ここ数年、おうち時間が増えたことで、観葉植物をお部屋に飾るようになった人は多いのではないでしょうか。殺風景だと思っていた部屋も観葉植物を置くだけで、おしゃれな雰囲気になり、心も豊かにしてくれる効果がありますよね。
今回は、観葉植物を育てる初心者の方でも、飾り方を工夫するだけで簡単に自分好みの空間がつくれてしまうような記事をご紹介します。
- 観葉植物をおしゃれに見せるにはどう飾るのか?
- 観葉植物と風水の関係
- 飾るときに一番大切なことは?
- 場所によって素敵な飾り方を知りたい
など、知っておいて損はないことが盛りだくさんです。
今、観葉植物をすでに育てている方も、これから育ててみたいと思っている方も、「こんな飾り方もある」「飾るときのコツはこうなのか」と新たな発見があり、自分が快適だと思える空間づくりの幅が広がることでしょう。ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね。
観葉植物を室内でおしゃれに見せる飾り方ってどんなものがあるの?

さて、観葉植物を買ったままの状態で置いている人はいませんか?もちろんそのままでも植物のエネルギーは変わることなく、十分に癒されていることと思います。
しかし、そこに少し手を入れることで、おしゃれに見える飾り方があるとしたらやってみたくなりますよね。順番にご紹介していきますので、観葉植物をおしゃれに飾る参考にしていってください。
置いておくだけで部屋の印象が一気に変わる観葉植物
置くだけで、一気に印象が変わるのはどんな観葉植物にも共通していることです。例えば暗くて狭いトイレに緑が一つあるだけで、印象はガラッと明るく様変わりします。他にも、デスクの上に小さな観葉植物を置くだけで、作業の合間に癒されたり、がらんとしたリビングに大きなグリーンがあれば、いきいきとした空間へと一気に変化するものです。
観葉植物が持つパワーは不思議ですね。
セリアなどの100均からニトリなどの家具屋さんまで幅広い場所で購入できる
今は、セリアなどの100均からニトリのような家具屋さんや街の雑貨屋さんなど、いろいろな場で観葉植物を手にすることが出来ます。売っている時からおしゃれに飾られているものも多いので、思わず足を止めて見入ってしまう人もいるのではないでしょうか。
幅広い場所で購入できる機会があるので、自分好みの観葉植物に出会う確率も多くなりそうですね。
サイズや置く場所によって飾り方はさまざま
「観葉植物の飾り方」といっても、「これが正解です」とひとまとめに表現はできません。
なぜなら、同じ種類の観葉植物でもサイズはさまざまですし、置く場所によっても雰囲気などを考えて、飾り方は変わってくるからです。
それぞれに合った飾り方を考える楽しみがあります。
今回はサイズ別・設置位置別の観葉植物の飾り方をご紹介
今回は、観葉植物のサイズ別、家の中の置き場所別の飾り方をご紹介していきます。
多様な住生活がある中で、あなたにピッタリくる飾り方を見つけてくださいね。
飾り方を意識する前の豆知識

観葉植物を購入し、さぁ、飾ろうという前に知っておいたら面白い風水に関する豆知識があります。風水と観葉植物の相性はよいとされ、この二つを上手に組み合わせることで運気のアップが期待できます。
インテリアの中でも観葉植物には風水的に効果があるとされている
インテリアに観葉植物を取り入れると、「植物が持つ自然の力」によりよい気が巡り、調和をもたらしてくれるといわれています。
風水的にみて、気がよどんだり、溜まることは運気が下がり、厄災につながります。そこで観葉植物の自然の力をかりて、気を巡らせることで運を開いていこうとするものです。
風水的に良い意味のある代表的で人気な観葉植物
風水的にみても人気の観葉植物には、運気を上げてくれる性質を持ったものが多いようです。いくつか代表的なものをご紹介します。
- ゴムの木:「陽」の性質を持ち、金運アップに効果があるとされています。また、丸い葉が気持ちを落ち着かせ、人間関係を安定させます。
- サンスベリア:尖った葉が「魔除け」「厄除け」に効果的。厄介ごとを寄せつけません。
