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ジャカランダの育て方を徹底解説!お手入れ方法から人気の種類まで

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「ハワイ桜」などと呼ばれ日本の桜のように海外で親しまれているジャカランダは、青紫色の美しい花が特徴の植物です。ジャカランダは日本では見かける場所が限られており、育て方にもコツがあります。

そこで今回は

  • ジャカランダの置き場所
  • ジャカランダの水やり方法
  • ジャカランダの肥料の与え方
  • ジャカランダの剪定のポイント
  • ジャカランダの植え替え方法

について詳しく解説します。

ジャカランダは高さのある樹木に咲く青紫色の花も美しい一方で、鉢植えでコンパクトに育てることも可能です。お部屋のインテリア植物をお探しの方もぜひチェックしてみてくださいね。

目次
  1. ジャカランダってどんな植物?
    1. ジャカランダの基本情報
    2. ジャカランダの日本名は紫雲木
    3. 世界三大花木の1つに数えられている観葉植物
    4. 東京などにある広い道路に街路樹としてよく地植えされている
    5. 成長すると樹高が10mにまで達する
    6. 初心者は1~3mほどの矮性品種を鉢植えで育てるのをおすすめ
    7. 柔らかく繊細な葉をもつのが特徴
    8. 青紫色のベル型の花が咲き乱れる様子は青紫色の桜と表現される
    9. 大きくならないと花が咲かないので鉢植えで花を咲かせるのは困難
  2. ジャカランダの育て方【置き場所】
    1. 日当たりの良い場所に置く
    2. 暗い環境では葉が落ちることがあるので注意する
    3. 夏の直射日光にあたると葉焼けを起こすことがあるので注意する
    4. 温度が0℃以上を保てるような場所に置く
    5. 冬越しする際は室内に移動させるなどして防寒対策をする
  3. ジャカランダの育て方【水やり】
    1. 春と夏の水やり
    2. 秋と冬の水やり
  4. ジャカランダの育て方【肥料】
    1. 元肥として長期間ゆっくり効く緩効性肥料を土に混ぜておく
    2. 大株に育てたい場合は追肥を行う
    3. 冬は成長が止るので肥料を与えない
    4. 肥料を与えすぎると肥料障害を起こすので注意する
  5. ジャカランダの育て方【剪定】
    1. ジャカランダの剪定の適期は5~8月
    2. 新芽を冷やさないような時期を選ぶ
    3. 早期の剪定は苗木を傷めるので注意する
    4. 傷んだり伸びすぎた枝を剪定する
    5. ジャカランダの剪定手順
    6. ジャカランダの樹液には毒性があるとの報告もされているので注意
  6. ジャカランダの植え替え方法
    1. 植え替えの適期は6月
    2. 小株は1年に1回鉢替えを行う
    3. 大株は2年に1回植え替える
    4. ジャカランダの植え替え手順
  7. ジャカランダを挿し木で増やす方法
    1. 挿し木の適期は5~7月
    2. 挿し木の手順
    3. 挿し木した後は根が出るまで半日陰に置き乾かないように管理する
  8. ジャカランダの種類
    1. ミモシフォリア
    2. ブルーブロッサムビューイング
    3. 日南のめぐみ
  9. 【まとめ】ジャカランダの育て方を徹底解説!お手入れ方法から人気の種類まで

ジャカランダってどんな植物?

青紫色の気品ある花と柔らかい葉っぱが特徴のジャカランダ。ジャカランダの育て方を解説する前に、まずはどんな植物なのかをご紹介します。植物の特徴を知ることで育て方のポイントも理解しやすくなりますよ。

ジャカランダの基本情報

ジャカランダはアルゼンチンやブラジルなどの南米が原産の植物で、ノウゼンカズラ科の落葉高木です。海外では日本の桜のように親しまれる花で、特別な植物として人気があります。明るいグリーンの葉と密集した青紫色の花が満開に咲く姿は美しく、桜とはまた違った魅力です。さらにジャカランダの魅力は花だけでなく、繊細な葉もお部屋の観葉植物として人気があります。南米が原産のため日本で育てるのは難しそうな気もしますが、寒さ対策ができれば地植えも可能です。

 

植物名ジャカランダ
学名Jacaranda
草丈約3m~10m
耐寒性やや弱い
耐暑性強い

ジャカランダの日本名は紫雲木

ジャカランダの和名は「紫雲木(シウンボク)」で、雲が流れるように咲く紫色の花姿から名付けられています。ジャカランダには紫雲木以外にも「キリモドキ」という別名もあり、こちらは桐の花に似ていることから付けられました。

