バラの植え替えに適した時期は?植え替え後のケア方法まで徹底解説

バラの植え替えに適した時期は?植え替え後のケア方法まで徹底解説
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目次

記念日のプレゼントにも人気のバラはお店で購入するだけでなく、自宅でも育てられる植物です。 しかしバラは定期的に植え替えを行う必要があり、育て方によっても時期が異なります。 そこで今回は
  • バラに植え替えが必要な理由
  • バラの植え替え前に知っておきたい基礎知識
  • バラを植え替えるタイミング
  • バラの植え替えに適した時期
  • バラの植え替え方法
  • バラの挿し木後の鉢上げ時期
  • 植え替え後の剪定のタイミング
について詳しく解説。 バラは育てるのが難しそうなイメージの一方で、植え替えや丈夫なバラの特徴を知っておくと初心者でも育てられる植物です。生育環境によっても植え替え時期や栽培方法が異なるため、それぞれのポイントを知っておくと自分に合った育て方も見つけられるでしょう。長く育てるうえで知っておきたい挿し木や剪定についてもご紹介しているため、最後までチェックしてみてくださいね。

バラの植え替えが必要な理由

バラを長く育てるには植え替えが必要で、正確には用土を入れ換える作業といってもいいでしょう。バラの植え替えが必要な理由は主に3つあります。どれも他の植物を育てるうえでも知っておきたい知識のため、覚えておくとバラ以外を育てるときにも役立ちますよ。

根腐れや根詰まりの予防

基本的にバラなどの植物は成長とともに根を伸ばすため、植え替えをしないと根が腐る根腐れや根詰まりを起こします。鉢からバラを取り出したときに根と土が固まり一体となっていることが多く、さらに湿っていると根詰まりを起こしている状態です。根と土が一体となって離れない状態を根鉢と呼びます。 根腐れや根詰まりをそのまま放置していると、根が水分などを吸収できずに枯れてしまう可能性も。根詰まりは早い段階で発見できれば、植え替えにより復活が可能です。大切なバラを枯らさないためにも、根鉢になる前に定期的な植え替えを行いましょう。

病害虫の発生を防ぐ

植え替えは病害虫の発生を防ぐことができます。バラに付きやすい病害虫には枝や葉につくアブラムシや根を食べるコガネムシなどがおり、古くなった通気性の悪い土だと発生しやすくなります。また糸状菌というカビの一種が原因で起こる「黒星病(黒点病)」や「うどんこ病」も水はけや通気性が悪く、湿度が高い環境で発生するため注意が必要です。どちらも原因は同じの一方、黒星病は葉に黒い斑点を付け、うどんこ病は白い粉が付着します。バラが病気になると近くの植物にも感染するため、植え替えによって土や植物の健康状態をチェックしておくことで予防にもなるというわけです。

土の劣化の影響を受けないようにする

バラは土を3年以上植え替えずにいると、生育できなくなる場合があります。とくに鉢植えで育てている場合、土は消耗品と考えておきましょう。新しい用土は通気性と水はけがよい一方で、使い続けるごとに劣化していきます。水分を吸収・乾燥を繰り返した土は必ず劣化するため、生育環境が悪くならないうちに植え替えが必要です。バラを育てる場合は最低でも2~3年ごとに植え替えをして、新しい土に交換してあげてくださいね。

バラの植え替え前に知っておきたい基礎知識

バラを植え替える前に知っておくべき基礎知識をご紹介します。というのもバラの苗には種類があり、生育してきた環境が違います。また苗は種類によって販売時期も異なるため、バラを育てるうえでは知っておきたい知識です。

バラの新苗とは?

新苗は1本の幹の先端に蕾がついた、リーズナブルな値段で購入できる苗です。まずは新苗の特徴について解説します。

接ぎ木して1年以内の苗のこと

バラの新苗とは接ぎ木して1年以内の若い苗のことで、人間でたとえると新生児のようなものです。接ぎ木とは丈夫なバラの株に枝などを接着させて生育させたもの。新苗は接ぎ木をしてから3ヶ月から半年経ったものになります。

春苗とも呼ばれる

バラの新苗は4月ごろから販売されるため、春苗や1年苗とも呼ばれています。春に植え付けると、秋に花が咲くのが特徴です。ただし新苗はすぐに開花させないように秋までに数回蕾を取る作業が必要なため、初心者には少し育てるのが困難な苗でもあります

バラの大苗とは?

