観葉植物

観葉植物がもっと元気に!栄養剤の種類や量を徹底解説

鮮やかな緑が見る人の目を癒してくれることで人気の観葉植物。あまり手のかからない観葉植物は、オフィスやお部屋のインテリアとしても取り入れやすく多くの方に好まれています。初心者にも育てることが簡単な観葉植物ですが、元気に成長させてあげるためには栄養剤が欠かせません。

皆さんは観葉植物の栄養剤についてどの程度、ご存知でしょうか。日当たりや水やりは気にしたとしても、栄養剤を与えたことはないという方もいらっしゃるかもしれません。栄養剤は、植物の成長を促すために大切な成分が配合されています。大切なお部屋の癒しである観葉植物が肥料不足で枯れるなどといったことを防ぐために、適切な栄養剤を選ぶようにしましょう。

そこで、この記事では以下のポイントについて詳しくご紹介していきます。

  • 観葉植物の栄養剤はどんな配合なの?
  • 栄養剤の種類について
  • 栄養剤を与えるのに適した時期
  • どのくらいの量を与えればいいの?
  • 最も適した栄養剤の挿し方
  • 観葉植物の栄養剤に関するQ&A
  • 栄養剤が必要ないくらい丈夫な観葉植物をご紹介

新しく観葉植物を飾ってみようかなという方も、今まで育てていた観葉植物に栄養剤を与えてこなかったという方も、ぜひこの記事を最後まで読んで最適な栄養剤を選ぶきっかけとしてください。

目次
  1. 観葉植物の栄養剤はどんなものが配合されているの?
    1. ホームセンターだけでなくダイソーなどの100均にも販売している観葉植物の栄養剤
    2. 基本的に配合されているのは観葉植物に必要な三大要素
  2. 観葉植物の肥料(栄養剤)の種類
    1. 原料の違う肥料なので効能も違う
    2. 栄養剤の種類によって効き目も異なる
    3. 代表的なハイポネックスなどの栄養剤の形状もそれぞれ違う
    4. 自分の育てている観葉植物に合った肥料・栄養剤を選ぶことが大事
    5. 豆知識:栄養剤と活力剤は何が違うの?
  3. 観葉植物に栄養剤を刺す時期やタイミング
    1. 多くの観葉植物は春〜秋にかけて生長していく
    2. 例外的に冬に生長する品種もあるのでそれぞれの観葉植物 によって適宜刺す時期は変えていく
    3. 栄養剤別の観葉植物に与えるタイミング
  4. 観葉植物に与える栄養剤の適切な量や頻度
    1. 観葉植物への栄養剤の与えすぎは根腐れやバランスの崩壊などのトラブルが起こる場合も
    2. 栄養剤の作り方ガイドや用法容量が書いてある場合はその表記に従って与える
    3. 直接刺すタイプの栄養剤以外は薄めたりする場合があるので注意
  5. 観葉植物への栄養剤の効果的な刺し方
    1. 固形栄養剤の場合
    2. 粉末栄養剤の場合
    3. 液体栄養剤の場合
  6. みんなが気になる観葉植物への栄養剤の使い方のQ&A
    1. Q,観葉植物が元気ないので植え替え終わりの時期に栄養剤をすぐに刺すのは使い方としては大丈夫ですか?
    2. Q,枯れそうになってるくらいの観葉植物に栄養剤を挿しても減らないのはなぜですか
    3. Q,枯れた後や枯れる寸前に栄養剤や活力剤を投入しても意味ないですよね?
  7. 栄養剤がいらないくらい丈夫でおすすめの観葉植物5選
    1. ガジュマル
    2. パキラ
    3. ドラセナ
    4. モンステラ
    5. シェフレラ
  8. 栄養剤に対して寄せられた素直な疑問に答えます
    1. 100均とホームセンターの栄養剤の違いってなんなの?
    2. 栄養剤を刺さないと早めに枯れてしまうものなの?
    3. 自作で配合して作るのと買って刺すのはどっちの方がお得なの?
  9. 観葉植物がもっと元気に!栄養剤の種類や量を徹底解説のまとめ

観葉植物の栄養剤はどんなものが配合されているの?

