「勝利」や「成功」の花言葉をもつ花11選!贈り物の体験談まで紹介

「勝利」や「成功」の花言葉をもつ花11選!贈り物の体験談まで紹介
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目次

目標に向かって努力している人、新たに挑戦を始める人に花を贈りたいけど、花選びに悩んでいませんか。選ぶ際に気になるのが花言葉です。花によっては、マイナスのイメージを連想させる花言葉があります。せっかくの贈り物も、相手を不愉快にさせてしまったのでは台無しになってしまいます。しかしご安心ください。実は応援の気持ちが伝わる「勝利」という花言葉を持つお花があります。 今回の記事では、【勝利】や【成功】を花言葉にもつ植物の紹介をメインに以下の流れでお話ししていきます。
  • そもそも花言葉って何?
  • 【勝利】や【成功】の花言葉を持つ季節ごとのお花
  • 【勝利】や【成功】の花言葉で伝える方法おすすめ3選
  • 【勝利】や【成功】が花言葉にある植物を実際に贈った方の体験談を紹介!
この記事を読んでいただけたら、「勝利」の花言葉を持つお花を詳しく知ることができます。お花を贈る際に花言葉も添えたら、皆さんの気持ちがもっと相手に伝わるはずです。是非最後までご覧ください。

植物のもつ花言葉とはなに?

花言葉は、植物の特性に基づいて象徴的な言葉や意味をもたせたものです。現在のトルコのイスタンブールで使われたのが起源だと言われています。そこから、当時トルコに滞在していたイギリス大使夫人、フランス人によってヨーロッパ全土に広まりました。その後、シャルロット・ド・ラトゥールというフランス人女性が800以上の花言葉が掲載された書物を発行しました。

その植物の特徴からつけられた言葉

花言葉は、植物の特徴からつけられた言葉です。ラトゥールは、花言葉を考える際に植物をよく観察しました。そして、その植物の外見、色などの特徴を言葉で表しました。例えば、人目を避けてひっそりと咲くブラックベリーを見て「嫉妬」と名付けました。また、ギリシアやローマの神話などの文化や伝統も参考にしました。花言葉は、それぞれの国の文化、宗教などに基づいて作られているため、一つの花に対してたくさんの花言葉が存在します。

贈り物のシーンごとに合った植物を選びやすくなる

花言葉は明治初期に日本に伝わり、その後独自に発展していきました。花の普及や販売促進に活用されるようになり、「母への愛」という花言葉を持つ赤のカーネーションは、母の日の定番になっています。花言葉を参考にすることで、贈り物のシーンごとに合った植物を選びやすくなります。

〜春〜【勝利】や【成功】の花言葉をもつ植物

入学、入社など新たな環境で挑戦を始める家族、友人にお花を贈ってみませんか。ここでは、【勝利】や【成功】の花言葉を持つ春のお花を紹介していきます。
  • 紫色のオダマキ
  • ローリエ

紫色のオダマキ

日本には、ヤマオダマキ、ミヤマオダマキが自生しています。苧環(おだまき)は、麻糸を巻くときに、糸がほどけやすいように、中を空洞にして巻き付けたものに花の形が似ていたことから名づけられました。

オダマキの基本情報

科名/属名 キンポウゲ科/オダマキ属
学名 Aquilegia sp.
和名 苧環(オダマキ)
原産地 日本、アジア、ヨーロッパ
日当たりの良い場所を好みますが、夏の直射日光は苦手です。地植えの場合、午後から日陰になる場所に植えつけるのがベストです。鉢植えの場合は、鉢を移動させます。根は直根性で移植を嫌います。植え付けるときは、根を傷つけないように丁寧に作業をしましょう。

紫色のオダマキの花言葉は【勝利への決意】

昔のヨーロッパでは、ライオンはオダマキの葉を食べているから強いという言い伝えがありました。それを信じていた人たちは、ライオンのように強くなりたいと葉を手にこすりつけていたそうです。ここから【勝利への決意】という花言葉がつけられました。

