目次
- サボテンとはそもそもどんな観葉植物なのか
- サボテンの鉢にこだわるメリットとは
- サボテンの鉢の種類
- サボテンに合う鉢の選び方
などについてご紹介していきたいと思います。この記事を読み進めながら、サボテンの上手な鉢選びをマスターし、鉢購入の際の参考にしてくださいね。
関連記事:サボテンの育て方|初心者でも失敗しない方法や日常のケアを徹底解説
サボテンについてよく知ることで鉢選びがよりしやすくなる!

サボテンの基本情報
北アメリカおよび中央アメリカ・インド洋を中心に2500種以上ものサボテンが存在しています。その多くは多肉植物で、棘の部分は葉や茎が変化したものと考えられています。乾燥地帯で見られる種が多いですが、熱帯の森林地帯や高山に生える種、北米の湿潤な温帯や冷帯で育つ種もあります。サボテンは暑い気候を好む種ばかりと思われますが、実は様々な気候帯に分布しており、中には氷点下になっても生存できる種もあるほどです。植物名 | サボテン |
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科名/属名 | サボテン科/233もの属に分類 |
学名 | Cacaceae |
和名 | 仙人掌・覇王樹 |
特徴 | 様々な気候帯に分布し育つ多肉植物 |
サボテンは2500以上もの品種があると言われている
サボテンには2500以上もの品種があるとされており、形態や大きさ・トゲの形状など多種多様です。サボテンには大変ユニークな形やかわいい形をしているものも多く、インテリアとして室内に飾ることで癒しの効果もあります。また小型のものからとても大きくなるタイプのサボテンまでいろいろあるため、自分の生活環境に合ったサボテンを選ぶことで長く育てられます。ウチワサボテンやミニサボテンなど、その大きさはや形状はさまざま
ウチワサボテンは名前の通り、「ウチワ」のような平べったい形をしたサボテンです。ミニサボテンは生長もゆっくりで購入したままの鉢でも数年そのままにしていても大丈夫なほど小さめのサボテンです。このように、サボテンには様々な特徴をもった形や大きさをしているものがたくさんあります。中には綺麗な花を咲かせる白檀や金鯱などの品種も!
サボテンにお花が咲くことを知らなかったという方もおられるかもしれませんが、白檀・金鯱などのように奇麗なお花を咲かせる品種もあります。サボテンのお花は、育てている環境・お花を咲かせるまでの期間・数年に一度開花するタイプなど様々な種類があるため、育てているサボテンがどのような特性を持っているかを理解することが大切です。
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最近はサボテン専門店などもあり、よりサボテンが身近になった
最近ではサボテンの販売に特化したサボテン専門店もあり、サボテンに関する用品もまとめて販売しているため、サボテンを手にしたり育てたりしやすい環境が整っています。サボテン専門店が増えることで、今までサボテンに興味があるけれど手にしにくかったという人も、より身近に感じれるようになりました。サボテンの花言葉
サボテンの花言葉は、「枯れない愛」「情熱」「燃える心」です。これらの花言葉は、サボテンが熱帯地域でも枯れずに長い間生き続けることからつけられたといわれています。サボテンの花言葉にはロマンチックなものが多く、燃える心という花言葉は、サボテンが燃えるような熱い灼熱下でも大きく成長し、鮮やかなお花をつけることに由来しています。それでは、各項目別に詳しくみていきましょう。枯れない愛
