アジアンタムは猫とって平気なの?食べちゃう理由もあわせて解説!

アジアンタムは猫とって平気なの?食べちゃう理由もあわせて解説!
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ここ数年で、ペット・家族として猫を迎える方々も多くなってきています。そして、近年観葉植物を育てる方も増え、インテリアとして家の中がおしゃれに彩ることができますね。ですが、猫にとって危険な観葉植物が存在することをご存じでしょうか?猫は誤って食べると下痢や嘔吐、場合によっては中毒を起こし、命を落とす可能性もあります。 ですが、猫が食べても安全な観葉植物ももちろんあり、その中でもアジアンタムという植物があります。 ですが、アジアンタムって聞いたことないし、そもそも猫に対して安全なのはなぜ?という疑問も出てくるでしょう。そこで、この記事では「アジアンタムという植物って何?また、どうして猫に安全?」ということを中心に説明していきたいと思います! この記事を読んで、猫を飼っている方でも安全に観葉植物を育てる方法がわかっていただけると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!

猫に安全なアジアンタムってどんな観葉植物?

そもそも、猫が食べても安全なアジアンタムってどんな植物なの?という疑問があると思います。ここでは、アジアンタムの事について解説していきましょう。

アジアンタムは毒がないので猫が食べても大丈夫

まず、アジアンタムに毒はありません。なので間違って食べてしまっても問題はないのです。ただ、もちろん食べ物ではないですから、かじる癖のある猫ちゃんの場合は手の届かない場所で管理しておくと安心ですよ。

イノモトソウ科ホウライシダ属に分類されるシダ植物の園芸品種

アジアンタムは、イノモトソウ科ホウライシダ属に分類されるシダ植物の園芸品種となります。ふわふわとした枝にやわらかそうな葉っぱが特徴のある観葉植物となります。

世界の温帯から熱帯に広く分布しており、200種を超える品種が存在する

原産地は、世界中の熱帯・亜熱帯・温帯と広い分布となっていて、200種を超える品種が分布しています。日本ではおよそ8種類ほど自生しています。その中でも、熱帯アメリカ原産のアジアンタム・ラディアヌムとその園芸品種が観葉植物として普及しています。

名前の由来はギリシャ語で「湿らない」を意味する「Adiantos」

どうして「アジアンタム」と名付けられたのか。語源はギリシャ語がルーツとされ、「Adiantos」と言われました。ギリシャ語の「a(無)」と「dianotos(濡れる)」の合成語となり、「濡れない」「湿らない」といった意味となります。アジアンタムの密集した葉っぱが水をはじく様子から名づけられたようです。 また、花言葉は「繊細」で、細かな薄い葉っぱが密について繊細な草姿に見えることから、と言われています。

猫がアジアンタムを食べる理由

では、アジアンタムをどうして猫ちゃんが食べる・食べようとするのでしょうか?その理由を探っていきましょう!

実は詳しい理由は不明とされている

どうして猫ちゃんがアジアンタムを食べるのか。その詳しい理由は実はよくわかっていません。気になって食べるのか、興味をもって食べるのか、理由は不明です。

猫がアジアンタムを食べる有力説

詳しい理由がわからないということですが、ではなぜ猫ちゃんがアジアンタムを食べるのか?その有力説を見ていきましょう。

①:毛玉を吐き出すため

猫は毛づくろいをします。そして、舐めた部分の毛は飲みこんで胃の中に溜まっていきます。そこで、草などを食べて胃の中を刺激し、毛玉を吐き出そうとします。これが、アジアンタムを食べる理由と言われています。

②:栄養を摂取し、便秘を解消するため

猫ちゃんが植物を食べるのは、栄養を取り便秘解消をするためともされています。特に長毛の猫ちゃんや毛づくろいをよくする子だと、毛玉として吐き出せず、そのまま小腸まで移動してしまうと便秘の原因になります。また、猫ちゃんは肉食のため、肉ばかりを食べていると便秘になったりします。そこで、植物を食べて、便秘を解消・予防するためと言われています。

③:ストレス解消の嗜好品

アジアンタムの見た目はふわふわで枝がよく鉢から飛び出しているので、それがゆらゆら揺れると、イタズラにパンチしたりして興味を持ちます。また、飼い主がかまってくれないため、ストレスをためてしまい、観葉植物を食べて気を紛らわしている可能性もあります。

