アガベ実生のやり方とは?初心者でも失敗しない種まきの方法を紹介

アガベ実生のやり方とは?初心者でも失敗しない種まきの方法を紹介
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目次

皆様は種から植物を育てたことはありますか?植物を種から育てることを、専門用語で実生と言いますが、アガベ(Agave)を実生で育てる方法がわからない方も多いのではないでしょうか? この記事では、アガベ(Agave)を実生で育てたいけど育て方がわからないという方に向けて、以下の流れでアガベの実生のやり方を解説していきます。
  • そもそもアガベの実生とは?詳しい説明を解説
  • アガベの実生に適した時期とは?
  • アガベの実生に必要なものをご紹介
  • アガベの実生のやり方の手順を解説
  • 実生を成功させるためのポイント4つをご紹介
  • 実生苗の育て方を解説
  • 発芽した苗を鉢上げする方法
  • アガベの実生で育てる中で起こりうるトラブルとその対処法を解説
  • 年数別の管理のポイントや楽しみ方をご紹介
  • まとめ
最後までご覧いただくことで、アガベの実生について一から詳しく知ることができ、実生が成功した後の楽しみ方も知ることができますよ!ぜひ最後までお付き合いください。

そもそもアガベの実生ってなんのこと?

それではまずは、そもそもアガベの実生ってなんのことなのか、いまいちピンときていない人に向けて詳しく解説していきます。まずそもそもアガベはコーデックスです。コーデックスという塊根植物という意味で、アガベやパキポディウムなどがあります。

結論:実生(みしょう)とは種から育てること

先ほども軽くお話ししましたが、結論からお伝えすると、実生(みしょう)とは種から育てることを言います。そのため、どんな植物でも種から育てるのなら実生と呼ぶと覚えておきましょう。

実生するメリット

ここからは、実生するメリットについて解説していきます。実生するメリットは2つあります。

一度にたくさんの苗を作れる

一つ目は、一度にたくさんの苗を作れることです。苗から育てるのであれば、苗を大きくするために管理や栽培が必要で、簡単ではありますが、苗を複数買うのは金銭的にもそうですが、ちゃんと一から育てた感は減りますしね。たくさんの苗を作れるので、初心者さんも失敗してもまた育てれば良いので気持ちも楽です。

親株と異なる特徴が出るため、好みの種類を選抜できる

二つ目は、親株と異なる特徴が出るため、好みの種類を選抜できることです。全く同じものは絶対にできないので、そういった個体差を楽しむこともできます。

しっかりと準備をすれば簡単に行える

それに、アガベの実生はしっかりと準備をすれば簡単に行うことができます。なので、その準備と用意と手順をしっかりとこの記事で学んでいきましょう。

アガベの実生におすすめな品種たち

続いては、アガベの実生におすすめな品種たちをご紹介していきます。

アガベ・ホリダ

アガベ・ホリダは、非常に実生しやすい多肉植物です。小さめの棘がポツポツとあるのが可愛い品種です。種まきから発芽するまで1〜2週間程度腰水で管理すれば発芽する簡単なアガベです。

アガベ・モンタナ

アガベ・モンタナは20度以上じゃないとなかなか発芽しない、やや管理に手間がかかる多肉植物です。アガベ・モンタナはアガベ・ホリダ同様に発芽までの期間は短く、ちゃんと形になるまで1ヶ月から数ヶ月はかかります。

アガベ・チタノタブルー 

アガベ・チタノタブルーは、アガベ・モンタナよりもやや高めの温度の25度以上でよく発芽します。アガベ・チタノタブルーは種まきから1ヶ月程度では全然大きくならないのですが、おおよそ約8ヶ月から1年ほどでようやく大きくなる長期的な栽培が必要です。

アガベ・ユタエンシス エボリスピナ

アガベ・ユタエンシス エボリスピナは、腰水管理で栽培します。1週間ほどで発芽します。そこから1ヶ月ほど様子を見れば本葉がしっかりと生えてきます。本葉が見えたタイミングで腰水を終えるなどの工夫が入りますが、アガベ・ユタエンシス エボリスピナは見た目も特徴的なので、育てがいはあります。

アガベの実生に適した時期

続いては、アガベの実生に適した時期についてお話ししていきます。どんな時期に実生を始めるのが良いのでしょうか?

