観葉植物

観葉植物が根腐れを起こす原因とは?正しい対処法と未然に防ぐ方法を紹介

お気に入りの観葉植物を育ててみたけど上手く育てることができなかったことはありませんか。また、「どのようにしたら枯らすことなく元気に育てることができるだろう。」と疑問に思ったこともあるのではないでしょうか。

ここでは以下のポイントをお伝えします。

  • 根腐れの症状や見分け方
  • 根腐れしてしまう原因
  • 観葉植物を腐らせない方法
  • 根腐れしてしまったときの対処法
  • 根腐れ防止の商品およびオススメの観葉植物の紹介

この記事を読んでいただくことで、観葉植物を腐らせてしまい、残念な思いをすることが無くなり、長い間、元気に育てることができます。そして、観葉植物を育てることが更に楽しくなるでしょう。

是非、最後までお読みいただき、参考にしてみてくださいね。

目次
  1. 根腐れとはどんな症状なの?根腐れの見分け方
    1. 土の表面にカビが発生している
    2. 土の匂いが臭い
    3. 根っこが黒く変色している
    4. 水やりをしたときに染み込みが遅い
    5. 水やり後の土の乾燥が遅い
    6. 茎や幹がブヨブヨになって、柔らかくなってしまっている
    7. 葉が黄色や茶色に変色している
  2. 観葉植物が根腐れをする原因とは?
    1. 水の与えすぎ
    2. 土の通気性や排水性が悪い
    3. 肥料の量が多すぎ
    4. 不要な雑菌の繁殖
  3. 観葉植物を未然に根腐れを防ぐ方法
    1. 水やりは、完全に乾いてからたっぷりあげる
    2. 通気性の良い場所に置く
    3. 肥料を適量与える
    4. 最低でも1日に1回は日光にあてる
  4. 観葉植物が根腐れをしてしまったときの治療法や対処法
    1. 販売されている肥料や活力剤を使う
    2. 土を植え替えをする
  5. 【復活間違いなし!】根腐れに効く商品を紹介
    1. メネデール 活力剤
    2. 根ぐされ防止剤
    3. 大和 根ぐされ防止剤
    4. ヨーキ産業 観葉植物用活力剤
  6. 根腐れする確率が圧倒的に低い【ハイドロカルチャー】
    1. 水耕栽培の1種のハイドロカルチャー
    2. ハイドロカルチャーのメリット
  7. ハイドロカルチャーの観葉植物を買うなら【東京寿園】
    1. パキラ
    2. ガジュマル
    3. サンスベリア
    4. テーブルヤシ
    5. コーヒーの木
  8. Q&A
    1. Q,根腐れしたときに根っこを切ることはしても良いのでしょうか?
    2. Q,ポニーテールやベンジャミンは根腐れに強いと聞きました。これは本当なのでしょうか?
    3. Q,根腐れをして手遅れの状態ってありますか?
  9. 観葉植物が根腐れを起こす原因とは?正しい対処法と未然に防ぐ方法を紹介のまとめ

根腐れとはどんな症状なの?根腐れの見分け方

根腐れとは一体どのような状態のことなのかご存知でしょうか。その名の通り、植物の根部分が腐ってしまう状態のことを言います。見分け方のポイントを解説しますので、以下の症状が見られたとき、根腐れを疑ってみましょう。

土の表面にカビが発生している

土にカビが生えていると、そのまま菌が増殖し根腐れが進行していきます。そして、何より不衛生であり、カビは植物だけでなく、人の健康にも悪影響を及ぼします。そのため、早めに取り除くことが重要です。

土の匂いが臭い

観葉植物から嫌な臭いがする時は、根が腐っているだけでなく、土にも原因があります。このまま放置してしまうと、カビや雑菌が繁殖してしまいますので、この場合は植え替えを検討してみましょう。

根っこが黒く変色している

観葉植物に元気が無く、根っこを見て黒くなっていたら根腐れの可能性がとても高いです。そのため早めに黒くなっている部分を切ることをおすすめします。そして、植え替えることで、進行を止めることができる可能性がありますので、株元まで腐って枯れてしまう前に対応してみてくださいね。

水やりをしたときに染み込みが遅い

水はけの状態が悪いと、植物が酸素不足になってしまいます。根は、水を吸い上げ、水がはけた後にできる、土と土との隙間から酸素を取り込んで呼吸をしています。水の染み込みが遅いと気づいたら土を変えるようにしましょう。水やりだけなく、水はけのバランスも土の役割で、とても重要です。

