ゴールデンポトスの育て方を紹介!特徴からトラブルの対処法まで

ゴールデンポトスの育て方を紹介!特徴からトラブルの対処法まで
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目次

さわやかな黄緑色の葉に、薄い黄色の斑が入るゴールデン・ポトスという品種をご存知でしょうか。ゴールデン・ポトスは様々な品種があるポトスの中でも、特に人気が高い種類です。園芸店などでよく見かけるポトスは、こちらのゴールデン・ポトスを指すことが多いように最もメジャーな品種といっても良いでしょう。 育てやすく初心者にも人気の高いゴールデン・ポトスですが、基本的な育て方を知っていないと枯らしてしまう危険性もあります。 そこでこの記事では、
  • ゴールデン・ポトスの特徴や花言葉、風水
  • ゴールデン・ポトスの育てやすさについて
  • ゴールデン・ポトスの育て方①置き場所
  • ゴールデン・ポトスの育て方②水やり
  • ゴールデン・ポトスの育て方③土
  • ゴールデン・ポトスの育て方④肥料
  • ゴールデン・ポトスが成長したら行うこと
  • ゴールデン・ポトスのトラブルと対処方法
  • 魅力的なポトスの品種10選
  • ゴールデン・ポトスの水耕栽培について
以上のポイントについて詳しくご紹介していきます。 ゴールデン・ポトスは初心者にも育てやすく、大きくなったら増やすこともできる魅力あふれる品種です。育て方についても詳しく解説していきますので、お家にグリーンを取り入れたいと考えている方はポトスから始めてみてはいかがでしょうか。ゴールデン・ポトス以外の品種もご紹介していますので、ぜひ最後まで記事をご覧ください。

ゴールデン・ポトスってそもそもどんな植物なの?

そもそもゴールデン・ポトスはどのような植物なのでしょうか。観葉植物の中では、比較的に育てやすいポトスにはいくつかの品種があります。その中でも、ゴールデン・ポトスはどんな特徴をもっているのか、まずはご紹介します。

一般的に【ポトス】というとゴールデン・ポトスのことを指す

ゴールデン・ポトスは最も代表的な品種で、一般に【ポトス】というとこの品種のことを指します。ホームセンターや園芸店で販売されているポトスの大部分は、こちらのゴールデン・ポトスなのです。

ゴールデン・ポトスの基本情報を知ろう

科名/属名 サトイモ科ハブカズラ属
学名 Epipremnum aureum
和名 黄金蔓(オウゴンカズラ)
原産地 ソロモン諸島及び東南アジアの亜熱帯と熱帯雨林
特徴 ツル性植物で風通しの良い明るい半日陰を好む
こちらがゴールデン・ポトスの基本情報です。熱帯から亜熱帯地方が原産なので耐暑性が高く、ツルが伸びて100㎝ほどに成長する生育力旺盛な観葉植物といえるでしょう。

葉っぱに黄色(クリーム色)の班が入り、葉色の違いを楽しむカラーリーフとして楽しめる植物

ゴールデン・ポトスの最大の魅力は、黄緑色に黄色(クリーム色)の斑が入る美しい葉っぱです。葉の一枚一枚が特徴的なので、葉色の違いを楽しむためのカラーリーフとしても人気が高く自分だけのお気に入りを見つけるのも楽しいはずですよ。

ホームセンターや園芸店、通販など売っている場所は様々

ゴールデン・ポトスはホームセンターの園芸コーナーや園芸店、ネット通販など様々な場所で手に入れることができます。ポトスは育てやすく、一般的な観葉植物でもあるので欲しいと思ったら簡単に手に入れることが出来るのではないでしょうか。のちほどご紹介するゴールデン・ポトス以外の珍しい品種は、地域によっては流通量が少ないので園芸店などで注文してみるのもおすすめです。

