ポトス・エンジョイの育て方を紹介!飾り方からトラブルの対処法まで

ポトス・エンジョイの育て方を紹介!飾り方からトラブルの対処法まで
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皆様はポトス・エンジョイという観葉植物をご存知ですか?ポトス・エンジョイと聞くとどこかウキウキする可愛らしい名前ですが、ポトス・エンジョイは観葉植物がお好きの方にはお馴染みのポトスの仲間です。ポトス・エンジョイはインテリアに非常にマッチする人気の観葉植物であすが、育て方においてはなかなか詳しい記事が少ないこともあります。 今回の記事では、そんなポトス・エンジョイのことをより深く知りたい方、ポトス・エンジョイの育て方をより詳しく学びたい方のために、以下の流れで解説していきます。
  • そもそもポトス・エンジョイとは?ポトス・エンジョイの基本的な情報と特徴
  • ポトス・エンジョイの育て方【置き場所】について
  • ポトス・エンジョイの育て方【水やり】について
  • ポトス・エンジョイの育て方【用土・肥料】について
  • ポトス・エンジョイが育ってきたらすること!
  • ポトス・エンジョイの可愛いおしゃれな飾り方を伝授
  • ポトス・エンジョイによくあるトラブルと対処法
  • 斑入りの葉が似ているポトス・エンジョイとステータスの違いを細かく解説!
  • まとめ

最後までご覧いただくことで、ポトス・エンジョイのことがこの記事だけでも十二分に詳しくなれますよ!基本的な育て方をマスターできることはもちろん、最後には良く間違えやすいステータスとの違いまで解説しているので、非常にためになるお話になるでしょう!ぜひ最後までお付き合いください。

関連記事:ポトスの育て方|室内での管理法から水栽培の仕方まで徹底解説

ポトス・エンジョイとはどんな観葉植物?

それでは、まずはポトス・エンジョイがどんな観葉植物なのかについて解説していきます。ポトス・エンジョイとはどんな植物なのか、また花言葉や風水効果には何が期待できるのかについてもお話ししていきます。

ポトス・エンジョイの基本情報

植物名 ポトス・エンジョイ
学名 Epipremnum aureum
英名 Epipremnum aureum
科名/属名 サトイモ科/エピプレナム属
原産地 ヨーロッパ
ポトス・エンジョイはサトイモ科エピプレナム属のつる性の植物で、学名はEpipremnum aureumです。なんとポトス・エンジョイは大量に生産しやすいポトスを栽培していた時に奇跡的に生まれた品種です。そのため、発見当時はポトス・エンジョイはなかなか多くの販売量を持てなかったことにより一気にポトスの価値が上がり、今では美しいポトス・エンジョイが誰でも購入できるまでに広がっているという面白い歴史のある観葉植物です。

生育速度が遅く、型崩れしにくいのが特徴

ポトス・エンジョイは生育速度が遅く、型崩れしにくいのが特徴です。そのため、一気に大きくしたりといった栽培方法ではなく、ゆっくりと時間をかけて楽しめることでも人気があります。その分、型崩れしにくいので、美しい状態のまま育てることができます。

ポトス・エンジョイの花言葉

ポトス・エンジョイの花言葉は、「永遠の富」「華やかな明るさ」です。非常に縁起がいい花言葉を持つポトス・エンジョイは、たとえば結婚生活をスタートしたばかりの新婚夫婦の方が友人や家族にいれば、花言葉の意味を込めて贈り物やギフトとしてお渡しすると非常に喜ばれるでしょう。

ポトス・エンジョイの風水

ポトス・エンジョイの風水は、「永遠の富」「華やかな明るさ」といった縁起のいい花言葉を持つため、金運や幸福に関する良い知らせが訪れるとも言われています。また、ポトス・エンジョイのハート型の葉っぱは恋愛運の効果も期待できるので、恋をされている友人などにギフトを贈ることで喜ばれること間違いなしです。

ポトス・エンジョイの育て方【置き場所】

それではまずは、ポトス・エンジョイの育て方の中でも、置き場所について解説していきます。初心者の方には良くある、「好きな場所に置いていたらいいでしょ」という考えは、後々のポトス・エンジョイの成長に大きく関わってきますよ。

日当たりが良く風通しの良い環境に置く

ポトス・エンジョイは、日当たりが良く風通しの良い環境に置くとよく育つと覚えておきましょう。元々ポトスは日当たりのいい場所を非常に好む観葉植物なので、日当たりと風通しの良い場所に置いていればぐんぐんとよく成長します。