サボテンには大切な人に贈るのにぴったりな花言葉があります。中でも「枯れない愛」の花言葉は1600年代のトルコに由来しているとされています。1600年代のトルコではプロポーズの際にサボテンを渡すという習慣があり、このことから相手を想う気持ちを表現する花言葉がつけられました。情熱
サボテンの「情熱」という花言葉は、サボテンが砂漠などの過酷な状況でも大きく立派に成長し、奇麗なお花を咲かせる様子を表現した言葉とされています。また情熱的にぐんぐん成長する姿からみても、情熱という言葉がぴったりきます。燃える心
サボテンが燃えるように熱い環境でも大きく成長し、字かなお花をつけることに由来しているとされています。大切な人に恋愛面での気持ちを伝えたい時や尊敬の気持ちを込めて感謝を伝えたい時に、サボテンのプレゼントは最適です。どのような過酷な状況でもあなたへの想いを貫きますという気持ちを是非サボテンで伝えてみてください。サボテンの風水効果
風水とは中国から伝わった環境学で、住環境の「気の流れ」を良くし、運気をアップさせる方法です。風水ではサボテンのようにトゲのある植物は、良い運気も悪い運気も遠ざける効果があるとされています。そのため、サボテンの風水効果は「邪気払い」「魔除け」といわれています。邪気払い効果
サボテンには邪気払いのパワーがあるため、トイレなどの悪い気が溜まりやすい場所に置くことで、悪い気を外に出せます。悪い気を浄化することで、家族の健康運をアップさせ、窓を開けたり換気扇を回したりして悪い気を屋外に出してしまいましょう。魔除け効果
サボテンの持つ鋭いトゲで、悪い気を跳ね返すため「魔除け」の効果があるといわれています。悪い気が入ってきやすい窓際・玄関・ベランダなどに置くことで、外部からの邪気の侵入を守ってくれます。また、気の巡りが悪い場所に置くことで邪気を吸い込み、その結果サボテンが枯れてしまうこともあります。その際は、その場所に悪い気が溜まっていたんだと思うようにしてください。サボテンの鉢にこだわるメリット

適切な鉢で育てることでより健康的に育つ
サボテンの大きさに合った適切な鉢で育てることで、より健康的にサボテンが育ちます。サボテンの株の大きさに合った直径で、深すぎない物を選ぶことが大切です。もし鉢が大きすぎたり深すぎたりすると、土の量に対し根が少ない状態になるため、土の中の水分が十分に吸収されず乾燥し辛くなります。そうなると土の中の酸素量が少ない状態が続くため、根が酸欠状態になり根腐れを起こしてしまいます。インテリア性が高くなり、よりおしゃれに
鉢にはカラフルでポップな雰囲気になる鉢からダークでシックな大人のイメージを出せる鉢まで様々なタイプがあり、インテリア性が高くより部屋をおしゃれに演出できます。個性的な見た目のサボテンと素敵な鉢を組み合わせることでオリジナル性も高まり、ワンランクアップしたインテリアを楽しめます。鉢の素材も素焼き・テラコッタ・プラスチック・陶器など様々なタイプがありますが、サボテンは土の中が湿っていると株が弱ってしまうため、必ず鉢底に穴が空いているものを選ぶように心がけてください。
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根腐れや病気を防ぐことができる
サボテンを育てる時に大切なことは、水はけが良い土・鉢を選ぶことです。素焼きの鉢は通気性のある陶器素材でできているため、水はけは良好です。素焼きの鉢でサボテンを育てることで、根腐れなどの病気を防ぐことができます。もし素焼きの鉢ではなくシンプルなプラスチックの鉢で育てたい場合は、底穴が大きくたくさんあるタイプのプラスチック鉢を選ぶようにしてください。そもそも鉢にはどんな種類のものがあるの?

