ドラセナ・コンシンネの剪定方法を解説!適した時期から切る場所まで

ドラセナ・コンシンネの剪定方法を解説!適した時期から切る場所まで
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目次

ツンツンと伸びた細い葉とスッキリとしたシルエットがお部屋にもオフィスにもぴったりなドラセナ・コンシンネ。「幸福の木」という別名もあるドラセナ・コンシンネには、「幸福」や「真実さ」という素敵な花言葉がつけられています。そんな初心者でも育てやすく丈夫なドラセナ・コンシンネですが、剪定が必要な植物なのでしょうか。ドラセナ・コンシンネは、適切な時期に正しい剪定方法で作業を行わないと枯れてしまう危険性もある植物なのです。 そこでこの記事では、
  • ドラセナ・コンシンネはいつ剪定が必要なのか
  • ドラセナ・コンシンネを剪定するメリットとは
  • ドラセナ・コンシンネの剪定時期
  • ドラセナ・コンシンネの剪定に必要な道具をご紹介
  • ドラセナ・コンシンネの剪定方法を解説
  • ドラセナ・コンシンネを水差しで挿し木にする方法
  • ドラセナ・コンシンネの幹を太くする育て方
  • ドラセナの人気の品種をご紹介
  • ドラセナ・コンシンネに関連するトラブルQ&A
以上のポイントを中心にご紹介していきます。 ドラセナ・コンシンネの剪定は初心者でも難しくありませんので、元気に大きく育てるためにぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。この記事を読むことで、ドラセナ・コンシンネの剪定方法のひと通りを知ることができます。記事の最後ではドラセナの人気品種やトラブルに関する質問にも回答していますので、ぜひ読んでみてください。

ドラセナ・コンシンネはいつ剪定が必要?

まずは、ドラセナ・コンシンネがいつ剪定を必要とするのかについてご紹介します。ドラセナ・コンシンネには剪定に適したタイミングがありますので、育てている苗をよく観察して見極めると良いですね。

茂って葉が長い状態になったら剪定する

ドラセナ・コンシンネは葉がたくさん伸びてわさわさとした見た目になるのが魅力のひとつでもありますが、葉が長くなって茂りすぎてきてしまったら剪定する必要があります。葉が長くぼさぼさになったままだと、風通しが悪くなり蒸れてさらに葉が傷みやすくなってしまいます。また、風通しが悪いことによって病害虫も発生してしまう可能性が増えますので注意しましょう。

枝葉が痛んだりしたら剪定する

ドラセナ・コンシンネは冬の寒さや寒風によって葉が傷みやすくなってしまいます。伸びた葉や外側の葉が茶色く変色したり傷ができたりしたら、剪定のタイミングだと考えて剪定するようにしましょう。特に外側の葉が伸びて垂れてきてしまうことが多いので、根元からカットしてすっきりとさせてあげるように心がけます。

ドラセナ・コンシンネの剪定するメリット

次に、ドラセナ・コンシンネを剪定するメリットについてご紹介します。剪定をしなくても植物を育てることはできますが、より良い生育のためには剪定が必要になってくるのです。

枝分かれを作ることが出来る

ドラセナ・コンシンネを剪定することによって、枝分かれを作ることができるメリットが挙げられます。葉の付け根からカットすることで、切り戻し効果によって枝分かれをした葉がたくさん出てくることが期待できますので、傷んだ葉は積極的にカットしましょう。また、5~6月に幹をカットすることによって幹の枝分かれを作ることもできますのでチャレンジしてみるのもおすすめです。

枝に栄養を集中でき、ひょろひょろ育つのを防げる

ドラセナ・コンシンネの育て方のお悩みのひとつとして、ひょろひょろと徒長してしまうトラブルが挙げられます。適切に葉を剪定することによって、枝に栄養を集中することができるので徒長を防ぐことが出来るのです。葉に余分な栄養を与えないことで、幹や枝を充実させて長くドラセナ・コンシンネを楽しめるようにしてあげましょう。

風通しを良くし、病害虫のリスクを抑える

枝葉を剪定することによって、風通しが良くなりますので病気が発生するリスクを減らすことができます。また、蒸れて害虫が発生することもありますので剪定によって風通しを良くしておきましょう。風通しが良くなることによって、ドラセナ・コンシンネの病害虫などの異常にも早く気づくことのできるメリットがあるのです。

ドラセナ・コンシンネの剪定時期

次に、ドラセナ・コンシンネの剪定の時期についてご紹介します。適切な時期に剪定を行わないとその後の生育がスムーズにいかなくなり、枯れてしまうこともありますので注意しましょう。