- パキラ:上向きに成長し、生命力に溢れているため仕事運に効果があります。「発財樹」ともよばれ金運アップにも効果が期待できます。
- モンステラ:大きな葉にリラックス効果があります。穏やかな気持ちを運んでくれ、人間関係が円満にいく効果があるとされています。
- ドラセナ:葉が鋭く尖っているので、邪気を払ってくれる効果があります。また、「ミリオンバンブー」とも呼ばれ、金運のアップに効果的です。
- ウンベラータ:ハートの形の葉を持つことから恋愛運・出合い運に効果があります。優しい雰囲気が人との調和をはかって人間関係が円満になるといわれています。
飾り方を決める中でも一番重要な要素:観葉植物のサイズ感

観葉植物を「どんなふうに」飾ろうかなと考えるのはワクワクして楽しいものですよね。
でもその前に「どこに」飾るのかを考える人が多いのではないでしょうか。
置く場所によって、どのくらいのサイズの観葉植物がぴったり合うのか、かなり違ってくるからです。まず、自分が「観葉植物を飾りたい場所」と、「それに合うサイズ」を考えることが重要になってきます。
超小型ミニサイズ
観葉植物には想像よりも小さな、手のひらにおさまるような超小型ミニサイズのものが存在します。超小型ミニサイズの観葉植物は、デスクやカウンターの上などに置いても邪魔にはならず、掃除もしやすいので重宝しそうですね。
代表的な超小型サイズの観葉植物
- アイビー
- シュガーバイン
- ポトス
- フィットニア
- ピレア・ペペロミオイデス
- ピレア・ヌンムラリファリア
小型サイズ
棚の上や寝室に置きやすいサイズが小型サイズでしょう。初心者が一番初めに購入するのにちょうどいいサイズ感かもしれません。ニトリなどの家具販売店でもフェイクの小型サイズが置かれているのを目にしますね。
代表的な小型サイズの観葉植物
- ガジュマル
- パキラ
- ドラセナ
- クワズイモ
- アスパラガス
中型サイズ
中型サイズとなると、床に置くものが多くなってきます。広い部屋でも中型サイズの観葉植物を置くだけで、雰囲気がパッと明るくなるくらい、存在感が増す大きさです。
代表的な中型サイズの観葉植物
- ゴムの木
- モンステラ
- スパティフィラム
- ベンジャミンバロック
大型サイズ
リビングなど、人が多く集まる場所でも抜群の存在感で空間をおしゃれに演出してくれるのは、やはり大型サイズの観葉植物でしょう。
代表的な大型サイズの観葉植物
- ウンベラータ
- ストレリチア・オーガスタ
- エバーフレッシュ
- フィカス
飾り方を学ぶ前の事前知識:観葉植物の種類

観葉植物には様々なサイズがあるように、実は、種類もいくつかあり、用途や好きなアイテムによって使い分けられます。今回は3つご紹介します。
生花
字の通り生きた観葉植物です。日当たりや風通し、水やりなどお世話に手間がかかりますが、そこが醍醐味でもあります。植物の育成に手をかけることで、季節と共に成長する姿を見守ることができ、癒しや元気をもらえます。
生花の観葉植物を飾ると、植物本来のエネルギーが空間に満ちて風水的な効果も期待できますね。
造花
造花の観葉植物は、セリアのような100均や、雑貨屋でもよく見かけます。本物そっくりに出来ていて、パッとみただけでは造花とはわからないほど。お部屋に飾ると清涼感のある色が引き立ち、「緑色のパワー」をもらえます。
お世話の手間もかからず、気温にも左右されないため、忙しくて植物のお世話ができない人や、日当たりが悪い場所など、「観葉植物が育つには厳しい環境だけれど緑が欲しい」場合などに重宝されます。
多肉植物
サボテンを代表とする多肉植物は、ポテっとした厚みのある葉が可愛らしいですね。
多肉植物の原産地は乾燥や熱帯など厳しい環境のところが多く、過酷な環境下でも生き抜いていける強さを持っています。そのため、生きた植物の中ではお世話の手間がかからない種類ですので、家を空けることが多い人や、初心者の方でも育てやすいタイプです。
基本的な観葉植物の飾り方

基本的な観葉植物の飾り方には「置く」「吊るす」「掛ける」があります。
どの飾り方も空間をうるおし、清純な雰囲気を演出してくれます。
置く
