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100均で買えるサボテン4選!購入した後に大きくさせる方法を解説

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昔から育てやすい観葉植物として知られているサボテンですが、ここ最近では100均ショップで豊富に取り揃えられているのをご存知でしょうか。寄せ植えなどでも人気が高まり、おしゃれなアイテムとして取り扱われているんです。

そこで今回は、

  • サボテンとはそもそもどんな植物?
  • 100均でサボテンを選ぶ際のコツ
  • 100均のサボテンのおすすめ品種
  • 100均で購入した後は?
  • サボテンを大きくするためには
  • サボテンの育て方
  • おすすめの育て方「水耕栽培」について

以上の内容をご紹介していきます。

この記事を読んで、楽しいサボテンライフを満喫してみてください。

目次
  1. サボテンは100均で販売されている?
    1. セリアやダイソーなど多くの100均で販売されている
    2. 100均でも種類が豊富に取り揃えられている
  2. そもそもサボテンはどんな観葉植物?
    1. サボテンの基本情報
    2. サボテンの花言葉
    3. サボテンの風水効果:【魔よけ】【邪気払い】
  3. 100均でサボテンを購入する際の選び方のポイント
    1. ①形が歪んでいないきれいなものか
    2. ②変色していないか
    3. ③しおれていないか
    4. ④ハリのあるものか
    5. ⑤害虫がついていないか
  4. 100均サボテンのおすすめ品種
    1. ミニサボテン:コンパクトなサイズで可愛らしい
    2. ウチワサボテン:丈夫で育てやすい
    3. マミラリア:丸い形とふさふさの柔らかいトゲが特徴
    4. 竜神木:100均ではレアな品種
  5. 100均で買ったサボテンはそのまま育てられる?
    1. 買ったままでも育てられる
    2. 100均の観葉植物用の土は虫が発生するという情報も
    3. 大きく育てたい場合は購入後に植え替えるとよい
  6. 100均のサボテンを大きく成長させる育て方
    1. 育て方や品種によっては巨大化することもある
    2. 植え替えを行う
    3. 日当たりの良い場所で育てる
    4. 水やりのポイント
    5. 肥料を与える
    6. 害虫対策
  7. 100均のサボテンは水耕栽培でも育てられる!
    1. そもそも水耕栽培とは?
    2. 水耕栽培のメリット
    3. サボテンの水栽培での育て方
  8. 100均で買えるサボテン4選!購入した後に大きくさせる方法を解説のまとめ

サボテンは100均で販売されている?

最近、サボテンを手軽に手に入れる方法が注目を集めています。その方法とは、100均でサボテンの販売が行われているんです。これまで園芸店やホームセンターでしか入手できなかったサボテンが、100均でも手に入るということは、多くの人にとって喜ばしいニュースと言えるでしょう。

セリアやダイソーなど多くの100均で販売されている

最近のセリアやダイソーなどの100均では、多彩な品種やサイズのサボテンが並んでおり、初心者から熟練の植物愛好家まで、幅広いニーズに応えています。もしサボテンを手に入れて育ててみたいと思っているなら、ぜひ近くの100均店舗に足を運んでみてください。驚くほどリーズナブルな価格で、緑の癒しを手に入れることができますよ。

100均でも種類が豊富に取り揃えられている

100均店舗では、豊富な品種や特徴を持つサボテンが並んでいます。小型のボール型やロング型のサボテンから、変わった形状や模様を持つ個性的なサボテンまで、目を引くバラエティーに富んだ品揃えが魅力です。初心者でも育てやすい丈夫な品種から、コレクター心をくすぐる珍しいサボテンまで、さまざまなニーズに応えてくれます。

そもそもサボテンはどんな観葉植物?