5月14日の誕生花

5月14日の誕生花です。交配種の西洋オダマキは、花色のバリエーションが豊富で、八重咲の品種もあります。新入生、新社会人としてスタートをきった方に、西洋オダマキを贈ってみてはいかがでしょう。【勝利への決意】という花言葉とともに、ライオンのようなパワーが湧いてくるかもしれません。

ローリエ(月光樹)

月桂樹は、勝者に贈る冠が有名ですが、料理のスパイスとしてもおなじみのハーブです。食品売り場で販売されているのは、ローレル、ローリエと書かれているのが一般的です。ある程度成長した葉を乾燥させて、煮込み料理などに使います。

ローリエの基本情報

科名/属名 クスノキ科/ゲッケイジュ属
学名 Laurus nobilis
和名 月桂樹
原産地 地中海沿岸部
地中海沿岸部原産の常緑低木~高木です。植え付けは春または秋に行います。地植え、鉢植え、どちらの場合も水はけのよい土に植えます。月桂樹は、植え替えを嫌う植物です。植え替えるときは根を傷つけないようにするか、植え替える必要のない場所に植えるとよいでしょう。背が高くなってきたり、樹形が乱れてきたら真夏の暑い時期を除いて適宜剪定を行います。

ローリエの花言葉は【栄光】【勝利】【栄誉】

ローリエの木の花言葉は、【栄光】【勝利】【栄誉】です。マラソン選手がゴールした後に、月桂樹で作られた冠を被っているシーンを見たことがあると思います。古代ギリシアでは、ローリエは太陽神アポロンの木とされ、アポロンを讃えた祭りの勝者に月桂冠が贈られた習慣が花言葉の由来になっています。ただしローリエの花には「裏切り」、葉には「私は死ぬまで変わりません」と、花言葉が違うので、贈る際には一言添えるとよいでしょう。

2月16日・4月10日・5月23日などの誕生花

2月16日・4月10日・5月23日などの誕生花です。スポーツの試合に挑戦している人、頑張った人に贈ってみてはいかがでしょう。また、ローリエは、料理のスパイスとして大活躍のハーブです。料理好きの友人へのプレゼントにおすすめです。ポトフやロールキャベツなどの煮込み料理、ピクルスの香りをつけるのに利用できます。

〜夏〜【勝利】や【成功】の花言葉をもつ植物

スポーツの試合などで挑戦している家族、友人にお花を贈ってみませんか。 ここでは、【勝利】や【成功】の花言葉を持つ夏のお花を紹介していきます。
  • オリーブ
  • ナスタチウム
  • 黄色いポピー
  • グロリオサ
  • パキラ
  • パセリ

オリーブ

最近では、銀色の葉っぱが人気で、庭のシンボルツリーとして買い求める方が多いです。実がつきますが、そのままでは苦くて食べられないので、塩漬けなどに加工されます。黒く完熟した実は搾ってオリーブオイルにして利用します。

オリーブの基本情報

科名/属名 モクセイ科/オリーブ属
学名 Olea europaea
和名 オリーブ
原産地 地中海地方
地中海沿岸原産の常緑の中木~高木です。日当たりのよい場所を好みます。ただ、加湿に弱いので、水はけのよい場所に植え付けます。オリーブは、全般的に同じ品種の花粉だけでは 実がつかない性質を持っているので、異なる品種を2本以上植えるのがよいでしょう。強く剪定しすぎると実がつかないので気を付けます。

オリーブの花言葉は【平和】【知恵】

オリーブの花言葉は【平和】【知恵】です。由来は、旧約聖書の「ノアの箱舟」のお話からきています。人間の悪い態度に怒った神が、洪水を起こして人間を滅ぼそうとします。神を信じていたノアだけは、神から箱舟を作ることを指示されて助かります。しばらくしてその舟に乗っていたハトが様子を見に行ったところ、オリーブの枝をくわえて帰ってきました。ノアはそれで洪水が収まったことを知り、以来オリーブの枝とハトは、平和のシンボルになりました。

