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アジアンタムは植え替えする必要があるの?失敗しない方法を解説!

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葉が小さくて柔らかく可愛らしい雰囲気の観葉植物アジアンタム。高温多湿の環境に強く耐陰性に優れているため、室内での栽培に向いていて育てやすい観葉植物です。今回はアジアンタムの植え替えについて解説していきます。

アジアンタムの植え替えについて以下の通りまとめました。

  • アジアンタムの基本情報
  • アジアンタムの植え替えの必要性
  • アジアンタムの基本的な育て方

アジアンタムは育つ環境が合っていればどんどん成長する観葉植物です。そのため植え替えする頻度も多い観葉植物になります。今回はアジアンタムの植え替えについて解説していきますので、これからアジアンタムを育てようと思っている方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

目次
  1. そもそもアジアンタムってどんな観葉植物?
    1. シダの仲間で涼しげな雰囲気を醸し出してくれる植物
    2. 耐陰性があり、室内で育てることができる
    3. 寒さに弱く、外で育てる場合には冬の時期に室内に入れる必要がある
    4. 多湿を好むので浴室でも育てることができる
    5. 乾燥に弱く、エアコンの風が当たる場所に置くと葉がチリチリになる
    6. 着生種の特性を活かして水苔で育てる人もいる
  2. 植え替えの説明と必要性
    1. 成長に合わせて鉢に植え替える必要がある
    2. 植え替えをしないと枯れる原因となる
  3. アジアンタムの植え替え方法:鉢植え編
    1. 鉢植えで育てているアジアンタムは植え替えの必要がある
    2. 植え替え頻度は1~2年に1度、春~秋(4~10月)の成長期に植え替えを行う
    3. 植え替えに必要な道具
    4. 植え替えの手順
  4. アジアンタムの植え替え方法:水耕栽培(ハイドロカルチャー)編
    1. ハイドロカルチャーは土を使わない栽培方法
    2. アジアンタムもハイドロカルチャーで育てることができる
    3. ハイドロカルチャーに必要な道具
    4. ハイドロカルチャーの手順
  5. 【基本】アジアンタムの育て方
    1. 置き場所:室内の暖かい日陰や高温多湿の場所
    2. 水やり:表面の土が半分ほど乾いたら水やりを行う
    3. 用土:水はけのよい土を好む
    4. 肥料:春~秋の成長期に2か月に1回の頻度で緩効性化成肥料を施す
  6. アジアンタムの増やし方:株分け
    1. アジアンタムは株分けで増やすことができる
    2. 株分けを行うのに適した時期は5~9月
    3. 株分けに必要な道具
    4. 株分けの手順
  7. 【まとめ】アジアンタムは植え替えする必要があるの?失敗しない方法を解説!

そもそもアジアンタムってどんな観葉植物?

アジアンタムは名前を聞いただけではピンとこないような方も多いと思います。そんなアジアンタムについての基本情報を解説していきますのでご覧ください。

シダの仲間で涼しげな雰囲気を醸し出してくれる植物

アジアンタムはイノモトソウ科ホウライシダ属に属するシダ植物の仲間で、温帯から熱帯の地域に分布しています。自生している環境から高温多湿の環境に強く、寒さや乾燥に弱い植物です。日本でもホウライシダというアジアンタムの仲間が山などに自生しています。屋外で栽培していても冬場は寒さに弱いアジアンタムは弱っていくだけなので、室内に移動して管理しましょう。

耐陰性があり、室内で育てることができる

アジアンタムは耐陰性があり室内で育てやすい植物です。耐陰性があるといっても全く日光が当たらない環境で管理するとアジアンタムは弱ってしまいます。全く日が当たらない、日当たりが悪い場所で育てると、徒長がおきて見た目も悪くなりどんどん枯れていくでしょう。室内で育てる場合は暖かい光が差し込んでくるような明るい場所で管理してください。

