PR

ツルニチニチソウの育て方!剪定方法から植えてはいけない理由まで

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

可愛い紫色の花が特徴的なツルニチニチソウ。カラーリーフとしても活躍する常緑多年草で、ガーデニングに人気です。グランドカバーとしても活躍するため、景観地でも植栽されていることがあります。地植え・鉢植えに人気のあるツルニチニチソウの育て方について気になりませんか。

そこでこちらの記事では

  • ツルニチニチソウはどんな植物なのか
  • ツルニチニチソウの育て方における置き場所・水やり・土・肥料
  • ツルニチニチソウの育て方における植え付けのポイント
  • ツルニチニチソウの育て方における剪定方法

について解説しています。

この記事を読んでいただければ、ツルニチニチソウの育て方について知識が身に付きます。ツルニチニチソウを育てるときに管理方法や育て方について詳しくなるでしょう。最後には「ツルニチニチソウは植えてはいけない」といった噂に対する疑問について紹介しているので、ぜひご覧ください。

目次
  1. ツルニチニチソウってどんな観葉植物なの?
    1. ツルニチニチソウの基本情報
    2. キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草
    3. 3月~5月頃に淡い紫色の花が開花する
    4. 一回り小さなヒメツルニチニチソウもあり、育て方が少し違う
    5. ツルニチニチソウの花言葉は「優しい思い出」
    6. 調和のとれた人間関係を育む風水効果がある
  2. ツルニチニチソウの育て方のポイント①:置き場所
    1. 日当たりのいい場所から半日陰の場所で育てる
    2. 寒さで葉が傷みやすい
  3. ツルニチニチソウの育て方のポイント②:水やり
    1. 鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水をやる
    2. 庭植えの場合は根が張った後は基本的に水やりはいらない
  4. ツルニチニチソウの育て方のポイント③:土
    1. 水はけと通気性の良い土を使って育てよう
    2. 市販の草花用培養土などでもしっかりと育つ
  5. ツルニチニチソウの育て方のポイント④:肥料
    1. 植え付ける時に緩効性肥料を混ぜる
    2. 追肥をすると大きくなりすぎるので控えよう
  6. ツルニチニチソウの植え付けのポイント
    1. 春か秋に植え付けをしよう
    2. どのくらい大きくしたいかで地植えか鉢植えかを決めよう
  7. ツルニチニチソウの剪定のポイント
    1. ツルニチニチソウは伸びすぎるため剪定が必要!
    2. 剪定をするときは株元から剪定をしよう
  8. ツルニチニチソウは植えてはいけない?理由を解説!
    1. 繁殖力が強いためこのように言われることがある
    2. 除草剤が効きづらいことも大きな理由
    3. 毒があるので子供がいると危ない
  9. 【まとめ】ツルニチニチソウの育て方!剪定方法から植えてはいけない理由まで

ツルニチニチソウってどんな観葉植物なの?

ツルニチニチソウと聞いて「ニチニチソウとは違うの?」と疑問に思う方が多いのではないでしょうか。ツルニチニチソウについてはどんな植物なのか、観葉植物なのか見ていきましょう。ツルニチニチソウの性質を理解することで、上手に育てるヒントが見つかるはずですよ。

ツルニチニチソウの基本情報

まずはツルニチニチソウの基本情報を紹介していきます。

科・属名キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
原産地南ヨーロッパ
開花時期3月~5月頃
花の色淡い紫色
別名Vinca major、ツルギキョウ(蔓桔梗)、ペリウィンクル

キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草

ツルニチニチソウはキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草です。学名は、Vinca major(ビンカ マジョール)。学名の「Vinca(ビンカ)」はラテン語の「vincire(結ぶ、巻き付く)」が由来です。「major(マジョール)」は大きいの意味。つまり、まきつきながら大きくなる植物ということです。

ツルニチニチソウの原産地は南ヨーロッパであり、開花期は3月下旬~6月上旬。葉自体は春から秋まで長く楽しめます。常緑のつる性多年草植物なので、成長に従いどんどんとつるを伸ばしていきます。日陰でも育つことからグランドカバーとしても人気です。花を咲かせたい場合は、半日陰~日向で育てます。