5月26日の誕生花

5月26日の誕生花です。オリーブは5月中旬~6月中旬にかけて、黄色から白黄色の小さな花を咲かせます。ちょうど、開花期と重なっていて贈るのにおすすめです。咲く期間は1週間程度と短いですが、桜のように一瞬の美しさを楽しむのも素敵です。

ナスタチウム

花は、橙、黄色などのビタミンカラーで、見ていると元気がもらえます。食べられる食用花としても人気があり、花びらや葉をサラダに入れると彩りが楽しめます。独特の香りが虫よけになるとして、コンパニオンプランツとして利用されています。

ナスタチウムの基本情報

科名/属名 ノウゼンハレン科/キンレンカ属
学名 Tropaeolum majus
和名 キンレンカ
原産地 南米
南米原産の一年草です。花期は、夏の暑い時期に休むことがありますが、春から秋まで楽しめます。日当たりや風通しのよい場所で育てます。ただ、夏の暑さが苦手なので、午前中だけ日が当たるなど、強い日差しの当たらない場所で管理します。加湿も苦手なので、水やりは少しずつではなく、土が乾いたら与えるようにしましょう。

ナスタチウムの花言葉は【勝利】【愛国心】

ナスタチウムの花言葉は【勝利】【愛国心】です。ナスタチウムの丸い葉を戦士の盾、赤い花を血で染まった鎧に見立てて、敵に向かっていく様子を表した言葉です。勉強、仕事など日々挑戦している方で、お料理好きな方にプレゼントしてみてはいかがでしょう。

4月6日・5月11日・7月25日の誕生花

4月6日・5月11日・7月25日の誕生花です。ちょうど開花時期と重なるので、贈るのにぴったりです。5月病や夏の暑さなどで、疲れがでている頃かもしれません。ビタミンカラーのナスタチウムを贈って、気持ちを晴れやかにしてもらいたいですね。

黄色いポピー

春から夏にかけて、黄色、ピンク、オレンジ色などの鮮やかな花を咲かせます。薄い紙のような花びらを風になびかせて咲く姿は、見ていてほのぼのとします。品種もたくさんあり、代表的なものにアイスランドポピー、オリエンタルポピーがあります。

ポピーの基本情報

科名/属名 ケシ科/ケシ属
学名 Papaver nudicaule
和名 ヒナゲシ
原産地 北アメリカ
ポピーは、日当たりの良い場所を好みます。加湿を嫌うので、水はけのよい土に植えつけ、水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えます。花柄を残していると、種を作ることに養分を使ってしまうので、終わった花はその都度摘み取るようにしましょう。

黄色いポピーの花言葉は【成功】【富】

風水などでは、黄色い財布を持つと金運があがると言われています。そこから黄色いポピーにも【成功】【富】という花言葉がついたようです。新しく起業された方、お店を開業された方に、お店の繁盛の意味をこめて贈ったら喜んでいただけそうですね。

2月23日の誕生花

2月23日の誕生花です。切り花として流通しているのはアイスランドポピーです。アイスランドポピーは、日本では秋まきの一年草として扱われています。花は繊細で可愛らしいのですが、蕾も特徴的です。茎から蕾が短い毛に覆われ、花が咲く前は首が下を向いて一見元気がないように見えます。しかし、開花直前に上を向きます。その姿が【成功】という花言葉と結びつきます。

グロリオサ

鮮やかな花色と、反り返って咲く花弁が特徴的です。グロリオサの球根には、「コルヒチン」という毒が含まれていて、山芋と間違って食べた方が亡くなった事例があるので注意が必要です。

グロリオサの基本情報

科名/属名 イヌサフラン科/グロリオーサ属
学名 Gloriosa
和名 ユリグルマ、キツネユリ
原産地 熱帯アフリカ、熱帯アジア
熱帯アフリカ西部原産の半蔓性多年草です。春植えの球根植物で、夏の暑さには強いですが、寒さには弱いです。成長とともに蔓を伸ばすので、その都度支柱やあんどんに誘引します。秋に葉が黄色くなってきたら、球根を掘り上げて冬越しさせます。

