バラの苗の種類を紹介!購入に適した時期やおすすめの選び方まで解説

バラの苗の種類を紹介!購入に適した時期やおすすめの選び方まで解説
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目次

園芸愛好者が最も多いと言われるバラ。魅力的なたくさんの品種をもつバラの世界は奥深く、香りや季節咲きなど様々なこだわりから選ぶことができるのも人気の理由でしょう。フェンスなどに絡ませてガーデンを美しく彩ってくれるバラですが、どのような品種がありどこで買うのが良いのか詳しくご存知の方は少ないかもしれません。せっかくこだわりのバラを購入するわけですから、新鮮で様々な種類がある苗の中から選びたいですよね。 そこでこの記事では、
  • バラはどんな植物?
  • バラの苗木の種類について
  • バラの苗を買うベストシーズンは?
  • バラの苗はどこで買うの?
  • 人気のバラ苗をご紹介
  • 初心者にもわかるバラ苗の選び方
以上のポイントを中心にご紹介していきます。 バラは日本に流通している品種もとても多く、苗もたくさんの中から選ぶことができます。また、毎年新しい品種が生まれる人気の入れ替わりが激しい点もバラ苗の大きな特徴でしょう。2023年も新しい品種が販売されています。 この記事を通して、バラ苗の適切な選び方を知るとともに人気の高い品種についても詳しくなってみてはいかがでしょうか。多数の品種の中から自分にぴったりのたった一つを選ぶ手助けとなれば幸いです。ぜひ最後まで記事をご覧ください。

バラはどんな植物?

まずは、バラがどんな植物なのかをご紹介します。バラの花は子供でも知っているほどのポピュラーな植物ですが、基本的な情報を詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。バラがなぜ多くの人を魅了するのか、その根本となる特徴についてご紹介します。

北半球に分布するバラ科バラ属の落葉低木

バラは北半球に分布するバラ科バラ属の落葉低木です。温帯地方の北半球に自生していて、チベットから中国にかけての地域が主産地だと考えられています。もちろん、日本にも古来から自生するバラを見ることができました。おもしろいもので、南半球にはバラが自生していることはありません。

華やかな姿や香りをもち、「花の女王」と呼ばれる

バラは「花の女王」と呼ばれています。その理由は、美しくシルクのような感触の花びらの優雅さや深い香りが多くの人を魅了してきたからなのでしょう。特にヨーロッパでは貴族たちの時代からバラは愛されてきました。イギリスやフランスなどのヨーロッパではバラをメインとした美しい庭園を見ることが出来ますね。

バラの苗木の種類にはどんなものがある?

それでは実際に、バラの苗木の種類にはどのようなものがあるのかをご紹介していきます。バラには様々な品種がありますので、苗を選ぶ時にどんな状態の苗が欲しいのかイメージしておいたほうが選びやすいはずですよ。多くのバラの苗木は、「開花苗」と「大苗」「裸苗」「新苗」に分別することができます。

開花苗

開花苗はバラの開花に合わせて、春の時期と秋の時期によく販売されています。すでに花が咲いていて手入れの手間が少ないので、初心者や秋の花後にすぐに植え付けをしたい寒冷地にお住まいの方におすすめです。

接ぎ木から1年以上育てた苗を開花時期に合わせて販売するもの

病害虫に耐性をつけるために、開花苗は接ぎ木から1年以上かけて育てた状態で販売されています。開花時期に合わせて販売されていますので、実際に花を見ることができ、一番選びやすい状態であると考えて良いでしょう。開花していないつぼみの状態で販売されているお店もありますので、写真などの画像を参考に選ぶのも良いですね。

手入れが楽で、すぐに植え替えしなくてよい

開花苗はつぼみ~花が咲く状態の苗が販売されていますので、植え替えをせずにそのまま花を楽しむことができます。そのため、手入れが楽で日当たりの良い場所で土が乾いたら水やりをするという基本的な育て方で大丈夫なのです。

大苗

大苗は冬場にかけて販売されることが多いバラの苗木です。プロが1年間育てたしっかりとした苗木なので、初心者でも枯らすことが少なく次のシーズンにすぐ、たくさんの花を咲かせてくれるはずです。