成長期である5~10月(春~秋)が適している

ドラセナ・コンシンネの剪定に適した時期は成長期の5月~10月です。ただし暑さが高まる真夏の時期は成長が旺盛な季節でもありますが、温度の高さによって植物にストレスがかかっていますので避けるほうが良いでしょう。また、冬はドラセナ・コンシンネの休眠期に当たりますので剪定は行わないように心がけます。

特に5月末~梅雨入りまでの期間はドラセナの成長速度が速い

春から秋にかけての剪定に適した時期の中でも、特に5月末~梅雨入りまでがおすすめしたいタイミングです。この期間はドラセナの成長速度が速いので、剪定を行った後の回復も早いことが期待できます。初めて剪定を行う方や、若いドラセナを剪定する場合はできるだけ5月末~梅雨入りまでのタイミングを選ぶようにしましょう。適切な時期の剪定によって、枝や葉が切り戻しされるので生長が促される効果も期待できますよ。

秋以降は新芽が出るのに時間がかかるので避ける

先ほど、冬場がドラセナ・コンシンネの休眠期とご紹介しました通り、秋以降の温度が下がる時期は新芽が出るのに時間がかかってしまいます。せっかく剪定しても、植物にとってのメリットとならなくなってしまうので剪定は行わずに来シーズンを待つ方が良いでしょう。

ドラセナ・コンシンネの剪定に必要なもの

ドラセナ・コンシンネの剪定のメリットや適切な時期がわかったところで、次に剪定に必要なものについてご紹介します。ドラセナ・コンシンネの剪定に必要なものは、それほど多くはありませんので、安心してくださいね。

清潔な剪定ばさみor園芸ばさみ

清潔な剪定ばさみか園芸ばさみは、剪定を行う上で必須な道具です。家庭用のハサミではきれいにカットできずに傷が残ることもありますので、切れ味の良い剪定ばさみか園芸ばさみを用いましょう。ハサミを使いまわしていると病気が回ってしまうこともありますので、新品か除菌したものを使います。

癒合剤

癒合剤はホームセンターや園芸店で販売しているものを用意します。特に深い幹や枝をカットする場合は癒合剤を使った方が、病気や傷にならなくてすみますのでおすすめです。

ドラセナ・コンシンネの剪定方法

では、実際にどのようにしてドラセナ・コンシンネの剪定を行っていくのか解説します。作業のひとつひとつは、初心者でも簡単に行うことができますので初めての方もぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

剪定したい葉や枝を選ぶ

まずは、ドラセナ・コンシンネの全体を見てどのような形に成長しているのかを確認しましょう。全体を見回すと、傷んでいる葉や成長が思わしくない葉にも気づきやすくなるはずです。

枯れた葉

ドラセナ・コンシンネの葉が枯れてくると、しおれたり茶色に変色したりしてしまいます。まずは、そんな枯れた葉を中心に剪定していきましょう。枯れた葉は多くの場合は、復活することがないので残しておいても見栄えが悪くなってしまいます。

痛んだ枝葉

枯れた葉と同じように、傷んだ枝葉も選んでカットしましょう。傷がついていたり、元気でも破れたりしている葉や折れかかっている枝などは積極的に剪定していくのがポイントです。

徒長している葉

徒長している葉は、シルエットが崩れるように一本だけ伸びてしまっていたりひょろひょろになったりしているのが特徴です。日当たりの悪さなどによって、ドラセナ・コンシンネは徒長してしまうことがありますので管理する環境も気を付けてあげるとよいですね。

ドラセナ・コンシンネをどこで切るか

剪定を行う上で、気になるのがどの場所でドラセナ・コンシンネをカットするのかというところです。葉の途中で切ってもよいのか、もしくは根元からカットしてしまうのかなど初めてドラセナ・コンシンネの剪定を行う方は特に気になるポイントなのではないでしょうか。

余分な葉の根元

まず、傷んでいる葉や枯れている葉を剪定する場合には葉の根元からカットするようにしましょう。葉の途中からカットしてしまうと見栄えもよくないですし、そこから新しい葉が伸びることはありません。余分な葉の根元からカットすることによって、新芽の伸長を期待できるメリットもあります。

