エケベリア属の多肉植物桃太郎の育て方を紹介!魅力から注意点まで

エケベリア属の多肉植物桃太郎の育て方を紹介!魅力から注意点まで
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目次

皆様は多肉植物の桃太郎をご存知ですか?桃太郎はエケベリア属の多肉植物で、花が開くように咲く姿が可愛らしい多肉植物です。この桃太郎は、他の多肉植物よりもお値段が少し張るので、育ててみたいけど失敗したくないという方もいらっしゃるのではないでしょうか? この記事では、「桃太郎を育ててみたいけれど、どうやったらうまく育てられるのか」を知りたい方に向けて、桃太郎の上手な育て方をテーマに以下の流れでお話ししていきます。
  • 多肉植物の桃太郎ってどんな多肉植物なのかの基本情報を解説!
  • 多肉植物の桃太郎が手に入るのお店や場所をご紹介
  • 肉厚な葉に育てるための多肉植物【桃太郎】の育て方を季節別に解説!
  • 桃太郎を育てる時に起こりうるトラブル桃太郎の葉挿しでの増やし方って何?
  • 多肉植物の桃太郎の葉がパッカーンと開いた!これって大丈夫?
  • 多肉植物の桃太郎のが持つ花言葉とそれに合う置き場所を解説!

最後までご覧いただくことで、桃太郎がどんな特徴を持った多肉植物であるかをしっかりとお分かりいただけて、今日からでもすくすく元気な桃太郎を育てることができますよ!ぜひ最後までご覧ください。

関連記事:多肉植物の育て方|初心者向けのケアからトラブルの対処法まで

【桃太郎(モモタロウ)】ってどんな多肉植物なの?

さて、まずは桃太郎が一体どんな多肉植物なのかについて、基礎知識を知ることから始めていきましょう。桃太郎の基本的な特徴を知ることでより、特徴に合ったベストな育て方をすることができ、何より育てる際の愛着にもつながりますよ。では一緒に見ていきましょう!

桃太郎の基本情報

植物名 Momotarou
学名 Echeveria
属名・科目 エケベリア属・ベンケイソウ科
花の色 赤紅色
多肉植物の桃太郎は日光がきちんとあたり、風通しの良い場所を好みます。マイナス1~2℃まで耐える耐寒性を持っているので、日本においても非常に育てやすい丈夫な多肉植物であると言えます。

桃太郎はエケベリア属の交配種

多肉植物の桃太郎はエケベリア属の交配種です。多肉植物の桃太郎はどんな品種の交配なのでしょうか?それではみていきましょう。

エケベリア属の【チワワエンシス】と【リンゼアナ】の交配種

多肉植物の桃太郎は、エケベリア属のリンゼアナとチワワエンシスとの交配種です。交配種であるため、リンゼアナが強く出ている個体や、チワワエンシスが強く出ている個体などの差があることも面白いところで、あなたのお気に入りの個体に出会ったら是非購入して育ててみてください。

別名は【チワワリンゼ】【水蜜桃(スイミツトウ)】

多肉植物の桃太郎の別名は、「チワワリンゼ」「水蜜桃(スイミツトウ)」と言います。「チワワリンゼ」は、リンゼアナとチワワエンシスの交配種なのですぐにお分かりかと思います。もう一つの「水蜜桃(スイミツトウ)」は、中国や韓国での流通名から、別名として水蜜桃(スイミツトウ)と呼ばれています。

環境にも強く、紅葉もきれいな初心者におすすめの多肉植物

また、多肉植物の桃太郎の魅力を一言で言うと、環境にも丈夫で紅葉もきれいな初心者におすすめの多肉植物です。どんな特徴があるのか、素敵な特徴なのかについて、3つに分けて解説していきます。

葉の先端が赤く紅葉してきれい

1つ目は、葉の先端が赤く紅葉してきれいなことです。エケベリア属の中でも、桃太郎は特に葉先がピンクや赤色に紅葉していることから、まさに名前に恥じない桃のように美しい見た目をしています。