寒さに弱く、外で育てる場合には冬の時期に室内に入れる必要がある

アジアンタムは温帯や熱帯の地域に自生しているため、冬など気温が下がる時期は室内で栽培しましょう。温度が10度程度に下がってきていたら室内に入れて管理し、8℃以下の環境にならないように注意してください。冬に室内で管理する場合も同様に、窓のないトイレなど光が当たらない暗い空間では栽培しないようにしましょう。

多湿を好むので浴室でも育てることができる

窓があり日光が当たれば浴室でアジアンタムを育てることは可能です。多湿を好むため湿気の多い浴室などはアジアンタムにとって育ちやすい環境となります。しかし暑いシャワーやカビなどが当たるとアジアンタムは一気に弱ってしまうため、直接当たらないように気を付けて栽培してください。

乾燥に弱く、エアコンの風が当たる場所に置くと葉がチリチリになる

アジアンタムの葉は小さくて薄いため、保水性がなくすぐに乾燥しやすい植物です。エアコンの風や暖房器具の風が直接当たると葉が傷んでしまいます。室内で管理する場合はエアコンの風が直接当たる場所や暖房器具の近くにはおかないようにしましょう。またアジアンタムを管理している部屋全体が乾燥しているとアジアンタムも乾燥してしまうため、冬場の乾燥には特に注意してください

葉の乾燥は霧吹きで葉水を行うことで防げます。アジアンタムの葉っぱは繊細ですぐに丸まりチリチリになっていくため、効率よく葉っぱに水分をいきわたらせるためにも葉水はこまめに行ってください。

着生種の特性を活かして水苔で育てる人もいる

アジアンタムは種から増えるのではなく胞子で増える植物のため、水で湿らせた水苔に付着させて管理することもできます。胞子は秋ごろ採取が可能で水苔に付着させたら、長期間湿らせた状態で管理してください。しかし水苔は常に湿らせすぎると腐敗が進んでしまいます。そのため適度な乾燥を心掛けながら、胞子の管理を行ってください

元の株の姿で楽しむには数年かかりますが、水苔から育てると立派なアジアンタムに成長できたときに達成感が生まれます。とても愛着がわいて育てるのが楽しくなってくるため、胞子から育てることに興味があればチャレンジしてみてください。

植え替えの説明と必要性

アジアンタムの植え替えは必ず行ってください。アジアンタムの植え替えの説明と植え替えの必要性について解説していきます。

成長に合わせて鉢に植え替える必要がある

アジアンタムは環境に適応するとどんどん根や葉っぱ、茎が伸びていきます。大きくなると最初から栽培してきた鉢では窮屈になり、植物にとって大切な栄養分が吸収できなってくるでしょう。また古い根や腐った根は栄養分や水分を吸収する根としての役割を果たせません。生育の妨げにもなるため植え替えをすることで、古い根や腐った根を排除し元気な根を健康に育てていくことが可能になります

植え替えをしないと枯れる原因となる

アジアンタムは植え替えをしないと根詰まりを引きおこし、水分や栄養分を吸収しずらくなります。また土の中の空間が少なくなってくるため、必要な酸素を取り込むことができません。根詰まりをそのまま放置していると最終的に根腐れを引き起こし枯れてしまいます。植え替えを行うことは根の成長スペースを確保し、水分や栄養分・酸素を十分にいきわたらせるためにも必要な作業です。

アジアンタムの植え替え方法:鉢植え編

アジアンタムには2つの植え替え方法があります。1つ目は鉢植えで植え替える方法です。アジアンタムの植え替え方法【鉢植え編】を解説いたします。

鉢植えで育てているアジアンタムは植え替えの必要がある

鉢植えで栽培しているアジアンタムは、環境に適応すると生育が早いため植え替える必要がでてきます。植え替えが遅れたり放置してしまうと、アジアンタムの根が成長し鉢の中が窮屈になり、根詰まりがおきてしまうからです。鉢底から根が出ていたり、水やりの際に水がしみこみにくくなったりなどの根詰まりのサインが出ていたら植え替えを行ってください