アガベの生育が旺盛な3月〜6月ごろが適期

アガベの実生に適した時期は、アガベの生育が旺盛な3月〜6月ごろが適期です。先ほども少しお話ししましたが、アガベの実生は冬の寒い時期より暖かい時期の方がよく成長します。

関東以南では4月〜5月頃、寒冷地では5月半ば以降にまくと良い

それに、関東以南の四国などでは4月〜5月頃、寒冷地では5月半ば以降にまくと良いと言われています。あなたのお住まいによって、やや工夫が必要ですがそこまで難しくもありません。

アガベの実生に必要なものたち

続いては、アガベの実生に必要なものたちをご紹介していきます。アガベの実生には以下の道具があるとより作業がやりやすくなりますよ。これらのほとんどが園芸店で購入できるものばかりですので、簡単に揃えることもできます。

アガベの種子

まず、アガベの種子を用意しましょう。園芸店で販売していることもありますが、ない場合はネットで購入するのが良いでしょう。

殺菌剤

アガベの栽培には温度と湿度の管理が必要で、常に高温多湿にしておく必要があることから、土や種にカビが生えやすいので殺菌剤は必須です。

メネデール

メネデールは植物や種に活力を与える栄養剤になります。メネデールに一晩種をつけていれば、発芽しやすくなります。

植え付け用の鉢

植え付け用の鉢は、種を植え付ける際に必要な鉢です。大きすぎるものではなく、初めは小さめのものでもOKです。

鉢底ネット

鉢底ネットは鉢から土が流れ出ないようにするために必要なものです。

鉢底石

鉢底石は鉢底ネット同様に鉢の底に敷きます。鉢底石があるおかげで、排水性が非常に高まります。

水はけの良い無肥料の土

アガベの実生には水はけの良い無肥料の土が欠かせません。そもそも耐久度が高いので、無肥料の土でOKです。

殺菌用のお湯

お湯を使うことで土と鉢を殺菌することができます。沸騰したお湯がいいでしょう。

ピンセット

ピンセットは細かな種を植え付けたりする際に必要です。

ラップ

ラップをすることで、高い湿度をキープすることができます。発芽まではラップを被せてあげる必要があります。

腰水用のトレー

最後は腰水用のトレーです。アガベは発芽しても2ヶ月程度は越水の状態で水を与え続けないけません。

アガベの実生のやり方の手順

続いては、アガベの実生のやり方の手順について解説していきます。手順は非常に簡単ですよ。それでは手順を6つに分けて解説していきます。種をまいてから早くて1週間程度で発芽するので、写真を撮っておくとどれくらい成長したかの観測もしやすくなります。

①:アガベの種子をベンレートとメネデール溶液に10時間ほど浸す

まず、アガベの種子をベンレートとメネデール溶液に10時間ほど浸します。こうすることで、アガベの種子は通常何もしない場合よりも非常に発芽しやすくなります。

②:鉢に鉢底ネット、鉢底石の順に敷く

次に、鉢に鉢底ネット、鉢底石の順に敷きます。こうすることで、排水性をよくでき、水の上げ過ぎによる根腐れなどを防ぐことができます。

③:無肥料の水捌けの良い土を鉢にいれる

次に、無肥料の水捌けの良い土を鉢にいれましょう。こちらも先ほど同様に、水はけを意識した土作りをしてあげましょう。

④:土に熱湯をかけ消毒する

次に、土に熱湯をかけ消毒しましょう。なるべく清潔な土で栽培することが肝心です。発芽の失敗や、大きくならないといったトラブルを防ぐことにもつながります。

⑤:ピンセットで種5〜10粒ほどまく

次に、ピンセットで種5〜10粒ほど播種しましょう。播種は種まきのことを言います。この際、種と種の間はしっかりと隙間を開けて、ぎゅうぎゅうにならないように心がけましょう。