鉢はサイズ、深さ、素材、色、底穴の有無など、選ぶための基準はたくさんある
サボテンに合う鉢を選ぶ場合、サイズ・深さ・素材・色・底穴の有無など、選ぶ際の基準はたくさんあります。どの素材にするかを迷う方も多いと思いますが、園芸愛好家の中でも意見が分かれるため、自分の気に入ったものを選ぶことが大切です。注意すべき点は、底穴が必ず空いているタイプのものを選ぶことです。①:鉢のサイズ
サボテンの鉢を選ぶときに気を付けるべきポイントは、現在の鉢より一回りだけ大きいものにすることです。現在の鉢の大きさを基準にして選ぶことで、育てているサボテンにベストな鉢を選べます。もし現在の鉢のサイズが分からない場合は、定規を当てチェックしてください。号数は「1号=直径3㎝」を基準としてつけられているため、直径9㎝の鉢なら3号サイズということになります。大きいもの
頻繁な植え替えは苦手だからと大きすぎる鉢を選ぶと、サボテンが上手に鉢の中に根を張れず、水が流れにくくなって蒸れるため、サボテンに悪い環境になってしまいます。必ず現在使っている鉢より一回りだけ大きいものから選ぶように心がけてください。小さいもの
現在使っている鉢より小さいものを選んでしまうと、株が土から浮いてしまうばかりでなく、根がパンパンになってしまい、植え替えても即根詰まりを起こすため、すぐに植え替えなければならなくなります。そうなるとサボテンにストレスがかかり、最悪の場合枯れてしまうため避けることが大切です。②:鉢の深さ
サボテンの鉢を選ぶ場合、深さはあまり深くないものを選ぶようにしてください。深すぎても浅すぎてもサボテンにとってあまりうれしくない環境になるため、良い塩梅の深さを慎重に見極める必要があります。とはいえ、植え替え時に根をカットすることも可能なので、とりあえずは深すぎない鉢を選ぶようにしてください。深めのもの
サボテンに合わない深めの鉢を選んだ場合、鉢の中に根を上手く伸ばせられないため、サボテンが倒れやすくなります。おまけに底の深い鉢は水はけが悪く、根腐れを起こしやすくなるため、避けるように心がけてください。特に梅雨時は水を与えなくても蒸れて根腐れを起こしやすくなるため、サボテンにとっては天敵です。浅めのもの
サボテンの鉢を選ぶときは底の浅いタイプのものを選ぶ方が良いというのは定説ですが、あまりにも浅すぎて根が伸びられないようなものはおすすめではありません。必ずサボテンの大きさに合った鉢から選ぶことが大切です。現在使っているものよりワンサイズ大きめの鉢なら育てる上で困ることはありません。③:鉢の素材
鉢の素材でも悩む方も多いと思います。今良く見る素材の鉢は、素焼き・プラスチック製・陶器製・ブリキ製・木製のものです。それぞれの素材でメリットやデメリットがあるため、自分が扱いやすい素材の鉢を選ぶことが大切です。素焼き
素焼き鉢は、通気性に富んでサイズが豊富にあるというメリットがある一方、プラスチック製の鉢に比べて割高で肥料分が流れ出しやすく鉢の中心が温まりにくいといわれています。また素焼き鉢は側面から水分を蒸発するので過湿になりにくいという利点がありますが、蒸発するときに気化熱で鉢の温度を下げてしまう可能性が高いともいわれます。プラスチック製
プラスチック製の鉢の特徴は、安く軽いというメリットのほか、サボテンに対し土が多すぎると乾燥しにくく中が蒸れ根腐れを起こしやすくなる点が挙げられます。プラスチックの鉢は育て慣れていない人にとっては水やりの加減が分からないため、扱いにくいという部分もあります。その点、同じプラスチック製の鉢でもスリット鉢は通気性も良好でそこに水がたまりにくい仕様になっているたため、サボテンの栽培に適しています。陶器製
陶器製の鉢は屋外でも屋内でも使え、優しい手触りと温かみが持ち味の鉢です。陶器製の鉢は水分が鉢に残っていても割れにくく、寒冷地でも安心して使え、水分が浸透しやすく乾きやすいためサボテンにも適しています。デメリットは、鉢だけでもかなりの重量があるため移動させるのは一苦労しますが、安定性は抜群なので置き場所を決めてから植え替えを行うことをおすすめします。ブリキ製
