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チューリップの球根の掘り上げ方を紹介!時期や球根が小さい理由まで

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春の花壇をカラフルに彩るチューリップの花。開花して花が咲き終わったらすぐに来年の開花が待ち遠しくなりますよね。しかし、チューリップの花を翌年も咲かせるためには適切なタイミングで球根の掘り上げを行う必要があります。

この記事では、

  • チューリップの球根を掘り上げて保存する
  • チューリップの掘り上げを行う時期
  • 球根を掘り上げる方法
  • 掘り上げた球根の保存方法
  • 掘り上げた球根が小さいのはなぜ?
  • チューリップの掘り上げが必要ない地域もある

について詳しく解説します。

この記事を参考にチューリップの球根の掘り上げ方法や掘り上げに適したタイミングについて知っていただき、来年の春もチューリップの花を咲かせてみてください。チューリップの球根の掘り上げ方法だけではなく、掘り上げた球根の保存方法や掘り上げた球根が小さい理由なども解説しますのでぜひ最後まで読んでみてください。

チューリップの花が終わったら球根を堀り上げて保存しよう

チューリップの花を来年の春も楽しむためには、球根を掘り上げて適切な環境で保存することが必要になります。日本では球根を植えっぱなしにせず、掘り上げて保存しなければならないのはなぜなのでしょうか。

チューリップの花が終わったら、来年の開花を楽しむために掘り上げよう

春の訪れを告げるチューリップは3月から4月にかけて花を咲かせます。そして、チューリップの花が咲き終わったら翌年の春に向けてやるべきことがあります。来年もチューリップの美しい花を咲かせるためには、そのまま植えっぱなしにせず球根を掘り上げて適切な環境で保存する必要があります。

チューリップは涼しい地帯の原産の花

チューリップは涼しい地帯を原産とする植物です。涼しい環境を好む植物ですから、高温多湿な環境になる日本の夏は苦手です。春のお庭を彩る花として親しまれているチューリップは、昔からガーデニングで人気のある花です。ガーデニングの他にも鉢植えにして栽培することもできます。園芸品種によって花色が豊富ですから、ガーデニングでも鉢植えでもいろいろな色の花を揃えて栽培するとカラフルで華やかになります。一重咲きのほか八重咲きの園芸品種も多く流通しています。

球根を植えっぱなしにすると土の中で弱る可能性が高い

日本の夏は高温多湿な環境になります。涼しい環境を好むチューリップの球根を植えっぱなしにすると、土の中で弱ってしまう可能性が高いです。弱った球根は翌年に花を咲かせることができません。チューリップの花を翌年も楽しむためには、球根を元気な状態で肥大化させてから掘り上げることがポイントになります。

チューリップの球根の掘り上げ方法や適切なタイミングを解説

花が終わった後もチューリップの球根を植えっぱなしにすると土の中で弱る可能性が高いですから、適切なタイミングで球根を掘り上げる必要があります。球根の掘り上げは早すぎても遅すぎても翌年花が咲かない可能性が高まりますから、いつごろ掘り上げを行ったらよいかタイミングが大切です。この記事では、チューリップの球根の掘り上げ方法や適切なタイミングについて丁寧に解説します。いつごろ掘り上げを行ったらよいか知りたい方もこの記事を読めば、球根の掘り上げ方法と適切なタイミングを知ることができます。

チューリップ球根の彫り上げは何月・いつごろに行う?

ここでは、チューリップ球根の掘り上げに適した時期について解説します。翌年の春もきれいな花を咲かせるためには、掘り上げを行うタイミングが重要になります。来年もチューリップの花を咲かせるためには、球根の掘り上げは何月ごろに行ったらよいのでしょうか。

花が終わってから約1か月半後の5月下旬から6月いっぱいが掘り上げ時期

まずは球根の掘り上げを何月ごろに行ったらよいかを解説します。チューリップ球根の掘り上げに適した時期は5月下旬から6月いっぱいです。チューリップは3月から4月にかけて花を咲かせますが、花が終わってからすぐに掘り上げるのではありません。花が終わってから1か月半ほど経過してから掘り上げることがポイントです。なお、花が咲く頃から新しい球根が育ち始めていますが、花が終わっても球根は大きく育ち続けています。育つために水分や栄養を必要としますから、球根を肥大化させるためには花が終わってもしっかりと水を与えることが大切です。

チューリップの葉が黄色く枯れてきた時が掘り上げるタイミング!

