イソトマの育て方を紹介!水やりから花柄摘みなどの手入れまで解説

イソトマの育て方を紹介!水やりから花柄摘みなどの手入れまで解説
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皆さんはイソトマの育て方について知っていますか?そもそもイソトマってどんな植物かわからないという方も多いと思います。イソトマは別名を「ローレンティア」といい、小さな星型の青い花・ギザギザの葉が特徴的な植物です。本来は多年草ですが耐寒性がそれほどないため、日本では冬に枯れる一年草として扱われています。イソトマの茎を切ると白い液が出てきますが、実はこの液が皮膚につくとかぶれることがあります。様々な特徴を持つイソトマの育て方はとても難しそうと気が引けている方もおられるのではないでしょうか。 そこでこの記事では、
  • そもそもイソトマってどんな観葉植物?
  • イソトマの育て方のポイント
  • イソトマのお手入れ方法
などについてご紹介していきたいと思います。 この記事を読み進めながら、イソトマの育て方のベストな方法について理解を深めてくださいね。

そもそもイソトマってどんな観葉植物?

まずはイソトマはいったいどんな観葉植物なのかというところから解説していきたいと思います。なかなか聞きなれない名前の観葉植物ですが、どのような特徴を持っているのでしょう。

オーストラリアを原産とするキキョウ科イソトマ属の常緑宿根草

イソトマはオーストラリア原産のキキョウ科イソトマ属の常緑宿根草です。「イソトマ」という名前の由来は、ギリシャ語で「等しい切片」という意味を持ち、筒状の5枚の花の先端が同じような大きさで裂けることからつけられたとされています。また「ローレンティア」はイタリアの植物学者の名前に由来するといわれています。意外な特徴としては、イソトマはアルカロイド系の「イソトミン」という毒を持っており、この毒が目に入ると失明の恐れもあるため注意が必要です。

耐寒性が弱いため日本では一年草として扱れている

イソトマは半耐寒性の多年草ですが、日本では寒さで枯れてしまうことが多いため、春撒きの一年草として扱われています。ただし冬場に5℃以上の気温が保たれる地域では冬越しも可能です。室内で冬越しさせることも可能ですが、2年目の株はタネから育てた1年目の株のように形よく花が咲かないため、毎年タネから育てたほうが綺麗に花を咲かせることができます。

初夏~秋に星型の花を長く咲かせる

イソトマは初夏~秋にかけて星形の花を長く咲かせます。最近では国内でもタネが販売され、イソトマ育てやすくなりました。とても繊細な感じのする花ですが、咲きだすととても多くの花をつけてくれるため、とても華やかな印象を受けます。

薄い青紫や薄いピンク、白、紫、青、桃色など様々な色の花を楽しめる

イソトマの花は薄い青紫・薄いピンク・白・紫・青・桃色など、様々な色の花が咲くためカラー別をまとめて植える育て方をしても大変楽しめる観葉植物です。イソトマは花壇・コンテナの縁取り・ハンギングバスケットなどによく栽培されるなど、大変人気の高い観葉植物です。

イソトマの育て方のポイント①置き場所

次にイソトマの「置き場所」からみる育て方をご紹介していきたいと思います。わかりやすいく項目別にポイントをまとめるので、是非読み進めていってくださいね。

日当たりと風通しが良い場所を好む

イソトマは日当たり・風通しの良い場所での栽培を好む観葉植物です。特に風通しがよく、一日中日光がよく当たる場所もしくは午前中に日光がよく当たり、午後は日陰になる明るい場所で育てることが大切です。イソトマは、日当たりが悪いと花数が少なくなり、花色も悪くなり徒長してしまうため、必ず日当たりの良い場所での育て方を心がけてください。

真夏は直射日光と西日を避けられる場所に置く

イソトマの育て方として、真夏は直射日光と西日を避けられる場所に置くことが大切です。真夏の暑い時期にイソトマに直射日光を当てると、葉焼けを起こし弱らせてしまう恐れがあります。また真夏の西日も大変強いため、必ず直射日光及び西日を避けられる場所で管理するようにしてください。

