サンスベリアがしわしわになるのは何が原因?復活方法まで徹底解説

サンスベリアがしわしわになるのは何が原因?復活方法まで徹底解説
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目次

観葉植物の中でも枯れにくく、お部屋を明るくするインテリアでも人気のサンスベリア。育てやすいと思っていても葉がしわしわになり曲がってしまったりすると、枯れてしまうのでは?と心配になりますよね。さらには観葉植物のケアとなると難しいイメージもあると思いますが、サンスベリアを正しく知りコツをつかめば、誰でも枯れることなく元気に育てることができます。 この記事では
  • サンスベリアがしわしわになる原因
  • サンスベリアがしわしわになった時の復活方法
  • サンスベリアがしわしわにならない予防法
  • サンスベリアの豆知識
以上について詳しく解説していきます。 この記事を読んでいただければ、サンスベリアのしわしわも復活できます。サンスベリアのサインに気づき詳しく知ることで元気な状態を保ち、素敵なお部屋空間を維持してくれるでしょう。よくあるQ&Aもありますので、一緒にチェックしておくと安心です。

枯れる直前の症状?サンスベリアがしわしわになる原因

サンスベリアは暑さに強い植物の一方で、「夏場はイキイキしていたのに、寒くなってきたら気づけば葉っぱがしわしわになってた!」なんてことがあります。 サンスベリアの原産地はアフリカや南アジアの乾燥した暖かい気候なため、日本のように1年を通して気候が変わる国では、冬になると葉がしわしわになったり黄色くなったり普段と違う症状が出てくることもあることも。 葉がしわしわになったら、サンスベリアが助けを求めているサインです。サンスベリアは育てやすいですが時期によってはしっかり管理しないと枯れてしまうデリケートな部分もあるため、気候に配慮して育てなくてはいけません。枯れる前にサンスベリアの状態を確認して、ケアをしてあげましょう。

サンスベリアの葉に縦じわが入りねじれる場合:【乾燥】

サンスベリアの葉に縦じわが入りねじれてしまったり丸まってしまう場合がありますが、この原因は「乾燥」です。元々乾燥に強い植物の一方で乾燥しすぎてもサンスベリアにダメージを与えてしまいますので、水分管理が必要です。 春や秋などの季節の変わり目は乾燥しやすいため、土の乾き具合を確認してカラカラであればたっぷりのお水を与えましょう。また葉水と言いますが、霧吹きで葉に水を少し与えてもいいです。 ただし11月下旬~3月中旬までは「休暇期」といって水をまったく必要としない時期がありこの期間に水を上げてしまうと腐ってしまうため、11月下旬~3月中旬までの間は一滴も水をあげてはいけません。室内が10度以上で土が完全に乾燥している場合は、休暇期でも月に1回は土の表面にだけ水を与えます。

サンスベリアの葉がしわしわになっている場合

サンスベリアの葉がしわしわになり縦じわの症状が出た場合の主な原因は2つあり、それが「水不足」と「寒さ」です。時期によっても対処法は違うため、チェックしておきましょう。

観葉植物が水不足

水をあげ忘れてしまうと、乾燥に強いサンスベリアでも水分不足になります。特に8月などの暑い時期は水やりを忘れてしまうとしわしわになってしまい、人間で例えるなら、栄養がなくなってしまった状態です。かといって水を与えすぎても根腐れして枯れてしまうため、土の様子を見ながら育てる必要があり、サンスベリアの水やりは注意が必要です。

寒すぎる

サンスベリアは非常に寒さに弱い植物で気温が10℃以下になるとサンスベリアには寒すぎる状態になってしまうため、長時間寒い環境に放置していると枯れてしまうこともあり注意が必要です。 またサンスベリアは成長スピードが速い植物で、根腐れを防ぐために定期的に植え替え作業を行う必要がありますが、寒い時期に植え替えをすると枯れてしまいます。サンスベリアの植え替えをする際は、気温が20℃以上の暖かい時期に行いましょう。

【初心者向け】サンスベリアがしわしわになったときの復活方法

サンスベリアの葉がしわしわになっても大丈夫です。きちんとケアをすれば、サンスベリアは復活してくれます。

しっかりと水やりをする

サンスベリアの葉がしわしわになったら、たっぷり水を与えましょう。ただし、たっぷり水を与える一方で注意点もあります。
  • 土の表面が乾いてから2~3日後に水をあげる
  • 受け皿に水を溜めたままにしない
  • 梅雨時期の水やりは、土の表面が乾いてから5日後に水をあげる
土の表面が完全に乾いてから、たっぷり水を与えないと根腐れしてしまいます。サンスベリアは乾燥だけでなく湿気が多すぎても腐らせてしまうため、梅雨時期の水やりには十分配慮しましょう。 また観葉植物用の培養土を使用していない場合は水はけが悪くなってしまうため、緩効性肥料も活用して通気性の良い健康な土にしておくと、長雨が続く夏でも安心です。