グロリオサの花言葉は【栄光】【天分】【光栄】【頑固】

グロリオサの花言葉は【栄光】【天分】【光栄】【頑固】です。学名のGloriosaは、ラテン語のgloriosus(見事な)からきています。花の形が、まるで炎が燃えるように波打っています。その姿はまさに見事で輝かしいです。とても華やかな花なので、イベントや発表会などの贈り物としても喜ばれます。

5月28日・10月19日・12月18日の誕生花

5月28日・10月19日・12月18日の誕生花です。一般的にグロリオサといえば、花の赤と黄色のコントラストが美しいです。最近では、黄色などの品種も出てきています。炎が燃えるような情熱的な花。メラメラと希望に燃え、熱く挑戦している方に贈るのにぴったりなお花です。

パキラ

室内のインテリアとして人気の高い観葉植物です。光沢のある葉は、成長するにつれ、淡い緑から深い緑色に変わります。幹の根元が膨らんでいる品種、幹が編み込まれている品種と様々あります。

パキラの基本情報

科名/属名 パンヤ科/パキラ属 ※アオイ科で分類される場合もあります
学名 Pachira glabra
和名 パキラ
原産地 中南米
室内で育てる場合、耐陰性はありますが、日光に当てることで株がしっかりとしてきます。真夏に直射日光に当てすぎると葉焼けをおこすことがあるので、レースのカーテンで日差しを和らげてあげましょう。パキラは寒さが苦手です。冬の夜は窓辺が特に冷えるので、部屋の中の温かい場所に移動させます。

パキラの花言葉は【勝利】【快活】

ある貧しい村で、増やして育てたパキラを売ったところ、予想以上に売れて貧しさから脱しました。貧しさを抜け出して富を得た様子から、【勝利】という花言葉がつけられました。【快活】は、パキラの特徴から由来しています。パキラは、どこで剪定しても新しい芽を吹かせます。その強い生命力から【快活】と名付けられました。

10月28日の誕生花

10月28日の誕生花です。【快活】と名付けられたとおり、生命力の強い植物なので、病気を克服した方に贈るのはいかがでしょう。また、貧しさという困難を知恵で乗り越え、【勝利】したことからも、困難に立ち向かっている方に勇気を与える植物です。ただ、置き場所がないといけないので、事前に確認しておくと安心です。

パセリ

パセリの歴史は古く、古代ローマ時代から食べられていたようです。日本で馴染みのあるのは、揚げ物などに添えられているカーリーパセリです。ヨーロッパでは、イタリアンパセリが主流で、くせが少なく食べやすいのが特徴です。

パセリの基本情報

科名/属名 セリ科/オランダゼリ属
学名 Petroselium crispum
和名 オランダゼリ
原産地 地中海沿岸
初めてパセリを育てる方は、苗から購入するのがおすすめです。根が弱いので、傷めないように慎重に植え付けます。収穫するときは、外側から使う分だけ摘みます。長く収穫するためには、花芽を取る作業を行います。

パセリの花言葉は【勝利】【祝福】【お祭り気分】【死の前兆】

パセリは【勝利】の他にも【死の前兆】という怖い花言葉があります。【勝利】は、古代ギリシア時代に競技会が開催された際、勝者にパセリの冠を授与したことからきています。また【死の前兆は】、協議会の主催者の王の息子がパセリの葉の上で寝ていたら、毒蛇に噛まれて亡くなったことから由来しています。ただパセリは、食べるだけでなく薬としても活用されてきた歴史の深い植物なので、敢えてマイナスのイメージに触れなくてもいいかもしれません。

10月4日・10月8日・10月30日の誕生花

10月4日・10月8日・10月30日の誕生花です。【祝福】という花言葉どおり、誕生日に贈るのにおすすめです。パセリは、料理に添えられる脇役のイメージがありますが、実は栄養価が高いです。パセリの天ぷらなど、メイン料理のレシピもたくさんあるので、教えてあげたらレパートリーが広がりますね。

〜秋〜【勝利】や【成功】の花言葉をもつ植物

芸術の秋ということで、コンクールや展覧会などに挑戦している家族、友人にお花を贈ってみませんか。ここでは、【勝利】や【成功】の花言葉をもつ秋の植物を紹介していきます。
  • グラジオラス
  • リンドウ

