通販の方が種類が豊富?観葉植物を通販で購入するメリットとデメリットを解説!

通販の方が種類が豊富?観葉植物を通販で購入するメリットとデメリットを解説!
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観葉植物を買いたいなぁって思われた時、どんなお店で購入を検討されますか?思いつく限りだと、花屋さん、観葉植物の専門店、ホームセンター、ECサイトでの通販などでしょうか。

実店舗のいい所のひとつは、商品を手に取って、あれやこれや迷いながら買い物できることです。たしかに、棚に並ぶ可愛い観葉植物に目移りしながら買い物をする喜びは、ネット上では代え難いものがあるかもしれません。また、植物のプロの店員さんのアドバイスを受けることができるのも、実店舗ならではの魅力かと。では、仮に同じような事がネット通販でも出来るとしたらどうでしょう?もしそれが可能なら、お手軽な分、ネット通販で観葉植物を買ってみたいと思われる方がもっと増えるかもしれませんよね。

実際、最近の観葉植物のネット通販サイトの充実ぶりには目を見張るものがありますし、その人気や需要も日に日に高まっています。例えば、商品の写真の鮮やさは実物に劣らない魅力がありますし、説明も親切です。ですが中には、写真が綺麗なのはわかるけど、実際の商品とは違うんじゃないって思う方もおられるかもしれません。古着をネットで買う時などもそうですが、商品のサイズ感や状態が分からないと不安になりますよね。その辺りの対応はどうなんでしょうか。

一方で、通販ならではの魅力といえば、そのお手軽感だと思いますが、観葉植物の場合はどうなのか、気になる所ですよね。たとえば、

  • 支払い方法はどうなってるの?
  • 配送料は?
  • 思ってた商品と違ったから返品したい、無料で返品はできるの?
  • 購入後の植物のケアやアフターサービスは受け付けてるの?
  • ギフトのラッピングやメッセージには対応しているの?

など、お金に関することだけに事前に知っておかないと不安ですね。

その他にも、どんなサイトを利用すればいいのか、サイトごとのサービスの違いはあるのか?など思いつく限りでも、色々な疑問が湧いてくるかと思います。良いことばかり並べてるけど、通販のダメなところもあるんでしょ、詐欺まがいの商売じゃないのって疑心暗鬼になられる方もおられるかと。

そこでこの記事では

  • 観葉植物を通販で購める人が増えている理由
  • 通販サイトならではの魅力、購入の際に生じる現実的なメリット
  • 通販サイトで観葉植物を購入するデメリット
  • 観葉植物における通販サイトの多様性(ECモールと自社ECサイト)
  • おすすめの通販サイトのレビュー

についてご紹介いたします。

この記事を読めば、観葉植物を通販で買う楽しみを知っていただけるかと思います。また購入に対する不安を拭い去る助けにもなるかもしれません。何より買い物の魅力は商品の比較、検討の段階だと思いますので、通販でも同じ事が、いや、場合によってはそれ以上の事もできるんだ!という事を知っていただけたら幸いです。

是非最後までご覧ください!!

コロナ禍で通販需要はさらに加速した!

コロナ禍でお家時間が増えたという方は多いと思われますが、その時間の過ごし方として観葉植物にハマったという方が、結構増えているみたいです。

*とある所の調べでは、コロナ禍以降、全体の4割の方が植物に対する関心が変わったと答え、しかも観葉植物を持っている人のおよそ3割がコロナ禍以降の購入である事も判明、そういった方達の購入理由の多くが、「癒しを求めて」だった事も併せてわかりました。もっと凄いのは、ただ買うだけではなく、専門的な知識を貪欲に求めている人が多い、というデータもある事です。つまりは、そういった方々のニーズ(癒しを与えてくれる観葉植物の購入先を知りたい、観葉植物のことをもっと知りたい)の担い手として、あるいは相乗効果として、観葉植物のまとめサイトや通販サイトの需要が高まったといえるのかもしれません。

そこでここでは、コロナ禍以降に高まった、観葉植物の通販サイトの背景や人気の理由等について詳しくみていきたいと思います。

農家直送の通販もあるのでとても新鮮なものが届く

野菜や果物の生産者直送というものがある、そういう話を聞いた事がある方もおられるかもしれませんが、実は観葉植物の通販でも、生産者の方から直に送っていただくサービスがあるんです。

