カポック(シェフレラ)の正しい剪定!どこを切るのかまで徹底解説

カポック(シェフレラ)の正しい剪定!どこを切るのかまで徹底解説
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目次

カポックはおしゃれでインテリアとしても、人気の高い観葉植物です。育て方も簡単で生育速度も早く、育てていて楽しい観葉植物です。シェフレラという名前で登録されていることもあります。 サイズは大きくなりますが、剪定をおこなうことでサイズの調整が可能です。とはいえ「剪定の方法が分からない」という方も多いでしょう。そこで、今回は、カポックの剪定方法について解説します。 この記事を読めば、以下のことが分かりますよ。
  • なぜ、剪定が必要なのか
  • カポックの剪定のコツ
  • 自信がない場合の剪定方法
上記のことが分かりますよ。カポックの剪定について知りたいならぜひ、読んでみてください。

カポックとはどんな植物?

カポックの剪定方法を学ぶ前に、カポックについて知ることから始めましょう。カポックについて理解を深めれば、より上手にカポックの生育ができますよ。これからカポックを始める方、既に始めている方もぜひ、読んでみてくださいね。

熱帯~温熱帯に分布するウコギ科シェフレラ属の植物

カポックは熱帯~温熱帯に分布するウコギ科シェフレラ属の植物です。暖かい地域に自生しているため、日本の夏には強い観葉植物です。しかし、寒さには弱いという特徴があります。そのため、冬の管理は室内でおこなう必要があるといえるでしょう。

放射状に広がる葉が特徴

カポックの特徴は放射状に広がる葉っぱです。放射状に広がった葉っぱは見事で、とても見応えがあります。剪定をおこなうときは見応えのある放射状の葉っぱを、崩さないようにおこないたいですね。

おしゃれな観葉植物として人気

カポックはおしゃれな観葉植物と人気の高い品種です。カポックという名前でなく、シェフレラという名前で登録されていることもあります。ダイソーなどの100均などのでも購入でき、需要の高さが分かりますね。また、日本だけでなく世界中で人気の高い観葉植物です。世界でも認められている観葉植物なんですね。

丈夫で生長が早く育てやすい

カポックは丈夫で生長が早い観葉植物です。そのため、観葉植物初心者の方でも育てやすい観葉植物といえます。とはいえ、寒さに弱い品種なので冬場の管理には注意したいですね。

カポックを剪定する目的

そもそもカポックを剪定する目的を知っていますか?剪定は準備や時間が必要で、なるべくなら剪定をしたくないと考える人も多いでしょう。しかし、剪定をおこなうことで得られるメリットは大きいのでぜひ、剪定をしてほしいです。では、カポックの剪定する目的について見ていきましょう。

葉が密集しがちなので全体の樹形を整える

カポックは葉が密集しがちなので、全体の樹形を整えるために剪定をおこないます。葉が密集すると、せっかくの放射状に広がる葉が無造作に見えます。葉を綺麗にみせるために、剪定が必要なんですね。

きれいにバランスよく育てる

カポックを剪定することで、きれいにバランスよく育てられます。剪定をおこなわず育成を続けると、伸びたい放題成長していきます。そのため、バランスが悪くなり外観がよくありません。そこで、剪定をおこなうことで外観をと整えることで、成長のバランスを整えることができるんですね。

風通し・日当たりをよくする

剪定をおこなうことで、風通しと日当たりをよくする効果があります。多くの観葉植物にとって風通しと日当たりは重要です。風通しが悪いと病害虫が発生し、カポックの健康をそこなうことも。もちろん、光合成をおこなう観葉植物にとって日当たりも重要です。風通しと日当たりの改善に剪定は有効なんですね。

新芽にエネルギーを行き渡らせる

剪定は新芽にエネルギーを生き渡せる効果もあります。植物はすべての葉にエネルギーを送っています。そのため、新芽を優先することはありません。しかし、剪定をおこない葉や枝の数を減らすことで、新芽にエネルギーを送りやすくすることはできます。新芽にエネルギーがいくことで、より成長を促進できますよ。

カポックの剪定の時期

では、カポックの剪定時期について見ていきましょう。剪定は観葉植物にとっても負担がかかる行為です。そのため、基本的に剪定に適した時期があります。カポックの剪定に適した時期を詳しく解説するのでぜひ、読んでみてください。

基本的にはいつ剪定してもよい

カポックの剪定は基本的に、いつおこなっても大丈夫です。カポックは丈夫な観葉植物なため、剪定の時期をあまり選びません。極端な気温以外は平気な場合が多いです。そのため、管理のしやすい観葉植物といえるでしょう。