冬場はマイナス1〜2℃まで耐えることができる

2つ目は、冬場はマイナス1〜2℃まで耐えることができることです。桃太郎は観葉植物や多肉植物が最も苦手とする寒さを、なんとマイナス1〜2℃まで耐えるという、丈夫な耐寒性を持ち合わせているので非常に育てやすい多肉植物として人気があります。

あまり良くないが、雨ざらしにしても育つ

3つ目は、雨ざらしにしても育つことです。これはあまりおすすめできませんが、丈夫である理由の一つでもあるのでご紹介しました。雨ざらしにしても育つほどに丈夫な性質をしており、見た目のかわいらしさのみならず、育てやすいと言う点でも優れているのが桃太郎です。

多肉植物【桃太郎】はどこで手に入るの?

ここまでで、多肉植物の桃太郎の基本的な情報がしっかりとお分かりいただけたかと思います。これからは、桃太郎は実際にどこで手に入れることができるのかについて解説していきます。

園芸店や多肉植物専門店で販売している

多肉植物の桃太郎は、多くは園芸店や多肉植物専門店で販売されています。サボテンや多肉植物を多く取り扱っている園芸店や多肉植物専門店であれば、簡単に桃太郎を見つけることができるでしょう。ホームセンターにも販売されていることもあるので、販売員さんに尋ねてみるのもおすすめです。

最近はネット通販やメルカリでも購入できる

しかし、最近ではamazonや楽天といった大手のネット通販やメルカリでも購入できます。お家の中からでもゆっくりと選んで購入することができるネット通販やメルカリのメリットは、人が多い場所が苦手な方や、ゆっくり選びたいという方にはかなりおすすめな買い方です!

葉を肉厚に育てるための多肉植物【桃太郎】の育て方を季節別に解説

それでは、多肉植物の桃太郎の葉を肉厚に育てるために知っておくとかなりお得な育て方を、季節別に解説していきます!季節によって多肉植物の桃太郎は水やりや置き場所を変えることで、より葉を肉厚に育てることができますよ!

多肉植物は季節によって育て方が異なることが多い

多肉植物の中には、サボテンのように夏によく成長する品種もありますが、例えばリトープスと言う多肉植物は冬の寒い時期に成長します。多肉植物は一括りに同じ季節に成長するわけではなく、季節によって育て方が異なることが多いことを覚えておきましょう!

桃太郎も季節によって育て方が変わる

実は桃太郎も、季節によって育て方が変わってきます。春と秋、夏と冬、梅雨の3つの季節別に育て方が変わってくる多肉植物なので、どのような変化があるのかをここから季節ごとに解説していきますのでご覧ください。

春・秋の多肉植物【桃太郎】の育て方

それではまずは、春と秋の多肉植物の桃太郎の育て方をみていきましょう!この時期は、日本のどこでも基本的には温暖な気候の時期です。暑すぎず寒すぎないこの時期には、一体何に意識しながら育てると良いのかを解説していきます。

水やり頻度・量

まずは水やりの頻度と量について解説していきます。春と秋の水やりは、以下2つのポイントを参考にして、水やりしてみてください。

土が乾いたらたっぷりと

春と秋の水やりは、土の表面が乾燥したらたっぷり水やりをしましょう。水切れを起こして乾燥してしま話ないように注意が必要です。また、受け皿に溜まった水が腐ると害虫の発生を促してしまうので、こまめに捨てるようにしましょう。

水を与えたら与えた分だけ成長する

多肉植物の桃太郎は水を与えたら与えた分だけ成長する多肉植物です。目安は、先ほどの土の表面が乾燥したらたっぷり水やりをしすること。乾いてないのに水やりをし続けることだけしなければ、この時期はすくすく育ちますよ。

生育に適した土

続いては、多肉植物の桃太郎の生育に適した土を解説していきます。どんな土を使うとより育つのかをここから一緒に見ていきましょう!