その特徴として、安い、早い、仕事が丁寧という3つのメリットがあります。

まず安さですが、農家直送の場合、通販サイトに運ぶ手間がなくなる分、コストが安くなります。次に早さ。生産者さんは時間帯によっては当日、もしくは翌日には発送します。通販サイトを経由しない分、当然発送のスピードも早くなります。勿論日時指定も可能です。

さて、この3つのうち、一番大事だといえる「仕事の丁寧さ」ですが、これは本当にすごい細やかな仕事ぶりをされてるみたいです。具体的には、

  • 注文を受けた時点でイチバン新鮮な植物を選ぶ
  • 商品が届くまでの適切な水分量を計算し、お水やりをする
  • 生育環境や株の形を整える
  • 肥料の追加をする
  • 丁寧な梱包を施した上で、荷崩れした際を想定し、商品の破損がないよう、配送業者にも細かい指示を伝える。

といった、まるで我が子を慈しむような姿勢で商品の管理、発送を行ってらっしゃるそうです。それを知ると、「是非とも農家の方から直接買いたい」という気持が否が応でも高まりますよね。

Amazonや楽天は大きさや様々な観葉植物の種類が豊富

いわゆるECモール(個人通販店の集合体)と呼ばれるAmazonや楽天は、個別のECサイト(個人通販店)に比べ、商品の種類が豊富にあります。ユーザーである私たちは、Amazonや楽天といった、巨大ショッピングモールに嬉々として迷い込み、その中にある様々なお店を見て回り、その上で自分に合ったお気に入りの商品を探し出します。特に不要不急な外出の自重が求められるコロナ禍以降では、こういったECモールの需要が益々高まっているといえます。

そうしたECモールの中でも、とりわけAmazonは、独自の倉庫を保有しているため、在庫の保管から販売、配送までを一任するサービスを、個人店・個人ブランドから請け負っているという特徴があります。Amazonの配送が迅速なのもこういった特徴が絡んでいます。勿論Amazonで買える全ての商品がそのシステムに則っているわけではなく、個別の店舗が出品者となり、商品の管理、販売、配送を行なっているケースもあります(楽天の場合は自社倉庫を持っていない為、このケースと同じ販売方法)。

こういったシステムを、観葉植物の通販サイトに照らし合わせて考えてみると、実店舗や個人のECサイトでは抱えきれない数の植物をAmazonや楽天は抱えているわけですから、当然選べる植物の品種、サイズ、デザイン、といった選択のバリエーションも桁違いに多くなるわけです。また、植物の購入で当該サイトのポイントを貯める事ができるといったメリットもあります。何よりもこういった大型サイトは、普段から別の分野で利用されてる方も多いため、すでに買い物のノウハウを身につけてらっしゃる方が多いでしょう。そのため、観葉植物についても同じやり方で買い物ができるといったメリットがあります。ユーザーとして勝手知ったる大型サイトならではの使用上の安心感もあり、もちろん購入から配送までのスピード感も十分です。

こうしてみると、Amazonや楽天の良いところばかりが目立つようですが、当然デメリットもあります。それについては後のサイトレビューのページで個別に紹介します。

観葉植物を通販で購入するメリット

通販サイトで、植物を購入するには何らかの理由があるからだと思います。実売店にはない魅力があるから通販を利用するケース、あるいはコロナ対策などで、通販しか選択肢がないという方もおられるかと思います。そこで次の段では、通販で観葉植物を購入するメリットについて具体的にご紹介したいと思います。

なんと言っても店頭より安い

身もふたもない話ではありますが、通販サイトのメリットに、店頭より安く購入できるという事があります。ズバリ通販で安く購入できる理由は、中間マージン(経費)が掛からないからです。

店舗での購入は、通販と違い、販売価格に人件費などの経費が上乗せされているため、少し高めの値段設定になっています。対照的に通販の場合は、人件費を削減したり中間業者を少なくしたりすることで経費を抑え、安い価格で提供しているのです。

家から出なくても観葉植物を購入することができる

コロナ禍の昨今、買い物ひとつとってみても、なかなか自由に行えないストレスがあります。こんな時節でも、おうちに居ながらにして、パソコンやタブレット、スマホひとつで決済できる通販のシステムは、観葉植物を購入する上で最適な方法と呼べるでしょう。