水やり後の土の乾燥が遅い

土の乾燥が遅いと、湿った状態が続き、やがて、根が腐ってしまいます。じめじめした環境を好む菌が増殖していき、カビや害虫が発生しやすくなります。更に、植物の根を侵食し悪化してしまうため、気づいたときに土を植え替えるようにしましょう。

茎や幹がブヨブヨになって、柔らかくなってしまっている

根が腐ると、幹の下部が腐敗し、その後、上部も腐敗し、そのまましおれてしまいます。このように茎や幹が柔らかく、ブヨブヨした状態になってしまうと復活させることは難しいので、もし、上の方に生きている部分があれば挿し木にすると良いでしょう。

葉が黄色や茶色に変色している

観葉植物の葉が変色してしまった部分は、元に戻ることはありません。葉が黄色や茶色に変色してしまうのは、様々な生理現象や直射日光が原因だと言われています。観葉植物は快適な環境で適切な管理方法で育てることが重要なポイントとなります。

観葉植物が根腐れをする原因とは?

さて、根腐れとはどのような状態のことなのかご紹介しましたが、一体なぜ、根腐れが起こってしまうのか原因を説明いたします。以下の条件に当てはまるか確認してみてくださいね。

水の与えすぎ

きちんとお世話をして育ててあげようと思い、頻繁に水をあげすぎてしまうことがあると思います。特に初心者の方は、水の与えすぎによる根腐れを経験した人がたくさんいるのではないでしょうか。水を与えすぎると返って根が呼吸できなくなってしまいます。水やりの頻度が多くならないよう、完全に土が乾いてから与えるようにしましょう。

土の通気性や排水性が悪い

土の状態が悪いと、水やりしてもなかなか浸透せず、結果、根腐れを起こしてしまいます。長い間、土の植え替えをしないでいると、通気性や排水性が悪くなります。土が常に湿った状態になると、植物の根が酸素を吸えず、呼吸ができなくなり、やがて腐ってしまいます。それだけでなく、菌が増殖し、更に異臭がしたり、悪影響を及ぼしてしまうため、日ごろから植物を育成させる土壌の状態を確認するようにしましょう。

肥料の量が多すぎ

肥料の量が多すぎると、返って根腐れをおこしてしまうことがあります。これを、肥料やけと言います。土と植物の根の栄養バランスを保とうとする浸透圧の関係で、根の中の低濃度の水分が排出され、代わりに高濃度の水分が吸収されてしまうのです。そうなると、根は過度に肥料の成分が含まれてしまい、純粋な水分を吸収することができず、しおれてしまいます。

不要な雑菌の繁殖

同じ土を長く使用していたり、根が傷ついた状態で植え替えをすると、悪玉菌増殖し、カビや菌が繁殖して土全体に広まっていきます。観葉植物の土には善玉菌と悪玉菌が共存していて、悪玉菌は、酸欠状態で湿った環境を好み、根を腐らせてしまいます。更に、不快な臭いが発生させ、徐々に根腐れを進行させてしまうのです。また、アレルギーの原因になることもありますので、しっかり対処しましょう。

観葉植物を未然に根腐れを防ぐ方法

ここまでは、根腐れの症状や原因について解説してきましたが、手遅れになってしまうことなく、根腐れ自体を予防できたら一番良いですよね。そこで、未然に根腐れを防ぐ方法をご紹介しますので、すぐに試していただきたいと思います。

水やりは、完全に乾いてからたっぷりあげる

初心者の方は水やりを頻繁に行ってしまうことが多いと言われていますが、土の状態をきちんと見極めてからするように徹底することが大切です。季節ごとに土の乾き具合が異なりますので、水やりの頻度も環境に合わせていかなければ上手く育ちません。日ごろのから常に観察をし、水を与える量が多すぎにならないように、土が完全に乾いてからたっぷりあげるようにしましょう。

春・秋

春と秋は、比較的気温が穏やかで過ごしやすい季節です。暑くも寒くもない時期での水やりは月に3~5回が目安となっています。一般的に春秋は多くの植物は生長期で水を欲しがります。しかし、土は早く乾きにくいので、きちんと土の中まで乾かしてからたっぷり水をあげましょう。ここでの注意としては、乾いた状態が3日以上続かないように気を付けることがポイントです。また、早春と晩秋は冬とさほど気温が変わらないため、2回水やりをしたら様子を見るようにしましょう。