水はけの良い土を使う

まずは水はけの良い土を使うことです。特に多肉植物の桃太郎は、水を与えた分だけ成長する品種の多肉植物なので、水はけがいい土を使うことでより水の循環ができ成長しやすくなります。

ホームセンターなどで売っている多肉植物用の培養土がおすすめ

「どこでそんな土を買えばいいの?」と言う方は、ぜひホームセンターなどで売っている多肉植物用の培養土をおすすめします!多肉植物用の培養土には、元から多肉植物が育ちやすい土の配合がされているので安心して使用することができます。

置き場所

続いては、春と秋の多肉植物の桃太郎の置き場所をみていきましょう。どこに置くことで、桃太郎は元気に育つのかを、春と秋の季節ごとに解説していきます。

春:直射日光があたり、風通しの良い場所

春は、多肉植物の桃太郎は直射日光があたり、風通しの良い場所に置きましょう。多くの観葉植物や多肉植物は直射日光があたることを避けた置き場所を選びますが、桃太郎のおいては、直射日光をしっかりと当ててよく、風通しの良い場所に置きましょう。

秋:9月ごろからは外の日当たりがいい場所に出してあげる

秋は、多肉植物の桃太郎は9月ごろからは外の日当たりがいい場所に置きましょう。秋は春よりも曇り空が多いので、直射日光を好む桃太郎にはなるべく外の日当たりのいい場所に出してあげるようにし、積極的に日光を当ててあげましょう。

植え替え

続いては植え替えについてです。春と秋に多肉植物の桃太郎は植え替えをしていいのか、またどのように植え替えをするといいのかをここからは解説していきます!

生育期の春・秋は植え替えに適している

まず多肉植物の桃太郎は、春と秋が生育期です。生育期とは植物がよく成長する時期のことを言います。多肉植物の桃太郎は春と秋が生育期にあたるので、この時期に植え替えをしても、根っこや株に与える影響を最小限にできるので植え替えに適しています。

根を1cm以下に切り、2〜3日切り口を乾燥させてから植え替える

やり方としては、根を1cm以下に切り、2〜3日切り口を乾燥させてから植え替えるようにしましょう。根が残っている方が良いように思えますが、新しい根は2〜3か月ほどで鉢の中に株を元気に成長させるので、古い根は少なくてOKです!

秋、寒くなる前に根を張りたい場合は10月中旬までに済ませる

また、寒くなるまでに根をしっかりと張らせたい場合は、根を2〜3か月ほどで成長させる桃太郎の性質をあらかじめ把握し、10月中旬までに植え替えを済ませるようにすることで、冬を越しやすくもなりますよ。

夏・冬の多肉植物【桃太郎】の育て方

続いては、夏・冬の多肉植物の桃太郎の育て方を解説していきます。日本の夏や冬は場所にもよりますがかなりの寒暖差がありますよね。大切な多肉植物の桃太郎を元気に育てるにはどうすれば良いのかを解説していきます。

水やり頻度・量

まずは、夏・冬の多肉植物の桃太郎の水やりの頻度と量について解説していきます。夏と冬によってかなり方法が変わりますので、以下のポイントと解説を参考に、多肉植物の桃太郎の夏・冬の水やりをしてあげてください。

夏:ほぼ断水状態、葉が萎れてきたら夕方に表面が湿る程度に

まずは夏です。夏は、ほぼ断水状態、葉が萎れてきたら夕方に表面が湿る程度に水やりをしましょう。夏は特に水やりを多くしたくなってしまいますが、ほぼ断水の状態でOKなことを覚えておきましょう。

冬:半月〜1ヶ月に一回程度土の表面が濡れる程度

続いては冬です。冬は、半月〜1ヶ月に一回程度土の表面が濡れる程度に水やりをしましょう。おおよそ冬は3〜4ヶ月程度なので、冬の時期も夏同様にほぼ水やりをしなくていいでしょう。

生育に適した土

続いては、多肉植物の桃太郎の生育に適した土を解説していきます。春と秋とはまた違うのか、それとも同じでいいのかを解説していきます。どんな土を使うとより育つのか見ていきましょう!