また、観葉植物に興味を持ちながらも出不精や優柔不断が理由でなかなか始められないといった方でも通販なら大丈夫ですよね。いずれにしろ、まずは勇気を出してポチってみるのが大事なのかもしれません。

自分で運ばなくて良いのでとても楽

観葉植物は片手で持てるような小型のものから、一人では持ち運べないほど大型のものまで、様々なサイズがあります。

観葉植物を運ぶ手段として、車が便利なのはいうまでもないですが、自家用車をお持ちでない方や、公共の交通機関での移動が主となる都心部にお住まいの方は、車での持ち帰りが困難なため、それが理由で観葉植物の購入に二の足を踏んでしまう方も多いことでしょう。自家用車をお持ちの方にしても、大型の植物となると、車に入り切らない場合もあリます。もちろん、店舗からの配送も可能なのですが、その場合追加で配送料が掛かるため、商品の価格以上に高くつくといった事もしばしばです。

その点オンラインショップであれば、どんなに大型の観葉植物でも自宅まで届けてくれますし、サイトによっては送料無料のお店もあり、結果としては実店舗での購入よりリーズナブルといったケースもかなりあります。

運送会社が運んでくれるため水が溢れるといったリスクが低い

配送の前に植物のプロの方が万全を期した梱包を行います。その上で配送のプロの運送会社が植物の運搬にあたるわけですから、配送中での水漏れのリスクは最小限に抑えてあります。それでも万が一ということがありますが、多くの通販サイトは、輸送中の植物の不備について無料での返品補償を行なっているので、安心してお買い物ができます。

サイトによって異なるが、セールをしているので安く購入できる

サイトによっては、観葉植物のセールを行なっている事もあります。棚卸しの時期に行なっているケースが多いですので、細かくサイトをチェックしてみると良いでしょう。植物だけでなく、肥料や土、化粧石といった園芸に必要なアイテムのセールも行なっています。

セールは小型のECサイトより大型のECモールの方が頻繁に行なっている印象があります。例えば楽天市場では「観葉植物 セール」などといった検索から、出品している全てのお店を一括検索できるので、セールをしているお店を探しやすくなります。一方でAmazonは、毎月何かしらの期間限定のタイムセールを行なっています。商品によっては大幅な値下げも期待できるので是非チェックしてみてください!!

大型の観葉植物から小型の観葉植物、苗まで種類が豊富

これまで見てきたように、通販サイトでは店舗スペースに限界のある実店舗に比べて、商品の種類や数、大・小様々の観葉植物(テーブルサイズから最大で180センチ位のもまで)を豊富に在庫で抱えています。

またECサイトやECモールでは、観葉植物の品種、カラー、価格、植物の高さ、鉢の号数、置き場所などから、ユーザーのオーダーに近い商品を検索する機能を持ったサイトが多くあります。数ある種類の中から、あなたのライフスタイルにぴったりの観葉植物を探せるのが通販サイトの強みです。

観葉植物を通販で購入するデメリット

良いことばかりが通販サイトではなく、当然デメリットも存在します。実際の商品を目の前で確認できないといったことから、購入後のアフターサービスなどを含めて、安心して利用できる信頼できるサイトなのかどうか、事前の見極めが大事になってくるでしょう。その際に、商品レビューやお店のレビューを参考にするのも大事です。では、具体的にどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

送料が植物代に含まれていないことが多いので、送料は購入前に確認しておくこと

通販サイトを利用して購入する際の注意点は、配送料がかかる場合があることです。商品を自宅やオフィスまで届けるので、「商品の販売料金+配送料」が必要になります。代引きの場合は、手数料もかかり、他にも有料サービスを受けると別途料金が発生します。

中には送料が定額な良心的なサイトもありますし、送料を高めにとる分、輸送状態に万全を期す、よりこだわりの強い専門的もあります。ですから、一概にどちらが良いというわけではなく、ユーザーが自分に合ったスタイルのお店を選択する自由があるという解釈もできます。

