目次
- フタリシズカとはどんな植物なのか
- フタリシズカの花言葉
- フタリシズカの花言葉の由来
- フタリシズカの花言葉にあった贈り物のシーン
- 花言葉の意味を込めたフタリシズカの贈り物の体験談
フタリシズカ(二人静)ってどんな植物なの?

日本が原産地であるセンリョウ科の植物
フタリシズカの原産地は日本で、北海道から九州までの広い地域で自生しています。海外では中国をはじめ朝鮮半島でも見ることができる、センリョウ科チャラン属の多年草です。直射日光に弱く、強い陽ざしを浴びると葉焼けを起こしてしまうため、乾燥が少ない半日陰の適湿地に群生して咲いています。4〜6月の時期に白い花を咲かす
フタリシズカが花を咲かせる時期は、4月~6月です。粒状の小さな花には花弁とガクがなく、2~6cmの穂先に十数輪がまとまって咲きます。派手さはなく可愛らしい花ですが、毒をもっているため鹿にも食べられません。
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パキラ ハイドロカルチャー 高さ約20cm
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能楽「二人静」が名前の由来
フタリシズカは、能楽の「二人静」という演目に名前の由来があります。源義経の側室だった静御前は亡くなった後に亡霊となり、吉野山で若菜摘みをしていた女の前に現れました。「義経を弔うようにと神官に伝えてほしい。もしこの話を疑われたときは、乗り移って証拠を見せる」と言われた菜摘女は神官のもとへ行き、この出来事を伝えます。それを聞いた神官は菜摘女の話を疑い、信じません。すると静御前の亡霊は菜摘女に乗り移り、神官の前で舞を踊り始めたのです。静御前が2人いるように見えたので二人静という名前が生まれ、花穂を2本咲かせる姿がよく似ていることからフタリシズカの名前がついたのです。別名「サオトメバナ(早乙女花)」とも呼ばれる
田植えの時期に花が咲くことから、サオトメバナという別名がついています。サオトメという名前はどこから来たの?と、思いますよね。田植えをする女性のことを早乙女と呼ぶことから、サオトメバナの名前がついています。フタリシズカの花言葉とは?花言葉の詳細も解説!

そもそも花言葉とは?
花言葉が生まれたのは、17世紀ごろのトルコでした。誰かに気持ちを伝えるときに文字や言葉を使わず、花が持つ色や香りなどの特徴に基づき意味を込め思いを託していたのが花言葉のはじまりです。日本に伝わってきたのは19世紀の明治初期といわれているので、ずいぶん後になってからということになります。昔から花言葉とともに花を贈る習慣があったなんて、とても素敵ですよね。フタリシズカには愛情を感じる花言葉がある
フタリシズカには、亡くなった後の静御前の愛情を感じる花言葉がついています。似た名前のヒトリシズカには「隠された美」「愛にこたえて」という生前の静御前の愛情を感じる花言葉がありますが、フタリシズカにはどのような花言葉があるのでしょうか。【静御前の面影】
静御前は義経への愛情がとても深く、敵である頼朝に捕らえられ何か踊るよう命じられた時でさえも頼経を慕った舞を踊り、頼朝を激怒させたという話があります。静御前には、敵地であっても義経を慕い愛を貫く芯の強さがありました。亡霊に乗り移られた菜摘女の姿には静御前の面影があり、亡くなっても深く義経を愛して舞を踊った様子を表しています。【いつまでも一緒に】
フタリシズカの花穂は2本が寄り添うように咲くため、その姿から「いつまでも一緒に」という花言葉がつきました。本当は愛する義経といつまで一緒にいたかったという静御前の願いともとれるので、少し切ない気持ちにもなりますね。フタリシズカに色別の花言葉はない
フタリシズカが咲かせる花は白のみです。日本の伝統色に「二人静」と呼ばれる暗い赤紫色がありますが、これは静御前が着ていた衣装の色を指しています。白以外の花は咲かないので、色別の花言葉もありません。怖い意味はある?フタリシズカの花言葉の由来