室内では冷暖房の風が直接当たらない位置に

しかしながら、室内の日当たりが良く風通しの良い環境に置いていたとしても、特に室内では冷暖房の風が直接当たらないような場所で管理することが肝心です。直接風が当たってしまうと一気に弱くなってしまうので注意が必要です。

冬は10度以上の環境に移動させる

それに加えて、ポトス・エンジョイなどのサトイモ科の観葉植物は耐寒性がなく寒さに弱いです。耐寒性とは寒さに耐えるスキルことですが、ポトス・エンジョイはそういった寒さに耐えることが苦手なので、具体的な気温の目安は冬は10度以上の環境に移動させて管理するのがおすすめです。

ポトス・エンジョイの育て方【水やり】

続いては、ポトス・エンジョイの育て方においても肝心な、水やりについて解説していきます。ポトス・エンジョイの水やりのポイントや、どのように水やりを行えばよいかについて具体的な数字もあわせてお話ししていきます。

乾燥に強い観葉植物である

ポトス・エンジョイはそもそも、非常に乾燥に強い観葉植物です。乾燥に強いので、水やりが必要ないのかというとそうではなく、むしろ適切な頻度で水やりをすることで、乾燥に強いという特性を活かすことができます。

土の表面が乾いて2日程度経ってから水やりをする

ポトス・エンジョイの水やりの頻度は、土の表面が乾いて2日程度経ってからしっかりとお水を与えるのがいいいでしょう。土が乾燥しているかどうかは、表面だけではなく少し深いところまで手で土を触ってみて湿っていなければOKです。

冬場は4日程度経ってから水やりを

また、冬場の寒い時期の水やりは、土の表面が乾いて4日程度経ってから水やりをするようにしましょう。乾燥に強いので、夏も冬も頻繁に水やりをしなくていいので、忙しくしている方で特に初心者の方には難しいやり方ではないのでおすすめです。

受け皿の水を捨てることを忘れないように

また、水やりをする際は受け皿に水が出るほどにたっぷりと水やりすると同時に、受け皿の水はその場で処分しましょう。ポトス・エンジョイは丈夫な観葉植物でもありますが、受け皿の水は放置しておくとそこから菌が繁殖したり、水が腐ってしまいそこからまた他に影響が出ることもあるので忘れずに捨てるようにしましょう。

ポトス・エンジョイの育て方【用土・肥料】

お次は、ポトス・エンジョイの育て方において水やりの次に肝心な「用土・肥料」についてお話ししていきます。どんな土を使うとポトス・エンジョイにはいいのか、また肥料はどれくらいの頻度で与えるとベストなのかについてお話ししていきます。

市販の観葉植物用の土で育てられる

ポトス・エンジョイは、園芸用品店などで販売されている市販の観葉植物用の土で十分育てられます。わざわざ園芸店で多くの種類の土を選択して配合したりする必要はなく、むしろ簡単に市販の観葉植物用の土単体で育てるくらいがちょうどポトス・エンジョイには合っています。

2週間に1回程度、液肥を与える

また肥料は、2週間に1回程度液肥を与える程度でOKです!液肥とは液体肥料の略語です。液体肥料のパッケージ裏面などに記載してある適切な希釈をしてあげれば簡単に肥料を与えることができます。

与えすぎによる肥料焼けや根腐れには注意!

しかし、液体肥料の与えすぎによる肥料焼けや根腐れには注意してください。肥料は与えれば与えるだけ育つというわけではなく、適切な頻度や量を守ることでより元気で丈夫なポトスにすることができます。

冬越し中に肥料は与えないようにする

また、冬の冬越し中には肥料は与えないようにしましょう。なぜ冬越し時に肥料を与えないようにするのかというと、冬の時期は単純に成長が緩やかになるため、成長にそこまで多くのエネルギーを必要としないので、そもそも肥料というサポートは必要ないというわけです。

ポトス・エンジョイが育ってきたらすること

続いては、ポトス・エンジョイが育ってきたらするべきことの、剪定と植え替え、そして増やす方法について解説していきます。どれも簡単に実行できるので、一つずつ手順や方法を確認していきましょう。

成長し樹形が崩れてきたら剪定しよう

まずは剪定についてです。ポトス・エンジョイの剪定のタイミングは、成長し樹形が崩れてきたら剪定しましょう。樹形が崩れたり、高さが出過ぎている場合はお部屋のインテリアにも合わなくなってくることもあるので、気になったら定期的に剪定をするのがいいでしょう。

