プリンセチアの育て方を紹介!増やし方から人気の品種まで徹底解説

プリンセチアの育て方を紹介!増やし方から人気の品種まで徹底解説
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目次

プリンセチアはポインセチアの品種のひとつ。通常のポインセチアも綺麗ですが、プリンセチアにはポインセチアにはない美しさがあります。 育てやすく、これからポインセチアを始める方はプリンセチアがおすすめです。そこで、今回はプリンセチアの育て方について解説します。本記事を読めば
  • プリンセチアとは
  • プリンセチアに不向きな植え方
  • プリンセチアの増やし方
上記のことが分かりますよ。これからプリンセチアを始める方、育て方を知りたい方はぜひ、参考にしてくださいね。

プリンセチアってどんな植物?

プリンセチアの育て方を知る前に、プリンセチアがどんな植物なのか見ていきましょう。プリンセチアは作出者がはっきりしているので、開発者インタビューも見ることができますよ。では、詳しく見ていきましょう。

プリンセチアの基本情報

 
植物名 プリンセチア
学名 Euphorbia pulcherrima
草丈 30cm~50cm
耐寒性 やや弱い(5℃まで)
耐暑性 やや弱い(夏場は明るい日陰の管理が必要)
プリンセチアは、ポインセチアを品種改良して作られた品種です。プリンセチアはフラワーグランプリの受賞経験のある品種で、知名度が大きく上がるようになりました。受賞経験ある品種なので、多くの人に認められた素晴らしい品種なんですね。

サントリーフラワーズによって改良されたポインセチアの一種

プリンセチアはサントリーフラワーズが開発したポインセチアです。サントリーフラワーズのページにはプリンセチアの開発担当者インタービューも記載されており、興味深いですよ。また、Youtubeなどでも情報を発信しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

花姿はポインセチアに似ている

プリンセチアの花姿はポインセチアによく似ています。元がポインセチアなので、よく似ているのでしょう。花色は鮮やかなピンク色をしていて美しい花ですよ。入手したら、ぜひ花を咲かせて鑑賞してみてくださいね。

ピンクや白色のかわいらしい葉をもつ

プリンセチアはピンク色や白色のかわいらしい葉をもつ観葉植物です。一般的なポインセチアは濃い赤色の葉ですが、プリンセチアはピンク色のかわいらしい葉色をしています。通常のポインセチアにはない特徴なので、間違えることはないでしょう。

シクラメンと同時期に咲くので合わせて育てるのも人気

プリンセチアの開花時期はシクラメンと同じ1~3月なので、シクラメンと合わせて育成するのもおすすめです。個別に育てるにもいいですが、寄せ植えもおすすめですよ。シクラメンは寄せ植えしやすい観葉植物なので、ぜひプリンセチアと合わせて寄せ植えを楽しんでくださいね。

プリンセチアの育て方【植え付け】

さっそく、プリンセチアの育て方を解説します。まずは【植え付け】について見ていきましょう。苗を購入した場合は必ず植え付けをおこないます。なので、植え付けの方法が分からない方は、ぜひ参考にしてください。

プリンセチアの苗は11月から12月にかけて出回る

プリンセチアの苗は11月から12月の冬先あたりから出回ります。プリンセチアだけでなく、ポインセチアの苗が出回るのも同じ時期です。どちらもクリスマスをイメージする観葉植物なので、プリンセチアの苗を入手するなら12月前後を狙うとよいでしょう。

苗を購入したら一回り大きめな鉢に植え替える

プリンセチアの苗を購入したら、一回り大きな鉢に植え替えましょう。多くの観葉植物の育て方に共通するポイントですが、あくまでも『一回り』です。大きすぎる鉢は良くないので、注意してくださいね。

プリンセチアの植え付け手順

プリンセチアの植え付け手順は、簡単におこなえます。プリンセチアの苗を安全に取り出した後、1/3程度土をほぐしてから植え付けるだけです。 植え替え自体は難しくありませんが、葉や茎から出る樹液に触れると、皮膚が弱い方はかぶれや荒れることがあるので、注意してください。

プリンセチアは地植えには向いてない

プリンセチアは地植えに向いていない観葉植物です。プリンセチアは暑さ・寒さに強い観葉植物ではないからです。育て方を間違えなくても、成功する確率は低いです。 そのため、過酷な環境である、地植えはプリンセチアに向いていないんですね。なので、プリンセチアを栽培するなら、鉢植えで育成をおこないましょう。

