ウンベラータの幹を太くする方法を紹介!細い原因からコツまで

ウンベラータの幹を太くする方法を紹介!細い原因からコツまで
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目次

大きなグリーンの葉っぱと白い幹が爽やかなウンベラータはお部屋のインテリアとしても人気の観葉植物です。しかしウンベラータは大きな葉の一方で、幹がなかなか太くならないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は
  • ウンベラータの幹が細い理由
  • ウンベラータの幹を太くする置き場植物
  • ウンベラータの幹を太くする剪定方法
  • ウンベラータの幹を太くする肥料の与え方
  • ウンベラータの育て方
について詳しく解説します。 ウンベラータの細い幹はお手入れの仕方しだいで、太くできます。ただし幹を太くするには時期によってケア方法が異なり、コツも必要です。幹を太くするだけでなく丈夫な育て方も実践して、より立派なウンベラータに成長させましょう。

ウンベラータの幹は太くできる?

ハート型のインパクトのある葉と白い幹が爽やかで、インテリアとしても人気のウンベラータは「すこやか」「永久の幸せ」などポジティブな花言葉があります。お部屋に飾るだけで運気アップを期待できるウンベラータは、大きい葉っぱの一方で幹は細く折れてしまわないか心配という方もいらっしゃるのではないでしょうか。まずはウンベラータの幹が太くできるのか詳しく解説します。

ウンベラータのみきは太くすることができる

結論からお伝えするとウンベラータの幹は太くすることができます。幹も葉のようにお手入れしだいで太くも細くも育つため、適切に育てればずっしりとした見た目にできるでしょう。幹を太くする方法はこのあと詳しくご紹介します。

太くするにはお手入れと時間がかかる

ウンベラータは幹を太くできる一方で、お手入れが必要で成長するまでには時間がかかります。というのも幹を太くするには生育環境を整えて、時期ごとにお手入れが必要。つまりウンベラータをずっしりとさせるには気温・気候の変化に合わせてケアをしながら、ゆっくりと幹に栄養を与え太くさせるというわけです。すぐに太くなることはありませんが「幹を太くする」という目的を持って育てるのも変化が見られて毎日楽しいですよ。

ウンベラータの幹が細い理由

そもそもウンベラータの幹が細いのはなぜなのか理由を知っておくと、太くするときの参考にもなります。ウンベラータの幹が細い理由は主に2つです。ウンベラータの幹を太くするためにも、まずは細くなってしまう理由を理解しておきましょう。 

①:日光が足りていない

ウンベラータの幹が細い理由の1つには、日光不足があげられます。ウンベラータはアフリカなどの熱帯地域が原産の植物です。原産地では高さが最大10mにもなる植物の一方で、日光が不足すると光合成ができず弱った幹になります とくに長い期間、日陰や暗い場所で育てていると光合成がまったくできず、ひょろひょろとした見た目にもなるため日照不足にならないよう注意が必要です。幹を太くするためにも適度に光合成ができる環境を整えて、ウンベラータに栄養が行き届くようにしましょう。

②:栄養が足りていない

ウンベラータは日光で光合成をすることで、植物全体に栄養を運びます。そのため先ほどもお伝えしたように日照不足になると光合成ができず、栄養が不足してしまいます。栄養が不足しないためにも、やはり適度に日光浴をさせてあげましょう。 他にも土環境が悪かったり、適切な水やりができていないときも栄養が不足します。

室内で育てる場合は細くなりやすい

ウンベラータの幹が細くなる理由をご紹介しましたが、どれも室内で育てている場合に起こりがちです。明るい場所を好むウンベラータを室内で育てるには、適切な置き場所や時期に合わせたお手入れが必要になります。 おしゃれな見た目で人気のウンベラータは、室内で育てている方のほうが多いはず。室内でも太くて健康な幹にするために必要なケア方法をご紹介していきます。

ウンベラータの幹を太くする方法①:日光にあてる

ウンベラータの幹を太くする方法1つ目は、日光にあてることです。室内で日光にあてるのであれば、明るい所に置けばいいのではと思うかもしれません。しかしウンベラータを日光にあてるときには注意点もあります。元気なウンベラータを育てるためにも幹を太くする日光のあて方とポイントを確認しておきましょう。

ウンベラータの成長にはしっかりと日光にあてて、光合成をさせることが重要

ウンベラータの成長には日光浴が必要です。日光浴により光合成を促すことで、丈夫な幹に成長します。ただし日光浴をする際には葉焼けに注意し、もうワンポイント加えることでより成長させることが可能です。