勉強机の上などの目に付く場所に置くとストレスを緩和してくれる

ポトスはツルを伸ばして成長した先に次々に葉をつけていくので、勉強机の上に飾ったり棚上の目線の先などに置くと鮮やかな葉色が癒しとなってくれるはずです。目につくところに飾ると、ストレスを緩和してくれる効果が期待できるのではないでしょうか。優雅に揺れるツルを観賞するのもポトスの楽しみ方のひとつです。

ゴールデン・ポトスの花言葉

ゴールデン・ポトスには三つの花言葉がつけられています。いずれもとてもポジティブで縁起の良い花言葉なので、贈り物にゴールデン・ポトスを選ぶのもおすすめです。

【永遠の富】

ポトスのハート形の葉の形や、黄色っぽい斑は黄金や富を連想させます。また、ポトスはなかなか花を咲かせないので見ることができたら幸運が訪れるという言い伝えがあり、そのために【永遠の富】という花言葉が選ばれました。

【長い幸】

【長い幸】という花言葉もまた、ポトスが花を咲かせるのに長い時間がかかることが由来となってつけられた花言葉です。長い時間をかけて育てていたポトスに、珍しい花が咲いたときには大きな幸運が訪れると考えられていたのです。

【華やかな明るさ】

【華やかな明るさ】という花言葉は、ポトスの明るい緑色の葉っぱや黄色の斑が空間を華やかなに彩ってくれることからつけられました。明るい色の葉は、ハンギングとして飾ると日が当たって輝くようにも見えますよ。

ゴールデン・ポトスの風水効果

次に、ゴールデン・ポトスの風水効果についてご紹介します。ポトスには色々な風水効果があり、贈り物やオフィシャルなギフトにもぴったりな観葉植物なのです。

【自己の活性化】

ポトスは生育力が旺盛なので、【自己の活性化】という風水効果が期待できます。垂れ下がる葉から陰の気をもつポトスは、リビングなどの陽の気がたまりやすい場所に飾ると運気が向上すると言われています。寝室にポトスを飾ると健康運をアップさせて、自分の活性化やモティベーションアップにつながりますよ。

【恋愛運】

リビングにポトスを飾ると運気が上がるとともに、恋愛運の向上も期待できます。ツルが長く伸びる特性から、恋愛運だけでなく金運アップの効果も期待できるはずです。ポトスのハート形の葉はとても可愛らしく、恋人や想い人にプレゼントしても良いですね。

ゴールデン・ポトスが初心者に育てやすいと言われる理由

この項目では、なぜゴールデン・ポトスが初心者にも育てやすいと言われているのかその理由を解説していきます。

繁殖力が強く耐陰性もある

ゴールデン・ポトスは繁殖力が高く、多年草なのでどんどん成長していく丈夫な観葉植物です。耐陰性もありますので、お部屋であまり日が当たらないトイレやキッチンなどでも育てることができるのもメリットのひとつでしょう。あまりお世話の手間がかからず、丈夫なので初心者にもおすすめの品種です。

育て方をきちんとするだけで初心者でも簡単に育てられる

基本的な育て方を守るだけで、初心者にも育てやすいのがポトスの最大の魅力です。これからご紹介する育て方のポイントは、それほど難しくないのでポトスを手に入れたらぜひチェックしてみてくださいね。

ゴールデン・ポトスの育て方のポイント①:置き場所

ゴールデン・ポトスの育て方の一番目として、置き場所についてご紹介していきます。ゴールデン・ポトスは耐陰性がありますので、色々な場所に置くことができますが日当たりが悪いと特徴的な黄色の模様が少なくなってきてしまう傾向にあるようなので注意しましょう。

春・秋の置き場所:日光のよく当たる風通しのいい場所に置く

春と秋の置き場所は日光のよく当たる場所を選びましょう。日差しがそれほど強い季節ではないので、風通しの良い屋外などに置いても大丈夫です。日光が良く当たれば、ポトスの美しい黄色の斑の魅力がさらに増すはずですよ。