つぎ木をしてから農場で1年間育てられたバラ苗のこと

接ぎ木を行ってから1年間育てられた大苗は、2年生苗とも呼ばれしっかりと成長しているのが特徴です。販売店や生産者のプロが1年間育てていますので、状態の良い大きい苗を手に入れたい方はこちらを選ぶと良いでしょう。

根が太く、枝もしっかりしていて丈夫

大苗は有機質が多い肥沃な場所で管理されていたので、根が太くしっかりと張っています。同じようにバラの枝も丈夫に成長していますので、植え付けした後もスムーズに根付くはずです。大苗のバラを植え付ける際には土壌が凍らなくなった2月~3月がおすすめです。

裸苗

裸苗はあまり出回ることのない珍しい苗木です。主に冬の時期に流通していて、そのまますぐに植え付ける必要があるのでバラを育てたことがある方におすすめします。

大苗と同じく接ぎ木後に農場で1年間育てられたバラ苗のこと

裸苗は大苗と同じように、農場や生産者のもとで接ぎ木後に1年間育てられたバラの苗木です。肥沃な場所で大きくなるまで育てられているので、根も枝も太くすぐに花をつけてくれるのが裸苗の特徴といえるでしょう。

大苗と違いプラスチック苗に入っておらず、根がむき出しになっている

裸苗が大苗と違うのは、根がむき出しの裸の状態で販売されているということです。そのため、購入後すぐに植え付ける必要があります。お庭の植える場所や、植木鉢などを用意して予定を立ててから注文するのがおすすめです。根が乾いてしまうとそのまま傷んでしまうことがありますので注意しましょう。裸苗はホームセンターなどではあまり見かけることのないネットショップならではの商品ですので、届いたら水を充分に吸水させてあげましょう。

新苗

新苗はホームセンターや園芸店などで数多く目にするバラの苗木です。春から夏にかけて販売されていることが多く、つぼみや花がついていることが少ないのでバラの写真や画像が添付されています。

その年の冬に接ぎ木をしたばかりの苗木

その年の冬に接ぎ木をしたばかりの苗木である新苗は、最も多く流通している状態の苗木です。細いプラスチック鉢に植えられていることが多いので、購入してから数日のうちには植え付けを行うようにしましょう。

根も枝も細いが、安く手に入る

新苗は、50㎝程度の樹高で根や枝が細い状態ですが手に入りやすいお値段なのが魅力のひとつです。たくさんの種類のバラを育ててみたい、広い庭園を造ってみたいという方は新苗をたくさん購入するのも良いですね。

バラの苗を買うベストな時期は?

続きまして、バラの苗を購入するベストな時期について解説していきます。バラの花は春と秋に開花時期を迎えますが、実際に苗を買うのはどんなタイミングが良いのでしょうか。

バラの苗が市場に多く出回る時期

まず、バラの苗が市場に多く出回る時期から解説していきます。たくさんの苗が流通している方が色々な品種を確認して購入することができますし、鮮度を見比べて選ぶことが出来るメリットもあるのです。

春:品数が多く値段が安め

春の時期は多くのバラの品種が開花を迎えるシーズンです。そのため、バラ苗の品数が多く供給量が多いので値段も安くなっているのがポイントです。お目当ての品種が決まっていなく、色々な花を見てから購入を決めたいという方はこの時期に選ぶと良いですね。

秋:大きく育ち、状態が良い

バラの苗は秋にも開花時期を迎えますので、それなりに大きく育ったバラ苗を購入したいという方はこのタイミングで購入を検討しましょう。秋の季節に出回るバラ苗は状態が良く、しっかりと成長した苗を選ぶことができます。温暖な地域に住む園芸初心者の方は植え付けをすぐ行うことができるこの季節を選ぶようにしましょう。

セールになっている時期

実はあまり知られていないことなのですが、バラ苗はセールになる時期があるのです。バラの販売・育種大手である「京成バラ園」でもセールがありますのでバラを植えるまでの予定が長く取れるのであれば、購入する際はセール時期を忘れずにチェックするようにしましょう。バラがセールになる時期は年に三回ありますので、来店の際は電話やメールなどで確認してみるのも良いですね。