世界三大花木の1つに数えられている観葉植物

紫色の美しい花を咲かせるジャカランダは、世界三大花木の1つに数えられている観葉植物です。ジャカランダ以外の世界三大花木には赤い花を咲かせるオウホウボクやオレンジ色に開花するカエンボクがあります。

東京などにある広い道路に街路樹としてよく地植えされている

ジャカランダは日本でも見ることが可能で、東京などの広い道路の街路樹として地植えされています。他にも宮崎には「ジャカランダの森」という群生林もあり、開花時期になると約1000本のジャカランダの花が満開に咲く姿は息をのむ美しさです。このように日本各地でもジャカランダを見ることができるため、もしかすると身近な道路の街路樹に咲いているかもしれませんよ。

成長すると樹高が10mにまで達する

ジャカランダは成長すると、樹高が10mにまで達することもある植物です。高さのある木の上に咲いた青紫色の花はより高貴な印象で、見る人を楽しませてくれます。

初心者は1~3mほどの矮性品種を鉢植えで育てるのをおすすめ

成長すると樹高が10mまで達するジャカランダを育てる場合、初心者は1~3mほどの矮性品種を選んで鉢植えで育てるのがおすすめです。このあと詳しくご紹介しますが、ジャカランダは基本的に春~秋は屋外で育てられるため、ガーデニング好きの方にも人気があります。ただし草丈が低い矮性品種のジャカランダは寒さに弱いため、温度変化に注意して冬場は室内で育てましょう

柔らかく繊細な葉をもつのが特徴

ジャカランダは柔らかく繊細な葉を持つのが特徴。密集した繊細な葉は暑い夏には木陰を作り、涼し気で和の雰囲気も感じられる植物です。ただしジャカランダは寒さに弱いため、冬になると落葉して枝のみの状態になります

青紫色のベル型の花が咲き乱れる様子は青紫色の桜と表現される

ジャカランダの花は青紫色のベル型の花が咲き乱れる様子から「青紫色の桜」と表現されています。ベル型の花は5月~6月に密集して咲き、木を覆うように咲く姿はまさに桜のようです。青紫色の美しい花が魅力的な一方で、意外にも香りはほとんどありません。

大きくならないと花が咲かないので鉢植えで花を咲かせるのは困難

ジャカランダは大きくならないと花が咲かないため、残念ながら鉢植えで開花させるのは難しいでしょう。また地植えの場合も日本では冬越しが困難なため、花を見ることは難しいとされています。とはいえ花付きのジャカランダも販売されているため、適切な育て方を続ければインテリアとしてちょっとした開花を楽しむことは可能です

とくにジャカランダは寒さに注意して気温の変化に合わせた育て方ができれば、初心者でも元気に育てられます。これからガーデニングを始める方も、ぜひジャカランダを取り入れてみてはいかがでしょうか。ということでこのあとは、ジャカランダの詳しい育て方についてご紹介していきます。

ジャカランダの育て方【置き場所】

ジャカランダの育て方の1つ目のポイントは置き場所です。植物を育てるうえで置き場所はとても重要で、環境が合わないと生育バランスが悪くなることも。ジャカランダは次の5つのポイントに注意して置き場所を決めましょう。

日当たりの良い場所に置く

南米が原産のジャカランダは日当たりの良い場所に置きましょう。とくに生育期である春~秋は屋外で育てるのが最適です。室内で管理する場合は日陰にならないよう、風通しのよい明るい窓辺で育てて日光に当たる機会を増やしてください。ただし真夏は直射日光には弱いため、レーズカーテン越しに育てましょう。

暗い環境では葉が落ちることがあるので注意する

ジャカランダは暗い環境では生育できず、葉が落ちることがあるため注意が必要です。そのため室内で育てる場合は日光が入らない場所ではなく、明るい日陰か日当たりの良いところで育てましょう。日当たりの良い場所で管理することで、生育がより活発になり葉も茎も丈夫に育ちます。

夏の直射日光にあたると葉焼けを起こすことがあるので注意する

先ほども触れたようにジャカランダは日当たりの良い場所で管理する一方で、夏の直射日光には注意しましょう。夏の直射日光にあたると葉焼けを起こす危険があります。葉焼けとは葉の色が落ち弱ってしまうことで、一度ダメージを受けると元には戻りません。気温が高い夏場は直射日光を避けて室内ではレースカーテン越し、屋外では遮光ネットを利用するなどの工夫が必要です。