多くの人が棚や窓辺、床に置く飾り方で、観葉植物を飾っているのではないでしょうか。鉢カバーの色や素材を変えたり、床置きのものは移動しやすいように、キャスター付きの台に乗せるなど、アイデア次第でいくらでも飾り方が広がります。
吊るす
つる性の観葉植物は吊るして飾ったほうが、その良さが引き立ちます。アイビーやポトスなど、人気の植物もつるがどんどん伸びてくるので、梁などから吊るすことで、茎や枝が垂れ下がり、美しく空間を彩ることができます。
キッチンとリビングの境目に吊るすと、圧迫感なく空間を分ける役割をしてくれます。風通しのいいところに吊るしましょう。
掛ける
観葉植物を壁にかけて飾る飾り方があります。有名な植物では、「ビカクシダ」というシダの仲間の品種があります。土の代わりに水ゴケを使用することで壁に掛けても土が崩れる心配がなく、まるで絵画を掛けるような感覚で壁をコーディネートできます。
エアプランツという土を使わずに育つ植物も掛けて飾る方法ではおすすめです。
乾燥しすぎないよう気をつけてあげてください。
観葉植物がより華やかになる飾り方:置き場所編

観葉植物が室内にあると、それだけで癒しの空間を提供してくれますが、飾り方でより華やかになります。置き場所ごとにみていきましょう。
キッチン
キッチンでグリーンを目にすると、疲れがふわっと軽くなるような気がしませんか。
食器の後片付けさえも、楽しい空間に変わります。リビングとの境目に吊るす方法で飾れば、空間をやんわりと分けて、気分に変化をもたらしてくれます。キッチン周辺に物を置きたくない場合にもこの方法はいいですね。
しかし、安全面と植物の成長の点から、あまりにも火の近い場所は避けた方がよく、料理に使った油が葉につきやすいなど注意点もあります。
対策として、フェイクグリーンを用いたり、キッチンカウンターの隅にちょこんとミニサイズの観葉植物を飾るという方法はいかがでしょうか。キッチンに観葉植物を飾るというのは、その大きさに関係なく存在感があり、毎日の家事を明るくしてくれるでしょう。
トイレ
風水的にみて、邪気が溜まりやすい場所として知られるトイレ。そこに観葉植物を飾ることは「よい気」が巡り、運気アップによいとされています。
窓のあるトイレであれば、耐陰性の強いポトスやテーブルヤシなどがいいでしょう。小型サイズのものがセリアなどでも購入できますね。窓がないトイレでは、フェイクグリーンを用いてもいいでしょう。
トイレは限られた空間ですから、飾るにも工夫が必要な場合があります。観葉植物を飾る場所がないようであれば、ウォールシェルフなどを活用して、壁に棚を作り、軽めの植物を置くスペースがつくれます。押しピンで取り付けられるタイプを使えば、賃貸でもあきらめる必要はありません。
出窓の窓際付近
出窓がある家に住んでいる場合、出窓の窓際付近に飾るのは、明るい場所が好きな観葉植物がおすすめです。パキラやサボテンなどは日光に強いので、出窓に飾るのに向いている植物です。また、アイビーやシュガーパインはつる性の植物ですので、出窓の上から吊るして鑑賞するというのもおしゃれで可愛いものです。
しかし、ペットなどがぶつかったことによる落下を考慮することと、窓際はレースのカーテンを閉めて直射日光は避け、土の乾きをこまめにチェックするなどの管理の面で注意は必要です。
棚
家の中を見渡してみると、「棚」はどのくらいあるでしょうか?きっと想像以上に多いかもしれません。棚の上をセンスよく飾れば、部屋全体もグッとおしゃれに見えることでしょう。お気に入りの観葉植物を一つだけ置くもよし、高低差をつけて立体的に飾るもよし。和風、アジアンなど、自分でお気に入りのテーマを決めて棚の上をアレンジすることも楽しいですね。
壁に吊るす
茎や葉が枝垂れてくる種類の観葉植物は吊るしてその魅力を最大限に引き出したいものです。土がなくても育つエアプランツはそのまま飾ったり、流木にぶら下げたりと、インテリアのディスプレイの幅がぐんと広がります。
何もあるはずのない空間に吊り下げて緑が浮かぶことで、華やかさと癒しを合わせ持つ演出が実現できるのです。
ただ、吊るすとエアコンの風の影響を受けやすくなるので、エアコンの風が当たる場所を避けて吊るした方がいいでしょう。