特に適しているのは5~7月の育成期

カポックは基本的にいつ剪定しても大丈夫ですが、特に適している時期は育成期の5~7月です。育成は成長速度が早く、ダメージの回復が早いです。そのため、初めて剪定をおこなう方、剪定に慣れてない方は成長期の5~7月におこなうのがおすすめですよ。

剪定後は体力が落ちるため真夏や真冬の剪定は避ける

カポックの剪定は時期を選びませんが、真夏や真冬の厳しい時期は避けるべきです。真夏や真冬はカポックにとって厳しい季節なので、カポックの調子によっては剪定後に、枯れる可能性も捨てきれません。なので、真夏や真冬の剪定は避けるようにしましょう。

カポックの剪定の仕方

では、カポックの剪定の仕方を見ていきましょう。剪定と聞くと難しく感じますが、実はそこまで難しくないんですよ。カポックの剪定にチャレンジしたい方はぜひ、参考にしてください。

カポックの剪定は比較的簡単

先述しましたが、カポックの剪定の仕方は比較的簡単です。観葉植物初心者の方でも剪定はできるので、難しく考える必要はありませんよ。ぜひ、本記事を参考にして剪定にチャレンジしてくださいね。

剪定に必要なもの

まずは剪定に必要なものを用意しましょう。必要なものは少ないので、すぐに必要なものは揃うでしょう。何が必要なのか見ていきましょう。

剪定ハサミ

剪定には剪定ハサミが必要です。普通のハサミと違い、刃が厚く短いのが特徴です。力が入れやすいように工夫されており、剪定バサミを使いことで、スムーズに剪定をおこなえますよ。ホームセンターや大手ECサイトなので購入できるので、購入先には困らないでしょう。

軍手や手袋があると安心

必須ではありませんが、軍手や手袋があると安心ですよ。剪定をおこなうと、剪定ハサミや枝で怪我をすることがあります。しかし、軍手や手袋をつけることで、不意の怪我を防ぐことができますよ。もしお手元にあるならぜひ、装着して剪定に挑んでくださいね。

木全体を整える剪定のやり方

最初に、木全体を整える剪定のやり方を解説します。木全体の剪定は基本なのでぜひ、覚えてくださいね。カポックだけでなく、他の観葉植物にも応用できますよ。

葉がスカスカにならない程度に切る

基本的に葉がスカスカに、ならない程度に切りましょう。スカスカになってしまうと、みすぼらしくなってしまいます。成長すればスカスカは改善しますが、それまでやや時間がかかります。葉っぱがスカスカにならない程度にカポックを切りましょう。

①カポック全体を見て形をイメージする

剪定を始める前に、剪定後のカポックの姿をイメージしましょう。完成後の姿をイメージすることで、剪定中にどのように切るのか悩むことはなくなります。 スムーズに剪定をおこなうならまず、完成後の姿をイメージしてください。

②不要な枝や日当たりが悪い部分を中心に切る

剪定をする場所は不要な枝や、日当たりが悪い場所を中心に切りましょう。日当たりの悪い部分を切ることで、日当たりを改善でき、カポックを元気に育成できるようになります。 また、外観を損なうような余計な枝を剪定すれば、美しい形で成長していきますよ。

③枝を整理したら全体の形を整える

枝の整理が終わったら全体の形を整えましょう。不要な枝を切っただけでは形が歪な状態です。そのため、形を揃えるために枝の整理をおこなってください。形を整え終わったら、木全体の剪定は完了です。

切り戻しのしかた

剪定の次は切り戻しの方法について、見ていきましょう。「切り戻しと剪定って何が違うの?」と思う方も多いでしょう。切り戻しは剪定のひとつです。切る場所がやや違いますが、全然違うということはありません。あまり難しく考えなくていいですよ。

上のほうの枝なら切り戻しを行うことができる

切り戻しは上のほうの枝が、切り戻しをおこなえます。切り戻しは伸びすぎた枝を切り取って、形を整える行為だからです。切り戻しをおこなうなら、上のほうで伸び放題の枝をカットしてあげましょう。

根元から生えている葉が落ちている茎をカットする

切り戻しをするときは、根元から生えている葉が落ちている茎をカットします。葉が落ちている茎をカットすることで、元気な枝にエネルギー送ることができますよ。よく観察してカットしてあげましょう。

高く伸びすぎた枝をカットする

高く伸びすぎた枝をカットしてあげましょう。木はどんどん上に伸びていくので、放置していると無造作に高く伸びていきます。このままではみすぼらしくなるので、適度な長さになるように伸びすぎた枝をカットしましょう。大きさを調整するにも役に立つので、伸びすぎた枝は積極的にカットしてくださいね。

カポックの剪定ではどこを切る?

