多肉植物を買ってきたらまずやることを解説!その後の管理方法まで

多肉植物を買ってきたらまずやることを解説!その後の管理方法まで
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目次

多肉植物は、管理の手間があまりかからないため、初心者でも育てやすい植物です。種類が豊富にあり、ぷっくりとした葉が可愛らしく多彩な色合いが多いため、インテリアとしても人気があります。多肉植物は園芸店のほかに100均などでも販売されているため、手に入りやすい植物です。気軽にグリーンインテリアとして楽しめますが、買ってきたらそのまま飾っていても大丈夫なのか気になる方もいるのではないでしょうか。 そこでこの記事では
  • 多肉植物を買ってきたら何をすればいい?
  • 種類によって多肉植物の管理方法は変わる?
  • 多肉植物を購入するときのチェックポイント
  • 100均で多肉植物を買ってきたら?

について解説します。 多肉植物を買ってみたけどどう管理したらいいかわからない方や、健康に長持ちさせたい方はぜひご覧ください。

関連記事:多肉植物の育て方|初心者向けのケアからトラブルの対処法まで

多肉植物ってどんな植物?

多肉植物を買ってきたら、長く楽しむために適切な管理が必要です。多肉植物がどういう植物なのか知っておくと管理しやすくなるため、ここからは多肉植物の基本的な特徴についてご紹介します。

茎や葉が肥厚して水分を蓄える植物のこと

多肉植物は、葉や茎に水分を蓄えることができる植物です。砂漠や乾燥地帯に生息する植物が多く、水やりをほとんどしなくても育てることができます。初心者でも育てやすい植物です。サボテンやアロエなどは広く名前が知られている有名な多肉植物ですね。種類が多く、ぷっくりとした葉のフォルムや多彩な色合いでグリーンインテリアとして人気を集めています。

主に乾燥地域が原産地であるため、湿気や寒さに弱い

多肉植物は主に乾燥地域が原産地のため、湿度が高い環境では葉や茎が腐ってしまうことがあります。また、寒い環境では根が凍って枯れてしまうことがあります。

多肉植物は生育時期の違いから3つに分けられる

多肉植物は生育時期の違いから3つに分けられます。春秋型夏型冬型の3つの生育型があり、それぞれに合わせた管理方法が必要です。

春秋型:生育期は3月〜6月、9月〜11月

春秋型の多肉植物とは、主に春と秋によく生育するタイプの多肉植物のことです。生育期は3~6月9月~11月で、夏や冬は休眠状態になります。春秋型の多肉植物は、10℃から25℃程度の温度が適しており、5℃以下の寒さや30℃以上の暑さは苦手です。

夏型:生育期は4月〜10月

夏型の多肉植物の生育期は4月~10月。春から秋にかけて生育し、冬に休眠します。夏型というのは夏を中心によく生育するため分けられている種類です。夏型といっても暑さに強い種類ばかりではなく、中には遮光してあげないと直射日光で葉焼けする品種もあるため、株に合わせた管理をします。寒さが苦手で、暖かくほどよく暑い環境を好む種類として分けられた生育型です。

冬型:生育期は10月〜12月、3月〜4月

冬型の多肉植物は、生育期は10月~12月3月~4月で、夏に休眠します。高温多湿や霜に弱く、5℃から20℃程度の温度が適しています。夏は水やりを控えて涼しい半日陰に置き、冬は室内に取り込んで寒さを避ける必要があります。

多肉植物を買ってきたら行うこと「植え替え」

多肉植物を買ってきたら「植え替え」を行いましょう。多肉植物にとって適切な環境に整えてあげることで、良く育ってくれるようになります。

基本的には購入後は一回り大きい鉢に植え替えを行う

多肉植物を買ってきたら、基本的に一回り大きい鉢に植え替えを行います。一回り大きい鉢に植え替えることで、根が十分に伸びることができ、水分や栄養分を効率的に吸収することができます。根の状態によって成長速度が変わるため、根が狭い鉢に押し込まれていると、花が咲く種類は花付きが悪くなるなどの影響があります。

ポットのままだと、根詰まりや栄養不足で育たない可能性がある

お店で売られている多肉植物は、小さめのポットに植えられていることが多いのではないでしょうか。そのまま飾っておきたくなるかと思いますが、小さいポットのままだと根が鉢の中で窮屈になり、根詰まりを起こす可能性が高くなります。根詰まりによって栄養不足になり、育たなくなってしまうため、買ってきたら植え替えを行いましょう。

