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シンビジウムの育て方や栽培方法!基本情報からトラブルの対処まで解説

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シンビジウム(シンビジューム)は美しい花を咲かせるため多くの方に人気があり、品種改良が進んでいることから様々なバリエーションが開発されています。そのため、周囲で園芸をされていて「シンビジウムを育てている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、シンビジウムは美しい花を咲かせますが、適切な育て方をしないと枯れてしまう可能性もあります。

そこで今回は、

  • そもそもシンビジウムとはどんな植物?
  • シンビジウムの育て方のポイント
  • シンビジウムのお手入れ
  • シンビジウムによくあるトラブルと対処法
  • シンビジウムの人気の種類

というテーマで解説していきます。

当記事を最後までお読みいただくことによって、シンビジウムの適切な育て方を知ることができます。

シンビジウムは適切な育て方や丁寧な手入れをすることによって、美しい花をより長く楽しむことができます。是非当記事を最後までご覧ください。

目次
  1. そもそもシンビジウムとはどんな植物?
    1. 東南アジアなどが原産のラン科の植物
    2. 香りが良く、洋蘭の中でも花もちが良い
    3. 寒さに強く育てやすい
    4. 管理しやすい鉢植えでの栽培がおすすめ
    5. 似ているデンドロビウムとの違い
  2. シンビジウムの育て方のポイント①置き場所
    1. 日当たりと風通しの良い場所を好む
    2. 春~夏の場合
    3. 秋~冬の場合
  3. シンビジウムの育て方のポイント②:水やり
    1. 春~秋の場合:土の表面が乾いたらたっぷりと
    2. 冬の場合
    3. 蕾が伸び始めたら水やりの回数を増やす
  4. シンビジウムの育て方のポイント③:土
    1. 水はけのよい土が適している
    2. 市販の洋ラン用の培養土がおすすめ
    3. 苗のうちは細かい粒で、成株には中粒を用いる
  5. シンビジウムの育て方のポイント④:肥料
    1. 固形肥料と液肥の両方を使うと効果的
    2. 5月~7月は固形の置き肥を施す
    3. 8月~9月:液肥を週1回与える
    4. 10月以降は肥料を与えない
  6. シンビジウムのお手入れ
    1. 植え替え
    2. 花が終わったら
    3. 芽かき
    4. 夏の管理方法
    5. シンビジウムの増やし方
  7. シンビジウムによくあるトラブルと対処法
    1. 病気
    2. 害虫
    3. 蕾が落ちる
    4. 解決策がわからない場合は相談してみましょう
  8. シンビジウムの人気の種類を紹介
    1. 福娘:明るくふっくらしたピンク色の花
    2. ゴールドラッシュ:明るい黄色と赤の花の色が特徴的
  9. シンビジウムの育て方や栽培方法!基本情報からトラブルの対処まで解説のまとめ

そもそもシンビジウムとはどんな植物?

シンビジウム(シンビジューム)は花の観賞価値が高く、様々な色や形状の花を楽しむことができます。ここからは、シンビジウムの基本情報について説明していきます。

東南アジアなどが原産のラン科の植物

シンビジウムは東南アジアなどが原産のラン科の植物で、主にアジアを中心に広く分布しています。一部の種は高地にも生息していて、寒冷地にも適応しているのが特徴です。

香りが良く、洋蘭の中でも花もちが良い

シンビジウムは香りが良く、洋蘭の中でも花もちが良いのが特徴です。ただ、品種によって変わってくるので最初に確認しておきましょう。

寒さに強く育てやすい

シンビジウムは寒さに強く育てやすい花となっています。一部の品種は氷点下の寒さにも耐えることが可能です。

管理しやすい鉢植えでの栽培がおすすめ

シンビジウムは管理しやすい鉢植えで栽培しましょう。特に5月~9月にかけての日差しが強い時期は、直射日光が当たらないような育て方が必要になります。

似ているデンドロビウムとの違い

シンビジウムとデンドロビウムは共に美しい花を咲かせますが、いくつかの違いがあります。ここからは、それぞれの違いについて説明していきます。

デンドロビウムも洋蘭の一種

デンドロビウムも洋蘭の一種です。ただ、シンビジウムとデンドロビウムは栽培条件などに違いがあるため、好みに合ったものを選びましょう。

葉の形が異なる

シンビジウムの葉は帯状で硬いのに対して、デンドロビウムの葉は幅広で平らな形状が多くなっています。また、光沢もデンドロビウムの葉の方が少ないのが特徴となっています。