プリンセチアの育て方【用土】

次に、プリンセチアの育て方のポイントの2つめ【用土】を見ていきましょう。用土選びは、観葉植物の育て方の中でも重要なポイントです。用土を間違えれば、根腐れを起こして枯れることもあるので、詳しく見ていきましょう。

基本的には観葉植物用の土で元気に育つ

プリンセチアは基本的に観葉植物用の土で問題なく育ちます。どの土を購入すればいいかのか迷った場合は、観葉植物用の用土を選べば問題ありません。ホームセンターなどでも簡単に入手できるの、緊急の場合も入手しやすいのが嬉しいですね。

自作する場合は赤玉土6:腐葉土3:パーライト1の割合で作る

プリンセチアに使う用土を自作する場合は『赤玉土6:腐葉土3:パーライト1』の割合で作るのがおすすめです。保水性と排水性に優れた比率なので、プリンセチア以外にも使える比率ですよ。用土を自作するならぜひ、参考にしてくださいね。

プリンセチアの育て方【置き場所】

プリンセチアの育て方【置き場所】について解説します。置き場所は多くの観葉植物にとって重要な育て方のポイントです。置き場所を間違えれば、あっという間に枯れてしまうことも。上手にプリンセチアを育てるためにも置き場所について学んでいきましょう。

日当たり

まず、日当たりについて見てきましょう。植物にとって日当たりは重要ですが「植物はとにかく日に当てればいい!」と思い、日光に当てるのは良くありません。では、プリンセチアはどうなのか見ていきましょう。

日当たりの良い場所に置く

プリンセチアは日当たりの良い場所に置きましょう。日当たりが悪い場所にプリンセチアを置くと、葉の調子が落ちることもあります。なので、日当たりを重視した場所にプリンセチアを置いてあげましょう。

日当たりが悪いと下葉が枯れる可能性があるので注意する

プリンセチアを日当たりの悪い場所に置くと、下葉が枯れる可能性があります。せっかくのプリンセチアの美しい葉が枯れてしまっては勿体ないですよね。美しい葉を守るためにも、日当たりの良い場所に置いてあげましょう。

夏の直射日光に当たると枯れるので涼しい日陰で夏越しをする

夏場の直射日光に当たると枯れてしまいます。なので、日陰で涼しい場所で夏越しさせましょう。プリンセチアは日当たりの良い場所に置いた方がいい観葉植物です。 しかし、夏場の強すぎる直射日光はプリンセチアにとって耐えられる限度を超えています。なので、夏場のプリンセチアの管理は涼しい日陰で夏越しさせてあげましょう。

プリンセチアは短日植物なので色付けには短日処理が必要

プリンセチアは短日植物なので、色付けする場合は短日が必要になります。短日植物とは、日照時間が短くなると花を咲かせる植物の総称です。 そのため、プリンセチアの鮮やかな色を楽しみたいなら、短日処理が必要になるんですね。簡単な方法を紹介すると、9月になったら室内に取り込む方法があります。9月に取り込んで、夕方に暗く管理すれば大丈夫ですよ。

日光に当たる時間を10時間以下に調整する

日光の当たる時間は10時間以内に調節しましょう。先述しましたが、プリンセチアは長い間光に当てると鮮やかな色になりません。そのため、色を出すには、紙袋などを被せるして日光の当たる時間を調節しましょう。

温度

次に温度について解説します。観葉植物の育て方の中でも温度管理は重要です。観葉植物の中には、日本以外が原産の植物も多く存在します。そのため、適した温度帯を設定しなければ、上手な生育ができないことも。では、詳しく見ていきましょう

理想的な生育温度は15〜20℃

プリンセチアの理想的な生育温度帯は15~20℃です。理想な環境を維持するには、それなりの施設が必要になるでしょう。しかし、理想的な生育温度帯以外の温度に対応できないわけではないので、心配しすぎる必要はありませんよ。

冬は室内に移動させて冬越しする

プリンセチアは冬は室内に移動させて冬越しさせましょう。プリンセチアの耐寒性は決して高くありません。5℃程度が限界なので、冬場は室内で安全に冬越しさせてあげましょう。

雨水に当たると枯れるので注意する

プリンセチアに雨水が当たると枯れるので注意してください。プリンセチアは湿気を嫌う性質があるので、雨水は天敵です。なので、軒下に置くなどして、雨水が当たらないように工夫してあげましょう。

プリンセチアの育て方【水やり】

プリンセチアの育て方のポイント【水やり】を見ていきましょう。プリンセチアの水やりは他の植物と比べると、少し勝手が違います。そのため、間違えない育て方をしないように、しっかり確認しましょう。