気温が高く、日差しが強い夏は土が乾燥しやすく、月に4~8回の水やりが理想的です。鉢の大きさにより、土が乾く早さも異なりますので、注意が必要です。小さい鉢の方が乾くスピードが速いので、様子を見ながら回数を増やすと良いでしょう。

冬は多くの植物が休眠期に入ります。この時期の水やりは暖房を付けることが多いため、部屋の温度により水やりの回数を調整することがポイントです。目安としては月に1~3回くらいが良いでしょう。とても寒く空気が乾燥する時期ですが、暖房により室内が暖かく、生長し続けるため、新芽を芽吹くことがあります。そのため、水枯れを起こしてしまわないように注意し、土の乾燥状態と生長の様子を観察しながら水やりの回数を決めましょう。

通気性の良い場所に置く

風通しが良い場所に置くと、土が乾きやすくするため、長持ちします。土が長時間湿った状態が続いてしまうことが一番良くないため、たっぷりと水を与えた後、通気性の良い場所に置くようにしましょう。

肥料を適量与える

肥料を与える際は、観葉植物の種類や土壌の状態を確認し、適正量を適正頻度与えるようにしましょう。たくさん与えすぎ、肥料やけを起こしてしまわないよう注意が必要です。肥料の種類や与え方は、観葉植物の種類によって異なるため、きちんと確認をしてから与えてくださいね。

最低でも1日に1回は日光にあてる

植物が日光不足になり、光合成できなくなると、葉や茎が成長できず、弱々しい状態になってしまいます。植物は基本、太陽の光を好むため、1日1回は、日光にあてるようにしてあげると状態を悪化させず、育っていきます。夏場は日焼けや葉焼けに注意し、なるべく長時間、直射日光があたらないよう環境に合わせて日陰に置き場を変えるなど、様子を見ながら対応してあげるようにしましょう。

観葉植物が根腐れをしてしまったときの治療法や対処法

観葉植物が根腐れしてしまったときの復活させることができる場合があります。そのため、根腐れの状態に気づいたら早めに治療してあげましょう。ここで、根腐れしてしまったときの治療法、対処法を紹介しますので、頭に入れておき、試してみてくださいね。

販売されている肥料や活力剤を使う

肥料や活性剤は、正しく使うことで植物を元気に育ててくれます。土の水はけの悪さが原因で根腐れが起こってしまった場合は、根腐れ防止剤が最も効果的です。根腐れ防止剤は、珪酸塩白土やゼオライトが原料となっていて、土に混ぜ込むだけで、通気性の向上や除湿効果があります。土の状態を改善し、根腐れの予防をして、元気に育ててくれます。また、肥料と併せて活性剤を使用すると、植物はぐっと元気になりますが、あくまでも肥料をメインで使用し、活性剤はサブとしてお使いください。

土を植え替えをする

株を植え替えすることもおすすめします。

手順としては以下のように行ってください。

  1. 鉢から株を出し、優しく丁寧に土を落とす。
  2. 腐っている根や変色している根の部分をハサミで切り落とす。
  3. 全体のバランスを整える。(葉や茎の部分も根とのバランスを見て不要な部分を切り取る)
  4. 新しく用意室土に植え替える。
  5. 根腐れを起こしているため、水やりは控え、一か月程度経過後、もしくは新芽が生えたら水を与える。

根腐れが初期の段階であれば、植え替えることで進行を止め、回復する可能性が高くなります。

【復活間違いなし!】根腐れに効く商品を紹介

根腐れしてしまった際に、おすすめの活力剤や根腐れ防止剤をご紹介します。園芸用品の中で良く活用されているので、それぞれ根腐れの症状に有効的な商品を試してみると良いでしょう。回復して元気に育つと嬉しいですね。

メネデール 活力剤

メネデールは、元気が無くなった植物に活力を与える効果を持つため、「植物のサプリメント」と呼ばれています。液肥にとても良く似ていますが、肥料の成分は含まれていません。補助的役割を果たすものであり、肥料吸収を助ける働きがあり、発根率や初芽率を促す効果があります。

商品名メネデール活力剤 500ml
価格1,136円
対象植え替え・挿し木・切り花・種まき・植え付け
商品の重量500ml
特徴肥料ではなく、あくまで肥料の補助的役割を果たす

根ぐされ防止剤

通気性があり、根の活性促進に効果があります。また、肥料成分を無駄なく根に与え、肥料やけをコントロールする作用があります。1~2割、土に混ぜても土の上にばらまいても良く、とても扱いやすい商品です。根が弱い植物に効果的で力を発揮してくれます。