グラジオラス

グラジオラスは夏を代表する花の一つです。英名のSword lilyは、訳すと剣のユリです。確かにスッと伸びた葉っぱが剣のようにみえます。花の色が豊富で、一つの花穂に次々と花を咲かせるので長く楽しむことができます。

グラジオラスの基本情報

科名/属名 アヤメ科/グラジオラス属
学名 Gladiolus spp.
和名 トウショウブ(唐菖蒲)
原産地 アフリカ、南ヨーロッパ、西アジア
グラジオラスには、春咲き種と夏咲き種があります。一般的にグラジオラスといえば、夏咲き種になります。花の色も豊富で、大輪の花を咲かせます。花芽をつける為には、日の当たる場所に植え付けます。夏咲き種は、背丈が大きくなります。花が倒れないように、支柱を立てるとよいです。

グラジオラスの花言葉は【勝利】【記憶】【密会】【用心】

グラジオラス全般の花言葉は【勝利】【記憶】【密会】【用心】です。グラジオラスは、ラテン語の「gladius」が語源となっています。意味は剣で、すっと伸びた葉っぱが剣のように見えます。戦争が続いていた時代を反映した花言葉です。【密会】【用心】は、恋人たちが密かに会うのに、グラジオラスの花の本数で時間を決めていたことから由来しています。

3月23日・6月14日・7月13日などの誕生花

3月23日・6月14日・7月13日などの誕生花です。グラジオラスは、花が大輪で華やかなので、気持ちも明るくなります。【勝利】という花言葉のように、希望に燃え、困難な課題に挑戦している人にプレゼントしてみてはいかがでしょう。

リンドウ

リンドウは、日本の本州から南に自生する秋を代表する山野草の一つです。園芸品種もたくさんあり、花屋に行くと切り花や鉢植えで販売されています。開花の時期は9月~11月で、茎の上部に花を数輪咲かせます。筒状になった蕾が可愛らしいです。

リンドウの基本情報

科名/属名 リンドウ科/リンドウ属
学名 Gentiana scabra
和名 リンドウ(竜胆)
原産地 日本、朝鮮半島、中国
日当たりの良い場所に植え付けます。根が乾燥するのを嫌いますが、いつも湿っている状態だと根腐れの原因になります。水やりをするときは、土の乾き具合を見て、乾いたらたっぷり水をやるようにします。花が傷むので、水やりは花に直接水がかからないように行います。

リンドウの花言葉は【勝利】【正義感】

リンドウの根は日本や中国で漢方として使われていました。一般的に食欲不振や消化不良などの胃腸の病気の治療で利用されます。おそらく、医療が発達していなかった時代に、リンドウの根の病に打ち勝つ力が【勝利】と名付けられた由来だと考えられます。

8月31日・9月16日・10月20日などの誕生花

8月31日・9月16日・10月20日などの誕生花です。リンドウの病に打ち勝つ力から【勝利】という花言葉がつけられました。病気と戦っている方へお見舞いの花として贈ると、病に打ち勝ってほしいという思いがより伝わりそうです。また、長寿のお祝いとして敬老の日に贈るのもおすすめです。

〜冬〜【勝利】や【成功】の花言葉をもつ植物

受験を控えた家族、友人にお花を贈ってみませんか。 ここでは、【勝利】や【成功】の花言葉をもつ冬の植物を紹介していきます。
  • ジンチョウゲ

ジンチョウゲ

ジンチョウゲは甘い香りがあり、クチナシ、キンモクセイと合わせて三大香木と呼ばれています。開花期になると、枝先に小さな花がまとまって咲きます。ころんと丸いフォルムが可愛らしいです。花弁のように見えているのはガクで、つやのある葉が特徴的です。

