ドラセナ・フラグランスの育て方を解説!特徴からトラブルの対処法まで

ドラセナ・フラグランスの育て方を解説!特徴からトラブルの対処法まで
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目次

幹が直立する性質を持つ爽やかで存在感のある観葉植物ドラセナ・フラグランス幸福の木とも呼ばれるドラセナ・フラグランスは、部屋のインテリアとしても人気の観葉植物です。しかし植物の名前だけ聞いてもいまいちピンとくる植物ではありませんよね。 そこで本記事ではドラセナ・フラグランスの特徴や育て方について以下の通り詳しく解説していきます。
  • ドラセナ・フラグランスとはどんな植物なのか
  • ドラセナ・フラグランスの育て方
  • ドラセナ・フラグランスがある程度成長したらすること
  • ドラセナ・フラグランスによくあるトラブルや対処法
ドラセナ・フラグランスはとても育てやすい植物です。 これから部屋に観葉植物を飾ろうと考えている方は、本記事を読んでドラセナ・フラグランスを育ててみてください。

ドラセナ・フラグランスとは?

ドラセナ・フラグランスは見た目が特徴的な植物です。インパクトのあるインテリアにぴったりな観葉植物になります。ドラセナ・フラグランスにはどのような特徴があるのか詳しく解説していきますのでご覧ください。

キジカクシ科リュウケツジュ属の観葉植物である

ドラセナ・フラグランスは熱帯アフリカや熱帯アジアが原産のキジカクシ科リュウケツジュ属に分類される観葉植物です。ドラセナ・フラグランスの園芸品種は多く、葉っぱの形や模様、太さや色など同じ品種でも特徴はさまざまなものがあります。 その中でもドラセナ・マッサンゲアナは太い幹をもち、『玄関に飾ると幸せが舞い込む』という言い伝えがあることから別名幸せの木と呼ばれている植物です。

細い葉が特徴的な種類

ドラセナ・フラグランスは共通して細い葉っぱが特徴的な種類です。葉っぱの形や模様、大きさなど異なり、さまざまな品種があります。よくドラセナ・フラグランスはコルディリネ属の植物と間違えられやすく、コルディリネ属は根が太く多肉質な植物で、ドラセナは根が橙色か黄色の植物です。種類の判別は根を見て区別しましょう。

5〜10年に一度白い花を咲かす

ドラセナ・フラグランスは5年から10年に1度白い小さな花を咲かせます。小さな花がまとまって咲く姿は可愛らしく、小さな花からとてもいいにおいがすることから「フラグランス(香り)」の名前が付きました。しかし室内で育てるとなるとなかなか花を咲かすことができません。花が咲き楽しめたらそれだけでとても幸福な気持ちになれることでしょう。

ドラセナ・フラグランスの花言葉

ドラセナ・フラグランスには花言葉があり、とても魅力的なものばかりです。ドラセナ・フラグランスの全体の花言葉は幸福になり、品種によっては隠しきれない幸福」「幸福な恋」「開運」「長寿といった花言葉があります。飾るだけでとても幸せになれそうな素敵な花言葉ばかりですので、インテリアとして飾りたくなる植物です。

ドラセナ・フラグランスの風水

ドラセナ・フラグランスの鋭く尖った葉は魔除け邪気払いなどの効果があるといわれています。そのためさまざまな運気の出入り口である玄関に飾ると、悪い運気を払ってくれる効果が期待できるでしょう。

ドラセナ・フラグランスの育て方【置き場所】

ドラセナ・フラグランスは熱帯アフリカやアジアを中心に自生している植物のため、育てることに適した栽培環境があります。まずは育てるために良い環境の置き場所を詳しく解説していきますのでご覧ください。

適度に日当たりの良い場所に置く

ドラセナ・フラグランスは日当たりの良い場所を好みます。日の光が届かないような暗めの場所で育てると葉の色つやが悪くなったり、枝や茎が弱々しくなる原因です。屋外なら太陽の光を当てて育てて、屋内なら窓際などの直射日光が当たらない日当たりの良い場所において育ててください。

直射日光に当たると葉焼けの原因に

夏場のように日差しが強い時期に直射日光に当てながら育てると、葉焼けを起こし葉っぱが日焼けしたような色になり枯れてしまいます。屋内で育てるときにはレースカーテンごしの日の光が届くような場所において育ててください。