商品名ヤマトの根ぐされ防止剤
価格396円
対象球根類・ラン類・盆栽類・菊・多肉植物・ハイドロカルチャー
商品の重量600g
特徴浄化作用があり、土の中の有害物も吸収する。

大和 根ぐされ防止剤

硬質タイプで溶けないため、効果が持続します。浄水器のカードリッジに使用されていて、特別案ゼオライトを園芸用に加工してあります。水に溶けにくい性質で、水草や水生植物にも効果的です。上記のヤマトの根ぐされ防止剤と同様、土に混ぜてもばらまいても良く、使い方が簡単です。

商品名大和 根ぐされ防止剤
価格955円
対象観葉植物・洋ランなど
商品の重量1kg
特徴イオン交換作用で土と水を浄化するため、生物・植物が育成しやすい環境を作る天然の珪酸白土です。

ヨーキ産業 観葉植物用活力剤

観葉植物用に配合した観葉植物専用の活力液です。元気が無い時に使用すると、植物が回復し、イキイキ育ちます。使い方は鉢にさすだけで、とてもシンプルです。土が自然に吸収してくれるので、与えすぎて根腐れを起こしてしまう心配が無く、初心者でも安心して使用できます。メネデールと同様に肥料ではなく、植物のサプリ的な存在であるため、肥料と合わせて使われることが多い商品です。

商品名ヨーキ産業 観葉植物用活力剤
価格193円
対象観葉植物全般
商品の重量440g
特徴鉢にさすだけで効果を発揮してくれる

根腐れする確率が圧倒的に低い【ハイドロカルチャー】

ハイドロカルチャーとは、土を使わない栽培方法を意味します。ハイドロカルチャーでは植物を安定させるために「ハイドロボール」と呼ばれる人工土がよく使用されています。

水耕栽培の1種のハイドロカルチャー

ハイドロカルチャーとは、「ハイドロ」は水、ハイドロカルチャーは水耕栽培のことを意味します。つまり、土を使わずに、水で植物を育てることを言います。扱い方がとても簡単で、インテリアとしても大人気です。

ハイドロカルチャーのメリット

ハイドロカルチャーにはメリットがたくさんあります。土を使用した栽培と異なる魅力があるので確かめていきましょう。

水やりの目安がわかりやすい

水の過不足状態が目で見えてわかりやすいため、とても水の管理がしやすく、与えすぎによる根腐れや、水が足りなくて枯れてしまうといったことを防ぐことができます。水やりによる失敗が無くなり、長持ちすること間違いないでしょう。

匂いが全くしない

ハイドロバールは無菌で清潔であり、気になる匂いがなく、土の匂いが苦手な方にとてもおすすめです。また、ハイドロボールは濯ぎ洗いができるので、長い間、清潔な状態を保つことができます。

虫がわかない

ハイドロカルチャーによく使用されているハイドロボールは、無菌・無臭・清潔であり、虫がわくことはありません。そのため、安心して室内に置くことができます。お手入れが楽で、楽しく観葉植物を育てることができるでしょう。

ハイドロカルチャーの観葉植物を買うなら【東京寿園】

東京寿園では様々なハイドロカルチャーの観葉植物をご用意しています。特に人気がある商品5点をご紹介しますので、是非、検討してみてくださいね。

パキラ

パキラは、「発財樹」「Money tree」とも呼ばれていて、「商売繁盛」の意味があると縁起の良い観葉植物です。開業祝い・開院祝い・開店祝いなどの贈り物に大変おすすめです。和風のお部屋や洋風のお部屋、両方にマッチし、インテリアにとてもピッタリです。

商品名パキラ
価格2,680円
おすすめの置き場明るい場所。耐陰性があり、日陰でも育つ
花言葉快活・勝利
特徴葉っぱは丸みをおびて可愛らしく、鮮やかな緑色で葉脈がしっかりしている。手を広げたような5枚組の形が魅力的。

ガジュマル

独特な樹形が魅力的で、幸運を呼ぶ木とも言われていることもあり、東京寿園では1番人気の観葉植物です。沖縄の精霊「キジムナー」が宿る木として人々に知られ、神秘的な一面がり、可愛らしい見た目でとても人気があります。