大苗とは名前のとおり新苗が生育した状態の苗です。硬さのある幹が2~3本伸びているのが特徴で、新苗とは異なる時期に販売されます。

接ぎ木から1年以上栽培した苗のこと

バラの大苗は接ぎ木から1年以上栽培した苗のことで、10ヶ月ほど育てられたものになります。しっかり成長しており6号鉢に植えられているものがほとんど。ただし購入後は植え替えが必要です。大苗は接ぎ木からプロがしっかりと育てた苗のため、初心者でも開花させやすいメリットがあります

秋苗とも呼ばれる

大苗は秋以降に出回る苗のため、大苗や2年苗とも呼ばれています。この時期に出回るバラの大苗は育てやすい一方で、料金は少し高めです。購入から半年後には開花するため、確実に花を咲かせたい場合は秋苗を選びましょう。

バラの植え替えの下準備

バラの植え替えには下準備が必要です。主な下準備のポイントは4つあります。

葉や枯れ枝をすべてむしり取る

まずは葉や枯れ葉をすべてむしり取りましょう。葉や枯れ葉を取る理由は休眠状態にすることと病気予防です。通常バラは冬になると葉を落とす植物。しかし気温が暖かいと勘違いして葉を落とさない場合もあります。バラは葉を落とすことで休眠状態に入り暖かくなった春に芽を出すため、確実に開花させるためには必要な作業です。また古い葉や枯れ葉を取り除くことで、うどんこ病やアブラムシなどの病害虫を排除できます。

花や蕾がついていたら切る

葉や枯れ葉をむしり取ったあとは、花や蕾も切り取りましょう。バラは開花するのにエネルギーを使います。花や蕾がついたままだとエネルギーが集中してしまい、株全体の生育が遅くなることも。丈夫な花を咲かせるにはまずは株の生育を優先するために、植え替え前には花や蕾は切り取っておくと安心です。

枝先5~10㎝くらいを切り戻す

植え替え前には枝先も5~10㎝ほど切り戻しておきましょう。枝先を切り戻すことで植え替え時に古い根をカットした場合の根へのダメージを減らせます。

鉢底から出た根はハサミでカットする

鉢底から出た根はハサミでカットしておきましょう。伸びた根をそのままにして植え替えると根詰まりを起こし最悪の場合、根腐れして枯れる恐れがあります。そのため新しい鉢でも根が生育できるように、鉢底から出ている根はカットして整えておきましょう。

バラの植え替えを行うタイミングは?

バラの植え替えを行うタイミングは、大きさや生育環境によっても異なります。バラを育てる場合は、生育環境ごとの植え替えの時期を知っておきましょう。ただしバラの状態によっては定期的ではなく、早い時期に植え替えが必要な場合もあります。鉢植えと地植えそれぞれの植え替え時期を解説します。

鉢植えの場合

鉢植えの場合は鉢の大きさによって植え替えのタイミングは異なります。

5〜6号の小さい株:1〜2年に1回が目安

5~6号の小さい株の場合は、1~2年に1回は植え替えが必要です。なぜなら鉢で育てている場合は土の劣化スピードが早いため、根腐れのリスクもアップします。また5~6号の小さい株の場合は成長段階でもあるため、生育スピードも早いのが特徴です。そのため根詰まりや根腐れを防ぐためにも、最低でも2年に1回の植え替えをおこないましょう。

7号以上の大きい株:2〜3年に1回が目安

7号以上の大きい株の場合は、2~3年に1回のペースで植え替えをしましょう。大きい株の場合も同様に2年以上そのままにしていると、土が劣化し根詰まりや根腐れを起こします。大きい株の場合は最低でも3年に1回は、植え替えを行いましょう。

地植えの場合

地植えの場合は鉢植えと異なり定期的ではなく、生育環境によって植え替えを行います。

基本的にはあまり植え替えることはない

 基本的に地植えの場合は根が伸びても窮屈になることはほとんどないため、あまり植え替える必要はありません。鉢植えに比べて断然、管理の手間がかからないのが地植えのメリットです。