耐寒性がないため10度以上の暖かい室内で管理

ドラセナ・フラグランスは耐寒性がないため、冬は10℃以上の暖かい室内で植物を管理してください。窓際で育てていると外気の影響を受けやすいため、窓際の温度が10℃以下になっているかもしれません。朝や晩が冷え込みやすい秋や冬は窓から少し離して管理するか、鉢の周りを段ボールなどで覆って冷気の影響を受けないように工夫をしましょう。

ドラセナ・フラグランスの育て方【水やり】

次は水やりの仕方です。どのような植物にも生育期と休眠期があり、季節によって水やりの頻度は変わります。ドラセナ・フラグランスも季節によって水やりの頻度を変えて水を与えた方がいいため、水やりの方法について解説していきますのでご覧ください。

季節に合わせて水やりの頻度を変える

ドラセナ・フラグランスは生育期が4月から10月になり、10月以降は休眠期に入ります。4月から10月の春から秋にかけては水やりの頻度を比較的多くして、10月以降の冬は水やりの頻度を比較的少なくして水を与えてください。

春〜秋:土の表面が乾いたらたっぷりと

ドラセナ・フラグランスが生育期に入ると水をよく吸うため、土の表面が乾いたら水が鉢の底からあふれ出るくらいにたっぷりと水を与えましょう。気温が高い夏は特に水分を多く必要とするため、毎日水を与えてください。

冬場:土の表面が乾いて数日経ってから

冬場は植物の成長が緩やかになり、休眠期に入っていきます。暖かい室内でやや乾燥気味に管理し、気温が低くなるにつれて水やりの頻度を少なくしましょう。冬場は土の表面が乾いてても2日から3日たってから水を与えてください

夏場の日中に水やりするのは避けよう

夏場の日中に水やりを行えば、かけた水の温度が時間がたつほど高くなっていきます。植物に高い温度の水を与えると草木や土の微生物なども死んでしまう可能性も上がるでしょう。気温が高い夏場の日中に水を与えると熱湯をあげているようなものと同じになります。そうならないために気温が高い日中の水やりは避け、朝方や夕方に水を与えてください。

ドラセナ・フラグランスの育て方【土・肥料】

最後に良い環境で育てる方法として土や肥料についてご紹介いたします。土や肥料も工夫して育てることによって植物が元気よく育ってくれるため参考にしてください。

水はけの良い用土で育てる

ドラセナ・フラグランスは水はけの良い土を好むため、市販の観葉植物用の土でも育ちます。ご自分で配合する場合は腐葉土と赤玉土(小粒)を3対7の比率で配合してください。水はけが悪いと根腐れなどを引き起こし枯れることがあるため、必ず水はけの良い土を用意して育てていきましょう。

生育期にのみ、2ヶ月に1回緩効性肥料を与える

ドラセナ・フラグランスの生育期に入るとたくさんの栄養が必要になります。生育期にあたる4月から10月(春から秋)の間は、約2か月に1回くらいの頻度で緩効性肥料を与えてください。成長が緩やかになる冬場に肥料を与えてしまうと肥料やけを起こし、土の中の肥料の濃度が濃くなり根っこの水分が奪われ枯れてしまいます。生育期にあたる春から秋にかけて肥料を与えてください。

2週間に1度の液体肥料でも良い

緩効性肥料が用意できなければ液体肥料でも元気に育ちます。緩効性肥料とは与える頻度が違い、2週間に1回のペースで液体肥料をドラセナ・フラグランスに与えましょう。決められた量を守って植物に与えればどのような植物でも元気に育っていきます。

【成長したらすること】ドラセナ・フラグランスの剪定

ドラセナ・フラグランスは何もせずに放置していると、上へどんどん成長していきます。インテリアとして飾っていると大きくなりすぎて置き場所に困ったり、病気や害虫被害も発生しやすくなってしまうでしょう。そのようなことにならないために綺麗な形で管理していくことが大切です。植物の綺麗な形を保つための剪定方法についてご紹介いたします。

剪定をする時期は5〜9月の成育期

ドラセナ・フラグランスを剪定するときは比較的気温も安定してくる5月から9月の生育期に行いましょう。生育期に剪定を行えば失敗したとしてもすぐに伸び、よほどのことがない限り枯れることはありません。剪定をするときには園芸用のハサミやナイフを使って、しっかりと行ってください。