⑥:ラップを被せる

最後に、ラップを被せます。ラップを被せることで保湿された環境を作ることができ、より発芽しやすくなります。

発芽の目安:早いと3日〜5日、1週間から〜1ヶ月かかることも

アガベの発芽は実は早いと3日〜5日で発芽します。長い場合は1週間から〜1ヶ月かかることもあります。何粒か植えてみて、発芽したものと残りの発芽しないものが、あまりに発芽までが長すぎて待てない場合などはもう一度環境や湿度、気温などを見直してもう一度種を植え替えてあげてもいいでしょう。

実生を成功させるためのポイント

続いては、実生を成功させるためのポイントについて解説していきます。以下の4つのポイントをうまく活かせば、実生を成功させる確率がグッと上がりますよ。

①:20~25℃の温度を保つようにする

まず、20〜25℃の温度を保つようにしましょう。この温度の時に実生は成功しやすくなります。特に冬場でも、暖房器具などをつけるか、元から3月〜6月ごろに種をまいて栽培するのがいいでしょう。

②:発芽までは100%に近い湿度を保つ

次は、発芽までは100%に近い湿度を保つようにしましょう。特に簡単なのは、発芽までの期間はずっとラップをかけてあげることです。

③:2ヶ月程度は水を切らさないようにする

また、「腰水はいつまですればいいのか?」という方も多いですが、そういった方は、まず2ヶ月程度は越水をして、水を切らさないようにしましょう。常に水分が行き渡るようにすることがポイントです。

④:直射日光は避け半日陰で管理

最後は、直射日光は避け半日陰で管理することです。直射日光や西日の強い光は、種を弱らせてしまうので、置き場所は特に日の出ている時間に直射日光が当たらないかをチェックしましょう。

実生苗の育て方

続いては、実生苗の育て方について、具体的にどんな置き場所に置くのがいいのか、どのように水やりをすればいいのかを解説していきます。

置き場所

まず実生を育てる際の置き場所は、どこがよりよく育つのかを解説していきます。

風通しの良い明るい日陰で場所で管理する

まず、風通しの良い明るい日陰で管理することを心がけましょう。適度な風通しがある方が、ちょうどよく土が乾き、根腐れや根詰まりも予防します。

種まきした苗をすぐに日向に出すのは避ける

また、種まきした苗をすぐに日向に出すのは避けましょう。どの植物でもそうですが、植え替えてすぐに自然の環境に戻すと耐えられずに、苗が萎れたり倒れることも全然あるので、一定期間は日陰で管理しましょう。

腰水(水やり)

お次は、腰水(水やり)についてお話ししていきます。アガベは基本的に腰水で水やりをします。

腰水とは水を張った容器に鉢をひたして底面から給水させること

そもそも腰水は、水を張った容器に鉢をひたして底面から給水させることを言います。そのため、常に水分が補給されている状態です。

アガベの種まき後は腰水で管理すると楽

特にアガベの種まき後は腰水で管理すると楽です。上から水やりをすると種が洗い流されてしまうこともあるので、なおさら腰水がおすすめです。

腰水と合わせて毎日スプレーで土の表面を濡らす

それに、より水を吸収しやすくするために、腰水と合わせて毎日スプレーで土の表面を濡らすのもおすすめな水やりの仕方です

腰水は目安として実生から1〜2ヶ月たち、本葉が3枚ほどになったタイミングでやめる

また、具体的な目安として、腰水はいつまでやるといいのかというと、実生から1〜2ヶ月がたち、本葉が3枚ほどになったタイミングがベストであると覚えておきましょう

※腰水はいつまでするのかは一概には言えないため、様子を見ながら期間を伸ばすなどの対応をしていく

しかしながら、腰水はいつまでするのかは一概には言えないため、様子を見ながら期間を伸ばすなどの対応をしていくのがおすすめです。アガベの成長に合わせて調節していくことが肝心です。

肥料

最後は肥料になります。アガベには肥料がそもそも必要なのでしょうか?

