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ダリアが元気に育つための土作りとは?適した方法を徹底解説

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ダリアという植物は品種によって大きく育ったり、咲き方が変わったりする多年草の園芸植物です。種類も豊富にあり、比較的育てやすいとあって初心者にも栽培しやすい植物ですので、園芸植物でも人気のある花と言えます。

しかし、ダリアを育てるにあたって、とても重要になるのが「」となります。環境が良くても土によってはダリアの花は咲かないこともあります。

そこで、今回の記事では「ダリアの栽培に適した土」について詳しく紹介していこうと思います!

最後まで記事を読んでいただければ、ダリアをきれいに開花させることができるようになると思いますので、ぜひご覧ください!

ダリアはどのような花?

まず、ダリアとはどんな花なのかを知っておきましょう。ダリアがどのような植物か分かれば育て方もわかりやすくなると思います!

メキシコやグアテマラに自生する多年草

ダリアはメキシコやグアテマラなどの高地に自生する多年草です。高温多湿が苦手な植物で、比較的乾燥が好きな植物ですが極端な乾燥には弱いです

ダリアの基本情報

では、ダリアの基本的な情報について説明していきましょう。ダリアは日本に伝わったのは江戸末期と言われており、オランダから渡来したと言われています。そのため、和名で「天竺牡丹」と言われました。

ちなみに、ダリアという名前の由来は、スウェーデンの植物学者でリンネさんの弟子のアンデシュ・ダールさんにちなんで名づけられました。

科・属名キク科ダリア属
原産地メキシコ・グアテマラ
開花時期5月~11月(真夏はあまり咲かない)
花の色赤・ピンク・オレンジ・黄・白・紫・複色
別名テンジクボタン(天竺牡丹)

 

鉢植えか地植えで育てよう

ダリアを育てるには、鉢植えか地植えで育てるのがオススメです。ダリアは真夏の日光に弱いので、鉢植えだと移動がしやすく、地植えだと遮光ネットなどをかけて対処がしやすくなります。

初心者の方だと、鉢植えで育てるのが管理もしやすいのでおすすめです。お庭のガーデニングなどでよく植物を育てている方なら地植えでも大丈夫でしょう!お気に入りの品種を見つけたらダリアを育ててみましょう!

植物の生育に欠かせない「用土」とは

そんな植物を育てる際に大事なのは「用土」と呼ばれる土です。しかし、この用土についてイマイチわからない方も多いでしょう。ここでは、用土について説明していきたいと思います!

植物を育てるために“用”いる“土”のこと

「用土」とは、植物を育てるために用いる土のことを指し、人間で例えるなら「ベッド」です。土は植物のベッドと言われていますから、用土は植物を生育する上で重要な位置づけとなります。

用土にはたくさんの種類が存在しており、種類によって使い分けることで生長してくれます。

用土を何種類かブレンドしたものを「培養土」と呼ぶ

そして、用土を何種類もブレンドした土を「培養土」と言います。培養土はホームセンターなどで購入でき、元々ブレンドされたものが売られています。

ガーデニング初心者の方だと、どの用土を使用してブレンドすればいいのかわからないと思いますので、次の項目でダリアの好む土の要素を説明していきますので、参考にしてもらってブレンドしてみてください!

ダリアが好む良い土の要素

植物には土が重要ということがわかっていただけたかと思います。ですが、栽培する植物や環境によって使用する用土は異なります。ここでは、ダリアが好む良い土について説明していきたいと思います。

ダリアが好む団粒構造の土

ダリアは、実は土についてはそこまで神経質にならなくても育ってくれる植物ではあります。ですが、ダリアにとって栄養たっぷりで好みの土を使うことによって美しく花を咲かせてくれますし、丈夫に育つことも可能となります。そして、ダリアの好みの土は「団粒構造の土」が良いです。団粒構造とは、小さな土の粒子が集まって固まり、団子のような小さい固まりを形成している状態のことを指します。