独特な姿と丈夫さで人気を集めるサボテンは、観葉植物の中でも一風変わった存在です。サボテンは、多肉植物の一種であり、乾燥した環境に適応して生育する特性を持っています。その特徴的な外見は、棘や突起物を持つことが一般的であり、さまざまな形状やサイズを展示します。また、一部の種類は鮮やかな花を咲かせることでも知られています。

サボテンの基本情報

サボテンは初心者にも育てやすい植物として知られており、室内や屋外の様々な環境で育てることができます。さまざまな品種やサイズが存在し、個性的なデザインのインテリアとしても人気です。そんなサボテンの魅力に迫る前に、サボテンという植物について学んでいきましょう。

南北アメリカなどが原産のサボテン科の多肉植物

サボテンは南北アメリカが原産である植物であり、葉の一枚一枚が肉厚な多肉植物に分類されるサボテン科の植物です。サボテン科に属するこれらの植物は、主に砂漠や乾燥地帯で育つことが特徴です。そのため、高温や乾燥に対する耐性が非常に高く、水分を蓄えることができる肉厚の葉や茎を持っています。この特性により、長い間水やりをしなくても生き延びることができるのです。

比較的育てやすい観葉植物

サボテンは比較的育てやすい観葉植物の一つです。その特徴的な外観や乾燥に強い性質から、初心者でも手入れしやすく、育てやすい植物として知られています。ただし、適切な栽培環境や水やりの管理が必要です。また、種類によっては特定の育成条件が必要な場合もあります。個々のサボテンの特性を理解し、適切なケアを行うことで、美しいサボテンを楽しむことができます。

サボテンの花言葉

花言葉には、その花や植物が持つ象徴的な意味やメッセージが込められています。サボテンは、その独特な姿と強靭な生命力から、さまざまな花言葉が与えられています。

花言葉を通じて、サボテンが持つ魅力的なメッセージを知ることで、さらにその存在を愛おしく感じることができるでしょう。ぜひ、サボテンの花言葉に触れながら、その魅力に浸ってみてください。

枯れない愛

サボテンには「枯れない愛」という美しい花言葉が与えられています。この花言葉は、サボテンが乾燥や過酷な環境においても生命力を持ち続け、枯れずに生き抜く様子に由来しています。その強靭な生命力と忍耐力は、愛や絆にも通じるものとされています。サボテンの花が咲く姿は、時間や困難を乗り越えながらも美しく存在し続けることの象徴となります。

情熱

サボテンには「情熱」という花言葉があります。この花言葉は、サボテンの鮮やかな花や独特な姿から、情熱や燃えるようなエネルギーを表現しています。サボテンの花は、時に赤やオレンジ、ピンクなどの鮮やかな色彩で咲き誇り、その華やかさはまるで炎のような情熱を感じさせます。

この花言葉は、熱意や情熱を持ち、心からの思いやりや愛情を表現するために使われます。サボテンの花は、乾燥した環境や厳しい条件下でも美しく咲き、その情熱を持ち続ける姿勢は、困難に立ち向かう強い意志と結びついています。

燃える心

サボテンには「燃える心」という花言葉があります。この花言葉は、サボテンが乾燥した環境や過酷な条件下で生き続ける姿から由来しています。サボテンは燃えるような情熱を持ち、強い意志と共に心からの生命力を示す存在です。その独特な姿と鮮やかな花は、まるで内なる炎が燃え上がっているかのように見えます。

この花言葉は、情熱的な心や燃えるような意欲を表現し、夢や目標に向かって努力し続ける人々を称えるために使われます。

サボテンの風水効果:【魔よけ】【邪気払い】

サボテンは、風水においても特別な効果を持つとされています。その中でも、二つの重要な効果が知られています。それは「魔よけ」と「邪気払い」です。

まず、サボテンは「魔よけ」の効果を持っているとされています。その鮮やかな姿とトゲのある外観が、邪悪なエネルギーや悪霊から身を守る力を持つと考えられています。魔除けの効果により、家やオフィスにサボテンを置くことで、周囲の環境を浄化し、悪い運気やネガティブなエネルギーから身を守るとされています。

また、サボテンは「邪気払い」の効果もあるとされています。邪気とは、周囲に溜まった悪いエネルギーやマイナスの気を指し、それを浄化し、バランスを回復する力を持つとされています。サボテンが邪気を払い、ポジティブなエネルギーを引き寄せると言われています。

100均でサボテンを購入する際の選び方のポイント

続いては、100均でサボテンを購入する際の選び方のポイントをご紹介します。100均で手軽に入手できるサボテンは、観葉植物として人気がありますが、品質や健康状態に注意が必要です。