ブリキ製の鉢は穴の空いていないタイプのものでも自分で開けることができます。金属製のため、プラスチックや陶器鉢より熱伝導率は高く、熱しやすく冷めやすい鉢です。暑い時期に高温になる場所に置いておくと、鉢の中の温度が高くなり一気に根を傷めえる可能性が高くなりますし、冬に寒い場所に置くと一気に冷え込んで土が凍ってしまうこともあります。そのため、ブリキ製の鉢でサボテンを育てる場合は、必ず一定の温度を保てる環境で育てることが大切です。木製
木製のものは鉢というより鉢カバーとして多く販売されています。鉢カバーは植木鉢をすっぽり被せて使うもので、植木鉢は植物を直接植え込み、底に水抜き穴が空いていますが、鉢カバーは屋内で使う目的で作られているため底に穴が空いていません。木製の鉢カバーの最大のメリットは、お部屋のコンセプトに合わせてコーディネートできる点と、保温効果に優れている点です。
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④:色
鉢を選ぶ際、大切なポイントとして色も挙げられます。鉢の色でインテリアとしてのイメージも変わりますし、お部屋の明るさも変わります。基本的に黒色の鉢は日照を受けて熱を吸収しやすくなるため、サボテンにとっては最適な環境づくりの一助になります。白などの明るめの色
白などの明るめの色の鉢を使うことで、お部屋のイメージが明るくなります。また白系の鉢を使うことで、熱を反射しやすく夏場の鉢の温度上昇を防ぐ効果があるためおすすめです。最近多い夏の猛暑の害を防げるためサボテンにとっても嬉しい効果を発揮してくれます。黒などの暗めの色
黒などの濃い色の鉢を冬に使うと、熱を吸収してサボテンの根を温めて保温する効果があるため、寒い時期に安心してサボテンを冬越しさせられます。また根を温めることで生育も良くなる種類が多いため、サボテンの成長にとっては嬉しい効果がありますが、夏の日差しでは日光を集めることで鉢内が高温になるため注意が必要です。⑤:底穴の有無
鉢の底穴の有無は、鉢の底に底穴が有るか無いかで、サボテンが根腐れを起こすか起こさないかの差が生じるため、大変重要なポイントです。底穴が無い鉢でもサボテンを育てられはしますが、鉢の中の水はけがすぐに悪くなるため、鉢底に穴が空いているものよりは根腐れなどの病気にかかりやすくなります。底穴がある鉢
底穴がある鉢は、水はけがよいため余分な水がすぐに鉢の外に出ていきます。そのため、鉢内の土が乾燥しやすく、サボテンにとっては良い環境で生育させられます。少し多く水やりを行ってしまっても、底穴から水が抜けていくためそれほど気にすることなく日々の水やりを行えるというメリットがあります。底穴のない鉢
底穴のない鉢は、水はけが大変悪く鉢内が蒸れて乾燥しづらい環境です。そのため、根腐れなどの病気が起こりやすくなり、知識と経験がないと底穴のない鉢でのサボテンの育成はなかなか困難を極めます。最初から底穴が有る鉢を使うことで、心配事を一つ減らすのもサボテンにとっては最善の方法ではないでしょうか。サボテンに合う鉢の選び方

【前提知識】最もサボテンに適しているのは「黒いプラスチック鉢」
サボテンを育てる上で一番ベストな鉢は「黒いプラスチック鉢」です。サボテン愛好家の方たちからも評判が良く、サボテンといえば黒いプラスチック鉢とある意味定番のようになっています。ではなぜ黒いプラスチック鉢がサボテンを育てる上で最適なのでしょう?水はけもよく土の温度も高めに維持できる
サボテンなどの鉢植えの観葉植物を育てる上で大切なポイントは、水はけと土の温度です。黒いプラスチックの鉢は、水はけも良く黒色という特性から土の内部の温度を高めに維持できるため、サボテンには大変嬉しい環境づくりが叶います。最近は100均などでも購入することができる