購入時期や居住地では例外もある

多肉植物を買ってきたら植え替えを行うとよいとされていますが、購入時期や居住地では例外があります。多肉植物の植え替えは適切なタイミングで行った方がよいため、状況や環境にあわせて対応していきましょう。

【例外①】夏に購入した場合

多肉植物は買ってきたらすぐに植え替えを行うことが一般的ですが、夏に購入した場合は例外があります。くわしく解説していきます。

夏は多肉植物にとって厳しく、植え替えはダメージを与えてしまう

日本の夏は高温多湿なため、多肉植物にとってストレスを受けやすい厳しい時期です。そのため、夏に多肉植物を植え替えると、ダメージを受けて弱ってしまう可能性があります。

① すぐに植え替えず、1週間〜10日ほど明るい日陰で風通し良く管理する

夏場に多肉植物を買ってきたらすぐに植え替えず、1週間〜10日ほど明るい日陰で風通し良く管理しましょう。少しずつ環境に慣れ、休眠状態から目覚めるようになります。

② その後徐々に日に慣らし、植え替えを行う

植え替えのダメージを最小限に抑えるため、徐々に環境に慣らしていき、生育状況がよくなってから植え替えをしましょう。その後はしばらく様子を見ながら、水やりなどを行います。

【例外②】寒冷地に住んでいる

多肉植物は寒さに弱い植物のため、寒い時期の植え替えには気を付ける必要があります。ここからは、寒冷地に住んでいる場合の多肉植物の植え替えについて解説します。

多肉植物が元気であれば、すぐに植え替えなくても大丈夫

寒冷地に住んでいる場合、多肉植物が元気であれば、すぐに植え替えなくても大丈夫です。根腐れを起こしていなければ、植え替えは春や秋などの適切な季節を待ってから行うとよいでしょう。

寒い時期の手入れに自信がない場合は、暖かくなってから植え替えを行うのがおすすめ

寒い時期は多肉植物が弱りやすく、手入れを間違えると枯れてしまうことがあります。暖かくなってから植え替えを行うことで、新しい環境でも元気に育ちやすくなります。

暖かい室内や園芸店で購入した場合は、冬に慣れていないので極度の寒さには晒さないように気を付ける

多肉植物を暖かい室内や園芸店で購入した場合は、冬に慣れていないため、極度の寒さには晒さないように気を付けましょう。多肉植物は寒さに弱く、気温が5度以下になると枯れてしまうことがあります。そのため、冬は室内に取り込むか、寒さ対策を施した場所に置くようにしましょう。

多肉植物の植え替えに必要なもの

多肉植物の植え替えの際に失敗しないように、道具はきちんとそろえておくとよいでしょう。必要なものをご紹介していきます。

底穴のある鉢

多肉植物は水を貯め込む性質があるため、水はけが悪いと根腐れを起こしやすくなります。底穴のある鉢は、水が鉢底から流れ出る仕組みになっているため、多肉植物の根腐れを防ぐことができます。

水はけの良い土

多肉植物を植え替える際には、水はけの良い土が必要です。多肉植物は、葉や茎に水分をため込む性質があります。そのため、水はけが悪いと根腐れを起こしてしまいます。市販の多肉植物用土を使用するとよいでしょう。多肉植物用土は、水やりをするとすぐに流れていくため、鉢の中に水がたまりにくくおすすめです。

鉢底ネット

鉢底ネットは、鉢底に敷くネット状のもので、鉢底の穴から土や根が流れ出るのを防ぐ役割があります。ホームセンターや園芸店などで購入できます。鉢底ネットは鉢の大きさに合わせたサイズを選びましょう。

鉢底石

鉢底石を敷くことで、土の水はけが良くなります。根腐れの予防や、多肉植物を食害するナメクジの侵入も防ぐ効果もあるため、用意しておきましょう。鉢底石を入れることで重心が低くなり、鉢が倒れにくくなるメリットもあります。

スコップ

スコップがあると、土を掘ったり、鉢を動かしたりするのが楽になります。植え替え作業に便利なアイテムです。特に「筒形」のスコップは扱いやすくておすすめです。

割り箸

割り箸は、多肉植物の根を傷つけないように土をほぐしたり、根を整えたりするために便利です。また、割り箸を土に刺して土の乾燥具合を確認することもできます。

多肉植物の植え替え手順

多肉植物は買ってきたら基本的に植え替えを行います。植え替えに失敗しないように、適切な手順で行いましょう。

①ポットの土を乾燥させる

土が濡れている状態で植え替えをすると、土が崩れにくくなり、根を傷つけてしまう可能性があります。植え替え前に土の表面を確認し、鉢を持って乾燥度を確認します。軽いと乾いており、重いと湿った状態です。植え替えをする数日前には水やりを控えて、ポットの土を乾燥させておきましょう。