3月~5月頃に淡い紫色の花が開花する

ツルニチニチソウは3月~5月頃に淡い紫色の花が開花します。花色は紫だけでなく白色や青色の品種もあるため、ガーデニングにも人気です。花色だけでなく、葉色や模様が入る品種もあります。鮮やかな黄色の斑入りが入る種類や、クリーム色の覆輪が入る種類は、カラーリーフとして楽しまれています。これらのタイプの花色は薄い青系です。斑入り葉のツルニチニチソウは、花がなくても楽しめるので、地植え以外に寄せ植えにも人気があります。カラーリーフとして楽しめるツルニチニチソウも常緑タイプです。

一回り小さなヒメツルニチニチソウもあり、育て方が少し違う

一回り小さなヒメツルニチニチソウもあり、育て方が少し違います。ヒメツルニチニチソウは通常のツルニチニチソウより耐寒性が強いです。そのため、地域によってヒメツルニチニチソウであれば、屋外で簡単に冬越しができる場合があります。

ツルニチニチソウの花言葉は「優しい思い出」

ツルニチニチソウの花言葉は「優しい思い出」です。そのほかにも、「優しい」「優しい追憶」「幼馴染」などの花言葉を持っています。非常に優しい花言葉は、哲学者ジャン=ジャック・ルソーの「告白」という自伝的作品が由来です。愛したヴァランス夫人がツルニチニチソウを見かけ、その話題で他愛もなく会話を楽しんだ思い出にちなんでいるそうです。さらに、ツルニチニチソウは優しい印象を与える花色や花の形をしているので、ぴったりの花言葉と言えるでしょう。

調和のとれた人間関係を育む風水効果がある

ツルニチニチソウは、調和のとれた人間関係を育む風水効果があるとされています。ツルニチニチソウのように匍匐性の植物は、風水では「土」のエレメントを持つそうです。風水には、「五行説」と呼ばれる考え方があります。これは、木・火・土・金・水の5つの要素ですべてのものは構成されている考え方です。この5つの要素のうちの「土」は、山や石、地面そのものを象徴しており、万物の基礎。そして、すべてのものを保護して育成する性質を持つとされています。ツルニチニチソウは横に広がる姿から、調和を育むとされているのでしょう。人間関係に悩んでいる方はツルニチニチソウを育ててみてはいかがでしょうか。

ツルニチニチソウの育て方のポイント①:置き場所

ツルニチニチソウについて知ると育て方について気になりませんか。置き場所における育て方のポイントを紹介します。置き場所は植物の育て方では重要なポイントです。まずは置き場所について知っていきましょう。

日当たりのいい場所から半日陰の場所で育てる

ツルニチニチソウは日当たりのいい場所から半日陰の場所で育ててください。耐陰性は強いので日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと花が咲きません。花を楽しむためにも、なるべく日当たりの良い場所で育ててください。

寒さで葉が傷みやすい

ツルニチニチソウは寒さで葉が傷みやすい植物です。寒さには弱いので、冬は霜雪を避けられる場所に移動させてください。鉢植えであれば室内に移動させるとよいでしょう。地植えの場合は、秋に掘り起こして植え替えをした後に明るい室内に移動すると安心です。

ツルニチニチソウの育て方のポイント②:水やり

ツルニチニチの育て方における水やりのポイントをご紹介します。鉢植えの場合と地植えの場合で水やりの方法が異なるので、育て方に合わせて見ていきましょう。

鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水をやる

鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水をやってください。鉢底から水が流れるくらいにやりましょう。水やりが少ないと表面の土だけが湿って、根が張っている鉢底付近は水切れ状態になります。この場合は表面は湿っているけど水切れして枯れる原因になるので気を付けてください。また、水やり後に溜まった水は、こまめに捨ててあげることで、根腐れを防ぐことが可能です。

庭植えの場合は根が張った後は基本的に水やりはいらない

庭植えの場合は根が張った後は基本的に水やりはいりません。植えつけ直後と真夏の雨が降らない日に水やりする程度で十分です。ガーデニングでは、水やりは大変な作業なので地植えで水やりが必要なければ、初心者の方でも簡単に育てられるでしょう。