植え替え後の季節である3月頃

まず、植え替え後の季節である3月ごろに一度目のセールがあります。2月ごろがバラの植え付けや植え替えのピークに当たりますので、その後の3月がセールになるのです。この一回目のセールでは、定番の大苗や少し成長したしっかりとした苗を購入できる可能性が高いと考えてよいでしょう。

新苗が出回る7月頃

接ぎ木してすぐの苗である新苗が出回るのが5月~6月の初夏の時期です。その後の7月には新発売された新苗もセールで販売されることがあるので、お目当ての品種をセール価格で購入することも可能かもしれませんね。夏の始めの時期が二回目のセールだと覚えておきましょう。

秋バラが咲く前の時期

最後のセールは秋のバラが咲く前の時期です。秋バラは10月~11月に開花することが多いので、9月ごろを目安に考えると良いでしょう。秋に花を咲かせるバラ苗であれば、早めの花を確認してから購入できるのが三回目のセールのメリットですね。

バラの苗はどこで手に入る?

お気に入りのバラをイメージしたところで、バラの苗はどこで買うのが良いのでしょうか。店頭販売からネット販売まで様々な選択肢がある中で、それぞれのメリットやデメリットについてご紹介します。

専門店・販売店

まず、バラ苗の品種が最も多く品質の良い苗を購入したいという方は園芸専門店や販売店を選ぶのがおすすめです。市場に流通している多くの苗を仕入れて販売していますので、多数の品種から選ぶことができるとともにプロの担当者からアドバイスを受けることもできるのがメリットです。

コメリなどのホームセンター

コメリなどのホームセンターはあちこちの地域に身近にある専門店であるとともに、土や肥料、園芸用品、資材なども同時に購入できるメリットがあります。価格もお手軽なものが多く、初心者がバラの栽培を始めたいという場合はまずコメリ、カインズなどのホームセンターをのぞいてみてはいかがでしょうか。

サカタのタネなどのガーデンセンター

サカタのタネなどに代表されるガーデンセンターでは、都市近郊にあることもあり非常にたくさんのバラ苗を見ることができます。欲しい品種が決まっていて、なかなか流通していない、とい方はこちらのガーデンセンターに問い合わせてみてはいかがでしょうか。ガーデンセンターでは2023年に新しく発売されたバラ苗も見ることができるはずです。また、ガーデン用品や資材も購入することができるメリットもあります。

バラ園

最後に、「京成バラ園」などのバラ専門店をご紹介します。バラに特化しているため、珍しい品種を販売していることが多くホームセンターなどでは見かけないレアなバラを購入できるはずです。バラのプロが販売しているため、栽培のコツやポイントなども教えてくれるはずですよ。電話でほしいバラが在庫にあるかどうかも確認してもらえるメリットもあります。

通販

通販では色々な種類のバラの苗が販売されていますので、たくさんの品種を確認してお気に入りのものを選ぶことができるというメリットがあります。その分、送料や手数料、発送料がかかることがありますので、ネット通販のサイトも口コミの評価などを確認してから決めると良いですね。また、注文してからすぐ届くとは限りませんので注意しましょう。サイトの中には無料でお届けしてくれるようなものもあるはずです。

メルカリ

メルカリでもバラ苗は販売されています。メルカリに出品されたバラ苗はピンキリなのでよく吟味してから購入してみてはいかがでしょうか。購入する際はメールなどで状態を確認してみるのも良いですね。

メルカリでもバラの苗を買うことが可能

メルカリで販売されているバラの苗は価格帯が非常に様々なので、思わぬ掘り出し物が見つかるメリットがあります。ネット通販の正規サイトよりも安いこともあるので、園芸熟練者の中にはメルカリで苗を購入する方も多いのです。

中には違法のものもあるので注意が必要

しかし、メルカリでバラの苗を購入する際には注意点がいくつかあります。まず、素人が出品していることが多いので確実に苗と品種名が合っているとは限りません。また、登録品種のバラ苗で育成者権が切れていないものを出品するのは生産者の了承を得ていないため違法です。もちろん、違法と知っていて購入する場合も違法になってしまいますので注意しましょう。メルカリで購入する際はきちんと生産者の了承を取っているのか確認してみるのをおすすめします。