②鉢に鉢底ネット、鉢底石の順に敷く

土を入れる前に、鉢に鉢底ネット、鉢底石の順に敷いていきます。植物の水はけがよくなり、根腐れを防ぐことができます。

③鉢の1/3のところまで土をいれる

植物の根を張りやすいようにするため、鉢の1/3のところまで土を入れます。スペースを確保することで、水やりのときにも鉢の中に水がたまりにくくなります。

④鉢の中心に苗をおき、周りに土を入れる

鉢の中心に苗をおき、周りに土を入れます。中心に苗をおくことで、植物がまっすぐ成長し、根が張りやすくなります。

⑤割り箸で土の表面をつつき、根と土を馴染ませる

植物の根が土によく根付くようにするため、割り箸で土の表面をつつき、根と土を馴染ませます。表面の土をつつくことで、土の中に空気の通り道が作られ、根が呼吸しやすくなります。また、土が固まるのを防ぐことができます。

⑥植え替え後は明るい日陰で管理し、1週間ほど経ってから水を与える

植え替え後は明るい日陰で管理し、1週間ほど経ってから水を与えましょう。新しい環境に慣れるために、徐々に慣らしていきます。

多肉植物を買う時にチェックするポイント

多肉植物を買う時には、選ぶポイントをチェックしましょう。良い鉢を選ぶことで、長く楽しむことができます。

①株元が綺麗でぐらついていないか

多肉植物を買う時には、株元が綺麗でぐらついていないかチェックしましょう。根がしっかりと張っていて健康な状態であるということを確認します。株元がブヨブヨしていたり、グラグラするものは根が張っていないか、根腐れを起こしている可能性があります。そうした株は枯れやすく、生育していくことが難しくなるため、よく確認しましょう。

②土が湿っていないか

土が湿っていないかチェックすることも大切です。多肉植物は水を蓄える性質のため、土が湿っている状態はあまりよくありません。買ってきたら植え替えも行うため、土が乾いている苗を選ぶとよいでしょう。

③葉っぱが薄かったりふにゃふにゃになっていないか

葉っぱが薄かったりふにゃふにゃになっていないか確認しましょう。健康な状態の多肉植物は、ふっくらと肉厚の葉をしています。薄い葉っぱは水分が不足している証拠です。また、ふにゃふにゃした葉っぱは、腐敗している可能性があります。葉っぱが薄かったり張りがない株は、購入を避けたほうが良いでしょう。

④徒長していないか

徒長していないかチェックしましょう。徒長とは、日光不足や水やりの過多によって、茎が細く長く伸びてしまう状態のこと。徒長した多肉植物は、見た目が悪くなるだけでなく、病気にかかりやすくなります。茎がひょろひょろと長細く伸びていないか、葉色が薄くないか、形の崩れなども確認しましょう。

⑤害虫病がついていないか

病気や害虫に感染していないこともよく確認しましょう。病害虫にかかっている多肉植物は、適切に管理されていない可能性があります。購入しても早くに枯れてしまうリスクが高いため、避けた方が良いでしょう。

元気な苗を選ぶことで長く多肉植物を楽しめる

元気な苗を選ぶことで、長く多肉植物を楽しむことができます。色鮮やかでふっくらと肉厚な状態の葉や、根がしっかりとしているものが最適です。多肉植物は種類が豊富なため、飾る場所に合わせてお好きな苗を選ぶとよいでしょう。

生育型別の多肉植物の管理方法:春秋型

代表的な春秋型の多肉植物には、エケベリア、グラプトペタルム、セダム、パキフィツムなどがあります。ここからは、春秋型の多肉植物の管理方法を解説します。

置き場所:日当たりの良い場所

春秋型の多肉植物は、春と秋に成長期を迎えます。この時期に日光を十分に浴びることで、元気に成長することができます。光合成によって多肉植物の葉が厚くなり、充分に水分を蓄えることができるため、夏の暑さや冬の寒さに耐えられるようになります。