夏の時期の水やり

まず、夏の時期の水やりの方法を確認しましょう。夏になると、どんどん植物に水を与えたくなりますが、実際はどうなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

土の表面が乾燥したら水をあげる

プリンセチアに水を与えるタイミングは『土の表面が乾燥したら』です。土を触った時に湿っていたら、追加で水を与える必要はありません。なので、まずは土の水分を手で触って確認してくださいね。

株の根元に注ぐように水やりをする

プリンセチアの水の与え方は、根元にお水を注ぐように水やりをおこないましょう。水やりというと、ジョーロで植物全体に水を与えたくなりますよね。 しかし、プリンセチアで植物全体に水を与えるようにすると、株が蒸れて病気に繋がり、最悪枯れることもあります。なので、葉っぱや花に水がかからないように、株の根元にお水をあげましょう。

葉っぱに水がかかると枯れるので注意する

先述しましたが、プリンセチアは葉っぱに水がかかると枯れるので、注意してください。特に水やり時は葉っぱに水がかからないように、注意してくださいね。

冬の時期の水やり

夏場の次は冬場の水やりについて見きましょう。プリンセチアは冬場の植物のイメージですが、寒さに強いわけではありません。そのため、水やりの方法も変える必要があります。冬場の育て方の重要な部分なのでぜひ、参考にしてください。

夏の時期と比べて乾燥気味に水やりをする

冬のプリンセチアは、夏の時期と比べて乾燥気味に管理します。あくまでも『乾燥気味』です。完全に乾燥させないように注意してください。適度な水やりは必要ですよ。

10℃を下回った頃では土の表面が乾いてから3〜5日後に水やりをする

気温が10℃を下回ったら、土の表面が乾いてから3~5日後に水やりをおこないましょう。乾燥の確認は実際に手で触って確認してみてください。しっとりしているなら、水やりの必要はありません。乾燥している3~5日後に水やりをしましょう。葉っぱに水をかけないように注意してくださいね。

水をやりすぎるとしおれるので注意する

プリンセチアに水をやりすぎると、しおれるので注意してください。乾燥気味といわれても不安になることも多く、多めに水を与える方もいるでしょう。しかし、プリンセチアにとっは逆効果なんです。なので、水のやりすぎに注意して管理しましょう。

プリンセチアの育て方【肥料】

プリンセチアの育て方【肥料】について解説します。観葉植物の中には肥料が無くても、順調に育つ植物も多くあります。では、プリンセチアはどうなのか確認していきましょう。

1年目の肥料

まず、1年目の肥料について解説します。プリンセチアは1年目と2年目以降で肥料を使った育てたが違ってくるので、確認していきましょう。

春頃に芽が出てきたら肥料をあげる

プリンセチアに最初に肥料を与えるならまず、春頃に新芽が出てきたタイミングで肥料を与えます。新芽が出た後はエネルギーを多く使うので、肥料を与えて栄養を補給させてあげましょう。

5〜7月は液体肥料を施す

5~7月は液体肥料を与えましょう。与える液体肥料は必ず希釈率を守ってください。液肥の希釈率を守らないと、濃すぎた場合枯れる可能性も十分にあります。なので、液肥を与える際は希釈率を守って与えてくださいね。

8〜10月は緩効性化成肥料を施す

8~10月は緩効性化成肥料を施しましょう。液肥のように即効性のある肥料を与える必要性はありません。ある程度の期間効果がある、緩効性化成肥料を施してあげましょう。

冬に肥料は与えない

冬場は肥料を与えなくて大丈夫です。冬に肥料を与えると肥料焼けを起こして、プリンセチアが枯れる場合があります。なので、肥料を与えるのは避けてくださいね。

2年目以降の肥料

2年目以降の肥料の与え方を見ていきましょう。1年目と違う与え方ので、間違えないようにしてくださいね。

春に最低気温が10℃以上になったら肥料を再開する

春の最低気温が10℃以上になったら肥料を再開しましょう。春は気温が上下しやすいですが、安定して10℃を超えたら肥料を再開するのが良いでしょう。

有機質が配合された固形肥料や化成肥料を月に1回施す

有機質が配合された固定肥料や化成肥料を月1で施しましょう。効果が比較的長く続くので、液肥のように頻繁に与える必要はありません。月1程度の頻度でいいので、有機質配合の固定肥料や化成肥料を与えてくださいね。