枝が伸びすぎたら、切り戻し剪定を

ドラセナ・フラグランスの枝が伸びすぎたら、切り戻し剪定を行い形を整えましょう。健康な幹であればどこを切り落としてもすぐ下から葉を出して成長していきます。切り戻しを行うと新しい新芽を再生することができるため、成長しすぎだと感じた部分は切り戻し剪定を行って整えながら植物の形を調整していきましょう。

剪定した後は切り口に保護剤を塗る

剪定したあとは切り口に保護材を塗ってください。保護材を塗ることで病気や害虫被害から守ってくれます。また直射日光を避けて風通しの良い日の当たる場所に置いて管理することで、よりすくすくと育っていってくれるでしょう。

【成長したらすること】ドラセナ・フラグランスの植え替え

ドラセナ・フラグランスはどんどん上に伸びて成長していくため、成長していくたびに植え替えをしなければ、根詰まりが発生してしまい育たなくなり枯れてしまいます。そうならないためにも植え替えは必要です。ドラセナ・フラグランスの植え替え方法について解説していきますのでご覧ください。

2〜3年に一度、植え替えをする

ドラセナ・フラグランスは根にダメージがあるとすぐに葉に表れます。日の光は十分に当たっているのに葉の先端が茶色くなったり、下に垂れることがあったら根詰まりの可能性が高いです。そのようなことが起こるのがだいたい2年か3年くらいになるため、2年か3年くらいの頻度で植え替えを行いましょう。植物をよく観察して植え替えの必要があるのか判断して行ってください。

冬場を避け、生育期に植え替えをする

植え替えは生育が緩やかになる冬場にすると、根が傷つき枯れる可能性があります。そのため根が傷ついてもすぐ成長する生育期に植え替えを行いましょう。

植え替えに用意するもの

植え替えに必要な道具は以下の通りです。
  • 植え替えるための新しい鉢
  • 水はけの良い土
  • 軽石
  • 鉢底ネット
  • 針金
  • 木づちやピンセット
  • ハサミ
  • 新聞紙またはビニールシート
これらの道具をそろえて植え替えを行いましょう。

植え替え手順

植え替えの簡単な手順をご紹介いたします。
  1. 新聞紙またはビニールシートを広げ、用意した新しい鉢の鉢底に鉢底ネットを被せ軽石を入れます。
  2. 鉢に1/3程度の土を入れます。
  3. 古い鉢からドラセナ・フラグランスを抜いて、指やピンセットなどで根についている土を約1/3から1/2ほぐしながら落としていきます。(鉢から抜くときに根がなかなか抜けない場合は木づちを使って鉢のふちをたたいて抜いてください。)
  4. 黒ずんだ根や腐った根などはハサミを使って切り落としましょう。
  5. 鉢の真ん中にドラセナ・フラグランスをを置き、土を鉢のふちから下2cmから3cmあたりまで入れてください。
  6. 最後に水をたくさん与えれば、植え替えの完成です。
植え替え後は明るい日陰で管理し、土が完全に乾いてから水やりを行いましょう。肥料も新しい根が出始めたことが確認できたら与えてください。

ドラセナ・フラグランスの増やし方

ドラセナ・フラグランスをもう一つ欲しいとなった時に増やすことは可能です。ドラセナ・フラグランスを増やす方法についてご紹介いたしますのでご覧ください。

挿し木か取り木で増やせる

ドラセナ・フラグランスは挿し木か取り木で増やすことが可能です。どちらも剪定時期と同じように気温が安定してきた時期の5月から7月の生育期が最適な時期になります。最適な時期に挿し木や取り木を行いドラセナ・フラグランスを増やしていきましょう。

ドラセナ・フラグランスの挿し木の手順

挿し木の簡単な手順は以下の通りです。
  1. 新芽のついている枝を先端より約10cmから15cmの位置で切り取ります。
  2. 切り口の部分を斜めにカットし、枝の先端の葉を3枚から4枚ほど残し、それ以外は切り落とします。
  3. 残した葉を半分の大きさに切ります。
  4. 枝の切り口を水に数時間浸します。
  5. 用意した小さな鉢に土を約8割入れて、鉢の中心部分に割りばしや指などで穴をあけます。
  6. 土に挿し穂を挿し、土が乾燥しないように水やりをして日陰で管理しましょう。
  7. 約1か月経過したら植え替えの時と同じように一回り大きな鉢へ移し替えて完成です。