種を蒔く時には肥料分は厳禁

結論から言えば、アガベには種を蒔く時には肥料分は厳禁です。特に有機肥料は湿度の高い栽培の欠点でもあるカビの原因をより促進させてしまいます。

鉢上げの時は、少量の緩効性肥料を混ぜ込むと良い

しかし、鉢上げの時は、少量の緩効性肥料を混ぜ込むと良いでしょう。成長して一つの苗のように見えるまでになったら、少量の緩効性肥料程度であれば問題ありません。

発芽した苗を鉢上げしよう

続いては、発芽した苗を鉢上げしてみるお話をしていきましょう。それではまずは、鉢上げをまだご存じない方のために、鉢上げの基本情報から解説していきます。

苗の本葉が数枚になり根が成長しているのが確認できたら鉢に植え替える

鉢上げとは、苗の本葉が数枚になり根が成長しているのが確認できたら鉢に植え替えることを言います。専門用語に聞こえますが、内容は至ってシンプルで、植え替えるということですね。

アガベの実生苗の鉢上げに必要なもの

続いては、アガベの実生苗の鉢上げに必要なものを解説していきます。

まずは植え替えたい鉢を用意しましょう。これは、そこまで大きくなくてOKです。

鉢底ネット・鉢底石

鉢底ネット・鉢底石は先ほど同様に、排水性をよくするためと、土が鉢底から流れ出ないようにするために必要です。

用土

用土特に排水性の高い土を使いましょう。もしくは、市販の多肉植物用の土を使うか、なければ観葉植物用の土を使うのがおすすめです。

アガベの実生苗の鉢上げ方法

続いては、アガベの実生苗の鉢上げ方法について解説していきます。

①:鉢に鉢底ネット、鉢底石を敷き土を入れる

まず鉢に鉢底ネット、鉢底石を敷き土を入れましょう。こうすることで、自然と排水性が高まり、水やりによる根腐れや根詰まりを防止できます。

②:アガベの苗を慎重に引き抜き、根はあまりいじらない

続いては、アガベの苗を慎重に引き抜き、根はあまりいじらないようにします。まだ、苗も完全に安定しているわけではないので、雑に扱うと倒れることもあります。優しく作業を行うのがポイントです。

③:鉢土に穴をあけ、苗を入れ土で埋める

最後は、鉢土に穴をあけ、苗を入れ土で埋めて完成です。特に難しいことはなかったですよね。これがアガベの鉢上げになります。

アガベの実生で育てる中で起こりうるトラブル

続いては、アガベの実生で育てる中で起こりうるトラブルについて、その原因と対処法をそれぞれ解説していきます。

アガベの苗が溶ける

まず、アガベの苗が溶けるという症状について見ていきましょう。なぜ溶けるのか、その理由とはなんなのでしょうか?

原因①:カビやアザミウマなどの害虫病の影響

考えられる原因は、カビやアザミウマなどの害虫病の影響である可能性が高いです。滅多に発生しませんが、湿度の問題でこういった害虫やカビが発生する場合もあります。

対処法:薬剤などで除菌、駆除を行う

そうなってしまった場合はいち早く薬剤などで除菌、駆除を行うことです。これが一番早い解決策になります。

原因②:光や蒸れによるもの

また、光や蒸れによる原因からアガベの苗が溶けることが起きてしまいます。

対処法:直射日光を避け、風通しよくする

特にアガベの苗が溶けるほどの光や蒸れによる影響が著しい場合は、直射日光を避け、風通しよくするように心がけましょう。置き場所を変えることでかなり効果が期待できます。

実生苗が倒れる

また、実生苗が倒れるといった症状にはどんな原因が考えられるのでしょうか?

原因:しっかりと根が張れていない

そもそも、しっかりと根が張れていないという原因が考えられます。これは以下のように対処することが肝心です。

対処法:生育環境を整える

まず、生育環境を整えましょう。しっかりと根が張れていないということは、何かしら生育環境が悪かった可能性が十分あります。植え替えし直すのも、良い選択ではあります。

苗が赤くなる

また、アガベの苗が赤くなるといった症状について見ていきましょう。

原因:光に反応してアントシアニンが表面に出ている

アガベの苗が赤くなるといった症状の多くの原因は、光に反応してアントシアニンが表面に出ている場合があります。アントシアニンという天然の色素が光に当たりすぎると反応して苗が赤くなるように見えるのでしょう。

対処法:日光やLEDライトなどの光を調整する

対処法は、日光やLEDライトなどの光を調整して、日当たりの量を調節してあげましょう。こうすることで、アントシアニンが表面に出てくる量を抑えることができます。

なかなか大きくならない

最後は、アガベがなかなか大きくならない時はどうしたら良いのでしょうか?

