にも使えるので、家の中のさまざまな植物に試してみました。特に生長効果が抜群で、植物がすごく元気になりましたね。使用方法も簡単で、水耕栽培の場合は500倍に薄めるだけ。植物の成長段階に関わらず同じ配合で使えるので、毎回の配合調整の手間が省けて楽でした。

観葉植物に肥料を与える時に注意すべきこと

観葉植物に肥料を与える際に注意すべきことをまとめます。弱っているからといって過度な量を与えたり、与える時期を間違えては元も子もないですから、適量を適切な時期に適宜与える事を念頭に置きましょう。

肥料の量に注意すること

観葉植物に肥料を与えるときは、必ず分量を計り、適切な量を与えましょう。肥料の与え過ぎは、植物が生育障害を起こしたり、根の水分を奪い枯らしてしまう(肥料焼け)原因となります。固形の肥料は袋に入れたままにせず、ペットボトルや小分けできるようなケースに移し替え、分量がキッチリ計れる工夫をすることをオススメします。また、希釈するタイプの液体肥料に関しては、適量を水で割って使うことを忘れないようにしましょう。

観葉植物がどのような状態かを観察して肥料を決めること

日々の水やりの時などに植物の生育状態を観察し、健康状態に気を配る事を習慣化させましょう。注意深く観察することで、植物の葉の色や花のつき方、芽の出方などで健康状態を把握できますし、観察から得られた知見は、肥料を与えるべきかどうかの正しい判断に繋がってきます。

肥料を与えれば100%元気になる訳ではない

弱ってしまった観葉植物の原因が根腐れや根の痛みだった場合、肥料の投与は逆効果になってしまいます。また、日当たりや通気性の改善、小まめな水やりなど、きほんの生育環境づくりを見直すことで植物の健康状態をより良くする事ができます。肥料はあくまで補助材、植物も人間と同じで化学物質に頼りすぎるのは良くないという事を念頭に置きましょう。

冬の時期に肥料を与えないこと

一般的に冬は休眠期となるため、植物に肥料は与えませんが、室内の暖かい場所で育てている観葉植物の場合は、新芽が出てくる事があります。その際は、濃度を薄めた液肥を月に1度〜2週に1度のペースで与えるといいでしょう。

Q&A

観葉植物の肥料にまつわるQ&Aをご紹介します。あなたの楽しいボタニカルライフの参考にして下さい。

Q,ハイドロカルチャーを使用した観葉植物には肥料使えますか?

A,使用できます。土のかわりにハイドロボールを使うハイドロカルチャーでは、元肥を施すことは出来ませんが、液肥を用いた追肥で栄養を補う事が可能です。ハイドロカルチャー専用の液肥や活力剤も市販されているので、初心者の方にもおすすめの生育方法といえるかもしれませんね。一方で有機肥料は水が腐敗してしまうリスクがあるので不向きとされています。

Q,観葉植物に肥料を与えるとカビました。肥料に問題あるのですか?

A,肥料の与えすぎによるカビの繁殖と考えられますが、このカビは菌やウィルスを繁殖させることはなく、酵母菌の働きによるため無害であると考えられています。しかし、見た目にはあまり好ましくないので、余りにも目立つようでしたらスプーンなどを用いて取り除いてあげて下さい。

Q,肥料の代用としてコーヒーの残りかすは使えますか?

A,コーヒーは肥料の代用品として使えますが、そのまま撒くよりも、土と混ぜて発酵させてから使うとより効果が期待できます。というのもコーヒーの残り滓に含まれる微量の窒素と炭素は、土中の微生物にとっても貴重な栄養源となるのです。また、せんべいの袋などに入っている乾燥剤も肥料の代用品になります。工夫次第でお金をかけずに無料で楽しめるのも観葉植物のいいところですね。

観葉植物の肥料に関して悩んでる方必見!肥料の与え方とおすすめ商品のまとめ

ここまで、観葉植物の肥料について解説してきました。改めて以下に本記事をまとめてみます。
  • 観葉植物の肥料は窒素・リン酸・カリウムのバランスがとれた化学肥料がオススメ
  • 元肥は緩効性の固形の肥料を使い、追肥は即効性の液肥を使う
  • 追肥として肥料を与える時期は、植物の成長期である春から秋にかけてが主である(冬眠期の冬は避ける)
  • 元肥、追肥、活力剤を織り交ぜて生育を行う
  • 自然の光合成+補助としての肥料=健康な観葉植物
観葉植物の豊かな土壌づくりにとって、肥料やりは欠かすことが出来ません。春夏秋冬、その時々に必要な肥料を必要な分だけ与えることが大事となってきます。そうして育った鮮やかな緑に囲まれて過ごす一年は、観葉植物を育てた事のある人だけが味わう事のできる素敵な「としつき」となるはずです。最後までお読みいただきありがとうございました。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。