適切な選び方を知ることで、健康で美しいサボテンを手に入れることができます。サボテンを購入する際のポイントを押さえて、100均で理想のサボテンを見つけましょう。

①形が歪んでいないきれいなものか

まず、形が歪んでいないきれいなサボテンを選ぶことが重要です。100均で販売されるサボテンは、個体によって成長や形状が異なることがあります。

選ぶ際には、できるだけ直立していてバランスの取れた形状のサボテンを選ぶことがポイントです。枝や葉が偏った方向に成長していたり、形が歪んでいる場合は、生育状態や健康状態に問題がある可能性があります。

②変色していないか

次に、変色していないかにも注目しましょう。100均で販売されるサボテンは、日光や環境の影響で葉や茎の色が変わっていることがあります。

選ぶ際には、できるだけ均一な色合いを持つサボテンを選ぶことが望ましいです。褪色や斑点が見られる場合は、日光不足や栄養不良などの兆候の可能性があります。

③しおれていないか

サボテンがしおれていないかも確認しましょう。100均で販売されるサボテンは、適切な水やりや管理が行われていない場合、しおれた状態になることがあります。サボテンを選ぶ際には、茎や葉がしっかりとプランプな状態であり、元気な印象を持つものを選びましょう。

茎がくぼんでいたり、葉がしおれていたりする場合は、栄養や水分の不足を示している可能性があります。健康なサボテンは、しっかりと水分を蓄えているため、ふっくらとした姿勢を保ちます。

④ハリのあるものか

さらに、ハリのあるサボテンを選ぶことも大切です。100均で販売されるサボテンは、葉や茎の触り心地が異なる場合があります。サボテンを選ぶ際には、できるだけ触ってみて、ハリや弾力があるかを確認しましょう。

健康なサボテンは、しっかりと水分を蓄えているため、触ったときにハリが感じられます。一方で、弱々しい触り心地や柔らかさがある場合は、水分不足や栄養不良が考えられます。

⑤害虫がついていないか

最後に、害虫がついていないかも確認しましょう。100均で販売されるサボテンは、時に害虫の被害を受けることがあります。サボテンを選ぶ際には、葉や茎の表面をよく観察しましょう。

虫の存在や被害痕が見られる場合は、他の健康なサボテンを選ぶことをおすすめします。害虫がついたままのサボテンを購入してしまうと、他の植物にも害虫が広がる可能性があります。

100均サボテンのおすすめ品種

100均で手軽に入手できるサボテンの中から、おすすめの品種をご紹介します。これらの品種は美しい姿や育てやすさで人気があり、初心者からベテランまで幅広い方におすすめです。100均で手に入るお得な価格で、楽しいサボテンライフを始めましょう。

ミニサボテン:コンパクトなサイズで可愛らしい

ミニサボテンは、コンパクトなサイズでありながら、その可愛らしさで人気を集めています。100均で手に入るミニサボテンは、デスクや窓辺などの狭いスペースでも手軽に楽しむことができます。その小さなサイズながら、独特の形状や鮮やかな色合いを持ち、インテリアやディスプレイに魅力を加えてくれます。

初心者でも育てやすく、少ない手間で長く楽しめるため、ミニサボテンはおすすめの品種です。

ウチワサボテン:丈夫で育てやすい

ウチワサボテンは、その丈夫さと育てやすさで知られています。100均で手に入るウチワサボテンは、初心者でも安心して育てることができます。この品種は、乾燥に強く、水やりの頻度を抑えても元気に育つ特徴があります

また、日光を好み、明るい場所での栽培が適しています。ウチワサボテンの葉は独特の形状をしており、名前の通りうちわのような形をしています。丈夫で育てやすいウチワサボテンは、初めてのサボテン栽培に最適な品種です。

マミラリア:丸い形とふさふさの柔らかいトゲが特徴

マミラリアは、その丸い形とふさふさの柔らかいトゲが特徴的なサボテンです。100均で手に入るマミラリアは、その個性的な外見と魅力的な姿で人気を集めています。特に、その柔らかいトゲは無害で触り心地が良く、安心して扱うことができます。

マミラリアは乾燥にも強く、水やりの回数を減らしても元気に育つことができます。その鮮やかなグリーンの色合いと丸いフォルムは、室内のディスプレイやサボテンコレクションに魅力的なアクセントを与えてくれます。

竜神木:100均ではレアな品種

竜神木は、100均ではレアな品種として知られています。その美しい姿と独特の葉の模様が魅力であり、サボテン愛好家の間で高い人気を誇っています。竜神木は、特に緑色の鱗状の葉が特徴であり、まるで名前の通りドラゴンの皮のような模様が広がります。その美しい外観と希少性から、コレクションの1つとして人々に喜ばれています。

100均で買ったサボテンはそのまま育てられる?

