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オリヅルランの子株・株分け・実生での増やし方!管理のコツまで紹介

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放射線状にシュッと細長く伸びる葉が爽やかな印象オリヅルラン。オリヅルランはスタイリッシュでおしゃれな見た目や、室内でも育てやすいことから観葉植物として大変人気があります。そんなオリヅルランは環境を整えれば誰でも簡単に増やすことができる植物です。オリヅルランの増やし方を知っておくと葉を色々な雰囲気で楽しむことができます。

今回は以下の通りオリヅルランの増やし方について解説していきます。

  • オリヅルランの基本情報
  • オリヅルランの増やし方
  • 増やしたオリヅルランの育て方ポイント

オリヅルランの増やし方についてまとめましたので、増やしてみようと思った方は参考にしてみてください。また水栽培やハイドロカルチャーで育てるやり方なども解説しておりますので、最期まで読んでオリヅルランのさまざまな姿を楽しみましょう。

目次
  1. オリヅルランってどんな観葉植物なの?
    1. 南アフリカ原産の多年草で細長い葉が放射状に茂るのが特徴
    2. ランナーという細い茎が伸びその先端に子株をつける
    3. 春から夏にかけてランナーの節から小さい白い花を咲かせる
    4. オリヅルランの花言葉は「集う幸福」「子孫繁栄」「祝賀」
  2. オリヅルランはどうやって増やせる?
    1. オリヅルランの増やし方は3種類の方法がある
    2. しっかりと手順を踏めば初心者でも簡単に増やせる
    3. それぞれの増やし方の方法やコツを徹底解説
  3. オリヅルランを増やすのに適した時期
    1. 適期は5月〜9月の生育期がベスト
    2. 冬場は成長が緩慢になるため根が定着しづらいため避けた方が良い
    3. 暖かく気温を一定に保てる場合は冬場でも増やせる
  4. オリヅルランの【子株】での増やし方
    1. 子株で増やす時に必要なもの
    2. 子株で増やす時の手順
    3. 子株で増やす時のポイント
  5. オリヅルランの【株分け】での増やし方
    1. 株分けはランナーが出ない品種を増やしたい時におすすめ
    2. 株分けに必要なもの
    3. 株分けの手順
    4. 株分けのポイント
  6. オリヅルランの【実生】での増やし方
    1. 実生で必要なもの
    2. 実生の手順
    3. 実生のポイント
  7. 増やしたオリヅルランの育て方のポイント
    1. 置き場所は日当たり・風通しの良い場所で管理する
    2. 水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと水を与える
    3. 肥料は生育時期に与えるようにする
    4. 剪定と植え替えは伸びすぎてしまうのを予防するためにも定期的に行う
  8. 増やしたオリヅルランは水栽培やハイドロカルチャーで育てられる?
    1. 結論:オリヅルランは水栽培やハイドロカルチャーで育てられる
    2. オリヅルランを水栽培やハイドロカルチャーで育てるメリット
    3. オリヅルランの水栽培
    4. オリヅルランのハイドロカルチャー
  9. 【まとめ】オリヅルランの子株・株分け・実生での増やし方!管理のコツまで紹介

オリヅルランってどんな観葉植物なの?

まずオリヅルランがどのような植物か知っていますか。オリヅルランの原産地や特徴、花言葉について解説していきます。

南アフリカ原産の多年草で細長い葉が放射状に茂るのが特徴

オリヅルランはアフリカやインドを中心とした南アフリカ原産の常緑性多年草になります。リュウゼツラン科オリヅルラン属に分類されており、白と黄緑色の明るく細長い葉が優雅な曲線を描きながら放射線状に茂る植物です。

日本で流通している園芸品種は約30cm程度の大きさですが、環境がよければどんどん成長し大株になるくらい生育旺盛な品種オリヅルラン。日本では吊り鉢に飾り、ハンギングのインテリアグリーンとして人気の観葉植物になります。