玄関
玄関はその家の顔ともいえるところ。観葉植物をおしゃれに飾って家族や訪問者が清々しい気持ちになるように迎え入れたいですね。玄関に置く植物の選び方は、スペースや置き場のある無し、日の当たり具合で環境に合ったものにします。
日があまり入らない玄関にはポトスなど耐陰性の高い植物にしましょう。
そして先ほども述べた「置く」「吊るす」「掛ける」の飾り方を駆使して置きたいものです。風水的にも運気は玄関から入ってくるので、風水と相性の良い観葉植物を飾ることで運気のアップが期待できます。
リビング
家族が集まるリビングにはいっそう観葉植物の飾りがいがありますね。テレビの横に置けば目の疲れを軽減してくれるでしょうし、部屋の隅にウンベラータのように存在感のある鉢を置けば砂漠のオアシスのように家族の憩いの場に様変わりしそうです。
大小のサイズの観葉植物を組み合わせ、スタンドを利用して立体感を持たせて飾ったり、空間に吊るしたり、アレンジが楽しめます。
2階の窓辺から外にかけて飾る
2階の窓辺から外にかけて飾る方法もあります。外国の街並みで窓辺にカラフルなお花が並んでいる光景が思い浮かぶ方もいらっしゃると思います。窓枠などの支えがあり、植木鉢が落下しないことを確認した上で飾りましょう。窓辺に観葉植物を飾ると家の中からも外からも緑を目にすることができ、清涼感のある演出効果が2倍になりますね。
日当たりもいいことから、色々な種類の植物にチャレンジできそうですが、直射日光のあたり過ぎには気をつけましょう。
観葉植物をおしゃれな飾り方をするための意識するべきコツ

ちょっとしたコツを意識するだけで、観葉植物をおしゃれに飾ることができます。
自分に合った実践できそうなものを見つけてくださいね。
無駄な空間ができないような飾り方をする
観葉植物を飾るときには、空間をプロデュースするような感覚を働かせてみてください。といっても難しいことはありません。サイズが小さめの植物を棚やテーブルに置くときには、形や色の違う観葉植物を集め表情豊かに飾ったり、スタンドを使って高低差をつけ、目線を集めやすくするのです。反対に大きめの観葉植物をおしゃれに見せるコツは、一番存在感のある植物を主役に決めて奥に配置することです。そして手前に低めの種類の植物を置くことで空間に奥行きが生まれます。観葉植物同士の組み合わせはどんなものでも大丈夫なので、安心してトライしてみてください。
上から吊るすなどの普段使わないエリアを生かした飾り方をする
棚やテーブルの上はものでいっぱいだとしても、「少し上の空間」というのは思いのほか空いていたりはしませんか?「この空間に観葉植物が欲しいな」という視点で室内を見回してみると、普段使っていないエリアに気づきます。観葉植物を吊るすには天井にフックを取り付ける方法が一般的です。賃貸などで天井に穴を開けたくない場合、しっかり固定し、跡が残らない「マジッククロス8」はいかがでしょうか。amazonなどネットで500円以下で気軽に購入できます。安全面には十分考慮して、植木鉢やカバーなどは軽量なものを選ぶようにしましょう。
鉢カバーで部屋の統一感をもたせる
鉢カバーに凝ることで、たちまちお部屋の雰囲気がおしゃれになります。鉢カバーの素材は豊富に出回っており、木製、陶器、自然素材、素焼き…など選び方もお部屋の雰囲気に合わせられます。色味だけを同じ系統にして、質感や形を変えるとおしゃれな雰囲気が出ます。また、シックな黒やグレーの鉢カバーは観葉植物の緑を美しく際立たせて見せてくれます。
カバーを購入する際は、「鉢の直径と高さ」をきちんと測っておくことが大切です。鉢よりカバーの方が小さいとチグハグで見た目が良くありません。鉢がすっぽり隠れる大きさのものを選びましょう。また、大きめのカバーは室内で移動することを考慮して重さのチェックが欠かせません。
高低差をつける
観葉植物を飾るときに高低差をつけると、一列に並べたときより立体感が生まれ空間が広がるような感覚になります。