急に強い日差しにあてると葉焼けしてしまうので、徐々に日差しに慣らす

ウンベラータは日光にあてて光合成すると元気に育つ一方で、急激な環境変化には弱いため注意しましょう。暗いところから日差しにあてる場合は、少しずつ明るい場所に慣らしてから移動します またベランダなどに出して日光にあてる際は、葉焼けにも注意が必要です。葉焼けとは直射日光に長時間あたると葉がダメージを受けてしまい、黄色や茶色く変色してしまうこと。ウンベラータが葉焼けしてしまわないためにも少しずつ明るい場所へ移動していき、直射日光があたらない明るい日陰や半日陰で育てるのが最適です。

風通しが良い場所で育てることで、より成長する

ウンベラータは風通しが良い場所で栽培すると、より生育がスムーズになります。風通しの悪い環境で育ててしまうと、土や葉の通気性が悪くなり根腐れや害虫がつく原因に。根腐れや害虫の被害を受けてしまうと、植物全体が弱ってしまいそもそも健康ではなくなります。幹を太くするには健康な植物を育てることが重要です。そのため家具に囲まれて通気性の悪い場所よりは、近くにものがない風通しの良い環境がおすすめです。

ウンベラータを室内で育てている場合のポイント

ウンベラータを室内で育てている場合は、適切な環境に整えるのが難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。室内でもウンベラータを健康に育てる置き場所と環境を整える具体的なポイントをご紹介します。

日当たりの良い場所に置くようにする

先ほどもご紹介したようにウンベラータは日当たりの良い場所に置くことが大切です。に当たりが良い場所といえば窓辺に置く方もいらっしゃると思います。しかし直射日光にあたると葉焼けの危険もあるため、窓辺に置く場合は必ずレースカーテン越しに置きましょう。ベランダなどの屋外に移動するときも、直射日光には注意が必要です。日当たりが良いといってもウンベラータの置き場所は、明るい日陰か半日陰にしておきましょう。

サーキュレーターや扇風機で風通しを良くする

ウンベラータを室内で育てる場合はサーキュレーターや扇風機を利用して風通しを良くするのがおすすめです。室内では外出時などどうしても閉めきった状態になりがち。そのためお部屋の中でも空気の循環をよくするために、サーキュレーターや扇風機を使用すると、窓を閉めきっていてもある程度は風通しを良くできます。

成長期の暖かい時期は外に出して育てる

ウンベラータの生育が活発になる成長期は、外に出して育てるとより幹を太く成長できます。ウンベラータの成長期は4月~10月の気温が暖かい時期です。成長期に外に出すことで、よりぐんぐん生育できるため幹も丈夫になります。 ただし室内から急に屋外に出してしまうと、逆にダメージを受けてしまうため注意が必要です。気温が暖かくなってきた4月頃から、時間を決めて外に置くようにしましょう。慣れてきたら徐々に屋外に置く時間を増やしていくと、ダメージなく日光浴ができます。

ウンベラータの幹を太くする方法②:剪定をする

ウンベラータの幹を太くする方法2つ目は剪定です。ウンベラータの剪定をすることで、効率よく幹を成長させられるでしょう。ここからは剪定の方法とポイントを詳しく解説していきます。

幹を太くするなら切り戻し剪定が効果的

ウンベラータの幹を太くするための剪定は「切り戻し」という方法が効果的です。切り戻し剪定とは伸びすぎた枝をカットして樹形を整える方法。切り戻し剪定をすることで不要な枝を排除し、効率よく幹に栄養を行き渡らせます。切り戻し剪定では高さはなくなるものの、幹に栄養分を集中して与えることが可能。 また切り戻しをすると通気性も良くなり、植物全体に日光があたり生育を促せるのもメリットです。

剪定の適期は4月〜9月

ウンベラータの切り戻しの剪定時期は4月~9月の生育期に行います。剪定は少なからず植物にダメージを与える行為のため、回復スピードが速い成長期に剪定をすることでトラブルが起こりにくくなるでしょう。4月~9月が剪定時期ではありますが可能であれば成長期の早い段階で切り戻しておくと、夏に向けてぐんぐん生育するためおすすめです