痛んだり徒長している葉の葉先

葉の途中からカットしても、新しい葉がでることはないと解説しましたが先端が傷んだり徒長したりしている場合には葉先をカットしても問題ありません。ドラセナ・コンシンネは温度変化や乾燥によって葉のふちが枯れてきてしまうこともありますので、葉のカーブに沿うようにハサミでカットするとインテリアグリーンとして見た目がよくなります。

枝を切る場合はの節の上部分を残す

ドラセナ・コンシンネの枝を切る場合は節の上部分を残すようにしましょう。枝の少し膨らんだ部分がドラセナ・コンシンネの節の部分にあたりますので、ここを残すようにしてカットするのがポイントです。節には生長がありますので、新しい枝や葉が伸びる可能性が高まります。

ドラセナ・コンシンネを剪定する手順

この項目では、ドラセナ・コンシンネを剪定する手順について詳しく解説していきましょう。作業は難しくありませんので、春から秋にかけての基本的なお手入れとして剪定を取り入れてみることをおすすめします。

①:親木と枝の根元は残し、枯れた枝を剪定する

親木は成長の源となる部分ですので、剪定では残すように心がけましょう。親木と枝の根元は残しながら、枯れた枝を剪定しましょう。白く枯れたようになっている枝やしなだれている枝は枯れ始めていますので剪定でカットします。

②:痛んだり枯れた葉、茂った葉を剪定する

次に、傷んだり枯れた葉を選んでカットしましょう。これらの葉をカットすることによってぐっと見栄えが良くなるはずです。また、風通しを良くするためにも茂って密集した葉は剪定しておきましょう。

③:剪定後のドラセナに、癒合剤を塗って風通しのよい日陰で管理する

太い枝をカットした場合には、病害虫の予防のために癒合剤を塗布することをおすすめします。剪定後のドラセナ・コンシンネはストレスがかかった状態ですので風通しが良く、明るい日陰で管理するようにしましょう。

④:剪定から1週間ほど経過したらたっぷりの水を与える

剪定から1週間ほど経過したらたっぷりと水を与えて植物の成長を促しましょう。数か月すれば、新しい枝や葉が伸びてドラセナ・コンシンネも生き生きと成長しているはずです。

剪定したら切り口に癒合剤を塗る

癒合剤は前述したように、病害虫の予防にもなりますし湿度や水やりによってその部分から腐ってしまうことも防いでくれます。市販の癒合剤は植物の種類によって使い分ける必要がなく、汎用性が高いのでぜひ購入しておきましょう。

剪定したドラセナ・コンシンネを水挿しで挿し木する方法

ひと通りの剪定の手順をご紹介したところで、剪定したドラセナ・コンシンネの枝や葉を使って水挿しで挿し木をする方法についてご紹介します。剪定でカットした枝葉から新しい苗を作り出すこともできますので、手軽に増やしたい方は試してみてはいかがでしょうか。

水挿しに必要な道具

まずは、ドラセナ・コンシンネの水挿しに必要な道具についてご紹介しましょう。

剪定したドラセナ・コンシンネ

剪定したドラセナ・コンシンネは、傷んでいない生き生きとした枝葉を選んで挿し木を行いましょう。

水挿しを行う容器

水差しを行う容器は、底のあるものを使います。透明の容器であれば、発根が確認しやすいので特におすすめです。

水挿しで挿し木する手順

では、実際にどのように水挿しで挿し木を行っていくのか解説します。水差しでの挿し木は必要な道具も少なく簡単に始められるので、初心者にもおすすめです。

①:剪定した枝の葉を切り落とし、水の入った容器に入れる

剪定した枝から葉を1~2枚残して切り落としましょう。葉が多くついているとその部分から水分が蒸発してしまうので、ほとんど落としてしまって問題ありません。また、枝の切り口を斜めにカットし直すと発根の面積が広がり成功率が高まります。

②:直射日光が当たらない場所で育てる

水の入った容器にカットした枝を入れたら、直射日光が当たらない場所で管理しましょう。水を定期的に交換して清潔な状態を保ってあげるのが、発根を促すポイントです。

③:1か月ほどで枝から発根が始まる

1か月ほどで、枝の下側から発根が始まります。根が出たら傷つけないように、丁寧に取り扱いましょう。

④:発根後、1か月ほどで新芽が出てくる

ドラセナ・コンシンネの枝から発根が確認できた後、さらに1か月ほどで新芽が出てくるはずです。

⑤:新芽が出たら土に植える

新芽が出てきたら土に植えて鉢上げしましょう。ドラセナ・コンシンネの挿し木を土に植えるときには、水はけの良い挿し木専用土や観葉植物の土を選びましょう。

水挿しを行う上で注意するポイント

ドラセナ・コンシンネの水挿しを行う上で、注意するポイントについて解説します。こちらのポイントを念頭に置いて作業をすれば成功率がアップしますよ。
  • 発根面積を増やすために切り口を斜めにカットする
  • 葉からの蒸散を防ぐために、葉の数を少なくするとともに大きな葉は半分にカットする
  • 数日に一度は水を交換して清潔な状態を保つ
  • 可能であれば水に発根促進剤を入れる
  • 根と新芽が出たら土に植え替えて、霧吹きなどで水やりを行う

