オーガスタの育て方を紹介!よくあるトラブルや大きくする方法まで

オーガスタの育て方を紹介!よくあるトラブルや大きくする方法まで
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目次

みなさんは観葉植物を育てたり、お部屋に飾った経験はありますか?近年、観葉植物は育てるのみでなく、グリーンインテリアとしてお部屋に飾ることも人気になってきています。中でも今回ご紹介させていただくオーガスタは迫力満点のグリーンインテリアとして存在感があるため人気の観葉植物の1つです。 そんなオーガスタですが、育て方を誤ってしまえば枯れる原因になってしまったり、元気に育ってくれなかったりとせっかく購入したのに大変な事態になりかねません。 そこで本記事では以下の内容をまとめました。
  • オーガスタってどんな植物?
  • オーガスタに適した置き場所は?
  • オーガスタの正しい水やり方法は?
  • オーガスタの正しい肥料やりの方法は?
  • オーガスタによくありがちなトラブルは?
オーガスタは大きく圧倒的な雰囲気があるため、インテリアとして人気が高い植物です。しかし、適した環境であったり、育て方を誤ってしまうと以外と簡単に枯れてしまったりするのでオーガスタを枯らさないようにするためにも是非本記事を最後までご覧になってくださいね。

オーガスタってどんな観葉植物なの?

まずここではオーガスタとはどんな植物なの?と思っている方に向けてオーガスタの基本情報から特徴までご紹介していこうと思います。オーガスタについてよくわからない方や興味のあるかたはご覧になってくださいね。

オーガスタの基本情報を知ろう

オーガスタはバショウ科ゴクラクチョウカ属で主な原産地は南アフリカやマダガスカル諸島など暖かくて乾燥している地域に生息しているため、寒さには弱い者の暑さや乾燥にはとても強いです。樹高は60~180cmと大きめで光合成の効率をよくするために左右交互に葉っぱをつけていることも特徴の1つです。 ちなみに同じゴクラチョウカ属であるストレリチアというオーガスタと非常によく似た植物があります。ストレリチアとオーガスタの大きな違いは葉っぱの見た目で、オーガスタは大きい葉っぱに対して、ストレリチアは細い葉っぱをつけます。細くスタイリッシュな葉っぱが好きな方はストレリチアを検討してみてもいいかもしれませんね。

オーガスタには大きな葉っぱが特徴的

オーガスタは光合成の効率を最大限にするために葉っぱを大きく広げている観賞植物です。先ほども少し触れましたがオーガスタは樹高180cmにもなる大きい観賞植物ですが、その分葉っぱもとても大きく迫力満点ですよ。

オーガスタの花言葉は【輝かしい未来】

オーガスタの花言葉は『輝かしい未来』。輝かしい未来のようばポジティブな花言葉であれば結婚祝いや出産祝い、開業祝や就職祝いなど様々なシーンでもいいギフトになりそうですよね。もちろん自宅に飾るのも縁起がいいので自宅用に購入するのも悪くないかと思いますよ。

オーガスタの風水効果は【金運】【厄除け】【良好な人間関係】

オーガスタの風水効果は『金運』、『厄除け』、『良好な人間関係』の3つになります。風水効果的にも結婚祝いや就職祝い、開業祝などのシーンにぴったりですね! 自宅に飾るのであれば玄関やリビングなどに飾ることで『良好な人間関係』と『厄除け』の風水効果を最大限に発揮することができますので風水からみる置き場所も意識してみてくださいね。

オーガスタの育て方のポイント①:置き場所

ここからはオーガスタの育て方や管理のご紹介に入っていきます。まず最初に解説するのは置き場所について。置き場所は季節ごとに最善の場所が異なり、水やりと同じくらい大切な要素の1つですのであまりこだわっていなかった方は是非ここでオーガスタの置き場所について知っていってくださいね。

春・秋の置き場所:日当たりのいい室内や日陰の室外

まずは春・秋の置き場所についてです。オーガスタは日当たりのいい場所を好みますので日当たりの良い室内、もしくは室外の明るい日陰などガンガン日光の当たる場所ではなく程よく当たる場所がベストポジションです。直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまい枯れる原因になるので注意してくださいね。

夏の置き場所:直射日光を避けた風通しのいい場所

続いて夏の置き場所ですが、まず注意しなければいけないことは直射日光にあてないことです。他の季節でも直射日光は気を付けなければなりませんが、夏は特に葉焼けを起こしやすいため室内であればカーテンレース越しの日光、室外であれば遮光ネット越しの日光など日光をいくらかカットしてあげることが大切です。 風通しについても湿気が溜まると根っこが腐る根腐れの原因となってしまうため室外や窓を開けるなどの工夫が必要です。ただしエアコンの風が当たる所は反対に乾燥の原因になってしまうためエアコンの風は当てないようにしましょう。