鉢植えの場合は雨に当たらないよう梅雨時期は軒下に移動させる

イソトマを鉢植えで育ててる場合は、雨に当たらないように梅雨時期は軒下に移動させることが大切です。イソトマを園芸で育てる場合は蒸れに弱く、花に雨が当たると傷んでしまうため注意が必要です。また雨が鉢にたまってしまうと根腐れを起こす可能性も高くなるため、水がたまらない環境で育てられるようにしてください。

イソトマの育て方のポイント②水やり

次にイソトマの「水やり」から見る育て方のポイントをご紹介していきましょう。イソトマは湿気を嫌う観葉植物のため、水やりは大変重要なポイントです。

表面の土が乾燥したらたっぷりと水やりを行う

イソトマを育てている土の表面が乾燥したら、たっぷり水やりを行ってください。イソトマは用土の加湿が大変嫌いな品種のため、水のやりすぎに注意をするとともに、鉢受けにたまった水は必ず水やりの度に捨てるように心がけてください。

花が傷む原因となるため株元から水やりを行う

イソトマの花に水がかかると傷む原因になるため、水やりを行う際は必ず株元から水やりを行う育て方がおすすめです。株元に優しい水流の出るジョウロでゆっくり水を与えることで、花に水をつける可能性が減ります。また水流の強いジョウロで株元に水を注ぐと、水の勢いで株元から土がなくなってしまうことにもなりかねないため、必ず緩やかな水流の出るジョウロを使うようにしてください。

乾燥気味の環境を好むため冬は水やりの頻度を下げる

イソトマは乾燥気味の環境を好むため、冬は水やりの頻度を下げる育て方がベストです。イソトマを育てている土の表面が乾いてからさらに数日放置した後に水やりを行うことが大切です。冬に水をやりすぎると気づかないうちに根腐れを起こし、最悪の場合枯れてしまうことになりかねないため注意が必要です。

イソトマの育て方のポイント③土

イソトマの育て方の3つめのポイントは「です。イソトマは水はけのよい土を好むことはすでにお伝えしましたが、それ以外にどのような特徴を持つ土を使えばよいのでしょう。

水はけや通気性のよい土を好む

イソトマが丈夫に育つ土の特徴は、水はけ・通気性の良い土です。また肥沃な用土を好むため、自分で配合する場合には少し注意する必要があります。また水はけがよい土を好みますが、一方で全く保水性のない用土よりは程よく保水性のある土を好む性質を持っています。

市販されている草花用培養土が便利

イソトマの土は、市販されている草花用培養土が大変便利で、ホームセンターや園芸店で購入したらそのまま使えます。イソトマを育てるうえでベストな状況の土が、販売されている時点ですでに出来上がっているため、難しいことを考えなくてもそのまま鉢に土を入れるだけでイソトマを植え替えたり植えつけたりできます。

赤玉土小粒6:腐葉土3:軽石1の配合土でも良い

もしイソトマの土を自分で配合して作りたい場合は、「赤玉土小粒6:腐葉土3:軽石1」の配合で作るようにしてください。腐葉土は栄養分を補ってくれますし、軽石を入れることで水はけが良くなります。自分で土を配合する育て方を行う場合は、土に関する知識も持っておく必要があります。

イソトマの育て方のポイント④肥料

次にイソトマの「肥料」から見る育て方のポイントについて項目別にご紹介していきましょう。イソトマの苗を植え付ける際には欠かせない肥料ですが、どのようなポイントを押さえておけばよいのでしょう。

元肥:植え付けの際に緩効性化成肥料を土に混ぜる

イソトマの育て方で元肥は、植え付けの際に緩効性化成肥料を土に混ぜるようにしてください。緩効性化成肥料を土に初めに混ぜておくことで、肥料の基礎ができているためその後の追肥は元肥より少ない量で済みます。イソトマは肥料を与えないと花数が減ったり、葉の色が悪くなったりします。この症状が出てきたら肥料切れのサインですので、早急に肥料を与えるようにしてください。

追肥:4~10月の生育期間中は1ヶ月に1~2回液体肥料を与える

イソトマに与える追肥は、4~10月の生育期間中は1ヶ月に1~2回液体肥料を与えることが大切です。イソトマに与える追肥は、必ず液体肥料を薄めることが基本です。もしイソトマに肥料をたくさん与えてしまうと、株が徒長気味に伸びてしまうため、肥料を入れればよいというわけではありません。