ドラセナ・フラグランスの取り木の手順

取り木の簡単な手順は以下の通りです。
  1. 幹の中で根を出したい部分を決め、約2cmから3cmの幅で環状剥皮してその上から水ごけで巻きます。
  2. ビニールシートや袋などを被せ、ひもで上下を固定します。(上は軽く、下は少しきつめに結ぶ)
  3. 水やりは水ごけを乾燥させないように気を付けながら、ビニールシートまたは袋の隙間から与えるといいでしょう。
  4. 外側から見ていて根が十分出ていたら親から切り離して鉢に植え替えましょう。
  5. 鉢に植え替えたら明るい日陰で育てて、その後に日当たりの良い場所に移動させて完成です。

ドラセナ・フラグランスのよくあるトラブルと対処法a

ドラセナ・フラグランスを育てるうえでよくあるトラブルがあります。よくあるトラブルとトラブルの対処法をご紹介いたしますのでご覧ください。

ドラセナ・フラグランスの葉っぱが枯れる

ドラセナ・フラグランスの葉っぱの葉先の一部が茶色く枯れていることがあります。葉先が茶色く枯れた原因は3つ考えられ、その原因の対処法を解説いたしますのでご覧ください。

日照不足=日当たりの良い場所に移動する

ドラセナ・フラグランスは日の光を好む植物です。あまり日の光が当たらない日陰や暗い場所で育てると日照不足で葉がしおれて枯れてしまいます。そのような場合は日当たりの良い場所に移動して日の光を十分に当てましょう

根詰まり=大きい鉢に植え替える

植物が大きく成長すればするほど、根も大きく成長します。土の中で根が詰まり栄養や水分がうまく全体に回らなくなり、水不足や栄養不足につながることもあるため注意して観察してください。根詰まりを起こしたら植物の大きさに見合った鉢に植え替えてのびのびと成長させることで、元気よく育っていきます。

根腐れ=腐れた部分をカットし、新しい土に交換する

ドラセナ・フラグランスの生育期だからといって水を与えすぎると、容量を超えてしまい根腐れが起こります。根腐れが起こったら腐った部分をカットし、新しい水はけの良い土に交換して育てていきましょう

ドラセナ・フラグランスの葉が垂れる

ドラセナ・フラグランスは上にどんどん成長していく植物のため、葉が垂れるということは植物に異常が起こっている証拠です。葉が垂れる原因と対処法について解説していきますのでご覧ください。

水不足=たっぷりと水を与える

葉に十分な水分がいきわたっていないため水不足になり、植物の元気がなく葉が垂れ下がってしまう現象が起こります。そのようなときはすぐにでも水をたっぷりと与えましょう。植物の水の適切な量を十分に与えたら元気に育っていきます。

急激な環境変化=いきなり日の当たる場所に移動しない

ドラセナ・フラグランスは急激な環境変化に弱い植物です。急に環境が違うところに移動すると植物がびっくりして葉の水分が抜けて脱水症状のような状態になってしまいます。そうならないために環境を急に変えるのではなく、似たような環境の場所に移動させたり、移動させた場所で移動する前のような環境に近づけ、注意しながら徐々に新しい環境に慣れさせて育てていきましょう。

【まとめ】ドラセナ・フラグランスの育て方を解説!特徴からトラブルの対処法まで

いかがでしたでしょうか。今回はドラセナ・フラグランスの特徴や育て方などさまざまなことについて解説してきました。 本記事のポイントは以下の通りです。
  • ドラセナ・フラグランスは細い葉が特徴的で、かわいらしい白く小さな花を咲かせる植物
  • 直射日光が当たらない日当たりが良い場所で、季節によって水やりの頻度を変える
  • ドラセナ・フラグランスが成長してからは剪定や植え替えをしてきれいに管理する
  • 葉が枯れる原因や葉が垂れる原因もドラセナ・フラグランスの特性を考えれば対処する
ドラセナ・フラグランスはまっすぐ上に成長する細い葉っぱが特徴的な植物です。花言葉や風水の意味も良いものばかりなので家に飾るインテリアには最適な植物になります。これから家に観葉植物を飾りたいと考えている方は、本記事を参考にしてドラセナ・フラグランスを栽培してみてはいかがでしょうか。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。