ジンチョウゲの基本情報

科名/属名 ジンチョウゲ科/ジンチョウゲ属
学名 Daphne odora
和名 ジンチョウゲ(沈丁花)
原産地 中国、ヒマラヤ地方
根が傷むと枯れることがあるので、鉢植えではなく地植えにする方がよいでしょう。鉢植えに植える場合は、大きめの鉢に植えます。乾燥を嫌うので、水やりに気を付けます。ただ、常に湿った状態だと根腐れの原因になるので、土が乾いたら水を与えるようにします。

ジンチョウゲの花言葉は【栄光】【不滅】【永遠】【不死】

古代ギリシアでは月桂樹の冠が勝者に贈られる習慣がありました。その月桂樹の葉とジンチョウゲの葉が似ていることから【栄光】と名付けられました。また、ジンチョウゲの葉は常緑樹で冬になっても葉を落とさないので、その姿が【不滅】【永遠】【不死】の花言葉の由来になっています。

2月10日・2月23日・12月15日の誕生花

2月10日・2月23日・12月15日の誕生花です。【栄光】【不滅】【永遠】【不死】の花言葉は、誕生花として贈るのにぴったりです。また、落ちないというところから、受験生の方に贈るのにおすすめの植物です。

花言葉で【勝利】や【成功】を伝える贈り方

ここまで、【勝利】や【成功】の花言葉を季節ごとに紹介してきました。では実際に花言葉で、【勝利】や【成功】を伝える贈り方にはどういった方法があるのでしょうか。 ここでは、おすすめの3つの方法を紹介します。

花言葉が似た意味の花で花束に

花言葉が似た意味の花で花束を作ってみるのはいかがでしょう。受け取った相手にも、あなたの想いがより一層届くはずです。

置いて飾りやすい鉢植えもおすすめ

部屋に置いて楽しめる鉢植えもおすすめです。ただし、鉢植えの大きさによっては、相手の部屋に置けない可能性があるので、事前に確認しておくと安心です。

種類によってはドライフラワーでも贈れる

種類によっては、ドライフラワーで贈るのもおすすめです。ドライフラワーだと、長く楽しむことができます。また、吊るして飾ることができるので、インテリアとしても喜ばれます。

花言葉が【勝利】や【成功】である植物の贈り物の体験談

お花の選び方と贈る方法をご紹介した後は、実際に贈った方の体験談を紹介していきます。これから贈りたいと思っている方は、是非参考にしてください。

スポーツクラブの応援の際に贈った

まずご紹介するのは、友人のバレーの試合の応援の際に、ナスタチウムを贈った方の体験談です。
私の友人はバレーボールのクラブに所属しています。彼女は親身に話を聞いてくれる数少ない友人です。試合が近づいていて緊張している様子だったので、応援の気持ちを込めて花を贈ることにしました。調べてみるとナスタチウムに【勝利】という花言葉があることを知りました。食用花ということで、料理好きの彼女にぴったりだと思いました。花言葉とともに贈ってみたところ大変喜んでくれました。
ナスタチウムの花言葉が【勝利】ということを知らない人も多いのではないでしょうか。見るだけでなく、食べて応援を力にできるのも楽しいですね。料理好きな友人に贈るのにおすすめの植物です。 続いては、友人の卓球の試合の応援に、オリーブを贈られた方の体験談をご紹介します。
私の友人は卓球のサークルに入っていて、町内の試合に出場することになりました。お花が好きなので選んでいたところ、オリーブに【勝利】という花言葉があることを知りました。マラソン選手が被っているのを見たこともあったので、縁起がいいと思い贈りました。友人は、花言葉を知って大変喜んでくれました。また、煮込み料理に月桂樹をよく使うということで、さらに喜んでくれました。友情がさらに深まった気がしました。
こちらも、料理好きな友人に贈られた体験談でした。月桂樹を使った料理の話題でも盛り上がれそうですね。お二人の共通の話題が増えるきっかけになったのではないでしょうか。