葉水をするももっと良い

冬の時期は水やりをしなくていい一方、空気が乾燥しすぎるのもしわしわの原因になってしまうため、サンスベリアの葉がしわしわになってきたら霧吹きを使い、葉水をしてもいいでしょう。 基本的に冬は葉水も与えなくていいサンスベリアですが、乾燥しすぎてしわしわになっている場合のみ行います。 葉水は虫よけや病気予防にもなるため観葉植物を育てる際にはよくするケアですが休暇期のサンスベリアに水を与えてしまうと枯れたりする可能性があるため、葉水を与えたら布でやさしくふき取ります休暇期は葉水でも影響を受けやすいため、葉が少し湿るくらいに留めておき様子を見ましょう。

日光が当たる暖かい場所に移動させる

サンスベリアは日光を好む品種のため、寒い時期にも日光が当たる温かい場所に置きましょう。ただし窓際に置いたまま夜になると、寒さでまた傷んでしまうため寒い時期は日中のみにして夜は窓から離した場所に移動しておくと安心です。 この時にも室内で10℃以下になっていない場所を探して置きましょう。特にサンスベリアは日陰でも育つからとトイレに置いている人もいるかもしれませんが、冬のトイレが冷えすぎていないか確認しておくことも必要です。

【上級者向け】サンスベリアがシワシワになったときの復活方法

シワシワになったサンスベリアを復活させる方法は他にもあります。最初は手間だと思うかもしれませんが、慣れてくれば時間もかからずにできるようになります。

株分けをする

株分けとは名前の通り一つのサンスベリアを分けることで、株分けをすると新芽が増えるためしわしわの葉も復活できます。株分けをする際は健康な葉は取っておき、根腐れしている部分などは取り除いておきましょう。 またこの際に通気性のいい土に変えて、緩効性肥料を加えておくと湿気予防にもなるため安心です。株分けと言うと難しいイメージですが観葉植物用の培養土が売っているので、少し手間はかかりますが一度やってみるといいでしょう。

葉挿しをする

サンスベリアは葉挿しができます。葉挿しとは、切り取った葉を土に挿して育てることでサンスベリアの場合は、健康な葉を切り取ったあとにその葉を10cm幅にカットします。このカットした葉をそのまま土に半分だけ挿したら葉挿し完了です。上級者向けに思われるかもしれませんが、やってみると意外と簡単にできます。

【未然に防ぐ】サンスベリアをシワシワにさせない世話方法

サンスベリアをシワシワにさせないためには、日頃からきちんとケアをしていれば未然に防ぐこともできます。未然に防ぐことができれば根腐れも防げますし、1年中健康に育てることができるでしょう。サンスベリアをシワシワにさせない基本はやはり「水やり」がポイントになり、季節によって水を与える量やタイミングも異なるため、元気な状態を維持するためには重要です。

水やりは土が完全に乾いてから!

サンスベリアは暑さには強い反面、湿度が高すぎると弱ってしまいます。時期によっても水やりの方法が違うので、知っておくと健康に育てることができるでしょう。

夏の水やりの目安

夏の暑い時期は水をたっぷり与えて、土がしっかり乾いたら水を与えます。ただし、多湿にも注意が必要で雨の日が続く場合や梅雨時期は、土が乾いてから4~5日で水をあげるといいです。 またこの時期に水はけを良くするため観葉植物用の培養土にして、ひと月に1回緩効性肥料を与えると健康な土になりサンスベリアが元気な状態で冬を越すことができます。緩効性肥料ではなく液体肥料を与えても可能ですが、この場合は2週間に1回になります。

春・秋の水やりの目安

季節の変わり目の時期には、徐々に水やりを減らしていきましょう。気温が10℃前後の場合は水をあげるタイミングは慎重に行い、基本的には月に1回、秋口には2回程度にします。

冬の水やりの目安

冬はサンスベリアが冬眠状態の「休暇期」に入るため気温が10℃を下回る時は、断水期間になります。10月くらいから水の量を減らしていき、気温が10℃を下回る日が出てきたら水やりは中止して12月になったら一滴も水は与えないでください。休暇期は水の影響を受けやすいため普段と違う症状がなければ、葉水も必要ありません。

初心者の人は水位計を購入するのもおすすめ

サンスベリアの水やりは常に土の状態を確認しなくてはいけませんが、初心者では今カラカラなのか水を含んでいる状態なのかわからないこともあります。 そんな時は「水位計」という便利なものもあるため、活用するといいでしょう。使い方は簡単で水やりの時に土に挿しておくと、水の適量がわかるので水が足りなかったり多すぎたりすることを防げます。水やりのタイミングを水位計任せにできるため、便利なうえに安心です。

定期的に日当たりの良い場所に置く

サンスベリアは日光が大好きな植物であるため、できるだけ日中は日光の当たる場所へ移動しましょう。 ただし直射日光を当てすぎると葉が焼けて黒くなるため、長時間の日光浴は避ける必要があります。特に夏場は直射日光を一日中当てているだけで焼けてしまうため、午前か午後のどちらかのみ日光に当てるよう工夫しましょう。