通気性が良い

団粒構造の構造として、まず、通気性が良いことです。通気性が悪いと、新鮮な空気が入り込むスペースがなく、根腐れを起こす原因となります。

水はけがよい

そして、水はけがよいことも含みます。ダリアは過湿の環境が苦手な植物ですので、雨が降って水が残ってしまうと、根腐れの原因にもなります。

微酸性な土

ダリアは微酸性の土を好みます。日本は雨が多く降るので、土が酸性になりやすい環境となっています。そのため、植える前にまず、中和させるために「消石灰」や「苦土石灰」を混ぜたりしてあげるといいでしょう。

pH値は5.5~6.0ほどが目安となります。

ミミズや微生物が生育できる土

ダリアの土の条件として、ミミズや微生物が生育できる土ならさらにいい環境と言えます。ミミズや微生物は土の中の有機物を分解してくれ、それを必要な養分に変えてくれるからです。

【植え方別】ダリアに適した土づくり:鉢植えの場合

ダリアは鉢植えや地植えで育てるのがおすすめと説明しました。ですが、植え方が変わると土づくりも違いが出てきます。ここからは、鉢植えと地植えの植え方別に紹介していきたいと思います。

まず最初は、鉢植えの場合から説明していきます。

基本は市販の草花用培養土で問題ない

ダリアを鉢植えで育てるときの土は、基本的には市販で売られている草花用培養土で問題なく栽培することができます。市販のものは元々肥料も入っているものもありますので、そちらを使用すると肥料を混ぜる必要がないので初心者の方はこちらを使用するのがおすすめですよ!

自分で用土をブレンドする場合

でも、せっかく育てるのなら自分で用土をブレンドしたい!という方もいらっしゃると思います。ここではブレンドする割合を説明していきましょう。

①:赤玉土(小)と腐葉土を7:3の割合で配合

まず、赤玉土(小)と腐葉土を7:3の割合で配合する方法です。腐葉土は微生物がたくさんいてますので、土を肥えさせてくれ、赤玉土はガーデニングの基本的な土となります。どちらも、保水性や保肥性に優れた用土となります。

②:赤玉土(小)、腐葉土、パーライトを6:3:1の割合で配合

次に、赤玉土(小):腐葉土:パーライトを6:3:1で配合する方法です。赤玉土は「大・中・小」とありますので、小粒タイプを利用します。パーライトとは真珠岩を焼成したもので、通気性と排水性に優れた用土ですので、水はけの悪い土に混ぜて利用することが多いです。

【植え方別】ダリアに適した土づくり:地植えの場合

では次に、ダリアを地植えで植えた場合の説明をしていきましょう。

①庭土の酸度を測定する

まず、庭で地植えをする際に注意しておくべきことがあります。それは、ダリアは酸性の土はあまり好みではないということです。そこで、まず庭の土を調べる必要があります。

庭土がダリア栽培に適した土か診断

庭の土がダリアの栽培に適した土かどうか診断しましょう。診断は時間もかからず簡単にでき、市販で売られているpH測定器を用いれば、時間なく簡単に調べられますよ!

ph5.5以下の酸性の土は、下で紹介する方法で中和する

上記の方法で診断して、もしpH値が5.5以下だった場合、酸性ということになります。じゃあ酸性だからここに植えるのはやめておこう、と思うかもしれませんが、酸性だった場合、下で紹介する方法で中和することができます!ぜひやってみてください!

②石灰を混ぜる

酸性に傾いている土を中和させるには、石灰を使用します。石灰資材を混ぜ込むことで土壌は改善されていきますよ!

扱いやすい苦土石灰がおすすめ!

石灰はいくつか種類があり、どれを利用すればいいのかわからない方もいらっしゃいます。石灰資材のなかで扱いやすい苦土石灰をおすすめします!

