花言葉

サクラの花言葉とは?色別の花言葉や由来、贈り物の体験談を紹介!

春の到来を告げる季節のお花として、日本人の生活にぴったりと寄り添い続けてきたサクラ。そんなサクラは花言葉としても美しい意味を持つ言葉が多いようです。

そこで今回は、

  • 花言葉とは何か?
  • 花言葉に象徴されるサクラの性質・特徴
  • サクラの代表的な花言葉
  • 種類別のサクラの花言葉
  • サクラの花言葉の由来
  • サクラの誕生花・相応しい贈り物のシーン

についてご紹介させていただきます。どうしてサクラを見たら胸がときめくのか、サクラの花言葉に思いを馳せれば、その意味も自然とわかってきますよ。ぜひ最後までお読みください!

目次
  1. そもそも花言葉とは?
    1. 花言葉とはその植物の特徴から付けらている言葉
    2. 植物を贈るの際に参考にされる
  2. サクラ(桜)ってどんな植物なの?
    1. 中国が原産地であるバラ科の植物
    2. 日本で有名なソメイヨシノは日本の品種
    3. 3〜5月の時期にピンクや白い花を咲かす
    4. 毎年3月27日は「サクラの日」である
  3. サクラにはどんな種類の花言葉があるの?
    1. サクラには素敵な花言葉が多い
    2. 海外でのサクラの花言葉もたくさんある
    3. サクラに色別の花言葉はない
  4. サクラは種類ごとに花言葉が違う
    1. ソメイヨシノ【高貴】【清純】
    2. 枝垂れ桜【ごまかし】【淡泊】【円熟した美人】
    3. 八重桜【しとやか】【豊かな教養】【理知に富んだ教育】
    4. 河津桜【思いを託します】【純潔】
    5. 山桜【あなたに微笑む】【高尚】【美麗】
    6. 冬桜【冷静】
    7. 江戸彼岸【心の平安】【独立】
    8. 大島桜【心の美しさ】【純潔】
    9. 寒緋桜【気まぐれ】【艶やかな美人】【あなたに微笑む】
  5. 怖い?悲しい?サクラの花言葉の由来を知ろう
    1. サクラの花言葉に怖さや悲しさの由来はない
    2. サクラの花のイメージに由来
    3. サクラの花を見て落ち着く様子に由来
    4. 4月1日・4月9日・4月21日の誕生花
    5. サクラの種類ごとによっても誕生花は異なる
  6. サクラの花言葉にあった贈り物のシーン
    1. 恋愛や感謝など様々なシーンで贈られる
    2. 卒業式や引っ越し等のお別れの時期に
    3. 春に結婚式を挙げる人へもピッタリ
  7. 花言葉の意味を込めたサクラの贈り物の体験談
    1. お世話になった先輩の卒業式に花束を
    2. 春に結婚式を挙げた親友への贈り物に
    3. 誕生花がサクラである友人の誕生日プレゼントに
  8. サクラの花言葉とは?色別の花言葉や由来、贈り物の体験談を紹介!のまとめ

そもそも花言葉とは?

花言葉とは何か?その最も古い起源はトルコです。トルコではセラムという「花に想いを託して恋人に贈る」風習があったそう。そういった風習がまずヨーロッパに伝わり、言葉としてのアートに高められ、花言葉という文化として明治の頃に日本に伝わったと言われています。

花言葉とはその植物の特徴から付けらている言葉

上で見たように、花言葉はヨーロッパを起源とする、植物を題材とする詩的な遊びのひとつです。方法としては、植物の外見(色・形・香り)の特徴やその歴史的背景をもとにして、言葉によってその植物の特徴を表現しようとするような手法です。ヨーロッパの貴族サークル内では、恋愛の駆け引きに用いられたりもしました。

植物を贈るの際に参考にされる

今日では花言葉は、贈り物(誕生日、母の日、長寿の祝いなどの)を選ぶ時に、贈る対象やイベントにふさわしいかどうかの参考にしたり、花言葉に贈り手の思いを代弁させるような形で用いられることが多いです。

サクラ(桜)ってどんな植物なの?