ネットショップでは福袋で売られていることも

ネットショップでは、それぞれのショップのタイミングでバラ苗が福袋として販売されていることがあります。ファッション系の福袋と同様に、バラ苗にもトレンドがありますので福袋には定番の品種から最新の品種、ブランド品種まで入っている可能性があり在庫処分としてお安く手に入るはずです。

ふるさと納税の返礼品でバラの苗が入手できる地域もある

埼玉県や大阪府、山梨県などの市町村ではふるさと納税の返礼品としてバラの苗を購入することのできる地域があります。ふるさと納税の返礼品のバラ苗は、地域ごとの農家や生産者が発送していることもあり品質が良く、地域のおすすめ苗をお手ごろな値段で手に入れることができるはずです。ふるさと納税では送料が無料で届けてくれることもあるので、ぜひチェックしてみてください。

切り花品種の苗は一般的には入手できない

切り花品種のバラ苗は一般的には入手できないことをご存知でしょうか。お花屋さんで販売されている切り花のバラは、専門の園芸流通ルートで切り花生産者へ出荷されているため一般のお客さんには販売していないのです。お花屋さんでバラの切り花を見て、いいなと思っても手に入れることのできない品種もありますので覚えておきましょう。

バラの苗の人気の種類

続いてはバラの苗木の中で特に人気の高い種類についてご紹介します。いずれの品種も魅力的で、それぞれの特徴や香りがあるのが選びがいがありますね。色々なバラ苗をチェックして、お気に入りの一品を見つけてあげましょう。

イングリッシュローズ

イングリッシュローズは最も人気の高いバラの品種です。バラの品種改良のメッカでもあるイギリスの企業の販売登録を受けたものがイングリッシュローズと呼ばれています。その特徴は、多彩の花色と季節咲きの品種があること、また素晴らしい芳香や育てやすさなど園芸に向いた性質を数多くもっています。初めてバラを育てる方は、こちらのイングリッシュローズがおすすめです。

和バラ

日本で生産・品種改良された和バラは、日本人独特の美意識や文化を反映していると言われている品種です。繊細な見た目や風に揺れるしなやかさ、淡い色合いが和バラの最大の特徴でしょう。自然の中の花の美しさを象徴しているかのような和バラは、近年、人気が高まっている品種です。

シーアネモネ

「京成バラ園」から販売されているシーアネモネは従来のバラと異なる、波打った花びらが特徴的なバラ苗の品種です。イソギンチャクから着想を得たというシーアネモネの波打った花びらは深く切れ込みが入ってバラの豪華さをさらに増しています。グラデーションの入ったピンク色の種類が特に人気の一品です。

リトルウッズ

マイクロミニバラとも呼ばれているリトルウッズは、小さくかわいらしい花が魅力のバラ苗です。世界一小さなバラとも呼ばれ、1㎝ほどの大きさの花が特徴的です。リトルウッズは、ドライフラワーにしても色があせることなく素敵な花束を長く楽しむことができます。小さなバラはフェンスなどを背景にしても、存在感を感じさせてくれるはずです。

ジュミリア

赤と白のグラデーションの花びらが美しいジュミリアというバラ苗の品種は、花が大きく夏場でも美しい花を維持してくれる特徴があります。二色の複色がジュミリアの最大の魅力ですので、花束やフラワーアレンジメントとしても人気の品種です。季節によって、縁の色の深さが異なるのも面白いですね。

ミントティー

さわやかな緑色の花が珍しいミントティーは、花持ちが優れた特徴が人気のバラ苗です。淡い緑色の花は印象的で、切り花としても長く楽しむことができます。ミントティーは生育初期は成長がゆっくりですが、生長すると次々につぼみをつけてくれますよ。

シャルロットぺリアン

デザイナーで建築家でもあったシャルロットぺリアンに捧げるバラとして生み出されたこの品種は、モダンなシルエットとセピアの色合いが美しい品種です。シャルロットぺリアンは、花びらが幾重にも重なってとても豪華な見た目を持っています。気品のある女性などにプレゼントしても喜ばれる逸品ですね。