先ほどは、剪定や切り戻しの方法について解説しました。しかし「そもそもどこを切るの?」と思う方も多いでしょう。そこで、ここでは、カポックの剪定で切る場所を解説します。これから剪定を始める方はぜひ、参考にしてくださいね。

切る位置

では、どのような位置で切ればいいのか見ていきましょう。切る位置と聞くと難しく感じますが、多少間違えてもカポックに悪影響はありません。そのため、そこまで難しくとらえる必要はありませんよ。

土の生え際から10~20㎝残して切り落とす

カポックの剪定は、土の生え際から10~20cm程度残して切り落として大丈夫です。20cm程度残して切り落とすとなると、かなり切り落とすイメージがあると思います。ですが、カポックは生長が早い観葉植物です。そのため、すぐに成長して大きくなります。思い切って切り落として大丈夫ですよ。

成長点がある場合には少し上をカットして残す

カポックに生長点がある場合は、成長点の少し上をカットします。カポックの成長点は、枝の根元にあるY字の部分です。成長点をカットしてしまうと、次の枝が生えなくなってしまいます。そのため、カポックを剪定するときは成長点を残して、カットしてくださいね。

全体を整える剪定の場合

全体を整える剪定の場合の、切る場所を見ていきましょう。全体を整える場合は、難しく考える必要はありません。では、どのような枝をカットするのか見ていきましょう。難しくないので、カポックの剪定が初心者の方もぜひ、参考にしてくださいね。

枯れた枝

枯れた枝は剪定してしまって構いません。枯れた枝は、復活する見込みがないので、切り取ってしまって大丈夫です。剪定を始める段階で、枯れた枝を探すのから始めるのもおすすめです。枯れた枝は優先的にカットしてくださいね。

重なって密になっている枝

重なって密になっている枝もカットして大丈夫です。重なり密になっていると、日照不足や蒸れなどの原因になります。特に風通しは、病害虫発生の発生に繋がるので、改善したいポイントです。病気や害虫が発生すれば、駆除や薬の使用する必要があります。時間やお金もかかるので、剪定してあらかじめ病気の発生などを防ぎましょう。

伸びすぎた枝

伸びすぎた枝も剪定対象です。伸びすぎた枝は、外観を損ないます。無造作に枝が伸びているので、お手入れをしていないとすぐわかってしまいます。樹形を揃えるためにも、伸びすぎた枝は剪定をおこないましょう。

カポックの剪定のコツ

初めての観葉植物の剪定をおこなう方は「剪定のコツが知りたい」と思う方も多いでしょう。ここでは、カポックの剪定のコツを紹介します。簡単に実践できるコツのみを紹介するので、誰でも実践できますよ。ぜひ、参考にしてくださいね。

思い切って剪定する

剪定のコツは「思い切って剪定する」です。初めて剪定する方は、本当に切っていいのか不安になる方も多いでしょう。ですが、心配する必要はありません。思い切って剪定してしまって大丈夫ですよ。

切る場所を確認してから切る

切る場所を確認してから、切るのがおすすめですよ。切る場所を決めてないと、いざ剪定するときに、迷いが出てしまいます。まずは、切る場所を確認してから剪定に挑みましょう。

剪定後の形をイメージする

剪定する前に、剪定後のカポックの姿をイメージするのが重要ですよ。イメージが具体的になっていれば、イメージになるように剪定するだけです。イメージする形は具体的なほど剪定が楽になるので、イメージはしっかり持つのがおすすめですよ。

テープやマジックなどで印をつけるとよい

テープやマジックなどで印をつけると分かりやすいですよ。イメージだけではどこを剪定するか迷ってしまうことも。そこで、テープなどで印をつけることで、迷わず剪定できるようになりますよ。剪定候補の枝に、マークをつけてみてくださいね。

動画などを参考にするとわかりやすい

具体的な手順や剪定場所を知りたいなら、動画などを参考にすると分かりやすいですよ。文章では、どうしても分かりずらいこともあります。そこで、動画などを参考にして実際の手順や切る枝を見ることで、どこを切るのか分かりやすく学べます。困ったら、1度動画を見ていみるのもおすすめですよ。