日本人の「心のふるさと」であるサクラ(桜)は、一体どんな植物なのでしょうか?サクラの植物的特徴がわかれば、自ずとサクラの花言葉のイメージも膨らんでくると思いますよ!

中国が原産地であるバラ科の植物

日本の桜は中国が原産(ヒマラヤ)です。その起源は中国の唐の時代に遡るとされています。歴史の教科書でも馴染みの深い遣唐使が、建築や服飾、茶道や剣道とともに、桜の花を日本に持ち帰ったと言われています。バラ科なのは桜の花が薔薇の原種と同じ、5枚の花で構成される花であるからです。

日本で有名なソメイヨシノは日本の品種

日本で最もポピュラーな桜はソメイヨシノです。ソメイヨシノはエドヒガシという品種と、日本固有種のオオシマザクラの雑種を掛け合わせて、人為的に交配させて生まれた日本の園芸品種です。江戸後期に開発されたソメイヨシノは、昭和の高度経済成長期に全国に数多く植樹され、今日のような日本の春を代表する花になりました。

3〜5月の時期にピンクや白い花を咲かす

桜の開花期は、全国的に3月〜4月で最北端の北海道で4月下旬ごろ〜5月ごろです。つぼみの時は濃い赤色に見えるものが、花が開き始めるにつれ淡くなり、満開時には薄桃色になって美しく咲き乱れます。

毎年3月27日は「サクラの日」である

サクラの日が3月27日に定まったのは、3×9=27となる語呂合わせが由来です。その時期がちょうどサクラの開花時期と重なる為、日本さくらの会が記念日として決めたみたいです。

サクラにはどんな種類の花言葉があるの?

サクラの美をたとえた花言葉は、他の植物の花言葉と比べてもその数が多いことで有名です。ここでは日本・海外のサクラの花言葉の中から、とくに代表的なものを6つ選んでみました。

サクラには素敵な花言葉が多い

サクラには美しさを象徴したり褒め称えたりする花言葉が多いです。また、古来からの日本の哲学や生き方を反映したものも見られます。

【精神の美】

サクラから連想される「精神の美」とは、己を厳しく律する心意気や精神的な忍耐力のことを指しています。そういった精神の源は、武士道からもたらされている部分が大きいよう。透き通るような淡い桃色の花の美しさや短い期間に咲く儚さ、花びらの散り際の可憐さなどは、刹那を生きる武士の世界観と非常に親和性が高いようです。

【優美な女性】

優美な女性という花言葉には、日本の女性の美しさを称賛する意味が込められています。古来の人は、サクラの美と日本女性の美を重ね合わせたようです。例えばサクラの花の、小ぶりな花びらやバランスが整った形、淡さと鮮烈さを兼ね備えた色合いなどは、日本の女性が持つ、繊細さや逞しさとよく似ていると思いませんか?

【純潔】

純潔とはサクラのピュアな美しさから由来した花言葉です。白い色からピンクに染まっていく花びらの様子は、まさに純潔といったイメージにぴったりですね。

海外でのサクラの花言葉もたくさんある

日本だけでなく、サクラは海外でも多く植樹され、人々の目を楽しませています。有名なところだと、アメリカのワシントンDCのタイダルベイスンだったり、スウェーデンのストックホルム王立公園などがサクラの観光名所として有名です。各国で、サクラの花言葉は少しずつ意味合いが異なっているようです。海外の有名な花言葉を3つご紹介します。

英語【eminent instruction(優れた教育)】

こちらの由来はアメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンの子供時代のエピソードを基にしています。彼はいたずら心で父親が大事にしていたサクラの木を切り倒してしまったそう。その後、悪事を隠さず素直に謝罪した息子を父親は「お前は正直だ」と褒めたようです。以後、この話はアメリカの道徳教育の定番としてたびたび引用されるようになりました。