100均で手に入れたサボテンは、そのまま育てることができるのでしょうか?買ってそのままインテリアとして飾ることができれば、かなり気楽に観葉植物ライフを楽しむことができるようになります。そこでここでは、100均で買ったサボテンの育て方についてご紹介していきます。

買ったままでも育てられる

100均で購入したサボテンは、そのままでも簡単に育てることができます。これらのサボテンは、店頭で販売される際に、基本的な育成条件が整えられています。適切な土壌や鉢、水やりの頻度などが考慮され、初心者でも手軽に始めることができるようになっているのでありがたいですね。

100均の観葉植物用の土は虫が発生するという情報も

100均で販売される観葉植物用の土には、虫が発生する可能性があるという情報もあります。これは、土壌が自然な状態で提供されるため、微小な昆虫やその卵が含まれていることが原因です。

虫の発生を予防するためには、購入した土を使用する前に、微小な虫や卵を除去するために乾燥させることをおすすめします。また、定期的な土の交換や鉢の清掃を行い、環境を清潔に保つことも効果的です。

大きく育てたい場合は購入後に植え替えるとよい

もし大きく育てたいと考えている場合は、100均で購入した観葉植物を植え替えることをおすすめします。100均で販売される観葉植物は、小さな鉢や限られた土壌容量で育てられています。

しかし、成長に伴って根が広がり、十分なスペースを確保する必要があります。植え替えによって、観葉植物により大きな鉢や適切な土壌を与えることができます。これにより、根の成長を促進し、健康的な成長をサポートすることができます。

100均のサボテンを大きく成長させる育て方

100均のサボテンを大きくするためには、少し工夫が必要です。せっかく購入したのであれば、元気に大きくなって欲しいですよね。そのためには、ここでご紹介する方法を試してみてください。忍耐と継続的なケアを通じて、健康で美しいサボテンを育ててみてください。

育て方や品種によっては巨大化することもある

サボテンの育て方や品種によっては、驚くほど巨大化することもあります。一部のサボテンは成長に伴って大きなサイズに成長するため、十分なスペースを確保する必要があります。適切な環境とケアを提供し、サボテンの成長を見守りましょう。その結果、圧倒的な大きさに成長するサボテンを楽しむことができるようになります。

植え替えを行う

サボテンを大きく成長させるためには、適切なタイミングでの植え替えが重要です。植え替えによって根の成長を促進し、サボテンの健康的な成長をサポートすることができます。定期的な植え替えを行い、サボテンの成長に合わせた適切な環境を整えてあげましょう。

鉢から取り出したサボテンを4~5日乾燥させる

サボテンを植え替える際には、鉢から取り出した後に一定の時間、乾燥させるようにしましょう。この乾燥期間によって、サボテンの根が傷ついたり腐敗した部分が回復する時間を与えることができます。鉢から取り出したサボテンを4~5日間、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置き、根や茎の切り口がしっかりと乾燥するようにします。この期間中は水やりを控え、サボテンが自然なペースで水分を蒸発させることができる状態を作り出しましょう。

サボテン用の土を入れた一回り大きな鉢に植え替える

サボテンを大きく成長させるためには、適切なサイズの鉢に植え替えることが重要です。100均で購入したサボテンを大きく育てたい場合は、一回り大きな鉢に植え替えるようにしましょう。植え替え後は適切なケアを続け、サボテンが理想的な環境で成長できるようにしましょう。

自作する場合は鹿沼土2:赤玉土2:軽石1の割合で配合する

サボテンの自作土を作成する場合、配合は鹿沼土2:赤玉土2:軽石1の割合です。これは、サボテンの根の適切な排水性と通気性を確保しながら、適切な栄養素を供給するためのバランスの取れた組み合わせです。鹿沼土は、水はけがよく保水性に優れているため、根の腐敗を防ぎます。赤玉土は通気性があり、水分を適切に保持しつつも根を窒息させず、植物の成長に必要な養分を提供します。軽石は、土の中に空気や水の通り道を作り、根を健康に保つために重要です。