プリンセチアの育て方【病害虫】

プリンセチアの育て方【病害虫】について解説します。病害虫は気がつかないうちに発生します。特に室内で発生した場合は衛生的にも問題があります。病害虫にも種類があるので、詳しく見ていきましょう。

オンシツコナミジラミ

オンシツコナジラミは1mm程度の大きさの白い羽の付いた虫です。乳白色の卵を産み孵化が近づくと黒色になります。プリンセチアの適温である20度前後で活発に活動・繁殖をおこなうので、厄介な存在です。プリンセチアの樹液をすすり、フンは病原菌をまき散らしプリンセチアを病気にさせます。 対策方法としては侵入防止や明るい場所での管理が有効です。もし、オンシツコナジラミを発見したら、迷わずすぐに駆除してください。天敵を使うのも有効ですが、室内では難しいので薬剤で駆除しましょう。

アブラムシ

アブラムシは害虫の代表のような虫です。ほぼすべての植物の寄生するので、プリンセチアだけの問題ではありません。 基本的に冬以外はどの季節でも出現するので、寄生される機会は多いです。アブラムシに寄生されると、樹液を吸われプリンセチアが萎れるなどの影響が出ます。排泄物による『すす病』の可能性もあります。 対策としては、天敵による駆除・薬剤による駆除が有効です。幸い、冬場に出現する虫ではないので、テントウムシなどを見つけてプリンセチアに付けておくのも有効といえるでしょう。

カイガラムシ

カイガラムシは最大で10mm程度の小さい虫です。白色や茶色などで一目で害虫と分かる色をしています。 カイガラムシがつくと汁を吸うことによりプリンセチアが弱ります。また、排泄物が原因ですす病になる可能性もあります。 カイガラムシを見つけたら、薬剤での駆除か地道に爪楊枝なので取り除いていきます。数をがいる場合は薬剤でまとめて処理するのが有効ですよ。

プリンセチアの植え替え方法

プリンセチアの育て方を学んだら、植え替え方法を見ていきましょう。植え替えは観葉植物を育成していると避けては通れません。なので、植え替え方法が分からない場合は確認しましょう。

植え替え時期は4〜5月頃が適期

プリンセチアの植え替えの時期は4~5月が適期です。気温が安定してきて、プリンセチアにとって過ごしやすい時期です、なので、4~5月に植え替えするのが、プリンセチアとっても負担が少なくベストな時期ですよ。

少なくとも真夏と真冬は避ける

プリンセチアの植え替えは、少なくとも真冬と真夏は避けるべきです。プリンセチアは暑さ・寒さ共に強い訳ではありません。決して弱いわけではありませんが、プリンセチアにとっては厳しい季節です。なので、真冬と真夏の植え替えは避けるべきでしょう。

一回り大きい鉢に植え替える

プリンセチアの植え替え先は一回り大きな鉢に植え替えるようにしましょう。植え付けでの項目でも解説しましたが、あくまでも『一回り大きな鉢』です。 例えば、二回り大きな鉢に植えると根っこが上手に吸収できません。そのため、常に土が湿った状態になり根っこが伸びなくなります。 根の成長を促すためにも一回り大きな鉢に植え替えましょう。

プリンセチアの植え替え手順

プリンセチアの植え替え手順は、植え付けとほとんど変わりません。鉢からプリンセチアを取り出し、1/3程度土をほぐしてから植え替えをおこないます。 簡単なのでぜひ、チャレンジしてくださいね。

植え替え後2週間は肥料を与えないようにする

プリンセチアを植え替えたら、2週間程度は肥料を与えないようにしましょう。植え替え後は少なからず、ダメージを受けているので、肥料を与えずゆっくりと休ませてあげましょう。

プリンセチアの剪定方法

プリンセチアの選定方法を見ていきましょう。本記事のプリンセチアの育て方を参考に育てれば、順調にプリンセチアが育っていくでしょう。 ただ、プリンセチアが大きく育てば剪定をおこなって、整える必要があります。剪定が難しく感じる方も多いですが、実は難易度は高くありません。詳しく見ていきましょう。

花や葉が枯れてきた瞬間から花がら摘みを行う

花や葉っぱが枯れてきた瞬間に花がら摘みをおこないましょう。枯れた始めてた花や葉をそのままにすると、病害虫の原因になります。なので、プリンセチアの健康を守るためにも、枯れ始めたらすぐに取り除いてください。