植え替え頻度は1~2年に1度、春~秋(4~10月)の成長期に植え替えを行う

アジアンタムの植え替えは基本的に1年から2年に1回の頻度で行い、成長期に入る春から秋の4月から10月に行ってください。秋から冬の時期に植え替えを行うと植え替えで受けたダメージからなかなか回復ができずに枯れてしまったり、根付かずに枯れることがあるため必ず春から秋の成長期に行いましょう。アジアンタムがチリチリに枯れてしまった場合や新芽が出ずに古い葉だけが残って株がスカスカになっている場合は、切り戻し剪定を行ってから植え替えを行ってください。

植え替えに必要な道具

植え替えに必要な道具について紹介いたします。100均や近くのホームセンターなどで販売されている商品になりますので、道具は簡単にそろえることができるでしょう。

①:土

アジアンタムの植え替えに使用する土は観葉植物用の培養土を用意します。水はけの良い用土を用意することで、湿気で蒸れることなく失敗もしにくいです。

②:鉢底石

植え替える際には鉢底石を用意します。準備ができれば鉢底ネットも用意しましょう。鉢底石と鉢底ネットを使用することによって通気性と排水性が確保できるため、必ず用意してください。

③:植え替え用の一回り大きな鉢植え

鉢は元の鉢のサイズより大きい株よりも1周り大きなものを用意しましょう。あまり大きいサイズのものを用意すると土がなかなか乾かずに根腐れを引き起こす可能性がでてきます。そのため鉢のサイズは株のサイズを見て最適な大きさのものを選んでください。

④:作業に必要なスコップ

株を優しく掘り起こすためにスコップは必要です。大きい品種になればシャベルでも構いません。

植え替えの手順

植え替えの手順について紹介いたします。これから植え替えを行う方はぜひ参考にしてください。

①:アジアンタムを鉢から取り出す

アジアンタムを植え替える数日前に水やりを控えて土を乾燥させておきます。多湿を好む植物ですが湿ったまま植え替えを行うと、アジアンタムのダメージが強いため少し乾燥させて鉢から取り出してください。鉢から株を取り出すときは優しく取り出しましょう。

②:取り出したアジアンタムの根をほぐし、古い土をはらう

取り出したアジアンタムは根と土ががちがちに固まっているため、水を張ったバケツなどに浸して古い土を優しく取り除きます。古い土をすべて取り除く必要はなく、約3分の1程度の土を優しく取りましょう。このときに古い根や腐った根などがあったら、清潔なハサミで切り取ってください。

③:新しい植木鉢に鉢底石を入れ、用意した土を入れる

鉢の中に土を入れる前に底が見えなくなるまで鉢底石を入れましょう。鉢底ネットがあれば鉢底石の前に鉢底ネットを敷きます。その上から新しい土を3分の1程度入れます。

④:アジアンタムを用意した鉢植えに入れ、根の周りに土を入れる

土を入れた鉢植えにアジアンタムをバランスよく配置します。根の周りに土をかぶせて植物を固定すれば植え替えの完成です。周りに土をかぶせるときには割りばしなどでつつき隙間を埋めながら土をかぶせてください。

⑤:植え替え後はすぐにたっぷり水やりを行う

植え替えた後の水やりはたっぷりと行ってください。植え替えの後に水やりをたっぷりと行うことで根がより定着しやすくなります。また植え替えた後にアジアンタムの水切れがおきないように日陰で管理して様子を見ましょう。

アジアンタムの植え替え方法:水耕栽培(ハイドロカルチャー)編

アジアンタムの植え替え方法2つ目は【水耕栽培(ハイドロカルチャー)】です。アジアンタムは高温多湿の環境で育つ植物のため、土を使わない水耕栽培(ハイドロカルチャー)はぴったりの栽培方法になります。水耕栽培(ハイドロカルチャー)について解説していきますのでご覧ください。