夏の置き場所:レースのカーテン越しに置くなど、室内であっても直射日光を避ける

夏は日差しが強いので、直射日光によって葉焼けを起こしやすくなってしまいます。そのため、夏の置き場所はレースの薄いカーテン越しに光が当たるような室内で管理するようにしましょう。

冬の置き場所:冷気を避けるため窓際から離れた場所で管理

ポトスは耐寒性が高くないので、冬場の置き場所は窓辺から離れたところを選びましょう。暖かい光が当たる日の昼間は窓辺に出してあげるとともに、温度が下がる夜間はお部屋の中心のテーブルや棚の上に移動させてあげます。寒さに弱いので、育てている地域によっては暖房の効いた部屋で育てるようにしましょう。

ゴールデン・ポトスの育て方のポイント②:水やり

ゴールデン・ポトスの育て方の二番目のポイントとして水やりの方法を解説していきます。ポトスは乾燥にも耐えられる観葉植物ですので、季節に応じて水やりの頻度を変えてあげるようにしましょう。

春・秋の水やり:土の表面が乾いたら与える

春と秋の水やりは、ポトスの鉢の土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。指で触ってみて乾燥しているようでしたら、鉢底から水が流れるほどたっぷり与えましょう。

夏の水やり:2、3日に1回たっぷり与える

夏の水やりは2~3日に1回の頻度でたっぷりと与えましょう。温度が上がる昼間を避けて、涼しい朝方や夕方に水やりをします。過湿によって鉢の周りが蒸れないように、夏場でも毎日は水やりを行わなくて大丈夫です。

冬の水やり:水は控えめで、葉水などで水分を補う

冬の水やりはほとんど必要としません。水やりは週に一度ほどの目安で行う反面、乾燥しやすい時期ですので霧吹きなどを使って葉水を与えてあげましょう。定期的な葉水は、葉を美しく輝かせてくれるとともに水分を補給してくれる役割があります。

ゴールデン・ポトスの育て方のポイント③:土

ゴールデン・ポトスの育て方の三番目のポイントとして、用土についてご紹介します。ポトスは過湿によって根腐れを起こしやすいので、選ぶ用土も注意してあげましょう。

通気性と保水性のバランスが良い土が適している

ポトスの用土は通気性と保水性のバランスが良い土が適しています。鉢植えにする場合は、観葉植物の土や園芸用土などを選択すればバランスが取れているはずです。鉢底には赤玉土や鉢底石を敷いて通気性を保ってあげましょう。

地植えする場合は土壌診断しよう

ポトスを地植えする場合は、その場所の土壌診断をすることをおすすめします。ポトスは丈夫な性質を持ちますが、通気性や排水性が重要になってくるのでどのような土質になっているか一度、チェックしておきましょう。

土壌診断の方法

土壌診断の方法について簡単に解説していきます。ポトスを植える予定の場所の土を掘り返して、石などを取り除きましょう。手のひらに一握り土を乗せて握った後に手を開いてどの程度、パラパラと落ちるのか観察しましょう。細かく崩れて落ちてしまう時は保水性が悪い砂質の土です。手を開いても土の塊は崩れずに、指で押すと崩れる時はバランスの取れた良い土です。土の塊が崩れない時は、粘土質が強い土壌だと考えて良いでしょう。

土壌の改善の行い方

砂質の土である場合は、たい肥や黒土を混ぜ込むと保水性が高くなります。粘土質が高すぎる時は、川砂や赤玉土を混ぜ込みましょう。また、土の色が薄すぎると感じる時は腐葉土を混ぜ込むと有機質に富んだ土質に変化するはずです。

ゴールデン・ポトスの育て方のポイント④:肥料

ゴールデン・ポトスの育て方の四番目のポイントとして、肥料について解説していきます。生育力が旺盛なポトスはたくさんの肥料を必要としませんが、生育期は定期的に液肥や置き肥を与えるようにしましょう。

ゴールデン・ポトスは植え付け時に元肥を入れる

ゴールデン・ポトスの肥料は、植え付け時に用土に元肥を入れることが基本です。混ぜ込む元肥は緩効性の化成肥料や、固形の有機肥料がおすすめです。

元肥(もとごえ)とは?