猫が観葉植物に興味を示す理由

では、猫が観葉植物に興味を持つ理由はいったいなんなのでしょうか?そのことについて説明していきましょう。

猫は動くものに興味を示す

猫ちゃんは、鳥や虫など動くものに興味を持ちやすいです。特に子猫だと好奇心が旺盛で追いかけまわします。アジアンタムの葉っぱは鉢からよく飛び出したりするので、それが風などで揺れて、ゆらゆらと動くと気になっていたずらをしちゃうのです。

植物が飾られている鉢植えの形状が気になる

猫ちゃんは丸みのある容器や狭いかごなどに体を納めることによって安らぎを求める習性があります。植物が飾られている鉢植えの形状は基本丸みを持っていますので、植物に興味がある、というよりも、鉢植えに興味を持っている可能性があります。 もし、小さい鉢植えで植物を育てていて、イタズラで鉢植えが倒れてしまい、怪我をする恐れもありますので、猫ちゃんのお気に入りの寝床や場所を用意してあげると、猫ちゃんの注意をそちらに引くことができるので、観葉植物を守ることにも繋がりますよ。

花の匂いが気になる

猫は嗅覚がとても発達しており、習性として匂いで情報を入手します。そして、好奇心も旺盛ですから、一度気になったものは意地でも匂いを嗅ごうとします。そのため、花から匂ってくるのが気になるため、匂いを嗅ごうとします。アジアンタムは花も咲かないため、あまり関係ありませんが、猫ちゃんが花を食べて中毒になってしまったり、花によってはにおいを嗅いでしまうだけで命の危険にさらされる花も存在します。植物を育てる前に、猫ちゃんにとって害があるかないかを調べておき、それでも栽培したい場合は猫ちゃんの手の届かない場所や邪魔されないような対策方法をして、育てるようにしましょう。

基本的なアジアンタムの育て方

猫ちゃんが観葉植物に興味を持つ理由がわかっていただけたでしょうか。次に、アジアンタムの育て方について説明していきましょう。

【置き場所】:直射日光の当たらない日陰で暖かい場所、高温多湿な場所

アジアンタムは直射日光に弱い植物です。日差しが弱い季節だとしても直射日光にあてるのはよくありません。直射日光に当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、最悪の場合枯れてしまうのです。 置き場所には気を使ってあげたほうがよいので、室内で管理するのがオススメです。エアコンの風に当てるのもよくないので、それ以外の明るい場所に置きます。室内だと遮光カーテンなどを使って、明るい日陰か半日陰が良いです。

【水やり】:表面の土が半分ほど乾いたら水やりを行う

アジアンタムの葉っぱは保水力がないので、水切れを起こしやすいです。ですが、湿潤の環境が大好きなので、水やりに気を使うことが多いです。アジアンタムの生育期は春~秋となっていますが、気温が15℃以上になるとさらに活発に生育していきます。 生育期の時期は、土が乾ききる前に、土の表面が湿っており半分ほど乾いていたら、あふれ出るくらいたっぷりと水やりをしてあげます。特に夏は乾燥しやすくなるので、土が乾きすぎてる場合は、最低1日2回の水やりをしましょう。蒸れてしまうのを防ぐため、昼間の水やりは避けましょう。

【適した用土】:水はけの良い観葉植物向けの培養土

アジアンタムは水はけの良い用土を好みます。多湿を好むといっても水はけが悪いのはオススメではありません。市販で売られているもので観葉植物向けの培養土がありますので、こちらを使用するのが良いでしょう。 草花向けの培養土もありますが、水はけがあまりよくありませんので、もし使用するのなら、川砂を2割ほど混ぜ込んでおきましょう。川砂には水はけを良くする効果がありますので、これで使いやすくなりますよ! もし自分で配合した培養土を使用したいのなら「赤玉土の小粒タイプ5:腐葉土3:川砂2」で混ぜるのがオススメです。

【肥料】:春~秋の成長期に緩効性化成肥料を2ヶ月に1回程度与える

アジアンタムに肥料を与えるのは、春~秋の成長期が良いでしょう。この時期に、ゆっくりと効いてくる緩効性化成肥料を2か月に1回ほど与えましょう。その後は、1週間~10日に1回液体肥料を与えていきましょう。