花の付け方が異なる

シンビジウムの花は花茎の先に複数の花を咲かせます。それに対して、デンドロビウムの花は花茎に沿って単一もしくは少数の花を付けます。

シンビジウムの育て方のポイント①置き場所

シンビジウムにはいくつかの育て方のポイントがあります。そのうちの一つが「置き場所」となります。

日当たりと風通しの良い場所を好む

シンビジウムの育て方のポイントとして、日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。その際にいくつか気を付けなければならない点があるので説明していきます。

直射日光による葉焼けに注意

シンビジウムは直射日光による葉焼けに注意しましょう。遮光率の低い遮光ネットを張って、強い日差しを避けるようにするのがポイントです。

常に葉が風で揺れているほどの風通しが最適

風通しは常に葉が風で揺れているようにしましょう。株同士の間隔を空けることで風が通りやすくなります。

春~夏の場合

ここからは、春~夏の場合のシンビジウムの育て方を説明していきます。

暖かくなったら屋外で管理するとよい

シンビジウムの場合、暖かくなったら屋外で管理するのがおすすめです。基本的には、真冬以外は屋外で栽培するのが適している植物となります。

寒冷紗などで日差しを調節する

寒冷紗は、冷気を遮るために使用されるシートを指します。これを利用することで、シンビジウムの保護や冷暖房の効率向上を図ることができます。

秋~冬の場合

ここからは、秋~冬のシンビジウムの育て方を説明していきます。

5℃以下にならないように注意する

明け方の温度が5℃以下にならないような場所に置きましょう。シンビジウムの蕾は寒さに弱いので、これより寒くなると黒っぽくなって落ちてしまいます。なお、シンビジウムの花を長く咲かせるための適温は10~15℃になります。

寒くなってきたら室内に取り込む

寒くなってきたら室内に取り込みましょう。できるだけ適温の場所で育てた方が生育にも良い影響を及ぼします。

暖かく日当たりの良い窓辺などで管理

暖かく日当たりの良い窓辺などで管理しましょう。これは、日光不足になると蕾が開花しないことがあるためです。

暖かい日中は少し外気に当てるとよい

暖かい日中は少し外気に当てた方が成長が促進されます。少し窓を開ける程度でも良いので、こまめにやっておくことをおすすめします。

シンビジウムの育て方のポイント②:水やり

次の育て方のポイントは「水やり」となります。多く水やりをすればいいというわけではないので、適切なタイミングを知っておきましょう。

春~秋の場合:土の表面が乾いたらたっぷりと

春~秋の場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。シンビジウムは球状のバルブを持っていて、その中に水分を蓄えているため、2~3日ほど水やりが遅れても花がしおれることがないのが特徴です。

冬の場合

冬の場合は、春~秋と少し水やりのタイミングが異なります。

1週間~10日に1回が目安

冬の場合、1週間~10日に1回のタイミングで水やりを行いましょう。ここは春~秋と違っている部分になります。

暖かい午前中に与える

夕方からの水やりは根が冷え込んでしまうため、暖かい午前中に水やりをしましょう。また、水道の水は冷たいのでそのまま使うことはせず、汲んでおいた水を室温と同じくらいにしてから与えます。

蕾が伸び始めたら水やりの回数を増やす

シンビジウムの蕾が伸び始めたら水やりの回数を増やします。こうすることによって、蕾の生長を更に促進することができます。

シンビジウムの育て方のポイント③:土

シンビジウムの育て方のポイントとして「土」も重要な要素になります。どのような土が良いか確認していきましょう。

水はけのよい土が適している

シンビジウムは見ずを好む植物ですが、過剰な水分があると根腐れの要因になってしまいます。そのため、水はけのよい土が適しています。

市販の洋ラン用の培養土がおすすめ

シンビジウムを育てるためには、市販の洋ラン用の培養土がおすすめです。これなら初心者であっても手軽に購入できるでしょう。

ミックスコンポストやパーク単体などの用土を用いるのも◎

ミックスコンポストとは、数種類のコンポストをミックスしたもので、バークチップと軽石がベースとなっていることが多いです。シンビジウムの育て方として、このミックスコンポストやパーク単体などの用土を用いるのもおすすめです。