高低差をつけるには専用の「スタンド」というアイテムがあるので活用しましょう。このスタンドは、種類や大きさが目移りしてしまうほど豊富にあるのです。材質が木製のものや金属のもの、ひとつ置きから数個置けるもの、部屋の隅にセットするのに特化しているものなど幅広い品揃えですよね。スタンドに植物を置くと、おしゃれなだけでなく、高さが出て目線が集まりやすくなります。部屋の雰囲気にあったスタンドで高低差をつけると、それだけで新鮮で、まるで模様替えをしたよう。植物が増えてきたときにも使えるアイデアです。
できるだけ観葉植物のエリアを固めておく飾り方をする
家の中で植物を固めておくエリアを決めてしまうやり方はいかがでしょうか。
ある場所に棚などを設け、観葉植物を集めてみると、「圧迫感は感じないのに迫力があり」まるで「森にいるかのような雰囲気」を出すことができます。
そのスペースを眺めると植物が持つ生命力のせいか元気をもらえることでしょう。
さらに鉢カバーの色味を合わせたり、高低差をつけて飾ればおしゃれな飾り方上級編になりますね。一箇所に集まっていることでお手入れがしやすいというおまけ付きです。
Q&A

観葉植物の飾り方に寄せられた質問に答えていきますね。これからの参考にしてください。
Q,賃貸で観葉植物を吊るす飾り方をしたいのですがどうすれば良いですか?
A,跡が目立たないフック、もしくはハンキングポールはいかがでしょう。
退去の時に、原状回復をしなくてはならないほど穴を開けたくないですよね。
しっかりと固定でき、跡が目立たないフックがホームセンターやネットで販売しています。
それを利用してみてはいかがでしょう。その場合は規定の重量を超えないよう注意が必要です。
または、床と天井の間で突っ張り棒をはってそこに植木鉢が置ける「ハンキングポール」というものがあります。ハンキングポールなら傷をつけずに枝垂れる観葉植物を飾れます。
Q,どのくらいの量の観葉植物であれば森の感じがない飾り方ができますか?
A,シンプルな空間に樹形がユニークなものを置く飾り方はいかがでしょうか。
どのくらいの量で森と感じるかは人によりますが「森=密集」というイメージでしょうか(違う人もいるかもしれませんが)。密集した感じを出したくないのであれば、まず、数を増やさず、樹形がユニークなものをひとつ空間に配置するのはどうでしょうか。
存在感はあるけれど、森っぽくならずおしゃれさも感じられますよ。
植物の数がある程度欲しい場合は、ミニサイズの観葉植物を4〜5つほど高低差をつけて飾る方法も森っぽくならずおすすめです。
Q,これは絶対にやめた方がいいという観葉植物の飾り方はありますか?
A,植木鉢が汚れていたり、枯れた葉がつきっぱなしで置くこと。
鉢が汚れていたり、枯れた葉がそのままついている状態は見た目が悪く、飾っているとは言えませんね。管理を怠ると清涼感を与えてくれる観葉植物の良さが台無しになってしまいます。また、虫がわきやすくなったり、部屋が汚れるなど実際の生活にも悪影響を及ぼしてしまいます。
その他、安全面の注意が不可欠なシーンは高いところに飾る場合です。重すぎるものを選んだり、落下する危険のある窓辺や出窓に不注意に置いたりすることも絶対にしてはいけません。
【映え間違いなし】観葉植物をおしゃれに飾る方法や場所のまとめ
私たちの身近な存在である観葉植物の飾り方にスポットを当てて紹介してまいりましたがいかがでしたか。
「置く」以外にも「吊るす」や「掛ける」飾り方もあり、思いのほか手軽にできることがわかったのではないでしょうか。今回のポイントを振り返ってみましょう。
- 観葉植物と風水の相性はいいということ(豆知識)
- 生花・造花・多肉植物の種類があること
- 飾り方はサイズと置き場所が重要なこと
- 「置く」「吊るす」「掛ける」飾り方があること
- 空間を無駄なく使ったり、高低差をつけたりする飾り方があること
- 鉢カバーやスタンドなどのアイテム使用で簡単に雰囲気が変えられること
お部屋の模様替えや引っ越しは大掛かりでなかなか手をつけられないかもしれません。でも観葉植物は、その飾り方を変えるだけで気分を大きく変えることができます。この記事があなたの「気分が上がる居心地のよいお部屋つくり」のきっかけになれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。