肥料の与えすぎには注意する

イソトマに肥料を与えすぎると肥料焼けを起こしたり、徒長気味に間延びして育ってしまうため、肥料の与えすぎには十分注意する必要があります。もし間延びしてしまった場合には茎を短く切り戻し、脇から茎を出させるようにすることで、バランスの良い姿に戻せます。

イソトマの育て方のポイント⑤切り戻し剪定

ではイソトマの「切り戻し剪定」からみる育て方についてご紹介していきましょう。切り戻し剪定のポイントを知っておくことで、イソトマをより元気に長い間育てることができます。

切り戻し時期:花の最盛期が終わる梅雨終わり頃

イソトマの切り戻し剪定を行うベストな時期は、花の最盛期が終わる梅雨終わりの頃です。花の付け根の枝からザクザク切り落としてください。もし花や蕾がの残っていても気にせず行って大丈夫です。イソトマの葉だけが少し残るくらいまで切ってしまうことが、切り戻しを成功させる秘訣です。

草丈の高さの半分ほどを目安に切り戻しを行う

イソトマの切り戻しを行う際の目安は、草丈の高さの半分ほどのところまで、ザクザク切ってしまいましょう。イソトマの株が乱れている場合や枝が混みあって風通しが悪い場合は、必ず切り戻しを行うことで病気にかかる可能性を下げられます。

毒性があるので素手で剪定しないよう注意する

すでにご紹介したように、イソトマには毒性があるため必ず素手で剪定しないようにしてください。切り口の白い液に触れた手で目を触ると、失明する可能性もあるほどの強烈な痛みが襲います。手にイソトマの樹液がついたら、必ずしっかり念入りに洗い流すように心がけてください。

イソトマの育て方のポイント⑥増やし方

イソトマの「増やし方」からみる育て方のポイントは2つあります。いずれの方法も知っておくことで、イソトマが減ってきたときに慌てず対処できるため、読み進めて理解を深めてくださいね。

種まきで増やす方法

イソトマを種まきで増やす方法は、多年草として冬越しさせて育てていくより、毎年綺麗な花を咲かせてくれるためおすすめです。自分でイソトマのタネを採取しておき、次の春に種まきを行ってください。では、種まきを行うベストな時期はいつなのでしょう。

種まきの時期:3月下旬~4月

イソトマの種まきを行う時期は3月下旬~4月で、発芽適温は15~20℃です。種まきを行ってからおよそ2週間ほどで発芽します。イソトマのタネから本葉が3枚ほど出てきたころにビニールポットに植え替えし、大きくなってから植木鉢や花壇に植え付けを行うようにしてください。

種まきの手順

では具体的にイソトマの種まきを行う手順について、順を追って説明していきたいと思います。イソトマのタネは微細な光発芽種子のため、土は被せないもしくは薄く被せ底面給水で管理します。また秋にタネを撒く場合は冬に室内で15~20℃の温度を保って管理する必要があります。それでは、イソトマの種まきの方法についてみていきましょう。
  1. ポットもしくは底の浅い容器に、苗用の土を入れて準備する
  2. 土の上にイソトマのタネを置き、そのままにするか土をごく薄くかけ、日光に当たる場所で管理する
  3. 乾燥を嫌うため水やりを適度に行う
  4. 間引きを行いながら丈夫な苗だけを残し、本葉が2枚になったらポットに移植して日当たりの良い場所で育てる

種の採取方法

イソトマのタネは大変小さく、ゴマの1/5ほどしかありません。またイソトマのタネは花が終わってから採取しますが、その時透明な袋を用意してイソトマのタネが入っている房に被せ、袋の上からイソトマの茶色く熟している房を手で押すと中からタネが出てきます。この時、イソトマのタネは細く細かいため、必ず落とさないように細心の注意を払いながら行うようにしてください。

地植えの場合はこぼれ種から育てることも出来る

イソトマを地植えで育てている場合は、こぼれ種から育てることも出来ます。ただし一番初めにイソトマを植えるときに、イソトマが増えてもよい場所に必ず植えるようにしてください。このことを守るだけで、地植えの場合は特に何もしなくても、毎年イソトマの綺麗な花を楽しめます。

挿し芽で増やす方法

イソトマの挿し芽を行う場合は、挿し芽用の苗を用意し、その挿し芽をポットに一本ずつ植えて増やしていく方法で行います。イソトマの挿し芽を作るときに注意すべき点がいくつかあるので、順に詳しく説明していきたいと思います。ではイソトマの挿し芽を行うベストな時期からみていきましょう。