いずれにせよ、購入後の金銭的トラブルが起きないよう、事前に送料の発生有無について確認を取るようにしましょう。

輸送中に破損するリスクがある

どこのサイトも梱包に関しては万全を期して発送しますが、それでも輸送中の事故は防ぎようがなく、最悪、植物が折れたり破損してしまうケースがあります。

どこのサイトも、破損における返品、返金は受け付けていますが、返品方法、返金方法はサイトごとに異なっていますので、購入前に事前に確認することをオススメします。

なぜなら、アフターサービスが充実した信頼できるサイトを選ぶことが、たのしいボタニカルライフを送る上では大事となってくると考えるからです。こういったゴタゴタで、観葉植物のことが嫌いになったり、トラウマを抱えてしまったりするのは一番良くないことですからね。

実物を見て買いたいや試してみてから買いたい人には不向き

通販サイトは、実際の植物を目で確かめて購入できないのが一番のデメリットです。サイト上の画像だけでは、大きさや色、形がイメージしづらいですよね。購入する際は、事前に問い合わせて、大きさや色、形をしっかり確認することが大切です。

商品のサイズが分かりやすいように、植物をメジャーで測った写真を載せてくれてるサイトもありますし、実際の商品の写真を、事前にメールで送ってくれるサイトもあります。それでも、実物と写真での微妙なイメージの食い違いは避けづらいので、こだわりの強い方には通販は不向きといえるでしょう。

観葉植物を購入することができるおすすめの通販サイト

Amazonと楽天のページで説明したとおり、通販サイトにはECモールECサイトの2種類があります。ユーザーにとって、どちらが使いやすく便利か、または安心して買い物ができるかは、たぶんに個人の好みや価値観の問題を含んでいるため、一概には言えません。例えるなら、チェーンの居酒屋が好きか、店主ひとりでやってる立ち飲み屋が好きかといったもので、どんなサイトが気にいるかは人それぞれ千差万別です。

ギフトで喜ばれる美しい包装の商品や、可愛い鉢植え、インテリアと植物の調和を意識したスタイリッシュな商品など、そういった装飾的な植物の提案スタイルにおいては、ECサイトの方に軍配が上がるケースが多いように個人的には感じます。ただし、洗練された工夫が凝らされている分、それ相応な値段が付いている商品が多いのもまた事実です。返品についてはややシビヤで、基本的に商品到着時の破損の場合のみ対応するサイトが多いです。

一方でECモールの商品は、比較的安価な商品が多く目に留まります。観葉植物を始めたばかりの方には、手の届きやすい価格で購入できる、Amazonや楽天の方が、使い慣れている分便利かもしれませんし、支払い方法も電子マネーに対応していたりと柔軟です(個人ECサイトの多くが対応不可)。

いずれにせよ、観葉植物を選ぶにも目安や指標は必要ですので、参考までに各サイトのレビューを掲載します。もう少しばかりお付き合いください。

Amazon

言わずと知れた、大型ECモールサイトです。Amazonで購入できる商品の形態は以下の2種類があります。

  1. Amazonが販売・配送をする商品(Amazon.co.jp)
  2. 一般の出品者が販売・配送をする商品(Amazonマーケットプレイス)
こういった2つの領域をカバーする独自の形態なため、商品の保有数は群を抜いています。ただし、①の商品の場合、商品の保管もAmazonの倉庫での保管となるため、生物である観葉植物は保管できず、造花やフェイクのものしか販売しておりません。つまりAmazonで観葉植物を購入するとしたら、必然的に②の商品からの選択となります。 もちろん、②の商品も沢山の店舗やブランドと提携している為、多くの植物の中から自分好みの物を自由に選択して購入することができます。ただし、その場合の商品の質に関しては、個々の店舗やブランドに委ねられる形となり、玉石混交といっても差し支えない購入方法となります。購入の際には、商品のレビューだけでなく、店舗やブランドの評価、自社サイトを参考にして購入を決めた方がいいです。 またAmazonはプライム会員という有料会員制を設けていて、会員限定で送料の無料サービス、無料でのお急ぎ便での配送も行なっていますが、これも①の商品に限ったプランであるため、観葉植物の購入の際には使えません。②の商品の送料は、出品店舗ごとに異なっているため、購入の際にその都度確認する形となります。また商品の返品・返金についても同様で出品店舗によって異なります。支払い方法は店舗によって異なるものの、代引きが使えない場合があること以外は、クレジット、各種電子マネー、携帯キャリア払い、コンビニ払い、etc...とおおむね全ての方法に対応しています。ギフトラッピングは店舗ごとに異なりますが、基本的には対応していません。 と、やや複雑な説明になってしまいましたが、Amazonの委託販売のシステムは、出品者との繋がりが見えにくい構造となっているため、購入の際はより慎重な検討が必要となります。しかし、商品の数はやはり圧巻ですし、Amazonの洗練されたページをさまよう楽しさは、さながらウィンドウショッピングのようです。
サイト名 Amazon
価格帯 2000円〜上限なし
支払い方法 代引き、クレジット、各種電子マネー、携帯キャリア払い、Amazon.co.jpコンビニ払い、Amazonギフトカード、etc...
自宅外受け取り ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ヤマト運輸営業所
特徴 地球上でNo.1の品揃え。商品の保管、販売、配送までを一任する巨大ECモール