フランス語【Nem’oubliez pas(私を忘れないで)】

フランスには私を忘れないでというサクラの花言葉があります。サクラの花の散る様子が寂しくて儚く見えるからという説や遠征に向かう騎士が礼拝堂に桜を飾る風習があったからという説もあります。戦地に赴く男性に対して、残される女性が「私のことを忘れないでほしい」という意味を込めて飾ったとのことです。後者の説はもっともらしい話で信憑性も高そうです。

韓国語【가인(美人)】

韓国でサクラは美人(佳人)の花言葉があります。これは日本の優美な女性とほとんど同じ意味で使われている花言葉のようです。韓国の桜は戦時中に日本軍によって植えられという歴史があり、戦後そちらの桜は伐採されてしまったものもあるのだとか。ただし1960年代には、王桜という品種の桜が済州島原産だと認められたことから、桜に愛着を持つ人も増えたみたいです。現在ではサクラの開花時期である4月には、ソウルの汝矣島公園で大きな花祭りが開かれていて、毎年600万人以上の人がサクラの花を楽しんでいるみたいです。

サクラに色別の花言葉はない

サクラは色別の花言葉はありませんが、品種別の花言葉が存在します。そちらは以下の方で見ていきます!

サクラは種類ごとに花言葉が違う

全体で600以上の品種があるバラ科の植物サクラ。種類ごとによっても花言葉は異なります。今回はその中でもとくにポピュラーな品種のサクラの花言葉をご紹介します。

ソメイヨシノ【高貴】【清純】

日本人にとってもっとも馴染みの深い桜であるソメイヨシノ。高貴はソメイヨシノの美しい花姿と潔く散る様を象徴しています。清純はサクラ全体の花言葉である純潔からの派生でしょうか。ソメイヨシノの清らかな可憐な美を讃えたものです。これは憶測ですが、清純という処女性を持つ花言葉の由来には、ソメイヨシノがすべて接ぎ木を施されたクローン種だということも関係しているのかもしれません。

枝垂れ桜【ごまかし】【淡泊】【円熟した美人】

枝垂れ桜のごまかしは、枝の垂れ下がった様が自分を偽っているように見えるということから由来しています。淡白は枝垂れ桜の散り際が潔い良いことから由来し、物事に執着しない態度を指しています。円熟した美人は枝垂れ桜の枝の柔らかさを、人格や技巧の習熟した女性の美徳に譬えたものですね。

八重桜【しとやか】【豊かな教養】【理知に富んだ教育】

八重桜とは、たくさんの花びらが重なって咲くサクラの総称です。しとやかは八重桜の花の数の多さの割にひとつの花が小さく素朴なことから来ているのでしょう。後者の豊かな教養理知に富んだ教育も、花の豊かさを知識の豊富さになぞらえていますね。その点八重桜は、学問を尊ぶ人や学生の方に贈るのに適しているかもしれません。

河津桜【思いを託します】【純潔】

静岡県賀茂郡河津町の名産の河津桜。川辺に咲き誇る河津桜の姿は壮観で、毎年多くの観光客が訪れる河津桜まつりも有名です。そんな河津桜の花言葉は思いを託します・純潔です。純潔はサクラ全体の花言葉を反映したものでしょうが、思いを託しますの由来はよく分かっていません。河津桜の特徴である濃いピンク色の花色の持つ女性らしさから由来したのではないかと推測します。

山桜【あなたに微笑む】【高尚】【美麗】

野生に自生する桜を総称して山桜と呼びますが、その種は全体で100種類以上あると言われています。もっとも有名なのが奈良県の吉野桜。吉野桜は見た目がソメイヨシノに似ていますが、開花と同時に葉っぱも一緒に出す点が違います。そんな山桜の花言葉のあなたに微笑む残雪や木々が芽吹くよりも先に咲く上品な花によって、思わず笑みがこぼれてしまうといった情景に由来しています。高尚・美麗については由来が不明ですが、山肌に立つサクラの高尚さ・美しさを讃えたものだと思われます。