美しく仕上げたいならプロにお任せする方法も

美しく仕上げたいなら、プロにお任せするのもひとつの方法です。私たち愛好家では綺麗に剪定できないことも多いです。そこで、プロに任せることで、美しく仕上げてくれますよ。 プロの方は知識や経験も豊富なので、安心して任せられます。時間のない方や、剪定に自信がない方はプロに任せてみてはいかがでしょうか。

剪定したカポックの枝の増やし方

剪定したカポックの枝を使って無料で、カポックを増やせますよ。1度カポックを購入すれば無料で増やせるのも嬉しいですね。実は簡単にカポックを増やせるのでぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

剪定した枝を挿し穂にして増やすことができる

剪定した枝を挿し穂にして、カポックを簡単に増やすことができますよ。剪定すると大量の枝がでるので、カポックの追加購入を検討している方は、購入せず挿し穂で増やしてみてはいかがでしょうか?

育成期である5~7月頃に行う

指し穂でカポックを増やすなら、5~7月頃におこないましょう。5~7月はカポックの育成期です。そのため、発根しやすく、増やすなら絶好の時期です。5~7月に剪定をおこなったらぜひ、カポックを増やすのにチャレンジしてみてくださいね。

挿し木

挿し木は観葉植物のを増やすのに使うよくあるテクニックです。挿し木は簡単に説明すると、枝を鉢に挿すして観葉植物を増やす方法です。ただし、単純に鉢に挿すのではなく、いくつかの手順を踏む必要があります。挿し木の方法が知りたい方はぜひ、読んでくださいね。

発根させるには1カ月ほどかかる

挿し木で発根させるには、約1ヶ月ほど時間がかかります。水差しと違い常に水に浸っている訳でないので、やや時間が必要です。「早く発根しないかな」と土を暴きたくなりますが、グッと我慢してくださいね。

挿し木のやり方

挿し木のやり方は意外にも簡単です。以下のような手順で挿し木をおこなえますよ。
  1. 剪定した枝を10cm程度になるようにカットする
  2. カットした枝を先が尖るようにカットする
  3. 葉っぱを3枚程度になるように取り除く
  4. コップなどの容器に水を入れ枝を数時間入れる
  5. 鉢に枝を挿す
  6. 水をたっぷり与え日陰で1ヶ月程度管理する
以上が挿し木の手順になります。難しいポイントはありませんが、鉢に挿した後は発根するまで、時間が必要なので、グッと我慢してくださいね。

水挿しで増やすことも可能

カポックは水挿しでも増やすことが可能です。基本的に挿し木の挿す場所が、水の入ったコップなどに変わるだけです。そのため、挿し木とほとんど変わらないといえます。鉢の用意ができていないなら、ひとまず水挿しで増やしてみてはいかがでしょうか。

「水差し」は誤用

水挿しは『水差し』と書かれることがありますが、水差しは誤用です。正しくは『水挿し』です。どちらも読み方は『みずさし』ですが、間違えないようにしましょう。とはいえ、どちらでも伝わることが多いので、神経質になる必要はないでしょう。

水挿しのやり方

カポックの水挿しの方法は以下の通りです。
  1. 生長点を含ませて10cm程度の大きさにカット
  2. 葉っぱを半分に切り取る
  3. コップなどの容器に水を入れてカポックの枝を挿す
  4. 根っこが生えたら鉢に植える
以上がカポックの水差しの手順です。難しい手順はありませんが、葉っぱを半分にカットするのを忘れないようにしてください。葉っぱがそのままだと、枝の水分が飛んでしまい、上手にいきません。なので、葉っぱを半分にするのを忘れないで下さい。

カポックの育て方のポイント

カポックの剪定方法の次は、育て方のポイントのを紹介します。本記事を読んでいる読者の方は、カポックを上手に育てたい方が多いでしょう。カポックを育成のポイントを掴んで、元気なカポックを育ててくださいね。

置き場所

まずは、カポックの置き場所について見ていきましょう。観葉植物というと「日光に当てればいいんでしょ?」と思う方も多いでしょう。ですが、実際はそんなに簡単に置き場所を決められるものではありません。もちろんお住いの環境にも左右されます。 では、どのような場所に置けばいいのか見ていきましょう。

日当たりと風通しの良い場所

カポックは日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。日当たりと風通しは、観葉植物にとって重要なポイントです。特に風通しは株が蒸れると、病気や害虫の発生に繋がります。日光だけでなく、風通しは重要なポイントなので注意してください。