鉢植えしている場合は植え替えも必要

また、ポトス・エンジョイを鉢植えしている場合は植え替えも必要になってきます。鉢植えをしてから2〜3年に一度の頻度で植え替えをするのがおすすめ。植え替え時は冬場を避け、春の5月ごろから秋の10月ごろまでの間で植え替えをするのがいいでしょう。

剪定のタイミングでできる増やし方

それに、ポトス・エンジョイを剪定するタイミングでできる増やし方もあります。剪定はただ高さや樹形を整えるだけではなく、剪定でカットした茎をそのまま再利用し、自分の増やしたい増やし方を指定して以下の方法に挑戦することができます。それでは一つずつ見ていきましょう。

水差し

まずは水差しです。水差しは剪定時に出たつる(茎)をそのままガラス瓶などに水を入れて、そこに挿して発芽させる方法の増やし方です。剪定時のままの茎では水分を吸収しづらいので、茎の切り口を斜めにカットするとより水分を吸収しやすいですよ。

土差し

次は土差しです。土差しは、剪定時にカットしたポトスの茎や枝を土に挿して発芽させる方法です。他の観葉植物の挿し木のような増やし方になる上に、手順は土に差すだけで簡単に増やすことができるので、初心者の方には特におすすめの増やし方です。

茎伏せ

最後は茎伏せです。茎伏せは、つる性の植物ではよく使う増やし方です。剪定したポトス・エンジョイのつるを土の表面におき、しっかり土をかぶせます。土をかぶせてもつるの特性上元に戻りやすいので、ワイヤーなどで鉢とつるを固定し、土に触れた節部分から新たに発根するので、それをまた大きな鉢に植え替えることで増やすことができます。

ポトス・エンジョイのおしゃれな飾り方

続いては、ポトス・エンジョイのおしゃれな飾り方について解説していきます。ポトス・エンジョイ自体がそもそもおしゃれな観葉植物ではありますが、このおしゃれさをより引き出して飾るためにはどうしたらいいのかについてお話ししていきます。

つる性の茎は自在に仕立てやすい

そもそもポトス・エンジョイはつる性の観葉植物です。そのため、他の観葉植物などと違って茎が硬くないので自由自在に操れるという点において、かなり仕立てやすいというメリットがあります。

支柱を使ったタワー仕立て

そのつる性の観葉植物の特性を生かした、支柱を使ったタワー仕立てなどはいかがでしょうか?支柱を使ったタワー仕立ては、高さがあって目を引きます。以下のやり方で仕立てるのをおすすめします。

ヘゴ

まずヘゴを使って仕立てる方法です。ヘゴは簡単にいうとシダの木です。この木につる性の種類のポトス・エンジョイが上に巻きつくように仕立てることで、高さのある目立つ観葉植物にできます。

プラスチックのヘゴでも良い

しかし現在は、ヘゴは絶滅の恐れがある植物として認定されているため、実際には手に入りにくいこともあります。そうなった場合や、値段が高く感じる場合はプラスチックのヘゴでも全然見栄え良く育つので、自分に合った素材を指定して育ててみてください。

円形の支柱

また、中には円柱の支柱もあります。こういった円柱の支柱を使うことで、一本のヘゴを使うよりも範囲の大きなポトス・エンジョイにすることができ、お庭などにおいてもいいスペースがある方は、こちらもおすすめになります。

つる性ならではのハンギング

また、つる性のポトス・エンジョイの魅力を活かして、ハンギングにしてみるのもおすすめです。よくおしゃれなインテリアにはハンギングの観葉植物があったりしますが、何と言ってもハンギングするだけでおしゃれになるという手軽さ。つる性の植物は特に下向きに茎が伸びていくので、その成長過程も楽しむことができます。

水耕栽培での栽培方法もおすすめ

それに、ポトス・エンジョイを水耕栽培での栽培するのもおすすめです。水耕栽培は一般的にハイドロカルチャーとも呼ばれていて、土を使わない育て方になるので、室内でも虫が湧かず、匂いも無臭、かつおしゃれな透明なガラスで栽培できるのでどんな方にもおすすめできます。

ポトス・エンジョイのよくあるトラブルと対処法

続いては、ポトス・エンジョイのよくあるトラブルと対処法について解説していきます。トラブルが起きてもなぜ起きたのかがわからないと解決できないので、ぜひこれからご紹介する問題とその対処法を参考に元気なポトス・エンジョイを育ててみてください。

生えてきた葉が小さい

1つ目は生えてきた葉が小さいというトラブルです。せっかく元気に育てようと頑張ったものの生えてきた葉が小さいとなると、ショックは大きいでしょう。それではなぜ生えてきた葉が小さくなってしまうのか、見ていきましょう。