植え替え後1~2週間は水やりを控えて直射日光が当たらない所に置く

サボテンを植え替えた後の1〜2週間は、適切なケアが重要です。植え替え後のサボテンは根を回復させるために休息が必要であり、以下のポイントに留意することが育成成功の鍵となります。

  1. 水やりを控える: 植え替え直後のサボテンは水を十分に貯蔵しているため、水やりは控えめにしましょう。土が完全に乾いてから軽く水やりを行い、過剰な水分を避けます。根が傷ついている場合は特に、水やりを控えることで根の回復を助けることができます。
  2. 日光の遮蔽: 植え替え後のサボテンは根の負担を受けているため、直射日光にさらすと葉焼けやストレスを引き起こす可能性があります。そのため、直射日光が当たらない明るい場所に置くか、遮光ネットなどを使用して間接光にするようにしましょう。

日当たりの良い場所で育てる

サボテンを健康に育てるためには、十分な日光を受けることが重要です。日当たりの良い場所での栽培はサボテンの成長にとって理想的です。サボテンは自然界で乾燥した環境で生育するため、十分な光合成を行うためには直射日光が必要です。日当たりの良い窓辺やベランダなど、直射日光が十分に当たる場所が適しています。

雨や霜の当たらない5~40℃の場所なら室内でも屋外でも育てられる

サボテンは非常に頑健な植物であり、適切な環境条件下では室内でも屋外でも育てることができます。サボテンを育てるためには、以下の条件を満たす場所を選ぶことが重要です。

  1. 雨や霜の当たらない場所: サボテンは乾燥した環境を好みますので、雨や霜が直接当たらない場所が理想的です。屋外での栽培の場合は、雨が降った後に十分に乾かすことが必要です。
  2. 温度の範囲: サボテンは比較的広い温度範囲で育つことができますが、一般的には5〜40℃の範囲が適しています。寒冷地や極端な気温の変動がある地域では、冬季には室内に移動させるなどの対策が必要です。

4~9月頃はレースのカーテン越しの日光が当たるくらい

サボテンの育成において、4〜9月頃の期間は特に注意が必要です。この時期、サボテンは十分な日光を必要としますが、直射日光にさらすことで葉焼けやストレスを引き起こす可能性もあります。そのため、日光を調節するためにレースのカーテンを使用することが有効です。

10~3月は日光がよく当たる場所に置く

10〜3月の期間は、サボテンの育成において日光の重要性が高まります。この時期は日照時間が短くなるため、サボテンにはより多くの光が必要です。そのため、サボテンを日光がよく当たる場所に置くことがおすすめです。日光がよく当たる場所にサボテンを配置することで、充分な光合成が行われます。窓辺やベランダ、庭など、直射日光が確保される場所が適しています。サボテンは自然光を受けることで健康的に成長し、美しい姿を保つことができます。

日当たりの悪い部屋に置く場合は植物用のLED等を活用するとよい

日当たりの悪い部屋にサボテンを置く場合、植物用のLED照明などを活用することがおすすめです。日光が不足する環境では、光合成がうまく行われず、サボテンの成長に影響を及ぼす可能性があります。そこで、人工光源を使用して十分な光を供給することが重要です。

植物用のLED照明は、必要なスペクトルと光量を提供することができます。日光に近いスペクトルを放射するため、光合成効率を高め、サボテンの成長をサポートします。LED照明はエネルギー効率も高く、長寿命なため、経済的で持続可能な光源として人気があります。

水やりのポイント

サボテンの水やりは適切なタイミングと量が重要です。水やりのポイントを押さえることで、サボテンを健康的に育てることができます。サボテンは多肉植物であり、乾燥に強い特徴があります。そのため、水やりは控えめに行う必要があります。過剰な水やりは根腐れや病気の原因になることがありますので注意が必要です。