直射日光に注意

日当たりは重要ですが、直射日光には注意してください。多くの観葉植物にとって日本の直射日光は大変厳しいです。そのため、1日中直射日光に当たるような過酷な場所はカポックが枯れる可能性があります。明るい日陰がベストな置き場所ですよ。

温暖な地域は屋外で冬越しできる

カポックは温暖な地域なら屋外で冬越しできます。カポックやシェフレラは、寒さに強いとはいえません。しかし、温暖な地域なら冬場でも屋外で越冬が可能です。具体的には、最低気温が3度程度あれば屋外でも大丈夫です。 お住いの環境に合わせて、室内に取り込むか屋外で越冬するか決めましょう。

水やり

水やりは観葉植物の育成の基本です。ですが、奥が深く難しいポイントも多いです。水やりをマスターして、元気なカポックを育ててくださいね。

水を好むため土表面が乾いたらたっぷりあげる

カポックは水を好むため、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。逆に乾燥にはあまり強いとは言えません。水分不足はカポックにとって良くありません。 水の与えすぎは良くないですが、たっぷりと水を与えてくださいね。

冬は水やりを控える

冬はカポックやシェフレラは休眠期間です。そのため、栄養だけでなく水を必要としません。カポックは水を好みますが、冬場は例外です。なので乾燥気味に管理するのがベストです。 冬以外の季節と同じように水を与えないように、注意してください。

葉水は毎日行うとよい

葉水は毎日おこなうのがおすすめです。葉水をおこなうことで、病害虫発生を予防できます。霧吹きで簡単に実践できるのでぜひ、おこなってください。

肥料

カポックは肥料を与えることで、より元気に成長させることができます。とはいえ、肥料は2つのタイプに分かれるので、どのように与えればいいか迷うこともあるでしょう。ここでは、液肥と固形タイプの肥料の与え方を見ていきましょう。

5月~9月頃液肥を定期的に与える

液肥は5月~9月に定期的に与えましょう。基本的に成長期に与えるだけで大丈夫です。必要な分量は、液肥ごとに違うので、必ず確認してくださいね。

固形タイプの肥料は2カ月に1回程度でよい

固形タイプの肥料は2ヶ月1回程度の頻度で与えましょう。液肥と違って、定期的に与える必要はありません。そのため、管理の楽な肥料といえるでしょう。困ったら固形タイプの肥料でも大丈夫ですよ。

植え替え

カポックに限らず、観葉植物は植え替えをおこなう必要があります。植え替えは面倒な作業です。しかし、植え替えを怠ると、枯れる可能性があります。必ず植え替えをおこないましょう。

カポックは根詰まりを起こしやすい

カポックは生長が早いため、根詰まりが起こりやすい観葉植物です。根詰まりを起こすと、水の染み込みが遅くなるなどの症状が出ます。根詰まりの兆候が見えたら、なるべく早く植え替えをおこないましょう。

植え替えのタイミング:年に1回程度

カポックの植え替えは、年に1回程度の頻度でおこないましょう。先述しましたが、カポックは根詰まりを起こしやすい観葉植物です。そのため、年に1回程度と植え替えの頻度が高めになります。

植え替えのしかた

では、カポックの植え替え手順を見ていきましょう。以下の手順で植え替えが可能ですよ。
  1. 鉢に鉢底石と鉢底ネットを敷く
  2. 鉢に水はけの良い土をある程度入れる
  3. カポックを傷つけないように取り出す
  4. カポックを鉢に植えこむ
  5. 最後に水をたっぷり入れる
以上が、カポックの植え替え手順になります。 植え替えは難しい手順はないですが、取り出す際にカポックを傷つけないようにしてくださいね。

カポック(シェフレラ)の正しい剪定!どこを切るのかまで徹底解説のまとめ

本記事では、カポックの剪定について解説しました。カポックの剪定は剪定ハサミがあれば、誰にでもおこなえましたね。 本記事のポイントは
  • 剪定はバランスやカポックの健康の為に必要
  • 剪定のポイントは完成形をイメージして、思い切って枝を切ること
  • 難しいと感じれば、プロに任せるのもひとつの方法
です。カポックはおしゃれでインテリアとしても、人気の高い観葉植物です。寒さには強くはありませんが、寒さ以外には強く丈夫で育てやすいのが魅力。お手入れも難しくないのでぜひ、インテリアとしておしゃれに飾ってくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。