プリンセチアは7月前半までに切り戻し剪定を行う

プリンセチアは7月前半までに切り返し選定をおこないましょう。作出されたサントリーフラワーズでは5~6月頃の剪定をおすすめしています。なので、遅くとも7月前半までには切り返し剪定をおこないましょう。

プリンセチアの切り戻し剪定の手順

プリンセチアの切り戻し剪定は難しくありません。枝分かれした場所から、5cm程度の場所を剪定するだけです。剪定自体は難しくありませんが、樹液が付くと手がかぶれたりするので、ビニール手袋などを着用するのがおすすめです。

プリンセチアを挿し木で増やす方法

プリンセチアを挿し木で増やす方法を解説します。プリンセチアを育てていく中で「もっと数が欲しいな」と思う方も多いでしょう。正しい育て方ができていれば、自分で育てたプリンセチアを使って増やすことができますよ。詳しく見ていきましょう。

挿し木をするときは春頃に剪定した枝を使う

挿し木でプリンセチアを増やすなら、春ごろに剪定した枝を使いましょう。春頃に剪定した枝は若く元気がいいので挿し木に向いています。春ごろに剪定した場合はぜひ、挿し木にチャレンジしてくださいね。

切り口に発根剤をつけておく

用意した挿し木は切り口に発根剤を塗りましょう。発根剤は発根を促すために使用します。使わなくても成功する場合はありますが、発根剤を使用することで成功率を高めることができますよ。

プリンセチアの挿し木手順

プリンセチアの挿し木手順は以下の通りです。
  • 挿し穂を作る
  • 切り口を斜めにする
  • 水を十分(1時間程度)に含ませ、発根剤を塗る
  • 挿し穂を挿す
上記の手順で挿し木がおこなえます。基本的な挿し木の手順なので、覚えておくと他の植物に応用できますよ。

挿し木後は明るめの日陰に置き土を乾かさない程度に水をあげる

挿し木後は明るい日陰で管理し、土が乾燥しないように水を与えましょう。特に土の乾きは大敵なので、なるべく頻繁に乾き具合を確認したいですね。ただ「発根してるかな?」と挿し穂を暴くのはNGなので、注意してください。

プリンセチアの種類

プリンセチアはいくつかの種類があります。どれも魅力的な品種なのでこれからプリンセチアを始める方は迷いますよね。ここでは、プリンセチアの種類について解説するので、購入する際の参考にしてくださいね。

オペラ

オペラはプリンセチアの中でも、赤みの強いピンク色が特徴のプリンセチアです。花もちが良いので、長い間鮮やかな色を楽しみたい方にピッタリですよ。また「普通のポインセチアでは赤が濃すぎる!」と思う方にオペラがおすすめですよ。

ロゼマーブル

ロゼマーブルは薄い黄色と黄緑色・ピンク色が合わさったポインセチアです。ポインセチアというと鮮やかな赤色ですが、ロゼマーブルは黄緑系の淡い色がベースです。通常のポインセチアと比べて、爽やかな印象があるので、主張しすぎないポインセチアを探している方におすすめですよ。

パール

パールは薄ピンク色が特徴のポインセチアです。ピンク色というより白色にピンク色を混ぜたような白っぽいピンク色をしています。可愛らしい感じがするポインセチアなので、プレゼントにも向いていますよ。

ホットピンク

ポットピンクは濃いピンク色が特徴のポインセチアです。濃いといっても、真っ赤に近いようなピンク色ではありません。先述した『パール』のピンク色を濃くしたイメージです。濃すぎないピンク色を求めているならホットピンクがおすすめですよ。

ルージュ

ルージュは鮮やかなピンク色が特徴のポインセチアです。先述した『ホットピンク』をさらに濃くしたイメージです。とても鮮やかなので、クリスマスのプレゼントなどにもおすすめですよ。

【まとめ】プリンセチアの育て方を紹介!増やし方から人気の品種まで徹底解説

本記事ではプリンセチアの育て方を解説しました。プリンセチアは普通のポインセチアより花もちが良いので、長い間楽しめるポインセチアでしたね。暑さ・寒さともにやや弱めなので、管理は大変ですが栽培難易度は高くありません。 本記事のポイントは
  • プリンセチアはポインセチアを品種改良してできた品種
  • 地植えには向いていないので鉢植えで栽培する必要がある
  • 挿し木で簡単に増やせる
です。プリンセチアは普通のポインセチアより育てやすく、観葉植物初心者の方でも問題なく栽培できます。挿し木で簡単に増やせるので、本記事を参考にプリンセチアを育成して、増やしてみるのも楽しいですよ。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。