挿し芽時期:梅雨~梅雨明けの6月頃

イソトマの挿し芽は、梅雨~梅雨明けの6月頃に行うのがおすすめです。イソトマの切り戻しを行うときに一緒に挿し芽用の挿し穂を作ってしまうと要領よく行えます。では具体的に挿し芽を行う手順と挿し穂の作り方について順にみていきましょう。

挿し芽の手順

イソトマの挿し芽には、切り戻しでできた茎のうち太い茎を使って行います。特に茎がしっかりしていて、何本も出ているものを選ぶようにしてください。イソトマの挿し芽に使う苗選びを慎重に行うことで、挿し芽での成功率が格段にアップします。それでは、イソトマの挿し芽の手順をみていきましょう。
  1. 茎が太くしっかりしていて、何本も茎が出ている芽を選ぶ
  2. 下のほうについている花芽・葉を切り取り、上の部分は花芽だけ切り取る
  3. 茎の切り口は切れ味の良い剪定ばさみ・切れ味の良いカッターを使って、スパッと斜めに切る
  4. 底の浅い容器に水を入れ、HB-101(植物活力剤)を2~3滴たらす
  5. 上記の水にイソトマの芽を立てて並べ、1時間ほどつけて水揚げを行う
  6. 底面給水しやすいポリポットに市販の挿し芽用の土を入れる(ポリポット1つに挿し芽1本を入れるので挿し芽の数だけポリポットを用意する)
  7. 水を土にたっぷりしみ込ませ、十分給水させる
  8. イソトマの枝が半分ほど入るくらいの穴を土にあける
  9. イソトマの切り口に発根促進剤の「ルートン」をダマにならないように注意しながらつける
  10. ルートンが落ちないように注意しながら、先ほど土に穴をあけた部分に挿し入れる
  11. 指で土を押さえ、グラグラしないように安定させる
  12. 根が出てくるまでこのまま底面給水で管理し、2週間は水を切らさないようにする

イソトマのお手入れ

最後にイソトマのお手入れ方法についてご紹介していきましょう。イソトマの育て方として大切なお手入れ方法について、わかりやすく項目別にご紹介していくので最後まで読み進めてくださいね。

植え付け

イソトマの植え付けを行う際に注意すべきポイントは、イソトマを鉢から出したときに根鉢を崩さず新しい鉢に植え付けることです。イソトマは日当たりが悪いと開花する花数が減り、花色も悪くなってしまうため植え付けた後も必ず日当たりの良いところで管理するようにしてください。

植え付け時期:4~5月

イソトマを植え付けるのに適した時期は4~5月で、日当たりと風通しが良い場所を選んで植え付けることが大切なポイントです。ところがイソトマの品種の性質上、タネから育ててから2年目以降になると花付きが目に見えて悪くなっていくので、一年草と割り切ってタネから育てることをおすすめします。

地植えの場合は株間を20センチあけて植え付ける

イソトマを地植えする場合は、株間を20センチほどあけて植え付けるようにしてください。なぜ間隔をあけて植えないといけないかというと、イソトマは株が横に広がりながら育つため、隣同士が干渉しないようにするためです。またイソトマを地植えで植え付ける場合、苗の根を崩さないように植え付けるようにしてください。

植え替え

イソトマを冬越しさせたら必ず植え替えを行う必要があります。特に春に流通している苗を入手した場合、一回りほど大きな鉢に植え替えることが大切です。また冬越しさせたイソトマを植え替える場合は、根鉢を軽く崩してから植え替えるのがポイントです。

植え替え時期:4~5月

イソトマのベストな植え替え時期は4~5月で、最低気温が5℃を下回るような場合は、室内の日当たりの良い場所で管理する必要があります。一年草として育てる場合は、いったん植え付けを行えばそこから動かすことはないので、植え替える必要はありません。

地植えの場合は必要ない

イソトマを地植えしている場合も植え替えの必要はありません。その代わり、イソトマを最初に植えた場所から移動させることがないため、最初に植え付ける際に植える場所には十分注意を払う必要があります。ベースとなる土に栄養分を混ぜてイソトマが好む土を作って植え付ければ、何も手をかけなくても毎年綺麗なイソトマの花を見ることができます。