最近では100均などでも黒色で横にスリットが入ったプラスチックの鉢を購入することができるため、とてもお手軽にサボテンなどの観葉植物を育てられるようになりました。サボテン自体も100均に色々な種類が並んでいるため、お手軽価格でサボテンの育成をできるなんて嬉しい限りですね。自分で選んだおしゃれでかわいい鉢で育てたい場合の選び方をご紹介
それでは自分で選んだおしゃれでかわいい鉢で、サボテンを大切に育てたい場合の選びかたについてご紹介していきたいと思います。どのようなポイントに注意しながらお気に入りの鉢を選べばよいのでしょうか。項目別に順にみていきたいと思います。1.水やりを意識した、底に穴の空いた深さが浅いものを選ぶ
サボテンの鉢を選ぶ場合、水やりを意識し、底に穴の空いたもので深さが浅いものを選ぶことが大切です。サボテンの鉢を選ぶ際は自分が気に入ったタイプを選ぶことも大切ですが、サボテンにとってベストな環境を整えられる鉢を選ぶことも大切です。サボテンは多湿が苦手な植物
サボテンは多湿な環境が大変苦手な観葉植物です。そのため、鉢内の土が乾燥しやすい環境を整えることが大切です。その点でも鉢底の穴は大変重要な役割を担っています。そのため、必ず鉢底に穴が空いている鉢を選ぶようにしてください。穴なしで底が深い鉢は鉢内が蒸れてしまうので注意
穴なしの鉢で底が深い鉢を選ぶと、鉢内が蒸れてしまうため注意が必要です。この穴なしタイプの鉢にサボテンを植えると、一気に根腐れを起こし元気がなくなってしまいます。鉢選びはサボテンを元気に育てるためにも重要なことなので、是非サボテンに合ったベストな鉢を見つけてくださいね。
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2.今育てている鉢よりも一回りくらい大きめのサイズを選ぶ
今サボテンを育てている鉢よりも一回り大きめのサイズの鉢の中から選ぶようにしてください。鉢の大きさはサボテンを育てる上で重要なポイントです。鉢のサイズは大きすぎても小さすぎてもサボテンには嬉しくない環境のため注意が必要です。大きすぎるものは逆効果
植え替えの手間が大変だからと、サボテンの鉢を一回り以上大きいものにするとかえって逆効果になってしまいます。鉢が大きいと水はけが悪くなり、サボテンの根が十分に鉢内に根付けず、サボテンが倒れてしまう可能性も高くなります。その結果、根腐れを起こして枯れてしまうなんていうことにもなりかねないため注意が必要です。小さめの鉢だと根のトラブルが起こる可能性がある
一方小さめの鉢だと根を十分に鉢内に伸ばせず、根詰まりなどのトラブルを起こしやすくなるため、小さい鉢もおすすめできません。また水切れが起こりやすく、こまめな水やりが必要になりますし、株が大きく丈夫に育たないため、少しのことでトラブルを起こしやすくなります。3.素材の種類は好きなものを選ぼう
鉢の素材の種類はお好みに合ったものを選んで構いませんが、上記でご紹介したようなメリットやデメリットがそれぞれの素材の鉢で見られるため、自分が管理しやすい素材の鉢を決めてから選びに行くようにしてください。鉢の素材一つでサボテンの育てやすさが変わるため、鉢選びの重要なポイントの一つです。4.鉢の色は黒が好ましいがお気に入りの色でもOK
サボテンを育てる鉢は黒が好ましいですが、気に入った色があればそれで大丈夫です。黒はどうしても堅苦しく見えがちなため、ダークグリーンなど暗めの色を選ぶことで、黒を選んだ場合と同じ効果を得られます。またお部屋のイメージとあった色の鉢を選ぶことで、お部屋の雰囲気を一変できるためカラーの鉢もおすすめです。サボテンの生育に合うおすすめの鉢5選

【所沢植木鉢センター】シャトル鉢 黒 2.5寸 八角型 8角 10個セット