植えた場所の環境が合わなかった場合に行う

地植えの場合は定期的な植え替えは必要ありません。しかし植物の状態や環境に合わなかった場合には、植え替えを行う必要があります。

植え替えが必要なサイン

バラの鉢植え・地植えともに植え替えが必要なサインをチェックしておきましょう。日頃から土や植物の状態をチェックしておくと、枯れる前に気づけるため根腐れ予防にもなります。

土に棒が刺さりにくい

土に棒を刺してみて刺さりにくいときは、根詰まりを起こしている可能性があります。土に棒が刺さりにくい原因は根詰まりを起こし、土の中に根が張り巡らされているためです。そのため土に割りばしなどを刺してみて奥まで入らないときは、根詰まりを起こしているため早急に植え替えをする時期になります。

鉢底穴から根が飛び出す

 鉢底穴から根が飛び出しているときも植え替えをする必要があります。鉢底穴から根が飛び出ている場合も、根が成長し鉢の中で窮屈になっている状態です。そのため放置していると根が栄養分を吸収できず生育が止まってしまいます

枝の色が黄色や黄緑に変色している

バラの枝が黄色や黄緑色に変色しているときも、植え替えが必要な時期です。バラは生育がストップすると枝や幹が黄色や黄緑色に変色します。そのため枝の変色に気づいたときは、早急に植え替えが必要です。そのままにしていると変色部分が広がり、株全体が枯れてしまいます。枝の色が変色しているときの植え替え時は、黄色や黄緑部分を切り取りましょう。

バラの植え替えに適した時期はいつ?

バラの植え替えに適した時期は新苗と大苗で異なります。また地植えの場合は地域によっても植え替え時期が異なるため、注意が必要です。植え替えは植物を健康に育てるうえで重要な作業の一方で、時期を誤るとダメージを与えてしまいます。バラを枯らさないためにも、植え替えに適した時期を確認しておきましょう。

鉢植えの場合の植え替え時期

鉢植えの場合の植え替え時期は新苗と大苗で異なります。また数年鉢の場合も植え替え時期が違うため、ご自分のバラに合わせて作業をしてくださいね。

新苗の場合:5月~6月

春ごろに出回る新苗の場合は、暖かい5月~6月の時期に植え替えを行います。というのも新苗はできるだけ早く植え替えが必要な苗です。そのため5月~6月の気温が暖かくなる時期に植え替えることで、大きな株へと成長してくれるでしょう。

大苗の場合:11月

秋ごろに出回る大苗の場合は、11月に植え替えをするのがベストです。大苗も購入後は早めに植え替えをする必要があります。バラは気温が下がる11月ごろから生育が緩やかになり休眠期に入るため、この時期に植え替えをしておくことが大切です。

数年鉢で育てている場合:12月〜2月(寒冷地は3月〜4月)

バラを数年鉢植えで栽培している場合の時期は、12月~2月の生育がストップする休眠期に行います。東北地方などの寒冷地では気温が-5℃以上の3月~4月がベストです。バラは休眠期に植え替えることで、根を傷めずにケアできます。 ただし品種によっては最適な植え替え時期が異なる場合もあります。たとえばつるバラという品種は休眠期だけでなく、梅雨時期も植え替えが可能です。つるバラは名前のとおりつる性のバラで、トゲを持たない「サマースノー」や赤い枝が特徴の「フランソワジュランビル」などがあります。

地植えの場合の植え替え時期

地植えのバラは植え替えはほとんど必要ありませんが、先ほどもお伝えしたように生育が悪い場合には適切な環境に整えることが大切です。

バラの休眠期の12月~2月頃に行う

地植えの場合も植え替えは12月~2月の休眠期に行いましょう。バラは地植えも鉢植えと同じく、休眠期に植え替えることで根へのダメージを最小限にできます。

寒冷地では3月~4月頃

地植えの場合も東北地方の寒冷地では植え替え時期を少し遅らせて、3月~4月に行いましょう。寒冷地では12月~2月は積雪や凍結するため、根を傷める危険性があります。バラは冬場の植え替えがベストな一方で、とくに地植えでは-5℃以下の環境での植え替えは避けてくださいね。