春と秋は土が乾いたら水をやる

春と秋は気温が比較的穏やかで、湿度も適度なため、サボテンの水分管理が比較的容易です。土が完全に乾いてから水を与えることで、サボテンの根が水を吸収しやすくなります。水やりのタイミングは個々のサボテンや環境によって異なる場合もありますので、土の乾燥具合を確認することが重要です。指を土に刺してみて、湿り気を感じない場合や土が乾燥してパキッと音がする場合は、水をやるタイミングです。

夏と冬はほぼ水やりをせず、土が乾いていたら朝か夕方に与える

夏と冬は、サボテンの水やりのポイントはほぼ水やりをせず、土が乾いていたら朝か夕方に水を与えることです。これらの季節はサボテンの成長が緩慢な時期であり、水分を吸収しにくい傾向があります。

夏は気温が高く湿度も高いため、サボテンの鉢土は比較的湿った状態が続きます。そのため、水やりの頻度を減らし、土が乾いてから水を与えることが重要です。夏の暑い時間帯は水分が蒸発しやすいため、朝か夕方に水を与えることで十分に吸収させることができます。

梅雨は多湿になりやすいため水やりを控える

梅雨の時期は多湿な環境になりやすいため、サボテンの水やりは控えることがポイントです。梅雨は降水量が増え、湿度が高くなるため、サボテンの鉢土は十分に湿った状態が続きます。サボテンは多肉植物であり、水を蓄える能力が高いため、梅雨の時期は過剰な水やりによる根腐れを防ぐために、水やりを控えることが重要です。

梅雨の間は土が湿ったままであることが多いので、通常の水やりスケジュールよりも間隔を広くとるか、水やりの量を減らすようにしましょう。

霧吹きでなくじょうろなどを使って水やりをする

霧吹きではなくじょうろや注ぎ口の細めの容器を使って水やりを行うことがおすすめです。サボテンは多肉植物であり、葉や茎に水を吸い上げる能力が高いため、霧吹きでは水が十分に行き渡らず、根部に十分な水分が供給されないことがあります。じょうろや注ぎ口の細めの容器を使用することで、根部に直接水を注ぐことができます。

肥料を与える

サボテンにとって適切な栄養補給をするためには、定期的な肥料の与え方が重要です。肥料にはサボテン専用のものや多肉植物用の肥料を使用することをおすすめします。肥料を与えるタイミングは、主に成長期の春から夏にかけてです。成長期にはサボテンの栄養摂取が活発に行われるため、肥料を与えることで健康な成長を促すことができます。

成長期の春と秋に月2,3回ほど与える

成長期のサボテンには、春と秋に月に2〜3回ほど肥料を与えることがおすすめです。成長期には植物の栄養摂取が活発に行われるため、適切な栄養補給が必要です。成長期のサボテンには適度な栄養補給が必要ですが、肥料の過剰な使用は逆効果となることもあります。肥料の与えすぎに注意し、肥料のパッケージに記載された適正量を守りましょう。

希釈した液肥を与える

成長期のサボテンに肥料を与える際には、液体肥料を希釈して使用する方法が効果的です。液肥を希釈することで、適切な濃度で栄養を与えることができます。希釈した液肥を与える際には、水やり時に根元にゆっくりと注ぐようにしましょう。液肥を与える際は、鉢土に均等に浸透させるためにゆっくりと注ぐことが大切です。また、液肥を与えた後は通常の水やりを行って余分な肥料成分を洗い流すことも忘れずに行いましょう。

害虫対策

害虫対策は重要なポイントです。害虫の被害を最小限に抑えるためには、適切な対策を講じる必要があります。定期的な観察と予防策の実施、害虫の発見時には適切な駆除方法を選ぶことがポイントです。害虫からサボテンを守り、美しい状態を維持するために、適切な対策を行いましょう。

トゲや葉の間に害虫がつく場合がある

サボテンはトゲや葉の間に害虫がつくことがあるため、定期的な注意と対策が必要です。害虫がトゲや葉の間に隠れることで、被害が目に見えにくくなることもあります。サボテンのトゲや葉の間を細かく確認し、害虫の存在や被害を見逃さないようにしましょう。虫の糞や吸汁跡、異常な黄色や茶色の斑点などが見られる場合は、害虫の可能性があります。

見つけたら観葉植物用の殺虫剤などを使って駆除する

害虫を発見した場合、観葉植物用の殺虫剤を使用して駆除することが1つの対策です。市販の観葉植物用殺虫剤は、害虫に効果的に作用し、駆除することができます。使用する際は、商品の指示や注意書きをよく読み、正しく使いましょう。適切な量を害虫がいる箇所に散布し、しっかりと全体に行き渡るようにします。ただし、周囲の環境や人やペットへの影響に配慮し、安全に取り扱いましょう。

100均のサボテンは水耕栽培でも育てられる!