水はけの良い土を使う

実は夏と冬も、多肉植物の桃太郎の生育に適した土は、水はけの良い土です。年中同じ水はけの良い土でいいというのは、初心者の方には助かる情報ですよね。特に気にせず、春に植え替えた排水性の高い土で、夏も冬も過ごしてOKです。

ホームセンターなどで売っている多肉植物用の培養土がおすすめ

また、春と秋の土の時と同様に、ホームセンターなどで売っている多肉植物用の培養土の中でも、排水性の高いのものを選んでいれば根腐れや水不足や水分過多になるケースは減るのでおすすめです!

置き場所

続いては、夏と冬の多肉植物の桃太郎の置き場所をみていきましょう。どこに置くことでこの時期はいいのか、春と秋の時とどのように違うのかを季節ごとに違うポイントを2つみていきましょう。

夏:反日陰の風通しの良い場所

まず夏は、反日陰の風通しの良い場所に置くといいでしょう。多肉植物の桃太郎は、春と秋の時期でもお話ししたように、直射日光を好みます。しかし、夏の直射日光はエネルギーが強すぎるので、反日陰且つ風通しの良い場所に置いて育てましょう。

冬:日当たりがよく、風通しのいい場所

冬は、日当たりがよく、風通しのいい場所に置きましょう。秋と少し似ていますが、やはり秋冬は日光に当たることのできる時間が春や夏と比べ少ないので、できる限り日当たりがよく、風通しのいい場所に移動させたりすることで対応して育てましょう。

植え替え

お次は植え替えについてです。夏と冬は多肉植物の桃太郎の生育期ではありません。この時期は植え替えをすべきなのか、果たしてそうではないのかの2つのポイントをみてきましょう。

極力しない方が良い

結論を先にお伝えすると、夏と冬の時期に植え替えは極力しないようにしましょう。なぜ夏と冬に植え替えしてはいけないか、それは一言で言うと「生育期」ではないからです。しかしながら、もしどうしてもしたい場合はどうしたらいいのかを次に見ていきましょう。

したい場合は根にダメージを与えないよう慎重に

生育期ではない夏と冬に桃太郎を植え替えしようとすると、植え替え時にかかってしまう根や下部へのダメージをリカバーする体力が足りず、そのまま枯れてしまうこともあります。しかしどうしても植え替えしたい場合は、根にダメージを与えないよう慎重に植え替えしましょう。

梅雨の時期の多肉植物【桃太郎】の育て方

最後は梅雨の時期の多肉植物の桃太郎の育て方を解説していきます。梅雨は一年の中でも特に降水量が多い時期です。この時期の水やり、置き場所、土、植え替えはどのように行えば良いかを見ていきましょう!

水やり頻度・量

まずは、梅雨時期の多肉植物の桃太郎の水やりの頻度と量について解説していきます。どのようなポイントを意識して水やりをすればいいのかを見ていきましょう。2つあるので是非参考にしてください。

半月に一回程度

まず梅雨時期は、半月に1回程度の水やりでOKであることを覚えておきましょう。梅雨の時期に屋外で育てている方は、特に雨によって水分を吸収できることや、湿度が高いこともあるので、半月に1回程度の水やりでOK。

地植えの場合は必要ない

また、完全に地植えで多肉植物の桃太郎を育てている方は、梅雨の時期に水やりをする必要はありません。雨水で十分に水分を吸収できるので、神経質に高頻度で水やりをする必要はないので、楽でもありますよ。

生育に適した土

続いては、梅雨の時期に多肉植物の桃太郎の生育に適した土についてです。多肉植物の桃太郎の生育に適した土はどんな土でしょうか?それでは見ていきましょう。

水はけの良い土を使う

どの季節も結論は変わらず、梅雨も多肉植物の桃太郎の生育に適した土は、水はけの良い土です。これでようやく本当に年中同じ水はけの良い土でいいということがお分かりいただけましたね。

ホームセンターなどで売っている多肉植物用の培養土がおすすめ

これも同じく、ホームセンターなどで売っている多肉植物用の培養土の中で、排水性の高い土が配合されたものを選んでいればOKです。これを選んでいれば、根腐れや水不足や水分過多になるケースは減るのでおすすめですよ!