バラの植え替えの方法

ここからは実践でも役立つ植え替え方法を解説します。バラの植え替えは鉢植えと地植えで異なるため、用意するものや手順をしっかり把握しておきましょう。長く育てるうえでは大切な植え替え方法がマスターできれば、美しいバラを毎年咲かせられますよ。

用意するもの

鉢植え・地植えのバラを植え替える際に必要なものをそれぞれご紹介します。

鉢植えの場合

鉢植えの植え替えに必要なものは次のとおりです。
  1. 古い鉢に入ったバラ
  2. ひと回り大きいサイズの鉢
  3. バラ専用の培養土
  4. 肥料
  5. 鉢底ネット
  6. 鉢底石
  7. シャベル
  8. 手袋
  9. ビニールシート
  10. ハサミ
植え替える鉢はひと回り大きい鉢を用意すると根詰まり予防になります。土は園芸店やホームセンターで販売されているバラ専用の培養土で問題ありません。肥料は固形の緩効性肥料がおすすめです。 鉢底石は軽石か赤玉土を選ぶといいでしょう。バラは枝が硬く植え替え時に皮膚を傷つける可能性があるため、ゴム手袋かグローブを使用すると安全に作業できます。ハサミは清潔なものを使用してください。

地植えの場合

地植えの植え替えに必要なものは次のとおりです。
  1. バラ苗
  2. バラ専用の培養土
  3. 軽石、もしくは赤土玉
  4. 堆肥
  5. 肥料
  6. シャベル
  7. 手袋
  8. ハサミ
地植えの場合は鉢は必要ない一方で、堆肥が必要です。地植えの場合も園芸店やホームセンターで販売されているバラ専用の培養土を使用します。肥料はバラ専用の培養土に入っていない場合は用意してください。地植えのときも水はけをよくするために軽石などの底石を用意しましょう。 堆肥は土を柔らかくし、生育しやすい環境に整えてくれます。肥料は固形タイプの緩効性肥料もしくは、油かすなどを使用しましょう。その他は鉢植えと同じ要領で用意してください。

バラの植え替えの詳しい手順

いよいよバラの植え替えの手順について詳しく解説します。植え替えの際は先ほど解説した下準備をした状態にしておきましょう。バラの植え替えは難しそうなイメージがありますが、鉢植え・地植えともに一度やってみると2回目からは簡単にできるようになりますよ。

鉢植えの場合

バラの鉢植えの植え替え手順は次のとおりです。
  1. 作業場所にビニールシートを敷く
  2. 新しい鉢に鉢底ネット→鉢底石の順に敷き、培養土を1/3程度まで入れる
  3. 古い鉢からバラを引き抜く
  4. バラについた古い土を優しく落とし、黒い根があればカットする
  5. バラを新しい鉢の中央に入れる
  6. 培養土を鉢の丈夫3㎝下まで入れる
  7. 土の表面に緩効性肥料を撒く
  8. たっぷり水を与える
古い鉢からバラが抜けない場合は、外側を木槌で軽く叩くと抜きやすくなります。根についている古い土は完全に取り切らなくても、ある程度落とせれば問題ありません。黒い根や伸びすぎている根はカットしておきます。 新しい鉢に苗を入れたら、根と土の隙間がないようにふんわりと優しく整えましょう。このとき割り箸を使うと整えやすくなります。肥料は直接植物に触れないように与えましょう。植え替え後は休眠期でも土が乾いたらたっぷり水をあげるようにしてくださいね。

地植えの場合

地植えの植え替え手順は次のとおりです。根が黒い場合や伸びすぎているときは、事前にカットして整えておきましょう。
  1. バラを植える場所に苗の大きさに合わせたスペースの穴を掘る(直径・深さともに50㎝前後が理想)
  2. 掘った穴の底面に軽石→堆肥→肥料の順に入れる
  3. 培養土を1/2まで入れて、肥料・堆肥と混ぜ合わせる
  4. 苗を穴の中央に入れる
  5. 培養土を根と幹の継ぎ目下まで入れて整える
  6. 土の表面に堆肥を被せる
  7. 水をたっぷり与える
バラの株元の高さに合わせて穴を掘りますが、わからない場合は50㎝程度の深さと直径を目安にスペースを作るといいでしょう。地植えのときは土はしっかり根につくように硬めに整えましょう。足で土を踏んでおくと根が張りやすくなります。最後に土の表面に堆肥を被せると、乾燥や草が伸びるのを防いでくれるためぜひ試してみてくださいね。