冬桜【冷静】

冬桜とは山桜と豆桜が交配して生まれたサクラのことですが、最近では単に冬に咲くサクラのことも冬桜と呼びます。冷静という花言葉は、冬桜の開花時期の早さに由来したものでしょう。冬の澄み切った空に咲く冬桜の凛とした佇まいを反映したものです。

江戸彼岸【心の平安】【独立】

江戸彼岸は本州・四国及び九州の山地に自生する天然のサクラの一種です。日本では関東地方に多く植わっており、彼岸の頃に花を咲かすことから江戸彼岸の名前を冠しました。20〜30メートル程度に育つ高木で、満開時には見る人の心を穏やかにするほどの優雅さがあることから心の平安という花言葉が付きました。また他の桜よりも早く咲く孤高な性質から独立という花言葉も付きました。

大島桜【心の美しさ】【純潔】

大島桜は伊豆大島に150万木ほども自生するサクラです。3月下旬〜4月にかけて咲く真っ白な花と緑の若葉との調和は美しく、島の固有な原風景を形作っています。大島桜の葉は芳香が強く大柄な為、和菓子の桜餅に使われることでも有名です。ソメイヨシノより大きな白い花を咲かせること、可憐な姿や香りにちなんで心の美しさ・純潔という花言葉が付けられました。

寒緋桜【気まぐれ】【艶やかな美人】【あなたに微笑む】

寒緋桜は、緋紅色(ひこういろ)、つまり紫に近い濃い赤い色の花をもつサクラのことです。亜熱帯性の桜で、日本では沖縄に多く見られます。開花時期は暖かい気候に合わせて1月末から2月ごろと非常に早いです。あでやかな美人は寒緋桜の鮮やかな花色に由来しているのでしょう。一方で気まぐれは、美人は気まぐれが多いという俗語からの派生でしょうか?どことなく沖縄の人のおおらかなライフスタイルにも通づる言葉だと思います。あなたに微笑むも、そのような温暖な気候の中から生まれてきた朗らかな言葉として響きますね。

怖い?悲しい?サクラの花言葉の由来を知ろう

サクラの花言葉の由来について、法則のようなものがないかどうかを検証してみました。また、植物によっては、怖い・悲しいエピソードを持つ花言葉もありますが、サクラの場合はどうなのか、詳しく検証してみました。

サクラの花言葉に怖さや悲しさの由来はない

サクラの花言葉には、一般的には怖いものや悲しいものは含まれていません。ただし、「私を忘れないで」のように、恋に対する強い未練や恨み節のようにも受け取ることのできる花言葉も存在する為、サクラに対して怖さや悲しさのニュアンスを感じてしまう人がいてもおかしくはないでしょう。また、サクラの花そのものを不吉と見なす風潮もあります。それらは人間の生理に根ざしたものと考えられ、古くから文学作品にもよく見られる表現です(梶井基次郎「桜の樹の下で」、坂口安吾「桜の森の満開の下」など)。いずれにしろ、桜の木の持つ妖しくも幽玄な美のイメージが元となっているようですね。

サクラの花のイメージに由来

サクラの花言葉は、サクラのイメージに由来したものが大半のようです。ここで言うサクラのイメージとは、開花からひと月ほどで花が散ってしまう儚さや薄ピンク色の花弁に見られる清楚なイメージ、そして満開の桜の木が連なった景色の豪華絢爛さ・優美さの事を指しています。