ウンベラータの剪定に必要なもの

ウンベラータの剪定に必要なものは次の3つです。
  • 剪定バサミ
  • ゴム手袋
  • 新聞紙
それぞれのポイントを詳しく解説します。

剪定ハサミ

剪定バサミは清潔なものを用意してください。他の植物をカットした剪定バサミをそのまま使用すると病原菌に感染する可能性もあります。そのため剪定する際は必ず刃先をアルコールで消毒しておくといいでしょう。また剪定バサミは切れ味のよいものを選んでください。切れ味が悪いと剪定時に植物の組織を傷めてしまう可能性があります。

ゴム手袋

 剪定するときはゴム袋を着用して作業しましょう。ウンベラータの枝はカットすると白い樹液が出てきます。切り口から出る白い樹液は皮膚に触れるとかぶれたり、炎症を起こす可能性もあるため、必ず作業するときはゴム手袋を着用してください。

新聞紙

ウンベラータを剪定するときは作業する場所に新聞紙を敷いて置きましょう。先ほどもお伝えしたようにウンベラータの枝の切り口からは、白い樹液がでます。樹液が床などを汚す可能性があるため、作業する場所には必ず新聞紙を敷いておきましょう 新聞紙がない場合は、大きいビニール袋をカットして広げたものでも問題ありません。また衣類にも付着しないようにエプロンを着用しておくと、より安心です。

ウンベラータの剪定の手順

ここからはウンベラータの剪定の手順をご紹介します。切り戻し剪定は準備をしっかりしておけば、初心者でも簡単にできる作業です。

どんな樹形にするかイメージする

まずは剪定をしたあとのウンベラータをイメージしておきましょう。どんな樹形にするかイメージすることで、迷いなく剪定できます。 イメージのポイントとしては、部屋に馴染むサイズやシルエットを考えること。現在のウンベラータを眺めながら理想のサイズをイメージして、次にシルエットを決めると思い描きやすくなりますよ。

分岐させたい場所から枝や葉をバッサリ切り落とす

剪定後の樹形がイメージできたら、いよいよ切り落としていきます。ウンベラータは成長すると枝分かれしながら伸びていくため、分岐させたい場所から枝や葉をカットしましょう。分岐させたい場所から枝を切り落とすと、そこから新芽が出て成長していきます。同時に枯れた葉や茂った部分もカットして、風通しがよくなるように整えましょう。 カットするときは1回でバッサリと切り落とします。枝の切り口が綺麗にならないと中の組織が破壊されてしまい新芽が出ない可能性もあるため、カットするときは思い切り切り落としてくださいね。切り口は融合剤を塗布しておくと、雑菌予防にもなります。融合剤がない場合は、木工用ボンドやアルミホイルを使うのもおすすめです。

剪定した枝を利用して挿し木を行うのもおすすめ

ウンベラータを剪定した枝は捨てずに、挿し木をするのもおすすめです。挿し木はカットした枝を土や水に挿して新しい株を育てる方法。挿し木にする枝は「挿し穂」と呼び、ウンベラータは挿し木で発根する確率が高いため、初心者でも簡単に株を増やせますよ。

ウンベラータの幹を太くする方法③:肥料を与える

ウンベラータの幹を太くする方法3つ目は肥料を与えることです。肥料は植物の生育を促すために必要な栄養素を吸収しやすいように形成したもの。肥料を与えることでより効率よく幹を太くできる一方で、使用時には注意点もあります。ウンベラータの肥料を与えるのに適した時期やタイミングを解説します。

4月〜10月の生育期に肥料を与える

ウンベラータは4月~10月の生育期にのみ肥料を与えましょう。生育期は成長が活発なため、養分をたくさん必要とします。 そのため生育期に肥料を与えることで、成長スピードも速くなるでしょう。気温が低くなる11月以降は生育が緩やかになるため、肥料を与える必要はありません。休眠期に肥料を与えてしまうと、根っこ部分がダメージを受けてしまい枯れてしまいます。

緩効性のものは2ヶ月に1回、液肥は1〜2週間に1回

ウンベラータに与える肥料は緩効性のものか、液体肥料を選びましょう。緩効性肥料は固形で土に撒くタイプの肥料で2ヶ月に1回撒き、ゆっくりと効果を発揮します。 液体肥料は水で希釈して1~2週間に1回、水やりと一緒に与えるもので速効性があるのが特徴です。液体肥料は与えすぎても水で流せるため初心者にもおすすめで、代表的なものにはハイポネックスやメネデールなどがあります。ハイポネックスもメネデールどちらも園芸店やホームセンター、通販などで手軽に購入できます。