日照不足や栄養不足が原因だと考えられる

この時、2つの原因が考えられます。1つ目は日照不足。2つ目は栄養不足です。どちらも本来必要だったものが不足しているからこそ起きてしまうことなので、まずは不足分を元に戻すことから始めましょう。

日照不足=日当たりの良い場所へ移動

まず日照不足である場合の対応は、日当たりの良い場所へ移動するといいでしょう。日当たりのいい場所に置くことで、ポトス・エンジョイに通常必要だった日光を浴びることができ、回復することができます。

栄養不足=生育期に肥料を与える

その次に、栄養不足である場合は、生育期に肥料を与えるようにしましょう。肥料は先ほどもお話ししたように生育期に与えることでより元気になりやすく、また反対に冬などの休眠期に与えてしまうと肥料焼けを起こしてしまうので注意が必要です。

葉が茶色くなっている

続いては、ポトス・エンジョイの葉が茶色くなっていることについてです。ポトス・エンジョイの葉っぱは通常綺麗なグリーンの色合いをしていますが、なぜ葉が茶色くなってしまうのか、その原因を見ていきましょう。

葉焼けの可能性がある

一つ目は、葉焼けに可能性があると考えられます。葉焼けの多くは直射日光によるもので、葉焼けになってしまうと一気にグリーンの葉っぱがこのように茶色くなってしまうことを覚えて、次の対応策で解決しましょう。

直射日光を避けた場所で管理する

結論からお伝えすると、葉焼けさせないためには直射日光を避けた場所で管理することが最も効果的です。葉焼けすると元に戻らないため、難しいことは考えず、速やかに直射日光を避けた場所で育てましょう。

斑入りの葉が似ているポトス・エンジョイとステータスの違いとは?

最後は、斑入りの葉が似ているポトス・エンジョイとステータスの違いとはなんなのかについて解説していきます。ポトス・エンジョイとステータスは似ているようで、細かな点はかなり違います。その点を見ていきましょう。

ステータスはエンジョイの枝変わり(突然変異)から生まれた品種

まず初めに、ステータスは、ポトス・エンジョイの枝変わりから生まれた品種になります。枝変わりは突然変異とも言われており、そう考えるとかなり奇跡であるし、そもそもエンジョイとステータスが似ていることもうなづけますよね。次はどこが違うのかについてお話ししていきます。

エンジョイの葉は小さく、ステータスの葉は分厚くエンジョイよりも大きい

ポトス・エンジョイとステータスの違いの主な点は、エンジョイの葉は小さく、ステータスの葉は分厚くエンジョイよりも大きいという点です。また、エンジョイよりもステータスの葉の方がカールして丸みを帯びていることも違いがありますよ。

白い斑が入っており育てるのが難しいとも言われる

そんなステータスは、中央に白い斑が入っており、それを綺麗なまま継続して育てるのが難しいとも言われています。班入りの観葉植物は美しいのですが、その分それを維持し続けるにはかなり上級者向けの管理スキルや、観葉植物用品を揃えるなどの手間もかかります。ポトス・エンジョイを育ててみて、慣れてきたタイミングでステータスを選択して育てるのもいいでしょう。

【まとめ】ポトス・エンジョイの育て方を紹介!飾り方からトラブルの対処法まで

いかがだったでしょうか?ここまでのお話で、ポトス・エンジョイがどのような観葉植物であるかや、育て方や増やし方、よくあるトラブルとその対処法も明確にお分かりいただけたのではないでしょうか! 今回の記事のポイントは以下になります。
  • ポトス・エンジョイはサトイモ科エピプレナム属の観葉植物で生育速度が遅く型崩れしにくい丈夫な観葉植物
  • ポトス・エンジョイは、日当たりが良く風通しの良い環境に置くとよく育つ
  • ポトス・エンジョイは、園芸用品店などで販売されている市販の観葉植物用の土で十分育つ
  • 肥料は2週間に1回程度液肥を与える程度でOK
  • ポトス・エンジョイの剪定のタイミングは、成長し樹形が崩れてきたら剪定するつる性の特性を生かした、支柱を使ったタワー仕立てやハンギングにして飾るのがおしゃれでおすすめ
  • 日照不足や栄養不足で小さい葉しか生えないこともあるが、日当たりの良い場所に移動させ、5月ごろから10月前後までの生育期に肥料を与えることで元気に育てることができる
ぜひこの記事の、ポトス・エンジョイが元気に育つための情報を参考に、ポトス・エンジョイのあるエンジョイライフを送ってみるのはいかがでしょうか! 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。