水やり

多肉植物は水を蓄える組織を持っているため、基本的に毎日たくさんの水を挙げる必要はありません。やりすぎると根が蒸れてしまい、根腐れの原因になります。ここでは、春秋型の適切な水やり方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

春と秋:土が乾いたら鉢底から水が流れるほどたっぷりと与える

春秋型の多肉植物は、春と秋に土が乾いたら鉢底から水が流れるほどたっぷりと水やりしてください。土が乾いてから水やりを行わないと根腐れの原因になります。

夏:ほぼ断水する。水やりを行うのであれば、半日ほどで乾くほどの量を夕方の涼しい時間帯で与えるようにする

夏は休眠期に入るため、水やりを控えてほぼ断水状態にしましょう。断水状態で大丈夫かと心配になるかと思いますが、多肉植物は乾燥地帯原産のため、自ら生育していくための水を蓄える性質があります。春秋型は夏になると生育がゆっくりになるため、水を控えることが大切です。夏に水やりを行うときは、半日ほどで乾くほどの量を夕方の涼しい時間帯で与えましょう。

冬:ほぼ断水する。水切りすることで耐寒性を高めることができる

春秋型は冬も休眠期に入るため、ほぼ断水状態にします。冬は鉢の中の水も乾きにくくなるため、水切りをすることで耐寒性を高めることができます。

肥料:植え替えの時に混ぜ込むだけで、基本的には追肥は必要ない

春秋型の肥料の与え方は、植え替えの時に混ぜ込むだけで大丈夫です。基本的に追肥も必要ありません。緩効性肥料を混ぜるか、液体肥料を水やりと一緒に与えるとよいでしょう。

植え替え:3月〜5月、9月〜11月に行う

春秋型の植え替えは、3月〜5月9月〜11月に行うのがおすすめです。春秋型はこの時期に成長期に入るため、植え替えに適しています。

生育型別の多肉植物の管理方法:夏型

夏型の多肉植物の管理方法を解説します。代表的な夏型の多肉植物には、サボテン、アガベ、アロエ、ユーフォルビア、カランコエなどがあります。

置き場所

夏型の多肉植物は夏を中心によく育つ生育型です。適切な環境に置いて、管理しましょう。

湿気が苦手なため風通しがよく涼しい場所

多肉植物は、基本的に湿気が苦手なため、雨などが当たらない場所に置いてあげるとよいでしょう。風通しがよく涼しい場所が最適です。

春秋の時期は日当たりの良い場所におく

春秋の時期は、気温が穏やかで日光量も多いため、夏型の多肉植物に適した季節です。この時期は、日当たりの良い場所に置いて、たっぷりと日光を浴びさせてあげましょう。

※夏場の日差しは強すぎるため、日除けなどの対策も必要

夏型の多肉植物は日当たりがいい場所を好みますが、直射日光には弱い品種もあります。真夏の直射日光は避け、日除けなどの対策を行いましょう。夏場は午前中などに日光が当たる場所に置くようにし、日差しが強い時間帯に注意しましょう。

水やり

夏型の多肉植物の水やりについて解説します。季節に合わせた水やり方法がありますので、ぜひ参考にしてください。

春秋:土が完全に乾いてから2〜3日後に水やりを行う

夏型の多肉植物は暖かい春と秋によく生育するため、水やりは土が完全に乾いてから2〜3日後に行うのがおすすめです。土が完全に乾いてから水やりを行うことで、根腐れを防ぐことができます。