ランナーという細い茎が伸びその先端に子株をつける

オリヅルランは匍匐茎と呼ばれる地上を張って成長する白い茎を伸ばす植物です。匍匐茎はランナーとも呼ばれランナーの先に子株を生やして成長し、ランナーが成長すればするほど子株もどんどん生えていきます。成長させたまま放置していると葉やランナー・子株がたくさん茂りはじめ、見た目も悪くなるため定期的な剪定が必要な植物です。

またオリヅルランはランナーの先にできた小さな子株が折り鶴をぶら下げたように見えたことから「折鶴蘭」という名前が付けられたとされています。

春から夏にかけてランナーの節から小さい白い花を咲かせる

オリヅルランはランナーの節から白い小さな花を咲かせます。花は小さくて目立つものではありませんが、素朴でとても可愛らしい花です。開花時期は春から秋になり、耐暑性はありますが耐寒性はありません。そのため冬はあまり成長することができず花は咲かなくなります。

オリヅルランの花言葉は「集う幸福」「子孫繁栄」「祝賀」

オリヅルランの花言葉は3つあり、特徴とリンクした花言葉となっています。「集う幸福」と「子孫繁栄」はランナーの先に子株がどんどん生えていく様子から連想されこのような花言葉が付けられました。「祝賀」の花言葉はオリヅルランが風水的に縁起の良い植物とされいることと、折鶴蘭という名前の中に縁起の良い鳥の名前「鶴」が入っていることからつけられてます。

このような3つの花言葉から新築祝いや引っ越し祝い、結婚祝い、誕生日などお祝い事のプレゼントにぴったりな観葉植物です。皆さんも何かお祝い事があれば記念にオリヅルランを贈ってみてはいかがでしょうか。

オリヅルランはどうやって増やせる?

オリヅルランはどうすれば増やしていけるのでしょうか。オリヅルランの増やし方について簡単に説明いたします。

オリヅルランの増やし方は3種類の方法がある

オリヅルランの増やし方には3種類の方法があります。子株を使って増やす方法株を分けて増やす方法実生で増やす方法の3つです。挿し木などの増やし方とは異なり根が発根した状態から育てて増やしていくため、特別なお手入れやコツなどはなく誰でも簡単に増やすことができます。

しっかりと手順を踏めば初心者でも簡単に増やせる

挿し木などの増やし方と違い子株や株分けで増やす方法は根が十分に育ってから増やしていくため特別なお手入れは必要ありません。また実生で増やす方法は苗が育つまで時間がかかるため家庭で増やすときにはあまりおすすめしませんが、しっかりと手順を踏めば初心者でも大きく育てることが可能です。環境や増やし方のポイントを守って育てていけば枯れたり失敗することはないため、観葉植物を育てることが初めての方でも簡単にオリヅルランを増やせます。

それぞれの増やし方の方法やコツを徹底解説

それぞれの増やし方で大きく違うことはあまりないため、それぞれ増やし方のポイントやコツをしっかりと抑えてきちんと育てていきましょう。増やし方の方法やポイントをしっかり理解することで初心者でもオリヅルランを失敗せずに育てていくことが可能になります。

オリヅルランを増やすのに適した時期

オリヅルランにも増やすのに適した時期があります。オリヅルランは増やすのに適した時期に行わないと植物が弱って失敗する可能性があるため、しっかり時期は守って行いましょう。

適期は5月〜9月の生育期がベスト

オリヅルランは南アフリカ原産のため、暑さや乾燥にとても強く寒さに弱い植物です。そのためオリヅルランは春から秋にかけて大きく成長します。春から秋のうちに増やすことがおすすめになり、中でも5月から9月のうちに行いましょう。5月から9月の暖かい時期に行うことでオリヅルランが弱ることなく順調に増やすことが可能です。

冬場は成長が緩慢になるため根が定着しづらいため避けた方が良い

生育期ではない冬に増やそうとすると成長が緩慢になるため、なかなか根が定着しづらくなります。そのため寒さに弱いオリヅルランを冬に増やすことで根もうまく育たず枯れる可能性が高くなるでしょう。冬場の作業は避け必ず春から秋、5月から9月の間に行ってください。