チューリップの掘り上げに適したタイミングは、チューリップの葉が黄色く枯れてきた時です。チューリップの球根は花が終わってからもしばらくは成長して大きくなります。球根が十分に育ってから掘り上げないと次の年に花を咲かせることができませんから、チューリップの花が終わってからすぐに掘り上げないことがコツです。チューリップの葉が黄色く枯れてくるまで待ってから掘り上げを行いましょう。なお、花びらに栄養を取られることを避けるために、花が終わったらこまめに花がら摘みを行うと球根に栄養を行き渡らせることができます。その際、葉っぱは取り除かずに残しておきましょう。葉っぱを残すことによって、光合成を促すことができます。

チューリップの球根の掘り上げ方法

ここでは、チューリップの球根の掘り上げ方法について解説します。チューリップの球根の掘り上げはちょっとしたコツを押さえれば、初心者でも簡単に作業を行うことができます。球根を傷つけないよう作業中は丁寧に扱うこと、球根を湿ったままにしないことがポイントになります。

1.片手で茎をやさしくつかみながら球根を掘り上げる

まずは球根を土から掘り上げますが、この時にチューリップの球根を傷つけないことがコツです。球根を傷つけてしまうと芽が出ないことがあります。周囲の土を丁寧に掘ってから、片手で茎をやさしくつかみながら球根を取り出しましょう。

2.茎の根本部分をカット

球根を掘り上げたら、茎の根本部分をカットします。清潔でなるべく切れ味の鋭い刃物でカットするようにしましょう。不潔な刃物を使うと切り口から雑菌が侵入する恐れがあります。

この時、あまりにも小さい球根は花を咲か接可能性が低いため捨てる

球根を掘り上げると、小さな球根が見つかることがあります。残念ながら、小さすぎる球根は次の年に花を咲かせる可能性が低いです。あまりにも小さい球根は思い切って捨てましょう。掘り上げたチューリップの球根が小さい理由については、この記事の後半で解説しています。球根が小さくなる原因を知れば、小さくなる原因を避けてしっかりとチューリップの球根を肥大化させることができますから、ぜひ記事の後半も読んでみてくださいね。

球根についている、葉っぱ根っこ古い皮などは取り除く

球根についている葉っぱや根っこ、古い皮などはこの段階で取り除きます。葉っぱや根っこ、古い皮を取り除くときには、球根を傷つけないよう気をつけて作業しましょう。

3.球根についた土を落として洗う

球根の根本部分をカットしたら、次は球根についた土を落として水洗いします。球根を傷つけないよう丁寧に洗うようにしましょう。

水で洗ったら、よく乾燥させることが重要

球根を水で洗う場合には、球根を湿ったままにしてはいけません。球根を水で洗った後は、表面をよく乾燥させることが重要です。雨天の時など多湿な環境では十分に球根が乾燥しない可能性がありますから、晴天が続くときを見計らって水洗いするとよいでしょう。

湿り気がある場合は、カビに注意

球根に湿り気がある場合には、球根にカビが生えることがあります。風通しのよい場所に球根を保存したとしても、球根自体に湿り気がある場合にはカビたり腐ったりすることがあります。保管する前に十分に球根を乾燥させましょう。

掘り上げたチューリップの球根の保存方法

ここでは、掘り上げたチューリップの球根の保存方法について解説します。せっかく掘り上げたチューリップの球根も保存方法が悪いと球根をダメにしてしまうことがあります。来年の春もきれいなチューリップの花を楽しむためには、掘り上げた球根を十分に乾燥させた後はどのように保管したらよいのでしょうか。

保存する際は、通気性の良い袋に入れる

チューリップの球根を保存する際には、網ねっとなど通気性の良い袋に入れます。密閉するなど通気性が悪い状態で保存すると、カビが発生したり腐ったりする可能性があります。また、保存する前に球根自体を十分に乾燥させておくことも大切です。また、チューリップは品種により花色や咲き方にバリエーションがあります。品種や花色によって保存する袋を分けておくと、植え付けるときに花色のバランスを整えながら植え付けすることができます。

次の植え付けの時期まで加須通しの良い場所で日陰干しにする

球根を通気性の良い袋に入れたら、袋ごと風通しの良い場所に置いて日陰干しにします。日陰干しにした状態で保存して次の植え付けの時期を待ちましょう。球根を掘り上げたら次の植え付けまで、網ねっとに入れて日陰に吊るしておくのがおすすめです。直射日光や雨が当たる場所は避けましょう。

掘り上げたチューリップの球根が小さい理由

ここでは、掘り上げたチューリップの球根が小さい理由について解説します。球根が小さすぎると次の年に花を咲かせる可能性が低いため捨てざるを得なくなります。どうして球根が小さくなってしまうのでしょうか。また、チューリップの球根が小さくなるのを事前に防ぐことはできるのでしょうか。

1.分球により小さい球根がたくさんできるから

球根が小さい理由のひとつが分球です。チューリップは分球によって増えますが、分球により小さい球根がたくさんできます。したがって、小さい球根ができること自体は自然なことです。