シンプルな黒色のプラスチック製の鉢で、底穴もたくさん空いているため水はけも良く、通気性も抜群です。鉢底に敷くトレーも用意されているため、便利なうえに軽く、土を入れても持ち運びが便利です。また黒色の鉢のため、根の保温性も高く、サボテンを元気に冬越させられます。 価格も安く、どのショップにも基本的に用意されているタイプのため購入もしやすいです。またネットショップでは時間を気にすることなく注文できますし、直接発送してもらえるため、ショップで購入する時間の無い人でも簡単にゲットできます。商品名 | シャトル鉢 黒 2.5寸 |
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値段 | 400円(税込) |
素材 | プラスチック |
大きさ | 7.5㎝×高さ7㎝ |
色 | 黒 |
特徴 | シンプルな黒色のプラスチックの鉢で、底穴もしっかり空いたうえに受け皿付き |
【T4U】陶器鉢 竹トレー付き 底穴付き 白 2個入り
ミニサボテンにピッタリな大きさの陶器鉢です。鉢底の穴もしっかり空き、竹製のトレーもついているため、インテリアとしてもピッタリです。上品なイメージの陶器鉢のため、素敵なプレゼントにしても喜ばれること間違いなしです。シンプルなデザインのため、オフィス・玄関・窓際など、どんな場所に置いてもアクセントになり、お部屋を明るくしてくれます。 陶器製のため重いですが、ネットショップで注文することで発送してもらえ、自宅まで届けてもらえるため割ったりすることなく手に入れられます。お気に入りの植木鉢を時間を気にせず注文できるところがインターネットを通して購入できるメリットです。商品 | 【T4U】陶器鉢 竹トレー付き 穴底つき 白 2個入り |
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値段 | 1,299円(税込) |
素材 | 陶器・竹 |
大きさ | 8.5㎝×6.9㎝ |
色 | 白 |
特徴 | 明るい白色の陶器鉢2個と竹製の受け皿がインテリアとしても映える鉢 |
【T4U】セメント鉢 竹製トレイ付き 底穴付き グレー 3点セット
セメント製のため丈夫で落ち着いたグレーの表面にはカラフルな釉薬が施されており、インテリアとしても映える鉢です。底穴もしっかり空いており、竹製の受け皿つきのため水が床に直接落ちることもありません。排水性・通気性ともに良いため、根腐れなどの病気を引き起こしにくい仕様です。サボテン初心者の方も安心して育てられます。商品名 | 【T4U】セメント鉢 竹製 トレイ付き 底穴付き 3点セット |
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値段 | 2,299円(税込) |
素材 | セメント・竹 |
大きさ | 10.5㎝×8.5㎝ |
色 | グレー |
特徴 | 落ち着いたグレーの鉢の周りにカラフルな釉薬を施したおしゃれな鉢 |
【T4U】セメント鉢 3号鉢 浅型 グレー 2個入り
シンプルなデザインで丈夫なセメント製で、竹製の受け皿がついているためインテリアとしても映えること間違いなしの鉢です。底穴もしっかり空いているため蒸れる心配もなく、サボテンを安心して育てられます。3号鉢のためミニサボテンにピッタリの大きさで、落ち着いた雰囲気を演出してくれるデザインです。商品名 | 【T4U】セメント鉢 3号鉢 浅型 グレー 竹製受け皿 2個入り |
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値段 | 1,799円(税込) |
素材 | セメント・竹 |
大きさ | 9㎝×4.7㎝ |
色 | グレー |
特徴 | シンプルなデザインで丈夫なセメント製。竹製の受け皿もついているためインテリアとしても映える鉢 |
【OUNONA】 陶器 素焼き鉢 10個セット