【植え替え】:鉢うえで育てる場合、植え替え頻度は1~2年に1度、春~秋(4~10月)の成長期に植え替えを行う

アジアンタムは環境が良ければ成長がとても速いです。葉っぱが茂るだけでなく、根っこも育つので、植え替えを行わないと根腐れを起こす可能性がでてきます。そのため、アジアンタムの植え替えは1~2年に1回はしてあげるとよいでしょう。 植え替えをする場合、成長期である春~秋(4月~10月)が適した時期ですので、この時に行うと植え替えによるダメージを抑えることができます。休眠期となる冬に行うと、ダメージから回復できず、枯れてしまうこともあるので注意しましょう。 植え替えに準備するもの
  • 一回り大きめの鉢
  • 鉢底石
  • 用土
  • 割りばしなどの棒
  • スコップ
植え替えの手順
  1. アジアンタムを鉢から出してあげる
  2. 優しく根っこをほぐし、古い土を落とす
  3. 新しい植木鉢に鉢底石を入れ、その上に用土を少し入れる
  4. アジアンタムを入れて、根っこの周りに土を入れていく
  5. たっぷり水やり!
  6. 水やりをすると土が少し下がるため、もう一回土を足す
この時に同時に株分けをしてもよいでしょう。

アジアンタム以外で猫が食べても安全な観葉植物

猫ちゃんがアジアンタムを食べてしまっても安全な植物であることは確かですが、それじゃあアジアンタム以外で猫が間違って食べても安全な観葉植物は他にあるのでしょうか?紹介していきましょう。

①:えん麦などの猫草

よく名前を聞く猫草は植物として存在しておらず、えん麦というイネ科の種類を使用していることが多いです。猫草は食べても害はなく、先の細いチクチクとした草を猫は好んで食べますので、これで毛玉などを吐き出します。 他の観葉植物に手を出して食べられるのを防ぐために、猫草を置いておくのもよいでしょう。ホームセンターなどで購入することができますよ。

②:パキラ

インテリアとしてよく置かれるパキラも食べても安全な観葉植物です。おしゃれで初心者でも育てやすいパキラですが、実はタネに毒が含まれています。ですが、売られているパキラは挿し木などで栽培されているので、滅多なことでは花やタネができることはないです。 茎や葉っぱには毒性はありませんので、間違えて食べても大丈夫です。幹が太いので、猫ちゃんが爪とぎに利用することもあります。

③:エバーフレッシュ

細かい葉っぱが特徴的なエバーフレッシュも無害な植物なので安全です。ただ、アジアンタムのように細かい葉っぱですから、猫ちゃんがいたずらしてしまうかもしれませんので、そこは注意しましょう。

④:アレカヤシ

アレカヤシなどのヤシ科は細かい枝や葉っぱが特徴的な品種です。葉っぱの先端がとがっているのが特徴ですが、じゃれていて怪我をする可能性もありますので注意が必要です。いらない茎を一本だけ抜いて猫じゃらしのように使うこともできますよ! ヤシ科の植物は高い空気清浄効果をもっているので、「エコプラント」とも呼ばれます。

猫にとって危険な観葉植物

次に、猫が間違えて食べると危険な観葉植物について紹介していきましょう。これらの植物を育てる場合は十分な注意と管理をしっかりしましょう!

①:モンステラ

モンステラは大きい緑の葉っぱが特徴的な植物です。猫にとって少し大きいのであまり口にすることはないですし、触れただけでは症状がでることはありません。ですが、モンステラの葉っぱや茎にはシュウ酸カルシウムが含まれており、間違って口にしてしまうと、「口内の炎症」を引き起こしたり、「嘔吐」してしまいます。場合によっては腎不全を起こし、命を落とす可能性も!サトイモ科の植物を育てる場合は十分注意しましょう。

②:ポトス

ポトスもサトイモ科の植物です。栽培がしやすいので初心者の方でも育てやすいので人気があります。ポトスもシュウ酸カルシウムが葉っぱに含まれているので、口に含むと「炎症」「嘔吐」「よだれがだらだら」などの症状がでます。こちらも場合によっては呼吸困難をひきおこしたり、急性腎不全を引き起こし、命の危険も! 口にしてしまったら、様子をしっかり見てあげながら必ず獣医師に相談してください!