鹿沼土など土系の材料の使用は避ける

鹿沼土など土系の材料の使用は避けておきましょう。鹿沼土などは最初は問題なく育つように感じますが、その後根腐れが起きやすくなってしまいます。

苗のうちは細かい粒で、成株には中粒を用いる

シンビジウムの育て方として適切なのは、苗のうちは細かい粒で、成株には中粒を用いることです。このように、成長度合いによって用土も使い分けましょう。

シンビジウムの育て方のポイント④:肥料

シンビジウムの育て方のポイントとして「肥料」も大事です。ここからは肥料について確認していきましょう。

固形肥料と液肥の両方を使うと効果的

固形肥料と液肥の両方を使うと効果的です。こうすることでシンビジウムの生長をより促進することができます。

5月~7月は固形の置き肥を施す

開花の時期が終わり新芽が出てくる5月~7月は固形の置き肥を施しましょう。

有機質肥料は1カ月ごとに取り換える

有機質肥料は1ヵ月ごとに取り換えます。また、植え替えもこの時期に行うことになります。

化成肥料の場合は春に1回だけ与える

化成肥料の場合は春に1回だけ与えます。これは与えすぎると良くないので注意しましょう。

8月~9月:液肥を週1回与える

8月~9月は液肥を週1回与えます。この時期は強い日差しがあるので遮光ネットなどを使い、ジョウロで水をたっぷり与えましょう。

10月以降は肥料を与えない

10月以降は開花期となるので肥料は与えないようにしましょう。10月以降はシンビジウムは室内の日当たりが良く、風通しのよい場所に置いておきます。

シンビジウムのお手入れ

ここからは、シンビジウムの育て方で大事になってくるお手入れの方法について説明していきます。

植え替え

シンビジウムを定期的に植え替えすることによって、根が健康で強力な状態を保つことができます。新しい土壌ミックスに植え替えることで、新たな栄養分が根に行き渡るからです。

植え替えのタイミング:2年に1回が目安

植え替えのタイミングは2年に1回が目安となります。成長が遅い種類の育て方も同様で、最低でも数年に1回は植え替えましょう。

植え替えの時期:4月~5月

植え替えの時期は4月~5月が適切です。4月~5月に植え替えをすることによって、新芽が活発に成長しやすい環境を作ることができます。

植え替えのしかた

植え替えはより大きな鉢で行いましょう。成長した根が鉢に詰まると生長が阻害される可能性があるためです。鉢植えの際は気に留めておきましょう。

花が終わったら

ここからは、花が終わったらどうするのか、育て方について説明していきます。

少し枯れてきたら根元から切る

シンビジウムの花が終わったら、少し枯れてきたことを見計らって根本から切りましょう。そして日当たりの良い場所で管理すると、5月中旬頃から新芽が出始めます。

切り花としても楽しめる

切った花は切り花として楽しむことができます。贈り物にしても良いのではないでしょうか。

芽かき

シンビジウムの生育期間には新芽や葉芽が多く出ます。ただ、すべて育てようとすると栄養が十分に行き渡らず花が咲かなくなってしまうため「芽かき」をしていきます。

9月頃に行うとよい

芽かきは9月頃に行いましょう。花芽や葉芽と一緒に新芽も出てくるため、これらを取り除いていきます。

芽かきのしかた

シンビジウムの先端の蕾が開きだしたら、花茎の元からカットします。その際は1個のバルブに元気の良い新芽を1つ残して、ほかはかきとりましょう。

間違って花芽を折らないよう注意!