元肥は、植物を植え付ける時に土や土壌に混ぜ込む肥料です。植物の初期成長に必要な養分を補ってくれる役割がありますのですぐに効果が表れる即効性の液肥などではなく、ゆっくりと肥料成分が溶け出す固形肥料を選択するのがポイントです。成分がバランス良く配合されている化成肥料が特に扱いやすく良いでしょう。

元肥の与え方

元肥の与え方は、購入した肥料に記載されている容量を植え付ける時に用土に混ぜ込んで与えます。用土を新しくしない場合には、土の表面にポトスの根元から少し離して置き肥をしましょう。

生育期間中には追肥を与える

春から秋にかけての生育期間中には追肥を与えることで、ポトスの魅力的な葉がさらに生き生きと輝くはずです。追肥は化成肥料などの固形肥料でも良いのですが、即効性のある液肥が特におすすめです。

追肥(ついひ)とは?

追肥は、植物が生長するための栄養分を補うために生育期間中に定期的に与える肥料のことを指します。追肥が足りなくなってしまうと、葉の色が悪くなったりツルが伸びなくなってしまいますので注意しましょう。

追肥の与え方

植物によっては追肥は必要としない品種もありますが、ポトスは数か月に一度、緩効性の固形肥料を与えるか1週間に一回、液体肥料を与えましょう。

休眠期は肥料を与えないように

冬場はポトスにとっては休眠期にあたりますので、肥料を与えないようにしましょう。十分に肥料成分を吸収できない冬場に肥料を与えてしまうと、肥料やけを起こして枯れる危険性もありますので注意しましょう。

ゴールデン・ポトスが成長したらすること

ポトスの基本的な育て方をご紹介したところで、ゴールデン・ポトスが成長したら行うべきことをご紹介します。生育旺盛なポトスは、簡単に増やすことができるのでぜひチャレンジしてみてください。

ゴールデン・ポトスの植え替え

ゴールデン・ポトスはツルの生育が早く、同じだけ根の成長も旺盛な観葉植物です。そのため、鉢が小さいと根詰まりを起こしやすくなってしまうので、定期的な植え替えが必要になってきます。

植え替えのタイミング

植え替えのタイミングは、1年~2年に一度、生育期の春から秋にかけて作業を行いましょう。生育期の間でも、梅雨の時期と夏場はストレスが高くなりやすいのでなるべく避けるようにします。その他にも、鉢の底から根が出てきたり葉の色が悪くなったりしている時は植え替えのタイミングだと考えましょう。

植え替えの方法

ゴールデン・ポトスの植え替えの方法についてご紹介します。
  1. 新しくポトスを植える一回り大きめの鉢の3分の1ほどに観葉植物の土を入れる(鉢底にはネットか鉢底石を入れて排水性を良くする)
  2. ポトスを古い鉢から取り出す(根元を押さえて逆さまにするとすっぽりと抜けやすい)
  3. 変色した根や傷んだ根をカットする
  4. 新しい鉢にポトスを入れたら周りに土を入れていく
  5. 根元を軽く抑えた後に必要であれば支柱を入れる
  6. 底から水が出るほどたっぷりと与える
  7. 用土に元肥が入っていなければ置き肥をしたり液肥を与える
  8. 半日陰の風通しの良い場所で管理する

ゴールデン・ポトスの傷んだ葉は5〜10月に剪定する

ゴールデン・ポトスはツルが早く伸びますが、直射日光で葉が傷みやすいので定期的な剪定を行いましょう。ポトスの剪定は、5月~10月に行います。傷んだ葉や変色した葉を中心にカットしましょう。

ゴールデン・ポトスを増やしてみる

剪定によって、余分な枝をカットしたところでその枝を使ってゴールデン・ポトスを増やすこともできますので解説していきます。ポトスは根付きが良い観葉植物なので、剪定後には挿し木や水差しを試してみましょう。