ダイソーやセリアといった100均で購入したサボテンは、水耕栽培でも育てることができます!

水耕栽培は土を使わずに水中で根を育てる方法で、サボテンの成長を促進する効果があります。水耕栽培では、特別な容器や水耕栽培セットを用意する必要がありません。一般的な容器に水を注ぎ、サボテンの根を浸して育てることができます。水耕栽培は根が直接水中にあるため、栄養分がサボテンに直接供給され、根の成長が活発になります。

そもそも水耕栽培とは?

水耕栽培は、土を使わずに植物を栽培する方法です。通常の植物栽培では土が根の支えとなり、水や養分を保持する役割を果たしますが、水耕栽培ではその代わりに水中で根を育てます。水耕栽培では、根が水中に浸かるか、水を供給する容器の中に吊るされた状態で栽培されます。根は水中で直接水や養分を吸収し、光合成を行って植物が成長します。

土などの固形培地を使わずに植物を育てる方法

水耕栽培では、一般的に水中に浸かった状態で植物を栽培する方法が用いられます。根は水中で酸素と養分を得ながら成長し、光合成によって植物が栄養を得ます。液体中には特殊な液体肥料が添加され、植物に必要な養分が供給されます。

この方法の利点は、まず土や固形培地の代わりに水を使用するため、土壌の問題や病気のリスクが少ないことです。また、養分が液体肥料として均一に供給されるため、植物が必要な栄養を十分に吸収できます。

水栽培やハイドロボールを使った育て方がある

水栽培やハイドロボールを使った育て方は、水耕栽培の一種であり、土を使用せずに植物を栽培する方法です。水栽培やハイドロボールを使った育て方では、植物の根が観察しやすく、根の成長や状態を確認しやすいという利点もあります。また、水の管理や養分の供給を調整しやすいため、栽培環境をより細かくコントロールすることができます。

水耕栽培のメリット

水耕栽培は、効率的な水と養分の供給や病気・害虫のリスク低減などのメリットを持ち、植物の成長を促進する方法です。水耕栽培のメリットを以下にご紹介します。

室内で気軽に栽培できる

水耕栽培は土地や庭の制約がないため、室内の限られたスペースでも植物を栽培することができます。ベランダやキッチン、リビングルームなど、自宅の中で手軽に植物を楽しむことができます。その他にも透明な容器や水槽の中で植物の根が見える状態になります。観賞価値のある植物や美しい根の成長を楽しむことができます。

虫がつきにくい

水耕栽培のメリットの一つは、虫がつきにくいということです。土壌を使用しないため、土中に生息する害虫や土壌病原菌の侵入が少なくなります。水と肥料のみを使用するため、害虫が植物に近づく誘因となる土壌の香りや餌がないため、虫が寄り付きにくい環境が生まれます。

水やりの手間を減らせる

水耕栽培では、水を根が浸かっている容器に供給するため、水の蒸発が少なくなります。また、水耕栽培用の特殊な材料を使用することで、水の保持力を高めることも可能です。

そのため、通常の土壌栽培と比べて、水の補給頻度が低くなります。長期間の水持ちが期待できるため、水やりの手間を減らすことができます。

おしゃれなインテリアになる

水耕栽培は、独特な姿や成長の様子を楽しむことができるため、おしゃれなインテリアとしての魅力があります。インテリアスタイルや好みに合わせて、植物や容器を選んで取り入れてみてください。お部屋に自然の美しさとリラックス感を与えることができるでしょう。

サボテンの水栽培での育て方

続いては、サボテンを水栽培で育てる方法をご紹介します。水栽培は土を使わずに植物を育てる方法であり、サボテンにも適しています。以下では、サボテンの水栽培の基本的な手順を説明します。

