トックリランの育て方を徹底解説!基本情報から成長した時にすることまで

トックリランの育て方を徹底解説!基本情報から成長した時にすることまで
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目次

"玉ねぎのような葉っぱの見た目をしているトックリラン。細長い葉っぱはまるで「ポニーテール」のように見えるとも言われている可愛らしい見た目と面白さを兼ね持つこの観葉植物は、耐寒性と乾燥に強いので比較的育てやすいのが魅力です。 しかし、そもそもトックリランという観葉植物を知らない方や、トックリランの基本的な育て方を知らない方は、まずはトックリランの正しい育て方を知りたいと思われている方も多いでしょう。 この記事では、そんなトックリランの育て方を知りたい方に向けて、以下の流れで「元気なトックリランの育て方」を解説していきます。
  • そもそもトックリランとはどんな観葉植物なのか解説
  • トックリランの育て方のポイント①:置き場所と温度とは
  • トックリランの育て方のポイント②:水やりとは
  • トックリランの育て方のポイント③:肥料とは
  • 成長したらするべき植え替えを解説
  • 成長したらするべき剪定を解説
  • さらにトックリランを大きくする方法とは何?
  • まとめ
最後までご覧いただくことで、トックリランの基本的な育て方を知ることができ、成長したら絶対にしたほうがいい剪定や植え替えのやり方まで明確にご理解いただけますよ!ぜひ最後までお付き合いください。

トックリランとはどんな観葉植物なの?

それではトックリランの育て方の前にまずは、そもそもトックリランがどんな観葉植物なのかを解説していきます。トックリランをまだご存知のない方もいるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

株元の幹が膨らむユニークな観葉植物

トックリランは、その特殊な見た目で有名な魅力的な観葉植物です。トックリランのトックリという名前は、まさにそのユニークな幹の形がお酒を入れるとっくりに似ていることに由来しており、株元の幹が膨らんでいることが特徴です。トックリランの魅力を一言で言えば、その幹と葉っぱの組み合わせの興味深さです。 まず、幹は太く、肉厚で膨らんでおり、特に株元が印象的な形状をしています。この膨らんだ幹は、根や細長い葉っぱを支え、株の安定性をアップします。そして、トックリランの葉っぱは幹の上部に大きく広がり、美しい深緑色をしています。 トックリランは、幹も葉っぱも独特の形状をしており、また鮮やかな緑の葉っぱが室内のインテリアに美しいアクセントを加えることができます。また後にも解説しますが、育て方は比較的簡単で、基本的な気温管理や日当たり、適度な乾燥でよく育ちます。初心者さんにも人気の観葉植物です。

トックリランの花言葉:【多くの才能】

それに、トックリランはその魅力的な見た目のみならず、素敵な意味を持った花言葉を持ち合わせています。この観葉植物の花言葉は「多くの才能」です。「多くの才能」という花言葉は、トックリランの持つ独特の美しさや、奥深いその特徴に由来したと言われています。またそれに、トックリランは十数年に一度だけ、白く美しい花を多く咲かせることから、このような花言葉がつけられたと言われています。

トックリランの風水効果

続いてはトックリランの風水効果について解説していきます。どんな風水効果が期待できるのでしょうか?

子宝運

トックリランは多くの葉っぱを咲かせることからも、子宝運の風水効果が期待できると言われています。また、多くの花を咲かせる特徴からも、この子宝運の運気がアップすると信じられています。

金運

それに、トックリランの幹が下部に向けてゆっくりと太くなっていることからも、金運のチャンスが舞い降りると言い伝えれられています。総じてトックリランの風水効果はかなり縁起がいいものであることがわかります。

地植えより、鉢植えの方が適している

それに、トックリランの育て方は地植えより、鉢植えの方が適していると言われています。トックリランは耐寒性が弱いので、寒さの影響を受けやすい屋外の地植えより、気温や日光の管理のしやすい鉢植えの方が向いています。それに、鉢植えでの育て方は地植えよりも比較的簡単という点でも鉢の方が適しています。植物にとってに、水やりや日当たり、肥料といった基本的な栄養を、安定的に寒さなどの環境変化にも対応しやすいのも鉢植えならではのメリットです。屋外での栽培は、日光や水分量、害虫の発生などをコントロールしづらいので、以下ではトックリランの鉢植えでの育て方をベースに解説していきます。

トックリランの育て方のポイント①:置き場所と温度

それではますは、トックリランの育て方のポイント①の「置き場所と温度」についてお話ししていきます。どんな置き場所において栽培するとより健康に生育ができるのか、また気温は何度くらいで育てるのがいいのかをお話ししていきます。

室内で育てることがおすすめ

結論からお伝えすると、トックリランは室内での栽培が最適です。先ほどもお話ししたように、これは屋外での栽培と比べトックリランの生育環境をよりコントロールしやすく、植物に必要な条件を満たしやすいためです。冬の時期の寒い地域などでは、そもそも耐寒性が弱くトックリランを屋外で育てることが難しいことがあります。反対に室内では、気温、湿度、日光量、日当たりの有無などを調整しやすく、植物が快適に成長できます。