夏:週に1〜2回程度与える

夏場は週に1~2回程度の水やりを行うとよいでしょう。土を半分程度濡らす程度に水を与えます。

冬:ほぼ断水する。

夏型の多肉植物は、冬はほぼ断水状態にしましょう。寒い時期は多肉植物が休眠状態になるため、吸水率が下がります。水やりは控えた方がよいでしょう。

肥料:植え替えの時に混ぜ込み、追肥は必要ない

夏型の多肉植物に肥料を与える場合は、植え替えの時に緩効性肥料を混ぜるとよいでしょう。追肥は必要ありません。

植え替え:3月〜5月

夏型の多肉植物の植え替えは3月〜5月が適期です。春から夏にかけて生育が盛んなため、この時期に植え替えをすると根が張りやすく健康に育ちます。

生育型別の多肉植物の管理方法:冬型

冬型の管理方法をご紹介します。冬型の多肉植物で代表的な種類は、アエオニウムやリトープス、コノフィツム、クラッスラなどです。

置き場所

冬型の多肉植物も基本的に春秋型や夏型と管理方法が大きく変わることはありません。くわしく解説します。

夏:風通しの良い半日陰の場所がおすすめ

冬型の多肉植物は、涼しい環境を好みます。夏場は風通しの良い半日陰の場所がおすすめです。

春秋冬:風通しがよく明るい日向におく

夏以外の季節は、風通しがよく明るい日向におきましょう。日光をほどよく浴びることで光合成を促し、良く育ちます。

冬型=寒さに強いというわけではないので、気温が低い日は霜に当たらないように室内で育て流ようにする

冬型と言っても、寒さに特に強いというわけではありません。多肉植物は、基本的に暖かく乾燥した環境を好みます。湿気も苦手なため、気温が5℃以下の環境では霜がついて根腐れを起こしてしまいます。気温が低い日は霜に当たらないように室内の暖かい場所で育てるとよいでしょう。

水やり

冬型は、他の多肉植物よりも涼しい時期に生育がよくなるグループです。水やりの方法も性質に合わせて行っていきましょう。くわしく解説します。

春秋:土が乾いて2〜3日後に鉢底から水が流れるまで与える

春秋は土が乾いてから、さらに2~3日後に与えます。鉢底から水が流れるまであげましょう。普段は乾燥気味に、水を与えるときはたっぷりとが基本です。

夏:ほぼ断水。土の表面を濡らす程度を月に1回程度

夏はほぼ断水状態にします。冬型の多肉植物は、夏の蒸し暑さが苦手な品種が多いため休眠期に入ります。水やりは月一回程度を目安に、土の表面を濡らす程度に与えましょう。

冬:土の半分が濡れるぐらいの量を月に2回程度

冬の水やりは、土の半分が濡れるぐらいの水量を月2回程度与えましょう。冬型とはいえ寒さに強いわけではなく、寒い時期は半分休眠状態に入ります。霜に特に注意しながら冬越しをしましょう。

肥料:植え替えの時に混ぜ込み、基本的には追肥の必要なはい

冬型の多肉植物も夏型や春秋型と同様に、肥料を与える場合は植え替えの時に緩効性肥料を混ぜ込みましょう。追肥も他の型と同じく必要ありません。

植え替え:9月〜11月が適期

冬型の多肉植物の植え替えは、9月~11月が適期です。ほどよく涼しい時期が適切なため、極端に暑い時期や寒い時期は避けましょう。

100均で多肉植物を買ったらどうする?

100均ではさまざまな種類の多肉植物が売られています。100均で多肉植物を買ってきたらどうすればいいのか解説します。

①日陰の風通しが良い場所で1週間管理する

100均で多肉植物を買ってきたら、植え替えを行いましょう。植え替えをする際は、家に持ち帰ったら日陰の風通しが良い場所で1週間ほど管理してください。

②1週間は水やりは行わない

植え替えをする場合、多肉植物を買ってきたら1週間は水やりを行わない方がいいでしょう。土が湿っている状態で植え替えを行うと土が崩れにくく、強引に崩すと根を傷める可能性があります。また、湿った土で植え替えると根腐れの原因になるため、土が乾いている状態にしておきましょう。

③様子を見て、植え替えを行う

多肉植物を買ってきたら、様子を見て土が乾いていることを確認してから植え替えを行いましょう。植物がダメージを受けないように気を付けながら植え替えます。

今すぐ植え替えが必要な場合:茎が黒く変色し元気がない

植え替えを控えた方がいい時期はありますが、茎が黒く変色して元気がない場合は、すぐに植え替えが必要です。元気がない場合は根腐れなどトラブルを起こしている可能性があります。そのままにしておくと枯らしてしまうリスクがあるため、植え替えをして元気な状態に回復させてあげましょう。

多肉植物を買ってきたらまずやることを解説!その後の管理方法までのまとめ

多肉植物を買ってきたらどうすればいいのかご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。 今回の記事のポイントは
  • 多肉植物を買ってきたら環境などタイミングに合わせて植え替えを行う
  • 多肉植物には3つの生育型があるため、それぞれに合わせた管理方法が必要
  • 多肉植物を購入する時に株の状態をよくチェックする
  • 植え替えに必要な道具と適切な植え替えの手順
  • 100均で多肉植物を買ってきたら植物の状態をよく見てから植え替えをする
でした。 多肉植物を買ってきたら、植物の状態やタイミングを見て適切に植え替えを行いましょう。お好きな鉢に植え替えると、素敵なインテリアとして長く楽しむことができます。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。