幹を太くしたいなら窒素分が多い肥料を選ぶ

肥料の種類をご紹介しましたが、幹を太くしたい場合は窒素分が多いものを選ぶと効果的です。窒素は光合成を促す効果があり、生育スピードを速くしてくれます。窒素分が多い肥料には油かすなどの有機肥料がありますが、室内で育てる場合は臭いの少ない緩効性や液体の肥料を使用しましょう。 それぞれ成分が表示されているため、窒素分の数値が多いものを選ぶと効果的です。緩効性肥料には「ハイポネックス錠剤肥料 観葉植物用」、液体肥料では「ハイポネックスハイグレード観葉植物」などがあります

肥料の与えすぎは逆効果のため、適切に与える

幹を太くするには肥料は必要な一方で、必ず規定の量を守りましょう。速く成長させたいからと、必要以上に肥料を与えると肥料焼けを起こします。肥料焼けは肥料の与えすぎにより根が弱ってしまい、水分や養分を吸収できなくなってしまう状態です。肥料焼けを起こすと生育に大きな影響を起こし、幹を太くするどころか枯れてしまうため与えるタイミングと量は必ず守りましょう。

【基本】ウンベラータの育て方

ウンベラータの幹を太くする方法をご紹介してきましたが、そもそも丈夫な植物でなければ成長もできません。基本のウンベラータの育て方を知って、健康な状態にすることが最優先です。ウンベラータを丈夫に育てるために重要な置き場所や水やり、植え替えなど栽培方法をご紹介します。

置き場所

ウンベラータは日光を好む植物のため、基本的には明るい日当たりの良い場所が最適な置き場所です。ただし夏と冬では適切な置き場所が異なり、それぞれに注意点もあります。

夏場:日当たり・風通しが良い場所

夏場は日当たりと風通しが良い場所に置きましょう。ウンベラータは明るい場所でよく育つため、生育期の夏場は軒下などの明るい日陰に出すのもおすすめです。 ただし直射日光には十分注意してください。風通しが悪いと湿気が溜まり弱ってしまうため、通気性の良い場所を選ぶことも大切です。とくに梅雨時期に室内に置く場合は、扇風機などを利用して風通しをよくしておくといいでしょう。

冬場:昼間は日当たりの良い場所に置き、朝晩は窓際から離した場所

 冬場も生育が緩やかになるとはいえ、日当たりの良い場所で管理します。ウンベラータは寒さに弱いため、屋外で管理している場合は10℃以下になる前に室内へ移動しておきましょう 室内ではレースカーテン越しの明るい窓辺に置くのがおすすめの一方で、朝晩は冷気が入るため移動しておくと安心です。エアコンの風に当たると葉が乾燥するため、寒さだけでなく暖房が直接当たらない場所を選んでください。

水やり

ウンベラータの基本の育て方のポイントでは、水やりも重要です。ウンベラータの水やりは夏と冬で違うため、それぞれ適切なタイミングと量っを与える必要があります。

夏場:土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるぐらいたっぷりと与える

夏場の水やりは土の表面が乾いたら、鉢底からみずが流れるまでたっぷりと与えましょう。夏場は生育期のためたくさんの水分を必要とします。ただし必ず土の表面が乾いたのを確認してから水やりをしてください。土が過湿状態になると根っこが腐ってしまい、根腐れを起こし枯れてしまう可能性もあります。

冬場:断水気味に育てるために、2週間に1回程度で与える

冬場は休眠期になるため、乾燥気味にしておきましょう。水やりは2週間に1回程度で問題ありません。土がしっかり乾燥しているか確認してから水やりをすることで、根腐れ予防になります。土の中が乾燥しているかわからないときは、鉢植えを持ち上げて重さを確認するといいでしょう

葉水:毎日こまめに行うことで、給水、害虫予防に繋がる

ウンベラータは夏と冬、季節に関係なく葉水はこまめに行いましょう。葉が乾燥するとハダニなどの害虫がつく可能性もあり、植物が弱ってしまう場合もあります。 そのため生育期も休眠期も葉水は必要です。ハダニは葉裏にもつく害虫のため、葉水をするときは全体がしっかり濡れるように霧吹きで散布しておきましょう