置き場所

続いては、梅雨時期の多肉植物の桃太郎の置き場所をみていきましょう。この梅雨の時期は降水量が多いので、どこに置くことでより育ちやすいのか、春秋・夏冬の時とどのように違うのかをポイントを2つに絞ったのでみていきましょう。

直射日光があたり、風通しの良い場所

まず、梅雨は直射日光があたり、風通しの良い場所におきましょう。梅雨は雨が多いので、曇っている日も多くあります。そのため、なるべくお部屋の中でも、日の当たりやすい場所に移動させながら、桃太郎に日を当てる意識で育てましょう。

地植えの場合、1〜2日の雨水には耐えられる

地植えの場合は、日当たりのコントロールは鉢植えと同様にできません。そのため、地植えは日当たりのことは天気に任せましょう。基本的に桃太郎は、1〜2日の雨水に雨ざらしになっても丈夫に耐えるので、これ以上の雨になった場合は簡易的なビニール温室や屋根を作ってカバーしてあげましょう。

植え替え

最後は梅雨時期の植え替えについて解説していきます。梅雨の時期に植え替えしたい場合は植え替えをしていいのか、それともすべきではないのかについて言及していきます。それでは2つのポイントをお話ししていきます。

植え替えに適している

梅雨の時期は結論から言えば、植え替えに適しています。そのため、春と秋同様に植え替えしてOKです。と言うことは、まとめると春から秋にかけての夏を除いた時期は、どこで植え替えをしてもいいということです。

梅雨明け1ヶ月前〜は植え替えしない

しかし注意してほしいのが、梅雨明け1ヶ月前〜は植え替えしないようにすることです。梅雨は基本的に7月下旬ごろに終わりますので、6月末くらいから7月下旬ごろまでは、梅雨の雨でそれなりに影響を株が受けて弱っていることもあるので、植え替えをしないようにしてください。

多肉植物【桃太郎】を育てる時に起こりうるトラブル

ここからは、多肉植物の桃太郎を育てる時に起こりうるトラブルについて解説していきます。育てる中でどのようなトラブルが起きやすく、そのトラブルを解消するために必要なことについても解説していきます。

根腐れ

まずは根腐れです。根腐れとは何かというと、根が腐ってしまい、上手に成長できなくなってしまうことです。では、そんな根腐れがなぜ起きてしまうのか、根腐れを起こさないようにするにはどうすればよいか解説していきます。

水の与え過ぎが原因になる

まず、根腐れの主な原因は、水の与え過ぎです。例えば、桃太郎の休眠期と言われる成長が止まる時期の夏と冬に水をたっぷり与えてしまうと、土の中が常に水分で満たされてしまい水を吸収しきれずに、根腐れを起こしてしまいます。

胴切りすることで対処

もし「根腐れになってしまってどうしよう」という方は、ぜひ胴切りをすることをおすすめします。胴切りとは、桃太郎の胴より上(株の中央から上)を大胆にカットし、健康な部分を切り離し植え替えることで、再び元気に生長させるこです。胴切りに必要なのは、しっかりと消毒したカッターかハサミのみ。茎をカットしたら頭側は根が生えてくるまで風通しの良い日陰で管理し、根元の方は2~3日は切り口に雨や水やりの水がかからないように注意しましょう。切り口が完全に乾くと通常通りに水やりをし、うまくいけば2〜3週間後には発芽してきます。

カイガラムシ、アブラムシなどの害虫被害

夏の終わり頃にカイガラムシやアブラムシが発生することがあります。すぐに対応しないと他の植物にも広がってしまいますので注意が必要です。以下の駆除の仕方で殺虫してみることをお勧めします。