暖かく気温を一定に保てる場合は冬場でも増やせる

オリヅルランを冬に増やすことは寒さが苦手な植物のため避けた方がいいと述べましたが、気温を一定にできる室内などの場合は冬場でも増やすことは可能です。最低でも5度以下にならなように室内の気温を保って作業を行ってください。気温を保つことができれば大きく育てることが可能なため5度以下にならないように温度を徹底管理しながら増やしていきましょう。

オリヅルランの【子株】での増やし方

オリヅルランの増やし方1つ目は子株での増やし方です。子株での増やし方や必要な道具、ポイントについて解説していきますのでご覧ください。

子株で増やす時に必要なもの

子株や株分けを行い増やす方法はほとんど使用する道具は変わりません。準備する道具はほぼ共通しているためオリヅルランを増やすときには参考にしてください。

剪定バサミ

剪定バサミは親株から子株を切り取るときに使用します。このときに使うハサミは清潔なものを用意しましょう。新しい剪定バサミかしっかり消毒したものを使用してください。

小さめの鉢

鉢は子株の数によって鉢のサイズを変えましょう。だいたい3つの子株を1つの鉢に植えるなら5号くらい、1つずつ植えるなら3号から4号の小さめの鉢がおすすめです。

鉢底ネット

鉢底ネットは水はけをよくし、鉢の底から用土がこぼれて汚れないようにするために必要な道具です。どんな植物でも鉢で育てる場合は鉢底ネットが必要になります。

鉢底石

鉢底石も鉢底ネットと同じように用土の水はけをよくするために必要な道具です。必ず用意しましょう。

ビニールシートなど

ビニールシートなど作業する下に敷けるものを用意してください。子株で増える作業をするときに必ず土や不要な根などが出て部屋などが汚れてしまいます。そのようなことを防ぐために作業する下に敷けるビニールシートなどを用意しましょう。

子株で増やす時の手順

子株で増やすときの手順をご紹介いたします。子株で増やそうと思っている方は参考にしてください。

①:鉢に鉢底ネット、鉢底石の順に敷き、鉢の約1/2ほどに土をいれる

植える鉢の底に鉢底ネット、鉢底石の順に敷き詰めてください。敷き詰めた上から土を鉢の約1/2ほどの量を入れましょう。

②:根がついており、葉が8枚以上ついている子株を選ぶ

根が十分についていて、葉っぱが8枚以上ついている子株を選んでください。このような子株を選ぶことで植え付けた時に根が定着しやすく育てていきやすくなります。

③:茎を3cmほど残し子株を切り取る

根が十分についていて葉っぱが8枚以上ある子株を選んだら茎を3cmほど残した場所を剪定バサミで切り取りましょう。茎を3cm残して切り取ることで成長しやすくするためです。

④:鉢に子株を置き、生え際が少し埋まるように植える

切り取った子株を鉢に置き生え際が少し埋まるくらいまで植えてください。しっかり植えることで安定し育ちやすくなるからです。

⑤:たっぷりの水を与え定着をまつ

植え終わったらたっぷりの水を与えて根がきちんと鉢の中で定着することを待ちましょう。オリヅルランが乾燥に強い植物でも最初は水をたっぷりと与えてください。これで子株の増やし方は完成です。

子株で増やす時のポイント

子株で増やすときにポイントについて解説いたします。子株で増やすときにこのようなことを守れば失敗はしにくいため、これらを守って増やしていきましょう。

葉が8枚以上ついている子株を選ぶ

1つの子株に葉っぱが8枚以上ついている子株を必ず選びましょう。1つの子株に葉っぱが8枚以上ついているものは根がついている可能性があるため、子株の選ぶときの目安として葉っぱが8枚以上のものを選んでください。

キュッと引き締まって、葉の色が濃いもの選ぶ

オリヅルランのランナーには子株がたくさん付くため、キュッと引き締まって葉の色が濃いものを選びましょう。葉の色が濃いものの方が元気がよく栄養をたくさん吸収しているものが多いため葉の色が薄いものではなく濃いものを選んでください。