ハイドロカルチャーは土を使わない栽培方法

ハイドロカルチャーとは土の代わりにハイドロボールを使い栽培する方法です。「ハイドロ」は水という意味があり、ハイドロカルチャーは水耕栽培のことを指します。土を使わないで水で育てることができる栽培方法のため、水を好む植物アジアンタムにとってハイドロカルチャーはぴったりの栽培方法です。

アジアンタムもハイドロカルチャーで育てることができる

アジアンタムは湿度の高い環境を好む植物のため、水で育てるハイドロカルチャーはアジアンタムにとって最適な栽培方法です。インテリア性も高く見た目も良いため、グリーンインテリアとして部屋に飾るときはハイドロカルチャーで飾ってみてはいかがでしょうか。

ハイドロカルチャーに必要な道具

ハイドロカルチャーで必要な道具は以下の通りです。近くのホームセンターや通販にも販売されているため揃えやすいものになります。

①:土を洗い流したアジアンタム

アジアンタムについている土は優しく完全に洗い流します。このときに茎だけ持つと土の重みでちぎれてしまうことがあるため、土の部分をもちながらそっと底の方から洗っていきましょう。また土植えのアジアンタムを取り出すときにも、非常にやわらかい植物のため引きちぎらないように優しく取り出してください。

②:ハイドロボール

アジアンタムで使用するハイドロボールは粒が小さいものを用意してください。アジアンタムは細い根がたくさん生えてくる植物のため、大粒より小粒の方が安定しやすいです。

③:根腐れ剤

根腐れ剤は必ず用意してください。ハイドロカルチャーは油断すると根腐れを引き起こしやすいため、必ず根腐れ剤は用意しましょう。

④:底に穴があいていない鉢植え

ハイドロカルチャーでは土を使わないため鉢植えとなる容器は底に穴が開いていないものを用意してください。穴が開いていない容器なら何でも鉢植えの代わりにできます。できれば透明なものを用意すると水位が見れるため、根腐れの原因となる水のやりすぎを防ぐことができるでしょう。

⑤:清潔なハサミ

根を半分ほど切り落とす必要があるため、ハサミを用意します。どの作業でも共通して言えるのは、清潔なものを用意してください。清潔なものでないと切り口から菌が入り弱っていきます。新品のものか清潔なものを用意してください。

⑥:割りばしなど棒状で作業しやすいもの

割りばしなど棒状で作業しやすいものを用意しましょう。割りばしなどはハイドロボールとアジアンタムの根をなじませるために使用するため、長くて扱いやすいものを用意してください。

ハイドロカルチャーの手順

ハイドロカルチャーで栽培する手順について解説いたします。ぜひハイドロカルチャーでアジアンタムを栽培してみようと思った方は参考にしてください。

①:用意した鉢植えに底が見えなくなるまで根腐れ剤を入れる

アジアンタムを植え替える前に下準備として用意した鉢植えに根腐れ剤を入れます。根腐れ剤を鉢の底が見えなくなるまで入れることで、効果がでるため必ず入れましょう。

②:ハイドロボールをその上に入れる

下準備した鉢に土台となるハイドロボールを入れます。ハイドロボールは鉢の約3分の1程度の量を入れてください。

③:アジアンタムをハイドロボールの上に置く

鉢にハイドロボールを入れたら、アジアンタムを入れます。全体のバランスを見て位置を決めましょう。

④:割りばしなどを使い、根と容器の間にハイドロボールを入れて固定する

アジアンタムを鉢植えの中に入れたら、割りばしなどを使い根と容器の間にハイドロボールを入れて固定します。アジアンタムの根は細いため扱いが少し難しいかもしれませんが、根を切り落とさないように注意しながら植え替え作業を行ってください