冬の置き場所:最低温度10℃を下回らない室内

続いて冬での置き場所についてです。オーガスタは寒さに弱いとはいえ5℃まで耐えることができます。なので余裕をもって10℃以下にならないような室内で育ててあげましょう。もちろん日当たりも欲しいので10℃以上のお部屋の窓際がベストポジションですよ。

オーガスタの育て方のポイント②:水やり

続いて水やりの方法です。植物の育て方を説明するうえでは欠かすことができない水やりですが、こちらも置き場所同様に季節によって方法が異なりますので興味のある方は是非ご覧になってくださいね。

土の表面が乾いてきたら水やりをする

水やりのタイミングですが、これは季節問わず土の表面が完全に乾ききってからです。土が完全に乾いているから土に指を入れて表面だけでなく少し中まで完全に乾いているか確かめるようにしてください。自身の判断に自身がない方は土の水分を測ることができる水分計というものがありますのでそちらを使っても良いかと思いますよ。

冬の時期の水やりは頻度を落とす

冬の時期は休眠期に入り、現状維持にしか水分を使わなくなります。成長期の夏の時期に比べて大幅に水分が必要なくなりますので、成長期はほぼ毎日水やりをしますが冬の時期では2~3日に1回のペースで問題ありません。むしろそれ以上の頻度で水やりをしてしまうと鉢内の湿気が高い状態が続き、根っこが腐る『根腐れ』の状態を招いてしまいますので注意しましょう。

葉っぱが大きいため、こまめな葉水が効果的

オーガスタは樹高60~180cmで葉っぱも大きいため、全体的な面積は広くあります。そのため葉や茎にのみ水を与える『葉水』はオーガスタにはとても有効的でオーガスタの乾燥を防いでくれるほか、天敵である害虫対策にもなります。葉水は毎日行っても、水のやりすぎによる根腐れを起こす心配はありませんので、できる方は毎日行うことをおすすめします。

オーガスタの育て方のポイント③:肥料

次にご紹介するのは肥料やりについてです。肥料は与えても与えなくても良いものではありますが、与えたほうが元気に成長してくれます。しかしこちらも水やり同様に闇雲に肥料をあげればいいわけではございませんので、その点も含めてこちらでご紹介させていただきますね。

基本的に肥料を与えなくても成長する

基本的に肥料を与えなくても良い土と水を与えればオーガスタは成長してくれます。肥料を与えることで変わるのはその成長スピードと大きさに影響を与えますので、自身の要望に合わせて肥料を与えるか決めるようにしましょう。

大きくしたい場合は適量を与えてもいい

先ほども少し触れましたが、大きく育てたいのであれば肥料は与えたほうがいいでしょう。植物は光合成で大きくなっていきますが、大きくなる為に栄養素は必要不可欠です。それを補ってくれるので肥料であるため肥料があれば確実に大きく育ってくれるでしょう。

休眠期には肥料は与えない

肥料を与える上で1番注意しなくてはいけないことは肥料の与えすぎによる『肥料やけ』です。肥料焼けを起こしてしまうと栄養過多で逆に枯れてしまいますので、ほとんど成長しない休眠期である冬に肥料はほとんど必要なく、与えてしまうと簡単に肥料やけを起こしてしまいますので冬に肥料は与えないようにしてくださいね。

オーガスタが成長したらすること

ここではオーガスタが成長してきたらした方がいいことをご紹介していきます。オーガスタのみに当てはまるわけではありませんが大きくなってくればより成長を促進するためにサイズ別に環境を整えてあげる必要があります。興味のある方はぜひご覧になってくださいね。

オーガスタの植え替え

まずは植え替えです。子供の成長時に靴や服を大きいものに変えていくように、鉢植えも植物のサイズに合わせて大きくしてあげる必要があります。狭い鉢植えで育ててしまうと鉢内の根っこの密度が高くなり、『根詰まり』の原因となってしまいますので大きくなってきたら大きい鉢植えに植え替えをしてあげましょう。

植え替えのタイミング

植え替えは植物に大きなストレスを与えてしまいますのでそ5~7月の元気な時期がいいでしょう。休眠期の冬に行ってしまうとそのまま回復することができずに枯れてしまう恐れがあるので植え替えの時期にも気を付ける必要があります。 植え替えの間隔は1~2年に1回程度なのである程度は自身の判断になってしまいますが、お鉢に対してサイズがあっていないなと感じたら大きい鉢に植え替えてあげましょう。