水栽培を始める時期は生育期直前の3月~4月がよい

水栽培を始めるのに適した時期は、サボテンの生育期直前の3月から4月です。この時期は植物の成長が活発化し、水栽培に適した状態となります。水栽培を始める際には、サボテンが新たな成長期に入ることを促すため、この時期を選ぶと良いでしょう。

サボテンは1週間ほど水やりせずに乾燥させ、鉢から外す

水栽培でサボテンを育てる場合、植物を1週間ほど水やりせずに乾燥させることが重要です。この期間、サボテンの根が余分な水分を吸い取り、適切な状態に整えられます。その後、鉢からサボテンを外し、根を確認します。健康な根が見られる場合は、水栽培の準備が整っています。

根っこをほぐすように土を落とし、水で洗う

水栽培でサボテンを育てる際には、根っこをほぐすように土を落とし、水で洗う作業が必要です。鉢から取り出したサボテンの根を丁寧に扱いながら、手で軽く土をほぐします。その後、水道の蛇口からゆっくりと水を流しながら、根を洗い清めます。水で洗うことで、古い土や不要な成分を取り除き、根を健康な状態に整えることができます。

根元を2㎝ほど残して消毒した刃物で切る

サボテンが乾いた後に、根元を2㎝ほど残して、消毒した刃物で根を切るましょう。根元を残すことで、新たな根が生えやすくなります。手順としては、消毒した刃物を使用し、根の根元を2㎝ほど切り取ります。この作業によって、古くなった根や傷んだ部分を取り除き、新たな成長を促すことができます。

日の当たらない室内の新聞紙などの上に置き、2~3日乾かす

根を切った後は日の当たらない室内の新聞紙などの上に置き、2~3日間乾燥させましょう。この乾燥の期間によって、切り口の傷がしっかりと乾き、感染症のリスクを減らすことができます。根を切ったサボテンを新聞紙などの上に並べ、直射日光の当たらない場所に置きましょう。

切り口が乾いたら容器に水を入れる

切り口が十分に乾燥したら、水栽培の容器に水を用意します。容器には清潔な水を注ぎましょう。容器の底部に水を満たす程度が適切です。水の量は適度に調整してください。水栽培では、サボテンの根が水中に浸かることで、水分を吸収する仕組みです。

水面あたりにサボテンをセットし、2~3日に1回水換えをする

水換えのタイミングは2~3日に1回程度が目安です。水を取り替える際には、古い水を捨てて新しい水に交換します。この水換えの際には、サボテンの根を傷つけないように注意しましょう。また、水換え時には同時に容器内の汚れや異物も取り除き、清潔な環境を保つことが大切です。

直射日光の当たらない風通しの良い明るい室内で管理

水耕栽培では、直射日光が当たらない環境を選ぶことが重要です。サボテンを水耕栽培で育てる場合、室内の明るい場所を選びましょう。日光が直接当たると、水の蒸発が早まり根や葉が乾燥してしまう可能性があります。風通しの良い室内で管理することで、新陳代謝が活発に行われ、サボテンが健康に成長します

100均で買えるサボテン4選!購入した後に大きくさせる方法を解説のまとめ

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介してきたことは、

  • 最近の100均ショップでは豊富なサボテンが取り揃えられている
  • 100均でサボテンを選ぶときは「形「しおれていないか」「ハリがあるか」「害虫がついていないか」をチェック!
  • 「ミニサボテン」「ウチワサボテン」「マミラリア」「竜神木」がおすすめ品種
  • 購入後に大きくしたいのできれば植え替えをしよう!
  • 日光が大好きなので、日当たりの確保をしよう
  • 春と秋は乾いたら水やりをしよう
  • 肥料を与えるなら成長期である春と秋に与える
  • 丁寧な観察で害虫を予防しよう
  • 水耕栽培での管理がおすすめ
  • 室内管理では水栽培がおすすめ

以上をご紹介してきました。

サボテンは100均で購入できることで、初心者でも始めやすい植物となりました。育てやすい品種でもあるので、生活のちょっとしたスペースに置いてあげるのもおすすめです。ぜひこの記事を参考に、サボテンを取り入れてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。

執筆者Profile

長岡孝樹

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。