オリヅルランの【株分け】での増やし方

オリヅルランの増やし方2つ目は株分けでの増やし方です。株分けでの増やし方や必要な道具、ポイントについて解説していきますのでご覧ください。

株分けはランナーが出ない品種を増やしたい時におすすめ

株分けはランナーが出なくて子株での増やし方ができない場合におすすめの方法です。ランナーが出ない品種は「シャムオリヅルラン」という品種で、株分けで増やす方法に適しています。また株が十分に成長しなかった場合に株分けを行い増やすこともおすすめです。

株分けに必要なもの

株分けで増やす方法は子株で増やすときにも述べたように必要な道具はほぼ同じです。違うことといえば鉢が少し大きいくらいになります。

剪定バサミ

剪定バサミは清潔なものを用意してください。清潔なもので行わないと植物が切り取った個所から感染して病気になる可能性があるからです。必ず清潔なものを用意しましょう。

鉢は切り分けた株のサイズに合わせて一周り大きなものを用意してください。だいたい5号くらいの大きさの鉢がちょうどいいサイズです。

鉢底ネット

鉢底ネットと鉢底石は水はけをよくするために必要な道具です。また鉢からこぼれて室内を汚さないようにするためにも必要な道具になります。

鉢底石

鉢底石は鉢底ネットと同様に水はけをよくするために必要です。鉢底石を敷くことで水はけがよくなり植物も成長しやすくなります。

ビニールシートなど

ビニールシートなどは増やす作業をしているときに汚さないために必要なものです。ビニールシートがなくても新聞紙などの敷けるものを用意しましょう。

株分けの手順

株分けの手順について解説いたします。株分けを行う際には事前に水やりを行わずに乾いた土の状態で行ってください。

①:鉢に鉢底ネット、鉢底石を敷き、鉢の約1/3ほどまで土をいれる

鉢に株分けした苗を入れる前に鉢底ネット、鉢底石を敷き詰めましょう。敷き詰めた上から鉢の約1/3まで土を入れます。

②:古い鉢からオリヅルランを抜き、根についた土を1/3ほど落とす

古い鉢からオリヅルランを抜きます。抜いたら根についた土を1/3ほど落としてください。

③:腐っていたり傷んでいる根を取り除く

抜いて土を払ったら腐っていたり傷んでいる黒い根を剪定バサミで取り除いてください。長すぎる根も取り除いて綺麗にしましょう。

④:芽が3つ以上つけ、葉の分かれ目を裂くように剪定ハサミで切り分ける

綺麗にしたオリヅルランの株から芽が3つ以上ついているものを探してください。見つけたら剪定バサミで葉の分かれ目を裂くように切り分けます。

⑤:それぞれを鉢の中心に置き、土を縁から2〜3cm下までいれる

それぞれを鉢の中心に置き、土を鉢のふちから2cmから3cm下まで入れてください。そうすることで根が詰まることもなく伸び伸びと育っていけます。

⑥:たっぷりと水を与える

植え終わったらたっぷりと水を与えましょう。水を与えて根が定着して株が安定してきたら完成です。

株分けのポイント

株分けを行う際にもポイントがあります。株分けで増やす場合にこれらのポイント守り元気に育てていきましょう。

芽を3つ以上つけること

芽が生えはじめだったり芽が3つ未満の状態での株分けは避けてください。芽が3つ以上つけて株分けすることで根も十分に育っていることも多く、株分けしたあとに育てていきやすくなります。

株の一回り大きい鉢を用意すること

必ず株の大きさに合わせて株よりも一回り大きなものを用意しましょう。オリヅルランの根は太いです。サイズが小さかったりするとすぐに根詰まりを起こして枯れてしまう可能性があります。鉢の大きさはオリヅルランを株分けしたサイズを見て用意してください。