そもそも観葉植物の栄養剤はどのようなものが配合されているのでしょうか。まずは、栄養剤の成分と、それがどのような効果を観葉植物にもたらすのかを説明していきます。

ホームセンターだけでなくダイソーなどの100均にも販売している観葉植物の栄養剤

観葉植物の栄養剤は、ホームセンターや園芸店で購入するという方が大部分かもしれません。しかし最近では、ダイソーなどの100均でも栄養剤を購入することができます。100均などのディスカウントストアでも、栄養剤の成分や効果に大きな違いはありません。以下で説明する三大栄養素が配合されている栄養剤を選びましょう。

基本的に配合されているのは観葉植物に必要な三大要素

基本的に栄養剤に配合されているのは、観葉植物を含むすべての植物に必要な三大栄養素です。それぞれ違った効果をもたらす、窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)が栄養剤の中には配合されています。それぞれの要素について詳しく説明していきましょう。

窒素(N)

茎を伸長させ、葉を繁茂させる効果をもつのが窒素(N)です。葉を楽しむための観葉植物にとっては、最も重要な栄養素といえるでしょう。葉肥と呼ばれることもある窒素成分が多いほど、丈夫な葉が茂り育ちます。

リン酸(P)

リン酸(P)は花や実の付きを良くする効果を持っています。野菜や花を育てている方は、このリン酸が多めに含まれている肥料を選ぶのが良いでしょう。根の伸長を促進させる効果ももっているのでリン酸は観葉植物にとっても重要な栄養素です。

カリウム(K)

カリウム(K)は根肥とも呼ばれる栄養素で、根の伸長を促してしっかりと根を張らせるための効果があります。また、日照不足を補ったり病害虫に負けないような強い体を作る助けとなる栄養素です。

観葉植物の肥料(栄養剤)の種類

観葉植物の肥料(栄養剤)には様々な種類があります。それぞれの特徴や使い方、効果を確認した上で、育てたい植物や栽培環境に最も適したものを選ぶようにしましょう。栄養剤の種類は大きく分けると以下の通りになります。

  • 原料の違い(有機質肥料か無機質肥料)
  • 栄養剤の効き目の違い(遅効性肥料か緩効性肥料か速効性肥料)
  • 栄養剤の形状の違い(固形栄養剤か粉末栄養剤か液体栄養剤)

以上の違いを踏まえた上で、一番適切だと感じるものを選ぶのがおすすめです。

原料の違う肥料なので効能も違う

肥料の原材料の違いによって分けられた有機質肥料と無機質肥料は、効能や肥料が効き始める速さが異なります。それぞれの特徴を知った上で、どちらが良いのか選択するようにしましょう。

有機質肥料

有機質肥料は、鶏糞や牛糞、魚粉、油粕から構成されています。有機物から構成されているので、植物に栄養を与えると同時に土壌にも良い効果を施してくれるのです。良い土壌を作ることで、健康に植物が成長します。有機質肥料のデメリットは、効果がゆっくりなこととある程度の匂いが出るので室内では気になる可能性があるということです。

無機質肥料

無機質肥料は、化学肥料に代表されるように必須の要素を人工的に配合した肥料です。即効性もあるので、早く肥料の効果を感じたい方にはこちらの肥料がおすすめです。お手軽に使える肥料の大部分は、こちらの無機質肥料が占めています。無機質肥料は、過剰に与えてしまうと肥料やけを起こしやすいので与える量に注意しましょう。

栄養剤の種類によって効き目も異なる

栄養剤の効き目の違いで選ぶ場合は、以下の三種類から選択しましょう。栄養剤を与えてから、肥料が効き始めるまでの時間が異なるので育てている植物の種類や状態によってどれが最適なのか選ぶことが重要です。

遅効性栄養剤

遅効性栄養剤は効果が出るのが一番ゆっくりなのが特徴です。有機質肥料が大部分で、一部の溶けにくい化学肥料も遅効性に分類されます。効果が出るのがゆっくりなので、じっくりと土壌を改良したい方や元肥として最初に与えておきたいときにはこちらの肥料がおすすめです。

緩効性栄養剤

緩効性栄養剤は、ガーデニングや園芸などで使われることの多い肥料です。効き目がゆっくりですが、肥料やけを起こすことがなく持続性もあるので植え替え時や購入時に与えておくのがおすすめです。