サクラの花を見て落ち着く様子に由来

江戸彼岸の花言葉が持つ心の平安のように、サクラの花には優美さや長閑さ、心の落ち着きを促す何かがあります。この何かとは、落語でいう「緊張と緩和」と同じような心の落差に起因する心理状態ではないでしょうか。というのもサクラの花は、私たち生き物にとって、長い冬の先に待つご褒美のようなものだからです。いざサクラの季節が訪れれば、私たちはお花見に出かけ、桜の木の下で宴会をしたりして楽しく過ごします。酒を飲んだら気分が良くなり、歌でも詠みたくなるのが古人の習性。そのようにして生まれた言葉の中に、暖かい心持ちや、心の安心に連なる花言葉が選ばれていたとしても何ら不思議ではありませんよね。

4月1日・4月9日・4月21日の誕生花

サクラの誕生花は、4月1日・9日・21日と、春のサクラの開花に合わせた時期となっていますね。サクラそのものを贈るのが鮮度の問題で難しい場合は、サクラに因んだアイテムを贈るのもアリですよ!

サクラの種類ごとによっても誕生花は異なる

サクラの誕生花は、サクラの種類によって日付が異なっています。これはそれぞれのサクラの花の開花の時期によって誕生花が決まるからです。早いもので寒桜の1月12日、遅いものでは八重桜の5月10日というものもあります。ですから贈り物としては、大体3月〜5月ごろまでは桜モチーフのものを贈ったとしても差し支えないと思いますよ。

サクラの花言葉にあった贈り物のシーン

「精神の美」や「優美な女性」など、内面と外見、両方の美を讃える花言葉を持つサクラは、大切な方への贈り物にもピッタリです。桃の節句・ひなまつり、卒入学のお祝いや開店祝いなど、特別な華やかさと和の雰囲気を演出できるサクラは春の贈り物にぴったりですよ!

恋愛や感謝など様々なシーンで贈られる

恋人への贈り物や恋愛未満の相手への贈り物、母親への感謝を伝える贈り物に、女性的な花言葉を持つサクラのギフトを贈ってはいかがでしょうか?サクラの葉に含まれるクマリン配合のコスメやハンドクリームは、サクラの香りがするとともに、鎮静作用やリラックス効果もあって癒し効果抜群です!

卒業式や引っ越し等のお別れの時期に

卒業シーズンや職場の異動などが多い3月、4月の時期は、サクラの開花時期と重なっているため、サクラの贈り物が喜ばれる時期です。管理の簡単なソメイヨシノをドライフラワーにしたものや、桜のミニ盆栽も人気の商品となっているみたいですよ。

春に結婚式を挙げる人へもピッタリ

「優美な女性」や「純潔」を花言葉に持つサクラは、ウエディングドレスのカラーともピッタリとマッチ。トレンド感のある桜のスワッグブーケなら、今風のおしゃれウエディングにもさり気なく取り入れらますよ。3月・4月頃の挙式なら、会場装花としてサクラを演出に使っても印象的な結婚式になりますね。

花言葉の意味を込めたサクラの贈り物の体験談

サクラの贈り物をおくった方達の素敵な体験談をご紹介いたします。サクラの贈り物を貰ったことのある人たちは、街中でサクラの花を見る度に、贈ってくれた人のことや昔のことを思い出すと言います。サクラの贈り物にはそういった豊かな効果もありますね!ぜひ参考にしてみてください!

お世話になった先輩の卒業式に花束を

卒業式や仕事の退職祝いのシーンに花束を贈った方達の体験談を2つご紹介します。まずは、ラグビー部の先輩にサクラの花束を贈った下級生の体験談です。

ラグビー部がなかった私たちの学校で、部の創設に奔走された先輩たちの卒業式に、12人の下級生部員一同でお金を出し合って、ソメイヨシノの花束を贈りました。先輩たちの前で、花園に行けるような強いチームを目指す事を誓うと、涙を流して喜んでくださりました。

ラグビー日本代表のエンブレム・Brave Blossomsにちなんだ贈り物でしょうか?素敵ですね。続いては定年退職のシーンでサクラを贈った人の体験談です。

35年間、新聞記者一筋で勤め上げてこられた先輩の定年退職に、感謝の気持ちを伝えたいと思い、サクラの花束を差し上げました。「花見の取材以外で桜を落ち着いて見たことがなかったな。ありがとう」としみじみ語っておられたのが印象に残っています。