植え替えの時期に行うと作業効率が良くなる

株分けはオリヅルランの成長が盛んな5月から9月の間に行ってください。植え替えも成長が盛んなこの時期に行うと効率が良いため、オリヅルランは植え替えと同じ時期に増やしていきましょう。

オリヅルランの【実生】での増やし方

オリヅルランの増やし方3つ目は実生での増やし方です。実生での増やし方や必要な道具、ポイントについて解説していきますのでご覧ください。

実生で必要なもの

実生でオリヅルランを増やす方法で必要な道具について解説していきます。実生で増やす方法は子株で増やす方法と株分けで増やす方法とは全く違うため、実生で増やす際はこちらを参考にしてください。

小さい鉢

実生で育てる場合には小さな鉢で育てます。小さな鉢を用意して育てていきましょう。

用土

用土は水はけの良い土を用意して鉢に入れます。水はけがよい用土で元気よく育てていきましょう。

実生の手順

実生で増やす方法の手順について解説いたします。子株や株分けで行うよりも時間はかかりますが手順やコツを守れば元気に育っていくため、挑戦してみましょう。

①:小さい鉢(ポット)に土をいれる

小さい鉢(ポット)に土をある程度入れます。土は水はけの良い土を使用しているためあまりぎゅっとしないで優しく詰めましょう。

②:土に指で浅めに穴をあけ種をいれる

鉢に土を入れたら指や割り箸で浅めに穴をあけてください。あけた穴に種を入れます。

③:種を入れたら軽く土を被せる

種を入れたら軽く土を被せてください。窮屈にならないように軽く土を被せておいておきましょう。

④:発根、発芽しある程度成長したら植え替えを行う

植えた鉢に発根、発芽しある程度成長できたら植え替えを行いましょう。その時もまた出てきた芽より一回り大きな鉢を用意し植え替えを行ってください。

実生のポイント

実生を行う際にもポイントがあります。実生は辛抱強くお手入れを行うことで実がなるため、ポイントも抑えながら辛抱強くお世話をしていきましょう。

土を乾燥させないために水を切らさない

実生で行う土の乾燥はオリヅルランにとって危険です。乾燥させないように水を切らさずに毎日水を与えてください。常に土が乾燥していないかわかるように、指か割り箸で確認しながらお世話を行いましょう。

土は肥料分が入っていないものが良い

土は肥料分が入っていないものを選びましょう。土は水はけがよいものを選び肥料分が入っていないものを選ぶことでオリヅルランは育ちやすくなります。ホームセンターや通販にもよりぴったりの用土が販売されているため、探してみてください。

増やしたオリヅルランの育て方のポイント

子株や株分けで増やしたオリヅルランの育て方のポイントについて解説します。育て方のポイントを守ること

で枯れることもなく元気に育っていけるため、オリヅルランをすくすくと育てていきましょう。

置き場所は日当たり・風通しの良い場所で管理する

オリヅルランはもともと南アフリカに自生しているもののため、日当たりが良い場所と風通しの良い場所が好みです。置き場所は日光浴ができるくらい日当たりが良く風通しの良い場所に置きましょう。

葉焼けを起こしやすいので夏の直射日光には注意

オリヅルランは日当たりがいい場所が好みです。しかし夏の直射日光は日差しが強く葉焼けの原因になるため、夏場の管理には注意が必要になります。夏場は葉焼けを防ぐために明るくて風通しの良い日陰において管理してください。夏場に明るい日陰に置いて、涼しくなって場所を移動し、急に直射日光に当てると葉焼けの原因になります。場所を移動するときには少しずつ日光に慣らしてから移動させましょう。

冬は最低でも5度以上はキープする必要があるため室内での管理がおすすめ

オリヅルランは寒さに弱い植物のため、霜にあたると枯れてしまう原因になります。冬場は室内で管理して最低でも気温は5度以上をキープしてください。冬場は暖かい場所に置くことも大切ですが、日当たりのことも忘れずに日当たりがいい場所で管理しましょう。

水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと水を与える

オリヅルランの基本的な水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えます。オリヅルランの根は太く丈夫な植物ですが、水やりの頻度は夏と冬で変わるため注意しながら水やりを行いましょう。