③:ドラセナ

ドラセナは人気のある観葉植物ですが、猫にとってとても有害な植物です。ドラセナの葉っぱはとても強い毒草となっており、口にすると「嘔吐」「下痢」「手足が腫れる」「麻痺」などの症状を引き起こし、場合によっては命を落としてしまうことも! インテリアとして優秀でも、愛猫を守るためには毒草をかじらないように十分注意することを心がけましょう。

④:アンスリウム

真っ赤な花を咲かせる特徴のあるアンスリウムも、猫にとっては有害となる植物です。こちらもサトイモ科の植物ですので、葉っぱに「シュウ酸カルシウム」が含まれています。「口内の炎症」「嘔吐」、ひどくなると「痙攣」を引き起こしますから、しっかりと管理しておくのが良いでしょう。

⑤:ユリ

ユリは大きな花をつけて甘い香りのある植物ですが、猫にとって猛毒な植物となります。ユリを食べてしまうと、「急性腎不全」が引き起こされてしまい、場合によっては命を落とします。ユリのどの部分を食べても少量接種してしまうだけでとても危険です。猫が暮らしている空間には絶対にユリなどのユリ科植物を置かないようにしましょう!

⑥:ヒガンバナ

ヒガンバナも猫が食べてしまうのは危険です。特にヒガンバナの球根に毒性の強い「リンコン」という成分が含まれています。少量接種してしまうだけでも「下痢」「嘔吐」「よだれがだらだら」などの症状が出で、たくさん接種してしまうと最悪の場合、命を落とします。 玉ねぎやアマリリス、クンシランなどにも「リンコン」が含まれていますので、口にしないよう注意しましょう!

猫と観葉植物が共存できる安心安全な対策

でも、観葉植物を飾って猫と一緒に生活したい!という方もいらっしゃるでしょう。観葉植物にしっかりと対策をしておけば、一緒に生活することも可能です!ここからはその対策方法について解説していきましょう。

①:観葉植物にカバーをつける

観葉植物の土を掘り返したり、鉢を倒したりするのを防ぐために、プランターカバーをつけましょう。ホームセンターやネットでも購入することが可能で、こちらをつけておけば興味を引きにくくなるでしょう。インテリアに合わせておしゃれなものを取り付けてもよいですね!

②:猫が届かない天井や高い場所に置く

天井や高い場所においておけば、猫が届きにくくなります。ですが、このとき窓辺や棚などがある場所に置いてしまうと、そこから猫が飛び乗っていこうとするので、配置には十分注意しておくと大丈夫でしょう。

③:風が当たらない場所に置く

葉っぱなどにエアコンの風や部屋の外から風が当たってしまって、ふよふよと葉っぱが揺れてしまうと、猫はじゃれてしまいます。日光などに当てたいと思い、窓際に置いておこうと思ったときは、窓が開いていないか注意しておきましょう。

④:猫が入らない部屋や温室を作り、そこに置く

どうしてもつるすことができないときや風が当たる場合は、猫が入れない部屋を作るか、温室を作ってそこで管理しましょう。必要なのは、ガラスやアクリル板で、それでミニ温室を作り、その中に観葉植物をいれておくのがオススメです。

⑤:観葉植物に木酢水を吹きかける

どれだけイタズラ対策をしても、それでも猫が植物に興味を持ってしまう場合は、木酢水を吹きかけておきましょう。猫は柑橘系や酢などの酸っぱい匂いが苦手です。植物に木酢水を振りかけておくと匂いでよらなくなる可能性があります。 木酢水自体は、害虫予防や植物の病気を防ぐのに使われるもので、猫ちゃんに害はありません。ただし、商品によっては化学成分が配合されていたりするので、説明はしっかりと読むことをオススメします。

【まとめ】アジアンタムは猫とって平気なの?食べちゃう理由もあわせて解説!

アジアンタムは、愛猫が食べても特に害はなく、安心安全な植物といえるでしょう。ですが、ペット・家族として猫を守ろうとするのであれば、育てる観葉植物はどうしても限られてしまいます。 無害な植物を選ぶのはもちろんですが、それでもきれいな観葉植物を飾りたいという気持ちもあるでしょう。飼い主として日ごろから猫ちゃんを観察し、どんなものに興味を持つのか考えておくとイタズラ対策もしやすいでしょう。 猫ちゃんを守りつつ、観葉植物と一緒に生活をするよう、置き場所や対策をしっかりと考えてから飾るようにしましょう。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。