即効性栄養剤

即効性の栄養剤は最も早く効果が出るのが特徴です。多くは液体肥料になっている場合が多く、お手軽に植物に与えることができます。育てている植物が肥料不足で元気がなくなってしまった、という方はこちらの栄養剤がおすすめです。即効性の栄養剤は持続性はないので、与える頻度に注意しましょう。

代表的なハイポネックスなどの栄養剤の形状もそれぞれ違う

栄養剤として最もポピュラーなハイポネックスですが、こちらにもまた形状の違いがあり効果が出るスピードにも違いがあります。形状の違いの差は、扱いやすさと効果の速さだと考えると良いでしょう。

固形栄養剤

固形栄養剤は、タブレットや錠剤の肥料を土の上に置いておくだけで効果が発生するので初心者向きのお手軽な栄養剤です。扱いやすく、肥料の保存も簡単なのもメリットのひとつでしょう。栄養剤を置くときは、地上に出た根や茎に触れない場所に置くようにします。固形肥料は溶けだすことで、ゆっくりと効果が発生するので肥料を与える頻度が少なくてすむのもおすすめの理由です。

粉末栄養剤

粉末の栄養剤は、主に水に溶かして使うので液体栄養剤と似たような効果があります。形状が粉末なので、場所を取らずに管理の手間がかからないのがメリットです。ハイポネックスからも粉末栄養剤のタイプが販売されています。

液体栄養剤

液体栄養剤は、現役を薄めて与えるのが特徴です。水といっしょに与えることができるので、お手軽で即効性があるのが大きなメリットでしょう。液体栄養剤の種類によっては、うずめずにそのまま与えるものもあります。

自分の育てている観葉植物に合った肥料・栄養剤を選ぶことが大事

栄養剤の種類や効果についてご紹介しましたが、いかがでしたか。たくさん種類があって選ぶのが大変だと感じたかもしれません。栄養剤を選ぶための一番のポイントは、自分の育てている観葉植物の状態をよく観察することと、どのくらいの手間をかけてお世話をしたいかです。生活リズムの負担にならないくらいに手をかけ、必要としている栄養を効率よく与えることができるよな栄養剤を選ぶようにしましょう。

豆知識:栄養剤と活力剤は何が違うの?

よく聞かれる質問として、栄養剤と活力剤の違いがあげられます。栄養剤は前述したような、肥料の成分が配合されているものですが活力剤は栄養剤ほどの肥料成分が含まれていません。チッソ・リン酸・カリが規定量ほど含まれていないので、活力剤には肥料に分類されません。

植物が成長する上で必要不可欠なのが栄養剤で、成長や花付き、葉のつやなどを出すために補助的に与えるのが活力剤だと考えると良いでしょう。活力剤にはマグネシウムや鉄成分など、人間でいうところのサプリメントで補給するような栄養素が含まれています。

特にマグネシウムは光合成に必要な葉緑素を作る重要な要素で、メーカーからもマグネシウム入りの活力剤や栄養剤が発売されています。

観葉植物に栄養剤を刺す時期やタイミング

この項目では観葉植物に栄養剤を刺す時期や、タイミングについて説明します。現在育てている観葉植物が肥料不足で元気ないな、と感じた場合もすぐに栄養剤を与えるのではなく適切な時期とタイミングで使用することがおすすめです。

多くの観葉植物は春〜秋にかけて生長していく

観葉植物の大部分は、春から秋にかけて生長していきます。栄養剤もこの植物が生長する時期に合わせて与えるのが良いでしょう。冬場は基本的に、栄養剤は必要としませんが植物の種類によっては冬に生長するものもあるので注意が必要です。与えた栄養剤の形状や種類によって、持続期間が異なるので春から秋にかけて数回、栄養剤を与える必要があります。

例外的に冬に生長する品種もあるのでそれぞれの観葉植物 によって適宜刺す時期は変えていく

前述したように、冬に生長する観葉植物もあるのでその場合は栄養剤を刺す必要があります。生長しているかどうか見極めるポイントは、新しい芽や葉が出ているかというところにあります。また、冬に花が咲いている場合は栄養剤が必要です。観葉植物の種類ごとに、栄養剤を刺す時期を見極めるようにしましょう。

栄養剤別の観葉植物に与えるタイミング

栄養剤によって形状や持続期間が異なるので、観葉植物に与えるタイミングも違ってきます。春から秋の間で、使用する栄養剤別におすすめのタイミングがあるのでチェックしていきましょう。