受験の合格を願い、努力している友人への贈り物に

続いて紹介するのは、受験に向けてがんばっている友人へ、パキラを贈った方の体験談です。
私には、姉のように慕う1歳年上の友人がいます。彼女はいつも明るくて、内気な私をいつも温かく見守ってくれる存在です。受験を控えて、毎日遅くまで勉強している彼女に何か贈りたいと調べていた時に、パキラの事を知って選びました。【勝利】という花言葉がぴったりだったのと、部屋に観葉植物が置いてあったので、喜んでくれると思ったからです。花言葉を添えて贈ったところ、そばで応援してくれてるみたいで心強いと言ってくれました。後日、合格の報告をもらいました。彼女の努力が報われて嬉しかったです。
【勝利】の花言葉が、きっと力になったのではないでしょうか。素敵な体験談です。観葉植物は、部屋に飾ることができておすすめの植物です。ただ、置く場所があるかどうか事前の確認をしておく必要がありますね。 続いては、友人ではなく、受験生の娘さんにグロリオサを贈った方の体験談をご紹介します。
中学3年生の娘は陸上をしていて、受験勉強と部活の両立に挑戦していました。そしてひたむきに努力する姿を陰ながら見てきました。陸上部の最後の引退試合が終わったら、今までの労をねぎらう気持ちと、志望校の合格を祈願して、花を贈りたいと思っていました。調べたところ、グロリオサの花に【栄光】という花言葉があることを知りました。花の見た目も華やかなので、試合後に自宅で渡したところとても喜んでくれました。普段、なかなか言葉にできないので、花が自分の気持ちを代弁してくれました。受験がんばれ!
とても素敵な親子のエピソードでした。花は、普段言葉にできない気持ちを一緒に届けることができるので本当に素敵です。親子の絆がより一層深まったのではないでしょうか。

友人の開業祝いに贈った

続いて紹介するのは、友人の開業祝にオリーブを贈った方の体験談です。
私の友人は、念願だったイタリアンレストランを開業することになりました。開業祝に何がいいか聞いたところ、店に飾れる樹木がいいとのリクエストがありました。色々調べていたところ、オリーブの木の【平和】という花言葉に惹かれて贈ることにしました。イタリアンレストランにオリーブの木はぴったりだと、とても喜んでくれました。オリーブの木とともに、彼の店がいつまでもお客様に愛されるお店になりますようにとの願いを込めて。
オリーブの木とともに、友人のお店が愛され育っていくようにとの願いが伝わってとても心が温かくなりました。お店を訪れるたびに、木の成長を見ていくのも楽しみのひとつになりますね。 続いては、友人の開業祝に黄色いポピーを贈った方の体験談をご紹介します。
私の友人は、念願だったパン屋を開業することになりました。開業祝にお花を贈りたいと調べていたら、黄色いポピーの花に【成功】【富】という花言葉があることを知りました。買ってきた苗を可愛い鉢に植え替えて、贈ったところとても喜んでくれました。お店の玄関に飾ってくれていて、贈ってよかったと思いました。
【成功】【富】という花言葉が開業祝いにぴったりです。ポット苗で渡すよりも、鉢に植え替えたり、寄せ植えにして贈るのもいいですね。お花が会話のきっかけになるので、友人の方とお客様とをつなぐ架け橋にもなりそうです。

【まとめ】「勝利」や「成功」の花言葉をもつ花11選!贈り物の体験談まで紹介

いかがでしょうか。今回この記事では以下の内容をご紹介してきました。
  • 【勝利】や【成功】の花言葉を持つ春のお花は、紫色のオダマキ ローリエ
  • 【勝利】や【成功】の花言葉を持つ夏のお花は、オリーブ、ナスタチウム  黄色いポピー、グロリオサ、パキラ、パセリ
  • 【勝利】や【成功】の花言葉を持つ秋のお花は、グラジオラス、リンドウ
  • 【勝利】や【成功】の花言葉を持つ冬のお花は、ジンチョウゲ
  • 花言葉で【勝利】や【成功】を伝えるには、花束、鉢植え、ドライフラワーで贈るのがおすすめ
【勝利】や【成功】の花言葉を持つ花を詳しくご説明したので、これからは花選びで迷うことが少なくなるのではないでしょうか。早速、今回の記事を参考に、様々なことに日々挑戦している家族や友人にお花を贈ってみてください。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。