ツルニチニチソウの育て方のポイント③:土

ツルニチニチソウの育て方における土について解説していきます。どのような土がいいのか、どんな肥料を選べばいいのかがわかりますよ。

水はけと通気性の良い土を使って育てよう

ツルニチニチソウは水はけと通気性の良い土を使って育ててください。水持ちがよすぎる土は根腐れの原因になります。粘土質の土には気を付けましょう。とはいえ、水はけが良すぎると土がすぐに乾燥して水やりが大変です。水はけと通気性が良いながらも、保水性がある程度確保できている土で育ててください。

市販の草花用培養土などでもしっかりと育つ

市販の草花用培養土などでもしっかりと育ちます。どんな土が良いか迷った際は、市販の草花の園芸用土を使いましょう。初心者でも草花用培養土であれば、ツルニチニチソウを簡単に育てられます。

ツルニチニチソウの育て方のポイント④:肥料

ツルニチニチソウの育て方における肥料の与え方のポイントを解説します。ガーデニング初心者は、「植物には肥料を上げれば大丈夫」と考えがちです。ツルニチニチソウの場合は、肥料が必要なのか、どの程度与えるのかを見ていきましょう。

植え付ける時に緩効性肥料を混ぜる

ツルニチニチソウを植え付けるときに緩効性肥料を土に混ぜてください。緩効性肥料はゆっくりと長期間効果を発揮するので、根の負担になりにくくツルニチニチソウの育ちが良くなります。緩効性肥料の種類によって根に触れてはいけないものもあるので、土に混ぜ込む場合は肥料の説明をチェックしておきましょう。粒状の緩効性肥料であれば、土に混ぜ込みます。粒の大きい置き肥タイプは株元に置いてください。

追肥をすると大きくなりすぎるので控えよう

追肥をすると大きくなりすぎるので、肥料のやりすぎは控えてください。本来ツルニチニチソウは肥料が少なくても十分に大きく育ちます。追肥で置き肥や液肥を与えすぎると、どんどん大きくなって管理が大変になるかもしれません。追肥は少なめに与えるか、また得ないで管理した方が安心です。

ツルニチニチソウの植え付けのポイント

ツルニチニチソウの育て方における植え付けの時期、地植えか鉢植えかの決め方などのポイントを紹介します。植え付けや植え替え時期を間違えると、上手に育たないので注意してください。

春か秋に植え付けをしよう

ツルニチニチソウは春か秋に植え付けをします。春や秋の生育期であれば、植え傷みをしてもすぐに回復して元気に育つでしょう。夏や冬は生育が緩慢です。生育が良くないときに植え付けると、植え傷みから回復することができず、栽培しても枯れる恐れがあるので、注意してください。

どのくらい大きくしたいかで地植えか鉢植えかを決めよう

ツルニチニチソウは、非常に生育旺盛な植物です。どのくらい大きくしたいかで地植えか鉢植えかを決めるとよいでしょう。地植えの場合は、グランドカバーになるほど広がります。どんどん大きくなるので、花壇でグランドカバーとして楽しみたい方におすすめです。それほど大きくしたくない場合は、鉢植えで育ててください。鉢植えは土の量が限られており、根が広がる範囲が地植えより少ないため、あまり広がりません。生育も比較的抑えられます。大きくしたくない場合は鉢植えで栽培するとよいです。

ツルニチニチソウの剪定のポイント

ツルニチニチソウはの育て方における剪定のポイントを見ていきましょう。ツルニチニチソウはどんどん伸びる植物なので、剪定は非常に重要な作業です。

ツルニチニチソウは伸びすぎるため剪定が必要!

ツルニチニチソウは伸びすぎるため剪定が必要です。地植えでも鉢植えでも剪定は育て方においてポイントになります。伸びすぎると、株元がスカスカになって見栄えが悪くなることも。伸びた枝を半分ぐらいでバッサリ切ると株元から新しいツルが伸びたり脇芽から新芽が出てきたりします。また、伸びる過ぎるほど管理が大変になるので、適度に剪定を繰り返して大きさを整えてください。

剪定をするときは株元から剪定をしよう

ツルニチニチソウのツルを1本1本剪定するときは、株元から剪定してください。大きくなりすぎた株を全体的に切る場合は、半分くらいの長さでバッサリ切りますが、一部分のツルだけを切る場合は、株元から剪定します。一部分をバッサリまとめて剪定すると見栄えが悪くなるためです。

ツルニチニチソウは植えてはいけない?理由を解説!