増やすのに適した時期

ゴールデン・ポトスを増やすのに適した時期は剪定と同じように5月~10月です。梅雨の時期と真夏は避けた方が良いので、春か秋に作業を行うようにしましょう。

【挿し木】での増やし方

ゴールデン・ポトスの【挿し木】での増やし方を簡単に説明します。
  1. 剪定などでカットしたポトスの枝を用意する(あれば切り口に発根促進剤を塗布する)
  2. 枝の下側の葉を取り除く
  3. ポットや小さい鉢に挿し木用の土を半分ほど入れる
  4. カットした枝を中心に挿す(倒れやすいようでしたら支柱で支える)
  5. 周りに土を入れて安定させる
  6. 半日陰の場所で乾燥しないように管理する

【水挿し】での増やし方

ゴールデン・ポトスの【水差し】での増やし方をご紹介します。水差しは比較的、簡単な方法なので手軽に試すことができるはずです。
  1. 剪定などでカットしたポトスの枝を用意する(あれば発根促進剤を塗布する)
  2. 枝の下側の葉をカットする
  3. 容器に水を入れる(透明な容器であれば発根の様子が見やすい)
  4. 定期的に水替えをしながらカーテン越しの光が当たるような場所で発根するまで管理する
  5. 充分に発根したら、鉢に植え替える

【株分け】での増やし方

ポトスの【株分け】での増やし方をご紹介します。株分けは大きく育ったポトスの苗を使って行うようにしましょう。
  1. 大きく成長したポトスの苗を鉢から取り出す
  2. 清潔なハサミやカッターで同じ大きさになるように苗を分ける
  3. 傷んだ根や変色した根はカットする
  4. それぞれを新しい用土が入った同じサイズの鉢に植え直す
  5. 用土に元肥が入っていない時は、置き肥や水やりと共に液肥を与える
  6. 半日陰の風通しの良い場所で管理する

ゴールデン・ポトスによくあるトラブルと対処方法

ゴールデン・ポトスを育てていく上でよくあるトラブルや対処方法についてご紹介します。気になる症状があらわれた時には、早めに対処することでポトスが枯れるのを防ぐ事ができるでしょう。

根腐れ:腐った根を切り、新しい土に植え替える

根腐れ病は、根が傷んで十分に栄養や水分を吸収できない病気です。根が過湿状態だったりすると起こりやすいので、排水性を高めた土選びをするように心がけましょう。根が変色したり、土から悪臭がしたりするときは根腐れの可能性があります。植え替えによって土を新しくするとともに、傷んだ根をカットして枯れるのを防ぎましょう。

根詰まり:一回り大きな鉢に植え替える

根詰まりは根が鉢いっぱいに回ってしまい、酸素や養分、水分を吸収できないトラブルです。鉢から根がはみ出してきたり、葉の色が悪くなったりしているときは根詰まりの可能性があります。兆候が見られたら一回り大きいサイズの鉢に植え替えるようにしましょう。

葉焼け:葉焼けした場所を切り取り、置き場所を移動する

葉焼けは、強い太陽光や直射日光によって葉が傷んでしまうトラブルです。緑色の葉が茶色っぽくなったり、脱色したようになった時は葉焼けの可能性が疑われます。症状があらわれた時は、変色した葉を切り取り太陽光の光が少ない半日かげの場所に移動させましょう。

ゴールデン・ポトス以外の人気のポトスの品種10選!