ドラセナ・コンシンネの幹を太くする育て方

ドラセナ・コンシンネの魅力は、しっかりとした幹からたくさんの枝が分かれていく姿なのではないでしょうか。しかし、普通に育てていてもなかなか幹は太くならないものです。節を残して剪定することで、幹から枝分かれして根元の幹がだんだんと太っていきますがそれ以外にも、ドラセナの好む環境で育てる必要があります。そこで、この項目ではドラセナ・コンシンネの幹を太くする育て方についてご紹介しましょう。

置き場所:直射日光を避けられる日当たりの良い場所

太陽の光を好むドラセナ・コンシンネですが、直射日光が葉にあたってしまうと葉焼けして傷んでしまう可能性もあります。ドラセナ・コンシンネが好む栽培環境として、直射日光を避けられる日当たりの良い場所が特におすすめです。室内のカーテン越しの光が当たるような場所が良いですね。

温度:最低10℃以上を保てる場所

暖かい地方が原産のドラセナは、耐寒性があまり高くない特徴があります。そのため、管理する温度は最低でも10℃以上を保てるような場所を選びましょう。冬場は忘れることなく室内に取り込んで、夜間も温度が低くならないように気を付けてあげる必要があります。

土:排水性の良い土

ドラセナの好む用土として、排水性の高いものが挙げられます。市販の観葉植物の土や草花の培養土でしたら排水性と保水性が高まるように配合されていますので、どの用土を購入すべきか迷う時はこちらを選びましょう。

肥料:春~秋の成長期に2カ月に1回化成肥料を与える

適切なタイミングで肥料を与えることによって、たくさんの葉が茂り幹がしっかりと太くなる育て方ができます。春から秋にかけてのドラセナ・コンシンネの成長期には2カ月に1回のタイミングで緩効性の化成肥料を与えるようにしましょう。緩効性の肥料はゆっくりと効果が表れますので、肥料をこまめに替える必要のないメリットがあります。

水やり:土が乾燥したら水やりをし、冬は乾燥した1週間後に水やりをする

ドラセナ・コンシンネの水やりは鉢の表面の土がしっかりと乾いてから水を与えましょう。土が完全に乾いていないタイミングで水やりをしてしまうと、湿度が高くなり根腐れを引き起こしてしまうデメリットもあるのです。ドラセナはある程度の乾燥に耐えることのできる観葉植物ですので、冬場は土が乾燥してから1週間ほど間隔を空けて水やりを行うようにしましょう。

人気が高いドラセナの種類を紹介

ポピュラーな観葉植物であるドラセナには、コンシンネの他にもおすすめしたいいくつもの品種があります。そこでこの項目では、特に人気の高いドラセナの種類をご紹介します。

ドラセナ・フラグランス・マッサンゲアナ

ドラセナ・フラグランス・マッサンゲアナはホームセンターや園芸店などで「幸福の木」という名前で販売されることの多いメジャーなドラセナの品種です。しっかりと幅が広い葉には薄い色の斑が入り、存在感があるのでオフィスやリビングなどに大きめのサイズのドラセナ・フラグランス・マッサンゲアナを飾っても良いですね。

ドラセナ・コンシンネ・レインボー

ドラセナ・コンシンネ・レインボーはコンシンネと同じような葉の形を持ちながらも、鮮やかなが際立つ珍しい品種です。レインボーと名前につく通り、赤みがかった葉はクリーム色や緑などのいくつものラインが入りスタイリッシュな印象を与えてくれます。細長い葉にグラデーションの入る葉の魅力は多くの方に愛されています。

ドラセナ・デレメンシス

光沢のある大きめの葉が魅力的なドラセナ・デレメンシスは、エキゾチックな雰囲気を感じられるドラセナの品種です。葉がしっかりと密に茂る特徴があるので、風通しを良くするためにもしっかりと剪定をしてあげましょう。多くの葉にまんべんなく光が当たることによって、新しい葉が伸びてより美しいシルエットを作り出してくれるはずです。