温度が0℃以上を保てるような場所に置く

ジャカランダはある程度の耐寒性もある植物の一方で、氷点下には耐えらず冬場は落葉します。また0℃以下になると株自体が枯れる可能性があるため、気温の変化にも注意が必要です。寒い冬場は気温が0℃以上を保てるように室内で管理して、ジャカランダが春を迎えられるようにしましょう。

地植えで育てている場合、冬場はマルチングを行い防寒対策をしておきます。とくに積雪のある地域では幹をビニールシートで覆うのも防寒対策としておすすめです。年間を通して暖かい地域でもワラやウッドチップなどで防寒対策をしておくと霜よけにもなります。

冬越しする際は室内に移動させるなどして防寒対策をする

屋外でジャカランダを栽培している場合、冬越しをする際は室内に移動させて防寒対策をしましょう。室内に移動したあとも窓越しは冷気が入るため、置き場所は慎重に選んでください。暖房の風がジャカランダに直接当たるのも乾燥して危険なため、冷気と暖房の風が当たらない場所で育てましょう。

ジャカランダの育て方【水やり】

ジャカランダの育て方のポイント2つ目は水やり方法です。水やりの量やタイミングは季節によって異なるため、時期に合わせた与え方をチェックしておきましょう。ジャカランダの水やりは春と夏、秋と冬に分けられます。

春と夏の水やり

ジャカランダの生育期である春と夏は水やり後にも注意が必要。春と夏の水やり方法は次のとおりです。

土の表面が乾いたら鉢底からながれるまでたっぷり水をあげる

春と夏の水やりは土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えましょう。夏は水切れを起こしやすい一方で、土の表面が乾かないうちに水やりをすると根腐れを起こすため注意が必要です。必ず土の表面が乾いたのを確認してから水やりをしてくださいね。

受け皿の溜め水は根腐れの原因になるのでこまめに捨てる

水やりをしたあとは毎回、受け皿のため水は捨てておきましょう。受け皿の水をそのままにしてしまうと、水はけが悪くなり根腐れの原因になります。受け皿の水を捨てて清潔にしておくことで、害虫予防にもなるためこまめに捨てておきましょう。

秋と冬の水やり

秋と冬の水やりは与えすぎに注意しましょう。秋と冬の水やり方法は次のとおりです。

手で土を触って水分を感じなくなったら水をあげる

気温が低くなる秋以降は徐々に水やりの頻度を減らします。秋と冬は手で土を触って、水分を感じなくなったら水やりをしましょう。気温が低くなると生育が緩やかになるため、水やりをしすぎると土が加湿状態になり根腐れの原因になります。土が乾いているのかよくわからない場合は、鉢植えを持ち上げて重さを確認してみると解りやすいですよ。

夏の終わりからだんだんと水の量を減らして冬は乾燥気味に育てる

先ほどもお伝えしたように気温が低くなる夏の終わり頃からは、生育が緩やかになります。そのため夏の終わりからは少しずつ水の量を減らして、休眠期の冬は乾燥気味に育てましょう。土が乾いてから2〜3日後に水やりをして、乾燥気味を維持してください。

ジャカランダの育て方【肥料】

ジャカランダの育て方のポイント3つ目は肥料の与え方です。肥料は植物を元気に育てるうえで重要な役割をする一方、与え方を間違えると枯れてしまう可能性もあります。育て方のポイントの中でも慎重に行いたい肥料の与え方は次のとおりです。

元肥として長期間ゆっくり効く緩効性肥料を土に混ぜておく

ジャカランダのは元肥として、時間をかけてゆっくりと効果を発揮する緩効性肥料を土に混ぜておきましょう。緩効性肥料とは固形タイプの肥料で、植え替えのときにあらかじめ土に混ぜ込んでおくものです。

大株に育てたい場合は追肥を行う

大株に育てて開花させたい場合は定期的に追肥を与えてください。追肥を与えるポイントは次のとおりです。

生育期の5~10月に2か月に1度置き肥を置く

大株に育てて開花させたい場合は定期的に追肥を与えてください。緩効性肥料の場合は2ヶ月に1回、生育期の5月〜10月に与えます。

もしくは水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり時に施す

追肥は液体肥料でも問題ありません。水で希釈する液体肥料は2週間に1回水やりと一緒に与えましょう。緩効性肥料よりもこまめに与える必要がありますが、肥料をやりすぎても水で流せるため初心者にもおすすめです。液体肥料も5月〜10月に与えます。