ここまで、ゴールデン・ポトスの育て方やトラブルについて解説してきましたが、ポトスにはその他にも魅力的ないくつもの品種があります。おすすめの品種10選について、特徴や見た目についてご紹介していきます。珍しい品種は価格も高めですので、注文して配送してもらうのもおすすめです。

ポトス・エンジョイ

緑色の葉にクリーム色の斑が明るさを彩るポトス・エンジョイは、ゴールデン・ポトスと違い成長がゆっくりなのが大きな特徴です。明るい雰囲気を感じさせてくれる葉は、型崩れしにくく、同じ樹形を長く楽しみたい方に向いています。

ポトス・シエスタ

ポトス・シエスタは流通量が少なく、まだ珍しい品種なので希少性があります。ポトス・シエスタはクリーム色の斑が波打つように葉を彩り、存在感を感じさせてくれるのが特徴です。ツルも明るい色がメインなのでハンギングにすると空間を明るく彩ってくれます。手に入れたい時は、園芸店などで注文しても良いでしょう。

ポトス・ステータス

ポトス・ステータスは、流通しているポトスの品種の中でも最も美しいと人気の高い種類です。葉っぱの半分以上がクリーム色なので、明るさがありお部屋の中でも葉の輝きを失いません。上品でエレガントな葉の姿から、【ステータス】という名前がつけられました。比較的、価格が高めですがその分、希少性が高いともいえるでしょう。

ポトス・グローバルグリーン

全体的に葉が緑色なのが特徴のポトス・グローバルグリーンは、ひとつの葉に様々な緑色が入り混じっているのが魅力の品種です。日本生まれのポトス・グローバルグリーンは日本の気候に適しているので、寒さにも強く丈夫で育てやすいのも人気のひとつでしょう。葉がしっかりとしていて傷みにくいのも特徴です。

ポトス・マーブルクイーン

白っぽい斑が特徴のポトス・マーブルクイーンは、存在感のある迷彩の葉が個性的な品種です。白と緑色がマーブルのように入り混じって、とても上品な印象を与えてくれます。美しい白い斑は直射日光に弱いので、遮光に気を付けて育ててあげましょう。

ポトス・パーフェクトグリーン

艶のある緑色の葉っぱが美しいポトス・パーフェクトグリーンは、斑の一切入らない緑色の葉が大きな特徴です。光沢のある葉は、光に反射して輝き涼しさを感じさせてくれます。原種のポトスに近いパーフェクトグリーンは、丈夫で耐陰性も高いのでお部屋のどこでも育てられるメリットもあります。

ポトス・ライム

まぶしいほどの黄緑色の葉っぱが美しいポトス・ライムは斑が入らないからこそ、その緑が主張され明るさを感じさせてくれます。ゴールデン・ポトスと同じように、ライムは市場への流通量が多いので手に入りやすいのがメリットのひとつです。柔らかめの葉っぱは直射日光で傷みにくいので、室内で注意して育ててあげましょう。

ポトス・ステルノシャングリラ

ポトス・ステルノシャングリラは、非常に珍しい品種でホームセンターなどではなかなか見かけることがありません。貝殻のようにねじ曲がった葉と、ダークグリーンの葉色が特徴的なステルノシャングリラは枝変わりで、葉の裏に突起があるおもしろい形をしています。

ポトス・エクセレント

葉っぱの一枚一枚が作り物のように繊細で、美しい白い斑が彫刻のようにも見えるポトス・エクセレントは比較的に丈夫で育てやすいのが特徴です。耐寒性も高いので、寒冷地などでも育てることができるメリットもあります。珍しい品種なので、地域によっては園芸店やネット通販で購入したり配送してもらうのが良いでしょう。

ポトス・テルノ

ポトス・テルノは葉脈が浮き出た美しい葉が特徴の品種です。直射日光には強くないのですが、日光不足になってしまうと葉の模様が薄くなってきてしまうので注意して管理してあげましょう。

ゴールデン・ポトスは水耕栽培でも簡単に育てられるってほんと?

ゴールデン・ポトスを水だけの水耕栽培で育てることはできるのでしょうか。丈夫で成長の早いポトスは水耕栽培にもおすすめの品種なのです。

ゴールデン・ポトスは水耕栽培でも育てることができる!

ゴールデン・ポトスは水耕栽培でも育てることができる観葉植物です。水に差しておくだけでも、比較的に容易に発根しますのでカットしたツルや枝などでぜひチャレンジしてみてください。

水耕栽培とは?