原因:環境があっていない

結論から言えば、それはなかなか環境があっていないとも言えます。環境が悪いので、大きくならないことは、特にアガベにはよくあります。

対処法:日当たり・風通しが良い場所のできれば屋外で管理する

そのため、日当たり・風通しが良い場所のできれば屋外で管理するようにしましょう。肝心なのは日当たりと風通し、水やりがきちんとできていることの方が重要です。

年数別の管理のポイントや楽しみ方

最後は、アガベの実生の年数別の管理のポイントや楽しみ方についてお話ししていきます。実は実生をすることだけが楽しいのではなく、実生した後も実は年数別によって楽しみ方が変わってきますよ。現在は2023年なので、2022年に植えた方はなおさら一年目の楽しみを感じているのではないでしょうか。

実生から1年目:毎日水やりを行うようにし、冬の寒さには注意する

まず実生から1年目は、毎日水やりを行うようにし、冬の寒さには注意するようにしましょう。2022年に植えた方に植えた方は、年数がそれなりに経過し、アガベも安定した株になってきたでしょう。しかし、アガベは冬の寒さには弱いので、日々チェックをすることを忘れないように。成長の経過を楽しむためにも、この時期に写真を撮っておくのをおすすめします。

実生から5年目:生育環境を整えつつ、かっこいい鋸歯やロゼット情の葉を楽しむことができる

実生から5年目は、生育環境を整えつつ、かっこいい鋸歯やロゼット情の葉を楽しむことができますよ。実生から5年目は特に形もしっかりとした親株に成長しているので、多肉植物特有の鋸歯も楽しめます。

実生から10年目:締めて育てることでスタイリッシュなフォルムで楽しむことができる

また、実生から10年目は、締めて育てることでスタイリッシュなフォルムで楽しむことができますよ。実生から10年目になるともうかなり長い付き合いになります。飽きてもくるかもしれませんが、フォルムをややスタイリッシュにするなどで見た目の変化を促し、より長く楽しむことができます。

【まとめ】アガベ 実生のやり方とは?初心者でも失敗しない種まきの方法を紹介

いかがだったでしょうか?アガベの実生の基本情報から、アガベの実生のやり方の手順までよくご理解いただけたのではないでしょうか。 今回の記事のポイントは以下になります。
  • 実生(みしょう)とは種から育てることを言う実生するメリットは、一度にたくさんの苗を作れることと、親株と異なる特徴が出るため、好みの種類を選抜できること
  • アガベの生育が旺盛な3月〜6月ごろが適期
  • 種は関東以南の四国などでは4月〜5月頃、寒冷地では5月半ば以降にまくと良い
  • アガベの実生に必要なものは、アガベの種子・メネデール・水はけの良い無肥料の土など
  • 実生を成功させるためのポイントは、20〜25℃の温度を保つようにし、発芽までは100%に近い湿度を保つ
  • 何粒か植えてみて、発芽したものと残りの発芽しないものが、あまりに発芽までが長すぎる場合などは、もう一度生育環境を見直してもう一度種を撒くが、新しい土でやる
  • 実生苗の育て方は、風通しの良い明るい日陰で場所で管理し、水やりは腰水で管理すると楽
  • 鉢上げとは、苗の本葉が数枚になり根が成長しているのが確認できたら鉢に植え替えること
  • 鉢上げをすることで、より大きなアガベにできるアガベの実生で育てる中で起こりうるトラブルの多くは、きちんと生育環境を整え、日当たり・風通しが良い場所のできれば屋外で管理する
ぜひこの記事を参考に、アガベの実生に挑戦して見て、多くの苗を作って楽しんでみてはいかがでしょうか? 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。