鉢植えの植え替えの方法

ここでは植え替え方法について手順を追って解説していきますので参考にしてくださいね。 【準備物】
  1. オーガスタ
  2. 大きめの鉢
  3. 剪定ばさみ
  4. 軽石
  5. 割りばし
【手順】
  1. オーガスタを取り出して土を払う
  2. 黒い根っこは腐っているので剪定する
  3. 新しい鉢には軽石と土を鉢の半分程度まで入れる
  4. オーガスタを鉢の中心に置く
  5. 土を鉢の3/4程度まで割りばしで隙間を埋めながら入れていく
  6. 植え付けが完了したら水やりをする
  7. 日当たりの良い日陰で管理する。

オーガスタは5〜7月の時期にで剪定

オーガスタが成長してくれば当然、枯れた枝や葉っぱ、古い部分などの剪定も必要となってきます。剪定時期に良いのは5~7月でしょう。オーガスタは5~7月は成長期で一番元気のいい時期なので、この時期に剪定することでそこから新しい葉っぱや芽がでてきやすくなります。是非5~7月の間に剪定することをおすすめしますよ。

子株ができると株分けで増やせる

オーガスタは成長してくると親株とは別に子株が生まれてきます。子株を親株から切り離して、オーガスタを増やす『株分け』という方法で増やすことができますので、株分けで増やすことができるくらいの成長を目指して育ててくださいね。

オーガスタによくあるトラブルと対処方法

ここからはオーガスタによくあるトラブルと対処法についてご紹介していきます。オーガスタを育てる上で思いがけないトラブルが発生する事も少なくないので不安があるかたは是非こちらを参考にしてくださいね。

葉が丸まる=直射日光を避けた場所で管理

オーガスタを育てていると、時々葉が丸まるいうことが起こります。葉が丸まる原因としては日照不足や乾燥などが挙げられます。置き場所を再度検討し、直射日光の当たらない明るい日陰に置き、葉水などで乾燥対策をしてあげましょう。

葉が割れる=葉にぶつからないようにする

オーガスタの葉が割れる原因は大きく分けて2つ。オーガスタは葉っぱがとても大きく、オーガスタにぶつかってしまう人も少なくないです。そのぶつかった際に葉が割れると言ったことがあるようです。 もう1つの原因はオーガスタの葉っぱが大きい為、大きく風の抵抗などを受けて茎などが折れてしまうことがあります。そういったことから防衛するためにオーガスタは葉っぱを割って空気の抵抗を少なくするようです。 いずれの理由にせよ、オーガスタの葉っぱが割れても健康には影響しませんので安心してください。しかし、見た目が気になるのであれば剪定してしまうのもアリかと思いますので個人で判断してしまっていいですよ。

葉が枯れる=根腐れ、根詰まりの可能性が高い

もしオーガスタの葉っぱが枯れていてぱっと見で原因が不明の場合は土の中の根っこに問題が発生している可能性が高いです。根っこの問題は大きく分けて2つで、1つ目は水のやりすぎで鉢内多湿による『根腐れ』。もう1つは植物のサイズに対して鉢のサイズが小さいときに起こる『根詰まり』です。 どちらにしても悪影響を起こし、植物を枯らしてしまう原因になってしまうので様子がおかしいと思った時は鉢からオーガスタを取り出して根っこの状態をチェックしましょう。

カイガラムシなどの害虫被害=害虫駆除し、症状の出た箇所を切る

オーガスタにもカイガラムシなどの害虫が付着してしまうことがあります。カイガラムシは白い粒のような虫で外観を損ねることに加えて、植物の汁を吸ってしまうため栄養を奪ってしまいますので注意が必要です。 そのほか害虫によって影響は様々ですが基本的には植物の栄養を吸う虫か、病気にしてしまう虫の2パターンあります。害虫被害にあったときの対処としてはまず害虫によって悪くなってしまった部分を剪定するようにしましょう。そのあとは忘れずに観葉植物用の害虫駆除スプレーや葉水などの害虫対策をしてくださいね。

オーガスタの育て方を紹介!よくあるトラブルや大きくする方法までのまとめ

以上でオーガスタの育て方についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?オーガスタは葉っぱが大きく迫力があるのでインテリアとしてお部屋に緑の雰囲気を惜しみなく出してくれるためいい植物ですよね。 今回ご紹介した内容をまとめると以下の通りです。
  • オーガスタはマダガスカル原産で暖かい場所を好む
  • オーガスタは直射日光を避けた明るい場所に置く
  • オーガスタの水やりは夏と冬で異なるので注意する
  • オーガスタを大きく育てたいのであれば肥料を夏に使う
  • 成長と共に植え替えを忘れないようにする
オーガスタを育てる上で基本的に難しい部分はなく、普通に水やりをしているだけでも問題なく育つことができます。しかし、本記事でご紹介した内容を実践していただくことでより大きく元気に育てることができると思いますのでぜひ試してみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。