鉢植えの場合は一回り大きな鉢植えに植え替える

イソトマを鉢植えしている場合は、毎年4~5月に今使っている鉢より一回り大きな鉢植えに植え替える必要があります。ただしイソトマの性質上、二年目以降のイソトマは花付きが悪くなるため、最長でも二年で植え替えを終了し、次の年はタネから育てることをおすすめします。

冬越し

イソトマはオーストラリア原産の観葉植物のため、日本の寒さでは生育せず枯れてしまうことが大半です。どうにかして冬越しさせたい場合は、最低気温が5℃以上を保てる場所で管理することが必要不可欠です。特に霜には弱いため、冬は室内で温度管理を行いながらの育て方が必須です。

最低気温が5℃以上の場所に置く

イソトマを冬越しさせるには最低気温が5℃以上の場所に置く必要があります。寒い時期以外は屋外やベランダで管理している場合でも、外気温が5℃以下になる場合は必ず屋内で5℃以上の気温を保ちながら管理することが大切です。イソトマは寒さにかなり弱い観葉植物のため、この点に注意を払う必要があります。

2年目以降は花付きが悪くなるので冬越しは向かない

イソトマは2年目以降になると花付きが悪くなるので冬越しには向きません。これはイソトマの性質の問題なので、いくら肥料を与えても改善するものではありません。そのため、2年目以降イソトマを育てる場合は冬越しさせるのではなく、新しくタネから育てるほうが綺麗な花をたくさん咲かせてくれます。

花柄摘み

イソトマの花柄摘みは、イソトマの花が咲き終わったものから順に、花茎を付け根から切り取っていきます。花柄摘みを行う際も切り戻し作業の時と同様、皮膚を保護して行うようにしてください。イソトマの茎から出る白い液は毒なので、皮膚に付着したらかぶれることがあります。

花柄摘みは咲き終った花がらをマメに摘み取る行為

イソトマの花柄摘みは、咲き終わった花柄をこまめに摘み取ることが大切です。咲き終わった花柄を放置していると、イソトマが余計な体力を使うことになり、弱ってしまう可能性が高くなります。また咲き終わった花柄をそのままにすると、衛生面・病気の面からもよくないため、必ずマメに摘み取るように心がけてください。

種がつくと栄養が種のほうに取られてしまう

イソトマは種がつくと栄養が種のほうに取られてしまうため、花柄摘みは早めに行うようにしてください。イソトマの株を長持ちさせるためにも、花柄摘みは必須の作業です。タイミングを逃すと、すでに熟した種ができていることがありますが、その場合は乾燥させて冷蔵庫で保管し、次の春に発芽させて育ててあげてくださいね。

イソトマは長く開花を楽しめるので花柄摘みを行う

イソトマの株を長持ちさせ、長く開花を楽しむためにも、花柄摘みはこまめに行ってください。花柄摘みをせずにそのままにしておくと、咲く花の数が減っていきますし、イソトマ自身の体力もなくなっていきます。そのため、イソトマの花を長く楽しむためにも、花柄摘みは必ず行うように心がけてください。

【まとめ】イソトマの育て方を紹介!水やりから花柄摘みなどの手入れまで

この記事ではイソトマの育て方に関するベストな方法について解説してきましたがいかがでしたか?
  • イソトマはオーストラリア原産のキキョウ科イソトマ属の常緑宿根草である
  • イソトマは耐寒性が弱いため日本では一年草として扱われている
  • イソトマは初夏~秋にかけて星形の花を長く咲かせる
  • イソトマには様々な花の色がある
  • イソトマの育て方のポイントは「置き場所」「水やり」「土」「肥料」「切り戻し剪定」「増やし方」である
  • イソトマのお手入れには「植え付け」「植え替え」「冬越し」「花柄摘み」がある
ということが、この記事を読んで理解いただけたと思います。イソトマは寒さに大変弱い観葉植物ですが、管理の方法次第で冬越しもさせられます。またイソトマは見かけによらず毒を持っているため、扱う際には十分気を付けて剪定や花柄摘みを行うようにしてください。ぜひこの記事を参考にイソトマライフを楽しんでくださいね。 最後まで読んでいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENでは他にも様々な記事をご用意しておりますので併せてご覧ください。