サクラの花を見て、思わずほっとされたのではないでしょか。サクラの花には日本人の武士道に因んだ花言葉「精神の美」もありますから、特にご年配の方の胸には響くものがあるのだと思います。

春に結婚式を挙げた親友への贈り物に

結婚式の贈り物として人気の高いサクラ。どういった贈り方があるのか気になりますよね。花婿・花嫁たちに喜ばれた成功例をご紹介します。

結婚を機に、お嫁さんの故郷フランスで生活を共にする事を決めた親友に、日本を象徴するサクラのラウンドブーケを贈りました。フランスにも桜はあるよと言って照れ臭そうにしてましたが、きっと喜んでくれたに違いありません。

この方が贈られたように、結婚式のブーケは近頃だとスワッグブーケラウンドブーケが人気があるみたいです。続いてはサクラをモチーフにしたアイテムを贈られた方の体験談です。

この春、地元で挙式を挙げた友人。式には仕事の都合で行けませんでしたが、代わりにサクラの花びら模様が入ったペアの日本酒グラスをプレゼントしました。先日そのグラスで酒を飲む2人の写真がインスタにあがっていました。喜んでもらえたようで何よりです。

サクラモチーフのアイテムを使った贈り物の好例ですね。ネットで検索すれば色々桜にちなんだ可愛いギフトが出てきます。興味のある人は調べてみてくださいね。

誕生花がサクラである友人の誕生日プレゼントに

誕生花がサクラである友人に、サクラの贈り物を贈った人たちの体験談を2つご紹介します。きっと参考になる点も多いはずです。

エイプリルフールが誕生日の男に何をあげたら喜ばれるんだろうか?と悩んで、ネットで調べてたら、この日はサクラが誕生花であることが分かり、たまたま目についたサクラの盆栽を贈りました。観葉植物とか多肉植物が好きな奴だったので、めっちゃ喜んでくれました。

サクラの盆栽はお家の中でプチお花見を楽しめる便利なアイテムです。プラモデル感覚で楽しめる盆栽の贈り物は、花に興味のない男性の方にも喜ばれると思いますよ。最後に奥さんの誕生日を忘れていた旦那さんのエピソードをご紹介します。

明日が妻の誕生日だということを失念していた自分。慌てて入った花屋の中でプレゼント探しに悪戦苦闘していましたが、店員さんの提案で妻の誕生花を調べてみる事に。あいにく妻の誕生花であるリナリアというお花は在庫がなかったのですが、代わりにこの日入荷したばかりのサクラを花束にしてもらう事に決まりました。妻はサクラが大好きなので結果オーライです!

春のお花として、既に多くの人々に認識されているサクラは、3月・4月・5月頃に誕生日を迎える友人に贈るのに最適なお花です。かりに誕生日が正確な誕生花の日から少々ずれていたとしても、何の違和感もなく贈れるので、ラフな気持ちで選んでみれば良いと思いますよ!

サクラの花言葉とは?色別の花言葉や由来、贈り物の体験談を紹介!のまとめ

いかがでしたか?サクラの花言葉は、サクラの美や散り際の儚さに象徴されるということがよく分かりましたよね。

この記事をまとめると、

  • サクラ全般の花言葉は、精神の美優美な女性純潔などがある
  • サクラは種類ごとによっても花言葉があり、代表的な例だとソメイヨシノの清純、八重桜の豊かな教育などがある
  • サクラの花言葉は主にサクラの美しくも儚いという性質に由来している
  • サクラはギフトの種類も多く、春の贈り物に最適である

でしたね。

サクラの花言葉を知ることで、よりサクラに対して愛着をもてるようになりましたよね。見て楽しめて、香りでも楽しめるサクラは、贈り物としても最適の植物です。この記事を参考にギフト選びの参考にしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。