冬は成長が止るので肥料を与えない

冬はジャカランダは休眠期となるため、肥料は必要ありません。成長が止まる11月以降に肥料を与えてしまうと、根を傷めてしまうため注意が必要です。

肥料を与えすぎると肥料障害を起こすので注意する

肥料を与えるときは必ず、規定の量を守りましょう。肥料を必要以上に与えると、肥料障害を起こします。肥料障害には肥料焼けなどがあり、根の水分が奪われて機能しなくなることも。植物を元気にする肥料も与えすぎると生育できなくなるため、量やタイミングは慎重にします。

ジャカランダの育て方【剪定】

ジャカランダの育て方のポイント4つ目は剪定です。ジャカランダは成長とともに茂ってくるため定期的に剪定を行い、風通しを良くすることも育て方の大切なポイント。風通しが良くなると生育バランスも改善されるため、元気なジャカランダを維持できるでしょう。見栄えも良くなる剪定方法について詳しく解説します。

ジャカランダの剪定の適期は5~8月

ジャカランダの剪定は5月〜8月の生育期の前半に行います。気温が高くなる生育期の前半に行うことで剪定のダメージも最小限にできて、回復も早くなります。反対に気温が下がり始める9月以降に剪定をすると、寒さにより新芽が成長できなくなることも。5月〜8月に剪定すれば、必ず新芽が出てくるため安心です。

新芽を冷やさないような時期を選ぶ

ジャカランダは剪定した切り口の下にある節から新芽が出てきます。しかし気温が低い時期に剪定すると、新芽が寒さに耐えられず枯れてしまう可能性も。新芽は寒さに弱いため冷やさないように気温が暖かい5月~8月に剪定をしましょう。

早期の剪定は苗木を傷めるので注意する

ジャカランダを観葉植物として育てる場合や苗木のときは、無理に剪定する必要はありません。成長していない早期に剪定をすると逆に苗木を傷めてしまうこともあるため、全体のバランスや葉が重なっている場合に作業してください。

傷んだり伸びすぎた枝を剪定する

ジャカランダの剪定は「切り戻し」という方法で行います。切り戻しとは葉や枝が茂ったりして全体の樹形バランスが崩れたときに行う方法で、重なった葉っぱなどをバッサリと切り落とします。切り戻しをすることで風通しも良くなり全体に日光が当たりやすくなるため、生育バランスを整えられるでしょう。

ジャカランダの剪定手順

ジャカランダの剪定手順は次のとおりです。

  1. 離れた場所から見て完成形をイメージする
  2. 茂ったり伸びすぎた部分と枝先をカットする

剪定するときのハサミは消毒した清潔なものを使用してください。他の植物をカットしたハサミをそのまま使用すると、病気に感染する危険があります。カットする部分が決まったら思い切ってバッサリと切り落としましょう。

ジャカランダの樹液には毒性があるとの報告もされているので注意

ジャカランダの剪定をしたときに樹液が出てくることがあります。樹液に直接触れるとかぶれたり炎症を起こすなどの毒性もあるため、剪定するときは手袋を着用して作業しましょう。

ジャカランダの植え替え方法

ここまで育て方のポイントをご紹介してきました。ここからはジャカランダの育て方のポイントと合わせて知っておきたい、植え替え方法を解説します。植え替えは植物を丈夫に育てるために必要な一方でタイミングは株の大きさによっても異なるため、根を傷めないためにもしっかりとチェックしておきましょう。

植え替えの適期は6月

ジャカランダの植え替えの時期は6月が最適です。植え替えは少なからず根にダメージを与える作業になります。そのため気温が上昇する6月に植え替えをすることで、ダメージからの回復もしやすくなります。真夏は気温が高すぎて根が弱りやすく、真冬は休眠期のため回復できずに枯れる可能性があるため植え替えは避けてください。

小株は1年に1回鉢替えを行う

お部屋のインテリアなどとして室内育てているような小株のジャカランダは、1年に1回鉢替えを行いましょう。小さい株は管理がしやすい一方で、その分根詰まりを起こしやすいためこまめに植え替えてください。鉢替えをする際は一回り大きい鉢に植え替えるか、根を整えて同じ大きさの鉢植えに入れ替えます。

大株は2年に1回植え替える

大株のジャカランダは2年に1回植え替えを行いましょう。生育スピードが早いため大株の場合も最低でも2年に1回は植え替えをしないと、根が伸びすぎて根詰まりを起こします。根詰まりを起こすとそのうち根腐れし、枯れてしまうため注意が必要です。

ジャカランダの植え替え手順

ジャカランダの植え替え手順は次のとおりです。

  1. .新しい鉢に鉢底ネット→鉢底石の順に敷き、土を1/5程度入れる
  2. 古い鉢からジャカランダを取り出して、根についた土をほぐし落とす
  3. 傷んだ根は切り落とし、新しい鉢に入れる
  4. 根と密着するように土を入れて整える
  5. 鉢底から流れ出るまでたっぷりと水やりをする