水耕栽培は、水だけで育てる水栽培とハイドロボールという無機質の土材で育てるハイドロカルチャーがあります。いずれも簡単に行うことができるとともに、おしゃれなのが大きな特徴です。特に水栽培は、すぐに始めることができるので簡単に解説していきます。

水耕栽培にするメリット

水耕栽培は土を使わないので衛生的で、水だけで成長させるため簡単に行うことができるのがメリットです。ガラスの容器などで水耕栽培を行うと、涼し気でおしゃれなインテリアとしてお部屋を演出してくれるのではないでしょうか。

ゴールデン・ポトスの水耕栽培の始め方

ゴールデン・ポトスの水耕栽培の始め方を簡単にご説明します。剪定によってカットしたポトスの枝があればすぐに始めることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

必要な道具

水耕栽培を始めるための必要な道具についてご紹介していきます。
  • ハサミ(新品か除菌したもの)
  • 容器(透明なガラスやプラスチックがおすすめ)
  • 水耕栽培用の肥料や発根促進剤

水耕栽培する手順

  1. 剪定したポトスの枝や、生長したポトスからハサミでカットした枝を準備する
  2. 10㎝ほどの長さにして、下部の葉はカットする
  3. 切り口に発根促進剤を塗布する(行わなくても発根しやすい)
  4. 水を入れた容器にカットした枝を差す
  5. 液体肥料や水耕栽培用の肥料を入れる
  6. 半日陰の場所で管理する

ゴールデン・ポトスの水耕栽培を失敗させないために根腐れに気をつける

ゴールデン・ポトスの水耕栽培を失敗させないために一番大事なことは、根腐れを起こさないようにすることです。定期的に根の状態を確認することで、根が傷んでいないかチェックしましょう。

水耕栽培で根腐れになってしまう原因

水耕栽培で根腐れになってしまう原因のひとつとして、水の中の酸素が減ってしまい充分に吸収できないことが挙げられます。水が古くなってしまうと、水中の酸素が根にいきわたらなくなってしまうので注意しましょう。

水をこまめに交換して対処しよう

水をこまめに交換することで、水中の酸素を循環させることができます。夏場は特に、水が温まって傷みやすいので数日に一回は水の交換を行うようにしましょう。定期的な水の交換によって、根腐れを防ぐことができるはずです。

ゴールデンポトスの育て方を紹介!特徴からトラブルの対処法までのまとめ

いかだがったでしょうか。 お部屋のグリーンインテリアとして人気のゴールデン・ポトスについてご紹介しました。ゴールデン・ポトスは非常に丈夫で、生育力が旺盛なのが魅力の観葉植物です。育て方もシンプルで初心者にも簡単ですので、お部屋の癒しにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。 この記事のポイントは以下の通りです。
  • ゴールデン・ポトスはツル性の多年草で、恋愛運向上などの風水がある
  • ゴールデン・ポトスは丈夫で初心者にも育てやすい
  • ゴールデン・ポトスの置き場所はカーテン越しの光が当たる場所
  • ゴールデン・ポトスの水やりは季節によって頻度を変える
  • ゴールデン・ポトスの用土は排水性と保水性に富んだものを選ぶ
  • ゴールデン・ポトスの肥料は元肥として化成肥料を、追肥として液体肥料を与える
  • ゴールデン・ポトスが成長したら剪定や植え替えを行う
  • ゴールデン・ポトスは根腐れ、根詰まり、葉焼けを起こしやすい
  • ゴールデン・ポトスは水耕栽培でも簡単に育てられる
最も基本的なポトスの品種であるゴールデン・ポトスは素敵な花言葉や風水があり、贈り物にもぴったりな観葉植物です。様々な品種があるポトスの中でも、手に入れやすいのでぜひゴールデン・ポトスをお部屋の癒しに取り入れてみてはいかがでしょうか。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。