冬は表面が乾いてから3日〜4日後に水やりを行い乾燥気味に育てる

冬場はオリヅルランの成長が緩慢になるため、水やりの頻度を生育期に与える水の量よりも減らしてください。冬場の水やりの目安として土が乾いてから3日から4日後くらいに行い乾燥気味に水を与えましょう。オリヅルランは乾燥に強い植物のため、しっかりと乾燥させてから水を与えることでのびのびと育てることができます。

受け皿にたまった水は必ず捨てるようにする

水やりは夏場も冬場も鉢底の穴からしみ出るくらいまでたっぷりと与えます。このときに受け皿にたまった水はすぐに捨ててください。受け皿にたまった水はすぐに捨てないと土の中の水がうまく排出されないで根詰まりを引き起こし枯れていしまいます。受け皿は必ず水をためないようにしてください

肥料は生育時期に与えるようにする

オリヅルランは生育旺盛な植物です。肥料がなくても十分大きく育ちますが、肥料があることで丈夫で色艶の良い葉が育つため肥料にもこだわりを持って育てましょう。

液肥か緩効性肥料を与えると良い

肥料は春に元肥として緩効性肥料を与え、夏場に薄い液体肥料を2週間に1度のペースで与えてください。このような頻度で与えると葉の色が鮮やかに育ち、植物も丈夫になります。いきいきと育てていくためにも生育期には定期的に肥料を与えて育てていきましょう。

冬は生育が緩慢になるため肥料は与えない

冬はオリヅルランの生育が緩慢になるため肥料は与えないように育ててください。冬に肥料を与えてもあまり育たないため意味がありません。冬に肥料を与えると栄養の与えすぎで根腐れを引き起こし枯れてしまう原因にもなります。冬は肥料を与えずに育ててください。

剪定と植え替えは伸びすぎてしまうのを予防するためにも定期的に行う

オリヅルランは根が太いため、水やりや置き場所をきちんと管理していればすぐに大きくなる植物です。しかしオリヅルランの成長をそのまま放置していると葉や根が大きくなり、風通しが悪くなって病気になったり根腐れを引き起こしてしまう可能性があります。それらを予防するためにも剪定や植え替えを行うことが大切です。剪定は気になる部分や邪魔そうな部分を切り取り植え替えは最低でも2年に1回は必ず行いましょう。定期的に剪定や植え替えは行うことで元気よく成長させていくことができます。

増やしたオリヅルランは水栽培やハイドロカルチャーで育てられる?

室内に飾るインテリアグリーンの仕様として人気の水栽培やハイドロカルチャー。増やしたオリヅルランは水栽培やハイドロカルチャーで育てられるのでしょうか。水栽培やハイドロカルチャーで育てた場合のメリットややり方について解説していきます。

結論:オリヅルランは水栽培やハイドロカルチャーで育てられる

オリヅルランは水栽培やハイドロカルチャーで育てることは可能です。子株や株分けされたものも水栽培やハイドロカルチャーで育てることができます。水栽培もハイドロカルチャーも簡単にできるため、観葉植物を育てることが初めての方でもおしゃれなインテリアグリーンができおすすめです。興味があれば水栽培やハイドロカルチャーに挑戦してみてはいかがでしょうか。

オリヅルランを水栽培やハイドロカルチャーで育てるメリット

水栽培やハイドロカルチャーは室内で観葉植物を育てている方にとって人気の育て方です。そこでオリヅルランを水栽培やハイドロカルチャーで育てた際のメリットについて解説いたします。

室内で気軽に栽培ができる

植物を枯らしてしまう原因の多くは水管理の失敗だとされています。水栽培やハイドロカルチャーは水の量を目で見て判断ができるため、水の管理が土耕栽培よりもやりやすいです。水栽培やハイドロカルチャーは見た目でわかりやすくなっているため気軽に栽培がしやすくお手入れもしやすい特徴があります。