楽天

日本最大級のECモールです。楽天は大きなデパートと捉えていただければイメージがしやすいかと思います。言い換えると、Amazonのレビューで説明した②のタイプのECモールが楽天市場です。

Amazonとの大きな違いは、出品者ページの表示の仕方にあります。楽天市場では、商品を選択すると直接出品者の自社ページにつながる構造となっています。そのため、出品者ごとの特色やサービスを反映させやすいページ作りとなっていますし、商品の詳しい情報も得やすく、他の商品との比較・検討も容易にできます。また、ポイントについてですが、どの出品店舗で購入しても、楽天のポイントとして反映されるため、ポイントを貯めやすいのも有り難いです。

これは観葉植物の通販においても同じです。このメリットを生かしたお買い物ができるため、Amazonと比較した場合、より出品者と一対一の付き合いが出来る印象があります。とりわけ、サイズやカラー、鉢のデザインなどといった、細かい要望が多くなる観葉植物の場合、店舗との密なやりとりが必要となりますので、その点において楽天市場は大変オススメなサイトとなります。

送料についてですが、どの出品店舗であっても、3900円以上の買い物をされた場合、送料が無料になります(一部商品を除きます。該当商品は商品の下に39と表示されているため、大変分かりやすいシステムです)。それ未満の商品についての送料も、比較的リーズナブルな設定を設けている店舗を掲載しているケースが目立ちます。返品・交換・返金については、Amazon同様、各出品店舗ごとに異なってきますので、その都度確認をとるようにしてください。支払い方法についても出品店舗ごとに異なります。ギフトラッピングや追加オプションについては、全出品店舗共通で、購入画面に進んでからの選択となり、大変わかり易いつくりとなってます。

個人的に感じたデメリットですが、出品店舗ページのレイアウトがごちゃごちゃしている印象があり、見づらく、高級感に欠けるキライがあります。その分沢山の情報、植物を掲載しているという事でもあるので、そのへんは好みの範疇なのかもしれませんね。
サイト名 楽天市場
価格帯 500円〜50000円
支払い方法 代引き、クレジット、各種電子マネー、携帯キャリア決済、コンビニ払い、etc...各店舗ごとに支払い方法が異なる
自宅外受け取り ミニストップ、ファミリーマート、ローソン、郵便局、はこぽす、店頭受け取り
特徴 大型ECモールながらも、出品店舗の特徴が分かりやすいサイト作り。

AND PLANTS

時代を反映した淡いくすみ色のページが印象的なECサイトです。「眺め」をキーワードに、お部屋との調和を最優先にした植物の提案を行なっています。ページの色と同じ、くすみ色を使ったエコプランターを全ての商品につけて発送しています。このプランターが無茶苦茶カワイイです。また、購入した商品に、育て方の注意を書いたケアカードを同封してくれます(このカードもまたカワイイ)。農家直送のページでも触れましたが、この店舗でも以下のような植物の健康管理に気をつかって発送を行なっています。
  • 土の湿り気のチェック
  • 日照量のチェック
  • 土に栄養剤を配合
  • 防虫対策を施す
これは大事なことなんですが、実際の商品の状態を確認できるようにするため、配送前の写真の送付してくれます。あまりに美しすぎる植物の写真に、逆に不安を感じてしまうこともあるユーザーにとっては、ありがたいサービスです。送料は基本的には無料ですが、一部商品に限り有料となります。返品は14日以内、商品の到着時に破損や疵がある場合にのみ対応する形。有料のギフトラッピングサービスと無料のメッセージカードのサービスもありです。 移植ゴテなどの園芸用品の通販も行なっていて、この出品店のお眼鏡に叶った、可愛いプロダクトの商品ばかりが目につきます。もう、さっきから物欲をそそられっぱなしです。兎にも角にも、ページ全体の淡い雰囲気に癒されにいくだけでも一見の価値があります。商品数が90点と非常に少ないのがネックですが、厳選された商品のみを販売していると解釈すれば納得できますね。
サイト名 AND PLANTS
価格帯 3000円〜50000円
支払い方法 クレジット、スマホ決済(QRコード)、あと払い(ペイディ)、楽天ペイ、Shop pay、PayPal 、amazon pay、Google Pay
自宅外受け取り 基本的に不可
特徴 淡いくすみ色と鮮やかな植物のコントラストが美しいサイトです。