固形栄養剤

固形の栄養剤は持続期間が長いので春の初めに与えた場合、次に与えるのは2か月後を目安にしましょう。ゆっくりと効果が続くので、頻繁に与える必要はありません。

液体栄養剤・粉末栄養剤

液体栄養剤や水に溶かして使用する粉末栄養剤は、2週間に1回を目安に与えましょう。水やりと同時に与えることで、吸収しやすくなります。効果の持続期間が短いので、春から秋の生育期に何度も与える必要があります。

観葉植物に与える栄養剤の適切な量や頻度

植物の生長に重要な栄養剤ですが、与える量や頻度を間違えると肥料やけを起こしてしまうことがあります。足りないのも問題ですが、与えすぎると逆に弱らせてしまうので注意が必要です。

観葉植物への栄養剤の与えすぎは根腐れやバランスの崩壊などのトラブルが起こる場合も

観葉植物は根鉢が広くないので、栄養剤の効果が顕著に表れやすいのが特徴です。栄養剤を与えすぎてしまうと、限られた鉢の中で根腐れや根詰まりを起こしてしまうことがあります。また、土の栄養素バランスが崩れてしまうので栄養剤は適切な量と頻度を理解して与えるようにしましょう。

栄養剤の作り方ガイドや用法容量が書いてある場合はその表記に従って与える

多くの栄養剤のパッケージには、薄め方などの作り方ガイドや用法容量が記載されています。初心者でもわかりやすいように表記されているので、まずはその手順に従って与えるようにしましょう。

直接刺すタイプの栄養剤以外は薄めたりする場合があるので注意

アンプルと呼ばれる直接刺すタイプの栄養剤以外は、希釈する必要があるので注意が必要です。逆にアンプルの形状でなくても、そのまま使える液体栄養剤も販売されていて紛らわしいのも事実です。購入した栄養剤の記載をよく読んで、与えるようにしましょう。

観葉植物への栄養剤の効果的な刺し方

ここでは観葉植物への栄養剤の効果的な刺し方について、栄養剤の形状ごとに詳しく説明していきます。購入した栄養剤の種類によって、ポイントをチェックしながら効果的に使えるように確認しておきましょう。

固形栄養剤の場合

固形栄養剤は錠剤やタブレットの形状をしているので、与え方も手がかからすに簡単に行えます。

  1. パッケージに記載されている容量や個数を確認して固形栄養剤を用意する
  2. プランターや鉢のふちにそって固形栄養剤を均等に土の上に配置していく
  3. 軽く土をかける(ウッドチップや飾りの石が敷き詰めてある場合はそのままでも)
  4. 水やりをするごとにゆっくりと固形栄養剤が溶けていく
  5. 1か月から2か月の持続期間が経ったら新しい固形栄養剤を与える

粉末栄養剤の場合

粉末栄養剤は、粉の肥料を水に溶かして与えるのが一般的です。

  1. 付属の計量スプーンなどで水の量に対する必要量を溶かす
  2. 水刺しやジョウロで観葉植物に与える(溶け残っている栄養剤がある場合はそのまま与える)
  3. 記載された頻度ごとのタイミングで粉末栄養剤を与える

液体栄養剤の場合

液体栄養剤はアンプルという形状で販売されていることが多いので、そちらの効果的な刺し方についてご紹介します。希釈して与える液体栄養剤の場合の使い方は、粉末栄養剤の項目を参考にしてください。

  1. アンプルの先端部分をカットするか、指でねじ切って開封する
  2. 株元から10センチほど離れたところにアンプルを刺す
  3. 水やりをすることで液体栄養剤が吸収される
  4. アンプルの中身がなくなったら新しいものと交換する

みんなが気になる観葉植物への栄養剤の使い方のQ&A

この項目では、皆さんが気になる観葉植物に栄養剤を与える場合の疑問点について回答します。気になるポイントをチェックしてから観葉植物に栄養剤を使うようにしましょう。

Q,観葉植物が元気ないので植え替え終わりの時期に栄養剤をすぐに刺すのは使い方としては大丈夫ですか?