ドラセナ・サンデリアーナ

目立つクリーム色の葉のラインが魅力的なドラセナ・サンデリアーナは、茎を柔軟にアレンジすることのできる人気の品種です。細い幹を編み込むようにアレンジして販売されている姿を見ることも多いドラセナ・サンデリアーナは「ラッキーバンブー」という別名で販売されていることも多い縁起の良い品種といえるでしょう。

ドラセナ・ジェレ

インテリアグリーンとして圧倒的な存在感を感じさせてくれるドラセナ・ジェレは、深い緑色の幅広い葉に明るい色のラインが入った品種です。他のドラセナの品種よりも耐寒性が高いので、冬場でも5℃くらいまで耐えることができます。太陽の光を好むので特に冬場にはたっぷりの光に当ててあげましょう。

ドラセナ・コンシンネのトラブルQ&A

最後に、ドラセナ・コンシンネのよくあるトラブルについてご紹介します。ドラセナ・コンシンネを育てていく上で以下のようなトラブルが良く起こるので、覚えておきましょう。

Q,ドラセナ・コンシンネの葉が垂れる原因はなんですか?

A,環境変化や脱水症状の可能性があります。 ドラセナ・コンシンネは土の表面が乾いてから水やりを行うのが基本ですが、環境を変えることによって葉に十分に水分が行きわたらずに垂れてしまう原因となることがあります。明るい日陰で管理するとともに、水やりや葉水を与えて様子を見ましょう。また、太陽の光が不足していても葉が垂れることがあるので注意しましょう。

Q,ドラセナ・コンシンネの茎がふにゃふにゃしている原因はなんですか?

A,根腐れや寒さの可能性があります。 ドラセナ・コンシンネは冬場に休眠状態になる観葉植物ですが、この時期に水やりを頻繁に行ってしまうと根腐れを引き起こしてしまう可能性があります。根腐れが進行している場合には、葉の色が悪くなったり茎がふにゃふにゃしたり影響が出てくるのです。根腐れになってしまったドラセナ・コンシンネは早めに植え替えをして、傷んだ根や茎をカットしてあげることで復活する可能性もあります。 また、栽培環境が寒すぎると茎がふかふかになって枯れてきてしまう原因となりますので、温度管理には気を付けてあげましょう。

Q,枯れたドラセナ・コンシンネは復活しますか?

A,復活する可能性は低いです。 完全に枯れてしまったドラセナ・コンシンネは復活するのが難しいと思います。ただし、健康な部分が残っていれば、枯れた部分を取り除くことによって復活する可能性もゼロではないので、試してみてはいかがでしょうか。

【まとめ】ドラセナ・コンシンネの剪定方法を解説!適した時期から切る場所まで

いかがでしたか。 ドラセナ・コンシンネの剪定方法をご紹介させていただきました。ドラセナ・コンシンネは基本的には丈夫な観葉植物ですので、適切な時期の剪定によってさらに元気に成長してくれるはずです。剪定を行う時期を間違えなければ、枯れてしまうことはほとんどないのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 この記事のポイントは以下の通りです。
  • ドラセナ・コンシンネは風通しを良くするため、枝分かれを作るために剪定が必要
  • ドラセナ・コンシンネを剪定するメリットは健全な成長を促すとともに、風通しを良くして元気に成長させられること
  • ドラセナ・コンシンネの剪定時期は春から秋にかけての生育期(特に5月~梅雨までがおすすめ)
  • ドラセナ・コンシンネの剪定に必要な道具は清潔な園芸用のハサミと癒合剤
  • ドラセナ・コンシンネを水差しで挿し木にすることで新しく苗を作ることができる
  • ドラセナ・コンシンネの幹を太くするために、枝を剪定後は直射日光を避けた明るい場所で土が乾いてから水やりを行うなどの工夫が必要
  • ドラセナ・コンシンネによくあるトラブルとして、根腐れや寒さ、脱水症状などが挙げられる
インテリアグリーンとして人気のドラセナ・コンシンネはリビングや玄関だけでなく、オフィスにも適した観葉植物です。剪定によって、幹や枝をしっかりと成長させることで長く楽しむことができますので、ぜひ定期的なお手入れとして剪定を取り入れてみてはいかがでしょうか。花言葉の通り、ドラセナ・コンシンネが「幸福」を運んできてくれるかもしれませんよ。 最後まで記事を読んでいただいてありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENでは他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。