Hito Hana(ひとはな)

国内最大級の園芸専門ECサイトです。多種多様な選択肢からベストな植物を選択できるのが特徴です。具体的には、
  • 品種
  • 号数
  • 高さ
  • 置き場所
  • ライフスタイル
  • 用途(ギフトや祝い事など)
  • 樹形(商品によっては有料でお好みの樹形を選択できます)
といった複数の選択肢を組み合わせて検索する事ができます。商品数も26294点とたいへん豊富です。 実際にお届けする商品の写真の無料送付(植物をメジャーで測った写真を載せてるため、サイズの確認ができる)、ギフトの梱包やメッセージを相手の方に送る前に事前確認できるなど、安心して利用できる仕組みづくりに特化しています。また、「森田洋蘭園」をはじめとした、情熱あふれる優秀な生産者の方々とタッグを組み、健康な生育にこだわった植物の提供を目指しているとのこと。 送料は、本土・四国・九州は無料、北海道は+2750円(税込)、沖縄・離島については応相談となります。お祝いに最適な立て札かメッセージカードを無料で付けれるサービスがあります(両方つける場合は+250円税込)。ラッピングは+160円(税込)〜と安価です。返品・返金は破損、疵があるのみで、商品のお届け予定日から、7日以内となります。支払いについては銀行振り込みとクレジットのみとなり、選択肢の幅が狭いのがネックです。
サイト名 Hito Hana
価格帯 3000円〜70000円
支払い方法 クレジット、銀行振り込み、後払い(法人の方のみ)
自宅外受け取り 不可
特徴 10000の組み合わせからベストな植物を選べる選択肢の幅の広さ

Hana Prime(ハナプライム)

若いスタッフが生き生きと働くECサイトです(メンバー紹介という概要からスタッフの皆さんの姿を拝見できます)。商品数1291点の中規模ECサイトですが、メールにてユーザーの希望をリスニング、その上で最適なスタイルを提案する親切なサービスを行なっています。また、傷んでしまった植物をリーズナブルな価格で提供するサービスなど、他のサイトがやっていない事をやる、チャレンジ精神が豊富なサイトです。無料のメッセージカードと立て札のサービス、配送前写真無料のサービス、お届けから7日以内の返品保証(痛み、枯れ、破損のみ)と、必要なサービスは適宜おさえています(ただし、ギフトラッピングには対応してないようです)。送料については植物のサイズによって異なります(550円~2750円税込)。 あくまで個人的な感想ですが、サイトページのレイアイトの個性に欠けるキライがあり、見ていて楽しくないのが引っかかりました。若いスタッフが多いようなので、これからの成長に期待なサイトなのかもしれません。
サイト名 Hana Prime
価格帯 3000円〜30000円
支払い方法 銀行振込、クレジット決済、コンビニ決済(前払い)、請求書払い(法人のみ)
自宅外受け取り 不可
特徴 若いスタッフの情熱を感じる