A,植え替えを行うとどうしても観葉植物に負担がかかってしまいます。元気ない観葉植物に植え替え終わりにすぐに栄養剤を与えるのはおすすめしません。植え替えた植物が新しい環境に慣れてから栄養剤を与えるようにします。少なくとも2週間は空けるようにしましょう。

観葉植物に元気ない理由が、根詰まりや根腐れが原因の場合は栄養剤だけですぐ状態が改善するとは限りません。植え替えた後に間隔を空けて、植物の状態を確認してから栄養剤を与えるようにしましょう。

Q,枯れそうになってるくらいの観葉植物に栄養剤を挿しても減らないのはなぜですか

A,栄養剤は刺してからすぐに吸収されて、効果が発現するものではありません。栄養剤が減らないと感じても、数週間かけてゆっくりと吸収されていくので少し様子をみるようにしましょう。

また、枯れそうになっている観葉植物に栄養剤を与えるのはあまりおすすめできません。枯れそうになっている原因が肥料不足であれば改善するのですが、根腐れや寒さによって枯れた状態になっているときはその原因を取り除かなければ栄養剤を与えても逆効果なので注意しましょう。弱っている植物は栄養剤の吸収も弱いので、減らない場合も多いため、先に栽培環境を整えてあげることも必要です。

Q,枯れた後や枯れる寸前に栄養剤や活力剤を投入しても意味ないですよね?

A,枯れた後や枯れる寸前に栄養剤や活力剤を与えても、効果が強すぎで逆にダメージを与えてしまうことがあります。枯れそうな植物に栄養剤を与えて元気にしてあげたい、という気持ちはわかるのですが、まずは枯れる原因を突き止めてからにしましょう。

観葉植物の枯れる原因は、水不足や水やりが多すぎて根腐れを起こしている、鉢が狭くて根が詰まっているなどのポイントが考えられます。その場合は、植え替えすることが必要です。また、日照不足や逆に直射日光で弱っている、寒さによって枯れるなどといった原因も考えられますので栽培環境を整えることも必要です。

栄養剤がいらないくらい丈夫でおすすめの観葉植物5選

観葉植物の中には、栄養剤がいらないくらい元気で丈夫な種類もあります。ここでは、肥料を与える必要がないくらい生育力が旺盛な観葉植物をご紹介します。

ガジュマル

東京寿園 ガジュマル

どっしりとした根が特徴的なガジュマルは、とても丈夫な観葉植物です。室内ごしの日光で十分育つのでお部屋でも育てやすく、コンパクトサイズから大きなサイズまで選ぶこともできます。また、ガジュマルは幸運の木としても人気でその見た目だけではなく縁起の良さも選ばれる人気のひとつでしょう。ガジュマルは冬場に葉が落ちて枯れたとしても、根がしっかりしていることが多いので、春にまた葉が出てくることもあります。ガジュマルは初心者におすすめの観葉植物です。

商品名ガジュマル
価格2,680円
丈夫さとても丈夫
育てやすさ初心者向け
特徴太い幹と青々とした葉が特徴的なガジュマルは、多幸の木としても有名な縁起の良い観葉植物です。

パキラ

東京寿園 パキラ

放射線状に広がった葉が目をひくパキラは、生育力が旺盛なとても育てやすい観葉植物です。葉脈が浮き出た青々とした葉が魅力的で、室内でも育てることができます。手のひらサイズのコンパクトなものから、かなり大きめのサイズまでお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。初心者でも数十年は育てることができる丈夫な観葉植物です。

商品名パキラ
価格2,680円
丈夫さ丈夫
育てやすさ育てやすい
特徴しっかりとした幹と青々とした葉が印象的なパキラは、室内ごしの光でも充分に育てることができる観葉植物です。

ドラセナ

幸運の木として人気のドラセナは、丸太のような幹とさわやかな葉が魅力の観葉植物です。ドラセナはとても丈夫なので、挿し木にして増やすこともできます。半日かげでも育つことができるので、室内向きの観葉植物です。お部屋の癒しとしても、オフィスの彩りとしても有能なのがドラセナでしょう。

商品名ドラセナ
価格4,980円
丈夫さ丈夫
育てやすさ初心者向け
特徴幸運の木とも呼ばれるドラセナは、花言葉も「幸福」というとても縁起の良いものがつけられています。管理もしやすく、丈夫なので初心者でも簡単に育てることができます。

モンステラ

 