肥料

 ウンベラータを育てるときには肥料も必要な一方で幹を太くするとき同様、与え方にも注意点があります。

夏場:春から秋の暖かい時期に緩効性の置肥や液肥を与える

夏場は肥料を必要とする時期のため、緩効性の置肥か液体肥料を与えましょう。与える時期は成育期の4月~9月です。幹を太くしたい場合は窒素分が多いものがおすすめの一方で、基本的には成分バランスの良いものであれば問題ありません。手を汚さずに肥料を与えたい場合は、すでに水で希釈してある液体肥料もホームセンターなどで販売されているためおすすめです。

冬場:成長が止まるので、肥料は控える

生育期が過ぎて気温が低くなると生育が緩やかになり、冬場は成長がストップするため肥料は必要ありません。冬場のウンベラータはデリケートなため、適切な置き場所や水やりをして見守りましょう。

剪定

大きい葉が特徴のウンベラータは成長とともに剪定が必要です。剪定時のポイントをご紹介します。

生育期の4月〜9月に行う

剪定は4月~9月の生育期に行いましょう。生育期の前半に行うことで、剪定後のダメージを回復が速くなります。剪定方法は先ほどご紹介した切り戻しで問題ありません。

定期的に剪定することでトラブル防止や幹を太くすることに繋がる

定期的な剪定は幹を太くするのはもちろん、害虫予防や生育を促すためにも必要です。たとえばウンベラータの特徴でもある大きな葉が生い茂ると全体に日光があたらず、生育バランスが悪くなります また通気性も悪くなるため、害虫の被害にも遭いやすくなるでしょう。生育を妨げるようなトラブルが起きないように、ウンベラータのバランスを見て定期的に剪定をしておきましょう。

植え替え

ウンベラータは定期的な植え替えも必要な観葉植物です。植え替えは少し面倒ではありますが、やっておくことで生育環境を良好に保てます。最後は植え替えのポイントをご紹介します。

成長の早いウンベラータは1〜2年に1回は植え替えを行う

ウンベラータは成長が速いため、1~2年に1回は植え替えが必要です。成長とともに根が伸びるため、定期的な植え替えをしないと土の中で根詰まりを起こします。根詰まりを放置していると、水分や養分が吸収できなくなりそのうち根腐れを起こし枯れてしまうでしょう ウンベラータを健康に育てるためには最低でも2年に1回は植え替えをし、根腐れしている部分を除去していい根は残します。いい根かどうか見分けるポイントは色で、黒くなっていなければそのままで問題ありません。同時に新しい土に入れ換えて、通気性のよい環境に整えることが大切です。

生育旺盛な期間の5月〜6月に行うようにする

ウンベラータの植え替えに適した時期は5月~6月です。植え替えは根にダメージを与える作業になります。そのため生育期の前半である5月~6月に植え替えることで、傷んだ根が回復できるでしょう。

植え替え後1〜2週間は肥料を控え、明るい日陰で休ませる

ウンベラータを植え替えたあと1~2週間は根が傷んでいる状態のため、生育期でも肥料は与えず明るい日陰で管理しましょう。直射日光や肥料を控えると、回復に集中できます。

【まとめ】ウンベラータの幹を太くする方法を紹介!細い原因からコツまで

今回はウンベラータの幹を太くする方法を詳しく解説しました。 今回のポイントは
  • ウンベラータの幹が細くなる原因は日照不足と栄養不足
  • ウンベラータの幹を太くするために日光にあてる際には葉焼けに注意して夏場は屋外の明るい日陰、室内では扇風機などを利用して通気性を良くするといい
  • ウンベラータを剪定して幹を太くする場合は4月~9月に行い、切り戻しという方法で樹形を整える
  • ウンベラータの幹を太くするために肥料を与える場合は、生育期に窒素分が多い緩効性肥料か液体肥料を与える
  • ウンベラータは土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをして冬は乾燥気味に与え、2年に1回は植え替えが必要
でした。 ウンベラータは成長スピードが速いため育てやすい一方で、幹を太くするには少しの手間が必要です。手間を掛けた分、愛着も沸いて植物も健康に育ってくれるはず。ご紹介した置き場所や剪定方法を参考にしていただくと、数年後にはずっしりとした丈夫な幹に仕上がるでしょう。幹の太さが変わるとウンベラータの雰囲気も違って見えるため、楽しみも増えますよ。 東京寿園ではウンベラータ以外の記事もたくさん掲載しております。植物にお困りの際はぜひご活用ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。