⑤:植え替え後すぐに容器の5分の1ほどを目安に水やりを行う。

植え替え後すぐに容器の5分の1程度を目安に水やりを行ってください。また植え替えた直後は明るい日陰ほどの場所で管理をするとうまく植物がハイドロボールになじみ、すくすくと成長していきます。

【基本】アジアンタムの育て方

ここまでアジアンタムの植え替えについて解説してきました。ここからは基本的なアジアンタムの育て方について解説していきたいと思います。

置き場所:室内の暖かい日陰や高温多湿の場所

アジアンタムを栽培する場合は優しく日光が当たるような日当たりのいい場所に置いて管理してください。春から秋にかけては屋外で管理しても大丈夫ですが、あまりにも日差しが強い場所や直射日光が当たるような場所は避けましょう。気温が10℃程度になれば暖かい室内で管理してください。アジアンタムは耐陰性があるため多少日が当たらなくても育ちますが、できるだけ日当たりがよく暖かい場所に置いて栽培しましょう。暖かくて日当たりも良い室内で、湿度に気を付けながら育ててください。

水やり:表面の土が半分ほど乾いたら水やりを行う

アジアンタムの管理方法で1番失敗しやすいのが水やりです。アジアンタムの水やりは他の観葉植物とは違い、土が乾燥してからではなく表面の土が半分ほど乾いてから行います。水を与えすぎたら根腐れになり、水を与えな過ぎたら水切れを起こして枯れる原因となる。表面の土を触って確認したり、葉が丸まってきたら水を与えるなど植物を観察して水を与える頻度を変えていきましょう。

気温が10℃以下に下がってくると成長が緩やかになってくるため、水やりを控えめに行ってください。周りの温度なども参考に水やりを行うといいでしょう。また1年中こまめに葉水を行うと葉の乾燥も防げるため、霧吹きで葉水はこまめに行ってください。

用土:水はけのよい土を好む

アジアンタムは高湿度の用土を好むため、蒸れることなくカビも生えてこない水はけの良い土を選びましょう。湿度の高い環境を好むからといって水はけの悪い土で栽培してしまうと根腐れの原因となるため、必ず水はけの良い用土を用意してください。市販で販売されている観葉植物用培養土などはアジアンタムに合っています。用土を選ぶときには水はけの良い土と記載されているものを選ぶか、観葉植物用培養土を選んでください。

肥料:春~秋の成長期に2か月に1回の頻度で緩効性化成肥料を施す

アジアンタムは肥料がなくても育つ植物ですが、肥料を与えた方が成長が早いです。春から秋の成長期に適切な濃度に薄めた液体肥料を10日に1回与えるか、緩効性肥料を2か月に1回の頻度で与えてください。成長が緩やかになる寒い冬に肥料を与えてしまうと肥料の与えすぎとなり肥料やけを引き起こします。肥料はアジアンタムが大きく成長する春から秋の時期に与えましょう。

アジアンタムの増やし方:株分け

アジアンタムは株分けで簡単に増やすことができます。株分けの方法について解説していきますので、アジアンタムを増やそうと考えている方は購入するのではなく増やしてみてはいかがでしょうか。

アジアンタムは株分けで増やすことができる

アジアンタムは株分けで簡単に増やすことができます。やり方も簡単で、コツをつかめば何個も増やすことができるでしょう。株分けは植え替えを行うタイミングで行えば、効率よく株分けも植え替えもできるため、同じ時期に行ってください。

株分けを行うのに適した時期は5~9月

株分けが失敗しないコツは5月から8月頃に行うことです。寒い時期までに根っこを張らせるためには遅くても9月頃までには株分けを行ってください。根がきちんと発根すれば株分けに成功しアジアンタムを増やすことができるため、株分けの手順などしっかり知ってから行いましょう。

株分けに必要な道具

株分けに必要な道具は以下の通りです。株分けに使う道具も簡単にそろえることができるため、興味があれば挑戦してみましょう。

株分けを行うアジアンタム

アジアンタムが大きく成長したら、株分けを行うようにしてください。株分けを行うアジアンタムは古い土を取り除ける分だけ優しく取り除きます。ハイドロカルチャーの植え替えのように完全に古い土を取り除く必要はなく、取り除ける分だけで大丈夫です。