見た目がおしゃれでインテリア性が高い

水栽培やハイドロカルチャーは見た目がおしゃれでインテリア性が高いです。土耕栽培は鉢の形や見た目に気を配って大変ですが、水栽培やハイドロカルチャーは置くだけでおしゃれなインテリアとして成立します。観葉植物をどう飾ろうか迷っているときには水栽培やハイドロカルチャーで飾ることがおすすめです。

土耕栽培より害虫がつきにくい

土耕栽培より水栽培やハイドロカルチャーは害虫被害が少ないのも特徴的です。完全に害虫を抑えることはできませんが、土耕栽培より薬剤による殺虫効果が高く駆除がしやすくなります。害虫対策は土耕栽培より水栽培やハイドロカルチャーの方が高いです。

オリヅルランの水栽培

水栽培は水だけで植物を育てる方法です。オリヅルランの水栽培に必要な道具や手順について紹介します。

水栽培に必要なもの

水栽培に必要なものを紹介いたします。

  • 株分けして土を洗い流したオリヅルランの苗か親株から切り取った子株
  • 容器(できれば透明なガラスの容器)
  • 根腐れ防止剤

水栽培の手順

水栽培の手順について紹介いたします。

  1. 容器の底に根腐れ防止剤を入れます。鉢底が隠れるくらいの量を入れてください。
  2. 根腐れ防止剤を入れた容器の中に苗を入れます。
  3. 容器に水道水を入れ、根が全部浸からない程度に入れてください。だいたい3分の2が水に浸かるくらいの水の量を入れて完成です。

水替えは1週間に1度程度の頻度で行ってください根腐れ防止剤がない場合は2日から3日に1度の頻度で水を替えましょう

オリヅルランのハイドロカルチャー

ハイドロカルチャーはハイドロボールを土の代わりにして育てる方法です。オリヅルランのハイドロカルチャーで必要な道具、手順について紹介します。

ハイドロカルチャーに必要なもの

ハイドロカルチャーで必要なものについて紹介いたします。

  • 株分けして土を洗い流したオリヅルランの苗かオリヅルランから切り取った子株
  • ハイドロボール
  • 根腐れ防止剤
  • 底に穴がない鉢(できれば透明な容器)
  • 土入れか小さい容器ならばスプーンでも代用可
  • 割り箸などの棒状の物
  • ジョウロ

ハイドロカルチャーの手順

ハイドロカルチャーの手順について紹介いたします。

  1. 底穴のない鉢に根腐れ防止剤を底が見えなくなるくらいまで入れる。
  2. ハイドロボールを根腐れ防止剤の上に入れ、オリヅルランの苗をハイドロボールの上に置き根を広げる。
  3. 根と容器の間にハイドロボールを敷き詰め苗を固定。
  4. 最後にジョウロで水やりを行い完成。

水の量は容器の約6分の1程度与えます水位計を使っている場合は最適水位となるまで入れましょう水は鉢の中が乾いてから2日から3日くらい経ってから与えてください

【まとめ】オリヅルランの子株・株分け・実生での増やし方!管理のコツまで紹介

いかがでしたでしょうか。今回はオリヅルランの増やし方について解説してきました。

この記事のポイントは以下の通りです。

  • オリヅルランは細長い葉が放射線状に茂る多年草でランナーという細い茎の先端に子株を付ける植物
  • オリヅルランには3種類の増やし方があり、子株を使った増やし方株分けして増やす増やし方実生で増やす増やし方がある
  • 日当たりや風通しが良い場所で、水は土の表面が乾いてからたっぷりと与える
  • 肥料は生育時期に与え、植え替えや剪定は定期的に行う

オリヅルランは株分けや子株などを切り離して数を増やすことができる植物です。生命力も強い植物のため誰でも挑戦しやすく失敗しにくいため、興味があれば挑戦してみてください。オリヅルランは飾る場所を選ばずさまざまな形で楽しめる植物になるため、さまざまな容器に植えたりして楽しみながら育てていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。

執筆者Profile

長岡孝樹

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。