明るい場所が好む

それにトックリランは、明るい場所を好みます。特に夏の時期の直射日光は必ず避け、部屋の中で明るい窓際などに置くと良く育ちます。窓からの日光を受けやすい場所が理想的ですが、過度な直射日光は葉焼けの発生を促進させるため、適度な日陰で管理するなどの育て方が重要です。

最低でも10度をキープすること

トックリランは寒さに非常に敏感な植物です。そのため、最低でも10度以上の気温を保つように心掛けましょう。寒さの激しい地域では、冬は特に屋内に移動させることを忘れない必要があります。温度が下がりすぎると、トックリランの生育に大きな影響を及ぼす可能性があるため、日本の寒い地域では特に冬季の管理に注意を払いましょう。

トックリランの育て方のポイント②:水やり

続いてのトックリランの育て方のポイント②は水やりです。水やりはトックリランのみならず、植物全体の栄養の基本です。水やりをしっかりとコントロールすることで、根腐れといった病気や、反対に乾燥の原因による害虫の発生を防ぐこともできます。 病気にならない健康的なトックリランを育てるためには、以下のようなトックリランの育て方のポイントの水やりを参考にしてみてください。

春〜夏の時期:土の表面が乾いてからたっぷりと水をやる

トックリランは春から夏にかけての時期が最も成長の盛んなタイミングです。この期間は気温が高く、日照時間が長いこともあって用土が比較的早く乾燥する傾向があります。そのため、水やりのポイントは土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えることです。水をやる際には、鉢底から十分に水が排水できるよう穴の開いた鉢を用意し、水をたっぷりと与えて根元からしっかりと湿らせてあげましょう。ただし、過度な水やりは根腐れなどの病気を引き起こしてしまいやすくなるので、必ず水やりの頻度は常にバランス良く与えることが重要です。

秋〜冬の時期:土の表面が乾いてから2~3日後に水をやる

秋から冬にかけてはトックリランの成長が緩やかになります。特にこの時期に水やりをしすぎると枯れたやすくなるため、水やりは控えめに行いましょう。土の表面が乾いてから2~3日後に水をやる程度で十分です。注意が必要なのは、過剰な水やりによる過湿状態にならないようにすること。冬の寒い場所では、寒さが激しくなる前に室内に移動させ、水やりをさらに控えることが必要です。

トックリランの育て方のポイント③:肥料

最後のトックリランの育て方のポイント③は肥料になります。肥料はどんな種類のトックリランにも定期的な頻度で与えることで健康的によく育ちます。反対に肥料を与える時期や頻度、規定量を超えて肥料を与えるなどをしてしまうと、一気に株は弱くなるため注意が必要です。それでは、肥料を与える時期と肥料の種類をここでは解説していきます。

肥料を与える時期

トックリランに肥料を与える際に重要なのは、成長期にしっかりと栄養を供給することです。通常、5月から9月に当たる春から夏の時期が生長期であり、肥料を与えるのに最適なタイミングです。成長期には月に1回程度、緩効性化成肥料を与えましょう。 一方、秋から冬にかけては成長が鈍りますので、肥料を与える頻度を減らし、冷え込む地域では完全な休眠期に入る前に肥料の与えるのを中止しましょう。春になって成長が再開する際に再び肥料を与えれば、植物は元気に成長します。

肥料の種類

そもそも肥料には、有機質肥料無機質肥料があります。有機質肥料は化学物質を使用していない、動物由来の肥料です。自然のものであるため、効きは緩やかです。反対に無機質肥料は、リン鉱石などの鉱石を分解したものを使用した肥料です。そのため、効きは即効性があります。 トックリランに適した肥料は、バランスの取れたすぐに効くものが良いでしょう。基本的には液体肥料を規定の量に従って、定期的に水やりと合わせて与えることが望ましいです。

【成長したらすること】植え替え

続いては、トックリランが成長したらするべき植え替えについて解説していきます。植え替えはトックリランが大きくなるにつれて必要なものです。特に根っこが大きなると鉢を変えてあげないといけないので、そのために植え替えをします。

植え替えをするタイミング:1年〜2年に1回

トックリランを健康に育てるためには、適切な植え替えが必要です。基本的に、トックリランの植え替えは1年から2年に1回程度が適切とされています。しかし、成長状態や根の詰まり具合、用土の新鮮さによっても植え替えのタイミングは変わることがあります。根が鉢の中で根詰まりになっていたり、用土が劣化している場合は、早めに植え替えをすることがおすすめです。

植え替えをする時期:4月~6月、9~10月頃

トックリランの植え替えは、通常は春と秋に行うのが良いタイミングです。春に行う植え替えは成長期の始まりに合わせて根を整え、新たな成長をサポートします。また、秋に行う植え替えは成長が緩やかになる前に新しい根を形成し、冬に備えます。 具体的な時期としては、4月から6月と9月から10月がおすすめです。過度な寒さや暑さを避け、植物にとってストレスの少ない環境で植え替えを行いましょう。