シンプルで「ザ・植木鉢」の感じのする鉢で、サボテンなどの多肉植物を育てるのにぴったりです。プレゼントとしても使いやすく、鉢底穴もしっかり空いています。受け皿がついていないため水やりをしたときに水が直接床などを汚してしまうため注意が必要です。商品名 | 【OUNONA】陶器 素焼き鉢 10個セット |
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値段 | 1,799円(税込) |
素材 | 陶器・素焼き |
大きさ | 約4.5㎝×4㎝ |
色 | 明るい茶色 |
特徴 | 素焼きのためシンプルな鉢として窓際やデスクに置いても邪魔にならず、日常使いにピッタリな鉢 |
選んだお気に入りの鉢にサボテンを鉢植えしてみよう

鉢植えを行う1週間前から水やりを控える
最初のポイントは、鉢の植え替えを行う1週間前から水やりを控え、土の内部までしっかり乾燥させておくことです。サボテンをしっかり乾燥しきれていないと、新しい鉢に植えてから弱って根腐れを起こしてしまう可能性が高くなるため、念入りに乾燥させる必要があります。しっかり土の内部まで乾燥させられたら、次の手順に進んでください。植え替えに適した時期は生育期が始まる3〜4月
サボテンの植え替えに適した時期は生育期がスタートする3~4月です。この時期に植え替えることで、サボテンに少し傷がついても早急に自分で修復できるため、サボテンが弱ってしまう心配をしなくても大丈夫です。生育期に植え替えることで、傷んだ根を清潔な剪定ハサミでカットする作業をあわせて行うことで、より植え替え後に元気にサボテンが育ちます。サボテンを新しい鉢に植え替える方法
サボテンを新しい鉢に植え替えるにはどのような点に注意を払いながら植え替えれば良いのでしょう。植え替えに必要なものと手順について簡単にご紹介するので、理解を深めて実際にサボテンの植え替えをする際に役立ててくださいね。植え替えに必要なもの
サボテンの植え替えに必要なものは以下の通りです。準備するものをしっかり確認し、準備し忘れないようにしてくださいね。- 一回り大きな植木鉢
- サボテン用の土
- 鉢底石
- 鉢底ネット
- 清潔な剪定ハサミ
- 割り箸
- 新聞紙またはビニールシート
- 肥料
植え替えの手順
それでは実際にサボテンを植え替える際の手順についてみていきましょう。- サボテンを植え替える1週間ほど前から水やりを控え、土の内部までしっかり乾燥させておく
- 乾燥していることが確認出来たら、新聞またはビニールシートを敷いて新しい鉢を置く
- 新しい鉢の鉢底に鉢底ネット・鉢底石を入れる
- サボテン用の土に肥料を加え、鉢の中ほどまで入れる
- サボテンを前の鉢から取り出し、土を軽く落とす
- 傷んだ根がある場合は、清潔な剪定ハサミで切っておく
- 新しい鉢に置き、土を入れながら割りばしで根の周りにもしっかり土が行き渡るようにする
- 鉢の縁より少し下の部分まで土をしっかり入れる
- 割りばしを使って用土をならし、サボテンをしっかり安定させる
- 植え替え後のサボテンは1~2週間ほど日光が良く当たる場所で管理し、その間は水やりをしないようにする
必ず底石を敷いてから植え替えるのがポイント
新しい鉢には必ず底石を敷いてから植え替えるようにしてください。底石を敷くことで水はけがさらに良くなるため、サボテンにとって良い環境で育てられます。ネット入りの底石が手に入らない場合は、軽石でも代用が可能です。お気に入りの鉢に植え替えた後のサボテンのケア方法

植え替え後、1〜2週間は水やりを控える
サボテンを植え替えた後1~2週間は水やりを控えることが大切です。植え替えた直後のサボテンは、水を上手く吸えないため水やりは厳禁です。またこの間に日光が程よく当たる場所に置くことで、サボテンが新しい鉢に馴染んで根付いてくれるため、この期間は水やりを我慢するように心がけてください。植え替え直後は直射日光に当てないようにする