芽かきをする際は、間違って花芽を折らないように注意が必要です。できるだけ慎重に行いましょう。

夏の管理方法

ここからは、シンビジウムの夏の育て方について説明していきます。

暑い日は葉水をしてあげる

暑い日は葉が枯れてしまう可能性があるので葉水をしてあげましょう。ただ、水のやりすぎは根が傷む要因になるので要注意です。

夕方に行う

葉水を夕方に行うことによって、葉が乾いた状態で夜を迎えることができます。葉が湿った状態で夜を過ごすとカビなどの発生リスクが高まりますが、それらを防げます。

シンビジウムの増やし方

ここからは、シンビジウムの増やし方について説明していきます。

株分け

シンビジウムは株分けをすることで増やすことができます。新しい株を育てることによって、既存の株も健康な状態を維持し続けることが可能です。

バルブの数と新芽が増えてきたら行う

バルブの数と新芽が増えてきたら株分けを行いましょう。株分けの際はシンビジウムの健康状態を注意深く観察しながらすることが肝要です。

シンビジウムによくあるトラブルと対処法

ここからは、シンビジウムを育てていくにあたって、よくあるトラブルと対処法を説明していきます。

病気

シンビジウムは適切な育て方をしていても病気にかかる可能性があります。

ウイルス病など

シンビジウムがウイルス病になると、成長の遅れや花芽の発育異常などの様々な症状が出てきます。ウイルス病の主な感染源は他の植物や昆虫になります。

対処法:早期に発見し、廃棄処分する

ウイルス病の対処法は、早期に発見して廃棄処分することです。感染が疑われる場合は速やかに対処して、感染拡大を防ぐことが重要です。

害虫

害虫も完全に防ぐことが難しいです。ここからは、害虫の種類とそれぞれの対処法について説明していきます。

カイガラムシ

カイガラムシは植物の葉や茎に取りついて、栄養を奪う害虫です。小さな丸い鱗状の虫となります。

対処法:歯ブラシなどでこすり落とし、薬剤を散布する

カイガラムシを除去する方法は、歯ブラシなどでこすり落とし、薬剤を散布することです。その後はシンビジウムをよく乾かしておきましょう。

ハダニ

ハダニもシンビジウムに害を及ぼす害虫です。通常は葉の間や裏面に隠れているので注意深く探してみましょう。

対処法:濡れ雑巾などでふき取って取り除き、薬剤を散布

ハダニの対処法は、濡れ雑巾などでふき取って取り除いて、薬剤を散布することです。また、高湿度環境でハダニは繁殖しにくくなるので、湿度を保つことも重要です。

アブラムシ

アブラムシもシンビジウムの葉や花に被害を与える害虫です。少量のアブラムシ感染の場合は手で取り除くことができます。

対処法:薬剤散布か、錠剤を置く

薬剤散布か錠剤を置くことでアブラムシを除去することができます。アブラムシは繁殖が速いので早期対処がカギとなります。

蕾が落ちる

シンビジウムは適切な育て方をしていても蕾が落ちることがあります。ここからはその原因について説明していきます。

部屋の温度が高いことが原因

まず、部屋の温度が高いという原因が考えられます。温度は適温にしておくよう心がけましょう。

水不足が原因

水不足が原因となっている場合もあります。この部分も毎日チェックしておきましょう。

解決策がわからない場合は相談してみましょう

シンビジウムにトラブルが生じた場合、解決策がわからなければ相談することをおすすめします。専門家の意見を聞くことで解決できる可能性が大きく上がります。

『みんなの趣味の園芸』などの情報サイト

「みんなの趣味の園芸」などの情報サイトで質問する方法もあります。質問する前に「みんなの趣味の園芸」サイトの情報を十分に確認することで解決できることもあるかもしれません。また、メルマガに登録することで有益な案内を得ることもできるでしょう。

園芸相談ができる『緑の相談所』

園芸相談ができる「緑の相談所」を活用するのもおすすめです。手順に沿って相談することで適切な答えを得ることができます。また、メルマガ登録をすることで、園芸についての様々な案内も受けられます。

シンビジウムの人気の種類を紹介

ここからは、シンビジウムの人気の種類を紹介していきます。

福娘:明るくふっくらしたピンク色の花

福娘は明るくふっくらしたピンク色の花となっています。福娘は園芸をする方に人気の種類です。

ゴールドラッシュ:明るい黄色と赤の花の色が特徴的

ゴールドラッシュは明るい黄色と赤の花の色が特徴となっています。彩り豊かな色彩がゴールドラッシュ人気の一要因です。

シンビジウムの育て方や栽培方法!基本情報からトラブルの対処まで解説のまとめ

ここまで、シンビジウムの育て方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事のポイントは

  • シンビジウムの種類を知っておくことでより園芸を楽しめる
  • 置き場所や水やりなどの育て方のポイントを押さえるのが大事
  • 適切な手入れをすることでシンビジウムを長持ちさせる
  • シンビジウムのよくあるトラブルと対処法を知っておく

です。

シンビジウムの適切な育て方をすることによって、彩り豊かな美しい花を長く楽しむことができますので、是非当記事をご参考にしていただけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。

執筆者Profile

長岡孝樹

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。