鉢底ネットと鉢底石は水はけを良くするために使用します。根についた土はある程度落とせば、少しくらい残っていても問題ありません。黒くなった根や伸びすぎた部分は切り落とします。土は水はけの良い新しいものを用意してください。

用土は赤玉土7:腐葉土3の割合がおすすめです。手間なく土を用意したい場合は、市販の園芸用培養土でも問題ありません。植え替え後はたっぷり水やりをしておきましょう。

ジャカランダを挿し木で増やす方法

育て方のポイントを実践して順調に元気なジャカランダが成長したら、挿し木という方法で増やすことができます。挿し木という方法はさまざまな植物でも代用できる増やし方で、名前のとおり切った枝を土に挿して増やす方法です。挿し木で増やすポイントをご紹介しします。

挿し木の適期は5~7月

ジャカランダの挿し木は5月~7月が最適です。基本的に挿し木は剪定時に出た枝で行います。生育期の前半である5月~7月に挿し木をすることで、発根しやすくなります。

挿し木の手順

挿し木の手順は次のとおりです。

  1. 5~6節をつけて枝をカットする
  2. カットした枝の下葉を1/3程度、先端の葉は1/2程度取り除く
  3. 赤玉土に1/3程度まで挿す

挿し木用に剪定する場合は、発根しやすいように切り口を斜めにカットしてください。順調に行けば、1~2ヶ月程度で発根します。発根したら3~4号鉢に用意した園芸用培養土に植え替えて、新しい葉が開くのを待ちましょう。新しい葉が開いたら直射日光に当ててあげると元気に成長します。

挿し木した後は根が出るまで半日陰に置き乾かないように管理する

挿し木をしたあとは発根するまで、半日陰で管理して土が乾かないように注意しましょう。毎日土の状態をチェックしてこまめに水やりをしてください。発根して植え替え後に新しい葉が出てきたら、明るい場所で管理します。

ジャカランダの種類

ジャカランダは南米に約50種類もの品種が自生しているといわれています。最後はジャカランダの数多くの種類の中から3つご紹介。ジャカランダは種類が違っても基本的な育て方は同じです。ご紹介する種類には日本で作られた品種もあるため、ぜひチェックしてみてくださいね。

ミモシフォリア

ミモシフォリアはアルゼンチンが原産で、街路樹としても多く利用される種類です。青紫というよりは澄み切った藤色の花を咲かせます。ミモシフォリアは日本で主に栽培されている品種です。

ブルーブロッサムビューイング

ブルーブロッサムビューイングは濃い紫色の花が美しい品種です。ブルーブロッサムビューイングは日本で育成された品種で、一般的なジャカランダよりも低木なためより近くで花を観賞できます。低木性のため観葉植物としても人気の品種です。

日南のめぐみ

日南のめぐみは矮性品種を繰り返し改良したもので、成長すると年に2~3回花を咲かせます。コンパクトで鉢植えにもしやすいため、管理がしやすいのも特徴です。日南のめぐみは花数が多く、花もボリュームがあるため見ごたえも抜群ですよ。

【まとめ】ジャカランダの育て方を徹底解説!お手入れ方法から人気の種類まで

今回はジャカランダの育て方のポイントを詳しく解説しました。

ジャカランダの育て方のポイントは

  • ジャカランダは日当たりの良い明るい場所で管理し、真夏と真冬の直射日光には注意する
  • ジャカランダは土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをし、秋冬は乾燥気味にする
  • ジャカランダの肥料は植え付け時に元肥を与え、生育期にのみ2ヶ月に1回緩効性肥料、もしくは2週間に1回液体肥料を規定の量与える
  • ジャカランダは5月~8月に茂った部分や伸びすぎた枝を切り戻しで剪定する
  • ジャカランダの小株は1年に1回、大株は2年に1回、6月に植え替えを行う
  • ジャカランダは5月~7月に挿し木を行い、発根するまでは乾燥に注意する

でした。

ジャカランダの育て方でもっとも気をつけるべきポイントは寒さです。気温の変化に十分注意してご紹介した育て方のポイントをしっかり実践できれば、トラブル予防にもなるでしょう。街路樹ほどにはなりませんが、鉢植えでも十分花を楽しめます。元気なジャカランダを育てて初夏に咲く「もう一つの桜」を楽しんでくださいね。

東京寿園ではたくさんの植物の記事を掲載しております。植物にお困りの際はぜひご活用ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

執筆者Profile

長岡孝樹

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。