適量を土の表面にまき、 すぐに土と混ぜ合わせる

やり方として、まず石灰を適量土の表面にまきます。そしてすぐに土と混ぜ合わせてしまいます!水分が含んでしまうとセメント状に固まるので、その場合は無理に混ぜ込むことはおすすめしません。

肥料や堆肥を同時に施さないよう注意

また、混ぜ込む際に肥料や堆肥を同時に施さないように注意しましょう!肥料や堆肥に含まれる窒素成分は石灰と混ぜ込むことで化学反応を起こしてしまい、アンモニアへと変化します。アンモニアになってしまうと、空気中に飛び散ってしまい、あまり意味がなくなってしまいますので注意しましょう。

③川砂やパーライトなどを混ぜ水はけをよくする

地植えで必要なのは水はけを良くすることです。水はけが悪いと、根腐れを起こす原因となりますので、せっかくのダリアも育たなくなります。そこで、パーライトや川砂などの水はけを良くしてくれる用土を一緒に混ぜ込みましょう。そうすることで、根腐れする可能性は少なくなります。

④元肥を施す

石灰を施して、パーライトや川砂なども混ぜ込んだ後は、元肥を施してあげる必要があります。元肥を施すタイミングは肥料の種類によって変わります。

有機質の肥料を用いる場合は植え付けの2~ 3週間前に

ダリアの根っこは細かくなっているので、有機物の土を好む傾向です。有機質の肥料を使う場合は、植え付ける2~3週間前に土に混ぜ込んでおくとよいでしょう。

緩効性肥料を用いる場合は植え付けの直前に

緩効性肥料を使う場合は、植え付けの直前くらいで大丈夫です。速攻・持続性をうたっている粒状肥料を用いると便利です。市販で入手しやすいタイプですから、ぜひ利用してみてください。

ダリアに適した土で発芽させよう

ここまで、ダリアに適した土の作り方や栽培の仕方を説明してきました。ここからは、ダリアに適した土で発芽をさせてみましょう!その説明をしていきましょう!

ダリアの育て方は種をまくか球根を植えるかの2種類

まず、ダリアを栽培するときは2種類の方法があります。それは、種まきか球根を植えるかの2種類です。下の項目で2種類の栽培方法を説明していきたいと思います。

種まき

ダリアは基本的に球根で育てるのが一般的ですが、種まきでも育てる方法があります。ですが、タネから育てるにはまずタネを球根に育てることをしなければならず、少し大変な作業となります。それでも、一から育てるのが好きという方はぜひチャレンジしてみてください!

時期

ダリアは20~25℃ほどの暖かさがあると発芽してくれます。そのため、暖かくなってくる3月~5月にタネをまきましょう。暖かい地域ならそのままでも大丈夫ですが、寒い地域で育てる方は、室内に入れて管理してあげましょう。

そして、タネから育てる際に必要なものを準備しましょう。

  • ダリアのタネ
  • 種まき用のセルトレイもしくは箱
  • 肥料分のない土
  • 培養土

方法

では、タネから育てる方法を説明していきます。

  1. まず、種まき用のセルトレイもしくは箱に、種まき用の土を入れておきます
  2. 5cm間隔でタネを3~4粒まき、土を5mmほどかぶせます
  3. 水やりをして、発芽するまでは土が乾燥しないように管理します
  4. 1週間ほどで発芽し、それが確認できたら土が乾いてから水やりします。
  5. 本葉が2~3枚まで生長したら、3号ポットに培養土を入れて植え替えます
  6. さらに本葉が6~8枚になってきたら、鉢か庭に植え替えます

植え替えるとき、支柱を4本立ててあげてください。ダリアは草丈が大きく育つ品種もありますので、その場合支柱がないと倒れてしまいます。

植え付け・植え替え

球根、もしくはタネが発芽してきたら、植え付け・植え替えをしてあげましょう。植物によっては植え替えする時期などが異なりますので、注意が必要です。また、植え替えが苦手な植物もあり、ダリアは球根植物ですので、根っこが細かくデリケートで横に広がる性質があるため、根っこを傷つけるとうまく根付いてくれないので、植え替えは向いてない植物と言えます。