浸透移行性の殺虫剤を撒いて予防、駆除できる

カイガラムシやアブラムシが発生してしまうと、通常の殺虫剤ではなかなか撃退できません。そのため、浸透移行性の殺虫剤を撒いて予防し、駆除するようにしましょう。また、カイガラムシやアブラムシを見つけたら、つまようじなどで物理的につぶして撃退することもおすすめです。

季節の変わり目に撒くとより有効

特に季節が変わる時期に浸透移行性の殺虫剤を撒くと、より効果があります。このように予防をすることで、長い目で見た時にカイガラムシやアブラムシなどの虫の影響を受けない桃太郎に育てることができますよ。

多肉植物【桃太郎】の葉挿しでの増やし方

続いては、桃太郎の葉挿し・株分けでの増やし方について解説していきます。桃太郎は葉挿し・株わけをすることで簡単に増やすことができますよ。では、どのように葉挿しすると増やすことができるのかについて解説していきます。

桃太郎は葉挿しと子株の株分けの2つの方法で増やすことができる

多肉植物の桃太郎は、葉挿しと子株の株分けの2つの方法で増やすことができます。葉挿しは、葉っぱをカットして土に植えるだけなので初心者の方でも簡単にできますよ。一方の株分けも、子株と親株に分けるだけなので簡単ですよ。まずは葉挿しの増やし方を見ていきましょう。

桃太郎の葉挿しでの増やし方

まずは、桃太郎の葉挿しでの増やし方を解説していきます。葉挿しに必要なものと、葉挿しの手順に分けて解説していきます。非常に簡単な増やし方なので、気負わずに気軽にやりましょう。

葉挿しに必要なもの

葉挿しに必要なものはこちらです。
  • 多肉植物の桃太郎の葉
  • 乾いた土
  • 平たい器(バットやお皿など)

葉挿しの手順

葉挿しの手順をご紹介します。
  1. 葉挿しに使う葉を桃太郎からもぎ取るか、自然と落ちた葉を準備します。
  2. 乾いた土を平たいバットや器に広げましょう。優しく土をならしてくださいね。
  3. ①で準備した葉を一枚ずつ等間隔に仰向けの状態で置いていきましょう。
  4. 発芽するまでしばらく寝かせてあげて、発芽すれば鉢に植え替えて、完成です。柔らかな光の当たる場所で育てるのがおすすめです。室内でもOKです。

桃太郎のでの増やし方

続いては、桃太郎の子株の株分けでの増やし方を解説していきます。葉挿しと同様に、桃太郎の子株の株分けの増やし方も、やり方を学べば簡単に行うことができますよ。それでは、株分けに必要なものと、株分けの手順に分けて解説していきます。

株分けに必要なもの

株分けに必要なものはこちらになります。
  • 水はけの良い多肉植物用の土
  • 桃太郎
  • ハサミ

株分けの手順

株分けの手順をご紹介します。
  1. 切り口から雑菌が入らないよう、まずはハサミを消毒しましょう。
  2. 優しく桃太郎を鉢から取り出します。この時、湿った状態の土だと作業がやりづらいので、必ず乾いた状態の土であることをチェックしてください。
  3. 地下茎という部分がつながっているので、そこをハサミでカットしてください。カットする時は、株に根がついているようにして分けましょう。
  4. 切り口を乾燥させたら、植え替えられる準備の完了です。新たな鉢に植え替えたら完成です。

多肉植物【桃太郎】の葉がパッカーンと開いた!これって大丈夫?

続いては、多肉植物の桃太郎を育てているとよくある、葉がパッカーンと開いてしまった!という事象について、これは一体なぜ起きてしまうのか、またこの葉がパッカーンと開いてしまうことはよくないことなのか、について解説していきます。

パッカーンと開くのは実はあまりよくない!