黒バラ

黒真珠やブラックバカラなどいくつかの品種がある黒バラは、濃い赤と黒が混じったような花が印象的な品種です。シルクのようなしっとりとした花弁は、切り花にしても花束にしてもその存在感を発揮してくれます。黒バラには少し怖い花言葉もついていますので、大切な相手にプレゼントするよりも自分で楽しむのが良いかもしれませんね。

初心者にもおすすめの苗の選び方

最後に初心者にもわかりやすい苗の選び方をおすすめします。バラ苗の種類や購入時期をご紹介しましたが、実際に購入するときにはどのようなポイントに注意して選べば良いのでしょうか。

初心者は開花している鉢植えを買うのがおすすめ

まず、初心者は開花している開花苗の鉢植えを買うのがおすすめです。ミニバラの鉢植えは通年を通して開花している状態で販売していますし、苗木であれば春と冬に開花苗を販売しています。

開花苗を購入するメリット

では、初心者が開花苗を購入するメリットとはどのようなものなのでしょうか。苗の種類は開花苗の他にも大苗や新苗などがありますが、いずれも花は咲いておらず写真などで花を確認しなければなりません。そのため、意外と選びにくいというデメリットがあるのです。

すぐに花が楽しめる

苗で買ったバラが開花するのはなかなか待ち遠しいものです。開花苗の場合はすぐに花が楽しめるので、「バラを育てたい」と思ったらすぐに花を見ることができる開花苗のメリットは大きいのではないでしょうか。

初心者でも手入れが簡単

開花苗はある程度の大きさまで育てられていますので、初心者でも手入れが簡単でなかなか枯れることがありません。株が大きく、初めてバラ苗を育てる方にも手入れがしやすいのが開花苗を初心者にもおすすめしたい理由のひとつです。

実際に花が咲いた状態や香りを確認できる

開花苗を購入する時は実際に花を目で見て選ぶことができます。その為、花が咲いた状態で香りや色を確認できるのも大きなメリットと言えるでしょう。写真と実際の花では大きさも異なってきますし、何よりバラに特有の香りを確認することができません。イメージ通りのバラが欲しいときはぜひ開花苗を選んでみてください。

開花苗を購入するデメリット

開花苗を購入する際にはデメリットもありますので、確認しておきましょう。メリットとデメリットを比較した上で、納得して買うのがおすすめです。

値段が高い

ひとつめは値段が高めだということです。開花苗は花を咲かせるまでに手間がかかっていますので、その分、新苗よりもお高くなっています。開花している苗は通販で購入しても、サイズが大きいので発送料が高めになってしまうことも覚えておきましょう。

品種が少ない

品種が少ないのも開花苗のデメリットといえます。開花するまで生産者が育てるのは品種が限られているため、珍しい品種やあまり流通していない品種を開花苗で見つけるのは難しいのです。最新の品種やブランド品種を購入する時は開花苗ではなく、新苗で探すのがおすすめですよ。

【まとめ】バラの苗の種類を紹介!購入に適した時期やおすすめの選び方まで解説

いかがだったでしょうか。 販売されているバラ苗について、種類や購入時期についてご紹介しました。バラの品種は非常に数が多く、初めてバラを育てる方にはどうやって選ぶのか悩んでしまうことが多いかと思います。今回、ご紹介したポイントを念頭に置いてお庭を彩るバラ苗を楽しく選んでみてはいかがでしょうか。 この記事のポイントは以下の通りです。
  • バラは北半球に自生しているバラ科の落葉低木
  • バラの苗木の種類は、開花苗、大苗、裸苗、新苗という4種類がある
  • バラの苗を買うベストシーズンは春と秋、そしてお店ごとのセール期間に購入するのがおすすめ
  • バラの苗はホームセンターや専門店、園芸店などの他にネット販売でも注文することができる
  • 初心者には花や香りを確認することのできる開花苗がおすすめ
バラ苗を選ぶ際は、どのようなお庭を作っていきたいか、どんな色のバラが好きなのか、を念頭においてぴったりの品種を決めると良いですね。特に開花苗は花が咲いた状態で販売されていますので、初めてバラ栽培を行う方におすすめですよ。 最後まで記事を読んでいただいてありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。