生長が速いモンステラは、とても育てやすく栄養剤も必要としないくらい元気に伸びてくれるので初めて観葉植物を育てる方にもおすすめの植物です。青々とした葉がたくさん伸びてくるので、どこに飾っても存在感があり癒しを与えてくれます。乾燥にも強いので、頻繁に水やりをしなくて良いのも魅力のひとつです。

商品名モンステラ
価格4,980円
丈夫さとても丈夫
育てやすさ初心者向け
特徴ザクザクと切り込みの入った葉が印象的なモンステラは、耐寒性と耐陰性があり初心者でもとても育てやすい観葉植物です。

 

シェフレラ

シェフレラは珍しい観葉植物で、あまり見かけることのないめずらしい観葉植物です。環境への適応能力がかなり高く、耐陰性・耐寒性があるので室内でも簡単に育てることができます。また、乾燥にも強いので水やりを忘れてもほとんど枯れることがありません。青い葉と幹のバランスがすばらしく、癒しを得たい方におすすめの観葉植物です。

商品名シェフレラ
価格4,320円
丈夫さとても丈夫
育てやすさ初心者向け
特徴つやのあるシンメトリーな葉が美しいシェフレラは、とても育てやすく初心者に向いた観葉植物です。

栄養剤に対して寄せられた素直な疑問に答えます

この項目では栄養剤に対しての素朴な疑問に回答させていただきます。植物を栽培する上での豆知識として、覚えておくのもおすすめです。

100均とホームセンターの栄養剤の違いってなんなの?

ダイソーに代表されるような100均でも、最近ではガーデニンググッズを揃えることができます。栄養剤と記載されているものは、窒素・リン酸・カリウムが規定量含まれているはずなので効果はホームセンターのものと大きく変わりません。ただし、100均の栄養剤は容量が少ないことが多いので、たくさんの観葉植物を育てている場合はホームセンターで販売されているメーカー品のほうがコスパがいいでしょう。

栄養剤を刺さないと早めに枯れてしまうものなの?

肥料不足で枯れるといったことは、実はあまり多くありません。枯れる要因は、栽培環境や水やり、日照不足によるものが多いのです。ただ、栄養剤や肥料を与えないと葉が黄色くなってしまったり、新芽が出なかったりします。たくさんの栄養剤は必要ありませんが、植物を元気に長く楽しみたいときは栄養剤を使いましょう。

自作で配合して作るのと買って刺すのはどっちの方がお得なの?

たくさんの植物を育てている場合は、自分で単肥を配合して理想の栄養剤を作るのもおすすめです。また、ぼかし肥料に代表されるような有機肥料であれば自分で配合して作ることで自然に優しい有機栽培を行うことができます。ただ、何本も植物を育てていない場合は栄養剤を買って刺したほうが最終的なコスパは良いでしょう。

自作の肥料の作り方で比較的簡単な、ぼかし肥料や油粕を発酵させて自然肥料を作るのもワンランク上のガーデニングとしておすすめです。

観葉植物がもっと元気に!栄養剤の種類や量を徹底解説のまとめ

いかがだったでしょうか。

栄養剤にはたくさんの種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるかもしれませんね。栄養剤を選ぶポイントは育てている観葉植物にどのくらい手間をかけたいか、やどのくらいの速さ・持続性で栄養剤を使いたいか、をメインに選ぶと良いでしょう。

この記事のポイントは

  • 栄養剤には窒素・リン酸・カリウムという植物の成長には欠かせない栄養素が含まれている
  • 栄養剤には、有機・無機の違いや形状の違い、効果が出る速さの違いなどの種類がある
  • 春から秋にかけてが栄養剤を与える最も良いタイミングである
  • 栄養剤を与える量や頻度は購入した栄養剤に記載されているものに従う
  • 栄養剤がいらないくらい丈夫な観葉植物もある
  • 枯れたり弱ったりしている植物に慌てて栄養剤を与えるのは逆効果

です。大切な植物が枯れそうだったり、元気がなくなってしまったりしたら慌てて栄養剤を与えたくなりますよね。しかし原因が他にある時に栄養剤を与えてしまうので、植物をさらに弱らせてしまう原因になってしまいます。そうならないように、観葉植物を購入したり植え替えたりしたら、そのタイミングで栄養剤を与えるように心がけることが重要です。

最近販売されている栄養剤はどれも扱いやすく、手間がかからないものが多いのでぜひガーデニングに取り入れてみてくださいね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。