商品名ガマジュル
価格2,680円
おすすめの置き場日当たりが良いところ
花言葉健康
特徴幹が太く個性的な形・強い生命力を持つ

サンスベリア

マイナスイオンを発生するため、空気の浄化に優れていることから人気があります。多彩な種類があり、どれも個性的です。サンスベリアの尖った形の葉は「邪気」を遠ざけてくれると言われていて人気の理由の一つでもあります。結婚や長寿のお祝い、引っ越し祝いの贈り物として選ばれています。

商品名サンスベリア
価格2,680円
おすすめの置き場日当たりの良い場所
花言葉永久・不滅
特徴葉の形が棒状や剣状。肉厚であることが特徴的

テーブルヤシ

名前の通り、卓上におけるコンパクトなヤシ科の観葉植物です。種類が多く、100種類ほど出回っています。上に向かってスッと伸びる葉がとても美しく、細い葉は鋭い気を発し、やる気を高める効果があると言われています。成長が遅く、インテリアとして扱いやすい観葉植物です。

商品名テーブルヤシ
価格2,680円
おすすめの置き場室内で直射日光が当たらない場所
花言葉あなたを見守る
特徴耐陰性が高く、室内で育てても徒長しにくい

コーヒーの木

コーヒーの木は上手く管理すれば、自宅で豆を収穫することができます。葉が下に下がって生える特徴があり、風水では周囲の人の気持ちを落ち着かせる作用があると言われているため、リラックスさたい空間に飾ると効果的でしょう。

商品名コーヒーの木
価格2,680円
おすすめの置き場幼い株は耐陰性があり、室内の日が当たらない場所でも育つ。

一方、生長した株は、耐陰性が下がるため、できる限り明るい場所に置くと良い。

花言葉一緒に休みましょう
特徴葉に艶があり、年中緑色の葉を生やす。生育から3~4年でコーヒーチェリーと呼ばれる実がなる。

Q&A

実際に、東京寿園で、お客様からよくあるお問い合わせの一部を紹介します。観葉植物を育てていく中で参考にしてみてくださいね。

Q,根腐れしたときに根っこを切ることはしても良いのでしょうか?

A,腐ってしまった根っこは切ることが望ましい。

腐った根の部分をしっかり切り落とし、新しい土に植え替えすることで回復することがあります。根腐れを見つけたら、早めに対処しましょう。

Q,ポニーテールやベンジャミンは根腐れに強いと聞きました。これは本当なのでしょうか?

A,半分正解で半分不正解です。

ポニーテールは乾燥に強い特徴があり、水やりを多少怠っても大丈夫な観葉植物です。一方、ベンジャミンは乾燥すると葉が枯れ落ちてしまう特徴があります。乾燥に弱いため、水やりを頻度におこなうと根腐れを起こしてしまうので、注意が必要です。定期的に葉水を与えたり、受け皿に溜まった水を捨てることを忘れないようにしましょう。

ポニーテールやベンジャミンは両方とも、とても人気がある可愛らしい観葉植物です。置く場所や水やりの頻度に気をつけながら育ててみてはいかがでしょうか。

Q,根腐れをして手遅れの状態ってありますか?

A,ありますが、挿し木にすることで、新たな株を増やすことができる可能性があります。

根腐れの状態が酷く、悪化している場合は根っこが全滅している可能性があります。そのため、挿し木にして様子を見てみましょう。

やり方は以下の通りです。

  1. 元気な茎や枝の部分を切る。
  2. 新鮮な水に2~3時間ほど浸す。
  3. 新たな土に植え替える。

数日後に初根するはずですので、様子を見ながら徐々に水やりを再開しましょう。

観葉植物が根腐れを起こす原因とは?正しい対処法と未然に防ぐ方法を紹介のまとめ

ここまで、観葉植物の根腐れや対処法などについて詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか。根腐れを起こさないためには普段のお世話や観察が不可欠だとご理解いただけたかと思います。

ポイントとして

  • 観葉植物は、水を与えすぎない、土の通気性が大事
  • 根腐れを見つけたら早めに対処すれば回復する可能性がある
  • なるべく直射日光を避け、明るい場所に置く
  • 肥料や活性剤を上手く活用し元気に育てる
  • 観葉植物はハイドロカルチャーがおすすめ

以上5点をしっかりおさえておいてくださいね。

このことを踏まえ、根腐れを起こさず注意し、色々な観葉植物に挑戦してみると更に育てることが楽しくなるでしょう。ギフトとしても大変おすすめです。

東京寿園では様々な種類の観葉植物をご用意しておりますので、是非ご覧になっていただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

記事執筆者長岡 孝樹」

この記事の執筆者長岡 孝樹
NFDフラワーデザイナー

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。