サンスベリアについて知っておくと役立つ豆知識

自然の空気清浄機とも言われるサンスベリア。その理由は、サンスベリアから放出されるマイナスイオンです。部屋に1つあるとおしゃれになり人気の観葉植物ですが、他にもあるサンスベリアの豆知識を知っておくと元気に育てるコツがつかめます。

原産地は乾燥地域なので乾燥には強い

サンスベリアの原産地は暖かく乾燥した地域、アフリカです。乾燥地帯の植物で他の観葉植物に比べて乾燥に強いサンスベリアは暖かい日光が好きなため、原産地をイメージすると育てやすいかもしれません。乾燥には強いサンスベリアは一方で、多湿環境には弱いので通気性を保つことを心がけましょう。

観葉植物の多くの種類の中で一二を争うぐらい耐陰性に優れている

乾燥地帯が原産のサンスベリアらしく、生命力が強いため日陰に置いていても育つことができます。日陰でも育つサンスベリアは、日の当たらないお部屋のアクセントにも最適な観葉植物ですが永遠と日に当てないと葉がしおれたりするため、定期的な日光浴もしておきましょう。

寒さには弱いので冬のケアは忘れずに

暖かい気候で生まれたサンスベリアは冬には弱いため、注意が必要なことがあります。サンスベリアの冬は気温がポイントで10℃以下に下がってしまうと、寒さに耐えきれず枯れてしまうため、長時間外出する際など室内の温度が下がりすぎないように空調や置く位置に気を配りましょう。15℃以下の冬場は水やり不要なため、その分温度管理を忘れないよう注意が必要です。

Q&A

よくある質問にお答えします。

Q,サンスベリアの枯れた葉を元気に復活することができますか?

A,一度枯れてしまった葉自体は復活できませんが、他の葉が1枚でも元気であれば復活できます。 サンスベリアの枯れた葉が復活することはありませんが、一部元気な葉があればそれを成長させることができます。葉挿しという方法で枯れた葉を取り除き、元気な葉を10cm幅にカットして土に半分ほど挿すだけです。やってみると初心者でも問題なくできる作業なので、ぜひチャレンジしてみてください。

Q,サンスベリアの葉がふにゃふにゃになっています。枯れる直前のサインですか?何が原因ですか?

A,サンスベリアの葉がふにゃふにゃになる原因は、水のやりすぎです。 どの植物も共通して、水をやりすぎても根腐れを起こして枯れてしまいます。サンスベリアは時期によって水やり方法が違います。夏はたっぷり水やりをしますが、雨が続いたりすると多湿になるためしっかり土が乾いてから水を与えましょう。

Q,サンスベリアが丸まっています。なんのサインですか?

A,サンスベリアが丸まってしまう原因は、水不足か日光に当たっていない可能性があります。 サンスベリアが丸まってしまうのは、必要な量の水が与えられていないことが多いです。寒い冬だと水やりはしませんが夏場や季節の変わり目など、それぞれ適切な量の水を与えましょう。特に季節の変わり目は、水やりが難しいです。春や秋は月に1~2回の水やりで問題ありませんが、気温や土の状態も確認しながら行いましょう。

Q,サンスベリアスタッキーを育てています。黄色くしわしわになっています。何が原因ですか?

A,葉が黄色くしわしわの原因は、根腐れと日光不足でしょう。 観葉植物の葉が黄色くなる原因は根腐れが多く、しわしわの原因は日光不足の可能性もあります。土の水はけや葉水のやりすぎはありませんか?サンスベリアスタッキーは、毎日の葉水はOKですがやはり土が完全に乾いてから水やりをしないと根腐れして枯れたりするため注意が必要です。また冬の時期はサンスベリアスタッキーも、水やりは控えましょう。

サンスベリアがしわしわになるのは何が原因?復活方法まで徹底解説のまとめ

インテリアとして人気のサンスベリア。しわしわになった時の原因や対処法などを解説しました。 この記事では
  • サンスベリアがしわしわになる原因は「乾燥」「水不足」「寒さ」
  • 季節によって水やりの仕方は異なる
  • 梅雨時期は多湿に気をつける
  • 土が完全に乾いてから水やりをする
  • 冬は休暇期のため、気温が15℃以下であれば水は与えない
  • サンスベリアは寒さに弱いため、気温が10℃以下にならないようにする
  • 日陰でも育つが、定期的に日光も当てる
  • サンスベリアが枯れても、復活させることも可能
ということが理解できたかと思います。 サンスベリアは強い植物なので育てやすく人気の一方、しっかりと土の状態を確認しないと根腐れすることもあります。またサンスベリアにはいくつかの品種がありますが、基本的には育て方は同じです。 サンスベリアは空気清浄効果と癒しの効果で素敵な空間を演出してくれる植物なだけでなく、サイズも品種によってさまざまでお部屋の広さによって選ぶのもおすすめ。これからサンスベリアがしわしわになったとしてもすぐに対処できると、長く元気に育てることができるでしょう。最後までお読みいただきありがとうございました。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。