植え替えする方法

  1. 現在の鉢よりも一回り大きな鉢を用意します。
  2. 鉢底には排水性を高めるために鉢底石や鉢底ネットを敷きます。
  3. 新しい鉢に排水性の高い用土を2/3ほど入れ、株を中央に入れます。
  4. 残りの土を入れ、水をたっぷりとかけて土全体を固めてください。
  5. 日陰において株が安定するまで管理して完成です。

【成長したらすること】トックリランの剪定

続いても同じくトックリランが成長したらするべきトックリランの剪定について解説していきます。剪定(せんてい)は、植物の枝や葉っぱを切り取る園芸作業の一つです。この園芸作業は、植物の成長や形を健康的に調整し、美しい見た目を保つために行われます。それではここからは、剪定をする目的と、トックリランの剪定のコツをご紹介します。

傷んだ葉っぱを根元から剪定すること

トックリランの剪定において、まず傷んだ葉っぱを根元からしっかりと剪定することが重要です。傷んだ葉は光合成や養分の供給をうまく行うことができません。むしろ、植物全体のエネルギーを無駄に消耗させる原因になってしまいます。そのため傷んだ葉っぱを放置することは、病気の発生やその他のストレスの要因となる可能性が高まるので早め早めの剪定が重要です。したがって、定期的なチェックを心がけ、黄色くなった葉っぱや枯れた葉っぱを見つけたら、根元から剪定しましょう。剪定する際には、剪定ハサミを使用し、根元からきれいに切り取ります。また古い葉っぱを剪定することで、新しい葉が生長しやすくなります。

トックリランの剪定のコツ

そもそもトックリランは他の観葉植物と比べて多くの剪定を必要としていません。それに、トックリランは葉っぱが特徴的なので、をトックリランの剪定のコツは、傷んだ葉っぱを根元からしっかりと剪定することだけでオッケーです。特に初心者さんは難しいかもしれませんが、剪定のポイントはあくまで健康の維持であるので、深く考えすぎずに、楽な気持ちでやるのことを意識しましょう。

さらにトックリランを大きくする方法

最後は、さらにトックリランを大きくする方法についてお話ししていきます。トックリランは不思議な形をしている観葉植物として人気なので、よりその特徴的な形を大きくしたいと思う方も多いかと思います。なのでここからは、さらにトックリランを大きくする「株分け」・「挿し木」・「葉挿し」の方法を解説していきます。

株分け

トックリランを大きく成長させる方法の1つは、株分けです。株分けは、成長が成熟して鉢がいっぱいになってしまったときや、新しい鉢に植え替える際に行います。次の手順で株分けを行います。
  1. トックリランの根部分も全て取り出し、根を優しくほぐします。
  2. トックリランを複数の株に分割します。各部分には少なくとも1つの葉と根が含まれていることが望ましいです。
  3. 新しい鉢に適切な土を用意し、各分割された部分を植えます。
  4. 植えた後、十分な水分を与え、新しい場所に配置して様子を見ながら栽培します。

挿し木

挿し木は、新しいトックリランの茎を土に挿して大きくする方法です。以下のステップで挿し木を行います。
  1. 健康な葉から茎を切り取ります。
  2. 茎の切り口を水につけ数時間吸収させ、用土を入れた鉢に植えます。
  3. 切り口から根が生えるのを待ちます。これには数週間から数か月かかることもあります。
  4. 新しい根が十分に発達したら、新しい鉢に植え替え栽培します。

葉挿し

葉挿しは、葉の一部を使って新しい植物を育てる方法です。以下の手順で葉挿しを行います。
  1. 健康な葉を選び、葉の一部を切り取ります。切り口は水に浸し、根を育てます。
  2. 新しい根が十分に成長したら、新しい鉢に植え替え完成です。

【まとめ】トックリランの育て方を徹底解説!基本情報から成長した時にすることまで

いかがだったでしょうか?トックリランの育て方から、大きくなったらするべき剪定や植え替えのやり方までご理解いただけたかと思います。 今回の記事のポイントは以下になります。
  • トックリランは株元の幹が膨らむユニークな観葉植物トックリランの育て方のポイントは、基本的に室内の明るい場所で育て、季節によって水やりの仕方を変え、肥料は成長期にのみ月に1回程度、緩効性化成肥料を与えるとよく育つ
  • 植え替えをするタイミングは1年〜2年に1回で、植え替えをする時期は4月~6月と9~10月頃
  • トックリランの剪定は傷んだ葉っぱを根元から剪定するだけでOK
  • トックリランを大きくする方法は「株分け」・「挿し木」・「葉挿し」がある
ぜひこの記事を参考に、珍しい形で人気のトックリランを楽しく健康的に栽培してみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。"