バラの挿し木の植え替え(鉢上げ)の時期

バラは挿し木ができる植物の一方で芽が出るまで、長くて2カ月程度かかることもあります。バラの挿し木をするタイミングは年に2回あり、早く生育させたい場合は夏に行うのがおすすめです。ただし芽が出るまでは水切れに注意する必要があるため、毎日土の状態を観察しておくことが大切です。無事に挿し木から芽が出たら、栽培用の鉢や庭に植え替えを行いましょう。挿し木後の植え替えのポイントをご紹介します。

挿し木をしてから2カ月前後が植え替え(鉢上げ)の適期

バラを挿し木にする時期は5月~7月の夏と、9月~11月の秋から冬ごろの2回。挿し木後の植え替えは「鉢上げ」とも呼ばれ、バラの株元を軽く引っ張り抜けないときが最適なタイミングです。バラの鉢上げの時期は挿し木から約2カ月後が最適。ちなみに挿し木後は鉢上げするまで水やりのみ行い、肥料を与える必要はありません。

柔らかい根を傷めないよう注意して植え替える

植え替えの際に株を引き抜くときは、根を傷めないようにしましょう。発根したばかりの根が傷つくと生育できなくなる可能性もあります。無理やり引き抜くと根がちぎれるため土をほぐしながら優しく取り出してくださいね。

植え替え後の剪定のタイミング

バラは植え替え後に剪定することで、蕾をつけやすくなります。他にも剪定は風通しをよくし害虫予防にもなるため、バラを育てるうえでは必要な作業です。美しい花を咲かせるためにもバラに適した剪定のタイミングを知っておきましょう。

剪定は植え替えて2週間以上経ってから行う

剪定は植え替えてから2週間を過ぎてから行いましょう。植え替えは植物を丈夫にするには必要な作業の一方で、少なからずダメージを与える行為でもあります。そのため根が完全に回復するまで待ってから剪定を行いましょう。

根が回復しないと剪定による傷口がふさがりにくい

植え替え後の根が回復していないときに剪定をすると、修復に時間がかかり植物へのふたんが大きくなります。一方で根が回復したあとに剪定をするとカットした傷口も修復が早くなり、最小限のダメージで済みます。傷口が修復できずバラが弱らないためにも、植え替え後は2週間経過してから剪定を行いましょう。

【まとめ】バラの植え替えに適した時期から植え替え後のケア方法まで徹底解説

今回はバラの植え替え時期について詳しく解説しました。 今回のポイントは
  • バラに植え替えは土の通気性をよくし根腐れや害虫予防のために必要
  • バラの苗には接ぎ木して1年以内の新苗と1年以上成長させた大苗があり、植え替え前は葉や蕾、不要な枝などをカットしておく
  • バラは鉢植えでは大きさによって2~3年に1回、地植えでは環境が合わなかった場合のみ植え替えを行う
  • 新苗は5月~6月、大苗は11月に行い、数年鉢で育てている場合は12月~2月の休眠期に植え替える
  • バラの植え替え時は鉢植えではふんわり土を整え、地植えでは足で踏み固めておくと根が張りやすくなる
  • バラの挿し木後の鉢上げ時期は夏と冬の年に2回ある
  • 植え替え後の剪定は2週間以上過ぎてから行う
でした。 バラは苗の種類や生育環境によって植え替え時期が異なる植物です。最初は上手く育つか不安な部分もあるかもしれませんが、ご紹介した時期や健康状態を見分けるポイントを参考にしていただければ丈夫なバラを栽培できます。とくに初心者の方は大苗を選んで適切に育てれば美しいバラが咲く確立もアップするため、ぜひ試してみてくださいね。 東京寿園ではバラ以外の植物の記事もたくさん掲載しております。植物にお困りの際はぜひご活用ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。