スコップ

スコップはアジアンタムの株を優しく取り出すために必要な道具です。スコップを使って優しくアジアンタムを取り出してください。

清潔なハサミやナイフ

清潔なハサミやナイフは株分けを行う際、株本に切れ目を入れるときなどに使用します。清潔なものを使用しないと、株分けを行ったところからばい菌が入り弱っていくでしょう。必ず清潔なものを用意してください。

一回り大きな鉢植え

株分けで小さくなるため必ずしも1周り大きな鉢植えを用意する必要はないですが、株分けしたサイズに合わせて鉢を用意しましょう。鉢植えは株のサイズに合っていれば大丈夫です。

用土

用土は水はけの良いものを用意してください。株分け前に使っていた用土と同じ種類の新しい用土を用意しておくのもいいでしょう。

鉢底石

鉢植えの植え替えの時と同じように鉢底石が必要です。可能であれば鉢底ネットも用意しましょう。鉢底石と鉢底ネットを用意することで通気性と排水性がよくなります。

株分けの手順

アジアンタムの株分けの手順について解説いたします。株分けの手順を知り、アジアンタムを増やしてみてください。

①:スコップで株分けするアジアンタムを掘り出す

鉢からスコップで株分けするアジアンタムを掘り出します。傷つけないようにやさしく掘り起こしてください。

②:掘りだしたアジアンタムの中央部にナイフやハサミで切り込みを入れ、半分に分ける

掘り出したアジアンタムの中央部にナイフやハサミで切り込みを入れます。切り込みを入れることで半分に分けやすく、ダメージも最小限にできるでしょう。切り込みを入れたら優しく手で引っ張り半分に分けます。

③:アジアンタムについている古い土を落とす

掘り出したアジアンタムについている古い土を取り除きます。鉢植えに植え替えるときと同じように、バケツに水を浸して土を振るい落としてください。土は完全に取り除かなくていいため、取り除ける土を取り除きましょう。

④:一回り大きな鉢植えの底に鉢底石と少量の用土を入れる

半分に分けた株よりも1周り大きな鉢植えに鉢底石と少量の用土を入れます。半分に分けた株は小さくなっているため元の鉢に植え付けても大丈夫です。

⑤:半分に分けたアジアンタムを鉢植えにいれ、上から用土をかけて固定する

半分に分けたアジアンタムを用意した鉢植えにバランスよく配置してください。配置したら上から周りに用土をかけて位置を固定します。

⑥:株分け後はすぐに水やりを行う

株分け後はすぐに水やりを行いましょう。新芽が発芽したりしっかりと根が発根するまでは直射日光を避けた日陰で管理してください。土が乾燥しないように風通しや水切れにも注意しましょう。

【まとめ】アジアンタムは植え替えする必要があるの?失敗しない方法を解説!

いかがでしたでしょうか。今回はアジアンタムの植え替えについて解説してきました。

本記事のポイントは以下の通りです。

  • アジアンタムはシダ植物の仲間で、高温多湿の環境を好み寒さが苦手な植物
  • アジアンタムは植え替えを行わないと根詰まりを引き起こし枯れてしまう。最低でも2年に1回は行う
  • 暖かく乾燥していない場所に置き、土の表面が半分乾いたら水やりを行う。使う土は水はけの良いものを使用

アジアンタムは環境に適応するとどんどん成長する植物です。また葉っぱも繊細で乾燥するとすぐに丸まり枯れてしまいます。日頃のお手入れや植え替えを丁寧に行うことで、きれいなグリーンの葉を元気に茂らせ育っていくでしょう。この記事を最後まで読んでアジアンタムに興味を持った方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。

執筆者Profile

長岡孝樹

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。