結論からお伝えすると、多肉植物の桃太郎を育てていて、葉がパッカーンと開いてしまうことはあまりよくありません!それがなぜよくないのか知りたいですよね。一体なぜなのか、次のポイントでお話ししていきます。

桃太郎がパッカーンと葉を開くのはより多くの日光を浴びるため

多肉植物の桃太郎の葉がパッカーンと開いてしまう原因は、日光不足だからです。つまり、葉をパッカーンと開くことは、より多くに日光を得たいからであるということがわかりますよね。

徒長する前に日当たりの良い場所に移動させてあげよう

このように、桃太郎の葉がパッカーンと開いてしまったら、潔く日光不足を認め、徒長する前に日当たりの良い場所に移動させてあげましょう。徒長してしまうと、一気に元気を失うことになるので、気づいたら早めに移動させましょう!

多肉植物【桃太郎】が持つ花言葉とそれに合う置き場所を知っておこう

続いては多肉植物の桃太郎の花言葉とそれに合う置き場所をご紹介します。桃太郎にピッタリと言って良いほどに素敵な花言葉があり、その素敵な花言葉をより生かすことのできる置き場所とは何かを解説していきますので是非ご覧ください。

桃太郎は3つの花言葉を持つ

桃太郎の花言葉は3つあり、「爽快」「優美」「穏やか」という花言葉が付けられています。ここからは花言葉別にどのような由来を持っているのか、その魅力とは何かについてご紹介します。

爽快

1つ目は「爽快」です。多肉植物の桃太郎をたとえば窓際においてみたとしましょう。美しく爽やかな赤やピンク色をした葉っぱの先端は、お部屋の印象をパッと明るくしてくれます。爽快と言う花言葉がぴったりですね。

優美

2つ目は「優美」です。まるでバラの花がパッと開いて咲くかのような気品漂う見た目が特徴の多肉植物の桃太郎。肉厚な葉っぱが幾層にも重なる姿は、見ている私たちまで優雅な気持ちにさせてくれますね。

穏やか

3つ目は「穏やか」です。多肉植物の桃太郎の葉っぱの色をご覧ください。葉っぱの先までは綺麗な緑色なのに、葉っぱの先端は赤やピンクに紅葉しています。お部屋のどこにおいても、穏やかであり続けている姿にぴったりな花言葉です。

気品高さや存在感、女性らしさを感じさせてくれる

桃太郎の花言葉を総じていうと、気品高さや存在感、女性らしさを感じさせてくれます。この3つ素敵な花言葉は、以下2つのような場所に置くことがとてもおすすめです。それに加えて、女性への贈り物としても桃太郎はおすすめですよ。

美を意識する場所に置くのがおすすめ

1つ目は、美を意識する場所に置くのがおすすめです。女性であれば、お化粧をするための鏡の近くに置くことや、男性であっても身だしなみを整える洗面台の近くに置くことで、より身近に桃太郎の花言葉を感じることができますよ。

美容室やサロン

また、美容室やサロンに置くこともおすすめです。美容室やサロンは、誰もがキレイになりたくてくる場所ですよね。桃太郎の花言葉、「優美」や「穏やか」は、気品高さや女性らしさをよりアップできる美容室やサロンにぴったりです。

エケベリア属の多肉植物桃太郎の育て方を紹介!魅力から注意点までのまとめ

いかがだったでしょうか?多肉植物の桃太郎の育て方から増やし方まで、かなり深いところまでお分かりいただけたのではないでしょうか! この記事のポイントは以下になります。
  • 多肉植物の桃太郎は、エケベリア属
  • 多肉植物の桃太郎は、園芸店の他にも、通販やメルカリでも購入することができる
  • 桃太郎は、春と秋が生育期で、夏と冬は休眠期に当たるので、水やりはほぼ断水していい
  • 桃太郎を育てる時に最も注意することは、水はけの良い土を使い、水やりを季節ごとに量と頻度を調節すること
  • 桃太郎の葉がパッカーンと開いてしまったら、日光不足であるので、すぐに日の当たる場所に移動させる
  • 桃太郎の花言葉は3つあり、「爽快」「優美」「穏やか」である
桃太郎の育て方をマスターできれば、簡単に増やすことも大きくすることもできるので、可愛らしい自分だけの桃太郎栽培をすることもできますよ!ぜひ好きなだけ、桃太郎を楽しんでくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。