分球とは、元の球根が消滅して新しい球根を複数できることで、球根が更新すること

分球とは、元の球根が消滅して新しい球根が複数できることです。チューリップは分球によって古くなった球根が更新します。チューリップは分球によって増えますから、分球自体は悪いことではなく自然なことです。

分球によって球根の数は増えるが、小さい球根になる

チューリップは分球によって増えます。分球によって球根の数は増えますが、ひとつひとつの球根は小さい球根になります。分球後の小さい球根は掘り上げるまでの間に肥大化しますが、中にはあまり大きく育たない球根もあります。

2.養分が足りないと、小さい球根ができるから

球根が小さいもうひとつの理由が、養分の不足です。養分が足りないと球根が大きく育たずに、小さい球根ができます。球根の掘り上げが早すぎると養分が不足して、小さい球根ができる原因になります。

花後の養分が足りなかったり、光合成が十分にできなかったりすることが原因

チューリップの花が咲いた後すぐに球根を掘り上げると、球根が大きく成長することができずに小さい球根になります。花後すぐに掘り上げなくても、栄養が足りなかったり光合成が十分にできないなどの理由で肥大化せず小さい球根ができることがあります。

肥料やりや日当たりの良い場所での保管が重要

小さい球根ができるのは花後の養分が足りなかったり、光合成が十分にできなかったりすることが原因です。したがって、球根を大きく育てるためにはチューリップの花が咲き終わった後に、必要な栄養を与えるとともに十分な光合成を促すよう管理することが重要です。そのためには、花が咲き終わってから葉っぱが枯れて球根を掘り上げるまでの間、肥料を与えながら日当たりの良い場所で管理しましょう。肥料は水やりに合わせて1週間に1回を目安に液体肥料を与えます。また、花が咲き終わったからといって水やりを止めないようにしましょう。花が咲き終わっても球根が大きくなるためには水分を必要としますから、掘り上げを行うまでは水やりを続けます。

チューリップの掘り上げは北海道では必要がない

ここでは、チューリップの掘り上げが必要ない地域について解説します。日本のほとんどの地域では球根の掘り上げが必要になりますが、掘り上げが必要ではない地域もあります。チューリップは涼しい地域を原産とする花ですから、日本でも涼しい地域では掘り上げは必要ありません。

北海道では、夏が冷涼で湿度も低く、球根を毎年掘り上げる必要がない

チューリップは涼しい環境を好むため、夏に高温多湿な環境となる日本の多くの地域では球根を植えっぱなしにすると土の中で弱ってしまい次の年に花を咲かせることができません。しかし、北海道は夏でも冷涼で湿度が低い地域です。北海道ではチューリップの好む涼しい環境を保つことができますから、球根を毎年掘り上げる必要はありません。

植えっぱなしにして来年まで保管しよう

夏でも高温多湿な環境になりにくい北海道では球根を毎年掘り上げる必要はありませんから、チューリップの球根を植えっぱなしにすることができます。球根を植えっぱなしにして次の年までそのまま保管しましょう。

【まとめ】チューリップの球根の掘り上げ方を紹介!時期や球根が小さい理由まで

ここまで、チューリップの球根の掘り上げ方法や掘り上げに適したタイミングから、掘り上げた球根の保存方法、掘り上げた球根が小さい理由など詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか。

この記事のポイントは、

  • 涼しい環境を好むチューリップの球根を植えっぱなしにすると高温多湿な夏の時期に土の中で弱ってしまう可能性が高いため、球根を掘り上げて保存する必要がある
  • チューリップの掘り上げを行うタイミングは葉っぱが黄色く枯れてきたとき。時期としては5月下旬から6月いっぱいで、花が終わってからすぐに掘り上げるのではなく1か月半ほど経過してから掘り上げることがコツ
  • 球根を掘り上げる方法は、①片手で茎をやさしくつかみながら球根を掘り上げる、②茎の根本部分をカット、③球根についた土を落として洗いよく乾燥させる
  • 掘り上げた球根の保存方法は、球根を通気性のよい袋に入れて風通しのよい場所で日陰干しにする
  • 掘り上げた球根が小さいのは、分球によって小さい球根がたくさんできるため。花後の養分や日当たりが不足すると小さな球根ができる
  • チューリップの掘り上げが必要ない地域もあり、夏でも冷涼で湿度の低い北海道では球根の掘り上げをせず植えっぱなしにすることができる

でした。涼しい環境を好むチューリップですが、夏に高温多湿となる日本でも球根を掘り上げることによって来年もカラフルな花を咲かせることができます。この記事で紹介した球根の掘り上げ方法や掘り上げに適したタイミングを参考にして、来年の春もチューリップの花を咲かせてみてください。春にはチューリップ畑の名所を訪れるのもよいですが、自宅の花壇で色とりどりのチューリップを咲かせてみるのもおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、是非ご覧ください。

執筆者Profile

長岡孝樹

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。