LIFFT

こちらのLIFFTも前述のHana Prime同様、若いスタッフで運営するECサイトです。運営会社である「BOTANIC」は、主に商業施設への植木リースや造園業、フラワーショップの運営などといった、幅広い展開をしている会社で、その観葉植物部門である「LIFFT green」も、2021年度に開始されたばかりのサイトとなります。そのため、現状、通販サイトで購入できる観葉植物の種類と数は少ないです。そういった会社が運営するサイトですので、とりわけ、インテリアとの調和や美への追求といった、美意識の高いサイト作りや商品展開が特徴となっています。また、スタッフ自身が観葉植物のコンシェルジュを自認しているほど、スタイルの提案から購入後のアフターケア、事前の細かい相談など、手厚いフォローを行なっています。 送料は北海道、沖縄、離島のみが+2000円(税込)でそれ以外の地域は無料となっています。無料サービスで提供する、光沢のあるグレーの上品な包装紙と可愛いLIFFTのタグをつけた植物は、大切な人へのギフトとしても最適です。返品については、他のECサイトではまず見かける事のない、寛容な姿勢で対応しています(商品イメージと異なる場合、お届け日から30日以内での返品交換可能。ただし送料はユーザー持ち)。
サイト名 LIFFT
価格帯 5000円〜35000円
支払い方法 クレジット、amazon pay、ペイディ
自宅外受け取り 不可
特徴 ユーザーに対する深い愛情が感じられる新進気鋭のECサイト

the Farm UNIVERSAL

「全ての人が楽しめる植物の楽園」をテーマに、大阪府茨木市に2,200坪もの広大な敷地の植物園を持っているお店のオンラインストアとなります。商品数436点の中規模な品揃えながら、世界中の希少価値の高い植物(現品のみの商品が多いです)をセレクトして販売。今回紹介したサイトの中で、最も専門性が高く、マニアックな植物を取り扱っています。商品購入ページには、園内で働く経験豊富なスタッフ(名前付き)のコメントが掲載されていたりと、商品に対する安心感を実感できるサイトづくりとなっています。また、商品の多くに陶器の鉢をセットでつけてくれるのも良心的です。送料については、地域とサイズごとに異なり、他のECサイトと比べるとやや割高となっています(1100円〜5500円)。返品については、配達時に商品の破損、不備があった商品に限られており、配達後3日以内の対応となります。実際の商品の写真の送付は、一点物の現物商品が多いためおこなっていないようです。商品のサイズや状態については、メールでの問い合わせをおすすめします。メッセージ付きのラッピングサービスを無料で行なっているみたいです。見た事のないような植物が多く、とにかく見ていて楽しいサイトです。
サイト名 the Farm UNIVERSAL
価格帯 4000円〜100000円
支払い方法 クレジット、代引き、後払いドットコム、amazon pay、楽天pay
自宅外受け取り 不可
特徴 世界中から集めた希少性の高い植物を販売

通販の方が種類が豊富?観葉植物を通販で購入するメリットとデメリットを解説!のまとめ

ここまで、観葉植物の通販事情について詳しくご紹介してきましたが。いかがでしたでしょうか?

コロナ禍以降の、皆さんの潜在意識の中に、「癒されたい」という切な願望があるみたいで、それがここまでの観葉植物人気の理由になっていることも分かりましたし、それに応えようとする販売店さんや生産者さんたちの情熱や奮闘ぶりもよく伝わってきましたよね。サイトごとにオリジナルな個性があって、見ているだけで本当に楽しく、思わず物欲がそそられてきたんじゃないでしょうか。

まとめると、

  • コロナ禍以降、観葉植物にハマる人が増えて、観葉植物の通販の需要が高まった。
  • 通販にはメリット・デメリットがあり、ユーザーはそれをわかった上で上手く付き合う必要がある。
  • サイトごとに色がある。農家直送の販売もあれば、Amazonや楽天みたいな巨大なマーケットから、小さいながらも工夫を施したECサイトなど、業態は様々である。
  • ECモールにはECモールの良さがあり、ECサイトにはECサイトなりの良さがある
  • 通販を使った観葉植物の買い物は、実店舗での買い物に勝るとも劣らない充実感を味わえる。

以上の5点をご紹介してきました。

コロナ禍以降、私たちの生活は一変しました。ですが、それは何も悪いことばかりではなかったように思います。つらい暮らしの中で、時には歩みを止め、「心の栄養になる何か」を見つけるべきだと、多くの人が実感したのではないでしょうか。

ネット通販を通して身の回りの品に新しいモノを、可愛い植物を、少しの贅沢を。それだけで毎日の暮らしが明るくなるのであれば、容易い御用です。

最後までお読みいただきありがとうございました。