「ツルニチニチソウは植えてはいけない」なんて噂を聞いたり見たりしたことがありませんか。そのような噂があると、育てるのに躊躇してしまいますよね。ここでは、「植えてはいけない」と言われる理由を解説します。

繁殖力が強いためこのように言われることがある

ツルニチニチソウは繁殖力が非常に強いため、「植えてはいけない」と言われることがあります。生命力・繁殖力が強すぎて雑草化してしまうためです。手に負えなくなったツルニチニチソウは、他の植物を飲み込むように広がっていきます。花は可愛くカラーリーフやグランドカバーにも活躍しますが、花壇がツルニチニチソウだけになってしまうこともしばしば。そのようなことになるので、ツルニチニチソウは植えてはいけないと言われるのでしょう。地植えする場合は、定期的に剪定を心がけてください。

除草剤が効きづらいことも大きな理由

ツルニチニチソウは除草剤が効きづらいことも大きな理由です。繁殖力が強く雑草化した場合は、除草剤で枯らす方法もあります。しかし、ツルニチニチソウは除草剤が効きにくく、ツルが残っていると、節目から根が伸びて新たに増えるので厄介です。さらに周囲に大切な植物や花、植木があると除草剤の使用は躊躇われるでしょう。地植えした場合は、なるべく大きくなりすぎないように定期的に剪定をしてください。または、鉢植えで育てて、地植えは控えるとよいかもしれません。

毒があるので子供がいると危ない

ツルニチニチソウは毒があるので、子供がいると危ないため「植えてはいけない」と言われています。小さな子供は、なんでも口にする危険があるので、注意してください。また、犬や猫などのペットも気を付けましょう。毒の成分は、アルカロイド。キョウチクトウ科の植物が共通して持つ毒です。口にすると腹痛や吐き気、しびれなどを引き起こします。決して口にすることがないようにしてください。

しかしながら、ヨーロッパでは、ツルニチニチソウは腸出血や子宮出血などの内臓出血の止血に使用する民間療法もあるようです。日本では使用されることはないので、間違っても治療目的で使用しないでください。

【まとめ】ツルニチニチソウの育て方!剪定方法から植えてはいけない理由まで

ここまでツルニチニチソウの育て方について解説してきましたがいかがでしょうか。

この記事のポイントは

  • ツルニチニチソウはキョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の常緑つる性多年草で、青や紫、白色の風車のような可愛らしい花を咲かせる植物であり、ガーデニングに人気
  • ツルニチニチソウの育て方は、「置き場所:半日陰~日当たりの良い場所」「水やり:地植えはほったらかしでOK・鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷり」「土:水はけと通気性の良い土で育てる」「肥料:基本的には必要はないが、与えるなら春と秋」が重要
  • ツルニチニチソウの育て方における植え付け方は「春か秋に植え付ける」「大きく育てたい場合:地植え」「小さく育てたい場合:鉢植え」がポイント
  • ツルニチニチソウの育て方における剪定方法は、「大きくなりすぎたら、全体を半分ほどの長さでバッサリ剪定」「ツルを1本1本切る場合は、株元から丁寧に切る」
  • ツルニチニチソウは「大きくなりすぎる」「除草剤が効きにくい」「毒性があるって危ない」ことから、植えてはいけないと言われることもある

です。

ツルニチニチソウの育て方について詳しく知ることができたのではないでしょうか。この記事を参考に、ツルニチニチソウを育ててみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENにはほかにもたくさんの記事を用意しておりますので、ぜひご覧ください。

執筆者Profile

長岡孝樹

社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)デザイナー。「お花や観葉植物で日常を彩る」を実現するためにWebメディアTOKYO KOTOBUKIENを運営中。メディア運営だけでなく、Amazonや楽天にも自社商品を出店。フラワーデザイナーの知識を活かし自社商品の提案など幅広く行う。