モンステラ ハイドロカルチャー 高さ約20cm
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テーブルヤシ ハイドロカルチャー 高さ約20cm
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ドラセナ コンシンネ ハイドロカルチャー 高さ約20cm
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選べる2点セット ハイドロカルチャー
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フタリシズカに怖い由来はない
フタリシズカの花言葉には怖い意味はなく、そのような由来もありません。静御前が亡霊になって現れたという話から怖い由来があるのでは?と思われてしまうようですが、義経を弔ってほしいといって現れただけで、誰かを呪ったなどという怖い話ではありませんでした。花穂が2本寄り添っている姿に由来
フタリシズカは2本の花穂が寄り添って咲いています。静御前が乗り移った菜摘女が躍る姿と、寄り添うように踊る影のような亡霊の姿は静御前が2人いるように見えたそうです。この様子がフタリシズカの花穂によく似ていることから、花言葉の由来が生まれました。愛する義経といつまでも一緒にいたかったという静御前の叶わぬ願いから、2本の花となったようにも見えます。3月15日・5月26日・5月30日の誕生花
フタリシズカは、3月15日・5月26日・5月30日の誕生花です。家族や友人に誕生日の人がいたら、プレゼントとして贈ってみてはいかがでしょうか。フタリシズカの花言葉にあった贈り物のシーン

芯がしっかりとしている友人へのお祝い事に
フタリシズカの由来となった静御前のように、芯がしっかりしている友人へのお祝い事で贈るのはいかがでしょうか。友人のあなたから花言葉の由来とともにフタリシズカをもらったら、きっと喜んでくれると思いますよ。愛情を伝えたいタイミングに
フタリシズカという名前だけでも十分素敵ですが、「いつも一緒に」という花言葉を添えたら、もっとロマンチックになるのではないでしょうか。告白やプロポーズ・記念日のタイミングで、いつも一緒にいたいという気持ちを込めてプレゼントすれば、きっと思いが伝わりますよ。
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長く付き合いたい取引先への贈り物に
フタリシズカはビジネスシーンでの贈り物にもピッタリです。これから長くお付き合いしていきたい取引先へ、日頃の感謝や一緒に頑張っていきましょうという意味を込めて贈るのも良いですね。花言葉の意味を込めたフタリシズカの贈り物の体験談

芯がしっかりとしている上司への贈り物に
まずは、芯がしっかりとしている上司への贈り物にフタリシズカを選んだ人の体験談です。長く付き合いのある取引先への贈り物に
次にご紹介するのは、長く付き合いがある取引先への贈り物にフタリシズカを選んだ人の体験談です。意外なことに、フタリシズカはビジネスシーンでの贈り物にも選ばれています。誕生花がフタリシズカである友人への誕生日プレゼントに
最後に、誕生花がフタリシズカである友人へプレゼントした人の体験談をご紹介します。 3月15日・5月26日・5月30日が誕生日の友人がいる方は必見です!【まとめ】フタリシズカの花言葉とは?由来や贈り物のシーン、体験談を紹介!
ここまでフタリシズカについて解説してきましたが、いかがでしたか?フタリシズカを初めて知った人は花の名前や花言葉の由来に深い意味があると知り、実際に咲いている様子を見たくなったのではないでしょうか。贈り物にフタリシズカを選んでも良いものかと迷っていた人は、花言葉や贈り物にあったシーンがわかり安心できたことと思います。 この記事のポイントは、以下の通りです。- フタリシズカとは、日本に自生している多年草で、2本の花穂に小さな白い花を咲かせる植物
- フタリシズカの花言葉は「静御前の面影」と「いつまでも一緒に」
- フタリシズカの名前の由来は能楽の演目「二人静」
- フタリシズカの花言葉の由来は、源義経の側室・静御前の霊が乗り移った菜摘女と、影になって現れた静御前の姿がとても似ていたこととされている
- 芯がしっかりとした人や、いつまでも一緒にいたい人へ贈るのがおすすめ