鉢植えで育てる場合は、途中で植え替える必要がないよう6号以上の大きくて深めの鉢、もしくは深めで横長のプランターに植え替えておきましょう。

時期

植え付け、植え替えの時期は3月下旬~7月上旬が適期です。品種によって植え付ける時期が変わりますので注意しましょう。気温が20℃になる時期を目安に植え付けるのがおすすめです。寒さに弱いので、霜が発生する時期は避けてください!寒冷地域で育てる方は、ここからさらに1~4週間ほど遅らせて、霜が発生しなくなってから植えつけましょう。

方法

ダリアは日当たりのよい場所が大好きですので、たっぷりの日当たりと水はけの良い場所に植えましょう。

ダリアの根っこは広がって伸びていくので、鉢植えの場合は1つの鉢に1個ずつ植えるようにします。大輪咲きする品種の場合は8~10号と大きめの鉢を選び、小輪・中輪の品種は小さめの6~7号ほどの大きさでよいと思います。球根を植える深さは約5~10cmほどを目安にして、支柱を4本立てておきましょう

地植えの場合、植える場所には腐葉土と堆肥を混ぜ込んでおき、植える深さは鉢植えと同じ5~10cmを目安に植えましょう

では、鉢植えの植え付ける手順を説明します。

  1. 鉢植えの中に鉢底ネットを入れ、水はけを良くするために底に鉢底石を敷きます
  2. 水はけのよい培養土を2/3ほど鉢に入れる
  3. 植え付け直前に緩効性肥料を施しておく
  4. 発芽点が上になるように球根を植える
  5. 土をかぶせる(中・小輪種は5cmほど、大輪種は10cmほど)
  6. 支柱を4本立てる
  7. たっぷりと水をやり、発芽するまでは置いておく

次は、地植えの植え付け方法です。

  1. 庭の土を30cmほど掘り、元肥を施し、植える穴をあける(30cmほどの深さ)
  2. 複数植える場合、大輪種は80~100cm、中・小輪種は30~50cmほど間隔をあけます
  3. 発芽点を上にして球根を植え、土をかぶせる(大輪種は10cmほど、中・小輪種は5cmほど)
  4. 回りに支柱を立てておく
  5. その後、たっぷりと水をあげる
  6. 発芽するまでは水やりを控え、発芽したら土が乾燥してから水やりをする

また、ダリアは連作障害を起こす可能性があり、同じところで2~3年育てているのであれば、一度土を入れ替えてあげるほうが良いとされています。植えっぱなしにしておくのではなく、定期的に植え替えてあげることで毎年美しい花を咲かせてくれるかもしれませんよ!

【まとめ】ダリアが元気に育つための土作りとは?適した方法を徹底解説

ダリアを育てるのに重要なのは、「用土」ということがわかっていただけたかと思います。用土を含め、しっかりと栽培する準備をしておけば、ダリアは毎年きれいな花を咲かせてくれるようになってくれるでしょう。

また、ダリアは和風や洋風の庭にとてもマッチしてくれる美しい花です。寄せ植えでも楽しめるダリアは季節に合わせれば、ダリア栽培をとても楽しめるようになるのではないでしょうか。

この記事では、以下のことを重点に説明させていただきました。

  • ダリアは通気性・排水性などに優れた「団粒構造の土」が良い
  • 鉢植えは市販の培養土でもよいが、地植えはまず酸性の土かどうかを調べ、苦土石灰などを混ぜたりする必要があるので、初心者には少し大変かもしれない
  • ダリアは種まきか球根を植えるかの2種類から栽培できる
  • 植え替えはあまり得意ではない

ぜひ、この記事を参考に、お気に入りのダリアを見つけたら栽培してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。

執筆者Profile

長岡孝樹

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。