サボテンを植え替えた直後は直射日光に当てないようにすることが大切です。まだ水分を上手く吸収できる状態ではないため、少しの直射日光でも焼けてカラカラになってしまいます。植え替えという環境の変化でサボテンの体力も弱っているため、早期に体力回復をさせる意味でも植え替え直後は水やりを控え、直射日光に当てないようにしてください。肥料も基本的には与えなくてOK
植え替え後のサボテンには基本的に肥料を与える必要もありません。この時期に肥料を与えてしまうと、肥料焼けを起こしサボテンが弱ってしまう可能性が高くなるため注意してください。サボテンは定期的な植え替えが必要な観葉植物のため、植え替えの手順をマスターすることでよりスムーズにサボテンを育てられます。【プレゼントにも】サボテンを寄せ植えしてさらにかわいく飾ってみよう

サボテンはプランターや少し大きめの鉢に寄せ植えしてより楽しむことができる
サボテンの様々なタイプをプランターや少し大きめの鉢に寄せ植えすることで、より楽しむことができます。サボテンは形も大きさもいろいろあるため、寄せ植えにすると一つで育てているより映えます。いろいろなサボテンをコンパクトに育てたい場合に寄せ植えはおすすめの植え方です。寄せ植えしたサボテンを大事な人へのプレゼントにするのもおすすめ
サボテンの花言葉は既にご紹介したように「枯れない愛」「燃える心」などの情熱的な花言葉がつけられています。そのため、寄せ植えしたサボテンを大事な人へプレゼントするのもとてもおすすめです。これらの花言葉を添えて、気持ちを伝えてみてはいかがでしょう。サボテンの寄せ植えの方法
サボテンの寄せ植えの方法について具体的にどうしたら良いのかわからない人も多いと思うので、簡単にご紹介したいと思います。サボテンの寄せ植えを行うには、それぞれのサボテンの特徴を知り、同じ特性を持ったサボテンを植えることが大切です。寄せ植えに必要なもの
まず、寄せ植えに必要な道具をご紹介していきましょう。寄せ植えを行うためには以下のものを準備してください。- 寄せ植えに使いたいサボテン
- 寄せ植えする鉢
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- サボテン用の土
- ピンセット
- 軍手
- スプーンもしくは移植ごて
- 割りばし
- 新聞もしくはビニールシート
- 剪定ばさみ
寄せ植えの手順
次に、寄せ植えの具体的な手順についてご紹介していきます。簡単にポイントを押さえて解説するので理解を深めてくださいね。- 寄せ植えに使おうと思っているサボテンは、1週間前から水やりを控え乾燥させておく
- 乾燥していることが確認出来たら、新聞もしくはビニールシートを敷く
- 軍手をはめ、寄せ植えに使う鉢を新聞もしくはビニールシートの上に置く
- 鉢の底穴をふさぐようにネットを敷き、鉢底石を入れる
- サボテン用の土を鉢の2/3ほど入れる
- サボテンを仮置きし、配置を決める
- サボテンをもとの鉢から取り出す
- 鉢植えだったサボテンは、根を優しく崩して土を落とし、余分な根を剪定ばさみでカットしてから植える
- 鉢の奥に置くサボテンから順に手前に並べていく
- 割りばしやスプーンで隙間に土を入れ、軽く押し固めながら植木鉢の縁の少し下の部分まで土を入れる
- 水やりは4日ほど経過してから行う
【まとめ】サボテンに合うおしゃれでおすすめな鉢を紹介!選び方のコツまで
この記事ではサボテンを植え替える時の鉢選びについて、主に解説してきましたがいかがでしたか?- サボテンの鉢を選ぶ際、サボテンについて良く知ることで鉢を選びやすくなる
- サボテンを適切な鉢で育てることで、より健康に育てられる
- サボテンの鉢を選ぶ際、色・サイズ・深さ・素材・底穴の有無など選ぶポイントがたくさんある
- サボテンに最も適している鉢は、プラスチック製の黒色の鉢である
- サボテンの鉢には底穴が無く、高さが高い鉢は不向きである